【ドル円の予想】雇用関連の経済指標は鈍化見通し、予想としては円安推移【週間ドル円予想 2023/8/28~】

ドル円の週間予想

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【ドル円の予想】雇用関連の経済指標は鈍化見通し、予想としては円安推移【週間ドル円予想 2023/8/28~】
ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演内容から、FRBの金融政策には大きな変化がないことが確認できたかと思います。景気動向が強くインフレが高止まりする様であれば利上げを、そうでなければ動向を注視といった感じかと思います。利下げを期...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は144円46銭から148円85銭です

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は10月31日の高値の価格を目処に設定、緩やかに円安推移を継続、週末にかけて若干円高方向へ下押される展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はジャクソンホール会議を前にFRBの金融引き締めが長期化するとの見方が強まっていることから米長期金利が上昇し円安、火曜日は南アフリカで開催されているBRICSの首脳会談でドル依存の脱却が議論されていることや、米債券に持ち高調整の買いが優勢で米長期金利が下落したことから円高、水曜日は発表された米購買担当者景気指数が市場予想を下回り米長期金利が低下、アメリカの景気減速懸念からのドル売りもあり円高、木曜日は発表された米新規失業保険申請件数が市場予想を下回り労働市場が堅調と受け止められ、FRBの金融引き締め長期化観測が高まり円安、金曜日はパウエルFRB議長がジャクソンホール会議で必要ならば追加利上げの必要があると発言、米長期金利が上昇し円安推移して週の取引を終えました

前回は横ばい推移を予想、方向感としては若干円高傾向としました

またジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言によって相場がどちらに動くのかを予想することは難しいとしていましたが、結果としては円安方向への切り返しとなっています

木曜日までの推移を考えるとおおむね予想通りの推移になったと考えていますが、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言内容から、再度円安方向への推移を開始するのではと警戒しています

そのため今後のドル円相場は、改めて円安バイアスがかかりやすい環境に変化していくのではと考えています

これから1週間の主なイベントですが、強いバイアスがかかる材料はFRBの金融政策の見通しに影響を与えると考えられるものに偏るのではと考えています

月曜日はイギリスが休場ですのでご注意ください

火曜日は日本で失業率と有効求人倍率の発表がありますが横ばい見通しでニュートラル、同日アメリカで発表される消費者信頼感指数は横ばい見通しでニュートラル、また雇用動態調査JOLTSに関しては市場予想がまだ出ていないため判断を保留しますが、このところJOLTSが相場に与えるバイアスは強い傾向がありますので注意が必要だと考えています

JOLTSが前回の結果を上回ればドル高バイアスに、下回ればドル安バイアスとなるのではと予想しています

水曜日にアメリカで発表されるADP雇用統計は悪化見通しですのでドル安バイアスに、四半期GDPに関しては横ばい見通しでニュートラルではと予想しています

木曜日に日本で発表さえる鉱工業生産は悪化見通しで円安バイアス、ユーロの失業率は横ばい見通しでニュートラル、消費者物価指数は低下見通しで若干ドル高バイアスになるのではと考えています

ユーロの消費者物価指数の影響に関しては、円にも若干の円高バイアスがかかることで、ドル円ではニュートラル気味な推移になる可能性もありますが、差が現れるとすれば中央銀行の金融政策の違いもありますので若干ドル高円安になるのではと考えています

同日アメリカで発表される個人所得は横ばい見通しでニュートラル、個人消費支出は強い見通しですのでドル高バイアスに、シカゴ購買部協会景気指数も強い見通しでドル高バイアス予想です

まだ市場予想が出ていないため判断ができませんが、前週分新規失業保険申請件数の推移にも注意が必要だと思います

金曜日にはアメリカで雇用統計が発表されますが、こちらは全体的に悪化見通しでドル安バイアスに、ISM製造業景況指数が強い見通しでドル高バイアス予想ですが、これはどちらが重視されるか判断が難しいところです

