【日経平均・TOPIX】米株と為替の推移のバランス、短期と中長期どの時間軸で判断をするのかが大事になる相場展開【週間日本株予想 2024/5/6~】

日経平均・TOPIXの週間予想

こんにちはしーさんです
日経平均とTOPIXの予想を毎週土曜日に配信している週間日本株予想です
最新情報をチェックするためにチャンネル登録をしていただき、コメントやグッドボタンで反応をしていただけると励みになりますので、お時間がございましたらよろしくお願いいたします
また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください
日々の相場の振り返り動画の公開や月曜日から木曜日までは夜8時ごろからライブ配信も行っておりますのでそちらもよろしくお願いいたします

【日経平均・TOPIX】米株と為替の推移のバランス、短期と中長期どの時間軸で判断をするのかが大事になる相場展開【週間日本株予想 2024/5/6~】
アメリカ市場が上昇すると為替の円高推移が起こるという相場環境のため日本市場は強く上昇できない可能性がありますが、週内には個別企業の決算が控えておりこちらが上昇バイアスをかけてくれる可能性が期待されます。直近の相場で気を付けたいのが時間軸で、...

1週間の振り返りと今週の予定

日本市場の1週間の推移

ここ1週間の値動きですが、月曜日は休場、火曜日は前日のアメリカ市場でハイテク株の上昇が目立ったことから半導体関連中心に主力株に買いが入り日経平均は上昇しTOPIXは大幅上昇、水曜日は前日のアメリカ株安を受け下落も売り一巡後は株価指数先物に買い戻しが入る形で下落、木曜日は前日の米ハイテク株安を受け売り先行も押し目買いが入り下げ幅縮小し小幅下落、金曜日は休場で週の取引を終えました

前回はエンベロープ中央線付近までの上昇推移の可能性はあるものの下押される展開を予想しました
両指数ともに予想値幅付近の推移で収まっているものの、TOPIXの推移は予想よりも強い展開に入っている印象がありますが、おおむね予想通りの展開だったと考えていいかなと思っています

日本市場の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、あまり大きな材料がありません
まず月曜日は休場となります
金曜日には貿易収支が発表され黒字に転換する見通しですが、バイアスとしては中立予想です
注意したいのはこの発表が行われた後に若干円高バイアスがかかる可能性がある点で、為替からのバイアスを受ける銘柄に関しては個別に注意が必要かもしれません
また週末はSQとなりますので水曜日前後からの推移でボラティリティが高まる可能性がある点に注意が必要だと考えています

日本での主な企業業績の発表

日本での企業の業績発表ですが、かなり注意が必要だと考えています
相場へのバイアスを大きくかけてくる大手企業の業績発表が多いことも注意が必要ですが、特に本決算が多い点にも警戒が必要だと考えています
場中決算の銘柄の中でも大手が集中する水曜日の日本郵船・伊藤忠商事・トヨタ自動車と金曜日の日本電信電話・大和ハウス工業の2日は相場が荒れる可能性があります
特に水曜日に関してはかなり警戒した方が良いと思います
週内の相場へのバイアスは経済指標よりも個別企業決算の方が強いものとなるのではといった見通しです

アメリカ市場での主なイベント

アメリカ市場の週内のイベントですが、あまり強いバイアスをかけてきそうなものがありません
大切になりそうなのは金曜日のミシガン大学消費者態度指数ですが、こちらは鈍化見通しで上昇バイアス予想ですが、その際に気を付けたいのが1年先の期待インフレ率がどのような推移をするかです
前回発表時は2.9%から3.1%へ上昇、今回も上昇するようであれば下落バイアスとなりかねない点に注意が必要だと考えています
これ以外にも木曜日の前週分新規失業保険申請件数は市場予想が出ていませんが、材料薄の中ですので通常より強く材料視される可能性がある点に注意が必要だと考えています

アメリカでの企業業績の発表

アメリカでの企業の業績発表に関してですが、火曜日引け後のウォルト・ディズニー、木曜日引け後のワーナーミュージックあたりが気になりますが、前週までに比べると相場へのバイアスは弱い展開となりそうかなと予想しています
相場の大きな流れを変えるほどのものは無いだろうといった感じです

日経平均の予想と注意ポイント

日経平均の予想値幅

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は37,550円から39,450円です
予想値幅下限は4月26日の安値の価格を、上限は2月28日の高値の価格を目処に設定、あまり強くない形での上昇推移を継続する展開を予想します

日経平均の投資主体別売買動向

投資主体別売買動向ですが、休場を挟むことで発表日がずれています
5月7日になるまで4月26日までの動向がわからない状況です

日経平均の15日騰落レシオ

15日騰落レシオですが、低下傾向となっています
6日騰落レシオが一旦ピークを付けるように上昇しましたがこちらも低下傾向となっていて過熱感は高くないものと判断しています

