こんにちはシーカーズです
ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントのブログと動画、週間株為替予想です
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ニューヨークダウの予想と注意ポイント
12月1日の終値を中心に1月4日の終値を高値3月8日の終値を安値として基準線を引いています
ピッチフォークです
そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
今週のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は34,000ドルから35,800ドルです
予想値幅下限は直近高安の半値基準と12月と1月の調整時に底値を付けた価格を、上限は直近高値の価格を目処に設定、34,600ドル周辺で底値を固めて再上昇へ向かう展開を予想します
ただテクニカル的にはもう少し強い調整をする可能性が高いと判断していますので、34,000ドルまでの調整の可能性を考慮しておきたいと思います
先週はコモディティ価格、特に原油価格の下落が支援材料となり強い展開を見せることが多かったニューヨークダウですが、木曜日には月末と年度末の売りが重なったようで強い下落を見せてきましたが、金曜日には底値を試すような動きを見せています
今週の主なイベントですが月曜日の2月製造業新規受注の市場予想は前月比悪化ではありますが、それ以外は基本的に横ばいの見通しです
月曜 2月製造業新規受注 火曜 2月サービス・総合購買担当者景気指数 3月ISM非製造業景況指数 水曜 FOMC議事要旨
水曜日のFOMC議事要旨は気になりますが、パウエルFRB議長の発言内容から強い利上げ姿勢はすでに織り込まれていると考えていますので、株式市場には大きなインパクトにはならないだろうと考えています
チャートのテクニカルでは大きな高安の半値基準と一目均衡表の雲を下支えに下落するのを粘っている状態です
ピッチフォークの中央線で上値を抑えられるように反落してはいますが、これは後からピッチフォークを引いたらそこで頂点を付けていただけですので偶然くらいに思っておいてください
ただ今後はこのピッチフォークのラインが目処に使える可能性はあります
直近高安の半値基準がここまでの調整の下落時に底値として機能することが多いですので、34,000ドル周辺までの下落には備えておいても良いのではと考えられます
ただ1月5日と2月10日の高値を結んだ下落トレンド相場の上値抵抗線をすでに上抜けていますので、ニューヨークダウの今後の値動きは下落方向への推移では無く、一旦調整したとしても中期的には上昇方向への推移を継続するだろうと見込んでいます
34,000ドルまでの調整に入るかどうかの分かれ目は一目均衡表の雲と高安の半値基準、そして昨年6月18日と12月1日の終値を結んだ下値抵抗線を下抜けてくるのか、それともこの周辺で下値固めをできるのかにかかっていると考えています
今週は下値抵抗として働きそうな水準が34,600ドル周辺に密集していますので、ここは大事なポイントになるだろうと考えています
34,000ドル周辺への調整で気を付けたいのがボラティリティです
下落時の速度が速いと終値基準では概ね34,000ドル周辺で下落が収まるものの、日足で見ると33,600ドルあたりまでは値幅を広げる可能性がある点には注意が必要だと思います
インジケーターではADXが17台まで下落していてレンジ相場へと移行していると判断しています
RSIはそこまでの過熱感のある水準までは上昇しなかったもののシグナルとのデッドクロスを見せていて、一旦の調整相場への転換シグナルを出しています
MACDもシグナルとの乖離幅を縮小中で、大幅な下落に発展するのかはMACDのシグナル下抜けが起こった後に下落時のボラティリティがどこまで高まるかで決まりそうです
DMIでは-DIの+DI上抜けが起こっていますがこれもネガティブなシグナルです
ニューヨークダウへの市場環境自体はそこまでネガティブな状態では無いと判断していますが、テクニカル的には一旦の反落の可能性を示唆するシグナルがいくつか出ています
強い調整に入ると考えるほどではありませんが、もう少し下押ししてもおかしくない状況だと考えられます
価格帯では34,600ドル周辺は底堅いだろうと判断できるものの、インジケーターはもう少し下押ししてもおかしくないことから下値は34,000ドル周辺まで広げておいて、下落時のボラティリティが高まった場合日足自体は33,600ドル程度まで足を延ばす可能性を考慮しながら取引した方がいいだろうと考えています
以上のことから今週のニューヨークダウは、34,600ドル周辺で底値を固めて再上昇へ向かう展開を予想します
