どの市場も上値追いと高値からの反落には要警戒、反落の危険性の方が高いと予想【23/5/1~】

週間株為替予想

こんにちはしーさんです

ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500・日経平均・ドル円の予想を毎週土曜日に更新している週間株為替予想です

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また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください

日々の相場の振り返りは月曜日から木曜日まで、YouTubeで夜にライブ配信を行っておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです

アメリカ市場の1週間の振り返りと今週の予定

【ダウ・ナスダック・S&P500の予想】FOMCが分岐点?材料は相場にフレンドリー【週間アメリカ株予想】
一旦強く下落するかと思われたダウ・ナスダック・SP500でしたが、総じて強い反発を見せています。今までの高値にトライするような値動きで、場合によってはこのまま上昇を継続するのではと考えられるような推移でもあります。インジケーターもそこまで軟...

ここ1週間の値動きですが、月曜日は主力企業の決算や来週にはFOMCを控えていることから様子見ムードが強く小動きとなりダウとSP500は小幅上昇しナスダックは小幅下落、火曜日は決算を発表したファースト・リパブリック・バンクから4割超の預金が流出したことが判明し地銀株や景気敏感株に売りが出てダウとSP500は下落しナスダックは大幅下落、水曜日は引き続きファースト・リパブリック・バンクの経営不安が重荷となり大手金融などが売られますが好材料のあったマイクロソフトやボーイングが相場を支えダウは下落しSP500は小幅下落、半導体株などが買われナスダックは上昇、木曜日は前日に決算を発表したメタが急伸し他のハイテク銘柄へも買いが波及、ここまで下落していた米中堅銀行の下げ一服も支えとなりダウは上昇しナスダックとSP500は大幅上昇、金曜日は発表された個人消費支出の結果が堅調だったことからインフレ圧力の根強さが意識され持ち高調整の売り先行も、同日発表されたシカゴ購買部協会景気指数が市場予想を上回り景気減速懸念が後退、インテルなど決算を発表した一部銘柄の上昇も支えとなり3指数とも上昇して週の取引を終えました

前回予想では3指数とも下落予想をしていましたが、実際には木曜日から強く上昇する値動きとなっています

ファースト・リパブリック・バンクの預金の推移への不安感はあるものの、底堅い経済指標の発表や好調な企業決算を発表した銘柄への買いが強い状態が続いています

これから先に関しては主要企業の決算がある程度通過しましたので、企業決算を材料とした買いが発生することは少なくなると思います

そのため企業業績の発表が株式市場にバイアスをかける可能性は、今後少なくなっていくと考えています

一方で発表される経済指標に対しては、インフレの高まりが懸念されるようなものに関しては下押し圧力に、景気動向が堅調であると捉えられるものに関しては上昇圧力になっている模様ですので、今後発表される経済指標に関してはその内容が景気動向に関するものなのか、それともインフレに係るものなのかによって、反応が異なっていくと考えて対応した方がいいだろうと考えています

これから1週間の主なイベントですが、もっとも気になるのはやはり水曜日に予定されているFOMCでしょう

今回のFOMCでは25bpの利上げ幅が見込まれていますが、これに関しておそらく予定通りに行われると考えています

問題になるのはその後に予定されているパウエルFRB議長の定例記者会見で、今後FRBの利上げが継続されていくのか、それともここで打ち止めなのかに関しての発言が行われる可能性がありますので、その点には注意が必要だと考えています

今後も継続的な利上げが行われるという見通しになった場合には株式市場には下押し圧力になる可能性があるのではと考えています

これ以外にも重要な経済指標発表があります

ここのところ雇用関連の経済指標が株式市場に強めの影響を与えることがありますので、火曜日に発表されるJOLTS求人件数、水曜日に発表されるADP雇用統計、木曜日に発表される前週分新規失業保険申請件数、そして金曜日に発表される雇用統計、これらの発表にも非常に警戒が必要だと思います

週末の雇用統計に関しては市場予想では弱い内容となりそうで、金曜日になった際にFRBの利上げ長期化懸念が高まっている場合には株式市場には上昇バイアスに、FRBの継続的な利上げ懸念が台頭していない状態で景気悪化懸念が意識される場合には下落バイアスになる可能性があると考えています

同じ結果だとしてもそれ以前の市場の状況によって反応が変わる可能性がありますのでこの点は注意が必要だなと考えています

もう一つ厄介なのが今後の景気が強く推移するのかどうかを判断する材料となるISMの経済指標の発表内容です

月曜日にISM製造業景況指数がそして水曜日にISM非製造業景況指数が発表されますが、市場予想はどちらも前回発表よりも強い内容となりそうです

強弱の分かれ目である50を下回っていることからそこまで強い内容ではないのですが、アメリカ景気の底堅さを意識させるような内容となるのではと考えています

極端に利上げ長期化懸念が高まっていない状態であれば、おそらく相場には上昇バイアスになるのではと考えています

今週やはりネックになってくるのはFOMC終了後の記者会見でパウエルFRB議長がどのような発言をするかです

利上げ打ち止め観測なのかそれとも利上げ継続観測なのか、どちらになるかによってその後に発表される経済指標の内容が相場に上下どちらのバイアスを与えるのか変化する可能性がありますので、FOMCを通過してみるまでは予想がなかなか難しいと思います

企業決算に関しては山を越えたような印象があります

大手ハイテク企業の決算がある程度終わりましたのでここからは材料が多少少なくなると思います

ただ週内に予定されているものでも5月2日の火曜日にはファイザー・フォード・スターバックス、3日にはクラフトハインツ・コカコーラ・クアルコム、4日にはモデルナとアップルと、無視してしまっていい状況ではないことも確かです

