【ドル円】短期的な底打ちからの反発が起こる可能性あり【週間ドル円予想 2024/3/11~】

ドル円の週間予想

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【ドル円】短期的な底打ちからの反発が起こる可能性あり【週間ドル円予想 2024/3/11~】
週内にはFRBの金融政策観測にバイアスをかけそうな経済指標の発表があり週末には先物やオプションに絡んだSQが集中するクアドルプルウィッチング、来週にはFOMCを控えてブラックアウト期間となり、相場の推移は不安定になる可能性があり要警戒です。...

ドル円相場の予想と注意ポイント

ドル円相場の予想値幅

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています
これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は145円90銭から149円45銭です
予想値幅下限は2月1日の安値の価格を、上限は月曜日に非常に強い反発を見せた場合にボリンジャーバンド中央線と接触する価格を目処に設定、週前半は下値模索で円高推移するものの、木曜日から週末にかけていったん円安方向への推移を見せる展開を予想します
今回の予想の詳細に関しては最後にまとめてお話ししますが、予想内容の円安推移だけを切り取ってしまわないように十分にご注意ください

ドル円相場の1週間の推移

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は目新しい材料が無い中で米長期金利が上昇したことで円売りドル買いが優勢となり円安、火曜日は発表された米ISM非製造業景況指数が市場予想を下回り12月発表分も下方修正されたことで米景気の減速が意識され米長期金利が低下し円高、水曜日はアメリカで発表されたADP雇用統計や全米雇用動態調査が市場予想を下回り、パウエルFRB議長の議会証言の内容も市場の想定の範囲内だったことから米長期金利が低下し円高、木曜日は日銀の中川審議委員が賃金と物価の好循環が展望できると発言、アメリカではパウエルFRB議長の発言を受け利下げ観測が高まり米長期金利は低下し円高、金曜日はアメリカで発表された雇用統計は非農業部門雇用者数変化が市場予想を上回る強い内容だったものの1月分は下方修正、失業率は上昇し平均時給の伸び率は低下と弱い面もあったことから相場への影響はニュートラルだったものの、引き続き日銀の3月会合でのマイナス金利解除観測から円高推移して週の取引を終えました

前回は火曜日あたりから円高方向への調整へと入る展開を予想しました
ボラティリティに関しては想定より強いものとなっていますが、ほぼ予想通りの推移といっていいと思いますので、これまでの予想時の考え方をそのまま継続していきたいと思います

ドル円相場の1週間の主なイベント

これから1週間の主なイベントですが、週前半は円高バイアスが続くものの、木曜日以降に円安バイアスがかかる予想です
まず3月10日の日曜日からアメリカではサマータイムが始まり、日本との時差が1時間短くなりますのでご注意ください
月曜日に日本で発表される四半期GDPの改定値は上方修正予想で円高バイアス予想、火曜日にアメリカで発表される消費者物価指数は総合とコアで結果が分かれる見通しでニュートラル予想、木曜日にアメリカで発表される卸売物価指数はコアが鈍化見通しでドル安円高バイアス予想であるものの小売売上高は改善見通しでドル高円安バイアス予想と方向感が分かれますが、小売売上高のバイアスが強く1日としてはドル高円安優勢になるのではと考えています
金曜日にアメリカで発表されるニューヨーク連銀製造業景気指数は鈍化見通しでドル安円高バイアス予想、鉱工業生産とミシガン大学消費者態度指数は改善見通しでドル高円安バイアス予想です
ミシガン大学消費者態度指数の発表時には1年先の予想インフレ率の発表も行われますがこの内容が強いバイアスになる可能性がありますので注意が必要だと考えています
またこれから1週間はブラックアウト期間となるためFRBメンバーなどからの発言が行われません
その代わりに報道機関などから観測記事などが出ることで相場に予想外のバイアスをかけてくる可能性がある点には注意が必要だと思います
利下げが行われないこと自体は既定路線だと考えられますので、出てくるとすれば不意の円高バイアスになる可能性の方が高いのではと考えています

チャートのテクニカルでは、火曜日の陰線でボリンジャーバンド中央線、水曜日にはエンベロープ中央線の下抜けを見せ、火曜日以降は大きめの陰線を伴った下落を続けています

一旦エンベロープ下限に接触したことから金曜日に自律反発が入るかと考えましたがその水準も下抜けてしまいました
ボリンジャーバンド2σを押し広げるバンドウォークに入っていて、下値目処を予想するのが難しい展開へと入っています
一目均衡表の雲のねじれの付近で相場展開が一変していますが、金曜日の終値の下には一目均衡表の雲があり接触するあたりが下値になる可能性もあります
遅行線の日足の下抜けや転換線の基準線下抜けが迫っていてこの辺りはネガティブなのですが、あまりに急激な調整でしたので底打ちをした後は思ったより底堅い展開に入るかもしれません
イメージとして似ているのは、昨年3月と7月にあった急落で、円高が止まり再度円安方向へと切り返すシグナルになったのはボリンジャーバンド中央線の上抜けだと考えていますので、今後はボリンジャーバンド中央線と日足の位置関係には注意を払った方が良いだろうと考えています
ただ金曜日までの推移では反発を見せそうなシグナルは特に無いといった印象です

