【ドル円】円高推移予想も、続く円安バイアスと懸念される為替介入【週間ドル円予想 2024/3/25~】

ドル円の週間予想

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【ドル円】円高推移予想も、続く円安バイアスと懸念される為替介入【週間ドル円予想 2024/3/25~】
短期的な過熱感からの調整を見せそうなドル円相場ですが、市場にかかる円安バイアスには変化がない模様です。年央にはFRBの利下げが行われるとの観測が強まっていますのでどこかのタイミングで日米金利差の縮小観測から円高バイアスがかかり始める可能性が...

ドル円相場の予想と注意ポイント

ドル円相場の予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は149円50銭から152円00銭です

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は2023年11月13日の高値の価格を目処に設定、週前半は横ばい気味に推移しその後ボリンジャーバンド中央線に向けて下落推移を開始する展開を予想します

1週間の値動き

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は米長期金利の上昇が続いたものの翌日に日銀金融政策決定会合を控えて小動きの形で円安、火曜日は日銀がマイナス金利政策の解除など大規模緩和の修正を決めたものの、当面は緩和的な金融環境が継続するとの見通しを示したことで円売りドル買いが進み円安、水曜日は日銀の緩和的な金融政策を意識した円売りが続くものの、FOMCの結果やパウエルFRB議長の発言がハト派と受け止められ上げ幅縮小する形で円安、木曜日はアメリカで発表された前週分新規失業保険申請件数が市場予想を下回り中古住宅販売件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想を上回るなど堅調な結果が続いたことで円売りドル買いが進み円安、金曜日はFRBの6月利下げ観測が強まる中で米長期金利が低下するものの、日銀の緩和的な金融政策が続くとの見方から下げ幅が限られる形で円高推移して週の取引を終えました

前回は月曜日にエンベロープ中央線までの上昇を試す可能性があるものの火曜日に円高推移、水曜日のFOMC通過後に円安推移へと切り返す展開を予想しました

実際には月曜日の推移は予想通りでしたが火曜日から相場の方向感が一変、一気に強い円安推移が発生してしまいました

FRBの利下げ観測が継続している点は上値を抑える材料とはなっている模様ですが、日銀の姿勢が緩和的と捉えられたのか、依然として日米金利差に着目したトレードが行われている可能性がありそうです

相場環境としては強い円高推移に転換するのはまだ先になるのではと想定して予想をしていきたいと考えています

ドル円相場の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、週前半は引き続き円安バイアスがかかる予想です

月曜日の日銀金融政策決定会合議事要旨はハト派姿勢を再確認するのではと考え円安バイアス予想、アメリカの新築住宅販売件数は好調な見通しでドル高円安バイアス予想、火曜日にアメリカで発表される耐久財受注も改善見通しでドル高円安バイアス予想です

金曜日の個人所得と個人消費支出の総合前月比が上下に割れそうで中立バイアス予想ですが、それ以外のイベントは全体的に前回発表から乖離しない市場予想となっていてバイアスとしては中立ではと予想しています

また金曜日はグッドフライデーでアメリカ市場が休場となりますのでご注意ください

チャートのテクニカルでは、月曜日はエンベロープ中央線に頭を抑えられるような推移となったものの日銀金融政策決定会合を通過した火曜日に一気に上昇しエンベロープ中央線を上抜け、その勢いは木曜日まで続きました

エンベロープ上限にタッチして上昇が止まったものの、一目均衡表の遅行線も日足の上に再上昇していて、強い円高方向への調整が起こる可能性が低下しているのではと考えています

ここから円高方向への推移を見せたとしても、ボリンジャーバンドやエンベロープ中央線、そしてその下にある一目均衡表の雲が下値支持になる可能性がありそうです

ドル円相場の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では5日単純移動平均線の上での推移を継続していて底堅い状態です

金曜日の陰線で上昇が頭打ちして25日単純移動平均線までの調整を行う可能性はあるものの、今のところ強い円高推移が発生するような雰囲気は無いと判断しています

DMIではADXは20代前半を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のRSIとMACD

RSIはRSIシグナルの上を下落推移、60台半ばと過熱感があります

30台半ばから一直線で上昇して現在の水準まで達していますので、過熱感が高すぎるだろうと判断しています

横ばいもしくは下落推移することで、RSIシグナルへの接触を見せるまで調整に入るのではと考えています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、3月上旬の下落トレンド相場が一気に終了して相場の方向感が転換、直近に関しては特段のシグナルを出していないものと判断しています

