【23/3/20~】UBSのクレディスイス買収報道で相場転換?

週間株為替予想

こんにちはしーさんです

ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500・日経平均・ドル円の予想を毎週土曜日に更新している週間株為替予想です

最新情報をチェックするために登録をしていただき、コメントやグッドボタンで反応をしていただけると励みになりますので、お時間がございましたらよろしくお願いいたします

また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください

日々の相場の振り返りは月曜日から木曜日まで、夜にYoutubeでライブ配信を行っておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです

アメリカ市場の1週間の振り返りと今週の予定

【ダウ・ナスダック・S&P500の予想】金融不安があっても底堅いアメリカ株に、さらにUSBのクレディスイス買収提案という追い風【週間アメリカ株予想】
強い金融不安から不安定な推移を見せる株式市場ですが、アメリカの株価指数は月曜日に底打ちを見せた後は、非常に堅調な推移を見せています。自分の国で最初にリスクが発生したはずなのですが、まったく気にしていないといった感じです。週内にはFOMCがあ...

ここ1週間の値動きですが、月曜日はシリコンバレーバンクに続きシグネチャーバンクも経営破綻し警戒感が広がり銀行株中心に売られますが、FRBが3月FOMCでの利上げを見送るとの観測が浮上し買い戻しが入りダウとSP500は小幅下落、ナスダックは小幅上昇、火曜日は発表された消費者物価指数は一部市場予想を上回りますが、ここまで売られていた金融株中心に買い戻しが入る形でダウとSP500は上昇、ナスダックは大幅上昇、水曜日はクレディスイスへの経営不安から欧州株が大幅下落した流れを受け一旦下落しますが売り一巡後は下げ幅縮小、リスク回避の債券買いで米長期金利が下落したことでハイテク株には押し目買いが入りやすくダウとSP500は下落しナスダックは小幅上昇、木曜日はECBの50bp利上げが悪材料となり安く寄り付きますが、米地銀ファースト・リパブリック・バンクへの支援協議が伝わり上昇、引け間際に資金支援が発表され上げ幅拡大しダウは上昇、SP500は強めに上昇しナスダックは大幅上昇、金曜日は地方銀行の経営不安への警戒感が依然強く銀行の融資抑制が景気を悪化させるとの見方から売られ3指数とも下落して週の取引を終えました

前回予想では3指数とも下落する展開としていましたが、この内容は大きく外れている状態だと考えています

ダウは終値こそ微妙に下落していますがほぼ横ばい、ナスダックとSP500に関しては月曜日こそ下落したもののそこから強い反発を開始、上昇して週の取引を終えています

大きく予想が外れていることから、アメリカ株の底堅さと、今後の上昇方向への推移をしっかりと考慮するべきだと思います

アメリカ株は全く弱くありませんし、今回の下落も高値からの調整の反落の範囲内、そしてその下落も早晩終了すると考えるべきだと思います

銀行の経営破綻は確かに大きなニュースでしたし、大きなリスク回避の流れとして米国債が積極的に買われていて、米10年債利回りの低下などにもそれがはっきりと表れています

それでも株式市場にはリスク回避の流れは無く、セクターによってかなり売り込まれるところはあるものの、基本的にはかなり強い値動きに終始しているといった印象です

アメリカの銀行破綻による金融不安へのリスク回避からの売りが続いていましたが、ここまでの1週間は具体的な支援策が発表され落ち着きを取り戻している状態です

特にアメリカで発表されている預金保護の方針に関しては、他の銀行からの過剰な預金引き出しを防ぐ効果が期待できますので、これ以上取り付け騒ぎによる銀行破綻が広がることを防ぐ効果があると考えられます

またファースト・リパブリック・バンクへの支援に関しても、地銀から大手銀行に一気に流れ込んだ預金を再度大手銀行からファースト・リパブリック・バンクへ預け入れることでうまく還流していますので、非常に有効な対策だと考えられます

もちろん今後ファースト・リパブリック・バンクに根本的な財務問題などが発覚した場合には話が変わってくるかもしれませんが、今のところ銀行破綻に端を発した金融不安は収束方向へと向かうのではと考えています

この流れは欧州でも同様で、週末にはUBSによるクレディスイスへの買収交渉が進んでいるとの報道がありました

うまくいくかはわかりませんが、金融パニックの出口がうっすらと見えてきた気はします

これから1週間の主なイベントですが、火曜日の中古住宅販売件数は改善見通しで利上げ観測が高まる形で下落バイアスになるのではと考えています

アメリカ市場の主なイベント

水曜日のFOMCでは25bpの利上げが行われると予想していますが、それ自体より同時に発表されるドットチャートの内容が大切ではと考えています

12月発表時よりも2023年末の政策金利見通しが引き下げられているかどうかで、市場の動きが変わるのではと警戒しています

またその後に予定されているパウエルFRB議長の定例記者会見に関しても、今回の金融不安による市場の混乱に関してや、今後の利上げ見通しに関して新しい材料が出てくる可能性があるのではと警戒しています

