【日経平均・TOPIX】まだ強気に転換するにはタイミングが早いと判断しました【週間日本株予想 2024/4/29~】

日経平均・TOPIXの週間予想

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【日経平均・TOPIX】まだ強気に転換するにはタイミングが早いと判断しました【週間日本株予想 2024/4/29~】
時間外の取引が堅調推移でこれまでの弱い展開からの転換を示すシグナルが出る可能性がある一方で、金曜日までの推移ではそこまで強い展開とはなっていませんでした。アメリカ市場の推移を考慮すると月曜日は1度下げそうですし、本当に上昇方向へと切り返した...

1週間の振り返りと今週の予定

日本市場の1週間の推移

ここ1週間の値動きですが、月曜日は前週末の米ハイテク株安を受け半導体関連銘柄には売りが出たもののバリュー株を中心に自律反発狙いの買いが入り上昇、火曜日は前日のアメリカ市場が中東情勢悪化への過度な懸念が和らぎ上昇した流れを受け買い優勢も日銀金融政策決定会合を前にした様子見ムードが広がり薄商いの中上値が重い形で日経平均は上昇しTOPIXは小幅上昇、水曜日は米長期金利の上昇一服で前日のアメリカ市場が上昇した流れを受け、半導体関連株中心に買いが入り日経平均は大幅上昇しTOPIXは上昇、木曜日はアメリカ市場の引け後に決算を発表したメタが時間外で大幅安、24日に決算を発表していたファナックやキヤノンが大幅安となったこともあり日経平均は大幅下落しTOPIXは下落、金曜日は日銀が金融政策決定会合で現状維持を決定、緩和的な金融政策の維持と為替の円安推移を材料に海外勢などからの買い優勢となり上昇して週の取引を終えました

前回は両指数ともに下落推移、自律反発は入るものの下落基調は続く展開を予想しました
実際には反発が想定していた中でも強い推移となっていて、週を通してみると上昇推移となりました
特にTOPIXの推移が堅調な印象で再度下押されてもそこまで下落しないのではという印象があります
考え方としては大きく間違ったという印象ではありませんが、想定していた中では最も堅調な推移へと入ったといった感じです

日本市場の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、火曜日の雇用統計は失業率が若干改善見通しですが中立予想、鉱工業生産に関しては前月比が改善見通しで上昇バイアス予想、小売業販売額と新築住宅着工戸数は前回より低下かマイナスのままで下落バイアス予想です
この中では鉱工業生産に注目していて、こちらが堅調なら上昇バイアスが強くなるのではといった見通しです
木曜日の日銀金融政策決定会合議事要旨は緩和的な姿勢の確認によってドル円相場には円安バイアスがかかる可能性があると考えていますので、円安が業績にプラスになるセクターに関しては好材料となる可能性があると考えています
またここからは休場が非常に多く、週内では月曜日と金曜日に、翌週に関しても月曜日が休場となる点にご注意ください

日本市場の主な業績発表

日本での企業の業績発表ですが、商社・電力・鉄道系が多い印象です
依然として大手企業の業績発表が続きますので、週内に関しては経済指標の発表内容より、個別企業の材料からのバイアスに注意が必要かもしれません

アメリカ市場の主なイベント

アメリカ市場の週内のイベントですが、相場にバイアスをかけてきそうで特に注意したいものがいくつかあると考えています
まず水曜日のADP雇用統計は改善見通しで下落バイアス予想、ISM製造業景況指数は鈍化見通しで上昇バイアス予想です
特にISM製造業景況指数は50を割り込むかどうかに注目していて、そこまで弱い内容になれば上昇バイアスが強くなるものと考えています
金曜日に関しても重要な経済指標が発表されますが、雇用統計は非農業部門雇用者数変化が鈍化見通しで上昇バイアス予想、ISM非製造業景況指数は改善見通しで下落バイアス予想です
こちらは非農業部門雇用者数変化で相場の寄付きの水準が決定されるものの、ISM非製造業景況指数の強弱感で最終的な流れが決まるといった感じで予想しています

アメリカ市場の主な企業業績の発表

アメリカでの企業の業績発表に関してですが、依然として相場に大きなバイアスをかけてくる可能性のある企業の発表が控えています
まず注目したいのが火曜日引け後のAMD、そし木曜日引け後のアップルです
この2つは相場に大きなバイアスをかけてきますが、結果を受けた値動きは時間外での推移になります
これ以外にも火曜日のコカコーラやマクドナルド、水曜日のファイザーやクラフト・ハインツ、木曜日のモデルナと大手が控えていますし、これらは当日の相場に直接影響してきますので注意が必要だと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

日経平均の今週の予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は37,050円から38,750円です
予想値幅下限は4月19日の終値の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、エンベロープ中央線に向かって上昇推移を見せる可能性があるものの下押される展開を予想します

