【ダウ・ナスダック・SP500】ナスダックとSP500はまだ堅調、それでもダウは調整シグナル【週間アメリカ株予想 2024/3/11~】

ダウ・ナスダック・SP500の週間予想

こんにちはしーさんです
ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500の予想を毎週土曜日に配信している週間アメリカ株予想です
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日々の相場の振り返りは月曜日から木曜日まで、夜8時ごろからライブ配信を行っておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです

【ダウ・ナスダック・SP500】ナスダックとSP500はまだ堅調、それでもダウは調整シグナル【週間アメリカ株予想 2024/3/11~】
ニューヨークダウが軟調な推移に入り始める中、ナスダックとSP500は依然として調整に入る明確なシグナルを出していません。ただここまで相場を引っ張ってきたnVidiaが反落したことはネガティブで、今後も下落が続くようであれば相場には強い下落バ...

1週間の振り返りと今週の予定

アメリカ市場の1週間の値動き

ここ1週間の値動きですが、月曜日は前週末に主要な株価指数が最高値を付けていたことから主力株中心に利益確定売りが出ますが押し目買いも入りダウとナスダックは下落しSP500は小幅下落、火曜日は中国でのiPhoneの販売減少やAMD株への影響は少なかったものの中国へのAMDの半導体輸出が認められなかったことなどを嫌気した売りが出て下落、水曜日は発表されたADP雇用統計や全米雇用動態調査が市場予想を下回り、パウエルFRB議長の議会証言の内容も市場の想定の範囲内だったことから米長期金利が低下し株式市場には買いが入りダウは小幅上昇しナスダックとSP500は上昇、木曜日はパウエルFRB議長が議会証言で物価安定の達成に確信持てる時期がそう遠くないと述べたことでFRBの利下げ観測が高まり米長期金利は低下し株式市場には買いが入り上昇、金曜日は発表された雇用統計では雇用の伸びが市場予想を上回ったものの賃金上昇が落ち着く方向を示したことで米景気のソフトランディング期待が高まり景気敏感株が買われたものの半導体株には利益確定売りが出てダウは小幅下落しナスダックとSP500は下落して週の取引を終えました

前回は3指数ともに上昇推移する展開を予想しました
実際には3指数ともに下落、ダウは調整している雰囲気が出ていて、ナスダックとSP500はまだ底堅くどちらかというと横ばいという推移でした
前々回は調整に入る予想をしていましたがその考えをニュートラル気味に修正、前回の予想はそれを踏まえて考えたわけですが、今回に関しても相場が調整に入るという考え自体は継続しているわけですが、弱気に構えすぎないように注意しながら予想を継続したいと考えています

アメリカ市場の1週間の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、日曜日からサマータイムが開始され日本との時差が1時間短くなります
火曜日の消費者物価指数は総合とコアが強弱で別れる見通しでニュートラル予想です
木曜日の卸売物価指数は総合が中立もコアが上昇バイアス予想、ただその後に発表される小売売上高が改善見通しで下落バイアス予想です

木曜日に関しては小売売上高のバイアスの方が強いだろうと考えていますので、トータルでは下落バイアス予想です
金曜日のニューヨーク連銀製造業景気指数は鈍化見通しで上昇バイアス予想、その後発表される鉱工業生産とミシガン大学消費者態度指数は改善見通しで下落バイアス予想です
特にミシガン大学消費者態度指数で発表される1年先の期待インフレ率は相場に強いバイアスをかける可能性がありますのでご注意いただければと思います
週末に関しては日本でいうところのメジャーSQにあたるクアドルプルウィッチングが控えていますので、前週の日本市場と同様に相場のボラティリティが高まる可能性がある点にも警戒が必要だと思います
また次週にはFOMCが開催されますのでご注意ください

アメリカでの今週の主な決算発表

企業の業績発表に関してですが、オラクルやアドビなど気になるところもいくつかあるものの、そこまで影響のあるものは無いのではと考えています

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

ニューヨークダウの予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は38,150ドルから39,300ドルです
予想値幅下限は一目均衡表の雲の上側の価格を、上限は2月23日の高値の価格を目処に設定、週末にかけて下落推移する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、火曜日の強い下落でボリンジャーバンドとエンベロープの両中央線を下抜け、水曜日以降もエンベロープ中央線を終値基準で強く上抜けられない推移を継続しています
エンベロープ中央線からの乖離幅が強く広がっていないことからまだ強い調整に入るかどうかは判断できない状態ですが、一目均衡表の遅行線も日足に近づいていますし、転換線に関しても基準線を下抜ける直前まで来ていて、このまま弱い推移が続くと調整のシグナルを出してきそうです
特に一目均衡表のシグナルは昨年末から今年初めにあった横ばい推移とは異なりネガティブな状態になりそうな点に注意が必要だと考えています

