インフレ高止まりと債券空売りで債券利回り上昇し円安推移、日経平均はこれに支えられ3万円を目指す?【23/5/15~】

投資

こんにちはしーさんです

ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500の予想を毎週土曜日に更新している週間株為替予想です

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しーさんの株とドル円の予想 – YouTube

アメリカ市場の1週間の振り返りと今週の予定

ここ1週間の値動きですが、月曜日はFRBの調査で米銀行の貸し出し態度が厳しくなっていることが分かり企業活動悪化懸念が高まりますが、米地銀への買い戻しやアルファベットやエヌビディアへの買いが相場を支えダウは小幅下落しナスダックとSP500は小幅上昇、火曜日は翌日に消費者物価指数の発表を控え様子見ムードの中、ハイテク株には利益確定売りが出てダウは小幅下落しナスダックとSP500は下落、水曜日は高止まりを警戒していた消費者物価指数は市場予想通りの内容が発表され安心感から米長期金利が下落しハイテク株には買いが入りますが、金融引き締め長期化懸念や米債務上限問題への警戒感から売られる場面もありダウは小幅下落しナスダックとSP500は上昇、木曜日は米地銀パックウエスト・バンコープが預金の1割減を公表し株価が3割超下落、さらにウォルト・ディズニーも決算発表後に大幅下落、発表された卸売物価指数は市場予想通りもインフレ高止まり懸念から相場に下押し圧力がかかりダウは下落、ただアルファベットやテスラが買われナスダックは小幅上昇しSP500は小幅下落、金曜日は発表されたミシガン大学消費者態度指数が市場予想以上に悪化、消費者が予想する5年後インフレ率は3.2%と高水準となりFRBの一段の金融引き締めが意識され小幅下落して週の取引を終えました

前回予想では3指数とも上昇としていましたが、実際に上昇したのはナスダックだけで、ダウとSP500は下落してしまいました

週末にかけて値動きが弱くなる展開は予想通りではありますが、相場の方向感をうまくつかめていない印象が強いです

アメリカ市場は底堅く推移していることはしていますが、懸念材料が多すぎる印象です

特に米地銀の破綻リスクと米債務上限問題に関しては相場にどのようなタイミングでバイアスをかけるのかを予想することが非常に難しいです

リスクとして認識する必要はあるのですが、予想に無理をして組み込んでいくのは、相場の方向感を考えるうえで間違いを起こす可能性もあると警戒している状態です

そのため予想外の値動きに関してはこれらのリスクを考慮しつつ、本筋の予想ではあまり含めない方向で考えていきたいと思います

これから1週間の主なイベントですが、月曜日のニューヨーク連銀製造業景気指数は悪化見通しで下落バイアスに、火曜日の小売売上高は好調な結果となりそうですので上昇バイアスに、水曜日の住宅着工件数と木曜日の中古住宅販売件数は悪化見通しですので下落バイアスに、金曜日のパウエルFRB議長の発言に関しては利上げ長期化懸念から下落バイアスになる可能性もあるのではと考えています

経済指標の発表に関してはある程度見通しが立つのですが、見通しが立たないリスクとしてあるのが米地銀に関連する混乱と米債務上限問題です

この2つに関してはどのタイミングで問題視されるのかが不透明で、予想することが非常に難しいと思います

ある日いきなり市場が重要視することによって、相場の展開が急変する可能性もありますのでかなり注意した方がいいと思います

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は32,500ドルから33,600ドルです

予想値幅下限は3月1日の安値の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、火曜日に反発する可能性はあるものの、全体的に下落推移をする展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日から水曜日まではエンベロープ中央線に頭を押さえられ木曜日に反落、金曜日も木曜日と同じような推移を見せています

前回予想では5月5日の非常に強い反発から再度上昇推移を継続するのではと考えたのですが、週を通してエンベロープ中央線に頭を押さえられる展開となっていて、下落する際の典型的な値動きに入っています

昨年の12月と今年の2月にも同様の高値から32,500ドル付近までは下落していますので、今回も同様の値動きが出ると考えた方がいいのではと今のところ考えています

木曜日の値動きは75・100日単純移動平均線に下支えさえるように粘ってはいますが、底堅いというよりは下落のタイミングをうかがっていると言った印象の方が強いです

インジケーターではADXは17台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIは横ばい気味に推移、RSIシグナルに頭を押さえられるような展開が続いています

