【ダウ・ナスダック・SP500】強く崩れるダウと粘るナスダックとSP500、テクニカル的にも週末の雇用統計での相場の変化には要警戒【週間アメリカ株予想 2024/6/3~】

ダウ・ナスダック・SP500の週間予想

こんにちはしーさんです
ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500の予想を毎週土曜日に配信している週間アメリカ株予想です
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【ダウ・ナスダック・SP500】強く崩れるダウと粘るナスダックとSP500、テクニカル的にも週末の雇用統計での相場の変化には要警戒【週間アメリカ株予想 2024/6/3~】
強い調整に入っているニューヨークダウはいったん底打ちをしそうですが、まだ大底を形成するかは不透明です。ナスダックとSP500は依然として底堅い推移を続けてはいますが、今年4月の調整前の推移とも似通っています。テクニカル的にも調整に入りそうな...

1週間の振り返りと今週の予定

アメリカ市場の1週間の推移

ここ1週間の値動きですが、月曜日は休場、火曜日はミネアポリス連銀カシュカリ総裁のタカ派発言と発表された消費者信頼感指数が市場予想を上回る結果となったこともあり、FRBの利下げ観測が後退し米長期金利は上昇、ただエヌビディアが買われダウは下落しナスダックは上昇しSP500は小幅上昇、水曜日はFRB高官から利下げに慎重な発言が相次ぎ国債入札も低調な結果だったことからFRBの利下げ観測が後退し下落、木曜日は決算を発表していたセールスフォースが急落、発表されたGDPの改定値が下方修正されたことも景気減速懸念につながり主力株の一部にも売りが波及し下落、金曜日は発表された個人消費支出が市場予想通りの結果となったことで高インフレ懸念が後退し米長期金利が下落したことで買いが広がりダウとSP500は上昇しナスダックは小幅下落して週の取引を終えました

前回は3指数ともに上昇推移する展開を予想しました
実際には金曜日こそ何とか反発してはいるもののニューヨークダウは大きな調整に入りナスダックとSP500は横ばい気味の推移となりました
特にニューヨークダウは75日単純移動平均線周辺で自律反発に入る展開を予想していましたが、FRB高官の利下げに慎重な発言や経済指標や個別企業の決算内容を材料にかなり強く下落しました
相場が材料視しているものは依然としてFRBの利下げ観測である点は変わらないのですが、各種材料でその先行き見通しが変わることで相場の方向感が振り回されているといった感じだと思います
今後の予想でもこの点をどう考えるかは難題だと思うのですが、市場予想に沿って予想しておいて予想からずれたら修正していくしかないと思います
もう1つ注意したいのが週末の強い反発です
金曜日の取引終了にかけて発生した日足と出来高の上昇ですが、これは日本市場でも同じような推移が見られています
5月末はMSCIのリバランスが行われるタイミングでしたので、それに向けたポジション調整が行われていたものと考えられますので、その影響で買い戻しが入っている可能性がありますので、強い買い戻しをそのまま相場の勢いと考えてしまっていいのかは疑問が残るところがありますので、この点にも気を付けて予想をしていきたいと考えています

アメリカ市場の週内の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが最もバイアスをかけてくると予想している週末の雇用統計ですが、こちらは強い結果となりそうな市場予想となっていて下落バイアス予想です
同じ雇用関連では火曜日のJOLTSと水曜日のADP雇用統計がありますがこれらに関してはどちらも上昇バイアス予想です
JOLTSとADP雇用統計でぬか喜びして週末に下落といった感じです
それ以外に注目したいのが月曜日のISM製造業景況指数と水曜日のISM非製造業景況指数ですが、どちらも前回発表よりも強い内容が予想されていて下落バイアス予想です
ISM非製造業景況指数に関しては強弱の分かれ目である50も上回りそうですので、同日発表されるADP雇用統計よりもさらに強いバイアスになるのではと警戒しています
週を通すと経済指標からのバイアスは下落方向になるのではといった感じで考えています

アメリカでの主な企業業績の発表

企業の業績発表に関してですが指数に大きな影響を与えるものは無いのではと予想しています
気になるのはIT系のクラウドストライクやスマートシート、小売りのダラー・ツリーやファイブ・ビローやルルレモンあたりでしょうか
IT系に関しては好業績を期待されている可能性がある点に、小売りは実店舗系の弱い結果が出てくる可能性に引き続き注意が必要だと考えています

