【23/3/13~】株式市場から債券市場へ資金が大きく流れるときは、大きめの相場調整に要警戒

週間株為替予想

こんにちはしーさんです

ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500・日経平均・ドル円の予想を毎週土曜日に配信している週間株為替予想です

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アメリカ市場の1週間の振り返りと今週の予定

【ダウ・ナスダック・S&P500の予想】予想できないシリコンバレーバンク破綻の余波【週間アメリカ株予想】
終末に発表された米雇用統計の内容は市場予想より悪化することで、次回FOMCでの利上げ幅見通しは25bpが最有力となりました。これは株式市場には非常にプラスの材料でしたが、シリコンバレーバンクの経営破綻というバッドニュースで、相場はさらに押し...

ここ1週間の値動きですが、月曜日はパウエルFRB議長の発言が翌日以降連続することから買い控えも、ゴールドマンサックスが買い推奨したアップルが上昇し相場を支え、ニューヨークダウとSP500は小幅上昇しナスダックは小幅下落、火曜日はパウエルFRB議長が議会証言でタカ派の姿勢を示したことで景気悪化懸念が強まり下落、水曜日は前日の下落への買い戻しが入りますが、発表されたADP雇用統計が市場予想を上回り週末に雇用統計の発表を控えていることから反発は弱くダウは小幅下落、ナスダックとSP500は小幅上昇、木曜日は発表された新規失業保険申請件数が市場予想を上回り長期金利が低下し株式市場はいったん上昇しますが、買い一巡後は翌日の雇用統計を警戒した売りに押される形でダウとSP500は下落しナスダックは大幅下落、金曜日は発表された米雇用統計は市場予想より悪化、次回FOMCでの利上げ幅の見通しも25bp優勢となり一旦は上昇しますが、シリコンバレーバンクの経営破綻が伝わるとリスク回避の売りが広がり下落して週の取引を終えました

前回予想では週初上値を試すように上昇しその後再下落する展開を予想していましたが、予想通りの推移をしてきたと思います

ただ下値に関しては予想以上に下落をしている状態で、前回予想からそこは外れている点です

シリコンバレー銀行の破綻が無ければもう少し持ち直して週を引けるかなと考えていましたが、週末のダメ押しは強烈なものとなりました

前回予想からは特に反省点は無い状態で良いかなと考えています

予想をお話しする前にお断りしたいのですが、今回の予想では金曜日にアメリカで発生したテック関連のスタートアップ融資を行っていた米中堅金融SVBFGの傘下にあったシリコンバレーバンクの経営破綻が、どこまで実体経済に影響を与える可能性があるのかを把握しきれていませんので、その点にご注意ください

これから1週間の主なイベントですが、火曜日にはインフレ率の指標となる消費者物価指数の発表がありますが、こちらは市場予想では前月より低下見通しです

アメリカ市場の主なイベント

判断が難しいのが前月比の伸び率こそ低下する見通しではありますが、その水準が高止まりしている点です

前月比の伸び率がどこまで低下するかで市場の反応が分かれそうですが、市場予想通りであれば株式市場には下押し圧力になるのではと考えています

水曜日の小売売上高と卸売物価指数は低下傾向、こちらは景気悪化懸念につながるのか、それとも利上げ長期化懸念の後退につながるのか、判断が難しいところだと思います

今のところ3月FOMCでの利上げ幅の予想は6対4で25bpの利上げの確率が高くなっていますが、シリコンバレーバンクの破綻によるリスク回避の動きが強まっていますので、小売売上高の低下は景気悪化懸念につながりやすいかなと考えています

卸売物価指数が市場予想通り弱い内容だったとしても、これから3・5・6月の3回のFOMCでの利上げを織り込んでいる予想が、2回に減少するようなことは無い範囲だろうと考えています

市場を下支えしてくれる可能性はあるかもしれませんが、方向感を転換できるほど強い材料にはならないだろうと見込んでいます

木曜日の住宅着工件数は改善見通しですが小幅であることから若干ネガティブ、金曜日のミシガン大学消費者態度指数の速報値は強い内容が出てくる見通しで、利上げ長期化懸念で下押し圧力になるのではと考えています

木曜日の前週分新規失業保険申請件数は、毎週のことでしつこいと思われるかもしれませんが、FRBの金融政策が注目されている間は無視することのできないイベントですので、チェックしておくことをお勧めします

ただ前回発表分では市場予想を上回る数字が出ることで雇用環境の悪化が確認されましたが、それ以上に翌営業日の雇用統計を意識して強い下落をした経緯がありますので、その点にも注意した方がいいかもしれません