RSIとRSIシグナルのどちらも強弱の分かれ目になる50を下抜け始めていて、相場が弱い方向へと傾き始めています

ここから粘る可能性が無いとは言えませんが、その場合でも下値で横ばい推移するのが良いところではといった印象です

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、乖離幅を再度拡大し始めています

今のところ下げ止まる兆候はなく、下落方向への推移を継続している状態です

強弱の分かれ目である0の下抜け目前で、相場観は悪化しています

チャート形状や下支えのポイント、インジケーターの状況から、ニューヨークダウは調整に入る可能性が高まっているタイミングだと判断しています

仮に底堅い値動きを見せたとしても、金曜日の水準辺りで横ばい推移するのが良いところではといった印象です

週内の値動きを横ばい気味でこなして底固めができれば再度上昇する可能性もあるかもしれませんが、今後発表される経済指標の内容や、金曜日までの値動きを考慮すると、下落方向の確率が高いだろうと判断しました

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、火曜日に反発する可能性はあるものの、全体的に下落推移をする展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は33,700ドルの上抜けです

この値動きに入った場合、ニューヨークダウは高値圏でのレンジ相場に入る可能性が高まると考えています

価格帯としては32,800ドルから34,000ドルの間で、エンベロープ中央線を挟んで上下する展開です

ここから一方的に強い上昇相場が現れるタイミングだとも考えていませんので、上昇し始めても高値をどんどん更新するような値動きには発展しないだろうと思いますが、34,000ドルまでであれば上昇する可能性はありますので注意は必要だと思います

下落方向は32,500ドルの下抜けです

この場合は31,500ドルを試すような値動きに入っていくと考えられます

ここまでの下落推移の傾向を考えると、32,500ドル付近まで下落した後にいったん反発、エンベロープ中央線で頭を押さえられるか、それとも上抜けができるかで相場展開が変化するわけですが、どちらにしても一旦は反発するような値動きが発生する傾向があります

これは昨年8月の高値からの急落でも同じ傾向があります

そのため32,500ドルへ達した後、反発を伴わずに下抜けが発生する場合は、強めの下落に入ると考えた方がいいかもしれません

この場合に関しては下値目処を慎重に考えて、最安値辺りまで引き下げてもいいかもしれません

ナスダックの予想と注意ポイント

12月28日の終値を中心に2月2日の終値を高値、3月10日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は12,100ポイントから12,400ポイントです

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は金曜日の高値の少し上の価格を目処に設定、高値圏でもみ合うように緩やかな下落推移をする展開を予想します

チャートのテクニカルでは、火曜日こそ一旦下押されますが、週を通して強い上昇推移を見せています

エンベロープやボリンジャーバンドの中央線からは距離があり、まだ反落に入ると判断できるようなタイミングではありません

各種単純移動平均線も上向きになっていて、相場の方向感としてはポジティブな印象が強いです

チャート形状からは過熱感もあまりなく、このまま上昇推移を継続すると考えていい状態だと考えています

インジケーターではADXは15台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIはRSIシグナルの上を下落推移、ただ直近の反落で下向きにはなりましたが、強い方向感を持った下落推移ではありません

RSIとRSIシグナルのどちらも強弱の分かれ目である50を上回った推移を継続していて、堅調な状態と考えられます

反落が起こったとしても強いものではなく、高値もみ合いが良いところといった印象です

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、上抜けを見せてからは横ばい気味ながらも上昇推移を継続しています

強い方向感はうかがえないものの、強弱の分かれ目である0を上回る推移を継続していて、相場観としては底堅い印象です

年初からの上昇に関しては、ピッチフォークから外れてしまっていることからも勢いがそがれてしまっている状態であるとは思います

ただそこから大きく値崩れを起こすことも無く、かなり堅調な推移を継続しています

相場がレンジ気味に推移していることからエンベロープ中央線が下支えとして機能しておらず、今後も強い上昇が起こらなければエンベロープ中央線の下抜けを見せることもあるかもしれませんが、それが下落方向への転換サインとは考えるのは少し危険かもしれません

5月4日の安値を更新するような弱い展開に入るまでは、上昇推移が継続すると考えたほうが良さそうです

ただこれから1週間で発表される経済指標の内容は景気悪化を意識させそうですし、週末には米長期利回りの上昇を起こす可能性のあるパウエルFRB議長の発言が控えています

底打ちをしたように米10年債利回りも反発を見せていますので、この辺りはナスダックの上値を重たくするのではと考え、一旦上昇力が弱まるのではと予想しました

以上のことからこれから1週間のナスダックは、高値圏でもみ合うように緩やかな下落推移をする展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,400ポイントの上抜けです

