【ドル円の予想】重要指標発表を控えた最後の1週間、FOMC前の要人発言には要警戒【週間ドル円予想 2023/9/4~】

ドル円の週間予想

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【ドル円の予想】重要指標発表を控えた最後の1週間、FOMC前の要人発言には要警戒【週間ドル円予想 2023/9/4~】
米雇用統計の発表という大きなイベントを通過したドル円相場は円安推移を再開、ブラックアウト期間前の1週間で要人発言が出てくることが想定されますが、その際のボラティリティの高まりには要警戒だと考えています。ドル円相場の動きを、主に1週間に絞って...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は144円45銭から148円85銭です

予想値幅下限は9月4日の安値の価格を、上限は昨年10月31日の高値の価格を目処に設定、要人発言にバイアスをかけられながらも円安推移を継続する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が金融引き締めを継続する姿勢を示した一方、植田日銀総裁が金融緩和の継続姿勢を示したことで、日米の金融政策の方向性の違いを意識した円売りドル買いが優勢となり円安、火曜日は発表された米雇用動態調査が市場予想を下回り、FRBの追加利上げ観測が後退し米長期金利が下落し円高、水曜日はアメリカで発表されたADP雇用統計やGDPの改定値が市場予想を下回り米長期金利が低下し円高推移する場面はありましたが、ドイツやスペインの消費者物価指数の結果からECBの金融引き締め長期化観測が強まり対ユーロで円が売られる流れがドル円にも波及し円安、木曜日は翌日に米雇用統計の発表を控えた持ち高調整や月末要因の円買いドル売りから円高、金曜日は発表された米雇用統計の内容は労働市場の過熱感が和らぐものでいったんは米長期金利が低下し円高推移しますが、材料を消化した後は米長期金利が上昇、クリーブランド連銀メスター総裁の講演辺りから上昇が加速し、ドル円相場も円安推移して週の取引を終えました

前回は緩やかな円安推移と週末にかけて若干円高方向へ下押される展開と予想、ボラティリティが高い状態ではありましたがおおむね想定の範囲内に収まったかなといった値動きとなりました

ただ金曜日の雇用統計後の円安推移は予想外で、この辺りに根強い円安方向へのバイアスを感じました

そのため今後もドル円の基本的な推移の方向感は円安なのだろうという認識が強まることとなっています

今後の予想に関しても、下押しのタイミングがあったとしても、基本的な推移の方向感は円安バイアスがかかり続けているという考え方を継続したいと思います

これから1週間の主なイベントですが、月曜日はアメリカ市場が休場となりますのでご注意ください

火曜日のオーストラリア準備銀行の政策金利は現状維持の予想でニュートラル、アメリカで発表される製造業新規受注はマイナスの見通しでドル安バイアス、ただし製造業新規受注はブレ幅が大きい経済指標ですので、市場予想から極端にずれなければあまり大きなバイアスとはならないかもしれません

水曜日のポーランド中銀の政策金利が利下げ見通し、アメリカの利上げ観測も若干後退して若干ドル安バイアス、アメリカで発表される貿易収支はマイナス幅拡大で若干ドル安バイアス、カナダ中銀の政策金利は現状維持でニュートラル、アメリカのISM非製造業景況指数は若干弱い見通しですが強弱の分かれ目である50を上回った結果となりそうで若干ドル高バイアス、ベージュブックも恐らく利上げ継続懸念が出ることで若干ドル高バイアス予想です

市場予想が出ていないため予想できていないのがアメリカで発表される購買担当者景気指数の改定値ですが、強い内容ならドル高、弱い内容の場合で特に50を下回った場合にはドル安バイアスになると思いますのでご注意ください

毎週木曜日に発表される前週分新規失業保険申請件数には相変わらず注意が必要だと思います

金曜日は日本でGDPの改定値が発表されますが市場予想が出ておらず予想していませんが、強ければ円高バイアスで弱ければ円安バイアス予想、経常収支や貿易収支はプラスを維持していて若干円高バイアス予想です

また金曜日に発表されるカナダの雇用統計ですが、先にアメリカの雇用統計が発表されているためそこまで大きなバイアスがかかるとは考えていないものの、アメリカとカナダは景気動向や雇用の強弱に同じような傾向が出ることが多いと思いますので、弱い内容ならドル安バイアス、強い内容ならドル高バイアスになるかもしれない点には注意したいなと考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日にいったん円安方向への推移を見せたもののその後は円高方向へ推移、金曜日の米雇用統計の発表後に切り返しています

今のところエンベロープ中央線を下支えにするような推移を継続していて、円高方向へ崩れる展開にはなっていません

ドル円相場が強い調整に入る場合、おおむねエンベロープ中央線の下抜けが発生したことを合図に崩れるといった印象がありますので、今のところドル円相場の円安基調は続いているものと判断しています

