【ドル円の予想】日米金利差の変化か、リセッション懸念が来るまでは円安推移が続くかもしれない【週間ドル円予想 2023/11/13~】

ドル円の週間予想

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【ドル円の予想】日米金利差の変化か、リセッション懸念が来るまでは円安推移が続くかもしれない【週間ドル円予想 2023/11/13~】
FRBの金融引き締め長期化観測の後退から米長期金利が下落しても、ドル円相場は円安推移を継続しています。そして米長期金利が上昇すれば、やはり円安推移が続きます。今のところ金融市場はリセッション懸念を折り込むような値動きにはなっておらず、日米の...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープを表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は150円70銭から152円00銭です

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は節目の価格を目処に設定、ボリンジャーバンド中央線に下支えされるような緩やかな円安推移を横ばい気味に継続する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は前週末に大きく低下していた反動と週内の国債入札を控えた持ち高調整で米長期金利が上昇、日米金利差の拡大観測から円売りドル買い優勢となり円安、火曜日は米原油先物相場が大幅下落したことでインフレ懸念が後退し米長期金利は低下しますが、日銀の金融緩和維持姿勢を意識した円売りドル買いが優勢で円安、水曜日は目新しい材料がない中、持ち高調整や日米の金融政策の方向性の違いに着目した円売りドル買いが続き円安、木曜日はパウエルFRB議長の発言を受け金融引き締め長期化観測が改めて意識され米長期金利が上昇し円安、金曜日は前日のパウエルFRB議長の発言が引き続き材料視され、日米金利差が開いた状態が続くとの見方から円売りドル買いが続き円安推移して週の取引を終えました

前回は円高推移を継続する展開を予想しました

実際には月曜日から反発を開始、週を通して円安推移を継続するという、非常に強い上昇を見せています

ドル円相場のテクニカル的な判断と米10年債利回りの下落予想から円高推移が発生すると判断しましたが、米10年債利回りの下落は起こっているものの、ドル円相場は月曜日からテクニカルが反転、予想を大きく外してしまいました

アメリカの景気動向に関しても怪しいところがあったためそれもバイアスとしてかかるのではと考えていましたが、株式市場も高値圏での堅調な推移を継続している状態で、特にリセッション懸念などが台頭しているような状態ではない模様です

現状は日米の金利差が大きく開いた状態が維持されていて、そこに着目したドル買い円売りが続いているという考えを持っていたほうが良さそうだと考え方を修正したいと思います

日米の金融政策の転換機運が高まるか、景気のリセッション懸念が高まるまでは、基本的にはドルロングであればスワップが得られ低リスクであるという考え方が大勢を占めているのかもしれません

ただあまりに強い円安推移は日本政府・日銀による為替介入を誘発しかねませんので、そこまで上昇が強いわけでもないだろうと思いますし、仮に上昇が強くなった場合には為替介入による下落を意識した方が良いだろうと今のところ判断しています

これから1週間の主なイベントですが、火曜日のイギリスの失業率とドイツのZEW景況感調査は市場予想が出ていませんが、弱い結果が出てきた場合アメリカの金融引き締め観測も後退しドル安バイアスがかかる可能性があると考えて警戒しています

同じ火曜日にアメリカで発表される消費者物価指数は鈍化見通しでドル安バイアス予想です

水曜日は日本でGDPが発表されますが鈍化見通しで円安バイアス予想、イギリスの消費者物価指数は市場予想が出ていないものの鈍化傾向になると考えていてドル安バイアス予想、アメリカで発表される小売売上高と卸売物価指数の総合が鈍化見通しでドル安バイアス予想です

ニューヨーク連銀製造業景気指数は改善見通しも、依然としてマイナスとなる見通しで若干のドル安バイアス予想です

木曜日の日本の機械受注は改善見通しで円高バイアス予想、アメリカのフィラデルフィア連銀製造業景気指数と鉱工業生産は鈍化見通しでドル安バイアス予想です

金曜日の住宅着工件数と建設許可件数は鈍化見通しでドル安バイアス予想です

経済指標からのバイアスは全体的にドル安円高バイアス予想、円高方向へのバイアスがかかるのは木曜日の日本の機械受注だけかなといった感じです

またこれは主なイベントとは異なりますが、週末には大きな懸念材料があります

それがつなぎ予算法案です

前月にも同様の問題があり、下院議長が解任されるという事態にまで発展しましたが、その際に延長できたのが11月17日まで、週内に新しい予算法案を可決できない場合、11月20日から順次政府機関の閉鎖が行われる可能性が出てきます