堅調な買い姿勢が続く場合、ここからさらに上値を目指し12,600ポイントまで上昇、さらに強い展開であれば13,200ポイントをうかがうような推移を見せる可能性もあります

米地銀や米債務上限の問題を考えるとここまで強い値動きを見せてこられるのか疑問がありますが、月曜日以降も反落をせずに堅調な上昇推移を継続する場合、このまま高値を目指す展開もあり得ますので注意が必要だと思います

下落方向は11,800ポイントの下抜けです

金曜日の値動きではエンベロープ中央線から約240ドル上方向に乖離していますので、仮に同じ勢いで下方向に乖離した場合、金曜日の水準から考えると11,800ポイントあたりまで振れ幅が出る可能性はあるかもしれません

ちょうど4月25日の安値の水準でもありますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

この場合11,600ポイントあたりまではまずは調整するかもしれません

ただ金曜日の水準から考えると、11,800ポイントはかなり価格差がありますので、ここまで待ってから判断ではちょっと遅いかもしれません

S&P500の予想と注意ポイント

12月28日の終値を中心に2月2日の終値を高値、3月13日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のS&P500の予想は下落、予想値幅は4,060ポイントから4,170ポイントです

予想値幅下限は5月4日の終値の価格を、上限は5月1日の終値の価格を目処に設定、横ばい気味の値動きながらも緩やかに下落推移する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日から金曜日までほぼ値動きが無い状態で横ばい推移、エンベロープやボリンジャーバンド中央線と絡み合うように推移していて、方向感がつかみにくい状況です

そろそろピッチフォークからも外れてしまいそうで、上昇の勢いを保つことは難しそうです

長期の単純移動平均線は上昇傾向で決して悪い環境ではないのですが、チャート形状からだけでは弱くは無いものの相場の方向感をつかみ取ることは難しいと思います

インジケーターではADXは11台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIはRSIシグナルと絡み合うように推移、方向感の判断はしにくい状況です

強弱の分かれ目である50の上で推移していることから決して弱い相場展開ではありませんが、上下どちらに動き出すのかは判断できない状況です

MACDはMACDシグナルの下を横ばい推移、MACDシグナルは下落推移を継続しています

こちらも強弱の分かれ目である0の上で推移していることからそこまで弱いわけではありませんが、0に収束するように下落推移を継続していて、相場が横ばい推移に入ってから特に転換点が無いまま推移していると言った印象です

インジケーターでは相場が底堅いことを確認できるものの、方向感をつかむことは難しい状況だと考えています

チャート形状でもインジケーターでも、相場の方向感をつかむことは難しい状況です

そのため予想としては素直に横ばいでもいいのかもしれません

ただ週内に予定されている経済指標の市場予想を考えると、景気見通しはどちらかというと悪い印象があります

そのため週内に関しては下押される可能性の方が高いのではと考え、この辺りを加味して予想しました

以上のことからこれから1週間のS&P500は、横ばい気味の値動きながらも緩やかに下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は4,200ポイントの上抜けです

直近の高値を上抜ける強い推移をここから見せる場合、横ばい気味に推移する期間が長かったことからしっかりした上昇相場が現れる可能性があります

この場合まずは8月16日の高値4,325ポイントを目指すような強い上昇が出てくる可能性が高いと思います

値動きも早くなる可能性がありますので、その点にも注意が必要だと思います

下落方向は4,040ポイントの下抜けです

4月26日と5月4日の安値を下抜ける推移です

SP500はボラティリティが低下していることから、エンベロープ中央線から大きく乖離する際には、そのままその方向に離れていってしまう可能性があると考えています

急激にボラティリティが上昇し直近安値の下抜けを見せた場合、そのまま直近高安の半値基準、4,000ポイントまで下げ幅を拡大する可能性が高まります

ここでいったん下げ止まる可能性はありますが、これまでの推移を考えるとさらに下の水準、3,920ポイントまで再下落すると考えられますので、注意が必要だと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

9月30日の終値を中心に11月24日の終値を高値、1月4日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は29,000円から30,000円です

