【ダウ・ナスダック・SP500】底堅い前理科市場の推移、中長期の見通しも改善へ【週間アメリカ株予想 2024/5/13~】

ダウ・ナスダック・SP500の週間予想

こんにちはしーさんです
ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500の予想を毎週土曜日に配信している週間アメリカ株予想です
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また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください
日々の相場の振り返り動画の公開や月曜日から木曜日までは夜8時ごろからライブ配信も行っておりますのでそちらもよろしくお願いいたします

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1週間の振り返りと今週の予定からスタート

アメリカ市場のここ1週間の推移

ここ1週間の値動きですが、月曜日はFRBが年後半にも利下げを始めるとの観測から主力株の一角に買いが入り上昇、火曜日はここまでの上昇に対する利益確定売りや決算を発表したウォルト・ディズニーの大幅下落が相場の重荷となりダウは小幅上昇しナスダックとSP500は小幅下落、水曜日はボストン連銀コリンズ総裁のタカ派発言で米長期金利が上昇し下押し圧力になるものの、引き続きFRBの利下げ時期をめぐる不透明感が後退し投資家心理を支えダウは上昇しナスダックは小幅下落しSP500は小幅上昇、木曜日は発表された前週分新規失業保険申請件数が市場予想を上回りFRBの利下げ観測が強まり米長期金利は低下し買いが入り上昇、金曜日は発表されたミシガン大学消費者態度指数では1年先の期待インフレ率が前回発表の3.2%から3.5%へ上昇、FRBの利下げ観測が後退し米長期金利は上昇、ただ翌週に消費者物価指数の発表を控え強い値動きとはならずダウは上昇しナスダックは下落しSP500は小幅上昇して週の取引を終えました

前回は3指数ともに利益確定で下押された場合でもエンベロープやボリンジャーバンドの中央線を下支えとした上昇推移を継続する展開を予想しました
3指数ともにおおむね予想値幅内の上昇推移を予想通り見せたわけですが、想定と違っていたのが分かりやすく下押される場面が無かった点です
堅調な推移が続いたことで相場の中長期の見通しも改善している点に注意しながら予想を行っていきたいと考えています

アメリカ市場の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、市場予想通りであれば上下を繰り返す展開となりそうです
火曜日に発表される卸売物価指数は上昇見通しで下落バイアス予想、パウエルFRB議長の発言は前回利上げに否定的な発言をしたことでハト派と受け止められていますが、現在は9月の利下げが折り込まれつつあると考えていますので、早期利下げを否定する形となってタカ派と受け止められる可能性があり下落バイアスになるのではと予想しています
水曜日の消費者物価指数は横ばいか低下傾向、小売売上高も鈍化見通しで上昇バイアス予想です
同日発表されるニューヨーク連銀製造業景気指数は前回よりは改善する見通しですので下落バイアスになる可能性がありますが、同時刻に発表される他の経済指標のバイアスの方が強いだろうと考えています
木曜日の住宅着工件数と許可件数は改善見通しで下落バイアス予想、フィラデルフィア連銀製造業景気指数は鈍化見通しで上昇バイアス予想、4月の鉱工業生産も鈍化見通しで上昇バイアス予想です
水曜日に上昇バイアスがかかるもののその前後の火曜日と木曜日は下落方向にバイアスがかかるかもしれないといった感じで予想しています
また週末はSQとなっていますのでご注意ください

アメリカ市場での主な企業業績の発表スケジュール

企業の業績発表に関してですが、数こそ少ないものの気を付けなければならないものがいくつかあります
火曜日のホームデポ、水曜日のシスコシステムズ、木曜日のアプライド・マテリアルズ、この3社の内容を警戒しています
ホームデポは小売り、シスコシステムズはコンピュータネットワーク、アプライド・マテリアルズは広範囲な半導体と、それぞれのセクターへのバイアスをかけてくる可能性が大きいですので注意が必要だと考えています

