週間株為替予想2021年8月2日から

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円の今週の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントの動画、週間株為替予想です

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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

5月12日の終値を中心に、6月4日の終値を高値、6月18日の終値を安値として

基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

予想値幅は34,400ドルから35,200ドルです

ピッチフォーク上から2番目の帯の周辺を、5月7日と6月4日の終値を結んだ線を下値に、横ばい気味に推移すると予想していますが、今週予定されている経済指標の内容が悪かった場合や、中国株が今後も軟調に推移した場合を考慮して、下値を直近高安の半値基準

34,456ドル付近を目処に、広めにとってあります

先週までのチャート形状ですが、高値に頭を押さえられる形で推移し、あく抜けしないまま金曜日は反落してしまっています

そのため相場の方向感は、ここから上昇するような、強いものでは無いと考えています

先々週急落してから値を戻す動きをして、先週は全体的に横ばい気味の推移をしたため、チャートのテクニカル指標は、良くも悪くも落ち着いたものになっています

チャート形状やテクニカル指標からは、今後の値動きがどちらに行きそうなのか、その気配はうかがえていません

ニューヨークダウが高値圏にいること自体は間違いないとは思っていますが、積極的な下落予想をする材料と言うほどでは無いと考えています

ニューヨークダウの決算は、アムジェンやウォルマートなど、いくつかの銘柄は残っているものの、ほぼ発表が終わりました

そのため決算に絡んだ株価の大きな上下は、ここからは起こらないものと考えています

経済指標の発表としては、ISM製造業・非製造業景況指数が月曜日と火曜日に、その後は週後半に雇用関連の発表が控えています

これらに関しては、今のところ大きな悪材料にはならないだろうと予想しています

やはり問題になるのは、中国株の動向かなと考えています

ニューヨークダウは2019年8月に急落した場面がありましたが、これは中国への追加関税が行われ、世界経済の減速懸念が高まったタイミングです

今週から本格的な8月相場になり、トレーダーは夏休みに入るでしょう

昨年はコロナ禍で動けなかった分、今年はしっかり休みを取るのではと考えています

このタイミングで中国からの経済成長減速懸念が出てくれば、強い下落に発展する可能性はあります

逆にこのタイミングで強い買いが入るとは、考えにくいのではと考えています

このようなことから、今週の予想は横ばいですが、軟調になる可能性が高そうなので、下方向への値幅を大きめにとっている形になっています

ただ仮に弱い展開になっても、それが大幅下落への入り口だとは考えていません

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は35,300ドルの上抜けです

ピッチフォーク上から2番目の線の今週末の価格です

この上昇に入った場合、警戒したいのが反落です

夏相場に入ったタイミングで強い上昇を見せた場合、その後にその上昇分を削り取るような急激な反落が発生するパターンが多い季節です

例えばですが、今週強い上昇を見せて、8月末までに36,800ドル付近まで上昇した場合、恐らくそこから反落して、35,000ドル付近まで一気に戻されます

夏相場の急激な上昇は、その後の反落への第1歩になることがありますので、強い上昇に入った場合はむしろ危ないと思っています

今週中の35,300ドルの上抜け自体は、そこまで急激な上昇方向へ推移する兆候とは言えませんが、考えていたより相場が強いかもしれないと、警戒するポイントと考えています

ただピッチフォークの範囲を出ない上昇であれば、そこまで大きな反落をしないまま、上昇を継続する可能性はあると考えています

下落方向は34,400ドルの下抜けです

今週の予想でもお話ししましたが、ここは直近高安の半値基準になります

今週中にここを下抜けてくる場合、強い下落相場に入る可能性があるかもしれないと警戒しています

来週以降にこの動きをするのであれば、34,400ドルを下抜けた場合でも、その下には一目均衡表の雲があり、またピッチフォークの下限も接近することから、この辺りが下支えになると考えています

