【ドル円の予想】米長期金利の下落とともに起こる円高推移、今後も継続予想【週間ドル円予想 2023/11/6~】

ドル円の週間予想

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【ドル円の予想】米長期金利の下落とともに起こる円高推移、今後も継続予想【週間ドル円予想 2023/11/6~】
ドル円相場は下値支持となっていたエンベロープ中央線の下抜けを見せてきました一方的な円高推移へと入りそうな兆候があり、ここからは強い調整が起こらないかに注意が必要だと考えています。直近はFRBの金融引き締め長期化観測の後退が、中長期ではサーム...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープを表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は147円50銭から149円76銭です

予想値幅下限は10月3日の安値の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、円高推移を継続する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は日銀のYCC修正観測が報道され日米金利差の縮小観測から円高、火曜日は日銀が金融政策決定会合でYCCを修正、ただ日米金利差は縮小しにくい状態が続くとの見方が広がり円売りドル買いが進み円安、水曜日はFRBがFOMCで政策金利を据え置き、金融環境の引き締まりに言及したことで追加利上げ観測が後退し米長期金利は低下し円高、木曜日は発表された米単位労働コストが市場予想に反しマイナスとなり、FRBの追加利上げ観測の後退を材料に米長期金利が下落し円高、金曜日は発表された米雇用統計やISM非製造業景況指数が市場予想より鈍化し、FRBの金融引き締め長期化観測の後退から米長期金利が下落し円高推移して週の取引を終えました

前回はFOMCでは円安推移する場面があるもののそれ以外では円高推移する展開を予想しました

実際にはその1つ手前の日銀金融政策決定会合で円安推移が発生、FOMC通過後には円高推移となりました

日銀のYCC修正に関しては予想範囲内ではありましたが、相場へのバイアスは予想とは反対に働きました

またFOMCでの円安推移も発生していない状態です

全体的には日米金利差の縮小が今後起こるとの見通しから巻き戻しが起こるという見通し通りの値動きが起こってはいるものの、タイミングがずれてしまいました

ただ前回予想で懸念した通り、FOMC通過後に相場の方向感は大きく変わった可能性があると考えています

これから1週間の主なイベントですが、市場予想が出ていないものが多い状態です

出ているもので気になるのは水曜日のボーランド中銀の政策金利発表で、こちらは利下げ見通しです

いくつかの国で中央銀行が利下げを始めていますので、この辺りの動きはFRBの金融政策見通しにも若干バイアスをかけ、弱いながらもドル安円高バイアスがかかるのではと予想しています

同様の理由で火曜日のオーストラリア中央銀行の政策金利発表、そして金曜日のイギリスで発表されるGDP速報値にも注意が必要だと考えています

方向としてはドル安円高バイアスを警戒といった感じです

これ以外に注意したいのが月曜日の日銀金融政策決定会合議事要旨ですが、こちらはニュートラル予想です

また木曜日のパウエルFRB議長の発言はタカ派になることはないと考えていますので、やはり若干のドル安バイアス予想です

ただ金曜日に関してはミシガン大学消費者態度指数が発表されますが、こちらの期待インフレ率の内容には注意した方が良いと考えています

ここまではドル安バイアスがかかりやすいと考えていますが、期待インフレ率が高い結果となった場合は強めのドル高バイアスがかかる可能性があるのではと警戒しているといった感じです

チャートのテクニカルでは、月曜日にいったんエンベロープ中央線を下抜けこのまま調整に入るかと思われましたが日銀金融政策決定会合で一気に円安方向へ切り返しました

エンベロープ中央線の再度の上抜けから円安方向への強い推移と日本政府・日銀による為替介入が警戒されることとなりましたが、FOMC通過後に米長期金利が低下、円高推移はエンベロープ中央線の再度の下抜けを見せるところまで継続しています

今回のような一方的な円高推移の発生によるエンベロープ中央線の下抜けが発生した場合、まずはエンベロープ下限の147円50銭までの下落を考えるべきタイミングに入っていると思います

