【ドル円予想】FRBからのドル高バイアスと雇用指標からのドル安バイアス【週間ドル円予想 2024/1/29~】

ドル円の週間予想

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【ドル円予想】FRBからのドル高バイアスと雇用指標からのドル安バイアス【週間ドル円予想 2024/1/29~】
FRBがハト派に傾くとは考えにくいことからFOMC後のパウエルFRB議長の手入れ記者会見の内容はドル高バイアス、そして雇用関連の経済指標は鈍化見通しでドル安バイアス予想となっているものの、雇用関連の経済指標の内容には上振れの危険性があります...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円安推移後に円高、予想値幅は145円85銭から149円80銭です

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は2023年10月2日の終値の価格を目処に設定、週前半は円安気味の推移を継続し水曜日にいったん円高バイアスと円安バイアスが入り混じるも週末にかけて円高推移を見せる展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はFOMC前のブラックアウト期間に入り債権に持ち高調整の買いが入ったことで米長期金利が低下、ただ翌日に日銀金融政策決定会合を控えていることから値動きが重い形で円高、火曜日は日銀が金融政策決定会合で政策金利の現状維持を発表したもののその後の植田日銀総裁の定例記者会見の内容がタカ派と受け止められ円買いドル売りが進む場面はありましたが、週内にアメリカでの重要指標発表を控えていることからアジア市場の時間帯から米債券に持ち高調整の売りが出ていた流れが続いたことで米長期金利が上昇し円安、水曜日は日銀のマイナス金利解除観測から日本の長期金利が上昇し円高推移しますが、アメリカで発表された製造業購買担当者景気指数が市場予想を上回りFRBの早期利下げ観測が後退したことで米長期金利が上昇し下げ幅縮小する形で円高、木曜日は発表された米四半期GDPが市場予想を上回ったことで円安推移する場面があったものの個人消費支出は前回と同水準となり前週分新規失業保険申請件数は市場予想を上回り米長期金利は低下、一旦は円高推移が見られたもののラガルドECB総裁の記者会見や米新築住宅販売件数の内容などを受けて円安、金曜日は発表された米個人消費支出が市場予想を上回り個人所得も増加、一方で個人消費支出物価指数は上昇率が鈍化したことで米経済のソフトランディング期待が強まり米長期金利は上昇し円安推移して週の取引を終えました

前回はボリンジャーバンド中央線に向けて短期的な調整の下落推移をする展開を予想しました

水曜日に強く下押したもののボリンジャーバンド中央線付近で引けていて、その後もボリンジャーバンド中央線付近での推移に終始、おおむね予想していた値動きに入っている印象です

短期的な米長期金利の動向との乖離はあるものの大きな方向感には相関性があると判断していますので、今後もFRBと日銀の金融政策や長期金利の動向に焦点を当てながら予想をしていきたいと考えています

これから1週間の主なイベントですが、2つの大きな流れがある印象です

1つはFRBの金融政策の姿勢でこちらは現状維持見通しでドル高バイアス、もう1つはアメリカの経済指標の中でも雇用関連の強弱感でこちらはドル安バイアスになるというものです

まず水曜日のFOMC後の政策金利発表は現状維持でニュートラル、ただその後のパウエルFRB議長の定例記者会見はどちらかというとタカ派になるのではと予想していてドル高バイアス予想です

前週のラガルドECB総裁の定例記者会見の内容もハト派ではなかったことから、ここでパウエルFRB議長がハト派に転じることは無いだろうと予想しました

次に雇用関係ですが、水曜日のADP雇用統計、金曜日の雇用統計はどちらも悪化見通しでドル安バイアス予想です

市場予想が出ていませんが火曜日のJOLTSにも注意が必要でしょう

水曜日に関してはパウエルFRB議長の定例記者会見のバイアスが強く全体的には円安バイアス、ただ週末には円高バイアスがかかるといった予想です

これ以外にも重要な経済指標の発表はありますが、火曜日のアメリカのコンファレンスボードは改善見通しでドル高バイアス予想、水曜日の日本の鉱工業生産は強い内容となりそうで円高バイアス予想、同日アメリカで発表されるシカゴ購買部協会景気指数は強い見通しでドル高バイアス予想です

重要な指標である木曜日のISM製造業景況指数は若干下ぶれする模様ですが、あまり大きな変化があるわけではないことから中立予想です

これ以外にも木曜日にイングランド銀行の政策金利と議事要旨の発表がありますのでこちらもご注意いただければと思います

チャートのテクニカルでは、月曜日から横ばい気味に推移、水曜日に強めの下落を試したものの木曜日もボリンジャーバンド中央線付近で終値が落ち着く展開となっていて、その流れは金曜日にも引き継がれています

ボリンジャーバンド中央線はこのまま148円20銭付近で落ち着くと考えら、この辺りを中心に推移してきそうですが、気になるのがボリンジャーバンド2σの動向です

1月18日以降に横ばい推移をしたことで2σの乖離幅が一気に縮小、いわゆるスクイーズの状態となっていて、次の拡散エクスパンションが起こる可能性が高まっている点には注意が必要だと思います