日経平均の指数ベースPER

日経平均の指数ベースPERですが、22.55と依然として高水準を維持しています
今のところ相場の推移の目処には用いることが難しそうです
相場が下落した場合には22倍の37,300円周辺が一旦の底値に、上昇した場合には24倍の40,700円周辺が天井になる可能性がありそうだとは考えられますが、直近の値動きを予想する上では特に材料にはならないだろうと考えています

日経平均の空売り比率

空売り比率ですが41.6と40は上回っていますが若干低水準で推移している印象です
2024年に入ってから空売り比率は低水準になる傾向がありましたが、2023年までの推移であれば現在はどちらかというと天井圏に近い水準で、まだ売り余力が残っている状態だと考えられるかと思います
年初からの一方的な上昇推移で低い水準に押し込められていましたが、以前の状態に戻ったと想定した場合には下落余地がある水準と判断できるものと考えています

日経平均の裁定取引の残高

裁定取引の残高は買い残の減少が続いています
日経平均の下落と併せるような推移となっていて、海外勢が買い向かっていない可能性があるのではと警戒しています
投資主体別売買動向が発表されていないため、今回の予想では裁定取引の買い残の減少から海外勢の動向を考えることとしたいと思います

チャートのテクニカルでは、火曜日の上昇でボリンジャーバンド中央線の上抜けを見せエンベロープ中央線へ接近、それ以降は下押される形となっています
ただボリンジャーバンド中央線の下抜けは見せておらず底堅い推移でもあります
日本市場の推移で若干気になるのは日中の動向で、一旦下押されて買いが入る展開は好感が持てるものの、その推移は前場に限られており後場は横ばい気味に推移することが多くなっています
投資主体別売買動向がわからないため強くは判断できないのですが、裁定取引の残高の推移から考えても海外勢の買いが弱まっている可能性があるのではという点を警戒しています
この傾向は日経平均だけではなくTOPIXも同様ですが、この予想が当たっている場合は上昇の勢いが以前ほど強いものにならないような相場展開を警戒すべきだろうといった感じで考えています

日経平均の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では75日単純移動平均線に下押される形となっている点はネガティブです
上から25日単純移動平均線が低下してきていますので、こちらに反発時の頭を抑えられないかにも警戒が必要だと思います
ただ下値を切り上げるように調整を続けていて、100日単純移動平均線からも乖離幅を維持している状態ですので、この辺りは底堅い推移をしていると考えられると思います

DMIではADXは20代前半を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

日経平均のRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの上を横ばい推移、強弱の分かれ目である50を下回った推移をしている点は若干ネガティブですが、直近はRSIシグナルの上での推移に終始している点はポジティブだと判断しています
RSIが50を上抜けてくると相場が好転しそうですし、下落してもRSIシグナルを下支えにできれば底堅い相場展開が続きそうです

MACDはMACDシグナルの下を上昇推移、まだゴールデンクロスを見せていません
今のところ下落トレンド相場が終了していない状態です
火曜日以降に上昇を見せればすぐにゴールデンクロスをすると思いますので、その時点で下落トレンド相場が終了したという判断をできそうです
状況としては決して悪くはありません

週内の推移で問題となるのは、アメリカ市場が堅調な推移を見せる可能性がある一方でその買い意欲がそこまで強いのか若干疑問が残る点、そしてその上昇の材料となっているのがFRBの利下げ観測の強弱感であり、これはアメリカ市場の上下とは反対方向へと為替の推移が発生する可能性がある点です
端的に言ってしまえばアメリカ株が上昇しても円高推移で日本株は下押されるといった感じです
また直近の投資主体別売買動向が発表されていないためはっきりとは申し上げられないのですが、海外勢の買いが戻ってきていない可能性があり上昇が前場で終わってしまう展開が続いてしまうかもしれません
アメリカの半導体株への買いを好感した買いが日本市場にも入る可能性は考えられるものの為替の円高推移も重荷となってしまうかもしれないといった感じです
そのためアメリカ市場が強い展開の中日本市場だけが弱い展開へと入るとまでは考えてはいないものの、相対的には日本市場の方が弱めの推移となる可能性が高いのではと判断しました
以上のことからこれから1週間の日経平均は、あまり強くない形での上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は40,250円の上抜けです
4月4日の高値の価格を目処に設定しています
この価格は微妙なラインだと考えていて、仮にここで再度下押されると37,000円を下値としたレンジ相場か、そこをさらに下抜ける強い調整相場に入りかねないと警戒している価格です
逆にここを強く上抜けると調整相場が終わった可能性が高まるポイントでもあると考えています
40,250円は上下どちらにしても今後の相場展開を占ううえで大事な価格となるのではと考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は36,700円の下抜けです
4月19日の安値の価格を目処に設定しています
日経平均の日足は依然としてエンベロープ中央線の下を推移していて調整相場が続いている状態です
そのためこのまま再度下押されてボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せた場合には、直近安値に面合わせするような推移を見せる可能性もありますし、場合によってはもう1段強い調整に入る可能性が考えられます
また直近安値の下抜けを見せてしまった場合には33,000円付近までの調整に発展する可能性もあると考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

