【日経平均・TOPIX】日経平均に比べてTOPIXは底堅いも、良くても昨年6月からの相場展開?最悪もっと調整する可能性あり【週間日本株予想 2024/4/22~】

日経平均・TOPIXの週間予想

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【日経平均・TOPIX】日経平均に比べてTOPIXは底堅いも、良くても昨年6月からの相場展開?最悪もっと調整する可能性あり【週間日本株予想 2024/4/22~】
日経平均に比べてTOPIXが底堅い推移を見せていることから、昨年の6月からのようなレンジ相場で粘る可能性はあるものの、ナスダックの強い調整を考えるとそう都合よくはいかないかもしれません。日経平均とTOPIXのどちらも下落トレンド相場へと突入...

1週間の振り返りと今週の予定

日本市場のここ1週間の推移

ここ1週間の値動きですが、月曜日は中東情勢の緊迫化に伴うリスク回避の売りが出たものの、売り一巡後は下げ幅を縮小する形で下落、火曜日は前日のアメリカ市場が発表された小売売上高の強い結果と中東情勢の緊迫化を材料に売られた流れを受けハイテク株中心に売りが広がり日経平均は下落しTOPIXは大幅下落、水曜日はアメリカの利下げ後ずれ観測や、オランダの半導体製造装置大手ASMLが発表した決算で受注高が市場予想を下回ったことで半導体銘柄など幅広い銘柄に売りが出て下落、木曜日は前日までの3日間で1,500円余り下落していた反動から自律反発狙いの買いが入り上昇、金曜日は前日の米ハイテク株安を受けて下落して始まりさらにイスラエルがイランに攻撃したと報じられ下げ幅を拡大し日経平均は大幅下落しTOPIXは下落して週の取引を終えました

前回は両指数ともに一目均衡表の雲を下値支持とする形での上昇推移を予想しました
実際には両指数ともに一方的な下落推移へと入ってしまいました
FRBの利下げ観測の後退と中東情勢の緊迫化、そしてオランダのASMLや台湾のTSMCが発表した決算での先行き見通しが若干弱かったことも嫌気される展開となっています
アメリカの景気動向自体は底堅いものの、FRBの利下げ観測の後退や中東情勢の緊迫化が続くなど、不安定な相場環境が続く可能性がありそうです

日本市場の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、注意したいのは日銀金融政策決定会合です
市場予想では出ていませんが、日銀は今回の会合で連続利上げをしてくる可能性があります
金融などこれを好感する動きが出ると考えられるセクターがある一方、全体的には下押しの材料になりかねませんので注意が必要だと考えています
また翌週の月曜日と金曜日は休場となり3営業日のみの立ち合いとなりますのでご注意ください

日本の主な企業業績の発表

日本での企業の業績発表ですが、かなり重要な企業が多く控えています
セクターに関しても幅広く週内に関しては経済指標の発表よりも企業業績の発表に注目した方が良いかもしれません

アメリカ市場の主なイベント

アメリカ市場の週内のイベントですが、火曜日の購買担当者景気指数は市場予想が出ていませんが、依然として50を上回る堅調な状態が続いていますので、前回発表からの上振れによる下落バイアスに警戒、新築住宅販売件数は改善見通しで下落バイアス予想、水曜日の耐久財受注は総合が強い見通しで下落バイアス予想、木曜日の四半期GDPは減速見通しで上昇バイアス予想、金曜日の個人消費支出は改善見通しで下落バイアス予想、個人所得が上昇しミシガン大学消費者態度指数が改善する見通しである点も下落バイアスになるのではと予想しています
四半期GDP以外はネガティブな印象です

アメリカの主な企業業績の発表

アメリカでの企業の業績発表に関してですが、件数が増加しますし重要度も高い状態が続きます
どの日も油断ならないのですが、特に気を付けたいのが水曜日と木曜日、水曜日にはボーイング・バイオジェン・メタ、木曜日にはアマゾン・アルファベット・インテル・マイクロソフトと大手の発表が控えています
特に木曜日の発表は場が引けてからとなりますので、実際の影響が出てくるのは金曜日になる点にもご注意ください

日経平均の予想と注意ポイント

日経平均の予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は35,700円から38,270円です
予想値幅下限は1月31日の安値の価格を、上限は3月12日の安値の価格を目処に設定、自律反発が入る場面があったとしても下落基調が続く展開を予想します