前週までの決算発表に比べると多少インパクトは少なくなると思いますが、この中で特に注意が必要だと思うのは、アップルでしょう

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のニューヨークダウの予想は上値を試したのちに下落、予想値幅は33,200ドルから34,400ドルです

予想値幅下限は4月26日の安値の価格を、上限は今年2月に高値圏でもみ合った価格を目処に設定、高値圏での揉み合いを行った後に下落する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、水曜日までの下落でエンベロープ中央線を下抜ける強い下落を見せましたが、木曜日から一気に切り返す形で直近の高値を終値基準で更新しました

ただこの値動きは一旦下落が起こった際に見せる反発のパターンとしてはありえますので、ここから強い上昇が発生すると考えるのはまだタイミング的に早いのではと考えています

金曜日までの強い2営業日の上昇は継続的な上昇推移を期待させる値動きではありますが、一旦エンベロープ中央線を強めに下抜けたことを予想としてはかなりネガティブな材料として捉えています

25・75・100日単純移動平均線を下支えにする形で木曜日以降に反発できたこと自体はポジティブな材料ではありますが、今のところまだこの反発に半信半疑といった感じです

インジケーターではADXは22台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

RSIはRSIシグナルを上抜け上昇推移を継続、一旦強弱の分かれ目である50まで下落しましたが、そこから強い反発を見せています

RSIシグナルが下落方向へと動いていることから、強い上昇をするというよりはよくて横ばい、場合によっては今回の反発は一時的なものである可能性が高いのではと判断しています

MACDはMACDシグナルの下から上昇推移を開始、もう少しでMACDシグナルの上抜けを見せそうです

一旦はMACDがMACDシグナルの下抜けをしたことで、ここまでの強い上昇相場は終了したと考えていますが、ここから強い値動きが発生した場合にはADXが再上昇を開始することで新しい上昇トレンド相場が発生する可能性はあります

ただ金曜日までの値動きで考えると今のところまだ調整方向へ切り返す可能性の方が高いだろうと判断しています

ニューヨークダウに関してはここまでの強い上昇相場がいったん終わったと考えていいような材料はいくつかあります

一方で完全に相場が下落方向に推移をし始めるタイミングが来たと考えていいかどうか判断が難しいところだと思います

木曜日と金曜日の上昇が下落をする前の綾戻しである可能性は考えられますし、今のところその可能性が高いだろうと考えています

ただこのまま強い上昇が継続した場合には、ADXの再上昇を伴いながらMACDは上昇、新しい上昇トレンドが発生してしまう可能性には注意しなければいけないタイミングだと思います

FRBの利上げが今回のFOMCで停止することを好感した上昇が発生する可能性もありますし、発表が予定されている経済指標の内容もどちらかというと相場にフレンドリーな内容のものが多いと考えています

予想としては現在が高値圏でありここから反落をするということを考えてポジションを取りたいと考えていますが、強い上昇が発生する可能性は念頭においてトレードするべきだろうとも思います

また月曜日に関してはファースト・リパブリック・バンクの問題が再燃しないかには充分に注意するべきだと思います

一部報道でFDICがファースト・リパブリック・バンクを管財人の管理下に置く準備を進めているという情報もありますので、この内容の真偽は不確かではありますが警戒しておいたほうがいいと思います

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、高値圏での揉み合いを行った後に下落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,700ドルの上抜けです

ここまでのニューヨークダウは34,400ドル周辺を天井圏とした上下を繰り返しています

直近のニューヨークダウの動きに関しても個人的な予想としてはこの値動きに随従するものだと考えています

そのためおそらく34,400ドル周辺の強い上抜けは見せないで、今回の上昇も終了すると考えています

この横方向レンジ相場とも考えられるような値動きに対して上抜けを見せられるような推移、今回で言えば34,700ドル周辺を強く上抜けるような推移が発生した場合には、ニューヨークダウがこれまでと異なる値動きに入っていると考えていいのではと思います

上昇後に35,500ドル周辺で頭を押さえられる可能性はあるものの、その場合にはこれまでの横ばい気味の推移とは異なる相場展開が今後見られるのではと考えています

下落方向は33,200ドルの下抜けです

水曜日の安値を下回る値動きですが、このような推移が発生する場合にはいくつかの下支えの材料を下抜けていっている状態だと考えられます

具体的にはボリンジャーバンド中央線、エンベロープ中央線、そして4月26日に下落をした際に下支えとなった各種単純移動平均線をすべて下抜けてくる値動きです

金曜日までの値動きを考えるとここから横ばい気味に推移して下落をするという予想自体が信憑性に欠けるところがあると思うのですが、これらの下支えとなると考えられるポイントを下抜けるたびに、予想が現実味を帯びてくると思います

さらに33,200ドルの下抜けを起こした場合、ニューヨークダウはそこから一気に強い値動きを発生させて下げ幅を拡大する可能性がありますので注意が必要だと思います

特に下抜けが起こる際にはボラティリティが極端に高まっていないかには注意が必要だと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

12月28日の終値を中心に2月2日の終値を高値、3月10日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のナスダックの予想は上値を試したのちに下落、予想値幅は11,800ポイントから12,300ポイントです

予想値幅下限は4月25日の安値の価格を、上限は2月2日の高値の価格の少し上を目処に設定、上値を試す可能性はあるものの横ばい気味に推移しその後反落する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、水曜日までの下落でエンベロープ中央線を下抜ける強い下方向への推移を見せていましたが、木曜日の強い反発でエンベロープやボリンジャーバンドの中央線を上抜け、金曜日もその値動きが続いています