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は2021年11月16日の高値の価格を目処に設定、上昇推移を継続する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は為替の円高推移で輸出関連株中心に売り優勢、高値警戒感から利益確定の売りも出て下落、火曜日は海外短期筋による先物への断続的な買いが入り上昇、水曜日は主要企業決算が相次ぎ個別株の値動きが目立つ中で、前日のアメリカ市場の下落を受けて利益確定売りが出て小幅下落、木曜日は前日のアメリカ市場でのハイテク株高を材料に半導体銘柄などに買いが入りますが、為替の円高推移が悪材料となり上値は重く小幅上昇、金曜日はアメリカ市場に比べ投資環境が良好だと考えた海外投資家の買いが相場を押し上げ利益確定売りをこなして上昇して週の取引を終えました

前回予想では上昇としながらも週後半には反落に入る展開を予想していましたが、日経平均は予想以上に堅調で週末も上昇推移を維持しています

過熱感があることから下落推移が起こると考えて構えていましたが、日経平均に下落するような兆候が見られない状況です

一気に強い上昇を見せて過熱感がさらに高まるか、相場が下落方向へと転換しなければならないような悪材料が出てくるまで、日経平均は堅調な上昇推移を続ける相場展開に入っていると、今までより強気に予想をするように修正したほうがいいのではと1週間の値動きを見て考えています

これから1週間の主なイベントですが、水曜日のGDP速報値は好調な結果となりそうで上昇バイアスに、金曜日に発表される全国消費者物価指数に関しては高止まり懸念がありますが、日銀は金融緩和を継続する見通しですので相場に対する影響は小さなもので済むのではと考えています

企業決算に関しては月曜日でおおむね通過することになります

予定されている件数は606件とかなり多いのですが、ここを通過すれば材料としてはほぼ消化するだろうと考えています

影響が出るのはおそらく火曜日までで済むのではといった感じです

アメリカ市場の週内のイベントでは、火曜日の小売売上高に関しては市場予想が好調な内容となっていますので上昇バイアスになりそうですが、月曜日のニューヨーク連銀製造業景気指数、水曜日の住宅着工件数、木曜日の中古住宅販売件数に関しては悪化見通しで下落バイアスとなりそうです

金曜日に予定されているパウエルFRB議長の発言に関しては利上げ継続懸念から下落バイアスになるのではと考えています

また週内のイベントは関係ありませんが、これ以外に注意したいのが米地銀への懸念と米債務上限問題による相場への下落バイアスの発生です

この2つに関しては市場に対してネガティブな材料となる可能性が高いのですが、どのタイミングで材料として相場にバイアスをかけるのか予想することがかなり難しく、正直なところ出てくるまでわからないといったところがありますので、相場の方向感が急激に悪化する場合などには、その後にまた戻るだろうというような楽観的な考え方は危険かもしれないという点に注意が必要だと思います

オプションの動向に関してですが、SQを通過して限月が変更になっていますので、5月12日金曜日の取引だけで判断したいと思います

海外系証券会社のオプションの動向ですが、アービトラージのABNアムロは下目線、CALL30,000円が上蓋になりそうな雰囲気、ソシエテ・ジェネラルは上目線でCALL30,125円の買いが強く、BNPパリバは上目線でCALL30,000円に大きめの買い建玉があります

上方向に関しては、各社ともにCALL29,500円での取引が多くなっていますが、その分の反対売買を30,000円付近で行っていることから、この2つの価格帯での値動きが主になると考えているのかなといった印象です

下方向に関しては、ABNアムロは全体的に下目線な印象ですが、BNPパリバはPUT28,500円での売り建玉が多く、28,350円あたりが下値目処かなといった印象です

グローバルマクロのJPモルガンは下目線ですが、そこまで強い方向感は無さそうです

CALL29,750円で買いがあり上値目処は30,000円付近、PUT28,625円で売りがあり下値目処は28,500円あたりといった印象で、アービトラージの3社と同じような印象です

オプション全体の取引では、CALL優勢で上目線、売買が活発に行われている水準はアットザマネーの28,500円から離れた水準に多く、ここから大きめの値動きが上下どちらかに起こる可能性が高まっていると相場が考えていると判断しています

週内の取引に関してはボラティリティが高まる可能性を考慮したほうがいいと思います

225mini先物では、ABNアムロは下目線、ソシエテ・ジェネラルは上目線、BNPパリバは若干下目線、JPモルガンは上目線だと判断しています

オプションの動向と合わせるとABNアムロは下目線、ソシエテ・ジェネラルは上目線、BNPパリバは若干上目線、JPモルガンはニュートラルと言った印象です

アービトラージの3社は方向感が割れている感じです

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディ・スイスは下目線、モルガンは225ラージでは買い向かいTOPIXでは売り向かっていてニュートラル、グローバルマクロのゴールドマンとJPモルガンは下目線でシティは上目線でした

