【ドル円】円安推移が止まらない、週内の卸売物価指数と消費者物価指数の市場予想を想定バイアスは?【週間ドル円予想 2024/5/13~】

ドル円の週間予想

こんにちはしーさんです
ドル円相場の予想を毎週土曜日に配信している週間ドル円予想です
最新情報をチェックするためにチャンネル登録をしていただき、コメントやグッドボタンで反応をしていただけると励みになりますので、お時間がございましたらよろしくお願いいたします
また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください
日々の相場の振り返り動画の公開や月曜日から木曜日までは夜8時ごろからライブ配信も行っておりますのでそちらもよろしくお願いいたします

【ドル円】円安推移が止まらない、週内の卸売物価指数と消費者物価指数の市場予想を想定バイアスは?【週間ドル円予想 2024/5/13~】
為替介入によって強く下押されたドル円相場は一気に円安方向へと切り返しを見せています。ここまで強い円安推移が発生すると相場の方向感を転換するにはよほど大きな材料が無いと難しいかもしれません。その材料の最有力候補がFRBの金融政策の転換ですが、...

ドル円相場の予想と注意ポイント

ドル円相場の予想値幅

これから1週間のドル円相場の予想は円安気味に横ばい、予想値幅は154円80銭から157円40銭です
予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限はエンベロープ上限の価格を目処に設定、経済指標の発表時にボラティリティを伴った値動きが発生するものの、全体としては緩やかな円安推移を継続する展開を予想します

ドル円相場の1週間の値動き

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は前週のニューヨーク市場で大幅に円高ドル安が進んだ反動で円売りドル買いが出て円安、火曜日はFRBが年内に利下げ転換するとの見方が根強い一方で日米金利差は大きいままだとの受け止めから円売りドル買いが進み円安、水曜日はボストン連銀コリンズ総裁が政策金利を現在の水準で維持する必要があるとの考えを示したことで米長期金利が上昇し円安、木曜日は発表された前週分新規失業保険申請件数が市場予想を上回りFRBの利下げ観測が強まり米長期金利は低下し円買いドル売りを促したものの、日米金利差は依然として大きいままであることが意識され円買いの流れは強いものとならない形で円高、金曜日は発表されたミシガン大学消費者態度指数では1年先の予想インフレ率が前回発表の3.2%から3.5%に上昇、FRBの利下げ観測が後退し米長期金利は上昇し円安推移して週の取引を終えました

前回は自律反発を挟みながらも円高推移を継続する展開を予想しました
完全に予想を外してしまいました
エンベロープ中央線あたりまでの自律反発はあるだろうと予想していたものの上昇推移はそこで止まらず週末まで継続、強い円安推移へと戻ってしまった形となっていると思います
週前半の米長期金利の推移は予想通り低下傾向でしたが相関が崩れる形となっていますので、ドル円の直近の推移に関しては米長期金利の推移との相関が崩れた状態が続くと想定して予想を行いたいと考えています

ドル円相場のこれから1週間の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、FRBの利下げ観測の強弱によってドル円相場にもバイアスがかかるという想定でお話ししたいと思いますが、前週ではあまりに一方的な円安が進んでいましたので、通常の相場とは異なり経済指標からバイアスがかかりにくくなっている可能性は念頭に置いておくべきだと考えています
その上でですが、火曜日にアメリカで発表される卸売物価指数は上昇傾向でドル高円安バイアス予想、パウエルFRB議長の発言は前回はハト派と受け止められましたが、今回はすでにFRBの利下げ開始時期が9月ごろになるのではと織り込まれている可能性があることから利下げ観測の後退が起こりドル高円安バイアスがかかるのではと予想しています
水曜日にアメリカで発表される消費者物価指数は鈍化見通しでドル安円高バイアス予想、小売売上高も鈍化見通しでドル安円高バイアス予想です
同日発表されるニューヨーク連銀製造業景気指数は前回より改善見通しでドル高円安バイアスがかかる可能性はありますが、消費者物価指数や小売売上高が同時刻に発表されることから、ニューヨーク連銀製造業景気指数からのバイアスはかからないだろうと予想しています
木曜日に日本で発表される四半期GDPは鈍化見通しで円安バイアス予想、アメリカで発表される住宅着工件数と許可件数は改善見通しでドル高円安バイアス予想、フィラデルフィア連銀製造業景気指数と鉱工業生産は鈍化見通しでドル安円高バイアス予想です
木曜日に関しては同時刻に発表される前週分新規失業保険申請件数にも注目だと考えています
経済指標からかかるバイアスは月曜日はイベントが無く金曜日の流れを受ける形での推移を継続、火曜日はいったん円安に振れて水曜日に円高方向へ、木曜日は日本時間は円安気味に推移したのちに強弱入り混じる展開といった感じで予想しています

