【ダウ・ナスダック・S&P500の予想】金曜日の水準を強く下抜けたらさすがに危ない【週間アメリカ株予想 2023/10/23~】

ダウ・ナスダック・SP500の週間予想

こんにちはしーさんです

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【ダウ・ナスダック・S&P500の予想】金曜日の水準を強く下抜けたらさすがに危ない【週間アメリカ株予想 2023/10/23~】
3指数とも10月初旬の安値に面合わせする形で金曜日の取引を終えましたが、ここを強く下抜けてしまうと一大事です。すでにMACDにはデッドクロスが見られ、強い下落トレンドに入ってしまいかねません。もしかしたら短期的な調整で終わって反発に入ってく...

1週間の振り返りと今週の予定からスタート

ここ1週間の値動きですが、月曜日は主力企業の決算に市場予想を上回る内容が相次ぐ中、FRBが次回FOMCで政策金利を据え置くとの観測も支えとなり上昇、火曜日は発表された小売り売上高が市場予想を上回り、消費関連株や景気敏感株に買いが入る一方ハイテク株には売りが出てダウは小幅上昇しナスダックは下落しSP500は小幅下落、水曜日は発表された住宅着工件数が市場予想を上回りFRBの金融引き締め長期化観測が強まったことで米長期金利が上昇し終日売り優勢となり下落、木曜日は発表された前週分新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったもののフィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想を下回り米長期金利は一時低下も、パウエルFRB議長の講演での発言がタカ派と受け止められ米長期金利は上昇に転じ株式市場には売りが出て下落、金曜日は米長期金利の上昇は一服しますが、アトランタ連銀ボスティック総裁が利下げは2024年後半以降になるとの見方を示すなど引き続き金融引き締め長期化観測が相場の重荷となる中で中東情勢悪化への警戒感もあり下落して週の取引を終えました

前回は中東情勢へのリスク回避からの下落推移を予想しましたが、月曜日の米長期金利やコモディティ価格の推移がいったん落ち着いたことから上昇へと切り替えていました

実際には月曜日の反発以降は強い展開は現れず、下落方向への推移へと入ってしまいました

月曜日に米長期金利の下落が止まったことで極端な債券買いへと傾倒していくリスク回避は無くなったという判断をしたわけですが、その後の米長期金利はFRBの金融引き締め長期化観測で強い上昇推移を見せ、直近の高値も上抜けてしまう展開となってしまっています

今回の下落は中東リスクの回避による下落バイアスがかかっていた可能性はあるものの、本題はFRBの金融引き締め長期化観測の方で、今後も注意深く見守らなければならないのはFRBの金融政策ではと考えています

もちろん今後も中東情勢に大きな変化があった場合には材料視される可能性があり油断できないのですが、最も重視しなければならないのはFRBの金融政策と米長期金利の推移ではと考えました

前回は長期金利の上昇をもってリスク回避が起こらないと判断しましたが、これは過度な長期金利上昇による下押し圧力を見落としたというミスだと思いますので、今後は米長期金利の上昇がどこまで行くのか、現在の上昇傾向が続いてしまうのか、この点に注意しながら予想をしていきたいと考えています

これから1週間の主なイベントですが、火曜日の購買担当者景気指数は鈍化見通しで上昇バイアス、水曜日の新築住宅着工件数は増加見通しで下落バイアス、木曜日の四半期GDPは上昇見通しで下落バイアス、耐久財受注は輸送用機器が改善見通しで下落バイアス、金曜日の個人所得は横ばい見通しでニュートラル、個人消費支出はまちまちでニュートラル、ミシガン大学消費者態度指数の確報値は上方修正されそうで下落バイアス予想です

特に個人所得や個人消費支出はFRBの金融政策観測に大きなバイアスをかける可能性がありますので要注意だと考えています

全体的なバイアスのかかり方としては火曜日あたりまでは反発が入るかもしれませんが、それ以降は少し厳しい相場展開かなといった見通しです

また毎週のことではありますが、市場予想は出ていない木曜日の新規失業保険申請件数の内容にもご注意ください

企業の業績発表はまだまだ増えていきます

週内に関しては銀行株や製造業、そして大手ハイテク株が相次いで発表を行います

特にアルファベット・メタ・マイクロソフト・インテルは相場にかなり大きなバイアスをかける可能性がありますのでご注意いただければと思います

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープを表示しています

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は31,850ドルから33,550ドルです

予想円幅下限はエンベロープ下限の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、水曜日まではエンベロープ中央線を下支えにするような推移を続けていましたが、木曜日には下値支持になる可能性のあったエンベロープ中央線を下抜けてしまいました