また下落時のボラティリティが高まっている場合にはエンベロープ下限の下抜けは簡単に見せてきますので、今回の予想値幅下限は予想としてはこの辺りまでの下落で週内は済むだろうという判断で、ここで下げ止まるというものではありません

単純移動平均線では金曜日の下落で再度25日単純移動平均線の下抜けを見せています

この推移も下落が強く発生するときに見られる展開だと思います

この下には75日と100日の単純移動平均線がありますが、以前も終値基準であれば75日単純移動平均線、下髭まで含めると100日単純移動平均線付近までは下げ幅を拡大していますので、短期的にはこの辺りの価格が下値目処として機能するのではと予想しています

DMIではADXは13台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

-DIが+DIを上抜けましたが、ここ最近両DIは絡み合うように推移していますので、強いシグナルを示しているものではないと判断しています

RSIはRSIシグナルの下を下落推移、49台まで低下してきました

レンジ相場であることから、下落しても40付近までで収まるだろうとは思いますが、今年7月の調整ではここから一気に強い下落が発生していますので油断はできません

RSIの水準感から考えるとまだ下落余地はあるものの、一旦は自律反発が入ってもおかしくないタイミングだと思いますが、仮に反発が入ったとしても、RSIシグナルに頭を抑えられるように再度下落するものと予想しています

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、少し強めの下落を見せています

今のところ特段のシグナルは出ていない状態だと判断していますが、ここから強い下落が発生した場合には重要度が上昇しますので、そろそろ推移の変化に注目しておいてもいいのではと考えています

ドル円相場の大きな方向感は、日米の金利差の動向に左右されているものと考えています

現在のところ米10年債利回りは大きな調整へと入っています

一旦はエンベロープ下限への接触を見せ下髭が出てはいますが、米10年債利回りがここまで大きな調整をした場合、その下落が治まるまでには高値から1か月程度の日柄が必要になると予想しています

11月後半までは底値模索に入るイメージです

その間ドル円相場には円高バイアスがかかり続けるものと予想しました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、円高推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は150円16銭の上抜けです

10月3日の高値の価格を目処に設定しています

この上抜けを見せる場合は、エンベロープやボリンジャーバンドの中央線を上抜ける展開になっています

予想とは異なり相場は円安推移を継続する展開へと入っていく可能性が高まると思いますので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は145円90銭の下抜けです

9月11日の安値の価格を目処に設定しています

今回下落方向の注意ポイントで最も注目しているのは100日単純移動平均線との関係性です

今までのドル円相場の推移では、100日単純移動平均線はかなり強い下値支持となっていました

特に2021年以降100日単純移動平均線を下抜けた推移を見せたのは昨年10月の下落推移のタイミングのみです

その際にはかなり強い円高推移が発生していますが、今回の下落もそのような強い下落になりかねませんので、ここを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

FRBの金融引き締め長期化観測の後退は米長期金利の低下へとつながり、ドル円相場は円高方向への推移を開始しました

日銀の金融政策の中でも政策金利の変更が行われない限り、今までの流れであれば円安推移へと戻ると考えるべきだと思います

ただここで考えなければならないのが、アメリカの景気後退リスクが顕在化しないかどうかです

金曜日に発表された失業率は3.9%と、前回から0.1%の上昇を見せています

パウエルFRB議長の年内の失業率見通しは3.8%、これは景気後退が起こると考えられるサームルールに抵触しないぎりぎりの数値です

11月の雇用統計が3.9%となったことによって、12月の雇用統計で失業率が4.0%になった場合にはその時点で、仮に3.9%を維持したとしても来年1月も同様に3.9%の場合はその時点でサームルールに抵触します

サームルールは12か月間の最低失業率に対して3か月移動平均が0.5ポイント上回るとリセッションに入るというものですが、実際にリセッションが起こる確率が非常に高いものとなっています

11月下旬までの円高推移で切り返して円安推移になる可能性はテクニカル的には残されているものの、12月8日の米雇用統計で失業率の低下が起こらないとまだまだ円高傾向は続くかもしれない点には警戒すべきだと思います

そろそろ相場の転換点が近づいているのかもしれません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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