予想としては金融市場の混乱は終息できると言う見通しで、今後の利上げに関しては従来通り発表される経済指標の内容を見て判断、ただ今回の金融不安の状況を注視するという形でコメントして多少ハト派と受け取られるかなと考えています

木曜日の新築住宅販売件数は悪化見通しで利上げ減速の材料となり上昇バイアスに、週末の耐久財受注は強弱入り混じりニュートラルといった感じです

週初はちょっと下押される可能性がありそうですが、FOMC通過をきっかけに再上昇に転じる可能性があるのではと予想しています

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は上昇、予想値幅は31,500ドルから34,400ドルです

予想値幅下限は3月15日の安値の価格を、上限は12月13日の高値の価格を目処に設定、強い上昇推移が発生する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、昨年10月からの上昇時の高安の半値基準まで下落、水曜日と木曜日には髭での下抜けを見せていますが、終値基準では下抜けることも無く底堅い値動きを見せています

2月14日の高値からの下落で考えると、1段目の下落幅より少し強めに下落したところで底打ちをしていて、強い悪材料が無いのであればいったん調整が終わってもいい水準まで達していると思います

ピッチフォークの下限にも接触していますし、これも下げ止まってもいい材料だと思います

一方で金曜日の終値基準ではボリンジャーバンド中央線を下回っている状態で、まだ反転が始まったかどうか微妙な水準でもあります

特にエンベロープ中央線の強めの上抜けを確認するまでは、反落の危険性がある点には注意が必要だと思います

下落した値幅や下げ止まった価格帯から考えると反発する可能性はあるものの、まだ確証は持ちにくい状態と言った感じです

インジケーターではADXは23台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

MACDはMACDシグナルの下を横ばい気味に推移、今のところ下落速度は低下している状態ですが、下げ止まったと判断するには一歩早い段階だと思います

MACDのMACDシグナル上抜けが確認できたところで、今回発生した下落トレンド相場が終わると考えたほうがいいと思います

ただ少し相場を先取りするのであれば、MACDとMACDシグナルの乖離幅が縮小傾向で、MACDオシレーターは0に収束する動きを見せていますので、そろそろ反転の時期が近い可能性は考慮してもいいかもしれません

RSIは36台を下落推移、ただRSIシグナルの上に位置していて下支えされているような状態です

まだRSIシグナルは下向きで弱気ではありますが、仮に30まで下落しても短期的な調整で、すぐに反発が発生するかもしれません

ただ今は下落トレンド相場だと考えていますので、RSIの反発が相場の上昇転換を示すものとまでは考えないほうがいいかもしれません

アメリカでの銀行の経営破綻は相場の大きな下押し材料になったことは確かだと思いますが、下落の程度としては高値からの通常の調整の範囲内に収まっている印象です

今後の景気見通しに関して不安感はあるものの、その分FRBによる過度な引き締め懸念も後退していて、バランスが取れている状態なのかもしれません

週末にUBSのクレディスイス買収に関する報道もあったことから、一気にリスクオンの値動きが発生する可能性もあり、ここからは下落方向への強い値動きより、上昇方向への強い値動きを警戒しなければならないタイミングに変化していると判断しました

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、強い上昇推移が発生する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,700ドルの上抜けです

今回の予想値幅上限は金曜日の終値から8.9%の上昇を織り込んでいて、かなり強気に予想しています

1週間の値動きとしてはかなり大きな予想で、通常はここまで上昇できません

一般的な値動きの範疇であれば33,500ドルまでの予想で良いと思います

それをも上回る上昇はかなり強すぎで、頂点を付けた後は強めの反落が発生する可能性が高まります

35,500ドルや36,000ドルが次の上値目処となるとは思いますが、どちらかというとそこからの強い反落に注意した方がいいと思います

下落方向は31,500ドルの下抜けです

逆にこちらは金曜日の終値から1%ちょっと下の水準と、かなり近い価格に設定しています

今回の上昇予想が外れる場合、直近の安値を再度割り込むような値動きが出てくると思います

この場合相場は再度強い調整に入り、直近安値28,660ドルを目指すものと考えられます

安値を更新した場合はすぐにポジションを転換する必要があると思います

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は上昇、予想値幅は11,500ポイントから12,700ポイントです

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は8月25日の高値の価格を目処に設定、強い上昇推移が発生する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日は下落を継続してエンベロープ下限への接触を見せますが、火曜日以降は強い値動きに終始します

火曜日と水曜日は一旦ボリンジャーバンド中央線に頭を押さえられるような推移を見せますが、木曜日以降はさらに強い値動きとなり、ボリンジャーバンドとエンベロープの両中央線の上抜けを見せています

ナスダックに関してはすでに底値を打ち、再上昇に入ろうとしている推移を見せているものと考えています

木曜日の高値や金曜日の値動きは3月6日の高値に頭を押さえられるような展開となってはいますが、仮に多少の反落があったとしても既に底堅い上昇への推移に転換していると考えた方が良いポジションに居ると思います

インジケーターではADXは15台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは53台を下落推移していますがRSIシグナルの上の水準を維持、RSIシグナルも上昇方向へと転換し始めています