金曜日の終値は以前までの高値と同じところに面合わせをしている状態で、ここから上昇できるかどうかはこの価格帯の上抜けができるかどうかが勝負になりそうです

以前までの高値圏に達していることから不安感はあるものの、チャート形状からは上下どちらに動くのか判断が難しい状態だと思います

インジケーターではADXは17台を横ばい気味に推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIは59台を上昇推移、RSIシグナルの上抜きを見せています

60の水準近くまで達していますので多少過熱感はありますが、確実に下落が起こると考えられるような値動きでもありません

MACDはMACDシグナルの下を上昇推移、MACDシグナルへの接近をしています

MACDシグナルが下落方向への推移を継続していることから、MACDシグナルにMACDが接触したところで再度反落するのではと考えています

ただ強い値動きが継続してしまえばゴールデンクロスをしたところからそのまま上昇を続けてしまう可能性もありますので注意が必要だと思います

ただ確率的にはMACDがいったんMACDシグナルを下抜けた後、MACDシグナルが下向きになっている状態ですので、下落方向への推移を行う可能性の方が高いだろうと今のところ考えています

チャート形状を考えるとナスダックは一旦下落をしたものの強い上昇方向への推移を開始してもおかしくないような価格帯に差し掛かっています

ただ金曜日の値動きは以前の高値に面合わせするような形になっていて、ここを上抜けられるかどうかが勝負といったところだと思います

金曜日までの終値で考えるとこのまま上昇推移を継続すると考えるのには少し材料が足りない状態だと思いますので、ライブ配信でもお話ししましたが今回の反発はあくまで綾戻しであると考えて予想を継続したいと思います

以上のことからこれから1週間のナスダックは、上値を試す可能性はあるものの横ばい気味に推移しその後反落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,400ポイントの上抜けです

金曜日の終値から考えると今回の予想値幅上限12,300ポイントは、値幅としてはかなり少ないと考えています

仮にですが月曜日も強い値動きが継続した場合上髭などで上抜ける可能性もありますし、FRBがFOMCでこれ以上の利上げをしないという観測が強まった場合に相場が上振れする可能性はあると思います

そのため少し上の価格でありますが12,400ポイントを上昇方向の注意ポイントにしたいと思います

この値動きが発生した際に目指す先は13,150ポイント、ここまでは一気に上昇する可能性が高まりますのでかなり注意した方がいいと思います

下落方向は11,800ポイントの下抜けです

こちらは予想値幅下限と同じ価格です

まず初動として注意したいのがエンベロープとボリンジャーバンド中央線の下抜けが起こるかどうかです

この値動きが起こった場合にはさらに強い下落が発生することを考え備えた方がいいと思います

その後の値動きとして想定されるのは11,800ポイントの下抜けですが週内の予想に関してはそこまで大きく下落をするかどうかは難しいところだと考えて下値目処は11,800ポイントに設定しています

ただ後々の動きとしてはこの下抜けは起こるものだと考えていますので想定内の値動きではあります

その下落が発生した際に目指す先は11,400ポイント、まずはここが最初の目標点になると思います

S&P500の予想と注意ポイント

12月28日の終値を中心に2月2日の終値を高値、3月13日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のS&P500の予想は上値試した後に下落、予想値幅は4,040ポイントから4,200ポイントです

予想値幅下限は100日単純移動平均線の価格を、上限は2月2日の高値の価格を目処に設定、上値を試す可能性はあるものの横ばい気味に推移しその後反落する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、火曜日と水曜日に強い下落をしてエンベロープ中央線を下抜ける推移を見せていましたが、木曜日以降に再上昇、特に木曜日の上昇でエンベロープ中央線とボリンジャーバンド中央線を上抜け、金曜日はさらに上げ幅を拡大しました

到達した価格は直近の高値に面合わせをしている状態で非常に強い値動きです

ピッチフォークの中にも残っている状態で今のところ上昇推移が継続していると考えてもいいのではと思えるような値動きだと思います

高値で頭を押さえられるような価格帯で金曜日に引けていますのでその点に関しては少し不安があるものの、ここから反落を起こすと判断しなければならないような材料だとは考えていません

今のところ特に弱い材料はないかなといった印象です

インジケーターではADXは15台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、60を上抜けたところまで上昇していますので多少過熱感はありますがすぐに反落するというような材料かと言われるとそこまで弱い状態でもないと思います

RSIシグナルが下落方向へと推移をしていることから相場の方向感は少し弱くはなっていると思うのですが、強い下落を発生させるようなシグナルかと言われるとそうではないだろうとも思えます

ただ短期的な反発が起こる場合にはRSIがRSIシグナルを上抜けることはありますので、現在の上昇推移が今後も継続するかどうかが大事だと思います

MACDはMACDシグナルの下を上昇推移、今のところMACDシグナルの下を推移しています

強い反発は起こっているものの相場の方向感としては今のところまだ弱い状況が継続していると判断しています

ただこの材料だけで強い反落が起こると判断するのは少し難しいかもしれません

ニューヨークダウやナスダックと同様にSP500に関してもインジケーターなどには極端に弱いと考えられるようなシグナルは出ていない状態だと考えています

ただ一旦MACDのMACDシグナル下抜けが起こっているように相場は下落方向へ調整しようとしていたことは確かだと思います

このまま強い上昇が継続してしまえばすぐに予想が外れたと判断できると思いますが、今のところ金曜日までの値動きは以前までに考えていた水位の想定内に収まっているところもあります

そのため予想内容としては以前から考えている調整方向への値動きが発生するという考えをそのまま継続したいと思います

以上のことからこれから1週間のS&P500は、上値を試す可能性はあるものの横ばい気味に推移しその後反落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は4,200ポイントの上抜けです

