【ドル円】依然として円安バイアスがかかる相場は煮詰まる展開も、動けたとしても円高方向【週間ドル円予想 2024/4/1~】

ドル円の週間予想

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【ドル円】依然として円安バイアスがかかる相場は煮詰まる展開も、動けたとしても円高方向【週間ドル円予想 2024/4/1~】
相場が天井圏で横ばい推移する中で、テクニカル的にも相場が煮詰まっているシグナルが出始めています。本来であれば上下どちらに動くかわからないところですが、為替介入の圧力があることから円安方向への強い推移を見せることは難しいと考えています。アメリ...

ドル円相場の予想と注意ポイント

ドル円相場の予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は150円40銭から152円00銭です

予想値幅下限は2月後半に天井圏を形成した際の安値付近の価格を、上限は3月27日の高値の価格を目処に設定、ボリンジャーバンド中央線と絡み合うように頭を152円付近で抑えられるような横ばい推移を継続する展開を予想します

ここ1週間の値動き

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は発表された米新築住宅販売件数が市場予想を下回り米景気が減速を示したとの見方から円売りドル買いが出て円高、火曜日は発表された米耐久財受注は市場予想を上回りドル買い要因となるものの日本政府・日銀による為替介入も意識される形で円安、水曜日は財務省・金融庁・日銀の三者会合が開かれたことで為替介入が警戒され、アメリカでは債券が連休前に買いなおされたことから米長期金利が低下したこともあり円高、木曜日は日本政府・日銀による為替介入が警戒されるものの、ウォラーFRB理事のタカ派発言を受け米長期金利が小幅上昇し円安、金曜日は発表された米個人消費支出が市場予想と一致しインフレ鈍化の流れが続いているとの観測から円買いドル売りが入った半面、パウエルFRB議長が利下げを急がないとの考えを示したことで円売りドル買いも入り前日と変わらずの推移で週の取引を終えました

前回は週前半に横ばい気味に推移しその後ボリンジャーバンド中央線に向けて下落推移を開始する展開を予想しました

実際には日本からの口先介入があることで上昇推移が抑えられていたものの下落もせず、ボリンジャーバンド中央線が接近してきたという結果になりました

相場への円安バイアスが強い中で為替介入への警戒感で上値が抑え込まれている状態が続いていますので、口先介入がなくなるか経済指標や中央銀行などの材料から円高バイアスがかかり下落するまでは膠着状態が続くのではと考えています

これから1週間の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、週前半はドル高円安バイアスがかかり、週末にかけてドル安円高バイアスがかかるのではと予想しています

月曜日の日本の日銀短観は円高・円安バイアスが入り混じる見通しでニュートラル予想、同日アメリカで発表されるISM製造業景況指数は改善見通しでドル高円安バイアス予想です

月曜日に関してはISM製造業景況指数のバイアスが最も強くなるのではと考えています

火曜日のアメリカの製造業新規受注と雇用動態調査は改善見通しでドル高円安バイアス予想、水曜日のADP雇用統計とISM非製造業景況指数は改善見通しでドル高円安バイアス予想、金曜日の雇用統計は非農業部門雇用者数変化が鈍化見通しでドル安円高バイアス予想ですが、失業率・平均時給に関しては改善見通しでドル高円安バイアス予想です

金曜日に関しては非農業部門雇用者数変化のバイアスが最も強くなるのではと考えていますので、全体としてはドル安円高バイアス予想です

チャートのテクニカルでは、緩やかな下落を続ける中でボリンジャーバンド中央線が上昇してきたことで日足と接触、ボリンジャーバンド2σも極端に乖離幅が縮小傾向となっています

ボリンジャーバンド2σの収束が起こるとその後に拡散が起こることが多いですので、このまま横ばい推移した場合には上下どちらかに強く動きだす可能性が出てきます

相場が強く動き出すきっかけとして考えられるのは月曜日の日銀短観か金曜日の米雇用統計のタイミングかと思いますが、それ以外の経済指標の市場予想ではドル高円安バイアスがかかる見通しですので、この2つのイベントで動けないのであれば横ばい推移しやすい環境になるのではと考えています

ドル円相場が円安推移を継続する際に強い下値支持線となるエンベロープ中央線は149円台を推移していますので、相場の方向感の大きな転換が起こるかどうかの判断はまだできない状態だと考えています

ドル円相場の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では日足が5日単純移動平均線と絡み合うように横ばい推移、強い方向感がつかめない状態となっています

エンベロープ中央線と同様に下値支持となる25日単純移動平均線は149円89銭付近を上昇推移していますが金曜日の終値からは乖離幅があり、相場の全体的な円安推移は依然として続いているものと判断しています

DMIではADXは20代前半を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ただ上昇角度が非常に緩やかですので、RSIとMACDの双方のシグナルに注意が必要だと考えています

ドル円相場のMACDとRSI

MACDはMACDシグナルの上を横ばい推移、上昇力が弱まっています

上昇トレンド相場に入っていたとしても勢いがすでに失われつつある状態です

相場が下落方向へ調整に入るタイミングが来るとすればMACDがMACDシグナルをデッドクロスするタイミングだと考えられますので、29日金曜日までの推移であれば調整の兆候はありません

RSIはRSIシグナルの上を下落推移、ただ緩やかな推移となっています

下から上昇してきているRSIシグナルが下支えになるのかが最初の転換点、次が強弱の分かれ目である50を下抜けるかどうか、この2つのポイントを下抜けると強い調整に入るというイメージで良いかと思います