相場はここまでの弱い展開から上昇方向へと向かおうとしています

反落した場合でも50付近までで収まり、強い上昇を継続する可能性が高いタイミングに入っていると考えています

MACDは上昇推移、強弱の分かれ目である0はまだ下回っているものの、上抜けるのも時間の問題です

MACDシグナルの上抜けも見せていて、ここまでの下落方向への調整相場からの転換が起こっていると考えていいタイミングだと思います

現在はレンジ相場であることからMACDのシグナルの信頼度はそこまで強いものではないとは考えていますが、MACDのMACDシグナル上抜けは相場の方向感が転換するはっきりとしたシグナルとして今回は考えていいのではと判断しています

まだだましの可能性はありますが、期待はかなり高い状態だと考えています

他の指数に比べ一歩早めに相場の下落からの転換シグナルを出してきたナスダックですが、本当にここで反転が起こっているのかを判断することは、今の段階ではかなり難しいタイミングではあるとは思います

ただ今回に関しては勝負するのであればこのタイミングはありだと思います

ハイテク株にとって米10年債利回りの低下はポジティブな材料ではありますし、仮に今後債権が買われることによって利回りの低下が発生したとしても許容できると思います

ナスダックにとって今の相場環境は、どちらに転んでもそこまで大きな痛手とはならないものなのかもしれません

今回の上昇予想に関してはクレディスイスのUBSによる買収報道による安心感から、相場全体が上昇することを見込んでいますので、米10年債利回りは上昇する可能性があり、これはナスダックにとってはネガティブな材料ではありますが、それ以上に株式市場全体にはリスクオンの資金の流入があるのではと考えました

以上のことからこれから1週間のナスダックは、強い上昇推移が発生する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,700ポイントの上抜けです

ここを上抜けた場合、その先の上値目処は13,150ポイント周辺になるだろうと考えています

ただそこまで強く上昇が発生した場合、頂点を付けた後は比較的強めの反落が発生する可能性があり、その点には注意が必要だと思います

下落方向は11,400ポイントの終値基準での下抜けです

基準としているのはボリンジャーバンド中央線の終値基準での下抜けです

この値動きに入った場合、最低でも11,250ポイントあたりまではそのまま調整するかもしれません

決定的なのは11,000ポイントの下抜けで、これが発生した場合、ナスダックの今回の下落はまだ終わっていない可能性が出てきます

そのまま10,000ポイント周辺までの下落へと発展しかねませんので、注意が必要だと思います

S&P500の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

SP500のチャート

これから1週間のS&P500の予想は上昇、予想値幅は3,880ポイントから4,270ポイントです

予想値幅下限は3月16日の初値の価格を、上限はニューヨークダウとナスダックの上昇率を目処に設定、強い上昇推移が発生する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日に底を打つような値動きをした後火曜日は強い上昇、水曜日に一旦反落しますが木曜日の上昇ではボリンジャーバンド中央線の上抜けを見せています

金曜日の値動きでは反落することで中央線を再度下抜けてはいますが、底値からの強い反発が起こっていることをうかがわせます

ボリンジャーバンド中央線の上抜けをしたまま引けていればさらに強いと判断できるところでしたが、その状態までには至っていません

エンベロープ中央線の上抜けは見せていないことから、強い上昇が発生する雰囲気はあるものの、そこで強く上昇を予想できる状態でもないと考えています

200日単純移動平均線の上下を挟んでもみ合っている状態で、ここを抜ければさらに強い上昇推移が発生する可能性が高そうです

4,000ポイントを上抜けたところで強気転換と考えられるといった感じです

ただしかけるにはそこでは少し遅いかなといった印象もあります

インジケーターではADXは15台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

SP500のインジケーター

RSIは44台を下落推移、RSIシグナルの上を下方向へと推移しています

RSIシグナルの上抜けを見せていて、この点に関しては強い展開ですが、RSIシグナルはまだ少し下向きである印象です

ここからRSIシグナルを下支えするようにRSIが上昇推移を継続できるかどうかが勝負といった感じです

雰囲気としては底打ちをしてこれから上昇する前の一旦のしゃがみ込みの状態なのではと判断しています

MACDはMACDシグナルの下を横ばい気味に推移、MACDシグナルとのかい離幅を縮小することでMACDオシレーターは0方向へと収束しています

まだだましの可能性はありますが、相場の転換が起こると考えていいと思います

まだ少し微妙な動きではありますが、底を打って反発しているような状態でもありますし、ナスダックが先行して下落推移からの転換を示すようなシグナルを出していることからも、SP500もこのままナスダックを追いかけるように上昇すると考えていいのではと判断しました

以上のことからこれから1週間のS&P500は、強い上昇推移が発生する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は4,325ポイントの上抜けです