チャートのテクニカルでは、水曜日までの反発でエンベロープとボリンジャーバンドの両中央線の上抜けを見せ、円高方向への調整を終えて改めて円安方向への継続的な推移に戻ろうとしているものと判断しています

ドル円相場の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では火曜日の上昇時点で25日単純移動平均線の上抜けを見せ、その後も5日単純移動平均線の上での推移を継続する強い円安推移へと戻っています
25日単純移動平均線の角度は上昇推移を継続している状態で、この辺りも堅調な円安推移を継続中といった印象です

DMIではADXは30台前半を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、57まで上昇していることから若干過熱感があり利益確定の下押しが発生してもおかしくない環境ではあります
またRSIシグナルが低下してきていますので、RSIとRSIシグナルが接触するあたりでは下押し圧力が高まる可能性がありそうです
ただここまでかなり強い円安推移が継続していますので、テクニカル通りには推移しないかもしれません

MACDはMACDシグナルの下を横ばい推移、乖離幅を縮小しています
特に相場の方向感を示すようなシグナルは出していないものと判断しています
強弱の分かれ目である0を上回る推移を継続している点は、相場が依然として強い円安方向への推移を継続している状態を示しているものと考えています

今後の1週間で予定されている経済指標はFRBの利下げ観測に強いバイアスをかける可能性のあるものですので、その都度ドル円相場には強いバイアスがかかりボラティリティは上昇するものと予想しています
ただ市場予想通りの内容であれば想定されるFRBの利下げ観測の変化は相場の方向感を大きく転換するほどのものにはならないのではと考えています
金曜日に発表されたミシガン大学消費者態度指数の結果を受けた要人発言では依然として早期利下げには否定的な内容の発言が出てきていることをニュースで確認していますし、強い円高推移が発生するほどのFRBの利下げ観測の前倒しが発生するとは考えづらいのではと判断しました
ただ水曜日に関しては消費者物価指数が低下する見通しで、これは一時的な円高バイアスとなる可能性がありますので、強い円安推移が発生し続けるわけでもないのではと予想しました
以上のことからこれから1週間のドル円相場は、経済指標の発表時にボラティリティを伴った値動きが発生するものの、全体としては緩やかな円安推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は160円00銭の上抜けです
4月29日の高値の価格を目処に設定しています
前回はこの水準を上抜けて戻した後、横ばい気味の推移を見せたところから一気に介入が入りました
週内に160円を突破する上昇推移は急激な為替変動と考えられると思いますし、前回介入時と同じ水準で入るとは考えていないものの介入の危険性は高まると考えるべきだろうと判断しましたので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は152円70銭の下抜けです
エンベロープ下限の価格を目処に設定しています
この辺りまで下げてくると5月3日の終値を下抜けてしまいますので、相場が円高方向へ切り返している可能性が出てきていると考えられると思います
一目均衡表でも遅行線の日足下抜けが起こり始める水準ですし注意が必要だと思います
この場合は相場のこれまでの投機的とも考えられる円安推移が終了して、FRBの利下げ観測に再度左右されながらも円高方向への調整相場へと入る可能性のある推移として、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

今発生している円安推移は投機的な値動きだと受け止めていますが、このような推移の時に投機筋の動向を予想することは難易度が非常に高いと考えています

5月11日時点でのFedWatchでの利上げ観測

FedWatchを確認すると日米金利差は現在の水準から動かない状態で9月まで、仮にそこで利下げがあったとしても日米金利の縮小幅は0.25%、そしてそれが年末まで続くという見通しです
連続的な利下げが無い限り現在の日米金利差から考えるとドル買い円売りの方がポジション的には有利な状況かと思います

ただそこから先の利下げが継続的に行われる場合、もしくは景気後退による急激な利下げ観測が強まった場合には、これまでの円安推移からかなり強い推移で一気に円高方向へと動き始めるタイミングが来るかもしれません
これ自体はすぐに起こる出来事では無いと思いますが、今年の後半から来年にかけては起こりえるシナリオではと考えています
直近の経済指標では景気動向に弱さを感じさせるような内容のものが出てくる一方で、インフレが高止まりしているような内容もあることから、FRB周辺からは利下げを積極的に行おうとは考えていないような発言が続いています
今はまだその時期ではなくドル円の推移は円安傾向になると予想しているわけですが、個人的には今後景気動向の悪化などを材料とした円高推移が発生した際にはまた円安に戻るだろうという考え方を持つべきではないかもしれないと考えてトレードに臨んでいこうと思っています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・100・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

コメント

タイトルとURLをコピーしました