ニューヨークダウの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では日足が25日単純移動平均線を下回る推移に入り、5日単純移動平均線に関しても25日単純移動平均線をデッドクロスしそうです
この辺りもかなりネガティブです
今年に入ってからの推移では5日単純移動平均線が25日単純移動平均線を下回ることはなかったため、比較的はっきりとした調整へのシグナルになる可能性があります

DMIではADXは20台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ニューヨークダウのRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、RSIシグナルへの接近を見せることもできずに下落推移を続けています
強弱の分かれ目である50に接近していて、この水準を下回ってくると調整の速度が強まる可能性がある点に注意が必要だと考えています
短期的には過熱感が取れて中立に位置している状態です

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、乖離幅の拡大を続けています
相場が調整に入っている際の推移ではありますが、特段のシグナルは出していない状態だと判断しています

急落を始めるようなシグナルこそ出ていないものの、調整に入ると考えられるシグナルは出始めています
極端に弱気に構える必要はないのかもしれませんが、少なくともある程度の値幅の調整には備える必要のあるタイミングに入っているものと考えています
気を付けたいのはクアドルプルウィッチングに絡んだ強い推移が出てこないかですが、市場予想通りであったとしても木曜日の小売売上高、市場予想から上振れた場合には火曜日の消費者物価指数あたりから相場が大きく揺さぶられる可能性がある点には併せて注意が必要だと思います
予想としては経済指標の発表内容は市場予想通りだった場合を想定しているものの、特に景気動向が強いと判断される内容が出てきた場合には要注意といった感じで考えています
以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、週末にかけて下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は39,500ドルの上抜けです
予想値幅上限からさらに上昇した際の節目の価格を目処に設定しています
週内の基本的な値動きは弱い展開と考えていますが、予想外に強含んだ場合には相場の予想が大きく外れている可能性があります
特に危険なのが木曜日以降の推移で、火曜日の消費者物価指数を好感した強い買いが入った場合には仕方ないと思うのですが、問題なのは木曜日の小売売上高で上抜けた場合です
ここで上抜けが発生した場合には相場はまた底堅い上昇推移に戻っていく可能性が高まると考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は37,600ドルの下抜けです
75日単純移動平均線の価格を目処に設定しています
通常の調整局面であれば、乖離幅のある75日単純移動平均線は一旦の下値目処となりますし、その後さらに下落するにしても一旦は25日単純移動平均線あたりまでの反発を見せるなどの推移を見せてきます
それも無く一気に下抜けてしまった場合には非常に強い調整局面に突入してしまっている可能性が高まると考えていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

ナスダックの予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間のナスダックの予想は横ばい、予想値幅は15,950ポイントから16,450ポイントです

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は3月8日の高値の価格を目処に設定、ボラティリティを伴って上下する展開も全体的には横ばい推移する展開を予想します

ナスダック100の予想値幅は17,900ポイントから18,450ポイント、予想値幅の設定はナスダックと同じです

チャートのテクニカルでは、火曜日の下落でエンベロープ中央線の下抜けを試すものの終値基準では上回る推移を継続、金曜日に強い陰線でボリンジャーバンド中央線の下抜けを再度見せていますが、エンベロープ中央線の下抜けまでには依然として乖離幅があり本格的な調整に入るシグナルは依然として出ていない状態です
金曜日の大陰線はネガティブではありますが、それ以外はテクニカル的には依然として上昇推移を継続する可能性がある状態だと判断しています

ナスダックの単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では火曜日の下落でも25日単純移動平均線は割り込んでおらず、金曜日の推移で再度5日単純移動平均線の下抜けは見せたものの底堅い推移を継続しているといった印象です
まだ強い調整に入るシグナルが出ていません

DMIではADXは20台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ナスダックのRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、木曜日の反発でRSIシグナルの上抜けを見せられたことは良かったのですが、金曜日の下落で再度下抜けてしまっています
上昇しても高値を更新できない状態が続いていて、最低でも横ばいの調整相場へと入るような展開になっているといった印象があります
ただ依然として50を上回る推移を継続していて強い調整に入るようなシグナルは出ていません

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、極端な乖離幅の拡大は無いもののMACDがMACDシグナルに頭を抑えられるような推移が続いています
特段のシグナルは出ていないものと判断していますが、推移としては弱い調整時に見られるものだと考えています

まず誤解のないようにお話ししたいのが、私はナスダックがすでに高値圏での推移に入っていて、いつ強い調整に入ってもおかしくないと考えていますし、それが週内に起こってもおかしくないと考えています
それでも週内の予想を横ばいという内容にしているのは、客観的に考えてチャートやインジケーターに調整のシグナルが出ていないからです
予想内容としては横ばいとしますが、スタンスとしては下落方向に構えているという点にもご留意いただければと思います