ですが今週中にそこまで下落すると、落ちる速度が速すぎるのではと考えています

その際であっても、直近安値の33,700ドル近辺が一旦の下値目処ではありますが、場合によっては相場の方向性が、下落方向に変化している可能性があります

その際には、200日移動平均線までの下落など、かなり強い調整になると考えていますので、まずは今週中の34,400ドルの下抜けを、下落方向の注意ポイントと考えています

ナスダックの予想と注意ポイント

3月8日の終値を中心に、4月26日の終値を高値、5月12日の終値を安値として

基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

今週のナスダックの予想は下落です

予想値幅は14,500ポイントから14,800ポイントです

下落予想はしていますが、相場展開を変えるような強い値動きは考えていません

今週中はピッチフォーク一番下の線に近づくような展開になるかと思いますが、そこまで強い下落にはならず、最終的には先週末の終値付近に接近して終わるのではと考えています

ナスダックの場合、チャートのテクニカル指標は弱気です

ここから下落方向への推移をする可能性の方が、高いのではと考えています

ただ先週のナスダックの日中の値動きは、個別決算の内容も影響していると考えられますので、日中の値動きが方向感を示すものだとは、私は考えていません

ナスダックの主要銘柄の決算は、先週までで終了しました

そのため今週以降の日中の値動きが、ナスダックの相場の強弱を示してくるのではと考えています

今週に関しては大きな値幅を伴わず、下落方向へ推移したとしても、7月半ばの様に連続した陰線での推移にはならないと予想しています

アメリカの主要経済指標の発表はあるものの、これに関してはあまり心配していません

今のところ最も懸念される材料は、やはり中国株の動向です

中国政府の規制が今後の世界経済停滞懸念へと広がった場合、成長期待株の多いナスダックへの影響は、特に大きくなるのではと警戒しています

仮に予想値幅の範囲内での推移であっても、予想外に7月半ばや5月末のように連続した陰線が発生した場合は、相場が強い調整に入る可能性があるのではと警戒しています

今週のナスダックの値動きは、8月相場の方向感がどうなっていくのか予想する上で

大切な1週間になる可能性が高いと考えています

そのため来週以降の予想に関しては、正直分かりません

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は14,900ポイントの上抜けです

ナスダックは先週までの値動きで、一旦の高値を付けていると考えていますし、チャートのテクニカル指標もどちらかと言うと、弱気だと考えています

ですが金曜日の終値は絶妙なポイントで、エンベロープ中央周辺を下支えにするような水準になっています

そしてナスダックはテクニカル指標の過熱感を気にせずに、上昇することがあります

14,900ポイントは最高値を再度上抜ける水準ですので、今週中に上抜けが起こった場合、今年の夏は上昇一辺倒になる可能性が出てきます

この注意ポイントに入った場合、もう一つ注意したいのがその後の値動きです

ナスダックはエンベロープ上限に極端に接近した場合、その後に強い反落をする場合が多く見受けられます

この場合は安定した上昇相場ではなく、一気に上昇して反落しますので、相場に振り回されないように注意しなければと考えています

上昇方向の注意ポイントに入ったとしても、今週に関しては全く問題ない水準の話ではありますが、忘れないように気を付けたいと思います

下落方向は14,400ポイントの下抜けです

来週以降の予想の目処が立っていないとはいえ、今のところピッチフォークを維持できる可能性もあると考えてはいます

ですが14,400ポイントを下抜けた場合、今使用しているピッチフォークは使用できなくなる可能性が高まります

その場合新たに横方向のバンドを形成する可能性が出てきます

その後の値動きとして想定されるのは、まずは14,200ポイントまでの下落、そこを下抜けた場合でも14,000ポイント付近が一旦の下値目処になると考えています

この水準は以前の高値水準ですし、チャートを大きく見た際の高安の半値基準周辺になります

また一目均衡表の雲もありますので、ここも抵抗帯になる可能性があります

14,000ポイント付近の値動きに関しては、週半ばの動画のコメント欄でoden parsleyさんとお話しさせて頂いたのですが、この辺りの価格帯を下抜けると一気に13,000ポイントまで下落する可能性も考えた方が良いのではと思っています

