急落の株式市場と米長期金利上昇と乖離するドル円相場

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントのブログと動画、週間株価指数予想です

自分の投資のためにしている予想をブログと動画にしていますので、楽しんで見ていただければ幸いです

私は投資に生活が懸かっていますが、皆さんまで泥沼にはまる必要はありませんので、投資をする際にはあくまで自己責任でお願いいたします

毎週水曜日と土曜日にブログ更新と動画配信をしていますので、チャンネル登録やコメント欄への書き込み、グッドボタンバッドボタンで反応をしていただけると励みになりますのでもし気が向いたらお願いいたします

【日経平均・ダウ・ナスダックの予想】FOMCを控えて急落する株式市場【週間株価指数予想】
予想を上回る米消費者物価指数の発表を受けてアメリカ市場は急落、前日の警戒売りも含めて大幅下落となってしまいました。FOMCを控える中、FRBの金融引き締め積極化姿勢を警戒した売りが続くのか心配されるところです。正直なところFOMCの結果がど...
【ドル円相場の予想】米長期金利より先に上昇し、米長期金利の上昇中に横ばい推移するドル円相場【週間ドル円予想】
米長期金利の値動きとの相関性が薄れているようにも感じられるドル円相場ですが、上昇方向を目指すのは一緒でもタイミングが全く合わなくなってきてしまいました。FRBの金融引き締め警戒感から米長期金利が上昇するだけであればドル円相場も円安推移を見せ...

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は30,000ドルから32,700ドルです

予想値幅下限は2021年1月から2月にかけて付けた安値の価格を、上限は5月17日の高値の価格を目処に設定、下落推移を継続して安値模索に入る展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日から金曜日に発表される5月消費者物価指数CPIの発表を警戒して膠着感のある値動きが展開されますが、木曜日にCPIの発表内容が高止まりするのではとの観測が出ることで一気に下落、金曜日は発表されたCPIの内容が市場予想を上回り寄付きから大きく下落したニューヨークダウはそのまま下げ幅を拡大して取引を終えました

FOMCを控えて金融引き締め積極化懸念が高まる中で、そこまで大きな乖離があったわけではありませんが、CPIの高止まりが市場に与えた影響は予想以上に大きなものとなってしまいました

これから1週間の主なイベントですが、火曜日に発表される5月卸売物価は上昇見通しでインフレ懸念が高まれば相場の押し下げ要因になるかもしれません

火曜
 5月卸売物価指数
水曜
 5月小売売上高
 6月NY連銀製造業景気指数
 6月NAHB住宅市場指数
 FOMC政策金利発表
 パウエルFRB議長定例記者会見
木曜
 5月住宅着工件数
 5月建設許可件数
 6月PHL連銀製造業景気指数
金曜
 5月鉱工業生産
 5月景気先行指標総合指数

月曜休場(奴隷解放記念日の振替)

そして水曜日のパウエルFRB議長の定例記者会見、これが週内で最も注目されるイベントになると思います

ここで今年残された7月・9月・11月・12月の4回のFOMCで利上げのペースをどうしていくのか、今のところ9月までは50bpの利上げを継続する可能性が高いと考えていいと思うのですが、アメリカ中間選挙後の11月にもこの姿勢を維持するのか、それとも選挙対策などとの兼ね合いで利上げペースを緩めるのか、この辺りが今回のFOMCでうかがえるかどうかがポイントになるのではと考えています

仮にですが11月にも50bpの利上げを行う可能性が高いと判断された場合、株式相場はもう1段の安値を試しに行く可能性があるのではとかなり警戒しています

FOMCでどのような内容が出てくるのか、パウエルFRB議長がどのような発言を行うのか、予想をするのはかなり難しいですので、出てきた内容に対応していくしかないと言った感じになるだろうと思っています

木曜日以降の経済指標の発表は5月鉱工業生産が弱そうなのが気になりますが、恐らくですがFOMCで市場が受けたショックが大きく、相場の方向感は水曜日以降ある程度一方的になっていて、経済指標の発表内容が市場に与える影響が小さくなっているのではと想定しています