日経平均の投資主体別売買動向

投資主体別売買動向ですが、19日までの取引では海外勢が大きく売り越しに回っていました
その期間で日経平均は急激な調整を行いましたが、そのタイミングで買い向かっていたのは個人という結果となっています
週内に関しても積極的な上昇が見られていないことから、まだ海外勢の買いが入っていない可能性を考慮して先行き見通しを若干弱めに考えておいてもいいのではと判断しています

日経平均の15日騰落レシオ

15日騰落レシオですが、100周辺まで戻ってきました
売られすぎの状態からニュートラルな状態に復帰しているものと判断しています

日経平均の指数ベースPER

日経平均の指数ベースPERですが、22台半ばを下落推移しています
2021年から推移していた水準と比較すると依然として高い状態です
仮にですがここから強い調整に入った場合には、下値目処としては利用できる可能性があると考えているものの、現在の水準から下落することを予想する材料としては用いることはできないのではと考えています

日経平均の空売り比率

空売り比率ですが依然として40を上回る水準での推移を継続しています
大きな下落の最終局面での売りのボリュームに関しては買い戻しが入っている模様ですが、4月12日からの空売りすべてが解消されたわけではないと考えられそうです
下落方向にはまだから売り余力が残っていると考えていますが、39,000円を上抜けるような上昇を見せた場合には売り方の買い戻しで上昇のスピードが速くなる可能性がある点に注意が必要だと考えています

日経平均の裁定取引の残高

裁定取引の残高は、売り残の上昇こそなかったものの買い残は減少傾向、この辺りは投資主体別売買動向の海外勢の推移と一致しています
この売りは4月22日にも大きくありましたので、週内にあった底値からの反発では海外勢は買いに戻っていない可能性を考慮するべきだと思います
まだ弱い展開が続く可能性を警戒すべきだという判断です

チャートのテクニカルでは、水曜日の上昇でボリンジャーバンド中央線を上抜けたもののその後は頭を抑えられる展開、依然として安値更新を見せる形での調整を続ける可能性が残っている推移となっていると考えています
一度しっかりとボリンジャーバンド中央線を上抜けないことには、相場が底値を形成しようとしているという判断はできないだろうと考えています

日経平均の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では水曜日の上昇で75日単純移動平均線の上抜けを見えたものの、その後の推移では75日単純移動平均線を下回った推移となっています
終値基準で5日単純移動平均線を上回る推移をしているのは好材料ではありますが、依然として下落方向への推移を継続しやすい環境だと判断しています

DMIではADXは20台半ばを横ばい気味に推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています
ただ依然としてトレンドは続いています

日経平均のMACDとRSI

MACDはMACDシグナルの下を横ばい推移、こちらがゴールデンクロスを見せるまでは調整地合いは続くと考えるべきだと判断しています
まだ調整の途中といった感じで、底値形成をできるかどうかは判断できていません

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、あまり強い上抜けではなくここから下押される可能性もあります
仮に上抜けを見せたとしても強弱の分かれ目である50を上抜けられるかどうかが勝負といった感じで、まだもう少し強い上昇を確認しないと下落が継続しやすい相場展開という判断を変更できなさそうです

時間外先物の推移を考えると、日経平均はすでに38,300円あたりまで上昇することになりますので、テクニカル的にもボリンジャーバンド中央線の上抜けをはっきりと見せることで相場の好転が起こる可能性が高まっているものと考えています
ただ月曜日に関してはアメリカ市場が下落する可能性もあり、この場合は行って来いという形となって火曜日の寄付きは金曜日の終値周辺からのスタートなどということにもなりかねませんのでその点は注意が必要だと思います
また海外勢の買いがまだ戻っていない可能性も考えられますので、買い意欲はそこまで強くならず売られる可能性もあると考えています
このままボリンジャーバンド中央線の上抜けを見せられるようであればここまでの強い調整相場が一旦終わる可能性が高まると考えられるもののまだそれが金曜日の時点では発生していませんし、これまでの推移でエンベロープ中央線への接触を見せていないことから、接触後に一旦は下押されるのではと考えました
以上のことからこれから1週間の日経平均は、エンベロープ中央線に向かって上昇推移を見せる可能性があるものの下押される展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は39,400円の上抜けです
2月26日の高値の価格を目処に設定しています
この辺りを上抜けてくると、エンベロープ中央線の上抜けをはっきりと見せてくることから強い展開に入る可能性が高まると考えられると思いますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は36,600円の下抜けです
昨年12月から始まった大きな上昇相場の高安の半値基準の価格を目処に設定しています
直近安値の更新を見せるような展開ですし、仮に日足が終値基準でボリンジャーバンド中央線から大きく乖離しない形で推移を継続した場合にこの推移になった場合には、もう1段の強い調整が発生、下値目処が33,000円周辺まで低下しかねない推移だと考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

