【ドル円の予想】大きな円安推移へ戻るのか、一旦の円安推移なのかを見極める!【週間ドル円予想 2023/12/11~】

ドル円の週間予想

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【ドル円の予想】大きな円安推移へ戻るのか、一旦の円安推移なのかを見極める!【週間ドル円予想 2023/12/11~】
週内にFOMCを控えここまでのFRBの利下げ観測がいったん後退する可能性があります。一方で強い雇用統計の内容を受けても利上げ観測が強まるほどとはならず強い円安バイアスはかかりそうにもありません。米10年債利回りの推移する方向感や水準感とは依...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は144円00銭から146円70銭です

予想値幅下限は12月7日の終値の価格を、上限はボリンジャーバンド中央線の価格を目処に設定、ボラティリティを伴いながらボリンジャーバンド中央線に向かって円安推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は発表された米製造業新規受注が市場予想を下回り円買いを誘う場面はあったものの、週内に雇用関連の重要指標の発表を控え米債券の持ち高を中立に戻す動きが広がり米長期金利は上昇し円安、火曜日は発表された米雇用動態調査は市場予想を下回り賃金インフレが和らぐとの見方から米長期金利は低下したものの、同時に発表されたISM非製造業景況指数は市場予想を上回り利益確定のドル買い円売りなども出て円高、水曜日は発表された米ADP雇用統計が市場予想を下回り円買いドル売りが入る場面はあったものの、ECBのシュナーベル専務理事が追加利上げの可能性は低いとの認識を示し、対ユーロでドル買いが進み円売りドル買いに波及し円安、木曜日は植田日銀総裁が年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると発言、日銀が早期にマイナス金利政策の解除に動くとの思惑から円買いが膨らみ大幅円高、金曜日は発表された米雇用統計の内容が市場予想を上回り改善、FRBの利下げ観測が後退し米長期金利が上昇し円安推移して週の取引を終えました

前回はボリンジャーバンド中央線に頭を抑えられるように円高推移する展開を予想しました

実際の値動きは確かにボリンジャーバンド中央線に頭を抑えられる展開ではありましたが、日銀のマイナス金利政策の転換への思惑からかなり強い円高推移が発生、予想値幅は下抜ける展開となってしまいました

あまりに強い円高推移でしたので一旦は戻す展開が考えられますが、アメリカの10年債利回りは4.23%周辺で推移していますので、取引による上乗せ金利がかかっていないと仮定した場合であれば142円から143円あたりが適正水準とも考えられるようですので、決して円高過ぎない水準であるという点も考慮しながら予想をするべきと考えていきたいと思います

これから1週間の主なイベントですが、中央銀行の政策金利が立て続けに発表されます

今のところ政策金利の変更を行ってくる中央銀行は無さそうではありますので予想としては中立と考えていますが、その後の中央銀行総裁の発言などでバイアスがかかる可能性がある点には注意が必要といった感じです

水曜日のFRBに関してはパウエルFRB議長が多少ハト派になる可能性がありドル安バイアス予想、木曜日に関してはノルウェーとBOEとECBの政策金利発表がありますが、特にBOEとECBに関してはFRB以上に利下げ観測が強い場合ドル買いバイアスが発生、ドル円に関してもドル高円安バイアスが発生する可能性がある点には注意が必要だと考えています

これ以外に発表される経済指標としてはアメリカからのものに警戒が必要だと考えています

火曜日の消費者物価指数は横ばい見通しで中立予想、水曜日の卸売物価指数は上昇見通しでドル高バイアス予想、木曜日の小売売上高は自動車を除いたものが若干鈍化見通しで弱いながらもドル安バイアス予想、金曜日のニューヨーク連銀製造業景気指数・鉱工業生産・購買担当者景気指数は鈍化見通しでドル安バイアス予想です

全体的にはドル安円高バイアスがかかりやすい環境という予想ですが、欧州の中央銀行がハト派に傾くとドル安円高バイアスが発生する可能性があるといった感じです

週を通してボラティリティが高まりやすい環境になるのではと警戒していますが、日本に関しては次の週に日銀金融政策決定会合が予定されていますので、週末に関しては日銀の金融政策への思惑から相場のボラティリティが更に高まる可能性がある点にも注意が必要だと思います

また今週末はクアドルプルウィッチングとなりますので、為替相場にもその影響が波及する可能性はありますので週末に向けての値動きにはご注意いただければと思います

チャートのテクニカルでは、非常に大きな値動きはありましたがボリンジャーバンド中央線に頭を抑えられる展開自体は続いていますので、そこを上抜けるまでは円高推移継続という姿勢自体は維持した方が良いかもしれないと判断しています

