ケースの大きさ的な限界
パソコンのケースを選ぶ時に考えることと言えば、値段が高くないか、大きさが邪魔になるようなサイズじゃないか、見た目が嫌いじゃないか、SSDやハードディスクが何個ずつ取り付けられるかなどなど、あなたの使い方によって色々な選び方があると思います。
たいていの事は、工夫や努力でなんとかなりますが、ここではこれをやるとどうにもならないと言う事を、特に大きさに関連する点に絞ってお話しておきたいなと思います。
ケースと部品を選ぼうという時には気を付けてみてください。
ケース自体の大きさと重さ
ケースの大きさにこだわりがなく、「普通に大きいくらいなら大丈夫!」と言うテンションでケースを選んで買っていれば、まず重さも問題になりません。
そんなあなたは、パソコンを置く場所が床の様な固いところで、重いパソコンにも耐えられるでしょう。
でも、もし机の上にパソコンを置こうとしているとかなら、要注意です。
パソコンのケースの重さがまず重いです、4~5kgぐらいから重いものだと10kg以上あります。
ケースだけでこの重さです。
電源の重さが2kg前後ですので、軽くても10kg前後になるのではないかと思います。
ケースを小さくすれば重さも小さくなるので机の上にも置けるようになるのですが、部品が入るかどうかと言う問題に突き当たります。
グラフィックボードがケースに入らない
パソコンを買ったらゲームを楽しもうと言うあなたは、自分で部品を買って組み立てる時に、ケースの中にグラフィックボードが入らないと言う事が起こるかもしれませ。
まずぶつかるかもしれないのが長さで、SSDやハードディスクのベイに当たってしまって入らないことがあります。
次の入らないは、厚みです。
ゲーム向けのグラフィックボードは、自分を取り付けるソケットから横に2つ、厚いと3つのソケットまで場所を使ってしまいます。
ケースのサイズが小さめだったり、他に増やすボードがある場合は注意が必要です。
電源がケースに入らない
これはあまりないかもしれませんが、一応気を付けてください。
今の電源は、売れ筋のほとんどが同じ形をしています。
ただ、スリムケース用の電源がありますので、そこだけ気を付けてください。
一般的な電源がATXと言う規格なんですが、スリムケース用はTFXと言う規格になっています。
互換性は無いので、気を付けてください。
グラフィックボードと電源、これはケースの外に置くのは難しい部品です。
パソコンの自作に挑戦する機会があるときは、絶対にサイズを確認しください。
そう言うのを調べる時間が無いというあなたは、部品とケースをまとめて販売しているお店のパソコンを買った方が、最初は安全かもしれません。
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