ただテクニカル的にはもう少し強い調整をする可能性が高いと判断していますので、34,000ドルまでの調整の可能性を考慮しておきたいと思います
ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです
上昇方向は35,800ドルの上抜けです
この値動きが起こるとすると、恐らくですが週前半に35,400ドルまで到達、ピッチフォーク中央を上抜けて強い展開に入っていると考えられます
この値動きに入った場合ニューヨークダウは今週の予想より強い値動きへ移行、そのまま36,400ドルを目指す展開へと入って行く可能性が高まります
インジケーターの変化から今週中にここまで強い上昇が起こることは無いだろうと考えていますが、一応注意しておきたいと思います
下落方向は34,000ドルの終値基準での下抜けです
多少は下抜ける可能性はあるものの、大きく下抜ける場合と日中のボラティリティを伴わずツコツと下抜ける場合には特に要注意です
相場の外部環境が想定より悪化してここから横方向レンジ相場へと移行する可能性が高まります
34,000ドル周辺はここからの上昇相場予想にとってかなり重要な価格帯ですので、今週も注意して見ていきたいと思います
ナスダックの予想と注意ポイント
チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
今週のナスダックの予想は下落、予想値幅は13,800ポイントから14,800ポイントです
予想値幅下限は3月の最初の反発局面で付けた高値の価格を、上限は昨年7月から8月にかけてもみ合った価格帯の上値の価格を目処に設定、週内はもう少し調整する場面はあるもののそこからは反発する展開を予想します
先週は米長期金利の高値からの下落もあり堅調な値動きを見せていましたが、木曜日にニューヨークダウ同様強い下落を見せはしたものの金曜日には底堅い値動きとなっています
先週のナスダックの予想は完全に失敗しました
週初予想では上値を試しても14,600ポイントまでだと考えてそこを上昇方向の注意ポイントにしたのですが、水曜日の予想の時に上抜けが起こって上昇方向へと予想を変更、ですがここが頂点になって反落してしまいました
予想値幅の余裕幅をもっと持たせるべきでしたが、結構ギリギリの所でしたので次の予想にどう生かすべきかいまだ反省中です
今週の主なイベントで気になるのは水曜日のFOMC議事要旨ですが、これはニューヨークダウの所でもお話ししましたが大きな波乱材料にはならないだろうと見込んでいます
月曜 2月製造業新規受注 火曜 2月サービス・総合購買担当者景気指数 3月ISM非製造業景況指数 水曜 FOMC議事要旨
ただナスダックに関しては指数がグロース株の価格の上下に大きく影響されますので、米長期金利に急激な上昇が起きないかどうかには一応気を配っておいても良いかもしれないと思っています
チャートのテクニカルでは大きな高安の半値基準と一目均衡表の雲を支えに下げ渋り底堅い値動きを見せています
この水準は昨年の7月と10月にも調整時に下げ渋った水準で、ナスダックが底堅い値動きを継続するのであれば底値になりやすい価格帯だと考えられます
ここを下抜けてしまうと直近高安の半値基準13,500ポイント周辺が下値支持としては強いと考えられますので、ここまでは反落してしまうかもしれません
ただ仮にここまで反落したとしても、1月から続いた強い下落トレンドの高値のポイントである1月4日と2月10日の終値を結んだ上値抵抗線はすでに強く上抜けていますので、それ以上の強い反落はしないだろうと見込んでいます
ただ1月の下落時の様に相場のボラティリティが高まっている場合は、13,200ポイント周辺までは値幅が広がる可能性がある点には注意が必要だと思います
インジケーターではADXは下落基調で24台まで低下、下落速度は少し緩やかになり下落トレンド相場からの強い巻き戻しが一旦終わろうとしているタイミングに入っていると判断しています
RSIは55台をシグナルの下抜けを見せながら下落、相場の一旦の反転シグナルを出しています
MACDはシグナルとの乖離幅を縮小中で、今回の反転上昇相場の勢いが一旦弱まったことを示しています
強い相場調整のシグナルでは無いものの、一旦の調整に入る兆候を示すシグナルが出ています
米長期金利の今後の値動きにはまだ不透明なところはあるものの、急落を起こすほどの強い過熱感もありませんので、一旦は強い上昇からの揺り戻しはあるものの相場展開としては今後も堅調な値動きを継続していくのではと考えています
以上のことから今週のナスダックは、週内はもう少し調整する場面はあるもののそこからは反発する展開を予想します
ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです
上昇方向は15,000ポイントの上抜けです
特に週前半の上抜けには注意したいです