金曜日全体としては一応ニュートラルと考えておきたいとは思いますが、そこまでの相場がドル高で進む可能性がありますので、そのままの勢いを維持してしまうかもしれません

また市場予想から大きくぶれた場合には、市場予想からずれた方の指標のバイアスが大きくなるだろうと考えていますので、結果が市場予想通りであれば恐らくドル高、雇用統計が予想以上に悪化すればドル安、ISM製造業景況指数が市場予想以上に強ければドル高といった感じになるのではと考えています

また9月4日はアメリカ市場が休場となりますのでご注意ください

チャートのテクニカルでは、月曜日はいったん上昇しますが、以前の高値で頭を抑えられる展開となり、水曜日にはボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せました

ここでいったん弱気に転換しますが木曜日に再上昇、再度ボリンジャーバンド中央線の上抜けを見せます

金曜日の値動きでは直近の高値を上抜ける推移を見せていますので、ここから切り返して上昇を継続すると判断してもいいのではと考えています

価格帯的には以前の高値付近までの上昇とも考えられ、この場合は上値を抑えられる形で反落、再度ボリンジャーバンド中央線の下抜けを試してくるものと考えています

今のところ水曜日と木曜日の安値はエンベロープ中央線への接触も見せていませんので、相場は円安推移を継続している状態だと判断していますので、仮に反落が発生してもエンベロープ中央線までの下落で収まるのではと予想しています

その後には改めて円安推移が発生するといった感じです

インジケーターではADXは23台を横ばい気味に推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、RSIがRSIシグナルに頭を抑えられるかどうかの水準になっています

RSIシグナルの推移する方向を考えると、いまだに調整相場が続いている可能性を考慮するべきだと思います

月曜日からの値動きで円安推移が発生、RSIがRSIシグナルを上抜けてくると、ここから再度円安推移が強めに発生するタイミングに入るという考え方で良いと思います

RSIの推移だけ考えると、まだ下押されて調整が続いてもいいタイミングだと思います

MACDはMACDシグナルの上を横ばい気味に推移、若干上昇しています

乖離幅が拡大しMACDオシレーターが増加傾向に再度転換しています

MACDに関して気を付けたいのは、8月7日の上昇局面から緩やかにADXが上昇を開始、そこでいったん上昇トレンド相場が発生したと判断しています

現在もMACDはMACDシグナルを下抜けることなく推移を継続していますので、上昇トレンド相場は続いていると考えていいと思います

RSIの推移からは反落が起こる可能性が高い局面ではありますが、ここから上昇するとシグナルの重要度は再度RSIからMACDへと移りますので、その際にはRSIの推移とは関係なく上昇トレンド相場での円安推移が起こってしまう可能性がある点に注意したいと考えています

テクニカル的にはもう少し調整してもおかしくない場面ではありますが、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演というイベントをこなし、FRBの金融引き締め姿勢には強弱どちらに対しても変化がない状態だということを確認できたかと思います

そうなると大切なのは今後予定されている経済指標の内容だと思います

相場にバイアスをかけてくると考えられる火曜日のJOLTSと木曜日の前週分新規失業保険申請件数はまだ市場予想が出ていない状態ですので判断ができないのですが、ADP雇用統計や週末の雇用統計の市場予想を考慮すると、雇用関連に関しては全体的に鈍化する傾向があり、これらの発表ではドル安バイアスがかかるかと思います

一方で個人消費支出やISM製造業景況指数は強い見通しで、景気動向が堅調であるということからドル高バイアスがかかる可能性が考えられます

相場の方向感は今のところ上昇を継続しているとMACDの推移からも考えられますので週前半は円安傾向の推移が続くのではと考えましたが、週末にかけては雇用の鈍化を受けて下押されるのではと考えました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、緩やかに円安推移を継続、週末にかけて若干円高方向へ下押される展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は150円00銭の上抜けです

150円が相場の節目だろうと考え、この価格を上昇方向の注意ポイントに設定しました

まず週内の予想値幅上限の148円85銭ですが、これは経済指標の発表時にある程度イレギュラーに景気動向が強い内容が出てきた場合を想定して、少し高めに設定してあります