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

ニューヨークダウの予想値幅

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は38,400ドルから39,900ドルです
予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は3月21日の高値の価格を目処に設定、経済指標の発表で上下しながら一旦調整の下落を見せる展開を予想します

チャートのテクニカルでは、日足が一目均衡表の雲の上抜け、遅行線が日足の上抜け、そして転換線が基準線の上抜けと三役好転していて、相場は短期的な調整から持ち直しているものと判断しています
エンベロープ中央線をボリンジャーバンド中央線がゴールデンクロスしていますし、どちらも上向きとなっている点もポジティブです

ニューヨークダウの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では週を通して5日単純移動平均線の上での推移を続ける堅調な状態となっています
注目していた25日単純移動平均線の推移ですが、こちらも上昇方向へと切り返しています
相場は好転している状態で、仮に下押しがあったとしてもそこは押し目のチャンスという考え方で良いのではと判断を転換しています

DMIではADXは20台前半を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています
ただ+DIと-DIの乖離幅が想定より早く広がっていますので、ADXが再度上昇を開始しないかには注意が必要だと考えています

ニューヨークダウのRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、利益確定で下押される可能性があると考えていた60の上抜けも見せています
強い推移ではありますが、さすがに70付近では反落すると思います
50からの一方的な上昇ですし、経済指標の発表スケジュールを考えても火曜日には反落するものと予想しています
RSIシグナルは強弱の分かれ目である50を上抜けていて、この辺りも相場が改善してきていると判断できる材料かと思います

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、乖離幅の拡大を続けています
もう少しでMACDシグナルも強弱の分かれ目である0を上抜けてきそうなのはポジティブな材料です
ADXが上昇に転じた場合には上昇トレンド相場との判断からシグナルの重要度がMACDに移行しますので、その際には上昇相場が終わるタイミングを計る目処として注目していくべきだろうと考えています

前回予想から大きく変わったのが25日単純移動平均線の上昇推移です
仮に下押した場合には直近の安値を更新するような推移に入る危険性があると判断していたわけですが、上昇に転じたことで下押したところは押し目のチャンスという発想で良くなったと考えています
今回の予想値幅下限に関してはエンベロープ中央線と共に同水準には100日単純移動平均線も推移していて、直近ではこの辺りは比較的硬めに下値支持になるのではと考えています
強めの調整をしたとしてもこの辺りで粘れるかどうか、週内に関してはここに注目していきたいと考えています
経済指標の市場予想から考えると消費者物価指数で上昇したとしても卸売物価指数と小売売上高では下押される可能性があると判断しましたので、利益確定なども含めた調整も考慮して下落推移としたいと思います
以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、経済指標の発表で上下しながら一旦調整の下落を見せる展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は40,300ドルの上抜けです
エンベロープ上限の価格を目処に設定しています
イメージしているのは一方的な上昇推移が続く展開です
この場合ダウは上昇トレンド相場へと突入、そのまま高値更新を続ける展開がある程度の期間続く可能性が出てくると考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は37,800ドルの下抜けです
5月1日の安値の価格を目処に設定しています
予想値幅下限の水準はエンベロープ中央線と共に25・100日単純移動平均線も下抜ける推移となりますが、これまでの調整でもこの辺りの価格帯を下抜けることはありましたが、一気に下抜けてもそこで粘るという形で続落をするわけではありませんでした
今後も短期的な調整でこの水準を下回る可能性はありますが、あまり強い方向感を持った下抜け、特に週内に一気に下抜けて行くような推移が発生してしまうと相場の方向感が大きく転換しかねないと考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

ナスダックの予想値幅

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は15,900ポイントから16,550ポイントです

ナスダック100の予想値幅は17,660ポイントから18,470ポイントです
予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は3月21日の高値の価格を目処に設定、経済指標の発表で上下しながら一旦調整の下落を見せる展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日は上昇したもののそれ以上相場は強い展開とはならず横ばい気味に推移しました
継続的な買い意欲が無い印象で、FRBの利下げ観測に左右される形で推移している印象です
週内に関しては同じ傾向が続きそうな雰囲気です
一目均衡表では遅行線は日足と絡み始め、日足は雲の上抜けを、そして転換線は基準線の上抜けを見せています
もう少しで三役好転を見せてきそうです
ボリンジャーバンド中央線のエンベロープ中央線上抜けも見られていますし、エンベロープ中央線自体も上向きになり始めている点もポジティブです

