【ドル円の予想】相場流れは下目線、反発はいれば売りチャンス?【週間ドル円予想 2023/7/17~】

ドル円の週間予想

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【ドル円の予想】相場流れは下目線、反発はいれば売りチャンス?【週間ドル円予想 2023/7/17~】
金曜日にやっと底を付けるような値動きに入ったドル円相場ですが、予想としてはここで底値を形成するとは考えていません。今はあくまで円高推移の途上、恐らくこのまま再下落するだろうと考えています。テクニカル的にも弱い推移となっていますが、気になるの...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は134円00銭から140円00銭です

予想値幅下限は7月10日から14日までの最大下落幅が5.76円であったことから、1営業日の反発を含む想定をした場合の下げ幅4.6円を基準に、金曜日の終値からその値幅を下落したと想定した際に最も底値になりやすいと考えられた今年5月に上昇時にいったん横ばいした際の下値の価格を、上限は今年6月にもみ合った際の高値の価格を目処に設定、一旦の反発を挟む可能性はあるものの、基本的には円高推移を継続する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は前週末にかけ大きく売られた米債券に持ち高調整の買いが入ることで米長期金利が低下し円高、火曜日は翌日に米消費者物価指数の発表を控え引き続き米長期金利が低下、投機筋の円売り持ち高が積みあがっていたことによる持ち高解消との指摘もある中で円高、水曜日は発表された米消費者物価指数が市場予想を下回り米長期金利が大幅低下し円高、木曜日はアメリカで発表された卸売物価指数が市場予想を下回りFRBの利上げ長期化観測が後退し円高、金曜日はアメリカで発表されたミシガン大学消費者態度指数が市場様相を上回り米長期金利が上昇、短期間での急速な円高推移への利益確定も重なった模様で円高推移して週の取引を終えました

前回の予想内容は円高ではありましたが、予想値幅下限は139円50銭としていました

月曜日の時点で上昇した値幅は考えていた通りのエンベロープ中央線付近までの推移、ただそこから数営業日はエンベロープ中央線の下で推移すると考えていました

その後の下落でエンベロープ下限を1円程度下抜けることは想定していましたが、ここまで一気に下落するとは考えていませんでした

また予想外に強い下落が起こった場合の想定でも、エンベロープ下限が下支えになる形でいったん円高推移が止まると考えていました

実際に起こった値動きはこれらの予想や予想外の値動きに備えて考えておいたシナリオをさらに上回る円高推移となっています

今回の予想以上の強い円高推移が発生した要因ですが、7月27日と28日に開かれる日銀金融政策決定会合でイールドカーブコントロール、YCCの修正ないし撤廃が行われる可能性があるのではとの観測からだと考えています

実際にYCCに何らかの変更があるのかはわからないところではありますが、直近の円安水準である145円付近では、以前の円安水準である150円付近の際より投機筋の円のショートポジションが積みあがっていました

現在起こっている一方的な円高推移は、この投機筋のショートポジションが解消されていることが原因だと考えています

日銀のYCC修正の可能性を考え、アメリカで発表された雇用関連の経済指標の発表をきっかけに、一気に手じまいに動いているのではという感じです

現在のところ7月11日時点ではショートポジションは減少傾向ですが、ロングポジションも同時に減少している状態で、下げ止まるにはまだ早い印象です

今後も日銀の金融政策がはっきりするまでは、投機筋の積みあがっているショートポジションの解消が行われる可能性を考慮し、強めの下落が発生するということを念頭に予想を行うべきだろうと考えています

少しややこしいのですが、ここでお話ししている投機筋のショートポジションとは円を売る動きです

ドル円で考えるとロング方向ですので、解消される場合には円高方向、ドル円でのショート方向への推移が発生しますので、その点にはお気を付けください

なおこのチャートでのドル円も上に行くほど円高になっていて、通常のドル円チャートとは軸が反対になっていますのでご注意ください

これから1週間の主なイベントですが、月曜日は日本の株式市場が休場となります

ヨーロッパではラガルドECB総裁の発言があり、こちらは利上げ継続懸念が高まりドル安バイアスも、円にも同様のバイアスがかかりニュートラル、アメリカで発表されるニューヨーク連銀製造業景気指数は悪化見通しで円高バイアス、火曜日にアメリカで発表される小売売上高や鉱工業生産は堅調な見通しで円安バイアス、設備稼働率は若干弱いですがほぼ横ばいでニュートラル、水曜日にイギリスで発表されるCPIは低下見通しで、アメリカでの利上げ継続懸念に対しても緩和観測に働く可能性があると考えていて円高バイアス、ユーロのCPIに関しては市場予想が出ていないため予想が難しいですが、考え方はイギリスのCPIと同じで良いと思います

