【ドル円の予想】基本的に円高推移に警戒、難しいのはスワップポイントとどう付き合うか【週間ドル円予想 2023/10/30~】

ドル円の週間予想

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【ドル円の予想】基本的に円高推移に警戒、難しいのはスワップポイントとどう付き合うか【週間ドル円予想 2023/10/30~】
日銀金融政策決定会合とFOMCを控え、ドル円はいったん円高方向へと推移しました。ここから備えるべきはボラティリティを伴った円高推移だとは思うのですが、難しいのがスワップポイントとの付き合い方です。ドル円をショートすると1日に1ロットで約28...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープを表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は147円30銭から151円00銭です

予想値幅下限はエンベロープ下限の価格を、上限は10月26日の高値の上の節目の価格を目処に設定、FOMCでは円安推移する場面があるもののそれ以外では円高推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は米長期金利が5%超まで上昇した後に通常取引では4.82%まで低下したことを受け円に買い戻しが入り円高、火曜日は発表された米購買担当者景気指数が市場予想を上回り円安推移する場面はありますが、その後米長期金利が低下したことと日本政府・日銀による為替介入も意識され上げ幅を縮小する形で円安、水曜日は発表された米新築住宅販売件数が市場予想を上回りFRBの金融引き締め長期化観測が強まったことで米長期金利が上昇し円安、木曜日は発表された米GDPは市場予想を上回ったものの個人消費支出物価指数のコアの伸びが鈍化、米長期金利は低下したものの円売りドル買いの流れが継続し円安、金曜日は日本政府・日銀による為替介入や来週には日米の金融政策発表を控えていることへの警戒感、そして中東の地政学リスクの高まりなどもありリスク回避の円買いドル売りが進み円高推移して週の取引を終えました

前回はボラティリティが低い状態で円安気味に横ばい推移する展開を予想しました

実際には週半ばからボラティリティが上昇、金曜日にはリスク回避などを絡めながら円高方向へと切り返しました

翌週に日米の金融政策発表を控えて動きにくい展開になると考えていましたが、むしろこれを警戒して動き始めている可能性もありそうです

これまで方向感なく推移していたところから一気に動き始めましたので、日銀金融政策決定会合やFOMC通過後に相場に新しい方向感が出てこないかに関しては警戒して見ていかないとまずいタイミングに入ったなと考えています

これから1週間の主なイベントですが、月曜日に日銀金融政策決定会合が始まり火曜日に結果が発表、政策金利の見通しは現状維持でニュートラル、その後日本で失業率などの発表がありますがこちらもニュートラル、植田日銀総裁の定例記者会見では多少タカ派の発言が出ると予想していて円高バイアス、アメリカのコンファレンス・ボードは鈍化見通しでドル安バイアス、水曜日のADP雇用統計は改善見通しでドル高バイアス、PMIの改定値は横ばい見通しでニュートラル、ISM製造業景況指数も横ばい見通しでニュートラル、FOMC後の政策金利発表は現状維持予想でニュートラル、パウエルFRB議長の定例記者会見はタカ派寄りでドル高バイアス

金曜日の雇用統計では失業率は横ばいで平均時給は改善傾向も非農業部門雇用者数変化が悪化見通しでドル安バイアス、ISM非製造業景況指数が鈍化見通しでドル安バイアス予想です

週前半に円高バイアスがかかる場面はあるものの水曜日以降はいったんドル高に、そして週末になるとドル安バイアスがかかると予想しています

週前半円高も半ばにかけて円安傾向、そして週末に円高傾向といった感じです

週内のイベントで少し気を付けたいのが日銀金融政策決定会合です

金融政策の目的は物価の安定や持続的な経済成長などで、為替の変動を意図して行うものではありませんが、このところ岸田首相・鈴木財務大臣・神田財務官・植田日銀総裁と様々な角度から為替に対しての言及が出てきています

直接的に為替の過度な円安を抑制するために金融政策を修正するとは考えづらいものの、結果的に為替に影響したという体で金融政策を変更する可能性がないかといわれるとその可能性は否定できないのではとかなり警戒しています

市場予想としては金融政策の変更はなく通過という見通しが大勢を占めているとは思いますが、10月31日関してもそうですが今後の日銀金融政策決定会合通過時にはいつ金融政策の変更があってもおかしくないと思いますので、政策変更に伴うある程度継続した円高推移が発生するかもしれない可能性は考慮しておいてもいいのではと思います

また11月3日の金曜日は日本市場が文化の日で休場となりますのでご注意ください

チャートのテクニカルでは、月曜日から徐々にボラティリティが高まっていき木曜日までは上昇、ここまではボリンジャーバンド中央線を下支えにするような円安推移が継続していました

金曜日に入ると一転強い円高推移、週内の円安推移を打ち消して週の値動きとしても円高方向へと切り替わるほどの強い下落を見せています

ボリンジャーバンド中央線を一気に下抜けたことからこれまでの上昇からはいったん乖離したものの、エンベロープ中央線を下支えとした円安推移は継続している状態で、まだ相場が下落方向へと踵を返したと判断するのには早いタイミングだと思います