ナスダックの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では5日単純移動平均線の上での推移を継続している点はポジティブです
また25日単純移動平均線が上向きに変化したのは中長期の見通しも改善したものと考えています

DMIではADXは10台半ばを下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ナスダックのRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの上を横ばい推移、60付近で頭を抑えられる形となっています
下からRSIシグナルが上昇してきていますが、今後調整が起こった際にここが下支えになるかどうかで相場の強弱感が分かれるのではと考えています
下支えになれば上値と下値を切り上げるタイプのレンジ相場、下抜けた場合には横ばいのレンジ相場といった感じです
現状では強い展開となっていますので、RSIシグナルが下支えとなる形での上値と下値を切り上げるタイプのレンジ相場へと入っていくのではと予想しています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、乖離幅は若干縮小傾向です
MACDシグナルも強弱の分かれ目である0を上抜けていて、この辺りも相場が好転していることを示しているものと判断しています
現状はレンジ相場だと判断していますので、相場の方向感を示すようなシグナルは特段出していないと考えています

ナスダックも25日単純移動平均線の推移が上昇方向へと転じていて、相場の中長期の方向感が好転したものと判断しています
依然として横ばいのレンジ相場なのか、それとも上昇タイプのレンジ相場になるのかの判断はできないものの、強い下押しには買い向かうという姿勢で良いのではと考えています
直近に関しては利下げ観測がそこまで強まることは無いと考えていますので、一旦調整に入る展開を予想したいと思います
以上のことからこれから1週間のナスダックは、経済指標の発表で上下しながら一旦調整の下落を見せる展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は16,700ポイントの上抜けです
ナスダック100では18,550ポイントの上抜けです
エンベロープ上限の価格を目処に設定しています
強い上昇が始まった際にはエンベロープ中央線が上昇することで上限値も上昇しますが、おおむねこの辺りを目処に設定したいと思います
これまでの高値を更新して上昇推移を継続して高値更新を続ける展開が起こりかねない推移として、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は15,550ポイントの下抜けです
ナスダック100では17,300ポイントの下抜けです
5月1日の安値の価格を目処に設定しています
もう少し長い目線で考えた場合、最大で考えると直近の安値である4月19日の安値あたりまでの下落はあり得ると考えていますが、その場合でも横方向のレンジ相場の中での安値といった感じで今のところ想定しています
ただ週内に一気に5月1日の安値あたりまで下落してしまった場合、改善傾向にあった25日単純移動平均線の推移も再度下向きになりかねず、相場の方向感が一気に悪化してしまう可能性があると考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

S&P500の予想と注意ポイント

SP500の予想値幅

これから1週間のS&P500の予想は下落、予想値幅は5,090ポイントから5,270ポイントです
予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は3月28日の高値の価格を目処に設定、経済指標の発表で上下しながら一旦調整の下落を見せる展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日以降も強い上昇推移を継続、今のところ調整に入るような兆候がありません
金曜日の日足は陰線の十字線と方向感を迷うときに出る形ではありますが、これだけで相場が下落に転じると予想することは難しいかと思います
一目均衡表の雲の上抜けや転換線の基準線上抜けと遅行線の日足上抜けが見られていて三役好転が起こっている状態です
今後も堅調な推移が続く可能性が高い推移へと入っているものと判断しています

SP500の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では5日単純移動平均線の上での推移を継続中で堅調な状態です
今のところ反落しそうなシグナルは出ていないものと判断しています
25日単純移動平均線が上昇方向へと切り返しているのはポジティブで、中長期の見通しも改善し始めているものと考えています