今回でいうと同日22時15分にECBの政策金利が発表され、50bpの利上げが予想されていますので、こちらが予想外に大きな利上げ幅を示した場合などは、金融引き締めによる景気悪化懸念が広がる可能性もあります

週内のイベントを全体的に数字だけ見ると週前半は弱い傾向がありそうで、本来であれば株式市場にはポジティブな材料になると判断できるかと思います

ただ消費者物価指数の前月比が+0.4%というのは強い内容だと考えていますので、この辺りが相場を下押してしまい、その影響が週後半の堅調な住宅着工件数の発表まで及ぶのではと心配しています

また週末はメジャーSQであるクアドルプル・ウィッチングとなりますので、市場での取引量が急増する傾向があります

金融相場が急激な乱高下をする可能性がありますのでご注意ください

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は30,600ドルから32,400ドルです

予想値幅下限は昨年5月20日の安値の価格を、上限は200日単純移動平均線の価格を目処に設定、自律反発狙いの上昇が入る可能性はありますが、全体的には強い下落が発生する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日は反発を見せるものの終値基準ではエンベロープ中央線の上抜けはできず、火曜日からは強い下落へと入っていきます

木曜日の下落で直近の安値や200日単純移動平均線を下抜け弱気へと一気に傾き、金曜日はいったん上昇方向へと切り返そうとするものの、シリコンバレーバンクの経営破綻という材料で強く下押されています

昨年の10月から11月に上昇した際の高安の半値基準が31,700ドル付近に迫っていることから、この周辺でいったん自律反発が入る可能性はありますが、大きな下落方向の流れが止まるかどうかは判断が難しいところだと思います

一般的なリスク回避の売りであれば、テクニカル的にはある程度強い下落でも昨年8月の下落時のように、31,200ドル周辺を底値に反発を見せてもいいと思います

ただ今回はシリコンバレーバンクが破綻した影響がどの程度のものなのか判断しかねていて、この価格帯が下支えになるかは微妙なところだと思いますが、節目になる可能性は考慮しておいてもいいのではと思います

ただそこで反発しても、エンベロープ中央線の上抜けを確認できるまでは、相場が底を形成したと考えるのは危険な下落だと思います

前回の下落と同様、32,400ドルまで短期的に反発したとしても、エンベロープ中央線をしっかり上抜けて推移する状態に入るまで、綾戻しだと判断して対応したほうが無難だと思います

インジケーターではADXは18台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは31台を下落推移、もう少し下がる余裕幅はあるものの、一旦は下落が止まるタイミングが近づいています

ただそこで相場の下落が止まり反転するのかというと、そうは考えていません

数営業日を要するとは思いますが、週内にはADXが20を上抜け、このまま下落トレンドへと突入、優先されるインジケーターのシグナルはMACDへと移行するだろうと予想しています

週内の近いうちに自律反発があると考えるべきですが、それは相場を転換するような上昇ではなく、あくまで下落途中の綾戻しと考えるべきだと判断しています

MACDはMACDシグナルの下で下落推移を継続、再度乖離幅を拡大傾向にしています

ここから先は下落が終了したかどうかの判断は、MACDのMACDシグナル上抜けが発生したかどうかが重要になってくると思います

月曜日によほど強く上昇、火曜日以降も堅調な推移を見せるような値動きが発生しない限り、ニューヨークダウは下落トレンド相場へと突入し、MACDのシグナルとしての重要度が上昇すると考えています

FOMCの利上げ幅見通しが週内にいったん50bpが優勢となる場面があったものの、それが25bp優勢へと変化したことは、株式市場にはポジティブな材料だとは思います

一方でシリコンバレーバンクの経営破綻のニュースは、それ以上にネガティブな材料だったと思います

今のところシリコンバレーバンクの経営破綻がどの程度実体経済に影響を及ぼし、株式市場への下落バイアスがどの程度強いのかをはっきりとは判断できていませんが、金曜日の下落が強かったので、一旦は楽観的な買い戻しが入るタイミングがあるかもしれません

ただシリコンバレーバンクが主に取引を行っているのはテック企業であることから、どちらかというと小型の会社が多い可能性があります

シリコンバレー銀行に預金がある場合、その資金の引き出しは事実上行えないでしょうし、そうなると事業継続にも支障が出てくる可能性があります

この流れが数日中に実際に出てきた場合は、ドミノ倒しのように経営破綻のニュースが連続し、株式市場には強い下押し圧力が発生する可能性は十分に考えられると思います

テクニカル的にも調整に入ろうとしているところで、下げ幅を拡大するようなバイアスになっている印象です

相場が極端に強く下落するとも考えていませんが、一旦は強めの調整に入るタイミングであると考えて対応したほうがいいだろうとは考えています

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、自律反発狙いの上昇が入る可能性はありますが、全体的には強い下落が発生する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は32,800ドルの上抜けです