今のところは上昇傾向の相場展開は継続しているという判断で良いと思います

単純移動平均線では25日単純移動平均線が下支えとなる展開が継続中で、こちらも円安推移継続中という判断になるかと思います

単純移動平均線は全体的に上昇推移を継続中で、今のところ相場展開が変化するようなシグナルはない状態だと思います

DMIではADXは13台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

+DIと-DIはかなり近い場所で絡み合うように推移、方向感が出ていない状態が確認できるかと思います

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、55まで下落してきました

これまでの円安傾向でのレンジ相場ではこの辺りが下限となる推移を継続していました

月曜日以降も続落した場合はRSIシグナルも下向きに変化し始め、緩やかに強弱の分かれ目である50を目指し始めるかと思います

その際にはレンジ相場を継続するとしても、今までの上昇推移をするようなレンジ相場から完全に横ばい、もしくは若干円高方向へと変化していくと考えて対応した方が良いだろうと考えています

このまま下落しても50から±5の範囲くらいでいったんは下げ止まると思いますが、タイミングとしては円高方向に仕掛けられる可能性を考えた方が良いと思います

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、乖離幅を再拡大しています

今のところ緩やかな調整が続いているのみで、特段のシグナルは出ていないものと判断しています

金曜日までの推移であればドル円相場は円高方向に踵を返すと考えられるタイミングではないと思います

そのため今回の予想は勇み足になる可能性があります

一方で日銀は金融緩和姿勢を続けてはいるものの為替への警戒感は政府日銀の両方から出てきていますので、為替介入などへの警戒感から強い円安推移はできない状態となっています

中東の地政学リスクがすぐに払しょくされるとも考えづらく、全体的にはリスク回避の円買いが入る傾向も続くのではと考えています

仮に日銀の金融政策が市場予想通り現状維持であった場合でも日銀の金融引き締め観測は続きますので強い円安バイアスになるとは考えにくいですし、FRBがここから2回以上の利上げを示唆するような発言をしてくるとも考えづらいと思います

前回予想でもそうでしたが、仮に予想が外れて強い円安推移が発生したとしてもそこでは為替介入が行われるでしょうし、備えるならば円高方向への強い推移という姿勢は今回も維持していいのではないかと判断しました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、FOMCでは円安推移する場面があるもののそれ以外では円高推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は151円00銭の上抜けです

予想値幅上限と同じ価格です

ここまで強い円安推移を見せた場合、さすがに為替介入が行われると思います

151円という節目ですぐに発動というわけではないだろうとは思いますが、この価格帯の前後で行われるのではと警戒しています

タイミングとしては日米の金融政策発表後にボラティリティが高まって円安推移した場合は、その後に行われるといったイメージで考えています

今回の上昇方向の注意ポイントは上方向への強い推移ではなく、そこから為替介入が行われて強い下落が起こるという点にご注意いただければと思います

下落方向は147円30銭の下抜けです

予想値幅下限と同じ価格です

ドル円相場がオーバーシュート気味に調整に入る場合、エンベロープ下限は一気に下抜けることが散見されます

タイプとしては今年7月のようにそのまま一気に下抜けてしまうパターンと、3月のように一旦エンベロープ下限に引っかかりはするものの再下落する2つが想定されると思います

どちらにも共通しているのはボリンジャーバンド中央線を下回った推移を継続する点です

週内に強い下落を見せた場合の下値目処はエンベロープ下限から3円程度下落した水準、144円台あたりになるかと思います

ただこの下落が日銀の金融政策の転換などによって引き起こされた場合にはこれまでとは相場の展開が大きく変わり、もっと大きな下落推移が発生する可能性がある点にはご注意いただければと思います

あとがき

今回の予想では日銀金融政策決定会合での金融政策の変更がある可能性を考慮して予想値幅の設定を行っています

それがマイナス金利の終了なのかYCCの修正なのかはわかりませんが、何かしらの変更を行ってくる可能性をそろそろ考慮しないと危ないタイミングに入っていると思います

また市場のコンセンサス通り金融政策は現状維持であった場合でも、それが円安バイアスになるとは考えていません

またパウエルFRB議長が極端なタカ派発言をするとも考えづらいですし、仮にそのような状態になったとしても日本政府・日銀は為替介入を行ってくるだろうと考えています

ドル売りを行うとスワップ金利が発生してしまうことがトレードを難しくしていることは確かなのですが、相場の強い値動きを想定した場合には円高方向への意識を持っていればいいと思います

ただ今回の日銀金融政策決定会合で金融政策の変更がなければ、次のチャンスは12月、その後は来年の1月と3月、それでもだめなら4月と後ずれしかねません

それでも極端な円安推移にはこれ以上進まないという予想をしていますのでドル円をショートすればいいのですが、スワップは1ロットで1日280円程度、あまり長くは抱えたくありません

為替取引は相場の方向感を予想する難易度が低下している状態でも、トレードの難易度が低くなることとはイコールではないというのが非常に難しいところだと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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