同日アメリカで発表される住宅着工件数は悪化見通しで円高バイアス、木曜日の貿易統計は多少円安バイアスになる可能性がありますが、それ以上にその夜にアメリカで発表される前週分新規失業保険申請件数の結果が重要です

市場予想から上振れると円安バイアスに、下振れると円高バイアスになると考えています

またフィラデルフィア連銀製造業景気指数がマイナスではあるものの多少改善見通しで円安バイアス、ただ中古住宅販売件数は悪化見通しで円高バイアスになると考えています

金曜日に日本で発表される消費者物価指数は前月比が上昇予想となっていて、こちらは円高バイアスになるものと考えています

特に7月27日と28日に行われる日銀金融政策決定会合では、YCCの修正などが行われるのではという観測が強まっていますが、この観測がもう1段強まる材料となる可能性があり注意が必要だと思います

前週にアメリカでは消費者物価指数や卸売物価指数が発表されていて、こちらは市場予想より弱い内容が出ることで利上げ継続観測の緩和につながって円高バイアスとなっています

そのためヨーロッパでのCPIの発表内容がアメリカと同じ方向性である場合には円高バイアスがかかる可能性があると考えていますが、強い内容となった場合はアメリカとは切り離されて考えられることで、一旦は円安方向への値動きが発生しても継続的なものにはならず、最終的にはニュートラルな状態になるのではと予想しています

これはECBやBOEの政策金利の見通しに関しても同様で、FRBの金融政策とは別個のものとしてある程度切り離して考えられる可能性があるのではと予想しています

注目しているのはアメリカで発表される経済指標で、こちらは景気動向がどうなっているのかを示すものが多くなっています

火曜日に出る内容は消費が強いということでFRBの利上げ継続懸念が高まり円安バイアスになる可能性があるものの、後半の住宅関連は悪化見通しで円高バイアスです

特に注意したいのが後半に発表される住宅関連の経済指標の内容で、これらが悪化した場合はその後に小売売上高などが悪化する可能性が高まる先行性がありますので、小売売上高が時間的には短期的なバイアスだとすると、住宅関連は中長期の見通しでバイアスがかかるものだと思いますので、相場の方向感に強く影響を与えるのは住宅関連の方だろうと判断しています

そのため一旦の円安バイアスがかかる場面はあるものの、相場の方向感は円高方向を維持する可能性が高いのではと予想しています

またFOMC前の1週間となりますので、FRB関係者から金融政策に関しての発言が行われなくなるブラックアウト期間となります

この期間には関係者からの発言が無くなる一方で報道機関などからの観測記事が出ることで相場が動くこともありますので、その点にもご注意ください

チャートのテクニカルでは、月曜日に反発を見せエンベロープ中央線まで戻しますが、ここから反落して陰線に、その後も下落は続き一気に直近の半値基準、137円35円付近まで下げ幅を拡大しました

ここでも下げ止まらなかった場合はどこまで下落が続いてしまうのか全く予想がつかなくなるところでしたが、何とか止まってくれてほっとしたというのが正直な気持ちです

一旦の反発を見せていることから、上昇する場合にはエンベロープ下限への接触を試す水準までは上昇する可能性があります

予想値幅上限を140円に設定していますが、この辺りの推移も参考に決めています

今回の下落が止まったのは直近高安の半値基準ですが、この辺りには75日から200日の単純移動平均線が密集しており、これも心理的に下値支持になった可能性はあります

現在137円付近に100日と200日の単純移動平均線がありますが、今後続落する際にここを下抜けると、一旦下落速度が上がる可能性がある点には注意した方が良いだろうと考えています