単純移動平均線との関係性で考えても、金曜日の終値は5日単純移動平均線を上抜けて終わっている状態ですし、25日単純移動平均線は下値支持として機能している印象がありますので、相場展開としては上昇を継続していると判断していいのではと考えています

ここから上の価格帯での推移に関してですが、昨年10月の推移では現在の水準辺りは一気に上抜けてしまったところですので、今後上昇方向への推移が再度発生した場合には、思っている以上に短い日柄で150円まで達してしまう可能性がある点にも注意した方が良いだろうと考えています

インジケーターではADXは23台を横ばい気味に推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、RSIシグナルに頭を抑えられる展開が続いています

この推移が続く間は高値圏での横ばい、もしくは調整気味の相場に入ることになるかと思います

注意したいのは月曜日以降にRSIがRSIシグナルを上抜けて来ないかです

予想としてはその上抜けが発生、再度RSIは高い水準での推移を始めるのではと考えています

MACDはMACDシグナルの下を横ばい気味に推移、乖離幅の拡大は続いています

現在想定している推移は、今年6月にあったMACDのMACDシグナル下抜け後に起こった展開です

MACDシグナルの下落推移がかなり緩やかな角度になっていることから、高値圏で横ばい推移をしてからの再上昇の可能性を考えていましたが、今週はその推移が出てくるのではと予想しています

ただMACDにはまだその兆候はなく、月曜日以降に乖離幅の縮小が起こるのかで予想が正解なのか不正解なのかわかると思います

今回の予想で気を付けなければならないと考えているのが、実際に予定されている経済指標の発表では週前半には円高方向へのバイアスがかかる可能性がある点です

水曜日にアメリカで発表されるPMIの改定値がどうなるのか見通しが無いためそこはわかりませんが、恐らくISM非製造業景況指数あたりからドル高バイアスがかかり始めるだろうと見込んでいます

また予想がつかないのが要人発言で、クリーブランド連銀のメスター総裁に関してはタカ派発言を行うことでドル高バイアスがかかるかと思いますが、他の総裁がどのような発言を行うかは不透明です

タイミングも今のところ分かっておらず、出てきたところでの勝負になるかと思います

ただ基本的には経済指標次第ということになるでしょうし、インフレを警戒する向きに変化はないかと考えていますので、基本的にはドル高バイアスという解釈で良いのではとは思っています

テクニカル的に考えるとまだ円安方向へと切り返すと考えるにはタイミングが早く、もう1~2営業日の推移を確認してみたいところではあるのですが、これらの材料を考慮すると土曜日の時点で円安推移への切り返しを予想してもいいのではないかと判断しました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、要人発言にバイアスをかけられながらも円安推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は150円00銭の上抜けです

相場の節目である150円を上昇方向の注意ポイントに設定しました

ここまで上昇すると注意したいのは、日本からの為替介入です

FRBの金融政策に大きな転換が見られないことから為替介入をしたとしてもどこまで効果があるのかは不透明ですが、介入時には強い円高バイアスと、想定以上の高いボラティリティが発生すると思いますのでご注意いただければと思います

為替介入が本格的に始まると、日足で5円という値幅でのボラティリティが発生する可能性も否定できませんので、その際のスプレッドの拡大もかなりのものとなると思います

ロスカットなどに合わないよう、本当にご注意ください

下落方向は143円90銭の下抜けです

8月3日の高値の価格を目処にしていますが、もう1つあるのは6月から7月にかけて高値もみ合いした際の下値目処だという点です

ドル円相場の下落方向の推移に関しては、予想値幅の範囲内であってもエンベロープ中央線の下抜けを見せた時点である程度の調整を覚悟しないと危ないとは考えていますが、要人発言などを考慮するとボラティリティが高まってしまう可能性もあるため、もう1段下の基準を設けています

今のところこのような下落を起こす材料は思い当たりませんが、しっかりとした材料がある場合であれば、強めの下落を継続する可能性が高いと思います

この推移に入った場合、エンベロープ下限の下抜けを見せるような強い調整に入る可能性が高まりますので、下落方向の注意ポイントとして設定しておきたいと思います

あとがき

アメリカの雇用統計の内容はこれまで強かった労働市場の動向が緩和傾向であると考えらえるようなものだったかと思います

ただ材料が出てしまった後には円安推移が発生、ドル円相場の基本的な推移が円安推移ということには変化がないのかもしれません

9月FOMCでの大きな金融政策の転換があるとも考えづらく、日米の金融政策の方向性の違いはまだしばらく続いてしまいそうです

ただブラックアウト期間に入る前のこれから1週間は要人発言が増加しますし、その後の1週間はプレスからの情報に相場が左右されたりします

ここからは予定されている経済指標の発表だけではなく、要人発言にも要警戒だと思います

ただこればかりは予想のしようもありませんので、相場の方向感の予想はあっていたのにボラティリティの高まりで振り落とされた、などということが起こらないようにご注意いただければと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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