【ドル円】週末の日銀金融政策決定会合で追加利上げがあると想定して考えてみる【週間ドル円予想 2024/4/22~】

ドル円の週間予想

こんにちはしーさんです
ドル円相場の予想を毎週土曜日に配信している週間ドル円予想です
最新情報をチェックするためにチャンネル登録をしていただき、コメントやグッドボタンで反応をしていただけると励みになりますので、お時間がございましたらよろしくお願いいたします
また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください
日々の相場の振り返りは月曜日から木曜日まで夜8時ごろからライブ配信を、夜10時ごろから今日の相場の振り返り動画の公開を行っておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです

【ドル円】週末の日銀金融政策決定会合で追加利上げがあると想定して考えてみる【週間ドル円予想 2024/4/22~】
通常ドル円相場の予想は市場予想の内容が出た経済指標に沿って行っていますが、今回に関しては例外的に週末の日銀金融政策決定会合での追加利上げが行われる可能性を折り込む形で予想したいと思います。日本政府が我慢強く介入を待っている理由が、もしかした...

ドル円相場の予想と注意ポイント

ドル円相場の予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は153円00銭から155円00銭です
予想値幅下限は4月26日金曜日に想定されるエンベロープ中央線の価格を、上限は直近終値の上の節目の価格を目処に設定、週末まで横ばい気味に推移し金曜日に円高方向への推移を開始する展開を予想します

ドル円相場のここ1週間の値動き

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は発表された米小売売上高が市場予想を上回り米長期金利が上昇したことで日米金利差拡大を受けた円売りドル買いが優勢となり円安、火曜日はパウエルFRB議長がインフレ抑制には時間がかかると発言したことで利下げが遅れるとの見方が広がり米長期金利は上昇し円安、水曜日は米債券市場で前日に利回りが高水準を付けた後だったこともあり上昇が一服、日米金利差が縮小したことから円買いドル売りが入り円高、木曜日はニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁が利下げを急ぐ必要性を感じないと発言、発表された米前週分新規失業保険申請件数も市場予想を下回る強い結果となり利下げ観測が後退し米長期金利は上昇し円安、金曜日は中東情勢緊迫化による円買いが入ったものの低下していた米長期金利が前日終値付近まで戻す展開となり下げ幅を縮小する形で円高推移して週の取引を終えました

前回はボリンジャーバンド中央線が下から上昇してくるのを待つ形で横ばい推移する展開を予想しました
想定していなかった材料があった中でも相場の方向感には変化がなく、引き続き材料を待っている状態になっているのではと考えています
為替介入にも警戒は必要だと考えていますが、まずは週末の日銀金融政策決定会合で追加利上げがあるかどうかが勝負になるのではと考えています

ドル円相場の今週の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、相場の転換点を見出すことが難しい状態が続きそうです
その中でも注意したいのが金曜日の日銀金融政策決定会合の結果がどうなるかで、ここで連続利上げが行われることでこれまでの強い円安推移の巻き戻しが起こる可能性は考えられると思います
これ以外では火曜日にアメリカで発表される購買担当者景気指数は市場予想が出ていませんが上振れによるドル高円安バイアスに警戒、新築住宅販売件数は好調な予想でドル高円安バイアス予想、水曜日にアメリカで発表される耐久財受注は強弱入り混じる形となりますが総合がかなり強く出る見通しですのでドル高円安バイアス予想、金曜日にアメリカで発表される個人消費支出は若干前回を上回る見通しでドル高円安バイアス予想です
またアメリカで発表される経済指標は全体的に市場予想より強い結果が多い傾向が続いていますので、市場予想にかかわらずドル高円安バイアスに注意したいところだと考えています
また火曜日に欧州で発表される購買担当者景気指数は市場予想では製造業が50を下回る見通しでドル高バイアス予想ですが、ドル円では中立予想としています

チャートのテクニカルでは、月曜日にFRBの利下げ観測後退を受けた強い上昇が発生、エンベロープ上限を上抜ける展開となりました
ボリンジャーバンド2σを押し広げる展開は火曜日まで続きこのまま強い上昇が続いてしまうのではと警戒しましたが、その流れは水曜日にいったん止まりました
ここで上昇の勢いは収まったものと考えています
金曜日の推移ではリスク回避の形で円高推移が発生したものの、その下値はボリンジャーバンド中央線に支えられる形となっていて、円安推移が底堅い状態が続いているものと判断しています
直近のボラティリティが高かったため、ボリンジャーバンドの2σは上下に大きく開いていますので、まだしばらくの間は横ばい推移することが可能な状況ではと判断しています
一方で円高方向に相場が崩れるようなシグナルは出ていないものと判断しています

ドル円相場の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では日足は5日単純移動平均線を下支えにするような推移を継続、依然として強い円安推移が続いています
特に円高方向へ調整するような兆候は無いと判断しています