また6月20日の月曜日はアメリカ市場が休場となりますので、金曜日にかけて強い下落をしていた場合、金曜日はさらに投げ売りが発生する可能性がある点にも注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、木曜日の下落で2月24日と3月8日に付けた安値を、金曜日に5月12日の安値を試すような値動きを見せています

木曜日の時点でエンベロープ中央線を試すような値動きを、金曜日の下落で強く下抜けたことで相場の方向感が一気に下落へと転換してしまいました

ボリンジャーバンド下限を押し広げるバンドウォークを見せながら下落していて、かなり危険な値動きとなっています

今回の下落は発表されたCPIの内容から考えるとオーバーシュート気味である可能性はあるものの、あまりにも一方的に強い値動きですのでこの流れに逆らうのはかなり危険な状態だと考えられます

チャート形状的には5月12日と5月20日の安値と共にトリプルボトムを形成する可能性はあるものの、以前の動画でお話ししましたがトリプルボトムを作るには5月20日からの反発は上値を追いすぎた印象があります

可能性として残るのは5月20日とのダブルボトム形成の可能性ですが、これに関してはまだ残されているかもしれません

水曜日のFOMC後のパウエルFRB議長の定例記者会見などで風向きが変われば、起こるかもしれない値動きとして備えておくべきだと思います

FOMCの内容とその時の市場の反応を予想するのは非常に困難ですので、安値をそこ抜けてしまう可能性と、ダブルボトムを形成して反発する可能性の両方に備えておいた方がいいと思います

インジケーターではADXは16台を上昇方向へと転換、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

気を付けたいのはDMIの-DIが急上昇してしまっていることで、このまま一方的な値動きが続いてしまえば、ニューヨークダウはここから下落トレンド相場へと再度突入してしまう可能性があります

RSIは37台を下落推移していて、安値の30を目指しています

レンジ相場であれば30に接触、もしくはその少し手前辺りで反発するタイミングに入るはずです

タイミング的にはちょうど直近安値を試すようなところになりそうですが、そこで反発できるかどうかはFOMCの結果次第といったところだと思います

MACDは木曜日の強い下落方向の値動きで下向きに方向転換、金曜日にはシグナルの下抜けをしています

現在はレンジ相場だと判断していますので、この下抜けは一瞬の出来事で終わる可能性もありますが、相場の方向感を判断するのは難しいと言った印象があります

FOMCの結果を待たなければ相場がどちらに動くのか判断するのは難しい環境ですが、投資をする上では本筋の値動きを想定しておくべきだろうと思っていますので、一番起こる可能性が高そうな値動きがどれかと考えると、金曜日の出来高は上昇していたものの底値を付けるセリングクライマックスを思わせるほどの物ではなく、FOMCでの金融引き締め姿勢に軟化の兆しもうかがえないことから、ここから再度下落トレンドへと入るような値動きを起こす可能性が最も高いのではと判断しました

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、下落推移を継続して安値模索に入る展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は32,700ドルの上抜けです

この値動きが発生するタイミングがFOMC終了後である場合、特に注意したいポイントになると思います

この値動きが起こるイメージは、可能性は低いと考えていますがトリプルボトム、それよりは可能性がずっと高いダブルボトム、このどちらかの形からFOMCを通過して強い上昇推移が発生するパターンです

その後にどこまで上値を試すのか予想するのは難しいのですが、最低でも横方向のレンジ相場へと変化していくと考えられますので、上抜けが発生しそうなときはその手前がエントリーポイントになると思います

上抜けが起こってしまった後に対応する場合は、レンジ相場であれば再度下落する局面が来ると思いますので、そこでの押し目がエントリータイミングになるだろうと想定しています