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

ニューヨークダウの予想値幅

これから1週間のニューヨークダウの予想は反発後に下落、予想値幅は37,600ドルから39,250ドルです
予想値幅下限は4月17日の安値の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、反発が入る場面はあるものの調整の下落が続く展開を予想します

チャートのテクニカルでは一目均衡表の雲のねじれ付近で相場展開が変化、週を通して下落した後に金曜日に反発を見せています
強い調整から一気に反発に入っているため、まだボリンジャーバンド中央線からも下方向に乖離幅を持った状態で相場の方向感が上昇方向へと反転したという判断をできない状況だと考えています
ここから先はボリンジャーバンド中央線の上抜けでの急激な調整の終了、エンベロープ中央線の上抜けでの下落方向の推移からの反発を確認したいところです
現状は調整が続いていて反発も底値模索の範囲と考えた方が良いのではと警戒しています

ニューヨークダウの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では一気に主要な単純移動平均線を下抜けてしまっていてかなり相場観が悪化しています
これまでの調整でも100日単純移動平均線からここまで乖離幅を出したことがありませんので、雰囲気はかなり悪いです
金曜日の反発でも100日単純移動平均線は上値抵抗となってしまっていて、この点は材料としてはネガティブです
以前の反発の傾向を考えても75日単純移動平均線までは反発する可能性を考えるべきだと思いますが、まずはその周辺をしっかりと上抜けて来ないと再度上昇相場に戻ったと判断するのは難しそうです

DMIではADXは20台半ばを上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ニューヨークダウのRSIとMACD

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、強弱の分かれ目である0の下抜けを見せいています
相場環境は弱い方へと傾いていて今回の調整はMACDがMACDシグナルをゴールデンクロスするまでは続くと考えた方が良いだろうと判断しています

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、30台まで低下したところから一気に40台半ばまで反発しています
自律反発が入っている形ですが、上からRSIシグナルが下落してきていますので、このまま反発が続いたとしても接触前後で再度下落する可能性が考えられます
少し長めの目線で考えたときにはまだ底入れしたと考えるのは危険かもしれないと判断しています

金曜日に発表された個人消費支出は確かに市場予想通りだったのですが、相場がここまで反発するほどの材料となったのかと考えると疑問が残ります
これに関してはMSCIのリバランスに絡むものだと考えた方が良いと思いますので、極端な反発という判断をしています
経済指標のスケジュールと市場予想の内容を考えると火曜日に反発を見せる可能性はあるもののそれ以外に関してはどちらかというとネガティブな印象です

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、反発が入る場面はあるものの調整の下落が続く展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は39,250ドルの終値基準での上抜けです
予想値幅上限と同じ価格を目処に設定しています
エンベロープ中央線の上抜けを見せた場合には再度上昇相場に戻る可能性もありますし、悪くても横ばいのレンジ相場に戻るものと考えています
特に以前の高値である40,000ドル周辺への上昇を試してくると横方向のレンジ相場に入っていると判断できるかと思います
まずはここまでの強い調整が終わったと判断できる推移になると思いますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は37,000ドルの下抜けです
昨年の12月20日の安値の価格を目処に設定しています
ここまで下落するのはある程度の日柄が必要になるだろうとは考えていますが、ここを下抜けるとかなり強い調整が起こる可能性が高まります
気を付けたいのは昨年12月からの横ばい推移した価格帯、そして上昇してきている200日単純移動平均線です
37,000ドルの下抜けはこのどちらも下値抵抗とならないような下落ですのでそのままかなり強い調整へと入り昨年のレンジ相場の水準まで戻ってしまう可能性がありますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

ナスダックの予想値幅

これから1週間のナスダックの予想は横ばい気味に下落、予想値幅は16,600ポイントから17,000ポイントです
ナスダック100の予想値幅は18,440ポイントから18,900ポイントです
予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は5月23日の高値の価格を目処に設定、反発が入る場面はあるものの横ばい気味の調整の下落が続く展開を予想します

チャートのテクニカルでは木曜日の下落でボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せていて、相場の方向感が悪化し始めています
ニューヨークダウほどの悪化ではありませんが、これまでの強い上昇相場が終わった可能性がありそうです
金曜日の下落でいったんエンベロープ中央線の下抜けを見せましたが終値基準では戻しています
ただこれに関してはMSCIのリバランスに伴う売買が膨らんだ結果だと考えていますので、底値を形成して反発に入っているわけでは無いと判断しています
それ以外のネガティブなシグナルは無いと考えていますが、丁度一目均衡表の雲がねじれた付近で相場の方向感が弱くなり始めているといった感じです

