電源ってなに?
電源は、パソコンに必要な電気を、家の100Vから作るものです。
家に来ている電気は100Vの交流ですが、パソコンの中で必要なのは-12Vから12Vの直流です。
そのままだと使えないので、交流を直流に変換して電圧を必要な種類だけ用意します。
これをマザーボードやグラフィックボード、ハードディスクやSSDなどにつないで、電気を流します。
ノートパソコンの場合は、大体が電源のコードがついてますよね?
あれが、ACアダプターって言われるもので、100Vの家の電気を変換しています。
ですので、ノートパソコンが欲しい人は、ノートパソコンを作っているメーカーが用意してくれるはずですので、特に気に掛ける必要はないと思います。
大体でどのくらいの電源が必要なの?
電源は、どのくらいの電気を作れるのかを電源容量(W)で書いてあります。
この数字が大きいほど、いっぺんにたくさんの部品を動かせますし、電気がたくさん必要になっちゃう高性能なCPUやグラフィックボードを動かせます。
で、実際のところどのくらいの電源が必要なの?ってことなのですが、これはなかなかに難しくて、CPUやグラフィックボードのはやりによって、省電力だったり高性能だったりにトレンドが変わってしまうたびに変わってしまいます。
正直、今どのくらいが必要なのかは、自分の欲しいパソコンの性能によって変わると考えた方が良いです。
それでもあえて挙げるとするなら、普通のCPUで普通のメモリ、グラフィックボードは付いていてもそんなに高性能ではなくて、SSDとHDDが各1個くらい、ケースファンは2個くらいかなと考えると、最低でも400Wは無いと不安かなと思います。
600Wあると安心なんですけど、500Wは欲しいかな。。。
そのくらいの余裕があると良いと思います。
電源は消耗品
パソコンの部品を選ぶ時って、一生懸命組み合わせを考えたりしながら、お財布と相談しつつ悩むんですよね~。
なんでも、物って言うのは寿命があるので、そんな一生懸命探しあてた電源とも、いつの日かお別れの日が来ます。
パソコンの部品ってなかなかに長持ちします、しかしこの電源、寿命が短めの場合があります。
一日にどのくらい使うのか、週にどのくらい使うのか、人によって違いがあるのでみんな一緒に壊れるという事は無いのですが、2年たったらそろそろやばいこともあるかもと覚悟した方が良いです。
5年たっても元気な電源だったら、それはそれで良かったと喜べます。
例えば、急にパソコンの電源が切れちゃう、パソコンのスイッチを押しても何も反応がない、こう言う症状が出てくると、やばいかもしれません。
それと、たまにあるのが電源のファンがうるさい、これの場合は買ってからそんなに経ってないなら、埃がたまっちゃってるのかもしれません。
そんな時は、掃除機で電源のファンや隙間を吸ってみたり、ホームセンターに売ってたりするエアダスターって言う空気の入ったスプレーで掃除してあげてください。
最初のうちは、それでなんとかなると思います。
古くなってからだと、ファンの交換をしないと治らないんですけど、分解するとメーカー保証がなくなるし、分解の方法を間違えると電気のところなので怪我したりするかもしれません。
自信が無かったり、そういうの面倒って人は、分解まではしないで良いと思います。
新しい電源に交換してあげましょう。
気を付けてほしいのは、さっき言った症状が、全部電源のせいではなくて、他の部品のせいでそうなることもあります。
何も調べないで、いきなり電源交換とかはしないで、ちょっと調べてから判断してくださいね。
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