【ドル円予想】予想としては円高推移もあくまで一時的【週間ドル円予想 2024/1/22~】

ドル円の週間予想

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【ドル円予想】予想としては円高推移もあくまで一時的【週間ドル円予想 2024/1/22~】
FRBの早期利下げ観測が後退しドル円相場には強い円安バイアスがかかっていますが、その推移はあまりに強すぎて日米の10年実質金利差から予想される中央値144円50銭からは大きく乖離、短期的な過熱感を取るための調整に入るものと予想しています。一...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は146円40銭から150円16銭です

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は2023年10月3日の高値の価格を目処に設定、ボリンジャーバンド中央線に向けて短期的な調整の下落推移をする展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は引き続き日銀のマイナス金利解除を含む金融政策の修正観測が後退し円安、火曜日はウォラーFRB理事が16日の講演で早期利下げ観測をけん制し米長期金利が上昇し円安、水曜日は発表された米小売売上高が市場予想を上回りFRBの早期利下げ観測が後退し米長期金利が上昇し円安、木曜日は発表されたアメリカの前週分新規失業保険申請件数が市場予想を下回り労働市場の底堅さを示したとの受け止めからFRBの早期利下げ観測が後退し米長期金利が上昇しますがここまで強く円安推移をしていたことから持ち高調整の売りも出て変わらず、金曜日はシカゴ連銀グールズビー総裁がCNBCのインタビューで早期利下げ観測をけん制、米長期金利が上昇し円安推移する場面はありましたが、発表されたミシガン大学消費者態度指数が市場予想を上回ったことから米長期金利が低下、19日午前には鈴木財務大臣からの円安けん制発言が出ていたこともあり上値は重く前日と変わらずの水準で週の取引を終えました

前回は横ばい気味に円高方向への推移を試すもののエンベロープ中央線が下支えとなる形で横ばい気味の推移を続ける展開を予想しました

実際には強い円安推移が継続、エンベロープ上限を上抜けてしまうほどの強い推移となっていて、木曜日と金曜日に横ばい推移したことからやっと一旦の天井に達したかなという印象はあるものの、どこまで円安推移が継続してしまうのか見通すことが非常に困難な推移へと入っていました

流石にオーバーシュートするような推移だと考えていますし、ここにきてやっと鈴木財務大臣の円安けん制発言が出てきましたので、一旦は適正水準へ戻すような推移が発生するのではと考えて予想して行きたいと思います

想定している適正水準は144円50銭近辺がセンター値です

これから1週間の主なイベントですが、週内から中央銀行からのバイアスがかかることになります

まず月曜日から火曜日までは日銀金融政策決定会合が開催され、火曜日のお昼ごろになるかと思いますがここで結果を発表、場が引けた15時30分頃から植田日銀総裁の定例記者会見が始まる見通しです

予想としては金融政策の変更は無く無風、ただ内容には注意が必要かと思います

その後の植田日銀総裁の定例記者会見では、1月に起きた地震による影響や今後行われる春闘での賃上げがどのようなものになるのか、この辺りの見通しや現在の考えを知ることができると思いますし、今後の金融政策の変更に関してにおわせるような発言は出てくる可能性があります

政策金利発表時には円安バイアスがかかる可能性があり、定例記者会見では短期的に円高バイアスがかかる可能性がある点には注意が必要だと考えています

週内には日銀以外にも、カナダ・ノルウェー・トルコ・ECBと多くの中央銀行が政策金利を発表しますので、その都度相場へのバイアスを警戒しなければならないと思います

水曜日のカナダの政策金利に関しては現状維持見通しで中立予想です

また水曜日にはアメリカで購買担当者景気指数の発表もありますのでご注意ください

木曜日は多くの中央銀行の政策金利の発表とアメリカでは四半期GDP・耐久財受注・前週分新規失業保険申請件数・新築住宅販売件数の発表が控えています

政策金利自体は中立予想なのですが、ラガルドECB総裁の定例記者会見はどうなるのか予想が難しいイベントですので要警戒、アメリカから出てくる経済指標からは最初はドル安バイアスがかかるものの最終的にはドル高バイアスがかかる予想です

金曜日には日本で日銀金融政策決定会合議事の公表が行われますので一応警戒が必要、アメリカからは個人所得の前月比が前回発表より鈍化見通しでドル安バイアス予想も個人消費支出が強い見通しでドル高バイアス予想、トータルでは中立予想です

かなりイベントが多く相場にバイアスをかけてきそうなのですが、次の週の1月30日から31日にはFOMCが控えていることを考慮すると、これらのバイアスが長続きするかどうかは判断が難しいところで、もしかしたら短期的なバイアスにしかならないかもしれません

チャートのテクニカルでは、月曜日から強い上昇を継続、調整を見せないまま水曜日までで一気に148円を上抜ける推移を見せています

前回予想で恐れていたボリンジャーバンド中央線を下抜けることなく上昇を続けてしまう推移へと入っていて、全く予想できなかった強い上昇を見せています

日米実質金利差から想定される中央値である144円50銭周辺からは3円60銭程度も円安水準での推移となっていて、少し行き過ぎである印象があります

エンベロープ上限の上抜けを見せる非常に強い上昇推移となっていて、ここまでくると仮に調整してもエンベロープ中央線を下支えにして再上昇するような、全体的に円安方向への推移を継続してしまう可能性が出てきてしまっています