8月16日の高値の水準で、そこまではさすがに週内には上昇しないだろうとは思います

上昇率で考えると金曜日の終値から10%上昇し、さらに上抜けるような値動きです

流石にここまで強い値動きは発生しないだろうと思いますが、起こってしまった場合には次の上値目処は4,600ポイントとかなり上の水準です

たださすがに頂点を付けた後は強い反落を起こすと思いますので、その点には注意が必要だと考えています

下落方向は3,800ポイントの下抜けです

この下抜けが起こった場合、そのまま3,700ポイントあたりまでは下落が進む可能性があります

勢いが強いとそのまま直近安値3,490ポイント周辺までの下落も考えられ、非常に危険な値動きだと言えます

各種報道や株式市場の値動きから考えると、今回危機は一旦去った可能性はあるものの、同様の懸念が他の銀行から起こる可能性は排除できないと思います

新たな金融不安が発生した場合には、このような強い下落が発生する可能性がある点には注意が必要だと思います

日経平均の予想と注意ポイント

【日経平均の予想】まだ見えない反転シグナルと、先行するアメリカ市場【週間日経平均予想】
日経平均の推移を単独で考えた場合、まだ底値からの反発をすると考えるには早すぎるタイミングではあると思います。ドル円相場の円高推移も止まっておらず、これも悪材料でしょう。ですがすでにアメリカ市場は反転しようとしています。そしてUBSによるクレ...

9月30日の終値を中心に11月24日の終値を高値、1月4日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は27,000円から29,400円です

予想値幅下限は金曜日の安値の価格を、上限は昨年8月17日の高値の価格を目処に設定、強い上昇推移が発生する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日はアメリカ政府が破綻した銀行の預金保護を発表しましたが円高の影響とリスク回避の売りが優勢で下落、火曜日は引き続き相次ぐ米銀行の破綻を受け世界の金融システムに混乱が波及するのではとの警戒感からリスク回避の売りが出て大幅下落、水曜日は前日のアメリカ株が反発した流れを受けて上昇して始まりますが、戻り待ちの売りが出る形で上げ幅を縮小し小幅上昇、木曜日は欧米での金融不安で運用リスクを取りにくくなった投資家の換金売り優勢も、クレディスイスの資金調達策が発表され短期筋による株価指数先物への断続的な買い戻しが入り下げ渋る形で下落、金曜日は米地銀ファースト・リパブリック・バンクへの支援策を好感し上昇したアメリカ市場の流れを受け上昇して週の取引を終えました

前回予想では下落推移を継続する展開を予想していましたが、水曜日まではほぼ予想通りでした

ただ予想値幅下限であった27,000円の下抜けを見せていて、下限の見通しに関しては甘かったなと反省しています

アメリカの銀行破綻による金融不安へのリスク回避からの売りが続いていましたが、週末にきて具体的な支援策が発表され、何とか落ち着きを取り戻している状態です

特にアメリカで発表されている預金保護の方針に関しては、他の銀行からの過剰な預金引き出しを防ぐ効果が期待できますので、これ以上取り付け騒ぎによる銀行破綻が広がることを防ぐ効果があると考えられます

またファースト・リパブリック・バンクへの支援に関しても、地銀から大手銀行に一気に流れ込んだ預金を再度大手銀行からファースト・リパブリック・バンクへ預け入れることでうまく還流していますので、非常に有効な対策だと考えられます

もちろん今後ファースト・リパブリック・バンクに根本的な財務問題などが発覚した場合には話が変わってくるかもしれませんが、今のところ銀行破綻に端を発した金融不安は終息方向へと向かうのではと考えています

また金曜日に戻ってきた価格は27,300円付近で、 27,000円周辺はやはり比較的強固な下値支持になっている可能性がありそうです

これから1週間の主なイベントですが、金曜日に発表される消費者物価指数は低下傾向で、植田次期日銀総裁の年央にもコストプッシュインフレが和らぐとした見解を裏付ける材料になる可能性があり、為替に円安方向のバイアスがかかり株式市場には支援材料となる可能性があります

日経平均の主な予定

アメリカでは水曜日にFOMC後の政策金利発表がありますが、市場予想では25bpの利上げが見込まれていますが、市場予想通りの内容であれば強い材料にはならないだろうと考えています

ただ同時に発表されるドットチャートと、その後にあるパウエルFRB議長の定例記者会見には注意が必要だと考えています

直近の銀行破綻による金融不安への見解や、今後の利上げ見通しに関して具体的な発言があった場合、翌日木曜日の日本市場には強めの影響が出る可能性があります

パウエルFRB議長の発言に関しては金融不安への懸念と利上げは今後の経済指標次第という従来の姿勢を示すものと考えていますが、ドットチャートに関してはどのような内容になるのか予想することが難しく、出てきた材料に対応するしかないだろうと思います

今のところ、恐らくですがこれまでのような50bpの利上げ幅が意識されることは無く、株式市場にはどちらかというとフレンドリーな内容になるのではと考えています

また火曜日は春分の日で休場となりますのでご注意ください

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロは下目線、CALL27,750・27,875・28,375円での買いは多い印象ですが、27,500・28,000円の節目での売りがかなり多くなっています