金曜日に早いタイミングで反発して戻せればよかったのですが、続落してしまっています

改めて下落が始まってしまっている状態で、9月半ばからの下落を再度繰り返すと想定した場合、32,000ドルの攻防あたりまでは下げ幅を広げる可能性がありそうです

ただ今のところ直近の10月初旬安値32,800ドル付近を強く下抜けていませんので、この辺りでダブルボトムを形成する可能性は残っています

スケジュールを考えても大手企業の決算も控えていますので、転換が起こる可能性は考慮しておくべきだと思います

その際には、再度エンベロープ中央線が上値抵抗になるかどうかが勝負になるかと思います

単純移動平均線では200日単純移動平均線は上抜けることができたもののそこで反落、下側には下値支持になるような単純移動平均線がない状態になっています

ダブルボトムの形成に失敗した場合には比較的大きめの調整に入りやすいと考えた方が良いタイミングだと思います

DMIではADXは上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

20を下抜けるところまで調整していましたが、一気に切り返しています

+DIと-DIの乖離幅が広がっていることから、ADXはこのまま月曜には20を上抜けると考えていいと思います

ここから再度トレンドが発生する可能性が高まっていると判断した方が良いと思います

MACDはMACDシグナルの上を下落推移、まだデッドクロスは見せていません

非常に微妙な位置で、ここから多少下抜けても反発して、上昇に切り返す可能性が残されています

恐らくそれが起こるとすれば、10月初旬の安値とのダブルボトム形成パターンかと思います

確実に強い下落に入ると判断できるようなタイミングではなく、このまま下落が強く続き下落トレンドへと突入すると判断していいのかは難しいところです

もう少し値動きを見てみないと何とも言えないと思います

ただ推移自体はどちらかというとネガティブです

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、35まで低下しています

30を下抜けると一旦下落が止まると想定すると、やはり気になるのがダブルボトムを形成するかどうかです

32,800ドル手前あたりで下落が止まるのであれば、レンジ相場時の売り方向の過熱感が高まり自律反発が入るタイミングとなります

週内の経済イベントを考えると週前半に反発が入る可能性がありますし、企業業績の発表タイミングを考慮すると相場の底打ち反転が起こってもおかしくありません

インジケーターでもそのような値動きが起こっても納得できるような位置関係ではあります

そのためダブルボトムを形成するように32,800ドル付近を底値とするような推移に入る可能性は考慮するべきだろうと思います

一旦戻り高値から3営業日連続での陰線が発生するほどの強い下落となっていますので、予想としてはもう少し強い下落への備えをした方が無難だと判断しました

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,150ドルの上抜けです

10月17日の高値の価格を目処にしています

ここまで下落してしまうと下値を切り上げるというよりもダブルボトムを形成して反発するのがやっとといった感じのニューヨークダウですが、その後に直近高値を上抜けられるかは大事だと思います

予想以上に相場が底堅くエンベロープ中央線の上抜けを見せ、さらに直近高値の上抜けを見せるようであれば、そのままダブルボトムからの大きめの上昇、34,800ドルあたりまでは上昇幅を拡大してくる可能性があると考えています

場合によっては、そこから年末高へと入っていく可能性もありますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は31,600ドルの下抜けです

今年の3月安値の下抜けを試してしまう推移です

週内にここまで下落が強く出てしまうと、相場はかなり強いリスク回避の下落へと入っていて、そのまま30,000ドルを下抜ける展開に入っていくことも考えられます

現在の下落傾向が続けばいつかはこの水準を下抜けることは想定するべきだとは思いますが、週内に下抜けるのは速度が速すぎますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープを表示しています

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は12,400ポイントから13,300ポイントです

予想値幅下限は5月24日の安値の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想します

ナスダック100の予想値幅は13,550ポイントから14,850ポイントです

下値の目処は5月25日の安値の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処にしています

チャートのテクニカルでは、月曜日と火曜日はボリンジャーバンド中央線を下支えにできるかどうかの勝負といった感じでしたが、水曜日の下落でエンベロープ中央線も若干下抜け、木曜日にははっきりとした下抜けを見せた後に金曜日も続落してしまっています