ドル円相場の単純移動平均線とDMI

単純移動平均線では木曜日は100日単純移動平均線が下支えになる形となっていましたが、金曜日の下落でさらに下げ幅を拡大して75日単純移動平均線の下抜けも見せています
5日単純移動平均線が25日単純移動平均線を強く下抜けていますので、まだ弱い展開が続く可能性が高まっていると判断しています
今のところその下には200日単純移動平均線もありますので、146円から147円60銭の間で1度は自律反発が入ってもおかしくないと考えています
ただそこで今回の勢いの強い調整が終了するかどうかは判断が難しいところだと思います

DMIではADXは20台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ドル円相場のMACDとRSI

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、乖離幅の拡大を続けています

強い下落推移へと入っている状態で、まずは乖離幅の拡大が見られないと下げ止まる可能性は低い状態が続くと考えられますし、仮に乖離幅の拡大が終わり縮小傾向になっても、MACDがMACDシグナルをゴールデンクロスするまでは本格的な上昇には入れないだろうと考えています

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、一気に30台半ばまで低下しています

一気に過熱感が低下している状態で円高方向への強い材料が無い限りは30接触辺りでいったんは自律反発を挟む可能性が高いと考えています
RSIの水準感からは週前半までには自律反発が入ると考えていいと思います
ただそれが相場の底打ちなのかそれとも一旦の反発なのかは、他のテクニカルやファンダメンタルズを併せて判断するべきだろうと考えています

一旦自律反発が入ってもおかしくない水準までRSIは低下してきていますし、単純移動平均線や一目均衡表の雲との位置関係から考えてもそろそろ1度は下げ止まるのではと考えています
ここまで強い円高推移を見せていたことから週前半は底値模索を継続する可能性があるものの、木曜日の小売売上高の発表辺りからドル高円安バイアスがかかり始める可能性があるため、一旦は反発を見せるのではと考えました
以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週前半は下値模索で円高推移するものの、木曜日から週末にかけていったん円安方向への推移を見せる展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は149円95銭の上抜けです
エンベロープ中央線の価格を目処に設定しています
週内にはまず起こらないだろうと思いますが、相場の方向感を強く転換したと判断できるポイントは日足のエンベロープ中央線上抜けになると考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は144円50銭の下抜けです
一目均衡表の雲の下限の価格を目処に設定しています
この価格帯は昨年6月末から7月に頂点を付け、7月半ばからの上昇局面でいったん反落した際の底値になった場所で、ボラティリティを伴った急激な推移でなければ下値目処になる可能性が考えられます
逆にここを下抜けてしまうとそのまま2023年末の安値である140円周辺まで下げ幅を拡大する可能性がかなり高まると考えていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

今回の円安推移予想に関してはいくつか大切な注意点があります
まず円安推移予想をしていますが、それは金曜日の終値に比べて円安方向に切り返して週を終える可能性があるという予想であって、ここまでの円高推移から底打ちをする形で円安方向へ上昇するというわけではない点です
木曜日の小売売上高発表までは経済指標のバイアスは円高方向で、そこまでの間にさらに強く円高推移が継続していた場合、木曜日から金曜日に円安方向へと反発しても147円まで戻ってこられない可能性があります

次に予想値幅上限の設定に関してですが、149円45銭という上限設定は月曜日に最大限戻したとしてもここまでしか戻れないという目処です
週内にここまで上昇することを見込んだものではなく、基本的には金曜日の終値付近もしくは下落方向への推移を想定しています
予想値幅上限の設定で重要だと考えているのはボリンジャーバンド中央線と日足の位置関係で、日足がボリンジャーバンド中央線を上抜ける推移を見せることができた場合には強い円高推移が終了し、新しい相場展開が出てくると考えていることから、これを意識して予想値幅上限を設定しているという点にご注意いただければと考えています
日柄が進むほどにボリンジャーバンド中央線は下落してきますので、今後の上値目処は急激に低い水準になっていく点にもご注意いただければと思います

少し回りくどい言い方になりましたが、端的に申し上げればこんなには円安にはならないと思います
相場が大きく円安方向に切り返すとすればそれはボリンジャーバンド中央線の上抜けが見られた後、そしてMACDがMACDシグナルをゴールデンクロスした後に判断できるものだと考えています
そのため相場の底打ちが起こるかどうかの議論をするにはまだまだ早いといった感じで考えています
また強い円高推移がこのまま続くとも考えておらず、週内にいったんは底打ちすると考えていますし、そこから相場展開が変わるかどうかの戦いは次週に持ち越されるのではといった感じで予想しています
予想内容が円安となっていますのでなんだか底打ちして反転上昇みたいなイメージになってしまうかもしれませんが、そこまで強い円安推移は想定していませんので是非ご注意ください

それでは今週もご覧いただきありがとうございました
土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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