ABNアムロのオプション動向

PUTでは27,500・27,250・27,000・26,500円の買いが多くなっていて、26,875円での売りが多くなっています

建玉残は27,300円周辺を損益分岐点に下落するほど利益が拡大するポジションをとっています

気になるのはCALL28,000円の売り残の多さです

全体的に下目線の主要因になっているのはこの売り残と、PUT26,500円での大きな買い残だと考えられますが、4月SQまでは今のところ28,000円までは上昇しない見込みなのかもしれません

この見通しが維持されるのかどうかは、今後日経平均が上昇した際に売り残が解消されるかどうかで判断したいと考えていますが、現状は28,000円を上値目処に下目線なのではと考えています

JPモルガンは上目線、CALL27,500・28,000・28,250円へ買いが入りました

JPモルガンのオプション動向

一方でPUT27,000・26,500円では買いが多く、両方向への買いが入っている状態で、27,000円あたりを中心に値動きを見せてくることを想定している可能性がありそうです

建玉残は下目線気味、全体で利益が出るポジションで、下落するほうが利益幅の拡大が大きめです

CALL28,500・28,750に売り残がありますので、28,500円あたりが上値目処でどちらかというと下目線といった印象です

オプション全体の取引では、週内は強弱入り混じっていましたが、金曜日はCALL優勢、CALLでは28,250円、PUTでは26,750円での取引が活発でした

終値付近での取引より遠い価格帯での出来高が多く、まだボラタイルな展開が続く可能性がありそうです

225mini先物では、ABNアムロは直近では上目線も6月限では下目線、方向感を示しているというより持っていたポジションを手仕舞っている印象があります

225mini先物の建玉

どの限月でも今までの極端なポジションからニュートラルな状態へと戻している印象があります

そのためオプションと総合して考えると下目線だと判断しています

JPモルガンは下目線、こちらは多くの出来高があるのは6月限で、直近の225miniの動向は無い状態です

また週末にかけて買いに転換していて、これも気になるところです

まだ下気味であるものの、ポジション的には上方向へ修正に入っている可能性を考慮してもいいかもしれません

オプションでも同様の動向が見られていますので、上目線に切り替わる可能性はあるものの、現状は若干下目線と判断しています

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディスイスとモルガンは225ラージとTOPIXで反対方向に取引をしていてニュートラル、グローバルマクロのゴールドマンとJPモルガンは下目線、シティは上目線だと判断しています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディスイスとモルガンはニュートラル、グローバルマクロのシティは上目線、ゴールドマンとJPモルガン、そしてアービトラージのABNアムロは下目線だと判断しています

まだ全体的に下目線を継続している印象で、上値目処は28,000円から28,500円あたり、金曜日の時点までではそこまで強い上昇を見せてくるような印象は無いといった感じです

裁定取引の残高は買い残が多い状態が続いています

裁定残高

この表では3月10日までを表示していますが、この後の続落する場面でも15日まではそこまで大きく残高を減らしていません

裁定買い残が上昇する場合、株式市場には先高観が見られていて、上昇途上にあると考えられます

ただここまで買い残が高水準な状態だと、仮に悪材料が出て相場が全体的に下落する場合、将来の強い売り圧力となる可能性があります

現在の買い残高は2019年以降であればすでに天井圏で、ここから裁定買い残が増えた相場は2016年から2017年末に強い上昇を見せた相場まで遡らないとありません

過去の裁定残高

2016年はトランプ大統領が当選し、2017年はアベノミクス期待で株価が上昇した局面でした

今の市場にそこまで強い材料が無いと考える場合、裁定買い残の解消が起こる場合、今までの値動き同様に直近安値25,600円付近まで下押される可能性がある点には注意が必要だと思います

この話を掘り下げるとかなり長くなるのでこの辺りで割愛しますが、もう1つだけ大切なお話をします

裁定取引のパターンは2021年から繰り返しています

3・6・9月に買い残が増えそこから減少、株式市場も同様にそこでピークを付け、そこから強めの調整に入ります

コロナショックの後に見られる傾向ですので、今年も同様の値動きになるのかは不確かなところはありますが、ここ2年と同様であれば5月あたりまでは軟調な値動きになる可能性がある点には注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、木曜日までの下落で直近高安の半値基準や各種単純移動平均線、そして一目均衡表の雲とピッチフォーク下限と、かなり多くの下値抵抗を一気に下抜けました

木曜日に材料が出る形で何とか反発を見せ、金曜日には27,000円台を回復していますが、5日と75日の単純移動平均線は上抜けたものの、それ以外の主な単純移動平均線には頭を押さえられている状態が続いています

エンベロープやボリンジャーバンドの中央線もまだまだ上の水準で、本格的な反転に入ったと判断することはまだできない水準だと考えられます

不安定な位置取りで、再下落があってもおかしくない状態だと考えています

インジケーターではADXは19台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIはいったん40まで下落しますが反発、現在は上昇基調になってはいますが、強弱の分かれ目である50は下抜けたままで、今のところ反転の可能性はあるもののやはり油断できないといった感じです