イメージしているのは週末のエンベロープ中央線の価格の上抜けです

ここまで強い下落が発生した場合、エンベロープ中央線の上抜けが確認できるまで、相場が下落方向から転換したと判断するべきではないだろうと考えています

直近の反発でも同様で、月曜日は反発しましたが終値基準では上抜けをできないまま反落に入っています

もちろんエンベロープ中央線はただの20日単純移動平均線ですので、多少の上抜けはあるかもしれません

ですがここをある程度しっかりと上抜けて推移し始めないと、強い下落相場が終わったと判断することはできない状況へと入っているのではと考えています

下落方向は29,600ドルの下抜けです

ここは昨年6月17日の安値の価格です

ここを週内に下抜ける強い下落を見せてきた場合、そのまま直近安値28,600ドルを試す展開へと入ると考えられます

ただそこで下げ止まるかは正直わかりません

すでに2,000ドルを超える下落幅となりますので、相場の下落スピードは通常とは異なっているものと考えられます

この場合は相場がクラッシュへと向かっていると考えて対応したほうがいいかもしれません

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は10,400ポイントから11,400ポイントです

予想値幅下限は2022年末の安値の少し上の価格を、上限は200日単純移動平均線の価格を目処に設定、自律反発狙いの上昇が入る可能性はありますが、全体的には強い下落が発生する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日はいったん上値を試すも小反落、エンベロープ中央線の下で引けています

これはニューヨークダウと同様の傾向です

その後の下落で木曜日には200日単純移動平均線を下抜け、金曜日はいったん200日単純移動平均線へ接近しますが、シリコンバレーバンクの経営破綻のニュースを受け下落幅を拡大しています

直近の安値や高安の半値基準も下回り、弱気方向へと値動きが大きく傾いている印象です

一旦は節目を下抜けたことで自律反発が入る可能性はありますが、この下落推移が止まると考えるのは危険だと思います

ナスダックが強い下落に入る際には、エンベロープ下限を下抜ける推移が見られますので、今回も同様にエンベロープ下限は下値支持にはならないと考えて対応したほうがいいだろうと考えています

続落する可能性は高まっているものの、反転を予感させるようなものは今のところ無いと判断しています

インジケーターではADXは17台を横ばい推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

ただ注意したいのは+DIと-DIの乖離幅が拡大し始めていて、このまま下落が強く続いた場合、下落トレンド相場へと突入する可能性がある点です

RSIは39台を下落推移、35付近まで下落するといったん反発することがよく見られますので、もう少し下落すると反発するタイミングがあるかもしれません

今のところRSIシグナルは下向きで50を下抜けていることから、相場は弱気方向へとしっかりと転換、現在のところ反発のシグナルは特に出ていない状態だと考えています

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、MACDが強弱の分かれ目の0を下抜けたことから相場が弱い展開へと入っていることはうかがえますが、それ以外には特にシグナルは出ていないものと考えています

今後ADXが上昇して20を上抜けて来た場合には、下落トレンド相場に入ると考えられますので、その際にはMACDのMACDシグナル上抜けが下落相場の終了を確認できる大事なシグナルとなるものと考えていますので、今後の推移には注意が必要だと思います

今回のシリコンバレーバンクの経営破綻は、ニューヨークダウよりナスダックに悪影響を及ぼす可能性があります

そのため今回の下落が継続する場合、下落率は相対的に高いものになると考えられますので、その点には注意が必要だと思います

次回FOMCでの利上げ幅見通しこそ25bpへ低下していますが、シリコンバレーバンクの破綻の影響がどの程度なのか、はっきりするまでは警戒感を緩めるのは危険かもしれない点には注意してもいいのではと考えています

以上のことからこれから1週間のナスダックは、自律反発狙いの上昇が入る可能性はありますが、全体的には強い下落が発生する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は11,500ポイントの上抜けです

