【ダウ・ナスダック・S&P500の予想】利下げを早く折り込む市場と、牽制するFRB【週間アメリカ株予想 2023/12/18~】

ダウ・ナスダック・SP500の週間予想

こんにちはしーさんです

ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500の予想を毎週土曜日に配信している週間アメリカ株予想です

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【ダウ・ナスダック・S&P500の予想】利下げを早く折り込む市場と、牽制するFRB【週間アメリカ株予想 2023/12/18~】
FRBの早期利下げを織り込むように強い上昇を見せるアメリカの株式市場ですが、金曜日になって2人の連銀総裁から早期の利下げ観測をけん制するような発言が出てきました。来年の利下げ自体はあるのかもしれませんが、市場の折り込みは少し早すぎるのかもし...

アメリカ市場の1週間の振り返りと今週の予定

ここ1週間の値動きですが、月曜日はFRBの利下げ観測が引き続き投資家心理を支えたものの、週内に重要イベントを控え様子見姿勢も強い状態でダウとSP500は上昇しナスダックは小幅上昇、火曜日は発表された消費者物価指数は市場予想通りの内容となりインフレの鈍化が続いていると受け止められ上昇、水曜日はFOMC後に発表されたドットプロットでは2024年末の政策金利見通しの中央値は4.6%となり利下げに前向きとの受け止めが広がり米長期金利は低下、過度な引き締め維持で景気が急減速するとの懸念が薄れ上昇、木曜日は発表された小売り売上高が市場予想を上回り景気敏感株や金融株に買いが入りダウとSP500は上昇しナスダックは小幅上昇、金曜日はニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁とアトランタ連銀ボスティック総裁が早期利下げ観測の後退につながる発言を行ったことで株の上値が重くなりダウは小幅上昇しナスダックは上昇、SP500は小幅下落して週の取引を終えました

前回は3指数ともにボリンジャーバンド中央線を下支えに上昇推移を継続する展開を予想しました

3指数ともに上昇していて、ナスダックとSP500に関しては上昇幅もほぼ予想通りだったのですが、ニューヨークダウは予想よりもさらに強い上昇を見せています

ただおおむねテクニカルやイベントへの考え方通りに推移をしているといった印象ですので、今後もテクニカルやイベントなどのスケジュールを考慮して予想を継続したいと思います

これから1週間の主なイベントですが、FRBの利上げ観測が後退していることから経済指標の内容に対しての反応が変わる可能性がある点には注意したいのですが、今回の予想では弱い経済指標の内容は株式市場にはポジティブという考え方を継続したいと思います

火曜日に発表される住宅着工件数と許可件数は鈍化見通しで上昇バイアス予想、水曜日の四半期経常収支と中古住宅販売件数の年率換算は弱い状態ではありますが前回からそこまで改善していないため中立予想、中古住宅販売件数の前月比とコンファレンスボードは強い見通しで下落バイアス予想、木曜日のフィラデルフィア連銀製造業景気指数と景気先行指標総合指数は前回よりは改善見通しで下落バイアス予想、金曜日の耐久財受注と個人所得と個人消費支出のコア前月比と新築住宅販売件数は改善見通しで下落バイアス予想です

週前半はまだ上昇する可能性がありそうで、半ばからは下落バイアスがかかるといった予想です

もう1つ気を付けたいのは開けた月曜日がクリスマスとなっていて休場となります

クリスマス前の1週間ということもあり値動きが緩慢になる可能性、そして薄商いを狙った仕掛けが発生する可能性がある点に気を付けた方が良いのではと考えています

どちらになるのかはわかりませんが、極端な相場になる可能性があるといった感じです

企業の業績発表は数が少ないのですが気になるところがあります

火曜日のフェデックスは物流、水曜日のマイクロンは半導体、木曜日のナイキは一般消費財と、そのセクターでは代表的な銘柄の業績発表がある点には注意が必要だと考えています

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のニューヨークダウの予想は上昇、予想値幅は36,600ドルから38,000ドルです

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は金曜日の終値から上昇した際の次の節目の価格を目処に設定、週前半は上昇推移を継続するものの、半ばからは上値が重くなり横ばい、もしくは調整に入る展開を予想します

