【ドル円の予想】月曜日の推移が続落なのか反発なのかで大きく変わる見通し【週間ドル円予想 2023/7/10~】

ドル円の週間予想

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【ドル円の予想】月曜日の推移が続落なのか反発なのかで大きく変わる見通し【週間ドル円予想 2023/7/10~】
アメリカの雇用統計を材料に強い調整を見せエンベロープ中央線の下抜けを見せるドル円相場ですが、ここまで下がればまだまだ調整に入るのではと考えています。問題はどのような調整を見せるのかです。これに関しては月曜にいったん自律反発を挟めるのか、それ...

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は139円50銭から142円72銭です

予想値幅下限はエンベロープ下限2σの1円下の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、一旦反発を見せた後に続落する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はアメリカで発表されたISM製造業景況指数が市場予想を下回り米長期金利が低下しいったん円高推移しますが、日米の金融政策の方向性が変わらなければ円安基調が続くとの見方からドルが買い戻され円安、火曜日はアメリカ市場が休場の中、日本政府・日銀による為替介入が意識され円高、水曜日は発表されたFOMC議事要旨の内容は引き続き金融引き締めの継続と目新しさが無く、週末に米雇用統計の発表を控えていることもあり小動きとなり円安、木曜日はアメリカで発表されたADP雇用統計の好調な結果から円安推移する場面はあったものの、株式市場の下落を受けリスク回避の円買いが入り円高、金曜日はアメリカで発表された雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回りFRBの金融引き締め長期化観測がやや和らぎ円買いドル売り優勢となり円高推移して週の取引を終えました

前回予想は横ばい、ボリンジャーバンド中央線へ接近し押し戻されるも上値が重い展開を予想しました

水曜日まではほぼイメージ通りの値動きだったものの、様子が変わったのがADP雇用統計の発表された木曜日辺りからです

アメリカの株式市場はADP雇用統計の強い内容を受け下落しますが、この場合米長期金利も上昇していたことからドル円相場には円安バイアスがかかるはずです

ですが結果は円高推移となっています

これはADP雇用統計の発表前に日経平均が大きく下落したことを受けたリスク回避の円高が発生していたことから、トータルでは円高に振れたものと考えています

金曜日の振り返りの内容としては非農業部門雇用者数変化の弱い結果からFRBの金融引き締め長期化観測が和らいだという説明になっていますが、株式市場では平均時給の鈍化が起こらず金融引き締め長期化観測から下落という説明になっています

日本経済新聞の報道もこのような内容なのですが、こちらでも内容が反対になっている状態です

アメリカの10年債利回りの上昇傾向を考えても、今はFRBの金融引き締め長期化観測が強まっている傾向にあると考えられますので、おかしな動きになっているのはドル円相場なのではと推測しています

FRBの金融引き締め長期化観測がある中で円高推移する要因があるとすれば、強すぎる日本株や欧州株の下落へのリスク回避と、7月27・28日に開かれる日銀金融政策決定会合でのYCCの修正や撤廃を意識している可能性があります

また145円付近では日本政府・日銀による為替介入の可能性も高まっていましたので、これも上値を抑えた要因にはなっている可能性があると思います

YCCの修正や撤廃に関しては個人的には懐疑的に考えていますが、日本や欧州の株式市場の強めの調整が落ち着くまでは、円高方向へ推移する可能性を考慮してもいいのかもしれないと考えています

これから1週間の主なイベントですが、週前半はヨーロッパからの内容が多くなります

月曜日と水曜日にはイギリス中央銀行のベイリー総裁の発言があり、ここでは利上げ継続が意識されるような発言が出てくる可能性があり、バイアスとしては円安気味になると思います

また月曜日に日本で発表される国際収支・貿易収支は赤字幅が拡大する見通しで、こちらも円安バイアスになる可能性があります

火曜日に発表されるイギリスの失業率やドイツとユーロの景況感調査に関しては悪化が心配なところです

このところ欧州の景気動向が悪くなっているような兆候がありますので、ここでは景気悪化懸念が出てこないかに注意が必要だと考えていて、悪い内容であればECBやBOEの利上げ継続観測の後退とリスク回避の両面から円高バイアスがかかる可能性があると考えています