ここからRSIシグナルの上抜けを見せてこないと、ちょっと安心できないタイミングだと思います

MACDはMACDシグナルの下を推移、強弱の分かれ目である0を手前に下落角度を緩めてきました

MACDオシレーターも0方向へと収束を開始、一旦強い下落が停止していることが確認できます

レンジ相場であることからRSIが重視される場面だとは思いますが、底値が近い可能性はありそうです

ただまだ底を付けたと判断できる材料は無く、続落が起こらないか警戒しなければならない場面だと思います

日経平均の値動きには反転シグナルが出ていない状態で、もう1段の下落をする可能性を考慮しなければならないタイミングだと思います

ただここで問題になってくるのはアメリカ株とドル円相場の動向です

アメリカ市場は予想ではここから強い上昇に入るタイミングだと思います

特にナスダックは強い値動きにすでに入っていて、一旦反落が発生したとしてもその後は堅調な上昇を維持する可能性がかなり高いと考えています

またドル円相場に関しても円安推移が発生する可能性があり、この場合日経平均には相場の押し上げ要因となります

アメリカ市場の上昇率を最大で9%前後まで見込んでいるため、かなり高めに設定した今回の予想値幅上限でも日経平均の上昇はおさまらない可能性すらあります

アメリカ市場の上限はかなり強めに見積もっているため、さすがに今回の予想値幅上限までの上昇は無いだろうとは思いますが、今後この水準を目指すような展開が起こる可能性はありえると考えています

今回の予想値幅上限は29,400円ですが、先物やオプションの動向などから考えると現実的な上値メドは28,000円から28,500円の間周辺ではないかと考えています

ただアメリカ市場が予想範囲内とは言えかなり強い値動きに移行した場合、日経平均も連れ高する形で強い上昇推移が発生する可能性はありますので、予想値幅上限はかなり高めに設定をしておきたいと思います

以上のことからこれから1週間の日経平均は、強い上昇推移が発生する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は29,400円の上抜けです

予想の段階でかなり強い内容ではありますが、ここを抜けた場合次の上値目処は30,000円とかなり上の水準です

ここまで上昇が続いてしまうとさすがに反落する速度がかなり早くなると思いますので、相場の変化点の見極めには注意が必要だと思います

下落方向は26,600円の下抜けです

基準となるのは3月16日木曜日の安値の水準です

ここまで再度下げ幅を拡大してきた場合、日経平均はそのまま25,600円を目指すような下落を再開する可能性が高まります

週末の時点で市場環境はかなり大きく改善に向かう可能性が高い状態に変化していると考えていますので、このような下落が発生するとは考えていませんが、仮に発生してしまった場合には注意が必要だと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

【ドル円の予想】UBSのクレディスイス買収報道やFOMCが円高推移から円安推移への転換点に? 【週間ドル円予想】
米地銀の破綻をきっかけに広がった金融不安はヨーロッパに飛び火、以前から経営状況にファンがあったクレディスイスにも火が付きます。その勢いは他の大手銀行や地銀にも波及、全体的にリスク回避の流れが強まり、米国債にリスク回避の買いが集まることで強い...

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は128円00銭から135円00銭です

予想値幅下限は直近安値の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、週初は下落推移が緩やかに継続し下値を試す可能性はありますが、全体としては再度円安推移が発生する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はアメリカでの銀行の相次ぐ破綻を受け,FRBの3月FOMCでの利上げ観測が後退し米長期金利が低下し円高、火曜日は発表された米消費者物価指数はコア指数の前月比が市場予想を上回り3月FOMCでの利上げが意識され、前日までリスク回避で買われていた米国債への売りも出て米長期金利が上昇し円安、水曜日はクレディスイスなどの金融株が欧州で大幅下落し米国債はリスク回避で買われ米長期金利が低下し円が買われ円高、木曜日はECBで50bpの利上げが行われ金融不安よりインフレ対策が優先される姿勢が示されたとリスク回避の円買いがいったん進みますが、クレディスイスのスイス中央銀行による流動性確保や、米地銀ファースト・リパブリック・バンクへの支援が発表されたことを材料にここまで買われていた米国債が売られ米長期金利が上昇し円安、金曜日は米地銀に対する経営不安が払しょくしきれず銀行の融資抑制による景気悪化観測が強まり債券買いが進み米10年債利回りは低下、リスク回避の円買いが進み円高推移して週の取引を終えました

前回予想では円高推移としていましたので大きな流れはそれでよかったと思いますが、週内の値動きは予想通りと言えるような簡単なものではありませんでした

信用不安とそれに対する巻き戻しが交互に現れる形で日中のボラティリティが高く、相場の混乱が収まっている状態とは考えられません

ここまでの予想から大きな修正を行う必要はないとは思いますが、相場を慎重に見極めなければならない微妙な状態が続いている事を念頭に、予想外の値動きに対してかなり慎重に備えておくべきタイミングだろうと考えています