気になるのはCTAのクレディ・スイスが下目線に変化した点です

月曜日以降に再度買い向かうと良いのですが、木曜日辺りからどちらでも売り向かい始めているのが気がかりです

グローバルマクロの3社に関しては方向感が割れている状態ですが、全体的に持ち高を縮小する傾向があり、これも一旦相場を手仕舞う動きの可能性があることから注意して見ていきたいと考えています

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディ・スイスは下目線、モルガンはニュートラル、グローバルマクロのゴールドマンとJPモルガンは下目線でシティは上目線、アービトラージのABNアムロは下目線、ソシエテ・ジェネラルは上目線、BNPパリバは若干上目線だと考えています

注意点は相場の値動きが29,500円から上下に一気に離れるボラタイルな展開になる可能性がある点と、上限価格は30,000円付近、下限価格は28,500円あたりが目処になりそうなことです

裁定取引の残高は、買い残は横ばい気味に推移していて、売り残が減少傾向です

相場の強い上昇を危惧して売り方が買い戻している可能性がありそうです

売り残高はある程度あるため、仮に強い上昇相場が続く場合、売り残が低水準になって買い戻しが発生しなくなるまでこの流れが続く可能性もあり注意が必要だと思います

一方で買い残がそこまで多く積みあがっておらず、反落が起こる兆候は特に無さそうです

チャートのテクニカルでは、月曜日に下押しはあったものの4月28日と5月1日に開けた窓を埋めることも無く反発、ボリンジャーバンド中央線に接触することも無く上昇推移を継続しています

相場展開としては順調な上昇を続けていて、ボリンジャーバンド中央線を下抜けるまではこの勢いが続くと考えて対応したほうが良さそうです

ピッチフォークの中にもきれいに収まっていて、危なげなく上昇相場が続いていると言った印象です

ここから強い上昇を見せてエンベロープ上限に接近した場合には過熱感が意識される可能性が高まると思いますが、現段階では特に懸念材料は無いと判断しています

インジケーターではADXは24台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、現在は上昇トレンド相場が継続中だと判断しています

非常に強い上昇推移に入っていて、今のところ上値目処が見えてきません

今までのMACDの傾向から考えると、400付近で高値を付けることもありましたが、その傾向が今回も適応できるかは不透明で、上値目処としては不適当ではと考えています

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、70台直前まで上昇しています

RSI単独で考えると過熱感が非常に高い状態ではありますが、現在は上昇トレンド相場に入っていることから、RSIの過熱感が反落のシグナルとはならない点には注意が必要だと思います

日経平均の現在の価格は2022年から振り返っても高値圏に位置していることは確かです

ただRSIに過熱感はあるものの上昇トレンド相場へと入っていて、現在のところ相場に転換のサインは特に出ていません

週内のアメリカ市場の値動きは少し軟調なものになる予想をしていますので、それが相場には下押し圧力となる可能性はあります

一方でドル円相場に関しては円安推移を予想していて、こちらは相場の押し上げ要因になるはずです

4月27日の反落時にエンベロープ中央線への接触を見せる水準まで下落したことから、今後も反落が起こった際にはエンベロープ中央線までの下落は覚悟する必要があるかもしれませんが、ここを下抜け無ければまだまだ上昇相場が続く可能性は十分にありそうです

先物の動向に変化が表れているのは不安材料ですので、海外勢の買い意欲が継続するのか、それとも弱まっていくのかには注意が必要だと思いますが、オプションの動向を考えても30,000円までの上昇は見せるのではと考えています

以上のことからこれから1週間の日経平均は、上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は30,000円の上抜けです

上抜けが発生した場合、次の目標価格は30,500円から30,800円まで切りあがります

これは2021年2月の高値や同年9月の高値に迫る推移です

ここまで上昇すればさすがに下がるとは思いますが、上昇時の日柄も大事かもしれません

仮に週前半で30,000円の上抜けを達成するような強い値動きの場合、過熱感から早い段階で反落を見せるかもしれません

逆に緩やかに上抜けをして、その後の推移も過熱感が無い場合、息の長い上昇相場となる可能性も出てきます

30,000円をどう上抜けるかが重要だと思いますが、目安としてはエンベロープ上限のラインに急接近する場合には、過熱感から急反落が起こる可能性が高まると思いますので、その点にご注意いただければと考えています

