【ドル円の予想】相場の方向感は円安基調も警戒したい日銀の金融政策変更タイミング【週間ドル円予想 2023/9/18~】

ドル円の週間予想

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【ドル円の予想】相場の方向感は円安基調も警戒したい日銀の金融政策変更タイミング【週間ドル円予想 2023/9/18~】
FRBの利上げ回数は残すところあってもあと1回、ここからはむしろ日銀の金融政策がどのような変化をしていくのかが為替に強いバイアスをかけてくるタイミングに移行していくかもしれません。ドル円相場の動きを、主に1週間に絞って予想しています。予想だ...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は146円50銭から150円00銭です

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は節目の価格を目処に設定、緩やかに円安推移を継続する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は植田日銀総裁がマイナス金利政策解除の可能性に言及したと伝わり、日米金利差の縮小観測から円買いドル売りが広がり円高、火曜日はOPECが23年の世界の石油需要が過去最大になるとの見通しを維持、WTIが10か月ぶりに高値を付けインフレ懸念が高まったことで、FRBが長期にわたって政策金利を維持するとの見方が意識され円安、水曜日は米消費者物価指数が発表された際には一時的に円安推移をする場面があったものの材料消化後は戻す展開、FRBが利下げに転じるのはまだ先との見方から全体を通すと円売りドル買い基調が続き円安、木曜日はECBが予想外の利上げを行いましたが声明文では利上げの打ち止めを示唆、一旦円買いが入る場面があるものの一巡後は伸び悩み、アメリカで発表された小売売上高や卸売物価指数が市場予想を上回り米景気の底堅さから円売りドル買い優勢となるものの前日比では円安、金曜日は発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を上回るもののミシガン大学消費者態度指数は市場予想を下回り強弱入り混じる展開、ただ米長期金利が上昇傾向であったことから円安推移して週の取引を終えました

前回は円安推移を予想、火曜日以降の推移に関しては円安気味ではあったものの、月曜日の円高推移を予想できませんでした

マイナス金利解除に関しての植田日銀総裁の発言による円高バイアスはかなり大きなものとなった印象です

ここで気を付けたいと考えているのは、今回の発言が実際に行動へと移る前の準備段階である可能性がある点です

実際にあるかどうか全くわかりませんのであまり気にしすぎるのも良くないという前置きをさせていただきたいですが、それでも週内に予定されている日銀金融政策決定会合の内容に関しては十分に注意するべきだと思います

今回の会合では金融政策に関して現状維持ではなく、何かしらの変更を加えてくる可能性を考えてトレードに臨むべきだろうと考えています

そのくらいの警戒感は持った方が良いだろうと思います

これから1週間の主なイベントですが、月曜日は日本市場が休場、カナダでは住宅着工件数が発表されます

翌日にアメリカでも住宅着工件数の発表などが控えていますが、カナダとアメリカは同じような景気動向を示す傾向がありますので、先行的に注目される可能性があり、若干ドル高バイアスがかかるかもしれません

火曜日の米住宅着工件数と建築許可件数はドル安とドル高のバイアスになりニュートラル予想です

水曜日の日本の貿易統計は若干円安バイアス予想、その後にはイギリスでCPIが発表されますので、こちらの結果にも注意したいところです

ECBは前回の会合で政策金利を予想外に引き上げていますが、イギリスの政策金利見通しに影響を与えることでドル円相場にもバイアスがかかるかもしれませんので注意が必要だと思います

水曜日で最も大切なのがアメリカで予定されているFOMCとパウエルFRB議長の定例記者会見だと思います

ただこちらに関しては政策金利を据え置く見通しですし、恐らく強くタカ派に傾くことも無く、材料としてはニュートラルではと考えています

木曜日はイングランド銀行の政策金利発表があり25bpの引き上げ見通しで若干円安バイアス予想、アメリカで発表されるフィラデルフィア連銀製造業景気指数は弱い見通しで若干ドル安バイアスも中古住宅販売件数が堅調で若干ドル高バイアスになりニュートラルになる予想です

金曜日には日銀金融政策決定会合があり政策金利を発表、CPIは高止まり見通しでこちらは若干円高バイアス予想です

その後植田日銀総裁の定例記者会見があり、アメリカでは購買担当者景気指数の発表となります

米製造業PMIに関しては市場予想では横ばい見通しで、今のところニュートラル予想です

週内のイベントで個人的に最も警戒しているのは日銀の動向です

どちらにしても円高方向へのバイアスがかかることを警戒していますが、政策転換を行ってくるのであれば現在の政策金利-0.01%というマイナス金利の修正、もしくはYCCの撤廃が行われる可能性があるのではと考えています