今後強い円安推移が継続した場合には、すぐに上昇トレンド相場に切り替わる可能性がある点には注意が必要だと考えています

テクニカル的に考えると、3月上旬の強い円高推移が終了して円安方向への推移へと切り替わっている状態ですが、直近の上昇が急激でどこで上昇が止まるかわからない中で、一旦の節目と考えられるエンベロープ上限が今回は上値抵抗として機能している可能性がありそうなことから、ここから調整の横ばいもしくは下落が発生してもおかしくなさそうです

金曜日の日足が陰線になっていることもその材料と考えられると思います

調整を行うとするとボリンジャーバンド中央線が最初の下値目処になると考えられますが、そこで下げ止まる推移を見せるのか、それともさらに下げ幅を拡大してエンベロープ中央線付近まで下落するのかで、相場の上昇方向への推移の強さを判断できるのではと考えています

ファンダメンタルズ的に考えると、緩和的と捉えられたとはいえ日銀は引き締め方向へと舵を切りFRBが年内の利下げ見通しを変更しなかったことから、現在の強い円安推移は投機的な値動きと判断することが可能かもしれませんので、日本政府から出てきている為替変動への口先介入はこれ以上の一方的な円安推移が継続した場合は実行に移される可能性を考慮するべきだと考えています

一方でFRBの利下げ見通しは年央からという観測には変化がなく、依然として日米の長期金利の開きは維持されてしまっていて、これは円安バイアスとして機能するものと考えています

どちらの考え方でも同じような結果で、全体的な円安バイアスは依然としてかかり続けているものの、直近に関してはここまでの上昇の勢いを冷ます期間に入る形で一旦は調整に入るのではと予想しました

また直近の相場のボラティリティが高かったことから、予想値幅下限は広めに設定、エンベロープ中央線までとしたいと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週前半は横ばい気味に推移しその後ボリンジャーバンド中央線に向けて下落推移を開始する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は153円00銭の上抜けです

予想円幅上限の次の節目の価格を目処に設定しています

特に注意したいのがこれまでの流れを引き継ぐような強い上昇推移が継続した場合で、一方的な円安推移に対しての為替介入が行われる可能性が考えられますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は148円50銭の下抜けです

2023年10月5日の終値の価格を目処に設定しています

週内の調整に関しては比較的緩やかなものになると想定していて、予想値幅下限のエンベロープ中央線への下落も最終的な下落目標であってここまでは下落してこないかもしれません

更にその下には一目均衡表の雲があり、149円前半は比較的強めの下値支持になるのではと考えています

今回の下落方向の注意ポイントは、週内にこれらの下値支持を一気に下抜ける強い円高推移で、ここまで下げ幅を拡大するとまずは147円付近にある直近の円高推移をした際の底値、場合によってはそれ以上の強い調整に入りかねません

現状ではそのような材料があるとは考えていないものの、148円50銭の下抜けを見せてしまうとかなり強い円高推移が発生しかねないとも考えられますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

前回予想は月曜日こそ想定していた範囲内の推移で様子をうかがっていましたが、火曜日以降の強い円安推移で予想を大きく外してしまいました

日銀の金融政策の転換に関しては想定していた中では強めのもので、決してハト派だったとは感じられないものでしたが、相場の受け止めは全く異なるものとなり、金融政策の大きな節目での相場予想の難しさを実感することとなりました

直近に関しては一気に152円付近まで上昇したことと日銀が以前よりは金融引き締めの方向へと動いたことで、急激な円安推移への為替介入の正当性が高まった可能性がありますので、仕掛け的な強い円安推移が発生した場合にはそろそろ介入があるかもしれないと警戒感を高めた方が良いかもしれません

ただ依然として日米金利差は開いていますし、金融相場がリスクオフの調整にでも入らない限り、調整の円高推移も日本政府の為替介入も、ロングポジションを仕込むチャンスという形になってしまうのではと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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