下落方向は28,900円の下抜けです

5月8日の下落時に窓埋めをすると思われたところには、まだ窓が開いたままになっています

ここまで高値を試した後に反落して再度窓に手をかけた場合、高確率で窓埋めをする値動きを見せるだろうと考えています

強い値動きであれば28,500円を下抜ける展開も考えられますので、調整の反落に入る一歩目として注意したい値動きです

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は134円70銭から138円00銭です

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は5月2日の高値の価格を目処に設定、円安推移を継続する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は東京時間では米長期金利の上昇から円安推移も利益確定売りで反転、アメリカ時間にはシカゴ連銀グールズビー総裁がメディア取材で米債務上限問題に関して警戒感が高まる発言を行いドルは積極的に買いにくくなり円安、火曜日は翌日にアメリカで消費者物価指数の発表を控えている中、ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁の年内利下げを否定するような発言もあり円安、水曜日は発表された米消費者物価指数は市場予想通りとなり、高インフレへの警戒感が和らいだことで米長期金利が下落し円高、木曜日はイギリス中央銀行が0.25%の利上げを決定し利益確定のポンド売りが発生しドル買い優勢、その後アメリカで発表された卸売物価指数は市場予想通り高止まりし、新規失業保険申請件数は市場予想を上回り米景気後退懸念から債券が買われ米長期金利が下落し上値は重く円安、金曜日は発表されたミシガン大学消費者態度指数で消費者が予想する5年後インフレ率が3.2%と前回の3.0%を上回り、FRBのボウマン理事のインフレ高止まりの場合は追加の利上げが必要となるとの考えが伝わったことでFRBの追加利上げが意識され米長期金利が上昇し円安推移して週の取引を終えました

前回予想ではボリンジャーバンド中央線に頭を押さえられる形で円高推移としていましたが、木曜日までの値動きは予想通りとも考えられる値動きですが実際のところはそうではありませんでした

金曜日の円安推移でも予想は外れていますが、それ以前の値動きに関しても週初に一旦上値を試すもののそこから反落というものが週前半も円安推移、発表された消費者物価指数の材料だけで修正するように円高推移していて、予想全般が外れていたと考えています

普段から予想をする上で米10年債利回りの値動きには注意を払っているのですが、現在のアメリカ市場では米債務上限問題の先行きを見据えて米債券に空売りが入っている点に注意が足りなかったというのが今回の反省点です

またミシガン大学消費者態度指数は想定以上の悪化でしたが、消費者のインフレ率の先行き見通しが高止まりする可能性を考慮できなかったのも良くなかったと思います

経済指標の表面上の数値だけしか追えていない状態で、発表される経済指標の内容がどのようなものなのかの理解度を深めなければならないというのも反省点ですが、正直なところどこまで対応できるのか不透明です

これから1週間の主なイベントですが、注目しているのは景気悪化懸念が高まるかどうかです

現在考えられる景気悪化懸念の種類は、直近で発表される経済指標の内容悪化、米地銀の破綻懸念、そして米債務上限問題が主なものだと考えています

経済指標以外の内容に関してはどのようなタイミングで悪材料が出てくるのかを予測することは難しいと思いますので、相場が悪材料と考え反応した時に対応を取るしかないのではと今のところ考えています

一方で経済指標の発表に関してはスケジュールが決まっていますので事前に対応策を考えておくことは可能かもしれません

週内に予定されている経済指標の発表は、景気動向を反映するようなものが多く警戒が必要だと思いますが、発表元に関してはアメリカ以外にもイギリスやユーロに関しても注意が必要かもしれません

火曜日にアメリカで発表予定の小売売上高に関しては前月と比べ好調な結果となりそうで、これに関しては円安バイアスになる可能性があると考えているのですが、月曜日と木曜日に発表を控える連銀の製造業景気指数に関してはどちらもマイナス見通しで、景気悪化懸念から円高バイアスがかかる可能性があるのではと警戒しています

市場予想が一部発表されていないものでも、火曜日にイギリスで発表される雇用統計、ドイツとユーロで発表されるZEW景況感調査には、景気悪化懸念が出てこないか注意が必要だと考えています

また木曜日にアメリカで発表される中古住宅販売件数に関しては景気動向に大きなインパクトを与える傾向があり注意が必要で、今回は市場予想では悪化見通しですので円高バイアスになる可能性があるのではと警戒しています

一方で木曜日に予定されるメキシコ中央銀行の政策金利発表や、金曜日のパウエルFRB議長の発言に関しては、利上げ継続懸念で米長期金利の上昇が起こることにより円安バイアスがかかる可能性があるのではと考えています