単純移動平均線では75・100日の単純移動平均線が下値支持となる形での推移が続いていて底堅い展開といった感じです

ここを下抜けた場合は下から25日単純移動平均線が上昇してきていますので、ここが下値支持線になる可能性が考えられます

仮に下落に転じてもいくつかの下値支持がある状態と考えていいと思います

DMIではADXは横ばい気味に推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ADXは強い上昇へとは転じておらず、相場の上昇エネルギーはそこまで強いものでは無さそうです

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、一旦RSIシグナルの下抜けを試すような展開になりましたが、そこからの反発を見せる強い展開へと入っています

短期的な過熱感は高まっていますが、シグナルとしては強い展開という判断で良いと思います

ここから改めてRSIがRSIシグナルをデッドクロスした場合にはRSIが50辺りまで調整することを意識してもいいかもしれません

MACDはMACDシグナルの上を横ばい推移、乖離幅を縮小しています

乖離幅の縮小自体はネガティブな材料ですが、MACDのMACDシグナルをデッドクロスする推移はまだ確認できていませんので、以前の上昇トレンド相場が継続していると判断しています

相場展開としては依然として円安バイアスがかかりやすい状況だと判断しています

ボリンジャーバンド2σの推移からも相場がここからボラティリティを伴った展開に突入する可能性が高まっている中で、週内には相場に強いバイアスをかける可能性がある大きなイベントが2つあります

それがパウエルFRB議長の定例記者会見と週末の雇用統計なのですが、かかるバイアスが反対方向なのが予想を複雑にします

水曜日の日本の鉱工業生産やアメリカのADP雇用統計の結果を受けた円高推移に対してパウエルFRB議長の定例記者会見の内容が円安バイアスになり、金曜日の雇用統計の内容が軟調となり再度円高バイアスがかかるという予想です

この2か所のイベント通過時に相場のボラティリティが一気に高まる可能性は十分に考えられかなり注意が必要だと思います

一方でアメリカの10年債利回りは緩やかな上昇気味の推移となっていて、為替には円安バイアスをかけ続けそうです

こちらもFOMCや雇用統計で方向感が変わる可能性はあるものの、緩やかな上昇は続くのではと予想しています

前回まで同様もう少し長い時間軸ではここからの横ばい気味の推移や緩やかな円安推移が継続していくという相場の大きな方向感の予想は継続したいと思いますが、短期的にはドル円相場のボラティリティの増加と円高方向へのバイアスがかかる予想をしました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週前半は円安気味の推移を継続し水曜日にいったん円高バイアスと円安バイアスが入り混じるも週末にかけて円高推移を見せる展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は149円80銭の上抜けです

予想値幅上限と同じ価格を目処に設定しています

注意しなければならないのは経済指標の内容だと考えています

直近で出ているアメリカの経済指標は堅調なものが多く、これから1週間に関しても同様の傾向が続く場合、相場は総じて円安バイアスがかかり続ける展開となりかねません

この場合にはそのまま152円を目指すような展開が出てきかねませんので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は144円70銭の下抜けです

2023年6月29日の終値の価格を目処に設定しています

FRBの利下げ観測が強まらない限り円高方向に強く切り返すことは無いと考えていますが、パウエルFRB議長の定例記者会見の内容がハト派に寄った場合などはそのままドル安円高が一気に進む可能性はありえます

144円70銭は年初からの上昇時にももみ合った価格帯でもありますので、ここを下抜けてくるとそのまま141円付近までの調整に入りかねないことから、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

アメリカ市場の堅調な経済指標の内容やイエレン財務長官の発言、そしてラガルドECB総裁の発言を見てもFRBがここでハト派に傾くということはまずないだろうと考えています

そのためFRBの動向からかかるバイアスは基本的にはドル高円安バイアス予想です

週内にアメリカで発表される雇用関連の経済指標は比較的弱い内容となる模様でこちらはドル安バイアスとなる可能性がありますが、ここで注意したいのが本当に市場予想通りに弱い結果となるかどうかです

火曜日に発表されるJOLTSには警戒した方が良いと考えていて、こちらが市場予想を上回り、場合によっては前回発表より強い内容となった場合には、その後の雇用関連の経済指標も上振れてくる可能性が高まるかもしれません

ADP雇用統計と週末の雇用統計は1月分ですのでJOLTSが12月分であることを踏まえるとずれはあるものの、JOLTSは求人の動向を示す指標ですので関連がそこまで薄いとも考えられません

そうなってくると相場は予想とは異なりかなり強い円安推移を見せてくる可能性があり、この場合は政府日銀の為替介入も意識される展開となってしまい相場展開が更に複雑になっていきます

これから1週間に関してはFRBからのドル高バイアスと雇用関連のからのドル安バイアスが本当にかかってくるのかここが予想の肝になると考えていますが、実際に起こってしまって相場が荒れ模様になる危険性があるのは、予想外の強い円安推移の方だろうとかなり警戒しています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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