今週に関してはそこまで過激な値動きをするとは考えていませんので、まずは14,400ポイントの下抜けに注意していきたいと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

5月13日の終値を基準に、6月15日の終値を高値、7月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

今週の日経平均の予想は横ばいです

予想値幅は27,200円から28,000円です

週初は週末の終値から切り返し、27,450円付近で寄り付き、その後は日中のボラティリティは日を追うごとに低下、全体的に方向感のない推移になるのではと予想しています

2月半ばの高値から上値も下値も切り下げて推移する日経平均ですが、200日の単純移動平均線も下回り、良い所がありません

チャートのテクニカル指標から考えると、7月20日の安値を底にして反発基調に入れたらよかったのですが、今週再度下値を切り下げました

日経平均に良い材料が何かないのかと言うと、先週半ばから本格化した決算が

今週と来週に集中して発表されます

ここで良い決算が出続ければ、日経平均に対してもポジティブな影響を与える可能性はあります

ですがいかんせん地合いが悪いです

先週金曜日にも決算は多数あったわけですが、この下げ幅です

過度な期待はしない方が良いでしょう

逆にマイナス方向の材料には事欠きません

コロナ再拡大による緊急事態宣言の拡大、中国市場の急落と中国発端の世界経済停滞リスク、高値のアメリア株

ドイツもイギリスも元気なのに、日本は全く調子が上がりません

オリンピック開催に伴うコロナ感染拡大も心配されていましたし、せっかくの企業決算シーズンですが、とにかくマイナス要因が多すぎます

緊急事態宣言が出てその効果が表れるまで、おおむね2週間程度かかると言われていますし、オリンピックも気が付けばもう今週末の日曜日、8月8日には閉幕してしまいます

この辺りであく抜けする可能性はありますが

8月の第2週くらいまでは、軟調な値動きになる可能性も考えた方が良いかもしれないと思っています

週半ばに27,750円付近で気になる動きの見られたオプション取引ですが、緊急事態宣言の発令や月末の持ち高調整の売りに巻き込まれ一気に下抜け、先週末はそれぞれの証券会社の思惑が入り混じる形で、比較的活発な値動きをしていますが、材料となりそうな特徴的な値動きはあまり見られていないという印象です

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,000円の上抜けです

7月26日と27日に上値を抑えられた水準です

予想が外れて今週中にこの水準を上抜けることができれば、今回の下落がダブルボトムを形成する形で、いったん終了する可能性があります

その際の上昇角度は、恐らくピッチフォークの角度を大きく上回る勢いになると考えられます

今のところ、このような強い値動きが起こる可能性は低いと考えていますが、仮に起こるとすれば、中国株の予想以上の強い上昇か、コロナ感染拡大のある程度の収束などの、かなりポジティブなニュースが必要になると考えています

今週中に起こりそうなのは中国株の上昇ですが、上海総合指数のチャートを見てもかなり微妙なポジションですので、月曜日以降強い上昇を見せないと難しいかもしれません

ただ予想外に中国株が強く、日本株も28,000円の上抜けをするようであれば

そこからは今まで軟調だった分、強い上昇がみられるかもしれません

下落方向は27,200円の下抜けです

今のところ日経平均には、相場にとってネガティブな条件の方が多いと考えています

そのため下落方向の注意ポイントは、起こる可能性が十分にあると警戒しています

仮に金曜日につけた安値をしっかりと下抜けるようであれば、日経平均のいったんの下値目処は26,300円から26,800円、ここまでは下落してしまうでしょう

問題はこの後で、仮にここも下抜けると25,500円で下げ止まる可能性はありますが

ここは下値抵抗としては弱い可能性があります

次の強い下値抵抗は24,000円を下回る水準です

27,200円から26,300円は3%強の下落幅となります

ここをこらえて反発を待つのか、それともそのまま下落してしまう危険性を回避するためにいったん逃げるのか、微妙なラインです

今週に関しては、先週金曜日の安値がいったんの底になりえるのか、27,200円の下抜けが起こらないかどうかには注目したいと思っています

ドル円の予想と注意ポイント

4月23日の終値を基準に、7月1日の終値を高値、7月29日の終値を安値として基準線を引いています、ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドと一目均衡表を表示しています