景気悪化懸念による円高バイアスと、利上げ長期化観測が強まることによる円安バイアスの戦い、といった感じになるのではというのが週内の予想です

ただ米地銀の経営破綻や米債務上限問題に関してはリスク回避の円高が起こる材料となりかねませんので、決定している経済指標の発表タイミングだけではなくこれらのニュースがどこかで急に出てこないかには注意が必要だと考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日からボラティリティが低下、水曜日に一気に下落することで上昇時に下支えとなるエンベロープ中央線を終値基準で下抜け木曜日も同様の水準で横ばい気味に推移、金曜日に改めてエンベロープ中央線を上抜け、さらに下落傾向だったボリンジャーバンド中央線も上抜けています

ここから円高推移をしながら調整に入るのであれば、エンベロープの上抜けを多少見せたとしても、その上にあったボリンジャーバンド中央線までは上抜け無かっただろうと思います

前回予想までは円高方向への調整を予想していましたが、現在のチャート形状から考えると133円70銭あたりを底値にしたレンジ気味の推移に入っている印象で、高値を試した場合には直近高値138円付近までの上昇は考えておいた方がいい状況だと考えています

インジケーターではADXは12台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIはRSIシグナルを上抜けて上昇推移を開始、RSIシグナルは下向きではありますが、どちらも強弱の分かれ目である50を上回る水準での推移を継続しています

極端な過熱感は無く、それでいて底堅いと言った印象です

50の水準を底値に反発していますので、新しい材料がでて相場環境が変わらない限り、今後も同様の推移が続く可能性を考慮したほうがいいのではないかと考えています

MACDはMACDシグナルの下を上昇推移、もう少しで再度上抜けを見せてきそうです

こちらも強弱の分かれ目である0を上回る推移を継続していて底堅い印象です

MACDシグナルの下落角度も非常に緩やかで、強い円高推移を見せるような兆候は無さそうです

発表が決定されている経済指標の内容に関しては、景気悪化懸念が高まるものが多い印象です

これらは米債券利回りの低下と円高推移を引き起こす可能性があります

金曜日の円安推移が非常に強かったため、月曜日に関してはいったん利益確定と経済指標の弱い結果から円高推移が発生すると考えられますし、それ以降も各経済指標の発表を通過するたびに下押される展開が考えられます

上昇するような内容が出てくるとすれば火曜日にアメリカで発表される小売売上高のタイミングと金曜日のパウエルFRB議長の発言あたりくらいだと思います

一方で米債務上限問題によって米債券へは空売りが仕掛けられています

この動きが抑制されるとすれば、米債務上限の解決があった場合か、デフォルトしてしまい利益確定に入るタイミングだと思います

これに関しては6月上旬がタイムリミットだと考えられることから、ここ2週間の間くらいは現在の動向が継続するか、少なくとも巻き戻しの動きは出ないのではと考えています

そのためここから1週間に関しては、債権への仕掛け的なカラ売りが継続することで米債券利回りが上昇、円安推移が継続するのではと予想しました

ただ空売りを行っているヘッジファンドの動きは非常に早く、いつ状況が変化するかわからない点にも注意が必要だと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、円安推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は138円00銭の上抜けです

今のところここまで極端な値動きが出てくるとは想定していません

債券への仕掛け的なカラ売りが継続しているとはいえ、米10年債利回りの推移はある程度のレンジ内に収まるような推移へと収束しています

強い方向感をもって上昇しているわけではないため、一気に強い円安推移が発生するようなタイミングではないと思います

ただ138円という節目を週内に上抜けてしまうような値動きが出てきた場合には、複合的な要因で米10年債利回りにもかなり強い上昇バイアスがかかっている可能性があります

仮に週内に早々と米債務上限問題が解決した場合、そこから混乱が起こった場合は米10年債利回りが上昇してもリスク回避の円高が起こりやすいでしょうし、リスクが去ったと考えられる場合は米債券への空売りの巻き戻しから米債券利回りには下落バイアスがかかるはずです

強い円安推移が発生する可能性があるとすればFRBのかなり強い利上げ継続観測くらいなのですが、その場合は今のところパウエルFRB議長の発言タイミングくらいしか考えらません

この予想を考えているときに見落としたか、それとも全く新しい材料が出てきていると思いますので、改めてその後の値動きを考えなければならない難しい相場展開へと入っていくと思います