仮に4,200ポイントを上抜けたしてもその上には4,325ポイント周辺に次の上値目処がありここが頂点となる可能性はありますが、相場の方向としては全体的に上昇方向へと向かい始める可能性があるポイントだと思います

その後に反落が発生したとしても全体的な流れが上昇方向へと切り返している可能性が高まりますのでここは大切なターニングポイントになるのではと考えています

下落方向は4,049ポイントの下抜けです

予想値幅下限は4,040ポイントですので予想値幅下限よりも上の水準ではありますが、4月26日の安値を再度下抜けてくるような値動きはここから強い反落に入る可能性のある危険な値動きだと思います

ここから強い下落が起こることは想定の範囲内ではあるのですが予想としては週内の値動きはそこまで強い下落に発展するとは考えていません

ただ予想外にボラティリティを伴った強い下落が発生した場合には、一気に下値を切り下げていく可能性がありますので、その点には注意が必要だと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

【日経平均の予想】高値圏でのもみ合い予想も、その後に控える相場展開への注意点【週間日経平均予想】
アメリカ市場が堅調な値動きをする中、日銀の金融緩和維持姿勢がはっきりとしたことで為替は円安推移、日経平均には先物への買いが入り上げ幅を拡大して週の取引を終えました。このまま上昇を継続して上値を切り上げる展開が期待されますが、3連休を控える中...

9月30日の終値を中心に11月24日の終値を高値、1月4日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は28,850円から29,220円です

予想値幅下限は金曜日の終値の価格を、上限は3月17日の高値の価格を目処に設定、29,000円周辺で推移する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は主要企業の決算発表や週末の日銀金融政策決定会合を控え様子見ムードで小幅上昇、火曜日は好調な企業業績の発表を受け買い先行も、利益確定売りや米景気の先行き不透明感が相場の重荷となり上げ幅縮小し小幅上昇、水曜日は米地銀ファースト・リパブリック・バンクから4割超の預金が流出したことが判明しアメリカ株が下落した流れを受け日本株も下落、木曜日はアメリカ市場でファースト・リパブリック・バンクへの懸念から下落した流れを受け銀行株や景気敏感株に売りが出ますが、好決算銘柄や好業績期待銘柄への買いが相場を支え小幅上昇、金曜日は前日にアメリカ株が上昇した流れを受け買い優勢、日銀が金融政策決定会合で金融緩和の維持を決定と伝わると先物主導で一段高となり上昇して週の取引を終えました

前回予想では下落するとしていましたし、ボリンジャーバンド中央線に向け調整しても大きな下落にならないとしていましたが、実際にはエンベロープ中央線へのタッチをするまで調整し、そこから一気に切り返して年初来高値を更新しました

木曜日までの値動きは想定より強い下落となっていて予想からは外れていたのですが、それでも方向感としては合っていたと考えています

問題は金曜日強い上昇です

日銀金融政策決定会合では金融緩和の維持を発表するだろうと考えていましたが、相場はそこまで大きな反応をしないだろうと予想していました

実際には金融緩和維持を好感する形で非常に強い上昇となっていて、これに関しては完全に予想が外れました

金曜日単体の値動きで考えると今回の上昇を予想できなかったことは非常に痛手ではありますが、この上昇が瞬間的なものなのかそれとも継続的な上昇になるのかによって、どのように反省するべきか判断が変わるかと思います

仮にこれが一営業日だけの強い上昇であれば予想することはおそらく難しかったと考えていいと思うのですが、この上昇が相場の流れを完全に変えるような継続的な上昇につながるようなものであれば、ここで反発を予想できなかったことはかなり反省するべきだと思います

これから1週間の主なイベントですが、日本では特に強い材料となりそうな経済指標の発表はありません

ただ5月3日から三連休となりますので、その間にアメリカ市場が大きく動いた場合には週明けの月曜日に一気に影響を受けることになりますので注意が必要だと考えています

日本で連休がある場合は海外の相場も上下に振れたとしても最終的に連休の終わりの時点で帳尻を合わせるように値を戻して横ばい気味に推移することが多いのですが、多少のギャップが現れる可能性はあると思います

アメリカでの企業決算は山を越えた感がありますが、日本での企業決算はこれから本格化します

これから1週間に関しては連休を挟むこともあり気になる企業の決算はあるものの、数はそこまで多くありません

集中するのは5月8日から13日になりますので、この期間の企業決算に関しては非常に注意した方がいいと思います

アメリカ市場の週内のイベントでは、最も注意しなければならないと考えているのは水曜日に予定されているFOMCです

特に注目しているのはFOMC終了後のパウエルFRB議長の定例記者会見の内容です

5月のFOMCに関してはおそらく25bpの利上げが行われると考えていますが、問題になるのはその後の利上げペースです

次回FOMCでの利上げが行われるのか、それとも行われないのか、今回の利上げが最後の利上げだったのか、この辺りが非常に重要になってくると思いますので、パウエルFRB議長の定例記者会見での発言には注目しています

アメリカではそれ以外にも重要な経済指標の発表などが控えています

月曜日と水曜日にはISM製造業景況指数とISM非製造業景況指数が発表されますが、この2つは市場予想では前回発表より強い内容となりそうで、今のところ相場には上昇バイアスになるのではと考えています

これ以外にも雇用関連の経済指標の発表が相次ぎますので、景気の底堅さがFRBの利上げ長期化懸念に繋がらないかどうかには注意が必要だと思います

アメリカで発表される企業決算はだいぶ落ち着いては来ていますが、週内に関してもまだいくつか重要な企業の決算発表が残っています

メタのような強いインパクトを与えるものがあるとは考えていませんが、少なくともアップルには注意した方が良いでしょう

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロは下目線、ただ金曜日に買い優勢となり上目線に変化しました