チャートのテクニカルでは、週を通してボリンジャーバンド中央線から上方向へと乖離した推移を継続、非常に強い展開が続いています

今のところ相場が下落方向へと推移を開始しそうな兆候はありません

金曜日にはボリンジャーバンド2σからの乖離が始まっていて一旦上昇力が弱まりそうですが、これだけでは下落予想をすることは難しいと判断しています

一目均衡表の雲が12月19日の時点でねじれていますが、この前後で相場が強い上昇から横ばい、もしくは調整に入るイメージを持っています

この辺りはテクニカルだけではなくイベントスケジュール的にも合致していますので注意した方が良いと考えています

単純移動平均線では5日単純移動平均線を下支えにした推移を継続、下抜けを見せていないことから今のところ下落方向へと推移を開始するような兆候はない状態です

DMIではADXは上昇推移を継続、現在はトレンド相場だと判断しています

今のところ+DIと-DIの乖離幅も大きく下落するような兆候がない状態です

弱いシグナルとは言え12月5日の+DIのADX下抜けが最初の転換が起こるかもしれないポイントでしたが、ここは横ばい推移しただけで再上昇に入ってしまっています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、乖離幅の拡大を続けています

堅調な上昇トレンド相場が継続中で今のところ相場が崩れるような兆候がありません

まずはMACDによるMACDシグナルのデッドクロスを確認しないと、下落方向への予想をすることは難しい状態だと考えています

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、85台を上回る水準となっています

過熱感は強い状態ですが現在は上昇トレンド相場だと判断していますので、重視するべきインジケーターはMACDだと判断しています

ただここまで上昇していると、上昇トレンドから切り替わるときに横ばいではなく下落を開始すると一気に下げ幅を拡大するはずです

日柄をこなして横ばい推移をする場合であれば別ですが、直近では調整を開始して相場展開が変わったかもしれないと判断した際には、そこからの急落には十分に注意しなければならないほど過熱感が強まっていることは認識しておいた方が良いと思います

具体的にはRSIのRSIシグナルデッドクロスとMACDのMACDシグナルデッドクロスのタイミングが3営業日程度しか離れていない場合には注意した方が良いと思います

ただここまで過熱感が高いと、急落の時に逃げられるかどうかは運や勘次第だと思います

過熱感からの急落リスクには十分に注意を払うべきだとは思いますが、テクニカル的な相場反転シグナルが無いため、まだ上昇推移が続くと考えて対応した方が良い状況だと判断しました

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、週前半は上昇推移を継続するものの、半ばからは上値が重くなり横ばい、もしくは調整に入る展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は38,000ドルの上抜けです

金曜日の終値から1.86%上昇した水準の上抜けとなりますので、週内の経済指標の発表などをすべて好都合に解釈した上昇推移が続いている可能性があります

この場合は前週の上昇率と同じ値幅の上昇を見せたと仮定しても38,440ドル付近までは上値を伸ばす可能性がありますし、それ以上に上昇してしまう可能性もありますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は36,000ドルの下抜けです

エンベロープ中央線の価格を目処に設定しています

考え方は前回と同様で、エンベロープ中央線の下抜けを見せる展開が発生すると相場の方向感が一気に変化する可能性が高まると考えています

特に過熱感を伴いながらかなり強い上昇を見せていますので、ここから一気に下落してエンベロープ中央線を下抜けた場合には35,000ドル前後までは調整する可能性もあると考えていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のナスダックの予想は横ばい、予想値幅は14,500ポイントから15,100ポイントです

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は2021年9月23日の高値の価格を目処に設定、週前半から強い上昇はできず、半ばからは横ばいもしくは調整に入る展開を予想します

ナスダック100の予想値幅は16,250ポイントから16,950ポイント、予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限はナスダックの上値目処と同様の上昇率の場合の価格を目処に設定しています