これから1週間の主なイベントですが、火曜日は日本が春分の日で休場、同日にはラガルドECB総裁の発言が予定されています

ドル円相場の主なイベント

前の週での政策金利発表時に定例記者会見が開かれていることから新しい材料は出てこないだろうと考えていますが、発言内容には一応気をつけたほうがいいと思います

同じ火曜日にアメリカで発表される中古住宅販売件数は、市場予想では前月より改善する見通しで、FOMCでの利上げ観測が強まり円安バイアスがかかる可能性があります

水曜日に関してもガルドECB総裁の発言が続きますが、材料として注目すべきはアメリカのFOMCでの利上げ幅とドットチャートの発表、その後予定されているパウエルFRB議長の定例記者会見の内容だと考えています

今回起こった銀行の破綻による金融不安に関しての見解や、それを踏まえた今後の政策金利の引き上げ見通しに関して発言があるかもしれませんので、発言内容によっては為替に大きなインパクトがある可能性がありますので注意が必要だと考えています

予想としては金融不安に対する見解は出るものの、利上げに少し慎重な姿勢を示しつつ、今後の経済指標の発表次第という従来の内容に落ち着くのではと考えていて、その時の市場予想がどうなっているかによってバイアスがかかる方向が変化する可能性はありますが、どちらかというと円高気味かなと考えています

また3月のFOMCではドットチャートが発表されると思いますので、年末の政策金利見通しをFRBがどのように考えているのかを確認できるはずですので、こちらの内容も大事になってくると思います

木曜日にはBOEの政策金利発表がありこちらも注意が必要ですが、FOMCを終えたばかりですので注目度は多少下がる可能性が考えられ、これはアメリカで発表される前週分失業保険申請件数に関しても同じ傾向があるかもしれません

金曜日には日本で消費者物価指数が発表されますがこちらは低下傾向見通しで、植田次期日銀総裁の年央にはコストプッシュインフレが収まるという見通しの裏付けになる可能性があり、どちらかというと円安バイアスになると考えています

アメリカで発表される耐久財受注は前月に比べると改善見通しですが、輸送用機器を除くと減速見通しとなっていて、強弱入り混じっている印象です

週前半で円安バイアスがかかり半ばで円高バイアス、週末には再度円安バイアスがかかりそうですが、非常に判断が難しいのが水曜日にあるパウエル FRB 議長の定例記者会見とドットチャートです

銀行の経営破綻に端を発した今回の金融不安に対して、 FRBとしてどのような考えを持っているのか、そして今後の政策金利引き上げの見通しに関してどのような判断を行っていくのか、パウエル FRB 議長の定例記者会見での発言内容によって為替市場には大きなバイアスがかかる可能性がありますが、方向感に関してはどちらになるのか分からないところがあります

今のところ ECB は政策金利の引き上げを予定通り50bp幅で行いましたので、FRBも予想としては25bp幅での利上げを続けると考えて予想しますが、利上げ期間に関しては今回発表されるドットチャートや定例記者会見の内容を確認しないと判断することができないと思います

チャートのテクニカルでは、3月8日に高値を付けてから一気に反落、ボリンジャーバンドやエンベロープの中央線を下抜け、一旦はエンベロープ下限の下抜けも見せました

木曜日まではエンベロープ内にとどまるような値動きを見せていましたが、金曜日に一気に下げ幅を拡大し、終値基準でもエンベロープ下限の下抜けを見せています

木曜日までは75日単純移動平均線に下支えされるように推移していましたが、金曜日の下落はこれも下抜けていて、主な単純移動平均線を全て下抜けてしまうこととなりました

高値から一気に高安の半値基準まで下落してきたことを考えると、再下落に入ったドル円相場はこのまま直近安値付近までの下落が起こる可能性を考慮してもいいかもしれません

今のところここから新たに不安要素が出てこない限り、130円付近までの下落で収まるだろうと考えていますが、現在はボラティリティが非常に高くなっていますので、下値の想定には少し幅を持たせた方がいいかもしれません

インジケーターではADXは26台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円のインジケーター

RSIは39台を下落推移、 70付近から一気に45付近まで下落してきたことから1度反発するような値動きを見せましたが、再下落へと入っています

このままRSIが30に接触するまで下落が続く可能性が高いと考えて対応した方がいいかもしれません

MACDはMACDシグナルの下で下落推移を継続、現在は相場の方向感が失われている状態だと考えていますのでシグナルの信頼度としてはRSIよりも低下している状態だと思いますが、今のところ下落推移を継続しているのみで、相場の転換を示すようなシグナルが出ている状態だとは判断していません

相場の方向感は下落方向へと向いて、その流れは今も続いていると考えた方が良い状態だと考えています

ドル円相場の円高方向への下落推移は継続していて、その反転が起こるきっかけは今のところイベントではFOMC、テクニカルではRSIの低下が目処になるかなといった程度で、それ以上の材料は無い状態だと考えています

新たに出てくる金融機関への不安は基本的に円高バイアスとなっていて、サプライズがあった場合は下振れする可能性がかなり高い状態だと考えられますので、現在の相場環境ではFOMCのようにスケジュールがはっきりしているイベント以外は、基本的に円高方向への下押し材料になるものが多いと考えられます