TOPIXの予想と注意ポイント

TOPIXの予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間のTOPIXの予想は下落、予想値幅は2,615ポイントから2,755ポイントです
予想値幅下限は3月12日の安値の価格を、上限は3月7日の高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央線付近で上値を抑えられる形で下落推移する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、水曜日の上昇でエンベロープ中央線への接触を試そうとするほどの上昇を見せたのは好材料でしたがその後の下落は強い印象です
金曜日の終値がボリンジャーバンド中央線を上回った水準になっている点はポジティブですが、若干の弱さを感じる推移ではあります
日経平均に比べると底堅い推移で大きな調整をせずに反発に入れそうな気もしますが、エンベロープ中央線への接近を見せた翌営業日にボリンジャーバンド中央線の下抜けまで見せてしまっている点が懸念点です

TOPIXの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では金曜日の日足が5日単純移動平均線の上で終わっているのは好材料、そして75日単純移動平均線も下支えになるような推移となっている点も好材料です
このまま上昇方向への推移をした場合には25日単純移動平均線の上抜けをできるかどうか、下落した際には75日単純移動平均線が下支えにとなるかどうかが勝負といった感じで考えています

DMIではADXは20台前半を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています
ですが依然としてトレンドは継続しているものと考えています

TOPIXのMACDとRSI

MACDはMACDシグナルの下を横ばい推移、乖離幅の縮小を見せています
MACDがMACDシグナルをゴールデンクロスしたところが相場の転換点になると考えていますので、依然として下落方向への相場展開が起こりやすい環境下にあると判断しています

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、もう少しで上抜けを見せそうです
このまま上抜けを見せた場合には強弱の分かれ目である50の上抜けも見せることから強い展開が期待される一方、ここで下押されるとRSIシグナルに頭を抑えられる展開となり弱い推移を予想することになるかと思います
丁度分岐点に差し掛かっていて、RSIの推移からは相場の方向感を予想することは難しいものと判断しています

相場の好転が起こる可能性は十分にあるものの、金曜日までの推移では材料不足でまだ調整が続くという判断をするべきだと考えました
土曜日になった時点での時間外の取引を考えるとすでにエンベロープ中央線の上抜けを見せるような推移となっているものの、月曜日にアメリカ市場が下押されてしまうと火曜日の寄付きが金曜日の終値と同じという可能性も捨てきれません
反転の時期が近い可能性はあるものの、はっきりとしたシグナルを確認できていないことから今回の予想も調整が続く弱い見通しにしたいと思います
以上のことからこれから1週間のTOPIXは、エンベロープ中央線付近で上値を抑えられる形で下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は2,785ポイントの上抜けです
4月1日の高値の価格を目処に設定しています
予想値幅上限までの上昇であっても、一目均衡表の雲やエンベロープ中央線の上抜けをはっきりと見せますので横ばいのレンジ相場くらいには変化すると考えられる強い推移かと思いますが、さらに4月1日高値を上抜けるような推移を見せてくると強い上昇相場へと転換が起こっている可能性が考えられますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は2,600ポイントの終値基準での下抜けです
4月19日の安値の価格を目処に設定しています
再度底値を試す展開になった場合には、この辺りまで下げてくる可能性はありえると考えています
一方でここをさらにはっきりと下抜けた場合には昨年12月から始まった大きな上昇相場の半値基準、2,557ポイントを下抜けるような強い下落が発生しかねないと考えていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

日経平均の時間外先物の推移では38,300円を上抜ける推移を見せていて、仮にこのまま火曜日に寄り付くというのであれば上昇推移予想で良かったかもしれません
ただ金曜日までの値動きや海外勢の売買動向を考えると、そこまで強気になっていいものか非常に悩みました
アメリカ市場の推移に関しても金曜日の上昇からは下押される可能性がありこの点も悩みどころでした
今回の予想は一度上方向の推移を考えたうえで、それを変更して下落推移予想としました
ここは相場がどう動くと考えるのか判断が本当に難しい局面だと思います
今回の予想では織り込んでいませんが、もう1つ問題なのが為替の推移です
あまりに急激な円安推移が発生していることから為替介入が行われる可能性を排除できず、円高推移が業績に悪影響を与える可能性のある銘柄に関しては瞬間的に下押される可能性がありますし、それには今相場をけん引しているハイテクセクターも含まれる可能性が高いと考えています
大きな相場の流れで考えれば為替介入は相場の値動きにそこまで大きなバイアスをかけないと考えていますし、これまでの指数の推移を振り返ってみてもそうだと思うのですが、今回に関してはハイテクに引っ張られる形で日経平均が大きく推移している点が非常に気にかかります
今回は非常に悩みましたがもう1度下がると予想しましたので、私自身もそれを想定したポジションを組めるように来週に向けて準備したいと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間日本株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・100・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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