CALLでは全体的に売りが多い印象ではありましたが、金曜日には29,000・28,750円での買い戻しが多くなっていました

一方でそれ以外の価格帯では全体的に売りが多い状態です

PUTでは全体的に買いが多かったのですが、金曜日28,000円での売りが多くなりました

金曜日に変化があったのは少し気になるところではありますが全体的には下目線という判断でいいと思います

建玉残は28,500円を損益分岐点に下落するほど利益が拡大するポジションをとっています

これから1週間に関してはCALLでの売り建玉とPUTでの買い建玉の傾向が変化しないかには注意が必要だと考えています

JPモルガンは上目線、ただし週を通して考えると多少ニュートラル気味だと考えています

月曜日と火曜日は下目線でしたが、水曜日と金曜日は上目線に変化している印象です

CALLでは木曜日に29,500円で売りがありましたが、総じて見ると29,250・29,000・28,500円での買いが多い印象です

ただ建玉残をチェックしてみると、この中で買い優勢なのは29,000円だけです

PUTでは28,000・27,875・27,500円での売りが多い印象でした

ただ建玉残で考えると27,500円の売りが多く、27,875円では若干売り残がありますが、それ以外は買い優勢です

建玉残は29,500円の少し下の水準を損益分岐点に下落するほど利益が拡大するポジションをとっています

週内の動きに関しては上方向に少し変化し始めようとしている様子が伺えるのですが、全体的には下目線といった印象です

オプション全体の取引では、月曜日はCALL優勢でしたが火曜日と水曜日は多少拮抗状態に変化、木曜日と金曜日に再度CALL優勢となりました

CALLで取引高が多くなっている価格帯は28,750・29,000・29,500円なのですが、最も多いのは29,000円です

どちらかというと上方向に積極的な取引高の増加が見られるというよりは、直近の動きに近いところでの取引高が多くなっていますので、そこまで上値余地はない状態かなと考えています

PUTは28,000円での取引が活発になっていて、むしろこちらに引っ張られる形になるのではと考えています

225mini先物では、ABNアムロは下目線、5月限6月期とも週末の金曜日には大きく売り越しています

6月限では月曜日と水曜日は大きく買い越していますがそれと同程度の水準で木曜日と金曜日に売っている状態で全体的な流れとしてはニュートラルとも考えられるのですが、5月限が全体的に売り建玉が多かったですので、オプションも合わせて考えると下目線と判断しています

JPモルガンは下目線、週末にかけて6月限で買い戻しを行っていますがそれ以上に多くの売り建玉がある状態です

週末にかけてポジションが変化している可能性がありますので、週内の取引で買い方向の姿勢が継続するのかを確認したいところです

ただオプションは上目線でしたし、週末にかけてポジションが変化している可能性を考慮するとニュートラルと判断した方がいいだろうと考えています

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディスイスとモルガンは上目線、特にモルガンの積極的な買い姿勢が目立ちました

クレディスイスは前回予想時の下目線から変化、モルガンは上目線を継続している状態です

グローバルマクロのゴールドマンは若干上目線、シティは下目線、JPモルガンは強弱入り混じりニュートラルと判断しています

グローバルマクロの3社の姿勢は前回予想から変化がなく、JPモルガンの225ラージは買い優勢でTOPIXは売り優勢というのも変化がありません

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディスイスとモルガンは上目線、グローバルマクロのゴールドマンは若干上目線、シティは下目線、JPモルガンはニュートラル、アービトラージのABNアムロは下目線だと判断しています

クレディの姿勢が少し上目線に変化したような印象がある中で、ABNアムロが下目線へと変化し始めているのが少し気になるところです

長期的には相場が改善しようとしているのではと感じるものの、短期的には下方向への値動きが発生する可能性が高まっているのではという印象があります

裁定取引の残高は、一旦買い残が急激に減少する場面がありましたが、そこからは横ばい気味に推移しています

水曜日までの取引では減少傾向で、買い残高が多い状態からの反落が心配された状態からは変化しているものと考えています

売り残に関しても減少傾向ではありますが、こちらは買い残の変化に比べるとボリュームが少ないですし、売り残高も少ないことから相場の方向感に影響を与えるほどではないと考えています

相場でよくみられる、買い残高が多くなったところからの急落という心配は一歩後退したという印象です

チャートのテクニカルでは、水曜日に強く下落したところで弱気相場入りかと思われましたが木曜日のエンベロープ中央線への接近を境に反発、金曜日にはアメリカ株式市場の堅調な値動きから反発したところに、日銀金融政策決定会合での金融緩和の継続という材料が加わり、更に上げ幅を拡大する形で年初来高値を記録しました

ボリンジャーバンド中央線の再度の上抜けも見せており高値を更新していることからも非常に強い値動きへと入っています

チャート形状からだけで考えれば今のところ反落するような兆候は見られないといったところです

インジケーターではADXは18台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIはRSIシグナルを上抜け上昇を開始、RSIシグナルは横ばい気味に推移しています