ナスダック100に関しては最高値更新直前ですので、上値目処はナスダックを参考に考えています

チャートのテクニカルでは、ボリンジャーバンド中央線から乖離幅を広げながら上昇推移を継続、かなり強い展開となっています

週末にかけてボリンジャーバンド2σから乖離し始めていて上昇力が弱まっている雰囲気はあるものの、調整に入るようなシグナルは特に出ていないと判断しています

木曜日と金曜日の日足は明らかに買い意欲が低下していると考えられるものだとは思いますので、この辺りでいったん上値が重くなるとは考えているものの、明確な調整シグナルとは考えていないといった感じです

ナスダックに関してもニューヨークダウ同様、一目均衡表の雲が12月19日でねじれていますので、この周辺での相場展開の変化には気を付けたいところです

単純移動平均線では5日単純移動平均線の上での推移を継続していて強い展開という印象です

今のところ相場が崩れるようなシグナルは出ていない状態です

DMIではADXは上昇推移を継続、現在はトレンド相場だと判断しています

12月1日の+DIのADXデッドクロスで相場が調整する可能性を考えましたが、ここは横ばいしただけでいなしてしまっています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、乖離幅の拡大を続けています

再度上昇トレンド相場に入りなおした可能性があり注意が必要ですが、今は前回のMACDの最高値よりは下の水準での推移となっていますので、もう1度下抜け方向に動く可能性にも注意した方が良いタイミングだと考えています

もう1段強い上昇が出た際には、再度上昇トレンド相場に入ったと判断しなおしたいと考えています

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、かなり過熱感が高まっています

一旦は上昇トレンドが終了したことから、RSIの過熱感にも注意が必要だと考えています

近々相場の天井を形成して調整に入ってもおかしくないという判断をしています

強い展開が続いているものの、ニューヨークダウに比べるとその値動きには減速感も感じます

ニューヨークダウほどの強い展開ではなく、ここからは弱い上昇と横ばい、どこかのタイミングでの反落が起こるという推移を予想しています

感覚的にはいい加減天井圏だと思うとの発言を繰り返しながら、ここまではしっかりとした調整シグナルが出ていないことからナスダックも上昇予想を継続していましたが、今回の予想ではいくつか気になる相場の変調もありますし、経済指標の発表内容などを考慮しても相場が調整気味になってもおかしくなく、場合によっては強い調整に入る可能性もあると考えましたので、予想内容もこれまでの上昇からは切り替えた方がいいと判断しました

以上のことからこれから1週間のナスダックは、週前半から強い上昇はできず、半ばからは横ばいもしくは調整に入る展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は15,400ポイントの上抜けです

2021年9月7日の高値の価格を目処に設定しています

ナスダック100では16,800ポイントの上抜けです

こちらは2021年11月22日の高値の価格を目処に設定しています

今回の2つのポイントはさらに上昇の勢いが強くなるという意味合いに関しては同じなのですが目処が全く違います

ナスダックに関しては予想値幅上限を過ぎた後の節目で4%近くの上昇を見せた後の展開になることから、そのままさらに強い上昇を見せ最高値16,200ポイントをうかがう可能性があるというものです

ナスダック100の16,800ポイントに関しては予想値幅上限より下の水準で、こちらは最高値更新となる推移で、ここから上昇に弾みがついてボラティリティが高まる可能性があるというものです

どちらも結果的に強い上昇へとつながるわけですが、今回は2か所のポイントがあると思いますので、まずはハイテクセクター中心に関してはナスダック100の注意ポイントを、金融を含んだナスダック全体としてはナスダックの注意ポイントを意識して設定した方が良いだろうと判断しましたので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は14,350ポイントの下抜けです

ナスダック100では16,100ポイントの下抜けです

どちらもエンベロープ中央線の価格を目処に設定しています

ここまで上昇してくると、調整する場合にはエンベロープ中央線までは下げてくると考えています

勝負になるのはそこで多少の下抜けで粘るのか、それとも一気に下抜けてしまうのかだと考えています

特に一気に下抜けた場合には強い調整に入るとかんがえていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

S&P500の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のS&P500の予想は上昇、予想値幅は4,635ポイントから4,820ポイントです