テクニカル的に今回の下落が終わったと判断できるポイントになるのはエンベロープ中央線の上抜けだと思いますが、これに関しては値幅が大きすぎますので、今は考えられる状況ではないと思います

短期的な反発が起こったとしても、続落が続く相場環境だと考えた方が良い状況だと判断しています

直近の反発局面では、先ほど申し上げたエンベロープ下限のライン、それとボリンジャーバンド中央線の価格に注目したらいいだろうといった感じです

恐らくですがこの2つの線が最初は上値抵抗線になると思います

下落を続けるうちに勢いが和らぐと、そこから反発時の上値目処がエンベロープ中央線に切り替わっていくといった感じで考えています

テクニカル的に考えるとこのまま下落がある程度の期間継続すると考えられる形状なのですが、7月末には日銀金融政策決定会合があり、ここでYCCがどうなるかが相場に大きなバイアスをかけてくる可能性が高いと考えています

このタイミングで新しい相場の方向感がそれ以前のテクニカルを無視する形で出てくる可能性がある点には注意が必要だと思います

インジケーターではADXは42台を横ばい気味に推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

今回の下落で最も危険だったのが、このADXの推移でした

あまりに強い下落推移に+DIと-DIの交差が発生した後に、一気に乖離幅が拡大してしまいました

これによってADXが再度上昇推移へと切り返す直前まで来ていて、仮にここでADXが上昇を開始した場合、強い下落トレンドが発生することになってしまいます

そうなると短期的な過熱感を無視した下落トレンドが発生しかねず、非常に危険な状態だったと思います

今もその危険性は続いていて、今後強い下落推移が再度発生した際には、強い下落トレンド相場へと入ってしまうという点は頭に入れておいた方が良いだろうと考えています

ですが今は横ばい気味の推移と考えていますので、まずはRSIから考えたいと思います

RSIはRSIシグナルの下を上昇推移、一旦70という高い水準から一気に30という低い水準まで急落してしまいました

通常であれば強弱の分かれ目である50近辺で一度は反発を入れるのですが、今回の下落では推移する角度こそ軟化したものの、下落は止まりませんでした

ここまで強い下落推移はまれだと思うのですが、現在のドル円相場はそのような推移が発生してしまうほど強い売り圧力にさらされていることを考慮してトレードを行うべき危険な状態であると考えています

個人的には安易にロング方向の仕掛けを行うタイミングではないと判断している状態です

一気に割安圏まで低下していることから、ここから反発が起こること自体は不思議ではありませんが、今回に関してはRSIの通常の推移を参考にして分析していいのかには疑問が残ります

仮に現在の水準で円高推移が底打ちしたとしても、反発するにはRSIシグナルが45辺りまで下落してくるまで日柄をこなさないとちょっと厳しいと思います

RSIがRSIシグナルに向かって一気に切り返すという推移ではなく、低下しているRSIにRSIシグナルがいったんサヤ寄せできるかどうかのタイミングではと考えている感じです

MACDはMACDシグナルの下で下落推移を継続、金曜日の反発で乖離幅が縮小傾向となりMACDオシレーターが横ばい気味に減少してはいますが、今のところ底値を予感させるような値動きには至っていません

MACDに関して最も気を付けたいのは、先ほどADXでお話しした推移が発生しないかです

ここから再下落が始まった場合、ADXが再上昇することで分析時に重視されるインジケーターがRSIからMACDに切り替わると考えられます

こうなるとMACDがMACDシグナルを上抜けるまでは軟調な推移が続く可能性が高まり、ここからの強い円高推移と、それが終わった後の底値でのもみ合い相場が長くなる可能性があります

MACDオシレーターが大きくマイナス方向に傾いている間は、反発が入ってもショートの押し目となるだけといった感じになると思います

テクニカル的には急激な円高推移が継続的に発生しかねない危険な状態だと考えられます

投機筋のショートポジションの状態を考えても、まだまだ円高方向へのバイアスがかかり続けそうです

そのため週内の値動きに関しては、経済指標を材料にいったん円安推移する場面があったとしても、基本的に相場の方向感は円高推移を継続するだろうと判断しました

週内に関してはこれで良いと思うのですが、気を付けたいのが今後予定されているイベントです

先ほどから繰り返していますが、今回の円高推移は27日と28日に開かれる日銀金融政策決定会合でのYCCの修正や撤廃が懸念される中で、投機筋の円ショートポジションが解消されることによる強い推移だと考えています