TOPIXの予想と注意ポイント

TOPIXの予想値幅

これから1週間のTOPIXの予想は上昇、予想値幅は2,690ポイントから2,785ポイントです
予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は4月1日の高値の価格を目処に設定、利益確定などに下押される場面が出てきた場合でもボリンジャーバンド中央線を下支えとするような、全体としても緩やかな上昇推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、火曜日の上昇で一気にエンベロープ中央線の上抜けを見せ、それ以降の推移も横ばい気味の展開でエンベロープ中央線の下抜けを見せていません
この辺りは非常に堅調な推移と考えられるかと思います
一目均衡表の遅行線はまだ日足の下での推移になっていますが、木曜日の日足が一目均衡表の雲の上側での推移を維持しているのもポジティブな材料です
ここからは雲が下支えになるかどうかも大事なポイントとなってきそうです

TOPIXの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では火曜日の上昇で25日単純移動平均線の上抜けを見せ、その推移は木曜日まで継続しています
この辺りも非常に堅調な状態です
今後上昇が続いて25日単純移動平均線も上向きの推移に転じてくると、全ての単純移動平均線が上昇推移をする非常に堅調な相場環境に転換する可能性が出てきます

DMIではADXは10台後半を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

TOPIXのRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの上を横ばい推移、強弱の分かれ目である50を上抜けた推移を続けています
堅調な相場展開に戻っていることを示している状態だと判断しています
RSIシグナルは50を下回っているものの横ばい気味の推移に変化していますし、このまま堅調な推移が続けば近々50の上抜けを見せてくる物と考えています
また調整の下落があったとしても、RSIシグナルや強弱の分かれ目である50が下値抵抗となってくれる可能性が考えられますので、底堅い相場展開が続きやすい環境にあるのではと判断しています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、乖離幅を拡大しています
下落トレンド相場が終了したシグナルが出ているものと考えています
MACDが強弱の分かれ目である0を上抜けていて、相場環境が好転し始めていることを示しているものと判断しています

TOPIXの日足の推移は堅調で、エンベロープ中央線の上抜けを見せたことからも相場展開は好転し始めているものと考えています
ただ外部環境的には堅調なアメリカ市場の上昇に対して強い円高推移が発生していますので、バイアスとしては横ばいという形になってしまいそうです
週内には個別企業決算が多くあることから、こちらからのバイアスで上昇を見せる可能性が残されていますが、こればかりは出てこないとわからないところもあります
相場全体としてはここから強く崩れるような兆候はなく、これまでの調整相場の一旦の終了を告げるシグナルも出ていることから堅調な推移をしやすい環境下にあるのではと判断しました
以上のことからこれから1週間のTOPIXは、利益確定などに下押される場面が出てきた場合でもボリンジャーバンド中央線を下支えとするような、全体としても緩やかな上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は2,820ポイントの上抜けです
3月22日の高値の価格を目処に設定しています
TOPIXはすでに直近の調整の半値戻しは終了していますので、堅調な展開に入る可能性は高まっているとも考えられるかと思います
予想としてはそこまで堅調な推移は発生しないとしているものの、高値更新を見せるような強い展開に入った場合には今年1月からのような非常に堅調な上昇相場に戻る可能性も出てくると考えられるかと思いますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は2,600ポイントの下抜けです
4月19日の安値の価格を目処に設定しています
直近安値を再度下抜ける弱い展開ですので、そのまま調整が続いてしまう可能性が出てきてしまいます
直近の反発が強かったため今のところは調整しても2,520ポイント周辺で収まる可能性もあるとは考えているものの、その水準を強く下抜けると最終的には2,300ポイント台まで下落しかねないと考えていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

日本市場の見通しをする上で難しいのが、アメリカ市場の上昇と円高推移がセットになっている点です
これは為替介入の分の円高推移が悪影響を及ぼしているというよりも、ドル円相場の方向感がこれまでの一方的な円安推移から一時的に変化したことで下押される可能性が出てきてしまっているといった感じです
今後長期的に円高推移が進み、それが日本市場の下押し材料として存在し続けるとは考えていませんが、気になるのは今の反発相場がいつまで続くかです
日本市場単体で考えるとTOPIXの推移は特に底堅く、もう1度強い展開に入り始めてもおかしくないと考えられるかと思います
一方で日経平均は依然として若干弱く、再調整に入るかどうかが懸念される水準での推移となっているかと思います
ここからは場中決算を含めた大手企業の個別決算で好材料が出て相場を押し上げてくれることを願うばかりです
また日経平均と同じような傾向が出ているのがアメリカ市場で、3指数ともにまだ完全に堅調な推移には戻りきっていないと判断しています
この辺りの詳しいお話しはアメリカ株の予想動画の最後で触れますが、相場の短期的な見通しと中長期の見通しでは違いが出始めている可能性を警戒しています
日本市場に関しても短期的な反発の時期に来ているのかもしれませんが、手放しでこれを歓迎して強く買い向かうのは個人的にはまだ危険なのではと警戒しています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間日本株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・100・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

コメント

タイトルとURLをコピーしました