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は2022年1月4日の高値の価格を目処に設定、週前半からもう少し上値を試す可能性があるものの、半ばからは横ばいもしくは調整に入る展開を予想します

チャートのテクニカルでは、ボリンジャーバンド中央線を下支えにするような上昇推移が続いていて依然として強い展開です

木曜日に十字線を出して金曜日に横ばい、一旦は上昇の勢いが止まった印象はあります

こちらも12月19日に一目均衡表の雲のねじれがあり、経済イベントのスケジュールを考えてもこの周辺が相場の転換点になる可能性があるのではと警戒しています

単純移動平均線では5日単純移動平均線の上での推移を継続していますので堅調といった印象です

まずは5日単純移動平均線の下抜けを見せるまでは、このまま堅調な推移が続くという判断をしてもいいと思います

特にネガティブなシグナルは無いものと判断しています

DMIではADXは上昇推移を継続、現在はトレンド相場だと判断しています

+DIがADXを下抜けた際に相場が弱くなる可能性を考えましたが、そこは横ばいすることでいなしています

まだ強い状態が続いているという印象です

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、再度上昇トレンド相場に入りなおした可能性があります

MACDの水準は直近の高かった場所を上回っていて、かなり強い展開が発生しています

SP500に関してはナスダックより堅調な推移へと入っている可能性があり注意が必要なポイントだと考えています

RSIはRSIシグナルの上を横ばい推移、過熱感はかなり高まっています

MACDがここまで強い展開でなければ調整に入る兆候があると判断してもいいと思いますが、MACDが再度高値を更新してきたことからまだその判断は難しいといった感じです

ただ短期的な過熱感が高まっていることは確かだと思いますので反落時のボラティリティの上昇にはご注意いただければと思います

木曜日と金曜日の値動きは天井圏に入ったかもしれないと思えるような値動きではあったものの、明確な下落シグナルが出たとは判断できない状態です

ナスダックに比べても一旦上昇トレンド相場が終了したところからの戻しが強く、再度上昇トレンド相場に入りなおしてしまった可能性が出てきています

ニューヨークダウほどの強さを見せるとは思いませんがナスダックよりは強い展開が続く可能性もあることから予想内容は上昇としようと思います

以上のことからこれから1週間のS&P500は、週前半からもう少し上値を試す可能性があるものの、半ばからは横ばいもしくは調整に入る展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は4,820ポイントの上抜けです

2022年1月4日の高値の価格を目処に設定しています

予想値幅上限と同じ価格ですが、これまでの最高値を更新する推移となりますので、ここからさらに上昇が強まる可能性があり、またどこまで上昇推移を継続していくのか予想が難しくなりますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は4,590ポイントの下抜けです

エンベロープ中央線の価格を目処に設定しています

ダウやナスダック同様、エンベロープ中央線を下抜けた場合には本格的な調整に入る可能性が高まります

その場合には4,400ポイント周辺まで下げ幅を広げてしまう可能性もありますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

ニューヨークダウには依然として力強さがあるものの、ナスダックには少し上昇疲れが見えてきた印象があります

SP500に関しては上昇トレンド相場に入りなおした可能性もあり、再度の強い展開にも警戒が必要なのですが、ここまでのところでFRBの利下げ観測をかなり織り込んでいるのではと考えていますので、これ以上の上昇は新しい材料が出てこないとちょっと厳しいかなという印象もあります

ただ急落するようなリスクがあるのかと考えるとそれも思い当たりません

クリスマス休暇へと入り薄商いとなる中でそのタイミングで仕掛けられるように相場が調整に入る可能性があるとはいえ、それを前もって予想することはなかなか難しいかと思います

そして相場にはそこまでの調整に入るようなシグナルが出ていない状態でもあります

経済指標の発表スケジュールやここまでの短期的な過熱感から考えて、週内に横ばいもしくは調整の下落が発生する可能性は十分にあると考えて、これまでと比べると弱い内容を予想しているとはいえ、アメリカ市場の相場の強さは異様なほどですので、まだまだ上昇する可能性も考えてトレードに臨んだ方が良いなと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間アメリカ株予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)0
・エンベロープ
期間20・乗数5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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