15,000ポイントの先の上値抵抗は昨年9月に付けた高値15,400ポイント周辺が考えられます
相場展開としてはそこまでは上昇してくるような強い推移が考えられます
ナスダックが底値を予想より早く金曜日の時点で付けている場合には、この値動きが起こる可能性があります
ただ週前半に15,000ポイントを上抜ける場合は、上値目処は今回の下落が始まった際の高値15,900ポイントまで引き上げられると思います
ここまでの急反発をもう1度見せてくるような上昇になると思いますので、乗り遅れないように注意したいところです
ただ15,900ポイントまで上昇した後は、比較的強い反落が起こる可能性も高いだろうと考えていますので、その点にも注意した方がいいかもしれません
下落方向は13,500ポイントの下抜けです
ここは以前の高安の半値基準なのですが、今年に入ってから相場が反対方向へと動き始めるポイントになっています
ここを下抜けるとそのまま最安値を目指す弱い相場展開に入る可能性があり要注意だと考えています
今週ここまで下落する場合日中のボラティリティが高まっていることが考えられますので今年1月末の様に少し下抜ける可能性がある点には注意が必要ですが、今後の相場展開が上昇方向から横ばい方向へと変化するポイントになると考えていますので注意して見ていきたいと考えています
日経平均の予想と注意ポイント
チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
今週の日経平均の予想は下落、予想値幅は27,000円から28,400円です
予想値幅下限は大きな高安の半値基準の価格を、上限は直近高値の少し上の価格を目処に設定、週前半はもう少し下押しして底値を固めた後に再上昇する展開を予想します
先週は3月末配当の権利落ちを大きな下落も無くこなしたのですがアメリカ株の下落に引っ張られる形で週末にかけ強く下落をしてしまいました
今週の主なイベントは金曜日に控えている2月国際収支・貿易収支です
金曜 2月国際収支・貿易収支
円安と原材料高がどの程度貿易収支に影響を与えているのか気になるところです
特に原発の稼働停止が始まってから火力発電に頼る面が大きく、天然ガスや原油の価格高騰がどこまで影響してくるのか気になるところです
長期的にみると日本の円安要因になりますので、株価にとっては多少ポジティブな面はあるかもしれませんが、私たちの生活自体は苦しくなるでしょうから複雑な心境です
海外系証券会社の動向ですが、オプションではABNアムロが週末の3日間は大きくポジションを傾けて取引していたものの、225miniではその反対売買を行う形になっていますので普段の裁定取引を行っているものと判断しています
225miniの6月限の建玉残ですが、東証から毎週の発表がありませんので正確な数値ではありません
これはあくまで参考までに見ておいてください
ABNアムロはPUTとCALLの両方で27,000円と27,500円と28,000円の3か所での取引量が大きくなっています
そのため、この価格帯で相場が激しく動き始めないかちょっと注意しておきたいと考えています
先物ではCTAの2社とグローバルマクロの3社はまちまちではっきりとした傾向は見いだせないものの、気になるのは長期のバンクオブアメリカです
225ラージとTOPIXの6月限で建玉を減少させています
週明けの月曜日にJPXから金曜日の建玉残が発表されそこで時間外での取引高が加わりますので、その段階で建玉残がどう変化しているのか確認したいところではありますが、特にTOPIX先物の建玉残の減少傾向はかなりはっきりしていますので注意しておきたいところです
バンクオブアメリカは今後の日本株の動向をネガティブに予想している可能性があります
チャートのテクニカルでは昨年9月14日と1月5日の終値を結んだ下落トレンド相場の上値抵抗線に頭を押さえられるように反落、日経平均は相変わらず上昇方向へのもう1歩を踏み出せずにいます
アメリカ市場の上昇やドル円相場の安定的が円安気味の推移が無いと、一旦は今回の反発相場の高安の半値基準、26,500円周辺までの下落が起こる可能性があります
金曜日の取引は一目均衡表の雲で何とか下げ止まっていますし、この水準は昨年10月と12月の下落でも下値として機能した水準ではありますので今週初めから反発できれば再上昇する可能性はあるものの上下どちらに動き始めると判断するべきか悩むところです
下落トレンド相場のもう一つの上値抵抗線と考えられる1月4日と2月10日の高値を結んだ線は大きく上抜けていますのでそこまで強い調整をするとも思いませんが、相場展開によっては26,500円までの下落があり得る点には注意が必要でしょう
インジケーターではADXは25台半ばを横ばい気味に推移、一旦の高値でのレンジ相場へと入って行きそうな雰囲気があります