ただ乖離幅があまりにも大きすぎますので、一旦はボリンジャーバンド中央線まで戻すような推移が出るのではと考えています

木曜日と金曜日の2日間に渡って強く下押して長い下髭が出ている点も、ここでいったん底値固めをしていると判断できる材料かと思います

ボリンジャーバンド中央線まで戻した場合に頭をそこで抑えられるのか、それともそのままエンベロープ中央線まで戻すのかは今の段階では判断できないと考えています

単純移動平均線では木曜日の下落では200日単純移動平均線を下抜ける水準まで一気に下髭を伸ばしていますが、金曜日には意識するように手前で跳ね返っています

この辺りは当面の下値支持となる可能性を考慮してもいいかもしれません

今のところ5日単純移動平均線からも乖離幅が大きくなっていますので、まずここまでは戻すと考えていいのではと思います

月曜日には145円後半まで下落してくると考えられますので、月曜日から火曜日にかけてここに接触するという考え方で良いかと思います

DMIではADXは30台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

あまりに大きな値動きに-DIが跳ね上がっていたところから下落を開始しています

ここからADXは上昇力を弱めていくと思いますので、今後の値動きによっては週内にも相場の方向感が失われた状態に変化する可能性がある点には注意が必要だと考えています

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、下落トレンド相場が続いています

今のところ相場が転換するようなシグナルは出ていない状態だと判断しています

一時的な反発があったとしても、再度強い円安推移へと戻ると判断できるような状況ではないといった感じです

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、30接触からの反発を見せています

現在は下落トレンド相場ですので重要なシグナルはMACDから出てくると考えるタイミングですが、ここからはRSIの推移にも注目したいところです

30接触からの反発でRSIシグナルへと向かって上昇していますが、RSIシグナル接触後の推移がどうなるかで相場の今後の見通しがかなり変わってきます

RSIシグナルに頭を抑えられて再下落した場合にはまだ強い円高推移が継続、RSIシグナルを上抜けた場合にはいったん強めに円安推移が出ますが、もう1度下押して2番底を確認、そのタイミングでRSIシグナルを下支えに再上昇できれば2番底を形成して円安推移へと戻るといった展開が考えられます

ただこの円安推移へと戻るというのはこれまでのような強い円安推移ではなく、レンジ気味の相場展開の中での円安推移と解釈していただければとは思います

日銀の金融政策転換観測からの強い円高推移に目を奪われがちですが、基本的な考え方はFRBの金融政策がどうなっていくのかによってドル円相場の方向感は決まっていくという点は変化していないのではということを基盤にして予想した方が良いだろうと思います

日銀がマイナス金利を解除すること自体は非常に大きな一歩ではありますが、実際のところ金利を上げても0.1%程度までなのではと考えられているようですし、そうであれば日米金利差の縮小にはあまり影響がありません

一方で植田日銀総裁の発言に反応する前の段階で米10年債利回りはFRBの利下げ観測を折り込むように下落を継続していましたが、ドル円相場は反応を示していませんでした

今回の下落はその反応を示していなかった分を後追いして埋めに行った形とも考えられます

12月8日に発表された米雇用統計の内容を考えてもリセッションが来る可能性は遠のいていますし、一方で底堅い経済指標の発表もあります

アメリカの景気動向はFRBの望む範囲内の動向に収まっている可能性があり、アメリカの政策金利は今後も高止まりを続ける可能性が高まっていると考えていいのかもしれません

そのためこれから1週間に関してはここまでの強い円高推移に対する巻き戻しが発生するのではと考えました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、ボラティリティを伴いながらボリンジャーバンド中央線に向かって円安推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は148円39銭の上抜けです

エンベロープ中央線の価格を目処に設定しています

今のところドル相場はまずはボリンジャーバンド中央線を目指す展開、さらに上昇したとしてもエンベロープ中央線タッチあたりまでではと考えています

一旦はそこで頭を抑えられ、2番底を探りに行くような値動きに入るイメージです

ここで予想と大きく異なる値動きが発生するとすれば、その転換点はエンベロープ中央線の上抜けになると考えています

ここを上抜けると再度強い円安推移が復活する可能性もあると考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は141円60銭の下抜けです

12月7日の安値の価格を目処に設定しています

これは予想外にFRBが強く利下げを想定している場合に起こりえる値動きかと思います

FOMC後の定例記者会見でパウエルFRB議長は多少利上げ姿勢に対して軟化した姿勢を示す可能性はあるものの、基本的には現在の政策金利をある程度の期間継続、経済指標の内容を見て今後の利下げを行うかどうかの判断を行うという発言を続けるものと想定しています

この場合であればここまでの強い円高推移は起こらないものと考えています

ここで予想外に利下げが近いような発言が出てくると、下落方向の予想外のポイントに抵触するような推移が発生するかもしれません

もう1つ気になるのが植田日銀総裁の動向です

12月18日からは日銀金融政策決定会合が始まりますが、ここではYCCの撤廃はあったとしてもマイナス金利の解除まではしないだろうと考えています

ただ週内にまた今回と同じように日銀の動向に関しての観測が流れる可能性はありますので、その際にも下抜けが発生するかもしれません

日米の金利差を考えると下落しても138円あたりで止まるのではとは考えているもののそれでも下落する値幅はかなりの大きさとなりますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

日銀の金融政策への観測から強い円高推移が発生しましたが、日米金利差という面に着目すると別段の変化がない状態がまだ数か月継続する可能性があります

FedWatchToolでは今のところ1月のFOMCまでは今の水準で据え置き、3月に入っても据え置きが優勢です

その次の5月FOMCでは利下げを織り込む形とはなっていますが、直近での利下げ期待は高まっている状態では無さそうです

このまま米10年債利回りが4.2%周辺での推移に移行するとドル円にも142円あたりまでの円高バイアスがかかる可能性があるものの、発表された雇用統計の内容を受けて利下げ観測が後退して米10年債利回りが再上昇する可能性もあります

これらを考慮した場合注意したいのが、FRBの金融政策への観測にバイアスをかける可能性のあるFOMCで発表されるドットチャートの内容です

市場は5月あたりからの利下げを織り込みに行くものと考えられますが、FRBはそれ以上に金利の据え置きを想定している可能性があります

FOMCメンバーが今後の政策金利を市場が考えている以上に据え置くと想定している場合には、米長期金利の上昇とドル円のドル高円安推移が発生するかもしれません

週末にクアドロプルウィッチングを控えていることもありますので、12月13日のFOMC通過後に急激なボラティリティの高まりが発生する可能性があることは頭の片隅に入れておいていただければ幸いです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26

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