下落方向は29,000ドルの下抜けです

FOMC通過後に直近最安値を下抜けてしまった場合、ニューヨークダウは30,000ドルを目指す展開に入ると想定されます

これ自体は今回の予想の本筋の値動きです

難しいのはその後の底値がどこになるのかです

29,000ドルから30,000ドルの価格帯は2020年11月から2か月から3か月かけてじっくりと値動きをした場所です

この値動きが発生する前の11月6日と9日には大きな窓が開いていて、ここを一気に埋めに行く可能性があります

2年も前の窓を埋めに行くという時間軸があまりに長すぎる窓埋めですが、これが達成されるとその後の下値目処が一気に27,000ドルを下回る水準まで引き下げられます

特に今週中にここまで下落するとかなり危険ですので要注意です

ただこの下落方向の注意ポイントの値動きに関しては、予想の値動きが起こってしまった場合は、時間をかけて達してしまうかもしれないと警戒しているものですので、上昇方向の予想外の値動きが起こらない限りは、この辺りまでの値動きは一応想定して取引に対応しておいた方がいいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は10,500ポイントから12,000ポイントです

予想値幅下限は2020年9月24日の安値の価格を、上限は5月17日の高値の価格を目処に設定、下落推移を継続して安値模索に入る展開を予想します

ここ1週間のナスダックの値動きですが、ニューヨークダウ同様月曜日から金曜日に控えたCPI発表を警戒して横ばい推移、木曜日にはCPIの発表内容が高止まりするのとの観測から大幅下落、金曜日は発表されたCPIの内容が市場予想を上回り寄付きから大きく下落しそのまま下げ幅を拡大させて取引を終えました

CPIの内容が市場予想を上回ったとはいえ、想定されている範囲に納まっている状態でここまで大きく下落するのはオーバーシュート気味であると考えられそうな値動きではありますが、FOMCを控えて相場が悲観的になっている印象が強く感じられます

これから1週間の主なイベントですが、やはり気になるのは水曜日のFOMCとパウエルFRB議長の定例記者会見です

火曜
 5月卸売物価指数
水曜
 5月小売売上高
 6月NY連銀製造業景気指数
 6月NAHB住宅市場指数
 FOMC政策金利発表
 パウエルFRB議長定例記者会見
木曜
 5月住宅着工件数
 5月建設許可件数
 6月PHL連銀製造業景気指数
金曜
 5月鉱工業生産
 5月景気先行指標総合指数

月曜休場(奴隷解放記念日の振替)

ニューヨークダウの所でもお話ししましたが、今後予定されている11月と12月のFOMCでも強い利上げを継続する見通しが出てきた場合、米長期金利の上昇などが起こりナスダックにはかなり強い下押し圧力が発生することが想定されます

その下落率はニューヨークダウを上回ってくると考えられますので、十分に注意しなければならないだろうと思っています

チャートのテクニカルでは5月26日と27日に開けた窓を木曜日に埋めに行ったところまでは良かったのですが、今度は窓を開けて金曜日に続落、エンベロープ中央線も下抜けてしまって、一気に相場の雰囲気が弱気に傾いてしまいました

ボリンジャーバンド下限を押し広げるようにバンドウォークを見せていて下落の形としては良くありません

ナスダックの場合5月12日と5月20日にダブルボトムを形成するように反発していましたが、もう少し大きな時間軸で見るとその2か所を一つの底値と考えて、今回の下落が11,000ポイント周辺までで収まれば大きなダブルボトムを形成して反発する可能性が残されているかもしれないと思っています

ただ水曜日に予定されているFOMCが急にハト派に変化するとは考えにくく、予想としては11,000ポイントを下抜けて下値模索する値動きを予想していますが、FOMCを通過後の株式市場がどのような反応をするのか、実際に見てみないと何とも言えないと言った感じです

仮に11,000ポイントの下抜けが起こったとしても、10,500ポイント周辺には下値目処になりそうな価格帯がいくつかありますので、一旦はそのあたりで下落が収まってくれるのではと今のところ考えています

インジケーターではADXは18台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

DMIの-DIが急上昇していますので、このまま下落が続いてしまった場合はADXも再上昇を開始、再度下落方向のトレンド相場へと突入してしまう点には注意が必要だと思います

RSIは38台を下落推移、下値目処の30まではまだ距離がありもう少し下押ししてもおかしくない状態です

ただこの下押しが強い勢いで起こってしまうと、ADXが急上昇して下落トレンド相場へと突入、RSIがシグナルとして機能しなくなる可能性が出てきてしまいます

MACDは下落方向へ舵を切っていますが、今のところシグナルの上側を守っていますが、FOMCあたりで強い下落を示すとADXが上昇、MACDのシグナル下抜けも合わさって強い下落トレンドへの突入となってしまいそうな嫌なタイミングになってしまっています