投資主体別売買動向

投資主体別売買動向ですが、12日までは個人は売り優勢、海外は買い向かってはいますがその勢いは弱くなっていました
不安感を覚えるほどの変化はないものの、次回木曜日に発表される19日までの動向で海外勢が強く売り向かっていないかに注意したいところです
この場合はこれまでの上昇相場からの転換点となる可能性があるので注意が必要だと考えています

15日騰落レシオ

15日騰落レシオですが、75台まで低下していますのでそろそろ一旦の底になってもいい状態です
短期的な反発は入ってもおかしくないといった印象です

指数ベースPER

日経平均の指数ベースPERですが、以前までの水準感では調子が良くて20倍前後、もう少し弱ければ15倍から16倍あたりでの推移に終始していましたので、相場が弱い場合は現在の22倍からはまだ下げ余地がある状態だと判断しています

空売り比率

空売り比率ですが、46まで上昇してきましたが、大底を付ける場合は48を上抜けることもありますので、まだ下落余地がある状態だと判断しています

裁定取引の残高

裁定取引の残高は、12日までは売り残の減少が相場の上昇要因になっていた可能性がありそうです
ただ17日までの取引では買い残の減少と売り残の増加が確認されていますので、裁定取引でも売り優勢となっていて相場が下落方向に動き始めている可能性がある点には注意が必要だと考えています

チャートのテクニカルでは、日足はエンベロープ下限を強く下抜け、ボリンジャーバンドのー2σを押し広げるバンドウォークを見せるという強い下落相場へと入っています
2月の上昇局面での出来高の薄い水準を推移していますので、まだ下落が勢いよく続く可能性があります
少なくともここから反発を見せたとしても、ボリンジャーバンド中央線の上抜けを確認できるまでは弱い展開が続くと考えてトレードに臨むべきだと考えています
このまま一目均衡表の雲を下抜けた場合、もう1段強い調整に入る可能性がある点にも注意が必要だと考えています

日経平均の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線ではここまでの下落は100日単純移動平均線を下支えとした形で下げ止まる可能性がありますが、短期的な反発であれば上を推移する75日単純移動平均線に頭を押さえらえる可能性があり、この辺りの推移にも注意が必要だと考えています

DMIではADXは20台半ばを上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

日経平均のMACDとRSI

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、乖離幅の拡大を続けています
MACDとMACDシグナルのどちらも強弱の分かれ目である0を下抜ける展開となっています
今後相場の転換が起こるかどうかは、MACDのMACDシグナル上抜けがどのあたりで起こるのかを見極めていかなければならない状態で、現在の乖離幅からだと底打ちをうかがわせるような材料はない状態だと判断しています

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、30直前まで低下しています
短期的に売られすぎの水準に達しているものの、現在はトレンド相場だと判断していますのでシグナルの信頼度は低下しているものと判断しています

金曜日の推移に関しては中東情勢の緊迫化による下押しが強かったため、その分を巻き戻す形での短期的な反発が起こる可能性はあります
ただそれは一時的なもので、相場が底堅い展開へと戻るまでにはもう少し日柄がかかるのではと考えています
週内に関しては企業業績の発表が好調であれば相場展開が再度持ち直す可能性はあり、この辺りには期待したいところではあります
一方でアメリカの利下げ観測の後退は相変わらず続いていて、今回の相場の調整が始まった材料自体には根本的な変化はなく、今後も下押し材料となってしまう可能性が高いのではと考ました

以上のことからこれから1週間の日経平均は、自律反発が入る場面があったとしても下落基調が続く展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は38,800円の上抜けです
ボリンジャーバンド中央線の価格を目処に設定しています
想定しているのはボリンジャーバンド中央線と一目均衡表の雲の上抜けです
この2つが起こると相場が好転する可能性が出てきますし、その後にエンベロープ中央線の上抜けも見せるようであれば、強い相場展開へと戻れる可能性が出てきますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は35,350円の終値基準での下抜けです
1月18日の安値の価格を目処に設定しています
日経平均がここまでの上昇で38,000円から下の水準の商いが薄くボラティリティを伴って下落する可能性があったのと同様に、35,350円から下の水準もやはり商いが薄く一気に下げ幅を拡大する可能性の高まる価格帯に入ると考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

