電源ユニットの選び方
自分のパソコンケースの大きさに合う規格を選ぶことが第一です、寸法が合わなければケースに入りません。
次に、使用している部品の消費電力を調べてください、大体は最大値をスペック表に載せているはずですので、そこを参考にしてください。
パソコンの中に取り付ける部品はほとんどの場合12Vで動くはずですので、それがあなたの使うパソコンに必要な電源ユニットの12Vの電力量です。
5Vが必要なのはSSD・光学ドライブで、ハードディスクでも5Vを併用しますが12Vの方がメインです。
メモリには3.3Vが必要です。
もしこの計算と、どのコネクタにどの部品をつなぐのかを細かく分ける自信が無いなと感じたらシングルレーンを選択してください、そうすれば12Vの電力容量を気にすればよくなります。
もし、ケースのサイズとお金に少しは余裕があったら、その合計を1.5倍にしてください。
ここで1.5倍にするのはあくまで経験的なもので、このくらいの余裕があれば多少の部品の追加や瞬間的な消費電力の増加に耐えられるからです。
もし小さめの電源ユニットを使用したい場合は、ギリギリの電源容量を選ぶことになると思います。
そうしたら、あなたにふさわしい電源ユニットの定格出力も大体その数値ぐらいですので、当てはまる電源を選びます。
次に80PLUS認証を受けているか必ず確認してください、グレードに関してはGOLD以上だとうれしいですがBRONZEくらいは取っていて欲しいです。
もしグラフィックボードに外付けでの供給コネクタがあって電力供給が必要なら、電源ユニットがそのコネクタを持っているか確認しましょう。
そして、SSDやハードディスクをたくさん使いたいあなたは、分岐コネクタで増やしたくないなら、候補の電源ユニットがどれだけのコネクタを備えているか確認してください。
普通に2~3台使うくらいなら、そんなに気にしなくても大丈夫なはずですので、安心してください。
ケーブルはプラグインタイプが望ましいですが、そこまで贅沢は言いません。
冷却用のファンが静音タイプであり、日本製のコンデンサを採用していればなおよいですが、ここは価格との相談です。
そして保証期間が3年以上あるとなお素晴らしいです。
もうここまでくると、ほとんど決まったのではないでしょうか?
もし複数の候補があって悩んでいるのでしたら、口コミでチェックしてみましょう、もしかしたら何かヒントがあるかもしれません。
そして最後に、もう一度電源ユニットの規格を確認してください、あなたのパソコンケースにちゃんと入る寸法でしょうか?
そして、グラフィックボードや他の部品を接続するのに必要なコネクタがちゃんとありますか?
ここまで確認すれば、きっと大丈夫でしょう。
ちょっと分かりにくかったですよね、箇条書きにしてみましょう。
- パソコンケースに合う規格の電源ユニットを探す
- パソコン全部の消費電力を大体計算する
- 最大消費電力の1.5倍前後(サイズの制約があるならギリギリ)の電源容量がある電源ユニットを探す
- 80PLUS認証の確認
- コネクタ配分が面倒ならシングルレーン方式にする
- グラフィックボードに追加コネクタがある場合、電源ユニットにそのコネクタがあるか確認
- SSDやハードディスクを接続するケーブル数が十分か確認
- フルプラグインやプラグインだとありがたい
- 電源ユニットの冷却用ファンが静音で、日本製コンデンサ採用なら良
- 保証期間は3年以上あると良い
- 口コミをチェック
- 電源ユニットの規格と寸法と、必要なコネクタ数を再チェック
詳しい内容は、以下のお話に分けてご説明したいと思います。
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