【ドル円の予想】円安推移が継続しても為替介入には要注意【週間ドル円予想 2023/6/19~】

ドル円の週間予想

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日々の相場の振り返りは月曜日から木曜日まで、夜にライブ配信を行っておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は140円40銭から145円00銭です

予想値幅下限は5日単純移動平均線の価格を、上限は2022年9月に横ばい気味に推移した価格の高値を目処に設定、週前半はいったん調整しますが、5日単純移動平均線を下支えに上昇推移を継続する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はFRBが6月FOMCでの利上げを見送っても金融引き締め姿勢を継続するとの見方が値強く円安、火曜日は発表された米消費者物価指数は前月から減速したものの、引き続き高い水準だったことから米長期金利が上昇し円安、水曜日はFOMCでは政策金利を据え置きますが、公表されたドットプロットは0.25%の利上げを年内に2回見込むものとなり、タカ派姿勢を強めたと受け止められますが、前日までの米長期金利上昇を受けた円安が進んだ後で円買いドル売りが優勢となり円高、木曜日は前日のFOMCでの年内の追加利上げ示唆や、発表された米小売売上高が底堅かったことから円安推移しますが、翌日に日銀金融政策決定会合を控え上げ幅を縮小し円安、金曜日は日銀金融政策決定会合では大規模緩和の維持が決定され、さらにリッチモンド連銀のバーキン総裁のインフレが物価目標の2%に戻る裏付けとなるデータが見られなければ一段の金融引き締めに賛同するとの発言や、 FRBのウォラー理事が一部銀行の経営不振を懸念して金融政策のスタンスを変えることを支持しないと述べたことで、日米金融政策差が広がるとの見方が広がり円安推移して週の取引を終えました

前回予想では横ばい気味に円高推移すると予想していましたが、FOMCでのタカ派姿勢を折り込むように火曜日には円安推移を開始、水曜日には材料出尽くしでいったん下押されたものの、その後の材料から強い円安推移を見せています

FRBのタカ派姿勢と日銀の金融緩和維持はもう少し織り込まれていると思っていましたが、特に日銀の金融政策に関してはYCCの撤廃などの新しい材料が出てくるのではという状態だったのかもしれません

RSIやMACDの状態からいったんは調整気味に横ばいするだろうと思っていたのですが、思っていた以上に日銀の金融緩和維持姿勢はインパクトがあったのだろうと考えています

金融政策の発表に関してはFOMCの場合のように前日にある程度織り込んで反応しなくなることもありますし、非常に判断が難しいイベントだと思います

YCCの撤廃は無いというのはライブ配信などでのお話しやコメントをやり取りさせていただいていても主流だったわけですが、市場としてはそこまで折りこめていなかったのかなといった感じです

この辺りの感覚と実際に起こる推移の乖離をどう埋めていくのかは難しいところですが、今後の大きな課題になったと思っています

ただ相場の考え方としては、大きな円安推移は継続中で、その中で横ばいや反落のタイミングがあるという推移が今後も続くというスタンスで良いだろうと考えています

一方で今後に関しては、どこかのタイミングで為替介入が行われる可能性もありますので、その点にも注意して予想していきたいと考えています

これから1週間の主なイベントですが、月曜日はアメリカ市場が休場で大きな材料はありません

火曜日にアメリカで発表される住宅着工件数は横ばい見通しですが、前月より減速していますので円安推移が若干押し戻される可能性がありそうです

水曜日の日銀金融政策決定会合議事要旨では金融緩和の維持姿勢が確認され、短期的に円安バイアスがかかる可能性がありますが、6月16日の値動きですでに織り込まれていると判断していますので一時的なものになると考えています

イギリスで発表されるCPIは横ばい見通しでニュートラル、ただ上振れには注意したいと考えています

同日アメリカで予定されているパウエルFRB議長の発言ですが、株価が高止まりしていることもありますので、比較的タカ派な内容になるのではと考えています

FRBの金融引き締め維持姿勢を確認することとなり、これまでの円安傾向の推移をさらに強めるのではといった感じです

木曜日の前週分新規失業保険申請件数は毎週のことではありますが発表内容に警戒しています

また引き続きパウエルFRB議長の発言がありますのでこちらにも警戒しています

金曜日は日本で全国消費者物価指数が発表されますが伸び率は鈍化傾向の見通しですのでいったん円安バイアスがかかる可能性があると考えています

ただ日銀の金融緩和が継続される姿勢はすでに確認されていますので、反応は一時的なものになるのではと考えています

アメリカで発表される購買担当者景気指数は横ばい気味の見通しですのでニュートラルだと判断しています

チャートのテクニカルでは、月曜日から一貫して円安推移を継続、今のところ円高方向への推移が出ていない状態です

もう少し円高方向へ推移するタイミングだと考えて前回予想をしていましたが、相場が円安推移から調整する雰囲気がありません

エンベロープ中央線を非常に強い下支えとして推移を継続していて、ここをはっきりと下抜けるまでは上昇相場が続くと考えた方が良い状況だと思います

2022年11月の下落途中の反発時に高値を付けた142円25銭周辺が迫っていますので、ここが一旦の上値目処になるかとは思いますが、調整後には再度円安推移を継続するのではと考えています