過熱感はあるもののここから下落をするのかどうかに関しては材料がない状態だと考えています

現在のRSIには特に反落が起こるような兆候はありません

MACDはMACDシグナルの上で上昇推移を再開、現在のところ相場が反落を起こすような兆候はありません

インジケーターの状態から考えると今のところ日経平均は反落を起こすと考えなければならないようなシグナルは出ていない状態だと判断しています

日経平均が年初来高値にあることからも高値圏にいることは確かです

これ以外にも信用評価損益率、騰落レシオ、日経平均のPERなど、高値圏と思われるようなシグナルが出ているものがいくつかあります

私自身日経平均はこれから下落をするであろうと考えていますが、一方ですぐに売り向かうのかというとそうは考えていません

はっきりとインジケーターなどに反落が起こると考えられるようなシグナルが出るまでは売り仕掛けをするのは少し控えたほうがいいのではと個人的には考えています

そのぐらい今の日経平均の上昇方向への値動きは強いものだと考えられます

月曜日と火曜日の2営業日をこなした後は3連休ですし、企業決算が本格化するのは5月第2週からですので、今は動きにくいと思います

アメリカからの材料に関しても全体的に相場にフレンドリーな内容のものが多そうですし、アメリカが反落をするとしても、月曜日にファースト・リパブリック・バンク関連のニュースを嫌気して一気に相場が崩れるか、水曜日のFOMCでの悪材料、もしくはFOMCを通過後に材料を消化して下落する展開といった感じではと思います

月曜日にファースト・リパブリック・バンクを材料とした相場の下落が起こらない限り、日経平均は底堅く推移する可能性があるのではといった感じで考えています

以上のことからこれから1週間の日経平均は、29,000円周辺で推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は29,200円の上抜けです

週前半での上抜けですのでこれで相場の方向感が上に完全に向くのかは判断が難しいと思います

重要になってくるのは休場中にアメリカ市場がどう動くのかだと思います

アメリカ市場が堅調推移を継続した場合、日経平均も連休明けに30,000円を目指すような展開が現れる可能性が高まります

29,200円周辺の上抜けはここまで横方向気味にレンジ推移していた日経平均の上昇方向への値動きの第一歩かもしれませんので、発生した場合には強気に転換してもいいのではと考えています

下落方向は28,600円の下抜けです

ボリンジャーバンド中央線を基準に考えています

日経平均が再度ボリンジャーバンド中央線を下抜けるような推移をした場合、良くて高値でのもみ合い、悪ければ反落に入ると考えられます

月曜日にファースト・リパブリック・バンクに関連したニュースによってアメリカ市場の時間外先物がどのような値動きを見せるのか不透明ですので、特に月曜日の値動きには要注意だと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

【ドル円の予想】いくら何でもオーバーシュート、金融緩和維持だけで円安推移の維持はおそらく無理【週間ドル円予想】
一旦円高方向へと推移していたドル円相場は、日銀金融政策決定会合での金融緩和維持の発表と共に一気に強い円安推移を見せました。一部ではYCCの撤廃もうわさされる中、長期的に金融緩和を継続するという内容と考えられ、日銀の姿勢は今後しばらくの間変化...

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は上値を試した後に下落、予想値幅は135円00銭から137円00銭です

予想値幅下限は4月19日の高値の価格を、上限は200日単純移動平均線の価格を目処に設定、3月の高値水準まで上値を試す可能性はあるもののそこから反落する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はECBの利上げ長期化観測から円が売られますが、米ダラス連銀製造業景況指数が市場予想以上に悪化し米長期金利が低下し上げ幅を縮小する形で円安、火曜日は米地銀ファースト・リパブリック・バンクから4割超の預金が流出したことが判明しリスク回避から米債券が買われ米長期金利が低下し円高、水曜日はファースト・リパブリック・バンクが大手行への追加支援要請や新株発行を検討していると伝わり続落、金融株に売りが波及しリスク回避の円買いがある反面、発表された米耐久財受注の結果が好調でFRBの利上げ長期化観測から米後期金利が上昇し値動きが拮抗し横ばい、木曜日は発表されたアメリカのGDPは市場予想を下回ったものの、コア指数の伸びが加速していたことからインフレ懸念が高まったことで米長期金利が上昇し円安、金曜日は日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和維持を決定、早期の政策修正観測が後退し2円以上の円安推移をして週の取引を終えました

前回予想ではドル円の値動きは円安方向と予想してはいましたが、下支えとなる水準はボリンジャーバンド中央線だと考えていました

実際にはエンベロープ中央線まで下落していて予想よりも強い円高方向への推移が一旦発生しました

日銀金融政策決定会合をきっかけに一気に円安方向へ切り替えしてはいますが、これが予想の範囲内だったのかと言われると値動きとしてはかなりイレギュラーだったのではと考えています

最終的な到達点に関しては予想内容とは合っているのですが、これが予想通りの値動きだったのかと問われるとそうではなかったのではとも思います

日銀が金融政策決定会合で政策金利を現状維持することは予想していましたが、為替相場がここまで強く反応するのは予想外でした

今回の日銀の声明で最も気になるのは、年内にはYCC撤廃などの政策転換が行われない可能性が高まっている点です

これまでの金融緩和政策について一年から一年半程度の期間をかけて検証をするレビューの実施も決定していますし、植田日銀総裁は定例記者会見でもう少し辛抱して緩和を続けたいと発言しています

もちろん日本でのインフレの高まりなどが急激に起これば政策転換が行われる可能性はあるのですが、現状ではその可能性は低いと考えて対応した方がいいかもしれません

今回の日銀金融政策決定会合ではYCCに関して何かしら含みを残すような発言があるのではと考えていたのですが、かなり金融緩和の方に傾いた内容だったと受け止めています

まだそこまで植田日銀総裁の記者会見の内容をしっかりと確認し切ってはいないのですが、今のところ得ている情報ではそのような印象を受けています

これから1週間の主なイベントですが、最も注意が必要なのは、水曜日のFOMCとFOMC後に予定されているパウエルFRB議長の定例記者会見だと考えています

Fedwatchtoolで確認すると、市場は今回のFOMCでの利上げ幅を25bpと予想、年内の利上げはこれで打ち止めになると考えている模様です

年後半には利下げもすでに織り込んでいますし、仮に今回のFOMCで今後の利上げ姿勢の継続などが示されてしまうと、米10年債利回りの上昇とともに円安推移が発生する可能性がある点には注意が必要だと思います