ただMACD自体が今のところ出しているシグナルは、レンジ相場での短期的な上値目処となる6月3日からのシグナルとの乖離幅縮小だけだと考えていて、現在の相場の方向感を判断できるものでは無いと考えています

CPIの発表を挟んだ2営業日で強い下落をし始めていて、相場にはこれから急落が発生するのではとの不安感はあるものの、実際にFOMCを通過して見ないと何とも言えないのが実情です

その中で現在の価格帯やインジケーターから判断すると、もう少し下押しが発生してもおかしくなく、仮にそのような値動きになった場合はその後に下落トレンドが発生する確率が上昇してしまいます

そのため予想としては一番確率が高そうな下落を本筋にして、トレードに臨もうと考えています

以上のことからこれから1週間のナスダックは、下落推移を継続して安値模索に入る展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,300ポイントの上抜けです

下落推移をし始めていたナスダックの値動きが反転して、6月2日の高値12,320.12ポイントを明確に上抜けてきた場合、ナスダックは今回の下落をダブルボトム、もしくはトリプルボトムとして強い反発を見せる可能性があります

ナスダックは上下どちらに推移する場合でも、方向感が強い場合は値幅が大きく一方的になる傾向があります

FOMCと言う大きな材料を通過してここまで強い値動きを見せるのであれば、13,660ポイント、場合によっては14,600ポイントを目指すような反発になる可能性がありますので、強い値動きへの乗り遅れには注意したいところです

下落方向は10,200ポイントの下抜けです

この価格は2020年の7月にダブルボトムを形成するようにして底値を付けた価格で、予想値幅下限10,500ポイントを下抜けたとしても次に機能する下値支持だろうと考えています

ナスダックの2020年3月からの上昇推移は、所々で反落を挟んでいて、下値目処になりそうな価格帯はニューヨークダウに比べて多い印象があります

そのため10,200ポイントの下抜けが起きても他の下値支持で止まる可能性はまだまだあるのですが、出来高自体は少なくどこまで機能するか判断が難しい価格帯に入ります

過去3~5年まで遡ってしまうと、その下の本当に出来高が多かった場所は7,500ポイント周辺になってしまいますので、その点には注意しておいた方がいいと思います

ただ今のところ、このまま7,500ポイントまで下落すると考えているのかと言えば答えはNOですが、注意点としては一応頭に入れておいた方がいい内容だと思います

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は26,300円から27,600円です

予想値幅下限は4月12日の安値の価格を、上限は4月21日の高値の価格を目処に設定、直近高安の半値基準を目指して下落推移する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日はアメリカの対中関税引き下げ報道や時間外のアメリカ株上昇を背景に強く上昇、火曜日から木曜日は円安を背景に上昇しますが上値では利益確定売りが出る展開が続き、金曜日はアメリカ株が翌日のCPI発表を控え売られた流れで、日本株も強い下落をしました

週前半はアメリカ株が横ばい推移であったのに対してかなり強い推移を見せてきましたが、金曜日はさすがに警戒感から売りが出た形になったのだと思います

時間外先物では27,500円を下回る推移をしていて、週明けの日経平均の寄付きは厳しいものになりそうです

これから1週間の主なイベントですが、水曜日の4月機械受注と木曜日の5月貿易統計は市場予想では悪い数字が出てくる見通しですので、日経平均への下押し要因になる可能性があります

水曜
 4月機械受注
木曜
 5月貿易統計
金曜
 日銀政策金利
 黒田日銀総裁定例記者会見(15:30)

週末の黒田日銀総裁の定例記者会見ですが、予想通りであれば今までの姿勢を大きく変更することは無いだろうと思いますので材料としてはニュートラルだと考えていますが、このところの急激な円安に対してどこかのタイミングで態度を急変させる可能性はありますので、今後黒田日銀総裁の発言には注意した方がいいと思います