ナスダックの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では木曜日の下落で5日単純移動平均線の下抜けを見せていて相場がこれまでの5日単純移動平均線を下支えにした上昇推移から切り替わったと判断しています
下から上昇してきている25日単純移動平均線が下値支持となる形で金曜日の下落が止まっているのは好材料ではありますが、強く相場が好転したわけでは無いと判断しています
再度25日単純移動平均線を下抜けた場合には100日単純移動平均線の下抜けを試す程度の下落は起こるかもしれない点に注意が必要だと考えています

DMIではADXは20台前半を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ナスダックのRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの下を横ばい推移、強めの調整に入っています
調整の勢いが強いですのでこのまま50接触辺りまで下げ幅を拡大する可能性があります
また上昇したとしてもRSIシグナルが上値抵抗になる可能性がある点にも注意が必要だと考えています
相場の方向感が急激に入れ替わりましたので、ある程度の値幅での調整が起こる可能性を考慮した方が良いと思います
RSIの推移で注意したいのが、このまま調整するように上下したとしても50より上での推移であれば相場の方向感は上昇方向を維持する点です
これは今年の1月半ばからの相場展開が分かりやすいですが、RSIの推移は軟調気味ながらもレンジ相場に入り相場は緩やかな上昇を継続しました
まだこのタイプの相場展開に移行する可能性がある点には注意が必要だと考えています

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、MACDがMACDシグナルをデッドクロスしました
これまでの上昇トレンド相場が終了し、相場はレンジ相場の傾向が強くなるタイミングに入ったものと判断しています
ただMACDからは相場が強く崩れるかどうかはわからないと思います

ナスダックに関してはエンベロープ中央線の下抜けを見せて終値を付けたわけでもなく、依然として底堅い推移が継続しています
金曜日までの推移であれば下落方向への調整を警戒するべきではあっても、急激に相場が悪化するような兆候も無いという判断をするべきだろうと考えています
今後25日単純移動平均線やエンベロープ中央線の下抜けを見せたあたりから一気に下落の勢いが強くなる可能性が考えられます
タイミングとしては週末の雇用統計が危ないと思いますので、そのタイミングでの強い調整の開始の可能性はありますが、木曜日まではそこまで強い調整は行わないのではと考えました
以上のことからこれから1週間のナスダックは、反発が入る場面はあるものの横ばい気味の調整の下落が続く展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は17,050ポイントの終値基準での上抜けです
ナスダック100では18,900ポイントの終値基準での上抜けです
5月28日の高値の価格を目処に設定しています
直近高値を更新してくる推移ですので、相場の展開は上昇方向への推移を継続する方向へと舵を切っているのだと思います
この場合は素直に予想が外れて相場が再度FRBの利下げ期待などから買い向かう展開に入っていると判断を変更するべきだと思いますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は16,600ポイントの終値基準での下抜けです
ナスダック100では18,440ポイントの終値基準での下抜けです
予想値幅下限と同じエンベロープ中央線の価格を目処に設定しています
エンベロープ中央線を強く下抜け始めると本格的な調整が始まる可能性が高まります
今回も同様の値動きがそのうち起こると予想していますが、それは週末の金曜日になるかもしくは翌週以降になる可能性を考えています
まだ週内には起こらないとは考えていますが、タイミングがずれるといつ発生してもおかしくない調整方向への推移だと考えていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

S&P500の予想と注意ポイント

SP500の予想値幅

これから1週間のS&P500の予想は横ばい気味に下落、予想値幅は5,215ポイントから5,340ポイントです
予想値幅下限は25日単純移動平均線の価格を、上限は5月23日の高値の価格を目処に設定、反発が入る場面はあるものの横ばい気味の調整の下落が続く展開を予想します

チャートのテクニカルでは水曜日の下落でボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せ、木曜日にはエンベロープ中央線の下抜けも見せてしまいました
一気に調整に入り始めていてい相場観が悪化しています
金曜日に関してはエンベロープ中央線を下支えにするように反発したこと自体は良かったのですが、上にはボリンジャーバンド中央線が待ち構えていてここが上値抵抗となる可能性があります
またSP500に関してもちょうど一目均衡表の雲のねじれ付近で相場の転換が起こっている感じです
チャート形状としては4月上旬の推移に似ているようなものになってきているのではと考えています
そのためすぐに調整には入らず現在の水準でもう少し上下して、しかるべきタイミングで調整の下落に入るのではと予想しています