9月27日の安値と面合わせするところで下落を押しとどまっていて、ここで反発できるかどうかでダブルボトムを形成できるかどうかが決まるといった感じです

月曜日に自律反発が入るかどうかが勝負といった感じで、経済指標や企業業績の発表スケジュールを考えるとそれらを材料として反発できるのは火曜日以降だと思います

そのためここでダブルボトムを形成するのは難易度が高い印象で、予想としても下落推移を継続するとしています

単純移動平均線では、12,700ポイント周辺に200日単純移動平均線が上昇してきています

ここは下値支持になる可能性があり、一旦下げ止まることが期待される水準になると思います

また以前の大きな上昇時の高安の半値基準も同価格に位置していますので、この辺りも下値支持になることが期待されます

問題は12,400ポイントから12,700ポイントは5月からの強い上昇時にいったん短期間揉み合った価格帯とはいえ、そこまで出来高が厚いとは考えられない点です

今回の予想でもこの辺りは下値支持になる可能性が考えられたことから一旦は下げ止まる水準だろうと考えて値幅設定をしているわけですが、ここで今回の下落自体が完全に下げ止まるかどうかは今のところ分かりません

DMIではADXは19台を上昇推移、通常であればレンジ相場であると判断するところですが上昇が強いためトレンド相場だと判断します

-DIと+DIの乖離が一気に起こっていて、仮に月曜日に下げ止まったとしてもADXの上昇は20を上抜ける水準まで続いてしまうと考えた方が良いと思います

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、ナスダックは下落トレンドへと入っていると判断した方が良いと思います

この辺りからはダブルボトムを形成することは難しく、このまま強い調整に入る可能性の方が高いと判断した方が良いと思います

月曜日に強く続落する様であれば、下げ幅はある程度広がることを覚悟して臨むべきタイミングだと思います

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、一気に36まで低下してきました

ナスダックの場合はRSIが30手前で反発することが良く見られます

概ね35付近ですので、もう少し下げるかもしれませんが自律反発が入るタイミングは近いかもしれません

月曜日に下げ止まれるようであれば一旦は自律反発が入ってもおかしくないと思います

ADXの水準が微妙であることから、現在はレンジ相場とトレンド相場の両面から今後の推移を考えるべきタイミングだと判断しています

MACDではある程度の調整に入る可能性を考えておかなければならない推移となっている一方、RSIでは短期的な自律反発がもう1~2営業日の下落後に発生する可能性が高まっていると思います

この自律反発が入るのか、それともそのまま下抜けてしまうのかの分かれ道は、月曜日の推移次第だと思っています

月曜日にこれまでの3営業日と同様に強い陰線での下落を継続した場合には、自律反発の可能性は低くなり、インジケーターの信頼度はMACDに大きく移行するのではと考えています

直近の値動きとしてはここが勝負どころだと思います

一方で全体的な相場の方向感が調整に向かってしまっていることは確かだと思いますので、このまま安値を更新するような推移が続いてしまうと判断しました

以上のことからこれから1週間のナスダックは、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は13,700ポイントの上抜けです

ナスダック100では15,340ポイントの上抜けです

10月12日の高値を目処にしています

想定されるのは月曜日に底値固めして反発、ダブルボトム形成からの再上昇です

一旦の自律反発の場合であれば、エンベロープやボリンジャーバンド中央線付近で頭を抑えられ再反落、下値模索へと再度入る展開が考えられますが、この場合は基本的に下落方向の予想の範囲内の推移だと思います

一方でそこからさらに上昇を見せて10月12日の高値を上抜けるよう推移に入った場合には年末高相場へと入る可能性が高まりますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は12,400ポイントの下抜けです

ナスダック100では13,550ポイントの下抜けです

こちらは予想値幅下限と同じ価格です

今回の予想値幅下限は3月の上昇からの高安の半値基準や200日単純移動平均線が一旦は下値支持になる可能性を考慮して設定しています

下落方向の注意ポイントの値動きに入った場合には、恐らくここが全く下値支持になっていないか、よほどの値幅で一気に再下落しているものと考えられます

この場合下落速度はオーバーシュートの状態に入っていて、かなり大きな調整を覚悟しなければならない事態になっていると思います

あまり考えたくはありませんが、そのまま一気に11,000ポイントの攻防へと入りかねない危険な値動きだと思いますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

S&P500の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープを表示しています

これから1週間のS&P500の予想は下落、予想値幅は4,050ポイントから4,305ポイントです

予想値幅下限は5月4日の安値の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、火曜日まではボリンジャーバンド中央線を下支えにするような堅調推移を継続も水曜日にボリンジャーバンド中央線を、木曜日にはエンベロープ中央線を下抜ける推移を見せ、金曜日の下落で直近安値に面合わせする水準まで下げ幅を拡大してしまいました