以上のことからこれから1週間のナスダックは、ボラティリティを伴って上下する展開も全体的には横ばい推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は16,600ポイントの上抜けです

ナスダック100では18,650ポイントの上抜けです

予想値幅上限から1%上昇した価格を目処に設定しています
ナスダックには天井圏が近いシグナルこそ出ているものの、強い調整に入るシグナルが出ていません
火曜日に強い上昇を見せる可能性があるものの、木曜日の小売売上高なども市場予想から下振れた場合には再度上昇方向に切り返し高値更新を続ける可能性も考えられますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は15,850ポイントの下抜けです

ナスダック100では17,800ポイントの下抜けです

3月5日の安値の価格を目処に設定しています
3月21日と22日の上昇には大きな窓が開いていて、3月5日の安値の下抜けはこの窓埋めを目指す展開です
各種インジケーターなどにも調整シグナルが出るだろうと考えられますので、この推移に入るとある程度の値幅を伴った調整に入る可能性が高まると考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

S&P500の予想と注意ポイント

SP500の予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間のS&P500の予想は下落、予想値幅は5,060ポイントから5,190ポイントです
予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は3月8日の高値の価格を目処に設定、ボラティリティを伴った上下動を見せる可能性はあるものの全体的には横ばい気味に下落推移する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、火曜日の下落でもエンベロープ中央線を下抜けず、金曜日の終値もボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せていないことから、依然として底堅い展開が続いている状態だと考えられると思います
ただ金曜日の強めの上髭陰線は、日足単独の形状としてはネガティブです

SP500の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では金曜日の陰線でも5日単純移動平均線を上回って引けていて、この辺りも堅調な状態です
25日単純移動平均線の下抜けを見せるような推移に入るまでは、調整相場でも横ばいが良いところで、今のところそのような調整に入るシグナルすらでていません

DMIではADXは20台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

SP500のRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、60台と過熱感は比較的高い状態ではあります
RSIシグナルが50を上回る水準で横ばい推移し、RSIがRSIシグナルを中心に上下するという、相場が高値圏での緩やかな上昇推移を見せる際にみられる推移に入っています
RSIの高値が切り下がっていることから強い調整に転じる可能性もありますが、今のところそこまで強い下落シグナルは出ていないと判断しています

MACDはMACDシグナルの下を横ばい推移、絡み合うように横ばい推移を継続しています
現在は特段のシグナルを出していないものと判断しています

SP500の推移は依然として底堅く、強い調整を見せるようなシグナルが出ていません
ただ木曜日に発表される小売売上高の市場予想は強いものとなっていて、これは相場には強めの下落バイアスになる可能性があり、予想としては無視することはできません
ナスダック同様に横ばい予想にするか悩むところではありましたが、ニューヨークダウが調整局面に入っていることを考慮して予想内容は弱めに設定した方が良いだろうと判断しました
以上のことからこれから1週間のS&P500は、ボラティリティを伴った上下動を見せる可能性はあるものの全体的には横ばい気味に下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は5,250ポイントの上抜けです
予想値幅上限から1%上昇した価格を目処に設定しています
最も気を付けたいのは木曜日の推移で、ここで上抜けを見せてきた場合にはまだ上昇相場が続く可能性が出てくると考えましたので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は5,035ポイントの下抜けです
2月22日の安値の価格を目処に設定しています
2月21日と22日との間には窓が開いていますので、この窓を埋めるような強い勢いの下落が発生しかねず、その場合には相場が調整に入るシグナルが出始めると考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

ニューヨークダウに関しては調整に入る確率が上昇しているものの、ナスダックとSP500は依然として底堅い推移が続いている状態です
ただ週末にかけてはクアドルプルウィッチングがあることで相場のボラティリティが大きくなっていく可能性がありますし、発表される経済指標も相場へのインパクトが強いものが多く、結果が市場予想からずれた場合には相場へのバイアスが更に強まるものと考えられます
また相場に過熱感があることは確かですので、そろそろ強い調整には警戒した方が良いタイミングであることは確かだと思います
一方で相場には強い調整に入るような明確なシグナルは無く、依然として底堅い状態が続いています
この局面では相場の転換点に注意しながら、それでも極端に弱い推移に入ると金曜日までの材料で判断するのは、さらに上昇する可能性がある点を考慮すると危険かなといった印象もあります
ここからは相場に調整のシグナルが出てこないかを日々チェックして予想も修正していくことが非常に重要になっていくのではと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間アメリカ株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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