ドル円のチャート

今週のドル円相場の予想は円安です

予想値幅は109円から110円50銭です

今週はダブルボトムを形成する形で、円安方向へ推移するのではと予想しています

米10年債利回りも5年債利回りも、一旦下髭を大きく出した後反発、現在は軟調な値動きながらも、下値模索をしていると言った感じになっていて、ドル円相場も同様の値動きになっています

米長期金利の低下はそろそろ止まりそうな雰囲気がありますし、経済イベントに関しても木曜日のイギリス中央銀行の金利発表はちょっと気になりますが、全体的に方向感が出にくくなるのではと考えています

円安予想ではありますがそこまで強いものではなく、今年の夏の横ばい推移の始まりと言った感じになるのではと予想しています

今週の予想値幅、109円から110円50銭は、今月中の主な値動きの値幅になる可能性もあると考えています

ここからは予想外の動きをした時に、注意していただきたいポイントです

上昇方向は110円60銭の上抜けです

ここは7月23日と26日に付けた高値付近です

ここを上抜ける動きをした場合

少し長い期間で横ばい気味に推移するとしている予想が外れ、強い円安推移へと入る可能性があります

5月からのドル円相場の特徴的な動きに、階段状に上昇するという値動きがあります

恐らくこれと似た値動きをすると考えられますので、ボラティリティもある程度高くなることが想定されます

為替取引としては、儲け処の多い相場展開になりそうですが、その場合下値目処として

ピッチフォークが使用できるかもしれません

下落方向は109円の下抜けです

ここをしっかり下抜けてくるようであれば、まだ円高方向への推移が継続中なのだと考えられます

この場合今月中に107円50銭近辺まで円高が一旦進む可能性もあります

今のところドル円相場は、どちらかと言うと円安傾向になりやすいと考えて予想していますが、米長期金利の下落や強いリスクオフの動きが出ているのかもしれません

7月の円高推移を見てもそこまで一方的な印象を受けないため、今のところドル円相場は円安傾向になるのではと考えているのですが、109円の下抜けが起こると、4月のような一方的な円高推移にいったん入る可能性が出てきますので、注意したいと考えています

今週のまとめです

今週のニューヨークダウの予想は横ばい

予想値幅は34,400ドルから35,200ドル

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は35,300ドルの上抜け

下落方向は34,400ドルの下抜け

今週のナスダックの予想は下落

予想値幅は14,500ポイントから14,800ポイント

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は14,900ポイントの上抜け

下落方向は14,400ポイントの下抜け

今週の日経平均の予想は横ばい

予想値幅は27,200円から28,000円

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は28,000円の上抜け

下落方向は27,200円の下抜け

今週のドル円相場の予想は円安

予想値幅は109円から110円50銭

予想外の動きをした時の注意ポイントは

上昇方向は110円60銭の上抜け

下落方向は109円の下抜け

気が付けばオリンピックも8月8日の日曜日には終わってしまいます

そしてやってくるのが薄商いになりやすい夏相場です

この夏を乗り切った後、世界の相場展開がどうなるのか、正直なところ全くわかりません

ただ私が今思うことは、日経平均は安いという事です

きっと今が仕込みどころだと

先週は打診買いを繰り返し、金曜日には結構な金額を入れました

今週の自分の日経平均の予想を見て、本当に買って大丈夫だったのか心配で仕方ありませんが、なんとか夏を乗り越え、秋の実りに期待したいところです

オリンピック最終日のマラソンの前後に、私は相場で一気に逃げる短距離走をやっているかもしれませんが

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

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