水曜日にアメリカで発表される消費者物価指数は減速予想となっていて円高バイアス、カナダが政策金利の引き上げを25bp行う見通しですが、このままの内容であれば若干円安バイアスですが、むしろ予想外に利上げ見送りをした場合の円高バイアスに警戒した方が良いと思います

前週木曜日にアメリカでADP雇用統計などが発表されるまでは市場予想も据え置きとなっていましたし、カナダの政策金利見通しに関しては流動的だと考えて対応した方が良いと思います

木曜日にアメリカで発表される卸売物価指数は総合が少し改善見通しではありますが、全体的に上昇率自体が前月比で低くインフレ懸念低下へとつながる可能性があるかもしれません

この場合為替には円高バイアスがかかるものと考えています

金曜日にアメリカで発表されるミシガン大学消費者態度指数の速報値は改善見通し、こちらは景気が底堅いとの判断から利上げ観測が強まる可能性があり円安バイアスになる可能性があります

月曜日は若干円安バイアスがかかるものの火曜日から木曜日は円高バイアス、金曜日になって円安バイアスがかかるといった感じで考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日から水曜日まではエンベロープ上限の2σを上抜けた水準を横ばい気味に推移、ボリンジャーバンド中央線に接近する展開となっていました

ここまでは予想通りの展開でした

木曜日に入ると値動きが一変、一気にボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せます

金曜日の値動きは日中に関しては木曜日の終値144円付近で推移、ただ日本時間の13時30分あたりから一気に下落が始まり、一旦143円まで下げ幅を拡大します

米雇用統計発表前にいったん持ち直しますが発表後はボラティリティが高まった後に再下落、最終的に142円直前まで下げ幅を拡大しています

エンベロープの中央線142円71銭を大きく下抜けていて、ここまでのエンベロープ中央線を下支えとして上昇を継続していた流れが変わる可能性が高まっていると考えられます

テクニカル的に考えられるのは終値基準でのエンベロープ下限の2σまでの下落で、下髭で考えるとさらに下げ幅を拡大する可能性もあります

速度が速くボラティリティが大きい下落の場合は、大まかにではありますが1円程度の下振れを見ておいた方が良いと思います

またあまりに強い下落の場合、月曜日の推移だけで下値目処まで達する可能性もあります

今のところ金曜日の下落が25日単純移動平均線できれいに止まっていることから、月曜日にいったん反発を挟んでから再下落、その後にエンベロープ下限の2σを目指す展開を考えていますが、強い続落にも警戒した方が良いタイミングだと思います

どちらにしても下落は続く予想ではありますが、2つの値動きで大きく異なることがあります

自律反発を挟む場合はエンベロープ下限2σが下支えとなりそこで下落が止まる可能性があるのですが、月曜日以降も強く続落した場合、一旦エンベロープ下限で下げ止まっても、おそらくそこから続落します

底値目処は3月の底値からの上昇から高値までの半値基準、137円35銭近辺になると考えられると思います

水準的には今年3月の高値や5月の高値とも重なる価格帯ですので、下落してきた際の下値目処としてはわかりやすい価格だと思います

月曜日の値動きがどうなるのかがとにかく大事といった感じです

インジケーターではADXは46台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

RSIはRSIシグナルを下抜けて50まで下落、一気に強弱の分かれ目まで達しています

RSIの下落幅がかなり大きかったことから、一旦は自律反発が入ってもいいタイミングだと思います

ただあまりにも強い下落のため、このまま下落が継続しないかには注意したいところです

木曜日から金曜日の間に15も一気に下落したわけですが、月曜日に同様の下落をできるのかと考えると一気に35の水準まで下げ幅を拡大するわけですから、さすがに相場によほど強いリスク回避でもない限り起こりにくい推移だと思います

そのため一旦反発する可能性の方が高いと思います

MACDはMACDシグナルを下抜けて下落推移、上昇トレンド相場が終了して一気に下落しています

今のところ上昇トレンド相場が再度終了したことを確認できるのみで、下落方向に推移していること以外は特にシグナルが出ていない状態だと判断しています

強弱の分かれ目である0からはかなり高い位置にあるために、相場の推移している水準自体は堅調という判断ができますが、相場の方向感を考えるうえでの材料とは特にならないかなと考えています