DMIではADXは30台前半を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のRSIとMACD

RSIはRSIシグナル上を横ばい推移、70台半ばとかなり過熱感が高い状態だと考えられます
方向感としては一旦下押される可能性が高い状態になっていると考えています

MACDはMACDシグナルの上を横ばい気味に推移、乖離幅は徐々に縮小しています
現在は上昇トレンド相場が継続している状態だと判断しています
相場の方向感としては上昇推移しやすい環境下にありますが、一方でRSIに過熱感が高すぎる点には注意が必要だと考えています
依然としてMACDとMACDシグナルには乖離幅があり、相場が調整の円高推移を見せるような兆候は今のところ無いと判断しています

ドル円相場は現在も上昇トレンド相場の中にいる状態で、方向感としては円安推移が続きやすい状態だと考えられるかと思います
一方でRSIには短期的な過熱感も見られ、ADXが横ばい気味の推移へと変化していることからこちらも無視できません
また仮に短期的な調整を行ったとしても、ボリンジャーバンド中央線が下値支持になれば強い円安推移の継続、エンベロープ中央線が下支えになれば上昇力は弱まっても依然として円安推移継続と、まだ相場が円高方向へと転換したと判断できる材料がそろうまでには時間がかかりそうです
日銀の金融政策決定会合における追加利上げや、日本政府・日銀による為替介入などの材料がない限り、ドル円相場の円安基調は続くのではと考えました
ただ今回の予想では、通常は市場予想などでの観測が高まらない限り予想に織り込まないようにしているのですが、日銀の利上げが行われるという見通しを予想の材料として含めたいと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週末まで横ばい気味に推移し金曜日に円高方向への推移を開始する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は155円00銭の終値基準での上抜けです
予想値幅上限と同じ価格を目処に設定しています
これまでの1週間で上値を抑えられるようにしていた節目を上抜けて上昇を開始する場合、ドル円相場はテクニカル的にも円安推移を強く続ける可能性が出てきます
これ自体は特に不自然なものではなく、今年3月の円安推移への切り返しと横ばい推移、そこからの再度の円安推移開始と同じような推移です
この場合はどこまで円安推移が続くのか予想することが難しいかと思いますが、4月の円安推移でも2円50銭程度の値幅での上昇を見せていますので、そのまま157円あたりまで上昇してしまうかもしれませんので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は152円50銭の終値基準での下抜けです
金曜日時点のエンベロープ中央線の価格を目処に設定しています
ドル円相場が強く調整を見せるかどうかは、日足がエンベロープ中央線を下抜けて推移し続けるかどうかが見極めるポイントになると考えています
エンベロープ中央線の下抜けを見せた場合にはそのまま150円台までの調整を見せる可能性が高まると考えていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

中東情勢の緊迫化が金曜日にはついにドル円相場の円高要因として認識されましたが、実のところドル円相場には日足で見てみると今までもそこまで大きな影響を与えていません
ドル円相場には投機的とも思える円売りドル買いが、FRBと日銀の金融政策の違いによって起こっている状態かと思います
FRBの金融政策は直近では利下げに転じる見通しは全くなく、4月30日から5月1日に開催されるFOMCでも現状維持となるでしょう
この材料ではドル円相場はせいぜい横ばい推移です
これ以外に強い材料が発生する可能性があるとすれば、週末に予定されている日銀金融政策決定会合での追加利上げではないでしょうか
植田日銀総裁のG20での発言では1月以降の円安の物価への影響を数値的にも示すことになると話していることから、為替が物価に与えている影響を考慮するような発言が出てきています
また円安で物価上昇に無視できない影響が生じた場合には金融政策の変更もあり得ると発言しています
これらを材料に4月会合で利上げが行われるという可能性を強く主張することは難しく、最も可能性が高いのは金融政策の維持、そして次回会合での利上げをにおわせる展開かと思います
今回の利上げがあるかもしれないという予想は邪道と言うか先走りすぎている感はあるかもしれません
一方で直近の日本政府の為替変動への発言に関しては、繰り返し牽制こそ行われるものの介入自体は全く行われません
これに関しては、日銀金融政策決定会合での為替の物価への影響の分析結果を待っている可能性があり、場合によっては金曜日の日銀金融政策決定会合以降に介入があるかもしれません
ただここまで引っ張りましたので、介入前にはレートチェックが入る可能性もあり、この辺りからタイミングは推測できるかもしれません
仮にこれらの予想が外れた場合には、横ばい推移後に再度の円安推移が発生する可能性もあり、どこまで円安が進んでしまうのかはわかりません
どちらにしても週末まで横ばい推移すると4月初旬のようにボリンジャーバンド2σが収束してその後のボラティリティを伴った値動きが警戒されると思いますので、テクニカルの面からも週末からの急激な相場変動にはご注意いただければと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・100・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

コメント

タイトルとURLをコピーしました