TOPIXの予想と注意ポイント

TOPIXの予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間のTOPIXの予想は下落、予想値幅は2,550ポイントから2,710ポイントです
予想値幅下限は大きな高安の半値基準の価格を、上限はボリンジャーバンド中央線の価格を目処に設定、自律反発を見せる場面はあるものの下落推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、週を通して強い下落を見せたことで一目均衡表の雲の中に突入、3月半ばの底値形成の水準を大きく下回ったわけではないものの弱い展開へと入っています
三尊天井を形成するように2,760ポイント周辺まで戻す可能性はまだ残されてはいますが、このまま再度2,620ポイント周辺を下抜ける形で終値を付けてくると、このまま崩れてしまう可能性のある推移だと考えています
ボリンジャーバンド中央線のエンベロープ中央線の下抜けや一目均衡表の遅行線の日足下抜けと転換線の基準線下抜けは相場が悪化していることを示しているものと判断しています

TOPIXの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では金曜日の下落は強く一旦は75日単純移動平均線の下抜けを見せたものの、終値基準では下値支持として機能している可能性があります
この辺りはまだ若干底堅い展開と考えられるかもしれません

DMIではADXは30台前半を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

TOPIXのMACDとRSI

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、強弱の分かれ目である0の下抜けを見せています
MACD自体が弱い水準へと入ってしまいましたので、調整の日柄が長いものになる可能性を考慮した方が良いだろうと考えています

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、40を下回った水準まで低下しています
短期的には売られすぎの水準に来ましたが、現在はトレンド相場だと判断していますのでシグナルの信頼度は低下、売られすぎによる反発が起こらない可能性がある点には注意が必要だと考えています

TOPIXの推移は日経平均と比較すると底堅いところもあるものの、ある程度本格的な調整に入っているため下落推移が終わるまでには日柄を要する可能性がありそうです
75日単純移動平均線が下値支持として機能していますし、3月半ばの底打ちの水準とダブルボトムを形成しようとしている点はポジティブですが、如何せん他の市場が弱すぎます
時間外取引では反発を見せているため月曜日の寄付きは1%弱の上昇から始まる可能性がありますが、そのまま買いが進むとは今のところ考えていません
予想値幅としてはダブルボトムを形成して三尊天井を作る可能性を考慮して2,710ポイントあたりまでの上昇を見込んでいますが、ここまで反発を見せるのは実際のところはかなり難しいだろうと判断しています
以上のことからこれから1週間のTOPIXは、自律反発を見せる場面はあるものの下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は2,730ポイントの終値基準での上抜けです
エンベロープ中央線の価格を目処に設定しています
3月初旬の高値の終値基準での上抜けや、一目均衡表が好転する可能性が出てくる推移となります
TOPIXの調整が短期間で終わり、弱くても横ばい気味のレンジ相場、強ければ上昇相場へと戻れる可能性のある推移だと考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は2,495ポイントの終値基準での下抜けです
1月26日の安値の価格を目処に設定しています
この価格帯は今年1月に横ばい推移を見せた場所で、下抜けが発生すると今年の上昇の起点となった2,300ポイントあたりまで調整してしまう可能性も出てきてしまいます
TOPIXのこれまでの推移を考えても週内に相場がここまで悪化するとは考えづらいのですが、今後推移する価格帯が昨年までの水準に押し戻される可能性のある展開として、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

金曜日の中東情勢緊迫化による日本株の下落は、アメリカ市場が始まるころには無かったものとなってしまいました
日本市場は余分に下落してしまった感じです
ただその後のアメリカ市場の下落推移を受けて日経平均は時間外で金曜日の終値付近まで再度下押されてしまいました
ハイテクセクターへの売りが強く、これが反映されたものと考えています
週末に関しては日銀金融政策決定会合、翌週は月曜日と金曜日が休場で3営業日の立ち合いと、ここからしばらくはポジションが取りにくく強い買いは入ってきにくいかもしれません
またアメリカ市場の調整具合を考えると、そう簡単に大底を形成して反発という展開にはならないのではという印象を受けています
今のような強い調整が続く場合にはどちらの指数もちょっと厳しい展開になるかもしれませんが、緩やかな調整の下落に変化していくようであれば、もしかしたら昨年の6月半ばからの展開のように、日経平均は下値を切り下げて調整を続ける間、TOPIXは横ばいのレンジ相場という形で、TOPIXは日経平均に比べるとそこまで崩れない可能性もあるのではと考えています
ただこれはちょっと楽観的過ぎるかもしれません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間日本株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・100・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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