ただ予想としてはおそらくここで利上げ打ち止めになるような発言を行うのではと考えていますので、FOMC後のパウエルFRB議長の定例記者会見はどちらかと言うと円高バイアスになるのではと考えています

これ以外にも重要な経済指標はいくつもあります

景気動向を示すものとして月曜日と水曜日にISM製造業景況指数とISM非製造業景況指数、この2つに関しては市場予想では前月より堅調な内容が出てきそうです

景気動向がしっかりしているということが確認されると、FRBの利上げ長期化懸念につながる可能性がありますので、市場予想通りの結果が出た場合には恐らく円安バイアスになるのではと考えています

これ以外にも火曜日のオーストラリア中央銀行の政策金利の発表や木曜日のECBの政策金利発表とラガルドECB総裁の定例記者会見なども注意が必要です

引き続き利上げ姿勢が示されるものと考えられますので、特にECBの政策金利発表後のラガルドECB総裁の定例記者会見で継続的な利上げ見通しが発表された場合、仮に予想通りパウエルFRB議長が前日の定例記者会見で利上げ打ち止め観測のような発言をした場合には、ドルがユーロに対して安くなることにより相対的に円高が起こる可能性がある点には注意したほうがいいかもしれません

仮にパウエルFRB議長が継続的な利上げ発言を行っている場合には、それでも少しドルがユーロに対して安くなるかとは思いますがそこまで大きな影響にはならないだろうと考えています

それ以外で注目しているのが雇用関連の経済指標の発表です

火曜日のJOLTS、水曜日のADP雇用統計、木曜日の前週分新規失業保険申請件数、そして金曜日の雇用統計です

水曜日のADP雇用統計に関しては市場予想では前月よりも強い内容が出てきそうですが、それ以外に関しては横ばいか若干弱い内容となりそうですので、全体的には利上げ長期観測が後退することにより米10年債利回りが低下、円高方向へのバイアスがかかるのではと考えています

ただインパクトしてはやはりFOMCが一番大きいと思いますので、最も注意したいのはやはり水曜日のFOMCとFOMC後のパウエルFRB議長の定例記者会見でしょう

チャートのテクニカルでは、水曜日までは一方的に円高方向へと調整を続けますが、エンベロープ中央線にタッチしたところで下落を停止、木曜日に反発するような値動きを見せていました

金曜日には日銀金融政策決定会合を材料に一気に強い円安方向への上昇を見せています

エンベロープの上限も一気に上抜けてしまうほどの強い値動きとなっていて、オーバーシュート気味かなという印象があります

136円99銭のあたりには200日単純移動平均線があり、仮に上昇をこのまま継続したとしてもおそらくこの辺りが上値目処になるのではと考えています

勢いがついて上抜けたとしても137円90銭もしくは138円あたりの水準は、強い上値抵抗となるのではと考えています

今のところもう少し円安推移を継続しそうな雰囲気ではありますが、ここから強い上値抵抗がいくつかありますので、一気に強い円安方向への推移が発生するような値動きではないのではと今のところ考えています

インジケーターではADXは12台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、60を上抜ける強い上昇を見せています

少し過熱感はあるもののRSIからはすぐに下落を開始するというような兆候は今のところ見られません

RSIシグナルが横ばい気味に推移していることからこれまでの強い上昇推移が少し頭打ちしている印象はありますが、明確なシグナルは出ていないものと考えています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、MACDオシレーターは再度プラス方向へと上昇を開始しました

今のところ相場の転換を示すようなシグナルは出ておらず、強い上昇が継続している状態だと考えています

ドル円相場には今のところ決定的な転換点となるようなシグナルが出ていない状態です

エンベロープ中央線を下支えにするように再上昇を開始していますし、インジケーターにも下落方向への転換を示すようなシグナルが出ていません

一方で金曜日に起こった強い円安方向への推移は、日銀の金融政策決定会合での金融緩和継続を材料にした値動きだと考えています

ここまで一旦日銀が金融引き締めに動く可能性を考慮してドル円相場が推移していたことを考えると、年内の金融政策の転換が行われない見通しが強まったことは、円安の材料として一旦折り込まれる必要はあったかと思います

値動きとしては想定していなかったような非常に高いボラティリティを伴う円安推移となっていますが、金融政策が仮に現状維持だったとしてもYCCの修正に関しては含みを残す発言を行うのではと考えていましたので、今回の日銀金融政策決定会合の金融緩和維持姿勢はかなりハト派だったという印象がありますし、それを織り込むためには強い円安推移が一時的に必要だったのかもしれません

他方でアメリカ市場の状況を考えてみると、FRBは5月2日と3日に行われるFOMCで政策金利を25bp引き上げ、場合によってはそこで利上げが停止する可能性が高まっています

仮にパウエルFRB議長が定例記者会見で利上げ打ち止めに関しての発言を行った場合、アメリカの10年債利回りは下落傾向になると考えています

これは日米の金利差が縮小することとなり円高方向へのバイアスが発生するものと考えられます

今後日銀の金融政策が緩和維持姿勢であることがはっきりしたことから、日銀の金融引き締めが材料視されなくなる可能性を考えると、日銀の金融緩和が一旦織り込まれた後は、ここから先の強い材料はFRBが金融政策をどのように舵取りして行くのかにシフトしているものと考えられます