今回に関してはまだその危険度はそこまで高くは無いだろうとは思っていますが、一応頭の片隅には入れておきたいと考えています

海外系証券会社の7月限に切り替わったオプションの動向ですが、ABNアムロは上目線、JPモルガンは下目線、両社のスタンスはきれいに別れました

ABNアムロはPUT27,000円と27,500円の大きめの売りを、CALL28,500円と28,750円に大きめの買いを入れていて、27,000円から27,500円を下値に上昇すると利益の出るポジションを、JPモルガンはCALLに多くの売りを入れていて特に28,500円の売りが大きくなっています

この傾向は225mini先物にもはっきり出ていて、ABNアムロは買い建玉を、JPモルガンは売り建玉を増やしています

225mini先物の建玉

ABNアムロは7月限の建玉はマイナスでしたが、9月限の建玉が大きくプラスでしたので、全体的には買い建玉増加と判断しています

この2つの証券会社の先行き見通しは大きく割れている可能性があります

オプション全体としてはCALL優勢、PUTで建玉が多かったのが27,500円と27,000円、CALLで建玉が多かったのが28,000円と28,500円と28,750円の3か所でした

このことから週明けは27,500円を挟んだ攻防になるのではと言った感じがあります

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物の動向ですが、少し怪しい雰囲気があるのがCTAの2社、225ラージの建玉残がマイナスに傾いています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

TOPIXがまちまちなのではっきりと弱気目線とは言えませんが、ロールオーバーが終わったこれからの1週間で、どのようにポジションを変えてくるのかしっかり確認していきたいと思います

チャートのテクニカルでは木曜日に3月25日の高値を上抜ける水準まで上昇、利益確定売りなどに押され上げ幅を縮小していますが、ここで一旦の高値を達成した感じになっています

エンベロープ上限との距離もかなり接近、通常の相場であればこの辺りで上昇が止まると考えていい水準だったと思います

タイミング的にはアメリカで金曜日に発表されるCPIが控えていましたし、金曜日の反落は仕方なかったかなと言った印象です

金曜日の終値はボリンジャーバンド中央線に下支えさえるような位置になっていて、決定的な相場の反落を予想させるものではありません

ただボリンジャーバンド中央線は下値支持としてはあまり強いものでは無く、よほど相場が強い場合は中央線にタッチした後に反発することもありますが、おおむね一旦は下抜けます

大事なのはその後の展開で、ボリンジャーバンド中央線に頭を押さえられてしまうのか、それとも再度上抜けを見せて来られるのかです

中央線付近で頭を押さえられた場合は反落の可能性が高く、再度上抜けた場合はもう1度上昇相場に入る可能性があります

ただボリンジャーバンド中央線を使った相場の方向感の判断はそこまで確率の高いものではないとも思っていますので、他の材料で悩んだ時の補強材料として使うといいのではと思います

一番わかりやすいイメージは3月末から4月にかけての相場展開で、この時は下落方向へと舵を切っていきました

この時と同じような推移をしてきた場合は要警戒です

下値で気を付けなければならないのが27,300円の水準です

ここは3月25日の高値から反落した際に1度反発した4月1日の安値付近なのですが、この価格帯は昨年10月と12月にも大底を形成した価格帯です

ここで粘れない場合、直近高安の半値基準27,000円までの下落と、そこでの反発ができるのかどうかが勝負になってくると考えられます

その下には25,600円から26,400円の間にいくつかの下値支持がありますが、下落が強くなる場合はこの辺りまでの下落を想定して取引に臨んだ方がいいだろうと考えています

インジケーターではADXは17台まで上昇してきましたが金曜日の下落で横ばい推移になっていて、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは67台まで上昇したところから反落、RSIシグナルの下抜けも見せていて相場が一旦の上昇を終えたシグナルを出しています