DMIではADXは10台後半を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

SP500のRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、41辺りから62まで上昇しましたので短期的な過熱感が高まっている状態だと判断しています
下から上昇するRSIシグナルも強弱の分かれ目である50を上抜け、相場の展開は堅調なものへと変化したものと考えています
そのため下押しが起こった場合でもRSIシグナルが下支えになるような推移になるのではと予想しています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、乖離幅を拡大しています
MACDシグナルも強弱の分かれ目である0を上抜ける直前まで上昇していますので、こちらも相場環境が好転しているシグナルを出しているものと判断しています

中長期の見通しに関しても改善しているSP500ですが、RSIには若干の過熱感があり短期的な調整が起こる可能性があると考えています
特に火曜日以降は経済指標で下落バイアスがかかる場面があると予想していますので、そのあたりが調整タイミングかなといった感じです
ただ仮に下押したとしても押し目のチャンスとなるのではといった感じで予想しています
以上のことからこれから1週間のS&P500は、経済指標の発表で上下しながら一旦調整の下落を見せる展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は5,340ポイントの上抜けです
エンベロープ上限の価格を目処に設定しています
月曜日に関しては続伸する可能性があり、その場合は予想値幅上限を上抜ける可能性はあるかもしれないと考えています
ただそのまま上昇を続けるような相場展開となった場合には、昨年から始まったような非常に堅調な上昇相場が続く可能性も考えられると思いますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は5,010ポイントの下抜けです
5月1日の安値の価格を目処に設定しています
強めの下押し材料があった場合、エンベロープ中央線の下抜けはある程度見せてくる可能性はあるかもしれません
同水準には75日単純移動平均線があり、この水準は今までの調整でも下抜けを見せたことがあります
一方で5,010ポイントの水準は100日単純移動平均線も推移していて、これまでもここに接触するほどの調整は見せていませんでした
その水準を下抜けるほどの強い下落を見せてしまった場合は、予想とは異なり新しい強い材料で下落相場に変化してしまっている可能性があると考えられると思いますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

前回の予想時には25日単純移動平均線の推移が依然として下落傾向であったことから、予想内の上昇であっても再度下落した場合には調整相場が続く可能性をかなり警戒していました
また予想としてもそのような内容でお話しさせていただいていました
それから1週間たった結果、ナスダックは横ばい気味の推移となって煮え切らない感じはあるものの、ダウとSP500に関しては堅調な推移を見せていて25日単純移動平均線の上方向の推移がある程度はっきりと確認できそうです
25日単純移動平均線が下落傾向を見せている間に調整に入ったら危ないと思っていたのですが、今の推移であれば悪くても横方向レンジ相場、うまくいけば下値切り上げタイプのレンジ相場で上昇推移を継続できる可能性が出てきていると考えています
ただ不安材料もあります
今のところFRBの姿勢は早期利下げには否定的な立場だと受け止めていますが、インフレ指標は全体的にそれを肯定するような結果が出てきていると感じる一方、景気動向に関しての経済指標が弱い傾向になり始めています
雇用統計の結果だけであれば一時的な落ち込みの可能性もありましたが、週内に発表された前週分新規失業保険申請件数やミシガン大学消費者態度指数の悪化を見ると若干不安になります
そのため今後注意したいのは、FRBの利下げが先延ばしさせることによってリセッションが起こるかもしれないという警戒感から相場が下落しないかどうかです
このタイプの下落はそれまで弱い経済指標を材料に利下げ観測が強まると考えて上昇を続けていた相場が、ある日いきなり手のひらを反すように調整に入ります
直近ではコロナショックの時を思い出していただきたいのですが、問題としてはすでに認識されていましたがある日いきなり問題視されて相場が急落します
あのような相場展開が今後も起こるかもしれない、この点には気を付けつつトレードに臨むべきかもしれません
テクニカル的にも好転し始めてきていますので今はそこまで警戒せずに買い目線で良いかとは思いますが、危ないと思ったときの逃げる算段は立てておいても無駄にはならないかもしれません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間アメリカ株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・100・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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