テクニカル的には142円までの上昇を覚悟したほうがいいだろうとは思いますが、上昇要因によってはさらに上値追いが起こるかもしれない点にも注意が必要かもしれません

下落方向は133円70銭の下抜けです

発生するとすれば、米債務上限問題が解決することによって起こる債券売りの巻き戻しによる日米金利差縮小からの円高バイアスか、米地銀など各種景気悪化懸念が一気に高まることによるリスク回避がきっかけになるものと考えられます

これらに関してはいつ発生してもおかしくないリスクですが、先読みをすることが非常に難しいと思います

また現在の相場がレンジに入っていることから、一旦下押されても5月12日の金曜日のように新しい材料で押し戻される展開も考えられます

この場合には、先のような大きなリスク回避を伴っていない状態で円高推移が発生していると推測されます

下抜けが発生した際には132円までの調整は視野に入れてもいいかもしれませんが、現在から相場環境が大きく変わっていない場合は、再度反発方向に動く可能性が高いかもしれない点には注意が必要だと思います

あとがき

アメリカ市場に関して

アメリカ市場の動向を考えるうえで難しいのが、地銀の預金が減少する流れが転換しないことと債務上限問題の出口がなかなか見えてこないことです

この2つの問題は相場にどのタイミングでネガティブな材料としてバイアスをかけるのか見通すことが非常に難しく、今後の相場の上値を重たくする可能性もあります

地銀の問題に関してはどの程度で落ち着くのか見通せませんが、債務上限問題は最悪の場合でも6月中にデフォルトという形で決着がつくかと思います

もちろんデフォルトなどになったら大問題で、株式市場は大混乱の急落をすると思います

そのようなことからメインシナリオとしては、それ以前の余裕のある日程、もしくはデフォルトが発生する直前での債務上限引き上げの合意が行われるだろうと考えています

高値圏で堅調な推移を見せるナスダックの動向を考えると、あまり弱気になるわけにもいきません

かといってこれらの問題を全く無視することもできません

トレードをする際の塩梅が本当に難しいと思いますが、相場が悪化したら逃げる準備をしつつ、買い向かうしかないのかなと考えています

日経平均に関して

日経平均が非常に底堅い上昇推移を継続しています

アメリカ市場は方向感が無いような横ばい推移などになっていますが、金曜日の上昇に関しては為替が円高気味であったにもかかわらず積極的な海外からの買いが入っていた模様です

金曜日のアメリカ時間では為替は円安方向へと進み、日経平均の時間外先物も0.5%程度上昇と、今のところ金曜日の勢いは続きそうです

市場環境を考えると米地銀や米債務上限問題など、いつ急落が起こってもおかしくないような悪材料は存在します

ですが株式市場はそのあたりを見ているのか見ていないのか、正直それはわかりませんが、それでも強い上昇推移を継続しています

このタイプの上昇に相場が入った場合、はっきりとした反落のサイン、今回でいえばエンベロープ中央線の下抜けやインジケーターでの反落のシグナルをしっかりと確認するまで、高値だからと売り向かうのはちょっと危険な相場環境かもしれません

ドル円相場に関して

テクニカル的には円高方向への推移をする可能性が高いと考えていましたし、金融市場には景気悪化懸念などもあったためリスク回避が出る可能性も高いと考えていました

一方でアメリカでのインフレは高止まりしている状態で、こちらにはそこまで大きな改善が見られません

景気悪化懸念は円高バイアスに、インフレを抑えるために行われるFRBの利上げ継続観測の高まりは円安バイアスとなっています

そこに米債務上限問題による債権の空売りがからみ、米債券利回りの推移が不安定になっていて、こちらも方向感がつかみにくいレンジ相場へと入っています

新しい材料が出るたびに反対方向へボラティリティを伴って切り返す動きが連続しおり、この傾向は米債務上限問題が解決するまで継続してしまう可能性があります

相場の状況を単純に表すとすれば、コツコツドカンが起こりやすい相場環境だと考えていいと思います

ただインフレや景気悪化懸念に対しては比較的素直に相場が反応していることも確かですので、そこを予測できれば利益を出すこともできるかもしれない相場だとも思います

3月下旬から始まった円安推移は、水曜日のエンベロープ中央線下抜けによって終わったという判断は継続していて、ここからはさらに横ばい気味の推移に入っていくものと考えています

更にその推移にはかなり多くの不確定要素がバイアスをかけ続けると思いますので、相場のボラティリティを伴った急転換には本当に気を付けてトレードをしていただければ幸いです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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