まだ水準自体は高いのでトレンド相場ではあるのですが、ここからADXは下落する公算が高そうだと判断しています
RSIはシグナルの下抜けを起こしていて56台後半まで下落、相場が一旦の転換点を迎えているシグナルを出しています
MACDは横ばい気味に推移してシグナルとの乖離幅を縮小中でここまでの強い上昇相場が転換点を迎えているのがうかがえます
DMIでは-DIがADXを上抜け弱気サインを出していますが、ADXは強い上昇を見せていませんので弱い下落シグナルと考えていいのではと思っています
この後+DIがADXを下抜けて強く下落する場合は、強い調整の下落が発生する可能性が高まりますので、今週はこの辺りを気にかけて見ていきたいところです
相場観は上目線だと考えていますのでそこまで強い下落にはならないと考えてはいますが、高い確率で一旦の調整へ入るのではと言った感じです
今回調整に入る時に気を付けたいのがその勢いです
3月に底値をつけたタイミングを見てみると一般的にアイランドリバーサルと言われる離れ小島の様になっている場所があります
ここを大底に日経平均は一気に強い反発に入っているのですが、先週までの値動きは逆に天井圏のアイランドリバーサルを形成する可能性が出てきています
予想では強い下落は起こらないと考えていますので恐らく大丈夫だと考えていますが、金曜日の終値基準から窓を開けて一気に強い下落を見せてきた場合には、テクニカル的にはかなり強い反落が発生するタイミングにいることも注意しておきたいところです
起こらないとは考えていますが、ちょっと注意して見ていきたいポイントです
以上のことから今週の日経平均は、週前半はもう少し下押しして底値を固めた後に再上昇する展開を予想します
ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです
上昇方向は28,400円の上抜けです
今週中にこの値動きが出てくる場合、昨年9月14日と1月5日の終値を結んだ下落トレンド相場の上値抵抗線を上抜けてきます
日経平均の今後の値動きは上昇傾向だろうと予想していますのでいつかは上抜けは起こる事ではあるのですが、今週中に28,400円まで上昇すればこの上値抵抗線をついに抜けてきます
ここまでの上昇時にずっと蓋のように機能していましたので、上抜けが起こった後は強い上昇が起こる可能性がある点には注意が必要だと思います
今週中にこの上抜けが起こるのであれば、目指す高値は30,000円台あたりまで高まるだろうと考えていますが、残念ながら今週の予想ではそこまで強い値動きはしてこないと思っています
下落方向は27,000円の下抜けです
日経平均の下落方向への調整が予想より強い場合に起こる値動きです
この場合目指す下値は25,800円から26,300円、この辺りを目指して下落を継続すると考えられます
一番の問題は下落するときの底値が切り下がるという点よりその後の相場展開が変化する可能性がある点です
今のところ日経平均の今後の見通しはまだまだ上昇すると考えています
ただ下落方向の注意ポイントの値動きに入ってしまうと、日経平均は横ばい推移へ変化してしまう可能性が高まってしまいます
相場の今後の中期的な展開の見通しに変化が起こるポイントとしても注意しておきたい下抜けです
ドル円相場の予想と注意ポイント
チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
今週のドル円相場の予想は円安、予想値幅は121円50銭から126円00銭です
予想値幅下限は先週の円高水準の価格を、上限は2015年の円安水準の価格を目処に設定、121円50銭から126円00銭の間で円安推移しますが方向感は出にくい展開を予想します
先週は日銀の連続指し値オペという強烈な材料で強い円安推移を見せる場面はあったものの、一旦の米長期金利の低下や地政学リスクの低下を材料に円高推移、高値からの調整を行いました
今週の主なイベントですが週初から切れ目なく続きます
月曜 ベイリーBOE総裁発言 火曜 豪中央銀行政策金利 水曜 FOMC議事要旨 木曜 ECB理事会議事要旨 金曜 日本2月国際収支・貿易収支
オーストラリア中央銀行の政策金利は現状維持、FOMC議事要旨に関してはすでに織り込み済みと考えていますが、ベイリーBOE総裁の発言は何が出てくるかわからないので油断できません
そしてちょっと気になるのが金曜日に予定されている日本の2月国際収支・貿易収支です
先月に引き続き2月も赤字予想となっていますのでこれは円安要因となります
チャートのテクニカルでは黒田ラインと目される125円へのタッチこそありましたがそこで反落、現在は122円50銭あたりを推移しています
この価格帯は2015年に推移したレンジ帯に納まっていて、当時の高値は126円、安値は122円、レンジを下抜けた場合は120円50銭、おおむねこの価格帯での推移をしていました