FRBの金融引き締めの長期化が意識される環境下であることには変化がないと考えられると思うのですが、ドル円相場はここまでの円安推移から踵を返し一気に円高方向へと動き出しました

ここまではっきりと調整に入ると、1営業日だけの大きな調整と考えて対応することは危険だと思います

今までのドル円の推移を考えても、はっきりとエンベロープ中央線を下抜けた場合には、しっかりとした調整に入る傾向がありました

流石に一方的な下落であったことからいったんは反発が入るかと思いますが、その上値はエンベロープ中央線付近に抑えられる形となり、積極的な上値追いはできないだろうと思います

そのため一旦は強めの調整に備えるべきタイミングに入ったという判断をしました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、一旦反発を見せた後に続落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は144円00銭の上抜けです

上抜けたらまずい水準としてはエンベロープ中央線の価格142円70銭があげられますが、これはそこまで強い上値抵抗ではなく、反発時には多少の上抜けが起こるだろうと考えています

ただその上抜けをどこまで許容するべきか判断が難しく、ボラティリティが高まっている状態であれば上髭などで1円程度は上抜けるでしょうし、ボラティリティが低い状態で反発しているのであれば、ほとんど上抜けない可能性もあります

確実に上抜けると相場の方向感が変わる可能性があるのはボリンジャーバンド中央線で、金曜日の時点では144円12銭近辺となっています

月曜日にはもう少し下落するはずですので、この辺りを目処として設定したいと思いますので価格としては144円00銭を上昇方向の注意ポイントとしたいと思います

このポイントに関しては週の後半にかけてどんどん下側に切り下がりますが、それに合わせて注意ポイントも下落すると考えていただければと思います

下落方向は週前半での141円00銭の終値基準での下抜けです

最も注意したいのが月曜日の続落です

一旦エンベロープ中央線付近まで自律反発を見せ、そこから再度下落する展開を予想していますが、月曜日や週前半、具体的には火曜日までに141円を終値基準で下抜けた場合にはかなり危険です

この場合は仮にエンベロープ下限の2σでいったん下落が止まったとしても、そこからもう1度続落、先ほどもお話ししましたが137円35銭を目指すような強い調整を短い日柄で行ってくる可能性が出てきます

具体的には1か月以内といった短期間です

日中のボラティリティもかなり高い状態が維持され、値幅の大きな展開が続く可能性もあり振り落とされないようにするのが大変な相場展開になるものと考えています

今のところここまで強い調整には入らないと考えてはいますが、起こってしまって慌てても遅いですので、備えておいた方が良い値動きだと思います

あとがき

雇用統計で相場があれることはこれまでもありましたが、久しぶり強いバイアスがかかってきました

これまでのエンベロープ中央線を下支えにした推移から、下値支持を一気に下抜ける推移へと切り替わった印象があります

1営業日だけの値動きですので、ここから強く切り返す可能性も残っているのですが、一旦は相場が転換したと考えた方が良いかもしれません

この場面で気を付けたいのが相場の上下に対する説明に齟齬が起こり始めている点です

日本経済新聞のニュースを見ていても、アメリカ市場の金曜日の下落に関しては平均時給の伸び率が市場予想を上回ったことでFRBの利上げ長期化観測が強まり下落、ドル円相場に関しては非農業部門雇用者数変化が市場予想に届かなかったことによりFRBの金融引き締め長期化懸念が和らいだことによる円高という解説になっています

同じ材料に対して相場が反対に動いていて、これに対する解説も同じ発信元でも全く逆の内容を報道しています

もちろんこれまでの市場の折り込み具合から考えると、という枕詞を付ければ辻褄は合わせられるのですが、釈然としないところもあります

ただこの兆候は木曜日から発生していて、ADP雇用統計の強い内容を受け円安推移が発生しているのですが、その前の時点で日本の株式市場の強い下落とともにリスク回避を行うように円高推移が発生していました

このような推移を金融市場が見せる場面では、テクニカルやファンダメンタルズを無視するように予想に反して新しい一方向の流れが発生することもありますので、その点にもご注意いただければと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
5・25・75・200日
・一目均衡表
転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
期間20・乗数1.5
・MACD
期間12・長期26・シグナル9
・DMI
DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
期間14・シグナル9

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