この水準からRSIの下落が起こる場合、現在がレンジ相場だと想定すると、まずは50付近までは下落するのではと見込んでいます

問題はその後も相場観が悪い場合、40までの下落は覚悟しておいた方がいい局面だと思います

MACDは横ばい推移に変化していて、シグナルとの乖離幅を狭め始めたのがオシレーターからもうかがえるかと思います

MACDがシグナルとの乖離幅を縮める場合、レンジ相場であればそこが頂点になるシグナルになる場合があります

今回はRSIの推移とともにわかりやすくこの推移が出てきていますので、相場が一旦の上値を付けたのだと判断していいだろうと考えています

1週間をかけてかなり強い上昇をしてしまったことで、日経平均には過熱感が一気にたまってしまいました

そのことでインジケーターはレンジ相場のまま高値に達したような形状を示していて、日経平均の一旦の下落調整相場の発生確率が高いとシグナルを出していると判断しました

以上のことからこれから1週間の日経平均は、直近高安の半値基準を目指して下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,000円の上抜けです

今年3月からの下落局面を参考にすると、1度戻りを試し28,000円に突っかけるタイミングが4月5日にありました

相場が必ず同じような値動きをするとは限りませんが、以前の値動きは参考になりますので、4月5日のような値動きまではあっても、その後反落する可能性があるという点には注意が必要だと思います

ただ28,000円をクリアできた場合はそこから28,400円を試す展開に発展していくと思いますが、よほど相場が好転しない限りそこでダブルトップを形成する可能性が高いと考えられますので、28,000円の上抜けとアメリカ市場の強い反発が合わさらないと、これからの相場の上昇はちょっと厳しいかもしれません

下落方向は25,600円の下抜けです

今回のCPI発表を前後に起こった相場の値動きは正直オーバーシュート気味なのではと考えています

もしそうなのであれば下落したとしても、一旦は26,400円までくらいだろうと考えています

ただこれが直近安値付近、25,600円の下抜けをしてしまうとかなりまずい相場環境になっていると考えられます

目指す先は24,700円付近の直近最安値、今年の最安値を試す展開になっていくと思います

アメリカ株の動向を考えるとあり得ない推移でもありませんので、十分に注意しておきたい価格帯だと考えています

日経平均の予想をする際に非常に気になるものがあります

それがドル円相場の動向です

先週あたりからもし時間があったらドル円相場の動画も見ておいていただきたいとお話ししていますが、今週もお時間があれば見ていただけると幸いです

FOMCを通過した際に強い金融引き締めが行われると判断された場合、米長期金利は上昇、株式市場は大きな調整に入ることが想定されます

本来であれば米長期金利の強い上昇は、ドル円相場には円安要因となるはずですが、今回のCPI発表後の米長期金利上昇に対してドル円相場は無反応で通過しています

仮にですがFOMC通過後に相場下落と米長期金利上昇、そしてこれまでとは異なるドル円相場の値動きが見られた場合は、相場の急落リスクへの警戒度を1段階引き上げた方がいいと考えています

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は横ばいから円高、予想値幅は126円00銭から135円00銭です

予想値幅下限は5月24日の安値の少し下の価格を、上限は金曜終値の上側の節目になりそうな価格を目処に設定、週前半は横ばい推移してFOMC通過後に円高推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日から水曜日は週末に控えた5月消費者部下指数CPIの市場予想が高止まりをするのではとの内容が出ることで、FRBの金融引き締め積極化が懸念される中で円安推移、木曜日からは金曜に発表されるCPIを控えて膠着感が出て横ばい気味に推移しました

米長期金利の動向自体は上昇推移でしたが、タイミングにずれが出始めているのが印象的な1週間でした

これから1週間の主なイベントですが、一番影響が大きいだろうと考えられるのはFOMCとその後のパウエルFRB議長の定例記者会見だろうと考えています

水曜
 FOMC政策金利発表(0.75-1.00*1.25-1.50%)
 パウエルFRB議長定例記者会見
 ブラジル中銀政策金利
木曜
 英中央銀行金利
金曜
 日銀政策金利
 黒田日銀総裁定例記者会見(15:30)