現時点では9月会合で金融政策の転換を行う可能性はかなり低いだろうと考えているものの、無視していい状況からは変化しているのではと考えています

年内に行われる日銀の会合は9月・10月・12月の後3回ですが、このどこで修正を行ってきてもおかしくない状況まで差し迫っていて、いっぺんに大きく金融政策の変更を行うということはないとは思いますが、何も気にせずに通過できるイベントとは考えないほうがいいだろうといった感じで考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日の下落でエンベロープ中央線を試すように下落、下髭では下抜けを見せているものの終値基準では割り込まずに取引を終えています

これまでの推移と変わらずエンベロープ中央線を下支えにした円安推移が継続している印象で、今のところ相場が円高方向へ転換するような兆候は無いといった印象です

各単純移動平均線も上昇推移を継続、こちらも特に大きな転換を示すようなシグナルは出ていない状態で、今後も緩やかながらも円安推移が継続していくのではと考えられるのではと判断しています

インジケーターではADXは19台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、RSIシグナルを上抜けました

RSIシグナルは横ばい気味に推移を継続していますし、60を上回る高い水準を維持していますので、上値を切り上げながら上下する推移を継続する相場展開へと入っているのではという印象です

特に急落しそうなシグナルなどは無く、円安基調が継続しそうな展開だと判断しています

MACDはMACDシグナルの下を横ばい推移、乖離幅を保ったまま緩やかに下落を続けています

ここまで強く上昇していた相場が緩やかな推移へと入っていて、MACDとMACDシグナルのどちらも中立の位置である0に向かって緩やかに収束していっている状態で、特に強い方向感を示しているわけではないと判断しています

ドル円相場はもみ合うような形にはなっているものの、全体的な円安基調を維持するような推移を継続しています

今のところ円高方向への調整を行うような兆候はない状態です

だからといって強い円安推移が発生する兆候もなく、現在は上値を緩やかに切り上げるレンジ相場的な展開になっていると判断しました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、緩やかに円安推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は150円00銭の上抜けです

相場の節目である150円を引き続き上昇方向の注意ポイントに設定しました

警戒しているのは為替介入です

じわじわと円安基調が続く分には為替介入が無い可能性もあるのですが、週内にここまで上昇した場合には投機的な値動きである可能性が高いと思います

FRBが予想外の政策金利引き上げを行った場合にはここまでの上昇も可能性としては考えられるのですが、それでも急激な上昇に対しては為替介入を警戒した方が良いだろうと考えています

下落方向は145円90銭の下抜けです

9月11日の安値の価格を目処に設定しています

可能性としては日銀が金融政策を変更した場合に起こりえる推移だと考えています

それ以外の場合であっても、エンベロープ中央線を強く下抜ける推移が出てきた場合、特に終値基準での場合に注意したいのですが、この場合にはある程度の調整が入る場合が多く見受けられます

今年に入って同じパターンが2回、3月と7月にあり、その際の下落幅は約7円程度とかなり大きなものでした

同じような展開が起こらないとは言えませんので、エンベロープ中央線を強く下抜ける145円90銭の下抜けを注意ポイントとして設定したいと思います

あとがき

アメリカの10年債利回りは以前の高値に迫っていて、ここからさらに強い上昇が出てくるのかは判断が難しいところです

FRBの利上げ回数もあと1回あるかどうかというところですので、FRBの金融政策による米長期金利への上昇バイアスはここからはかかりにくくなるだろうと見込んでいます

一方で投機的な米債券の売りが仕掛けられた場合などにはさらに強い上昇が起こる可能性はあるので、その際にはさらに強い円安推移が発生しかねない点には注意が必要だと考えています

ただ投機的な推移での米長期債利回りの上昇による円安であれば、日本政府と日銀は為替介入に踏み切ると思います

円安推移の途中での急激な円高と、ボラティリティとスプレッドの拡大には要警戒だと思います

もう1つ週内で気を付けたいのが金曜日の日銀金融政策決定会合です

確認している報道などでは金融政策の変更は無いだろうとの観測が優勢な印象を受けているのですが、もしかしたら何かしらかの政策変更を行う可能性は残されているのではとかなり警戒しています

例えば以前のようにYCCに修正を加えるなどです

年末までにマイナス金利を修正するのであれば、YCCの上限も撤廃しておきたいところでしょうし、YCCを今回の会合で撤廃すれば為替には円高方向へのバイアスがかかると思います

FRBの金融政策が維持され材料として通過、次回11月のFOMCまで期間が開く中で日銀がYCCの撤廃などを行えば、ここからいったん強めの円高推移がある程度の期間出てもおかしくありません

日銀の金融政策に何も変更が無ければほぼ無風で為替相場には影響があまりないだろうと考えているわけですが、修正があった場合には円高方向のバイアスが高確率でかかるだろうと予想していますので、個人的には週末の円高にはご注意いただければと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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