今回の円高推移は金融不安へのリスク回避の米国債買いが影響していると考えていますので、リスク回避の流れが反転する場合は強い円安推移が発生する可能性はありますが、そのタイミングを見計らうのはかなり難しいと思います

一方でここまでの調整は少し行き過ぎの可能性もあります

金融機関の破綻は危険ではありますし、これから同様のリスクが発生する可能性はあります

ただ今のところ実際に破綻しているのはアメリカ国内の銀行で、かつ預金は全額が保全されています

そのためアメリカ発のリスクはそれほど大きくないのではと考えています

もちろん欧州に関してはその限りではなく、銀行の健全性はアメリカほど高くないと思いますので、注意は必要だと思います

一方で最も懸念されていたクレディスイスに関しては、UBSが買収を検討している模様です

この話題に関しては今までのものとは異なり、市場にはポジティブな材料となり債券売りが出ることで円安推移が発生する可能性がありますので、週初から注意するべきニュースだと思います

またここからの円高推移は130円付近で収まると考えていますが、現在はボラティリティが高まっていることを考慮して、下値目処は128円まで拡大、上値に関しても広めに設定して対応しておきたいと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週初は下落推移が緩やかに継続し下値を試す可能性はありますが、全体としては再度円安推移が発生する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は135円00銭の終値基準での上抜けです

エンベロープ中央線の終値基準での上抜けを想定しています

エンベロープ中央線の上抜けを再度見せた場合、ドル円相場は直近高値138円を目指す上昇に再度入る可能性があるかもしれないと考えています

現在のところリスク回避の動きがまだ続いていますので、このような強い上昇が見られる可能性は低いとは考えていますが、可能性としては0ではないと考えています

下落方向は128円00銭の下抜けです

リスク回避が金融市場に続いている状態で、ドル円相場はこのまま強い円高推移を継続する可能性が出てきます

特にこのまま126円50銭を下抜けるような値動きを見せてきた場合、そこから先はかなり強い円高推移が継続してしまう可能性があり注意が必要だと思います

テクニカル的には114円あたりまでの下落が考えられますので、相場の大きな転換点となる可能性のある価格帯として注意して行きたいと考えています

あとがき

アメリカ市場に関して

アメリカ市場の反発はそろそろ起こるのではという見通しはあったものの、UBSのクレディスイス買収交渉のニュースは非常にポジティブな材料となりました

実際株式市場がこれをポジティブな材料として受け取ってくれるかどうかは、月曜日アメリカ市場を見てみないとわからないところではありますが、少なくともネガティブな材料ではないと思います

米地銀の経営破綻をきっかけに広がった金融不安は、さすがにアメリカ市場にも大きな影響を及ぼすのではと警戒していましたが、そうやって予想した内容は大きく外れてしまいました

アメリカ市場は今も堅調です

あまりアメリカの株式市場を悲観的に捉えると、おそらくこの上昇には乗り遅れると思います

もちろんリスクに対する対応も必要かとは思いますが、今は少し強気に相場を見てもいいのかもしれないと思っています

日本市場に関して

金曜日アメリカ市場が引けた段階で日経平均CFDの価格は26,962円と、予想値幅下限を下回った状態となっています

ただこの数字が出た段階では、UBSによるクレディスイスの買収交渉に関しては報道がなされていない段階だったと思います

そのため恐らくこれは材料として折り込まれていません

月曜日の寄り付きは日経平均CFDの価格とは異なり、もう少し高いところで始まる可能性もあると考えています

仮に安い価格で寄り付いたとしても、それが今回の下落相場での底値で買える最後のチャンスになるかもしれません

ただ気をつけていただきたいのは、私はすでに金曜日の時点でかなり強気に個別銘柄を購入しています

もちろんポジショントークにならないよう予想内容を考えるように気をつけてはいますが、今回はかなり強気に構えているところがありますので、もし予想内容におかしなところがある場合には疑っていただけると幸いです

ドル円相場に関して

アメリカの銀行破綻を発端とした混乱は、今のところ収まる気配がありません

非常に強いリスク回避の動きは続いている状態で、アメリカの国債が思惑で売買されることにより、米10年債利回りの値動きはかなり荒っぽい展開となっています

米10年債利回りのチャート

ただ米10年債利回りの値動きは、ここまでも下値目処となっていた3.40%付近までの下落は見せているものの、そこから大きく崩れるような展開とはなっていません

もちろんここから再下落が発生、米10年債利回りが一気に急落する可能性はあるのですが、FRBが金融引き締めを継続しているのであれば、今回の金融不安が低下した場合は再度上昇に転じる可能性もあるのではと考えています

その際にはドル円相場も改めて円安方向へ上昇すると思います

欧州での金融不安を大きくしているクレディスイスに関しても、UBSが買収交渉を行うなど、今回の危機の出口が見え始めている感はあります

今回行われるFOMCが相場の転換点になる可能性に関しては警戒してもいいと思いますし、予想としてはその可能性が高いのではと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

コメント

タイトルとURLをコピーしました