金曜日までの推移であればRSIシグナルからの乖離幅がまだある状態ですので、調整に入る兆候は無いと判断しています

日柄が経過するとRSIシグナルは上昇してきますので、強い上昇が起こらない限りRSIとRSIシグナルの接触は近いうちに起こるといった感じです

そのタイミング周辺で相場が調整の円高推移に入る可能性が高まる点に注意が必要だと考えています

その際には調整幅が50までで済めば短期的な過熱感を取るための下落、50を下回れば強い調整へ入っていく展開へと変化していくものと考えています

テクニカルを考えるとドル円相場は円高方向へ一旦調整したいような雰囲気が見え隠れします

ただアメリカで発表される経済指標の内容は堅調なものが多く、FRBの利下げ観測が後退しかねないような内容のものもあります

一方でこのまま円安推移が続くのかと考えると、日本からの為替介入はスタンバイ状態でいつ実行されてもおかしくない状況です

現在の日米金利差などから考えてどの価格帯が適正水準なのかというのは色々と議論があるところかと思いますが、少なくとも日本政府は現在の水準を適正だとはとらえていないことは、口先介入の内容からもはっきりしているかと思います

152円が明確な介入ラインになるとは考えていないものの、ここから先の円安推移には為替介入の危険性が付きまといますので予想値幅の上値余地はかなり狭く設定しておきたいと思います

一方で円高方向の推移である予想値幅下限に関しては為替介入分を含んでいません

為替介入が行われた場合には5円程度は円高推移が出てくると想定していますので、146円の攻防といった水準まで一気に下げ幅を拡大する可能性も考えられます

いつどの程度の規模で行われるのかを予想することはほぼ不可能だろうと考えていますので、今回の予想でも為替介入によるバイアスに関しては予想に含めないこととしたいと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、ボリンジャーバンド中央線と絡み合うように頭を152円付近で抑えられるような横ばい推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は153円00銭の上抜けです

予想値幅上限から1円上の価格を目処に設定しています

現在の口先介入のペースを考えると152円の上抜けは為替介入が行われる可能性があるかなり危険な推移だと考えています

推移として怖いのは152円を上抜けても何も無かった時で、その際には今まで我慢していた分の上昇が一気に噴き出すことで、153円まで1営業日で達してしまう可能性も考えられます

最も危ないと考えているのがこのような推移で、恐らくそこで為替介入が行われてしまうと予想しています

今回の上昇方向の注意ポイントは、このような円安推移があった場合には高確率で為替介入が行われる可能性があることを念頭にトレードをしておかないと、そこからかなり強い円高推移に押し下げられる危険性があるという点です

直近で為替介入を実際に経験された方も多いかと思いますのでそこまで油断されることはないかとは思いますが、強い円安推移が発生した際に為替介入によって一気に円高方向へと押し下げられる危険性がかなり高まるポイントとして、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は149円77銭の下抜けです

エンベロープ中央線の価格を目処に設定しています

この注意ポイントには為替介入による推移が含まれていない点にご注意ください

想定しているのはドル円相場が新たな材料によって円高推移を開始、これまでの円安方向への推移から相場展開が大きく切り替わる可能性が出てくるというものです

ドル円相場が大きな円安方向への推移を継続する場合、エンベロープ中央線や25日単純移動平均線は強い下値支持となる傾向があります

3月の急激な円高推移ではその下値支持を下抜ける推移を見せたものの切り返して上抜けを見せてはいますが、2023年からの相場ではここまで短期間でいっぺんに切り返すことの方がまれです

FRBの利下げが年央には開始されるという観測には変化がなく、4月に入って相場の雰囲気に変化が起こる可能性も考えられます

その際にこれまでの円安推移から明確に転換が起こったと判断できるかもしれないポイントとして、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

ドル円相場には依然として円安バイアスがかかり続けているものと考えています

金曜日はアメリカ市場が休場だったことから強い値動きがでなかったものの、発表された米個人消費支出は市場予想通りとは言え前回発表よりも上昇、とはいえ今回の結果に対して金融市場はインフレ鈍化が順調に進んでいると受け取った模様です

その後パウエルFRB議長がこの結果に対して我々の予想とほぼ一致したと説明、このことから早期利下げ観測自体は後退してはいますが、依然として年央の利下げ観測は継続している状態です

パウエルFRB議長の発言は一貫してブレが無い印象ではありますが、一方でFRBの理事やFOMCメンバーに関しては千差万別で、各々が発言するたびに為替市場には強いバイアスがかかってしまう可能性がありますし、経済指標の内容がこれだけ堅調だと連銀総裁あたりからもインフレをけん制するような発言が出てくる可能性がある点にも注意が必要だと思います

ただそこから円安推移が発生するのかと考えると、日本政府による為替介入のプレッシャーがあまりにも強すぎます

他方でアメリカの景気動向に不安材料がないのかと考えると、雇用に関しては悪化しているという話がちらほら聞かれます

前回の雇用統計では過去2か月分の雇用増加数が16万人以上下方修正されるなど、米労働市場の減速感が強まっています

週内に発表される雇用統計に関しても非農業部門雇用者数変化は前回発表から鈍化見通しで、これらはFRBの利下げ観測を強める可能性があります

テクニカル的にも相場は一旦方向感がなくなっているものの、ここから強い推移が再度出てくる可能性が高まっています

現状では雇用統計の市場予想では前回発表分から金融市場が許容できないほどの大きな変動はない模様ではありますが、実際に利下げが行われると目される6月FOMCまで3か月を切り、相場方向感に大きな変化が起こる可能性は否定できません

テクニカル的には相場が上下どちらかに強い推移を見せる手前の状態に入る中で上値を強制的に抑えられると、あとは下落するしかないといった状況ではありますが、それとは別に相場全体の大きな流れにも変化が起こらないか、週末に向けてこの辺りを注意して相場を見ていきたいなと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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