SP500の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では5日単純移動平均線から乖離幅を広げながら下落、25日単純移動平均線まで下げ幅を拡大しました
この辺りでいったん下げ止まる可能性も考えられますが、ここを下抜けるような調整に入ると前回のように75・100日の単純移動平均線の中間あたりまでは下げ幅を拡大する可能性がある点に注意が必要だと考えています

DMIではADXは10台後半を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

SP500のRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、50台前半まで低下したところから57まで反発が入っています
自律反発が入ってもおかしくないタイミングだと考えられますので、この推移自体は特に不思議なものでは無いと考えています
一方で反発したとしてもRSIシグナルが上から低下してきますので、そこが上値抵抗となって反落するのではと考えています

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、MACDがMACDシグナルをデッドクロスしていてこれまでの上昇トレンド相場が終わったシグナルが出ています
今後はレンジ傾向の相場展開へ入っていくのではと考えています
MACDからは相場の転換があったシグナルは出ているものの、それ以外の相場の方向感を示すようなシグナルは出ていないものと判断しています

すぐに強い調整に入るような相場展開ではないだろうと判断していますが、相場の方向感は調整へと転換をしたものと考えています
タイミングとしては週末の雇用統計での急落が心配されますが、市場予想通りの内容であれば極端な下落はしないものと考えています
今年4月の高値からの調整をイメージさせるような値動きに入っていて、今回も同様の値動きが発生する可能性は高いと思います
週内の経済指標のスケジュールと市場予想の内容を考えても、この予想をしている時点では調整に入りやすい相場展開に変化していると判断するべきだと考えました
以上のことからこれから1週間のS&P500は、反発が入る場面はあるものの横ばい気味の調整の下落が続く展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は5,400ポイントの上抜けです
予想値幅上限から1%上昇した価格を目処に設定しています
SP500は底堅い推移を続けていることから直近高値の上抜けを試す可能性は考えておいてもいいのではとは思います
ただそこからさらに1%も上昇してくる強い展開になると予想とは異なり新しい上昇相場へと入り始めている可能性があると思いますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は5,255ポイントの終値基準での下抜けです
エンベロープ中央線の価格を目処に設定しています
今回の予想ではレンジ気味に相場が調整することである程度の値幅での上下が週内に起こると予想しています
また中長期では調整相場に入る可能性も考慮していますので、予想としては調整に入ってもおかしくないような値幅設定をしています
そのような予想の中で週内の推移で注意したいのがエンベロープ中央線の下抜けです
今年の4月の調整でもエンベロープ中央線を本格的に下抜け始めるとかなり強い調整に入っていました
今回の相場展開でも同様の推移は発生しかねないと考えていますので、予想値幅下限より上の水準ですが、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

今回の予想も経済指標の発表内容はあくまで市場予想通りだと考えて行っています
ただ注意したいのがニューヨークダウの調整が完全に終わっていない可能性があることと、ナスダックやSP500はこれから4月と同じような調整相場に入る可能性が残されている点です
週内の経済指標の市場予想はJOLTSやADP雇用統計こそ弱い内容となり相場にポジティブな材料となる見通しですが、ISM製造業景況指数やISM非製造業景況指数、そして週末の雇用統計は堅調な内容が出てくる見通しで下落バイアスになる見通しです
直近の相場がFRBの利下げ観測が前後することで上下しているということはほぼ間違いないと思いますので、リセッションを懸念するような急激な下落自体は起こっていないものと考えています
ニューヨークダウの下落は厳しかったですが、これには個別企業の決算という材料がありましたし、ナスダックやSP500は逆にエヌビディアの堅調な推移が加わっていました
妙に下落したり底堅かったりと2極化したような値動きとはなっていますが、基本的な考え方自体はFRBの金融政策を注視して相場の方向感を見極めるというスタンスで良いと思います
一方でチャートのテクニカルで考えるとダウは明らかに調整に入っていますし、ナスダックやSP500も調整に入ってもおかしくないようなタイミングに差し掛かっている印象があります
そのタイミングでちょうど週末に雇用統計の発表があり、市場予想よりも底堅い内容となるようであれば下落を警戒したいところです
予想する際の値幅設定としては週末の急落が発生することを想定していませんが、予想外に強い下落が発生したとしても不思議では無いと思いますし、その想定はしておくべきだと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間アメリカ株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・100・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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