6月のFOMCが開かれる前に、FRB関係者や中央銀行総裁などから9月の50bp利上げに関しては市場に織り込んでおくようにメッセージが出ていました

7月のFOMCでの50bpの利上げはすでに既定路線となっていますが、一時期9月FOMCでの利上げは少し弱まるのではという市場観測がありました

そのためわざわざ関係者から9月までの50bp幅での利上げ継続を市場に伝えるような行動をとっていました

このことから今回のFOMCでの発表内容としては、9月FOMCでの50bpの利上げに関しては、はっきりと行う意思を示して来るものと考えられます

これで6月・7月・9月に通常であれば25bpで利上げを行うところを、50bpという大きな幅で利上げを行うことが決定されると思います

予想できないのがそれ以降に予定される11月と12月のFOMCでの利上げ見通しです

アメリカの中間選挙が10月にあるのですが、その後に政府は次の選挙対策のために財政支出をするパターンがあるのですが、ただでさえインフレが進んでいるところで果たしてこれ以上の経済過熱を引き起こすようなことができるのか疑問があります

ただFRBに対して、急激な景気後退が起こらないように、もう少し緩やかな利上げを求める可能性はあるかもしれません

一部の観測ではこのような話が出てきているのですが、今回のFOMCで11月以降に関しても50bpの利上げ見通しを出してきた場合、そのショックは為替相場にはかなり強いものになるかもしれません

以前の動画でドル円相場と米長期金利の相関性は低くなる可能性があるとお話ししたことがありますが、米長期金利が落ち着いてもドル円相場が円安に動くことはあっても、米長期金利が上昇する場合はほぼ確実に円安推移が出てくると考えていますので、FOMCをきっかけに円安推移が加速するかもしれない点には注意が必要だと思います

それと今はそのタイミングでは無いと思いますが、今後は黒田日銀総裁の発言にも注意した方がいいと思います

今回の日銀政策金利発表後の黒田日銀総裁定例記者会見ではこれまでの姿勢を維持する可能性が高いだろうと判断していますが、強すぎる円安推移が続きすぎた場合、どこかのタイミングで態度を急変させる可能性があります

そのタイミングを予想するのはかなり難しいと思いますので、黒田日銀総裁の発言には今後かなり警戒してアンテナを張っておいた方がいいと思います

チャートのテクニカルではエンベロープ上限を上抜ける強い円安推移を見せたドル円相場は、以前の高値目処があると考えていた134円から136円の間まで一気に上昇、木曜日と金曜日に長い下髭を出して取引を終えています

一般的に高値での上髭陰線は強い高値目処に、下髭の長い陽線はそれよりはシグナルとしては弱いものの、これも高値目処に用いられることのある日足の形状ではありますので、一旦の上値を付けた可能性はあります

日米金利差や中央銀行の姿勢を考慮するとドル円相場には引き続き円安バイアスがかかり続けているとは考えていますが、一旦は円安推移を止める可能性があるかもしれません

インジケーターではADXは37台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

MACDはシグナルとの乖離幅の拡大を弱めてはいますが、一旦の上値が達成したかもしれない弱いシグナルを出してはいますが、特に大きな相場転換を示すようなものはありません

RSIは76台まで上昇して横ばい推移、ただ上昇トレンド相場に入っているため、目処にはならない可能性が高いだろうと判断しています

テクニカル的にはいったんの上値を付けた可能性はあるものの、そこまで強い円高推移をするとは考えられず、どちらかというといったん横ばい気味に推移した後、再度円安推移するのではと言った感じです

その中でこれから1週間の予想が横ばいからの円高というのは理屈に合わないかと思います

なぜこのような予想になったかというと、先週あたりから米長期金利の動向とドル円相場の動向に乖離が起こり始めている兆候があるように感じているからです

本来であれば米長期金利が強い上昇を示すと、ドル円相場も強い円安推移をします

ですがここまでの1週間もそうでしたが、方向性としてはどちらも上昇なのは同じなのですが、タイミングにずれが出始めています

米10年債利回りのチャート

FOMCをきっかけに円高推移が起こる可能性を気にしているのはそれが原因です

手順としては、FOMCまでは横ばい気味に推移、FOMC通過で金融引き締め積極化が確認されアメリカを中心とした株式市場にリスクオフの売りが出て大きめの調整が起こり、反対に米長期金利は上昇、本来であればここで日米金利差を意識した円安推移が発生するはずですが、現在活発化している円キャリートレードの巻き戻しで円高方向へと引っ張られるのではと考えています