ドル円相場は上昇し始めると勢いがついてしまうことが往々にしてありますので楽観的に考えてはまずいのですが、感触としてはもう少し緩やかな円安推移を想定しています

そのため上値目処の価格を上抜けた時点でかなり危ないと思うのですが、節目ということで目処にしたいのは150円としたいと思います

ここまで急激に上昇すると、どこまで円安推移が継続するのかを予想することは困難だと思います

直近のパウエルFRB議長の発言からも、FRBの金融政策は現状大きな変化がなく、あと1回は利上げが行われる公算が高く、利下げが開始される公算は低い状態だと思います

そのためドル円相場が円安推移で釘付けにされる可能性はあるものの、極端にこれ以上円安が進むような環境でもないと思います

それでもここまで強い円安推移が発生しているのであれば、原因は投機的な取引によるバイアスだと考えられると思うのですが、そのような推移が発生した場合にどこまでその流れが続くのかを予想することは困難です

そのため150円を上抜け始めるような推移に入ってしまった場合、どこまで円安推移が継続してしまうのかを予想することは事実上無理だろうと考えています

一方でここまでボラティリティを伴って投機的な動きが発生し円安推移しているのであれば、日本政府・日銀による為替介入があってしかるべきです

為替介入がある場面では、上下幅で5円程度のボラティリティが発生してしまう可能性があり、その場面でロスカットされないように注意しなければならないと思います

150円を超えたら投機的な値動きの可能性がありどこまで円安推移が続くかわからない、そして為替介入があれば1日の値幅で5円程度の上下幅が発生してもおかしくない、この2点に気を付けた方が良いだろうといった感じです

また為替介入で上昇推移がいったん弱まる可能性はありますが、相場が反転するかはわかりませんので、その点にも併せて注意していきたいと考えています

下落方向は143円90銭の下抜けです

エンベロープ中央線の下抜けを目処にしたかったのですが、高値圏での横ばい推移に入った場合には、多少下抜けが発生する可能性も考えられますので、その下の節目になりそうな水準、8月3日の高値と6月末から7月初旬に高値で横ばいした際の下値を目処に、下落方向の注意ポイントを設定しました

こちらの推移に入る可能性があるとすれば、経済指標の発表内容が市場予想とは異なり弱かった場合で、FRBの金融政策がハト派寄りになるとの観測が出ることで米長期金利が低下、日米金利差の縮小による円安推移が発生する展開です

現在出ている市場予想を考えると、ADP雇用統計や週末の雇用統計は市場予想が若干鈍化見通しと、ドル安バイアスがかかってもおかしくないところもあります

予想としてはパウエルFRB議長のジャクソンホール会議での発言もタカ派寄りだったと思いますし、個人消費支出やISM製造業景況指数などは強い見通しなのでまだ米長期金利は高止まり傾向なのではと考えていますが、市場が雇用関連の指標を重視する可能性は捨てきれません

その際には大きな値幅での円高推移が発生する可能性がありますので、その点には注意しないといけないなと考えています

あとがき

ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言から、FRBの金融政策には特段の変化はなかったと考えていいのかなと思っています

ドル円相場は今のところ8月初旬に発生した上昇トレンドを終了しておらず、方向感としては円安推移が続いている状態だと思います

そのため相場全体には円安方向のバイアスがかかりやすい環境が継続していると判断しています

気になるのは雇用関連の指標の内容です

市場予想通りであれば鈍化傾向が見て取れる内容だと思いますので、これが相場の下押し圧力になる可能性は十分に考えられます

予想としてはこれまでの相場の流れやFRBの金融政策維持、雇用関連以外の経済指標が前月と比較して強い傾向がある点を考慮して上昇としていますが、月曜日の推移が微妙に下押された場合には、予想が外れて円高推移へと切り替わる可能性を考慮してトレードに臨んだ方が良いかもしれないと警戒しています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

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