インジケーターではADXは28台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

MACDはMACDシグナルの下を上昇推移、上抜けをする直前まで迫っています

緩やかではありますがこのままおそらく上抜けは見せてくると思います

MACDシグナルが緩やかに下方向へと推移を継続していますので、月曜日以降もよほど強い上昇相場が出てこない限りは一旦横ばい気味の弱い上昇に切り替わるのではと考えています

RSIはRSIシグナルの上を上昇推移、 68.8と高い水準にはいますがADXが上昇に切り変わっていますので、一旦過熱感が高いという判断は保留にしたいと思います

RSIの推移で気になるのが、これからダイバージェンスが起こらないかどうかです

5月26日の時点で72.83まで上昇していますが、ここに達する前に反落をする形で頂点を形成した場合、日足では高値を切り上げながらRSIでは高値を切り下げるダイバージェンスが発生します

すぐに相場が強い反落を起こすようなシグナルではないものの、ここから先150円を目指すような強い円安推移は出てこない可能性が高まる値動きだと思いますので注目しています

この辺りは今後の相場の展開が強くなるか弱くなるかの判断基準になるのではといった感じです

ただRSIのダイバージェンスの発生は、相場の勢いを判断する材料とはなりますが、そこまで信頼度の高いシグナルではないという点にも注意は必要だとは思います

ドル円相場が円安方向への推移を継続しているという基本的な考え方は今も続いていると思います

FRBや日銀の金融政策に大きな転換が無い限り、ある程度の水準までは円安推移が続くだろうといった感じです

どこが終着点になるのかは、政府日銀の為替介入なども考えられますので判断は難しいところだと思います

ただまだ市場はFRBの年内2回の利上げを完全に織り込んでいるとは今のところ考えていませんので、もう少し円安推移が続くと思います

週内の予想としてはいったん調整が入るものの基本的な値動きは円安推移という考えでいいとは思いますが、中長期で考えた場合の円安推移の頂点に関しては予想がかなり難しいといった感じで考えています

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週前半はいったん調整しますが、5日単純移動平均線を下支えに上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は145円00銭の上抜けです

この水準までドル円相場が上昇してきた場合、気をつけたいのはテクニカル的なものと言うよりは為替介入です

あまりに勢いが強すぎる円安推移が継続している状態になりますので、さすがに一旦為替介入を警戒した方が良い水準に達していると思います

144円あたりでも危ない気がするのですが、そのあたりでもみ合う分にはもしかしたら為替介入はないかもしれません

一方で前回の上昇相場でも145円の水準を強く抜けたあたりから150円までは一気に上昇した経緯がありますので、その初動を叩いてくる可能性は充分に考えられます

為替介入が行われる際にはそれなりのアナウンスはあるかとは思いますので、鈴木財務大臣と神田財務官の発言には注意した方がいいと思います

下落方向は139円70銭の終値基準での下抜けです

ドル円相場の上昇推移はエンベロープ中央線に非常に底堅く下支えされているものと考えています

多少下抜けることはあっても、今年の4月初旬から強い下抜けは今のところ起こっていませんし、強い下抜けが起こるまでは円安推移が継続すると考えた方がいい値動きだと思います

逆にエンベロープの中央線を強く下抜けるような値動きが発生した場合には、相場が円高方向への転換を起こす可能性を考慮した方がいいタイミングに入ると思います

勢いよく下抜けるような推移が発生した場合には、相場がエンベロープ下限に接触するまで調整に入る可能性が高まりますので、特に注意したいと考えています

あとがき

FOMCや日銀金融政策決定会合を通過したドル円相場は、その後も円安推移を継続しています

ボラティリティが高まり不安定な値動きを見せる場面はあるものの、エンベロープ中央線を下支えとした円安推移は継続していて、今のところ相場が円高方向へ切り返すような雰囲気が見られません

前回予想の際には、インジケーターの状態から円高方向への切り返しを警戒していましたが、それも杞憂に終わっています

5月後半から横ばい推移を見せるような調整こそありましたが、強い円高推移は発生しないまま再度円安方向へと切り替えしています

ドル円相場の基本的な方向感は円安推移を継続しているとの考えで良いと思います

週内に関してはドル円相場が転換点を迎えるようなイベントがあるとは考えづらく、おそらくこのまま円安推移は継続するものと考えています

金曜日の円安推移があまりにも強すぎたために一旦調整が入る可能性はありますが、大きな流れとしては変化がないという予想です

イレギュラーがあるとすれば為替介入ですが、どのタイミングで入るのかは正直予想ができません

判断できる可能性があるとすれば鈴木財務大臣か神田財務官の発言内容からだと思います

今回に関してはステルス介入の可能性も考慮した方が良いとは思いますが、前回の為替介入同様レートチェックが入るかどうかにも注意した方がいいと思います

為替介入に関しては今のところこれらを注意して行くしかないでしょう

週内の値動きに関しては145円まで一気に達してしまうような急激な円安推移が起こらない限り為替介入は行われないとは思っていますが、そろそろ意識してもいい価格帯に差し掛かっていることは確かだと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間ドル円予想は以上です

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