FOMCを通過する際にFRBが多少でもハト派に傾くなどで米長期金利の上昇が止まるなど周辺環境が大きく変わらないと、テクニカル的にはこの流れは転換しにくいかもしれません

単純移動平均線では上昇時の上値抵抗になるのではと想定していた75・100日の単純移動平均線の上抜けを見せていて、その上の水準での推移が継続しています

下から上昇してきた5日単純移動平均線も日足を追いかけるように上昇、75・100日単純移動平均線を上抜けてしまっています

非常に強い円安推移が継続している状態で、この流れはまだまだ続くかもしれません

DMIではADXは20台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

低下傾向だったADXが再度上昇推移を開始、かなり一方的な円安推移へと入っているといった印象です

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、乖離幅の縮小と拡大を繰り返しながらもどちらも強弱の分かれ目である0を上回った推移へと入り、堅調な上昇推移が続いています

こうなってくるとMACDがMACDシグナルを下抜けるデッドクロスを見せるまで、相場は上昇方向への推移を継続する可能性が出てきてしまっています

RSIはRSIシグナルの上を横ばい推移、RSIシグナルからの乖離幅は広い状態です

60台を上回る水準での推移が継続していることから短期的な過熱感は高まっていると考えられるものの、相場が方向感を失っている状態から上昇トレンドへと変化してしまっている可能性があり、RSIのシグナルとしての信頼度は低下している可能性が出てきています

短期的な過熱感からボリンジャーバンド中央線にサヤ寄せするように調整を開始する可能性がありますが、それで円安推移が終了するとは今のところ考えていません

全体的な相場の方向感は調整後に横ばい気味にレンジするか、再度円安推移に戻るかだと予想しています

テクニカル的には上昇トレンド相場へと入ってしまっていて、ここから円高推移へ一気に切り返すには相場環境がよほど大きく変わらないと難しいのではという印象があります

仮にそのようなタイミングがあるとすればFOMCで利下げ観測が強まる場合かと思いますが、今のところ望み薄ではと考えていますし、そのイベント自体が1月30日と31日ですのでまだ1週間先です

週内に関してはここからそこまで大きく相場の環境が変わるとは考えづらく、短期的な行き過ぎからの円高推移が発生するものの、それは継続的なものではなく一時的なものではと予想しています

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、ボリンジャーバンド中央線に向けて短期的な調整の下落推移をする展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は150円16銭の上抜けです

予想値幅上限と同じ価格を目処に設定しています

ここを上抜けてくると直近の円安水準、152円が射程圏内に入ってくるかと思います

ただここまで強く一方的な円安推移が発生し続けるのであれば、さすがに政府日銀が為替介入を行ってくる可能性が高まると考えています

一方で為替介入自体は何かの節目に行うことが多い印象ですので、今回であれば日銀金融政策決定会合後に円安推移していた場合や、来週のFOMC通過後が想定されると思います

そのタイミングで円安推移が強く出ていた場合には為替介入を警戒しなければならないと考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は144円30銭の下抜けです

エンベロープ中央線の価格を目処に設定しています

強い円安推移が継続する場合は、エンベロープ中央線は強い下値支持となる傾向があります

逆にこの水準を下抜けて下落を続ける場合にはそこまで一方的な相場展開とはならず調整に入る可能性が高まると考えています

特にFRBの利下げ観測が強まるなどしてこの推移が発生した場合には、強い円高推移が再度発生しかねないと考えていますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

ドル円相場は想定していたよりもずっと強い円安推移を続けています

前回予想でボリンジャーバンド中央線を下抜けない場合は危ないかもしれないとお話ししていましたが、一番懸念していたまずい推移へと入ってしまっています

日米の10年実質金利差から計算される中央値からは大きく乖離をしているものの、2024年はこの周辺が中央値に切り替わる可能性も捨てきれず、今後も円安推移が続いてしまわないかに関しては予断を許さない状況だと思います

鈴木財務大臣が円安推移をけん制したことで、政府が色々なことで忙しい中でも為替のことも一応覚えていてくれたかとほっとしたものの、FRBの利下げ観測が後退し続ける中では円安バイアスが続いてしまうかもしれません

ECBからの発言を見ている限りでは、2024年内の利下げを折り込もうとしている金融市場へのけん制もあり、FRBが同様のスタンスでFOMCを通過する可能性も十分に考えられます

直近の推移はあまりに強すぎたためにいったんは下落する場面があるかとは思いますし、日銀金融政策決定会合後の植田日銀総裁の定例記者会見では多少タカ派寄りの発言が出ることで短期的な円高推移が発生する可能性はありますが、FOMCでFRBの姿勢がハト派に傾かない限り相場の円安傾向はまだしばらく続いてしまうかもしれません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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