ケースにはいくつかの種類がある
あなたがケースを買おうと思う時、どのケースが良いかな?と選ぶことはあっても、この種類のケースが欲しい!と探すことは稀でしょう。
そもそも、あなたがそんな探し方をする人なら、ケースの種類をもうご存知だと思います。
パソコンを買う時に実際に役に立つかわからない知識ではありますが、もし時間があったらどんなケースがあるのかだけ書いておきますので、時間のある時に読んでみてください。
ケースサイズによって分けられてます
ケースの種類は、おおざっぱに大きさで分けられてます。
どうしておおざっぱかと言うと、厳密にこのくらいの大きさまでがこの種類と言うより、パソコンをどんな使い方をするのかによって、わかりやすいように分けている名前だからです。
ちょっと簡単に、説明してみます。
ミドルタワー
普通のパソコンケースです。
あなたが選ぶ可能性が最も高いケースと言っても、言い過ぎではないケースです。
マザーボードの色々な規格に対応していて、SSDやハードディスクの数も何個も付けられます。
値段も、高いものから安いものまでたくさんの種類があるので、選ぶのに困るほどです。
部品のサイズの設定も、だいたいこのケースのサイズに合わせてあります。
初めて作るのにも、一番良いケースだと思います。
ミニタワー
ミドルタワーより小さめのケースです。
基本的にミドルタワーと変わらないんですけど、SSDやハードディスクの使える数がミドルワターに比べると少ないです。
マザーボードの使える規格はミドルタワーとほぼ同じものもあるんですけど、全体的に部品と部品の隙間が狭いので、熱がこもりやすくてケーブルが込み合ってしまう事もあります。
あなたがパソコンに使う部品が少なくて、ミドルタワーより一回り小さいケースを使いたい時におすすめです。
マイクロタワー
ミニタワーよりさらに小さいと言う意味でつかわれるんですけど、基本ミニと区別がつきにくいです。
別れてはいますけど、ミニとマイクロはほぼ同じで、それよりケースそのもののサイズから自分に合っている物を選べば良いくらいの違いしかありません。
スリム
会社などで使われることが多いデザインです。
あなたが机の上にケースを置きたいとか、足元の狭いスペースにケースを置きたいと思ったときに買いたいなと思うケースだと思います。
ディスプレイの下に横向きにも置けますし、縦型にして隙間に置くこともできます。
でも後ろ側はあけておいてくださいね、外に熱くなった空気を出せないと、パソコンが壊れてしまいますので注意です。
ですので、後ろの空いていない本棚とかに突っ込んで使うのはやめてください。
マザーボード、電源、グラフィックボードのサイズはスリムケースに対応したものを、SSDやハードディスクの使える個数は少なくなると言った制限が出てきます。
特に、グラフィックボードで高さのあるものは注意です、基本はロープロファイル対応と言う種類を選ぶことになると思います。
ノートパソコンを買うほど持ち運ばないし、ディスプレイは大きい方が良い、それでいてそんなにパソコンの性能を求めないんだよな~って考えると、アリなケースです。
キューブ
正方形や長方形のケースです。
デザインが変わっていて、ちょっと人と違うケースが欲しい人向けです。
実際のところ使いやすいのかと言われるとどうなんでしょうか、まあ物を大事に使うかどうかは愛着とかもあるじゃないですか、キューブのケースに一目ぼれしたらそれはそれで掃除とかも頑張れると思うんですよね。
デザインが好きなら、ありだと思います。
使える部品にはスリムとは違う意味で制限があります、ある程度は部品のサイズや廃熱に関しての知識がある人が使った方が良いとは思います。
でもやっぱり最後は、好きかどうかです。
フルタワー
大きいです、ミドルタワーより大きいです、普通に使う事はあまりありません。
ですので、最後に書いています。
ミドルより大きなマザーボードが使えたり、マザーボードが2枚設置出来たり、SSDやハードディスクが10個単位で使えたり、普通の使い方ではあまりお目にかからないです。
じゃあ全く使うことがないのかと言われると、ゲームパソコンを作りたい人には、もしかしたらいいかもしれません。
ミドルタワーでも十分な可能性はありますが、熱くなるCPU、すごく熱くなる2枚のグラフィックボード、これを全力で冷やすには大きなファンと広いスペースが必要です。
そんなパソコンが必要なあなたには、選択肢の一つになりえます。
でも、普通に使うのだったら、大きいし重いのでやめた方がいいです、ミドルタワーで普通に使う分には問題ないはずです。
ケース選びに迷ったら
ここでお話した以外にも、ミニパソコンとかスティック型と呼ばれるパソコンもあります。
全部ひっくるめてパソコンを選ぼうと思ったとき、そしてケースが必要になったときは、まずは売れ筋のケースからチェックしてみてください。
デザイン、サイズ、価格、どんな部品を付けられるのか、それを参考にして自分にはどんなケースが必要なのか、どんなデザインが好きなのか、どこにパソコンを置くのか、色々イメージして見てください。
そうしたら、きっとあなたに合ったケースが見つかると思います。
高いものにはそれなりの良いところもあります、安いものにもやはり良いところがあります、それを自分の欲しいパソコンのイメージと重ね合わせていけば、きっと満足できるケースに出会えると思います。
迷ったら、まずは売れてるケースとその理由をチェックです。
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