一度120円50銭を強く下抜けて118円台に突入した場合は、118円50銭から122円までのレンジ相場へと移っていくと予想されます
今回の円安推移の場合121円30銭までは一旦円高に振れていますので、2015年に比べると少し円高気味のレンジ相場へと入って行く可能性があります
ボリンジャーバンド中央との接触もしていて一旦の調整は終わっていると考えられますので、今後は121円50銭を底に126円までの間を推移する展開が予想として有望ではと考えています
今後126円まで高値が上がった場合、直近高安の半値基準は120円50銭周辺となって、2015年同様今回も120円50銭を下抜けた場合はもう1段下のレンジ相場へと移行していくのではと言った感じです
今のところそこまでの円高推移を開始する要因も見当たりませんので、121円50銭から126円までの価格帯が主な値動きのレンジになるだろうと予想しています
インジケーターではADXは48台を上昇推移、上昇力こそ落ち着いてきていますが相変わらず強いトレンド相場を継続しています
MACDは下落に転じていましたが横ばいに変化、シグナルとの乖離幅は縮めていて一旦の強い円安推移を終えた可能性が高まってはいますが、強い反落を起こすような兆候は今のところありません
RSIは高値からシグナルの下抜けをしていますが、強いトレンド相場の中にいると判断していますので転換サインとしては効果が無いと考えています
DMIでは+DIがADXの下抜けをしてきてはいますが、これも相場が一旦の高値を付けた可能性を示すものではあるかもしれませんが、強い調整を行う兆候はありません
インジケーターはここまでの一方的な強い円安推移が一旦終わり相場の値動きが落ち着いた推移をしようとしている兆候を示してはいますが、強い調整の兆候は無く今後も緩やかに円安推移が続く可能性もある状態です
強い円安推移が起こるとは考えていませんが、今後も126円を試すような値動きが続く可能性は残っていると言った感じです
以上のことから今週のドル円相場は、121円50銭から126円00銭の間で円安推移しますが方向感は出にくい展開を予想します
ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです
上昇方向は126円00銭の上抜けです
このラインを上抜けてくるとそこから先は天井知らずの強い円安推移が起こる可能性があります
125円には黒田ラインと目される上値抵抗があると考えていますので、ここまで強い円安推移が起こると為替介入が行われる可能性はありますが、それまでの間は強い円安推移が続く可能性があります
126円から先の上値目処は135円周辺ですが、ここまでの円安を政府も日銀も許容するとは考えづらく、恐らくどこかのタイミングで急激な円安推移に対する為替介入をしてくると思います
ただそのタイミングはわかりませんので、上値目処も想定しにくいです
強い円安推移と為替介入への思惑でかなりボラティリティの高い相場展開に入って行くと想定されますので要注意な値動きだと思います
下落方向は120円50銭の強い下抜けです
予想の所でもお話ししましたが、ここを下抜けてくるとその後の相場展開は118円50銭から122円までのレンジ相場へと変化する可能性があります
そこから急激な円高推移を起こすとも思えないのであまり心配しないでもいい範囲ではありますが、横方向のレンジ相場に変化する際に下値目処が変わってきてしまいますので注意しておきたいポイントだと考えています
最後に
遂に高値から一旦の揺り戻しのような下落を始めた株式市場ですが、今のところ大きな反落はしないだろうと予想しています
引き続き商品市場には不安定な値動きが続いていますが、原油価格は高値追いから適正価格を探す上下へと変化していて地政学リスクの低下を感じています
まだ油断はできないものの今回の株式市場の下落は強い上昇からの揺り戻し、ブランコで前に行った後の後ろに戻っている状態だと考えています
ブランコのように同じところを行ったり来たりではちょっと困るのですが、相場は上を目指してくれると思います
一方、急激な円安推移をしてきたドル円相場にやっと一息つくのかなと言った値動きが出てきました
金曜日の値動きは相変わらずボラティリティが高く油断はできない状態ですが、さすがにここまでの一方的な円安推移のようなことは起こらないのではと思える展開に入りつつあります
こちらはこのままもう少し落ち着いた価格帯での推移に入って一定の価格帯でブランコの前後のような値動きに入ってくれるといいのですが、落ち着きを取り戻す兆候はあるもののまだまだ油断は禁物です
それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です
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