今のところFedwatchtoolの内容を参考にして恐らく利上げが打ち止めになるのではと考えていますが、仮にその通りであるのであればここからFRBが行う金融政策は、ドル円相場に対しては円高方向へのバイアスをかけるものとなる可能性が高いと思います

転換点の確認を今のところ出来ていないことからまだもう少し円安推移が継続する可能性はありますが、その後には再度FRBの利上げが停止するのではという材料に視点が移り、円高方向への推移が発生するのではと予想しました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、3月の高値水準まで上値を試す可能性はあるもののそこから反落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は138円00銭の上抜けです

前回予想もそうでしたがこの価格の上抜けが起こるかどうかが、相場が継続的な円安推移に入っていくのかどうかの転換点だと考えていますので、今回の予想でも同様に138円の上抜けが起こるかどうかを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

仮に予想外に強い円安推移が発生して138円を上抜けた推移を見せた場合、142円まで上値を試してくる可能性が高まりますので注意が必要だと思います

下落方向は133円44銭の下抜けです

目処になるのはエンベロープ中央線の下抜けです

水曜日から金曜日に関してもそうでしたが、エンベロープ中央線は相場を下支えするようなポイントとなっていて、3営業日とも終値基準では下抜けをすることはありませんでした

今回オーバーシュートとも思われるような強い値動きで一気に円安方向へと推移をしていますが、ここから一気に調整するようにエンベロープ中央線を下抜けるような強い円高推移が発生した場合、相場の方向感はもう円安方向ではなく円高方向へと切り返していると判断を変えた方がいいと思います

材料としても既に日銀の金融政策は織り込まれていると思いますし、今後さらに金融緩和に向かわない限り材料視されない可能性が高いと思います

その中でFRBの継続的な利上げが停止され場合によっては利下げが意識されるような状況となれば米10年債利回りの低下とともに円高方向へのバイアスがかかり、ドル円相場は一気に円高方向へ動き始める可能性がありますので注意が必要だと思います

この場合おそらく133円の周辺までいったんは底値を試すような値動きに入るかと思いますが、日柄をかけたのちに再下落して130円を目指す展開へ入って行くものと考えています

あとがき

アメリカ市場に関して

アメリカ市場の3指数の値動きは、前回予想を行った時の内容から比べるとかなり強くなっていると思います

難しいのがこの強い値動きというのは木曜日と金曜日の2営業日だけで起こっていますが、その際のボラティリティは非常に強いものとなっています

木曜日の上昇のように個別企業決算が大きく影響することで相場全体が上昇したというのであればすぐに翌営業日に反落する可能性が高まると思うのですが、実際には金曜日にも続伸しています

金曜日の上昇に関しては強弱入り混じる経済指標の発表と共に好調な企業決算が相場を下支えしてくれた面はありますが、相場が景気の底堅さを好感しているような値動きだと思います

下落が起こる途中に強い反発がいったん入ることは想定していましたので、以前までの見立てから考えを変えずに今は下落予想を継続しています

インジケーターの一部にもそのような予想を続けたほうがいいだろうという兆候はあるにはあるのですが、ここから上昇を本当にしないのかと言われると正直難しいところだと思います

私自身は下落予想をしていますが、今のところポジションは積極的にとらない状態で、しばらく様子を伺いたいなと考えています

日本市場に関して

5月連休の前の2営業日だけの取引となる日経平均ですが、日銀金融政策決定会合という大きな材料を消化して非常に強い値動きに入っています

このまま上昇推移が続く可能性もあるのですが、今のところ予想としてはそこまで強い展開にはならないのではと考えています

日本市場単独の値動きで考えれば、直近の高値を更新していますし、インジケーターもこれからADXが20を上抜け、上昇トレンド相場が発生するかもしれないような推移となっています

アメリカ市場が変調をきたさない限り日経平均は底堅い値動きに入って行くと考えて大丈夫だろうというのが大まかな予想なのですが、ここまでの上昇で日経平均にも過熱感があることは確かです

また日本市場とは異なりアメリカ市場は一旦下落方向へと転換するような動きを見せました

連休の間にはあまり値動きがないものなのですが、それでもFOMCという大きな材料もありますし、アメリカ市場が値崩れを起こさないかには注意が必要かもしれません

ドル円に関して

ドル円相場に発生した金曜日の強い円安推移は予想外でした

日銀の金融政策が維持される予想はしていましたが、あそこまで長期的な視点で金融緩和を続けようと考えているとは思いませんでした

少なくとも年内にYCCの撤廃などがあるかもしれないと思っていましたし、場合によっては今回の日銀金融政策決定会合でYCCの撤廃が行われる可能性もあるのではと戦々恐々としていました

蓋を開けてみれば予想外のハト派姿勢です

今回の日銀の姿勢が発表されたことによる影響は金曜日の強い円安推移で一旦織り込まれたものと考えています

問題はこれでドル円相場が円安方向への推移を継続的に続ける相場が現れるのか、それとも日銀の金融政策が材料視されなくなることでFRBの利上げ打ち止めが材料視され円高方向への推移を開始するのか、今はまだ判断が難しい状況だと思います

そもそもFRBが今回のFOMCで本当に利上げを停止するのかどうか、これもまだはっきりとはしていません

これから日本は連休に入りますが、週内にはアメリカからかなり大事な経済指標の発表や材料が出てきますので、ドル円相場に関してはボラティリティが高い状態が連休中も継続してしまうかもしれない点には注意が必要かなと考えています

休みのはずなのに休めない、そんな1週間になってしまうのではといった感じです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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