今のところここで反発を見せてダブルボトムを形成する可能性は残されていますが、なんとも言えないところです

仮に反発が起こったとしても、それが強い推移になるのか、それとも一時的なもので再下落して底値模索に入るのかは、エンベロープ中央線の上抜けを強く見せられるかどうか次第といったところだと考えています

単純移動平均線では金曜日の下落で200日単純移動平均線の軽い下抜けを見せています

タイミング的にはここでいったんは自律反発が入ってもおかしくないと考えていいかと思います

反発が入った場合は25日単純移動平均線の上抜けをできるかどうか、反発できない場合はそのまま強い下落が継続すると考えて対処した方が良いと思います

ただこの付近には4,207ポイントに大きな上昇時の高安の半値基準も存在していますので、ざっくりとですが4,200ポイントあたりが分水嶺といった感じで考えてもいいかもしれません

ただSP500の場合、ここから下の水準にももみ合った価格帯がありますので、4,050ポイントまでのどこかで下げ止まる可能性がある点にも注意が必要かなと考えています

DMIではADXは19台を上昇推移、もうすぐ20を上抜けそうな水準となっていますので、現在はトレンド相場だと判断しています

-DIと+DIが大きく乖離していて、月曜日に多少下げ止まったとしてもADXは上昇推移を継続して20を上抜けてくるものと考えられます

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、ナスダック同様にデッドクロスを見せています

推移している価格帯で考えると直近安値との面合わせをしていることから騙しである可能性もあるものの、下落トレンドに入ってしまった可能性を考慮しなければならないタイミングではあると思います

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、35台まで低下してきました

もう1~2営業日の下落後に反発をしそうなタイミングではありますが、金曜日の推移ですでに直近安値に面合わせしていることから、自律反発が入るタイミングはもう少し下、そして下落傾向を反転できるものではないのではと考えています

ただ一旦の反発タイミングはそろそろあってもおかしくないと考えられると思います

一気に強い下落へと入ってしまいましたが、これが短期間の調整で終わるのか、それとも本格的な下落トレンド相場へと突入してしまうのかの判断はまだ難しいと思います

直近安値への面合わせからの反発が入って、エンベロープ中央線や25日単純移動平均線の上抜けを見せ、直近高値の上抜けまで達成すればダブルボトムの完了です

そのような強い推移が起こる可能性もまだ捨てられません

流石に直近の下落が強かったことや、10月初旬の反発局面でエンベロープ中央線の上抜けは見せられたものの、そこで頭を抑えられるような展開となり再下落していることから下目線で構えるべきだろうと判断します

以上のことからこれから1週間のS&P500は、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は4,390ポイントの上抜けです

10月13日の高値の価格を目処にしています

ダブルボトム形成後に直近高値を上抜け、そのまま上値追いに入るようなイメージの値動きかと思います

この場合には4,500ポイントを目指すような推移が出てくる可能性が高まり、年末高相場へと入ることも想定されますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は4,050ポイントの下抜けです

予想値幅下限と同じ価格を設定しています

この価格は今年4月から5月にもみ合った価格帯の下値にあたりますので、下抜けが発生してしまうとさらにもう1段下の3,800ポイントあたりまで下落幅を拡大する可能性が高まってしまうと考えています

流石に一気にそこまで下落する可能性は低いとは思いますが、かなり強い下落を覚悟しなければいけないと思いますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

今回の予想をする際にかなり悩んだのが、予想はある程度下落方向への余裕幅をもって設定するにしても、実際のところどこまで下落するのかをどう見極めるかでした

全体的にADXが上昇に転じていて20を超える直前、そしてMACDはMACDシグナルのデッドクロスを見せている状態です

これが高値水準でもみ合っている段階で起こっていて、そこから下落がスタートというのであれば1歩目でその流れに乗るのはトレード手法としてありだと思いますが、今回の下落はすでに3営業日連続の強い推移となっていて、その3日目にデッドクロスが発生しています

下落が強く起こってからデッドクロスまでの期間が開いてしまっていて、このような急激なパターンの場合はレンジ相場の傾向が強くなり短期間で底値を確認して反発を見せてくるRSIを目処とした推移になるのか、それともさらに強い下落が発生して底抜けするかの2択だろうと思うのですが、金曜日までの推移ではその判断がそこまではっきりとはできていませんまた直近のボラティリティが高く、反発時も底抜け時も強く値動きが発生する可能性が高く、ポジションと逆に踏まれた時はかなりの痛手を被ると思います

予想では強い下落としているこれから1週間の推移ですが、前回トレードを失敗していることもあるのですが、現在の相場環境は難易度が高いと感じていますので、週初は少しおとなしく様子見をした方が無難かなと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間アメリカ株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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