仮にですがYCCが撤廃された場合にはさらに円高推移が継続する可能性がありますが、一方で撤廃されず緩やかな修正であれば一旦材料を折り込んで反発や底値形成する可能性もありますし、修正などの変更が無ければ再度強い円安推移へと切り返す可能性もあります

ここから2週間に関しては、アメリカで発表される経済指標の強弱感も大事だとは思いますが、最も大きなターゲットになっているのはYCCだと思いますので、このタイミングにかけてどのように現在のポジションをコントロールするべきかに関しては十分に考えておいた方が良いと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、一旦の反発を挟む可能性はあるものの、基本的には円高推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は142円50銭の上抜けです

今回の予想値幅上限の140円ですが、ここに関しては上抜けが起こり141円程度までであれば上昇する可能性もあるだろうと考えています

ただそれでも、テクニカル的には円高推移を継続する推移だと思います

問題になるのはテクニカルに転換が起こるような推移だと思います

目処となるのはエンベロープ中央線の上抜け、金曜日の時点では142円46銭の上抜けです

ここをしっかり上抜けてくるような値動き、特に上髭ではなく終値基準で上抜けて来た場合には、相場展開が大きく変化するものと考えています

ただ週内の材料を考えても、よほどのサプライズでもない限りこの値動きは出てこないものと考えています

下落方向は134円00銭の下抜けです

ここまでの1週間での値動きは非常に強い円高推移でしたが、週内に134円の水準を下抜けてくるとこれまでと同様、もしくはこれまで以上の下落推移が再度発生する可能性があります

目指す先は直近安値129円64銭までの下落です

ここまで調整するにしても通常であれば数週間を要するはずなのですが、145円から137円35銭までの調整も通常であれば半月から1か月程度の日柄が必要です

今回の下落は初動がとにかく異常なほど強かったですので、これが下げ止まったのかの判断はまだできません

そのため下落方向への強い推移への対応策は考えておいた方が無難だと思います

あとがき

ドル円相場の下落がいったん止まったような雰囲気がありますが、私はここで下げ止まったとはまだ考えていません

下げ止まった価格は直近高安の半値基準で、普段から気にかけている価格帯での下げ止まりは予想との整合性もあります

それでもこの1週間の下落速度があまりに異常でした

もしかしたらここから高いボラティリティを保ったまま強い反発が入るかもしれません

それでも個人的にはエンベロープ中央線の上抜けをしっかりと確認するまでは、下目線である必要があるだろうと考えています

以前の投機筋の円ショートポジション解消時には高値の150円あたりから、3か月かけて23円弱の調整を行いました

この時には政府・日銀の為替介入とFRBの急激な金融引き締めからの転換というイベントがあり、そのバイアスも大いにかかっていたものと考えています

今回に関してそのような材料があるのかと考えると、今のところありません

ただ日銀がYCCを撤廃した場合にはその限りではありません

7月11日の投機筋のショートポジションはまだまだ高水準で、調整に入った初期段階といった感じです

仮に前回と同様のショートポジションの解消が起こった場合、23円程度の調整が起こるとすると、長期的な下落相場での下値目処は122円台となります

もちろん日銀がYCCの撤廃や修正を行わない可能性の方が今は高いだろうと考えてもいますし、投機筋のポジション解消が前回と同じように進むという保証もありません

ただショートポジションは前回より多く溜まっていますし、日銀が金融政策を転換した際のインパクトはかなり大きいものになる可能性があります

日銀金融政策決定会合があるまでにまだ2週間という猶予期間がありますので、積極的に仕掛けるのか、それとも守りに入るのかは個々人の判断になるかとは思いますが、この時間をうまく使ってポジションのコントロールをできる状態に仕上げていただければ幸いです

私は怖くてこんなところでは始められません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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