円キャリートレードでは日本で円を借りてドルに換えた後、株式市場などに投資することで低金利通貨での資金調達をするというものですが、今までは円安推移が起こっていることで金利を上回る為替差益、そして投資先での利益とかなりうまみのある取引となっていました

ただここで株式市場などの金融資産の下落が起こると、まずは資産をドルに引き上げる動きが発生、そこで早いタイミングで一旦リスク回避するのであればドルを円に換えて借金を返済するという動きが出てきます

日米金利差に着目したトレードもリスクオフで下火になる中で円キャリートレードの巻き戻しが発生すると、為替の方向感としては円高へと振れます

この状態で株式市場から急激な資金の流出が起こると、為替差損も意識される中で一気に円キャリートレードへの巻き戻しも発生する可能性が考えられます

今回実際にこのような円高が発生した場合、ニュースでは低リスク資産の円を買い戻す動きと言われるかもしれませんが、実際のところはこのような動きが発生していると推測しています

ただ私自身、円キャリートレードの規模が現在どの程度になっているのか、そして日米金利差を狙ったトレードとの規模感がどの程度のバランスになっているのか、残念ながら把握することができていません

そのためあくまで最近のドル円相場と米長期金利の変動の相関性が低くなっていることや、最近の円安推移の要因に関する報道などを参考に推測している内容であるという点には注意していただきたいと思います

ただ相場の決定的なリスクオフの時には、円高推移は十中八九起こります

その際には、ニュースで語られる安全資産の円が買われて円高という言葉に惑わされて、日本円が安全資産なわけがないのだから円高になるのはおかしいというロジックで判断すると非常に危険な可能性がありますので、ご注意いただければと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週前半は横ばい推移してFOMC通過後に円高推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は136円00銭の上抜けです

特に注意したいのが、FOMC通過後に米長期金利が上昇、それと共に円安推移を開始した場合です

この場合、私の予想で考えていたドル円推移の予想は、完全に間違っていた可能性が出てきます

ドル円相場の推移は基本的に日米長期金利の差によって決まり、米長期金利の上昇はダイレクトにドル円相場に円安バイアスをかけ続けている状態だというとこになるかと思います

この場合、米長期金利の上昇幅にもよりますが、目指す円安基準は146円から147円周辺、1998年6月や同年8月に付けた円安水準です

以前まではそこまで昔の水準があてになるのか懐疑的なところがありながら一応の上値目処としてお話ししていましたが、今いる高値の水準は2002年1月から高値を付けた水準と同じ価格帯です

そのため136円を上抜けてしまうと146円から147円までの円安推移はあり得ない事ではありませんので、十分に注意してトレードした方がいいと思います

下落方向は126円の下抜けです

予想以上に強いリスクオフによる巻き戻しが発生している際に考えられる値動きです

この場合の下値目処は3月からの上昇推移の前の横ばい推移をしていた114円台、ここまでは円高推移が続く可能性がありますので注意が必要です

その手前には121円半ばから124円のところに下値抵抗になりそうな価格帯がありますが、ここは機能しないかもしれないのでそこにも注意した方が良いかもしれません

リスクオフの円高が発生した場合は、株式市場の急落が収まるまでは円高推移も収まらないかもしれません

今回予想したドル円相場の内容は、通常の予想内容に比べてかなり極端な内容になっていると思います

そのためここから米長期金利の上昇に合わせるように、普通に円安推移が発生する可能性もありますし、予想精度の低さから信頼度を落としてしまう可能性もあります

ただ普段から株式市場などと総合的にドル円相場を予想している中で、今回の円高が発生するかもしれないリスクを放置した状態で、私自身のトレードを続けるのは危険だと判断して、今回の予想内容を作りました

私は普段から株式市場での取引を中心に行っているため情報収集や判断がそちらに偏りがちになっている可能性はありますが、もし実際に円高推移が起こった場合にはこれかと思い出していただいて対応を取っていただければ幸いです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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