予算法案の通過に関しては土曜日以降にずれ込む可能性もあるものの、週末はこの材料を嫌気したドル売りが出る可能性がありますので注意した方が良いかもしれません

チャートのテクニカルでは、11月3日の下落でエンベロープ中央線を下抜けたことから強い下落を予想しましたが、月曜日の時点で反発して上抜けを見せています

ここからはエンベロープ中央線を下回ることなく推移を続けていて、テクニカル的には完全に以前の緩やかな円安推移へと戻ってしまっています

ボリンジャーバンド中央線の上での推移を継続している状態で、少し上昇が強すぎる印象はあります

10月末の高値に面合わせする直前まで上昇していますので、そろそろ横ばい気味の推移に転換するのではと考えています

単純移動平均線では月曜日の上昇で25日単純移動平均線を上抜け、火曜日はいったん5日単純移動平均線に頭を抑えられるような引けとなっていました

水曜日以降は5日単純移動平均線も上抜ける強い推移を継続、完全に円安方向への上昇相場へと入ってしまいました

5日単純移動平均線との乖離幅が広がりすぎている印象があるのでこの辺りで横ばい推移に入ってもいいとは思いますが、今のところ下落方向へと転換するようなシグナルは無い状態だと考えています

DMIではADXは12台を緩やかに上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

+DIと-DIの乖離幅が拡大傾向で、このまま上昇推移が続いた場合には上昇トレンド相場に入る可能性があるものの、よほど強い上昇、もしくは緩やかな上昇の場合であれば長い期間が必要になりますので、前者であれば為替介入の危険性、後者であってもまだトレンド相場へと転換するには日柄を要するものと考えています

しばらくはレンジ相場が継続するという考え方で良いと思います

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、61台まで戻してきました

50まで下落したところからの反発で一気に戻しましたので、一旦反落してもおかしくないタイミングだと思います

ただ反落してもRSIシグナルが下支えとなる可能性がありますし、50を下抜けるような推移でない限りは緩やかな円安は継続という判断で良いかと思います

RSIがRSIシグナルをしっかり上抜けてきましたので、短期的な下押しがあっても円高方向への切り返しとはならないかもしれないといった感じで考えています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、上向きに変化しました

8月から長らく下落傾向でしたが少し上向きに変化しました

ただ今後もレンジ相場であるのであればMACDからのシグナルの重要度は低下している状態だと思いますし、改めてMACDシグナルと絡み合うような推移へと戻っていくものと予想しています

そのため今のところ特段のシグナルは出していないと判断しています

直近で発表されたアメリカの雇用統計の失業率の内容から、金融市場はいったんリセッション懸念を折り込みに行く可能性があると見込んでいました

また11月3日の金曜日の値動きはテクニカル的にも一旦円高方向への切り返しを見せる可能性があるシグナルを出したものと判断していました

実際には市場はFRBの金融政策の見通しで上下に推移し、リセッションを懸念するような値動きは見られませんでした

そのような中でドル円相場には日米金利差の縮小観測は起こらず、ドルをロングする姿勢には変化が起こらなかったものと考えています

今後のスケジュールを考えると週末にアメリカのつなぎ予算法案の行方を懸念したドル安円高バイアスがかかる可能性は考慮するべきではあると思いますし、経済指標は弱い内容が続きそうで、これはFRBの金融引き締め長期化観測の後退から米長期金利は低下傾向になると考えていいと思いますが、結果的に日米の金融政策の転換があるわけではなく、今後も日米の金利差に着目したドル買い円売りは続いてしまうものと判断を変えました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、ボリンジャーバンド中央線に下支えされるような緩やかな円安推移を横ばい気味に継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は152円50銭の上抜けです

エンベロープ上限の価格を目処に設定しました

急激な円安推移は、日本政府・日銀の為替介入を呼び込む可能性があります

すでに推移している価格帯はいつ為替介入があってもおかしくない水準ではあるものの、ここから予想通りの横ばい推移へと入った場合、それでは為替介入はできないと思います

一方で152円50銭あたりまで週前半で一気に上昇を見せた場合には、そのままの上昇よりも為替介入を警戒したほうが良いと思いますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は150円20銭の強い下抜けです

エンベロープ中央線の価格を目処に設定しています

11月3日のエンベロープ中央線の下抜けでは1営業日での切り返しを見せていますので、今後も1営業日程度や大きな乖離幅を伴わない下抜けであれば、再度切り返して上抜けを見せる可能性があると考えたほうが良いだろうと考えを修正しました

そのため強い下抜けが起こったらという表現に変更したいと思います

具体的には今年3月や7月の下抜けをイメージしていただければと思います

エンベロープ中央線の強い下抜けが起こると、そのままかなりの値幅で円高推移が進む可能性がありますので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

流石に進みすぎた円安推移に、そろそろポジション調整の動きが入るのではと考えて前回は円高予想をしたわけですが、月曜日から大きく否定される形となってしまいました

私自身は月曜日の値動きで信じられず、火曜日の値動きまでは様子を見たいと考えていましたが、火曜日の終値のところで白旗を挙げました

アメリカの雇用統計や経済指標の弱さを見ても、そろそろ相場がリセッションを意識しても良いと思うのですが、いつでも正しいのは相場です

私の考えはまだ間違っていて、今は日米金利差に着目したドル買い円売りが継続するという考えで相場に臨むべきタイミングなのだと思います

リセッションが怖いという気持ちは頭の片隅にそっとしまって、今はおとなしく相場の流れに逆らわずに予想をしていくしかないと覚悟を決めようと思います

円高推移を見越して日経平均ではインバースを仕掛けていたのですが、これも月曜日に損切撤退しようと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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