イメージとしてはエンベロープ中央線の上抜けです

ただ上抜けただけではなく、上抜けた後の安定的な推移も必要な条件ではありますが、上抜けが発生した時点で、一旦下落が終わる可能性を考慮してもいいのではと考えています

ただ併せてMACDのMACDシグナル上抜けが確認できないと、ちょっと危険かもしれない点には注意が必要だと思います

下落方向は10,000ポイントの下抜けです

相場が予想外に大きな調整へと入る可能性が高まります

予想値幅よりもさらに400ポイント下、金曜日の終値からは10%以上下落している水準で、かなり強い下落が発生している状態です

そこから先の下落がどこまで進むのか予想するのが難しい状態で、下値をどんどん切り下げる可能性がありますので、かなり警戒したほうがいいと考えています

S&P500の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

SP500のチャート

これから1週間のS&P500の予想は下落、予想値幅は3,640ポイントから3,940ポイントです

予想値幅下限は昨年9月の下落でいったん下げ止まった価格を、上限は200日単純移動平均線の価格を目処に設定、自律反発狙いの上昇が入る可能性はありますが、全体的には強い下落が発生する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日の反発はエンベロープ中央線の上抜けを見せるものの終値では下の状態で引け火曜日以降は下落、一旦水曜日にボリンジャーバンド中央線付近で粘る値動きを見せますが、木曜日以降は強い下落となっていて、直近安値も下抜けて行きました

高安の半値基準も下抜けていて、かなり弱い値動きへと入っています

ここまで下落すると、このまま直近安値3,760ポイントを目指す動きになると考えていいと思います

今のところ反発するような兆候は無く、有ったとしてもここまでの強い下落に対する自律反発があるかどうかだと思います

他の3指数と同様にエンベロープ中央線の上抜けを確認するまでは、相場の下落方向の推移が終わったと判断するのは危険な推移だと考えています

インジケーターではADXは13台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

SP500のインジケーター

RSIは34台を下落推移、30接触辺りで一旦の反発をする可能性はありそうです

ただ相場が転換するような反発になるかは、その時の相場環境次第だろうと考えています

また強い下落相場へと入っている場合、30を下抜けることもありますので注意が必要だと思います

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、乖離幅を再拡大しています

MACDとMACDシグナルのどちらも中間点の0を下抜けていますので、弱気相場へと入っていると判断しています

ただ相場の方向感が転換するようなシグナルが出ている状態だとは考えていません

今のところ相場の展開が弱いということを確認できるといった感じだと思います

3指数とも同じように強い下落相場へと入っていて、アメリカの株式市場が全体的に弱い状態であることを確認できるかと思います

3指数の値動きがここまで同じような傾向を辿っているのであれば、相場は一方的なリスク回避の動きへ入っていると考えて対応した方がいいだろうと思います

下落途中で自立反発狙いの買いが入ることはあるかもしれませんが、はっきりと相場が転換したシグナルを確認できるまでは下落方向の推移が継続すると考えて対応する方が無難だろうと考えています

以上のことからこれから1週間のS&P500は、自律反発狙いの上昇が入る可能性はありますが、全体的には強い下落が発生する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は4,000ポイントの上抜けです

イメージしているのはエンベロープ中央線の上抜けです

上抜けた後にエンベロープ中央線の上で安定的な値動きを見せた場合、相場の下落推移はいったん終わった可能性が考えられます

その際にはMACDのMACDシグナル上抜けも同時に確認できるかどうか、注意して見ていったほうがいいかなと考えています

下落方向は3,640ポイントの下抜けです

ここを下抜けた場合、そのまま直近安値3,490ポイントを目指す下落に入る可能性が高まります

その後もそこで反発できるか判断が難しい展開になると思いますので、注意したい値動きだと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

【日経平均の予想】円高推移を伴うアメリカでのリスク回避の売りが発生する可能性【週間日経平均予想】
アメリカ市場でのリスク回避で、資金が株式市場から債券市場へと流れている兆候があります。強いリスク回避の動きがある際に見られる特徴的な推移で、これが発生すると日経平均にはさらに強い下落バイアスがかかる可能性が高まります。下落への警戒レベルとか...

9月30日の終値を中心に11月24日の終値を高値、1月4日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は27,000円から28,200円です

予想値幅下限は2月22日の安値の価格を、上限は金曜日の終値の価格をめどに設定、下落推移を継続する展開を予想します

最初にお断りしたいのですが、今回の予想では金曜日にアメリカで発生したテック関連のスタートアップ融資を行っていた米中堅金融SVBFGの傘下にあったシリコンバレーバンクの経営破綻が、どこまで実体経済に影響を与える可能性があるのかを把握しきれていませんので、その点にご注意ください

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は前週末のアメリカ株上昇を受け、ハイテク株をはじめ幅広い銘柄に買いが入り上昇、火曜日は短期筋の先物への断続的な買いが相場を押し上げますが、戻り待ちや利益確定の売りが上値を抑え小幅上昇、水曜日は前日のアメリカ株安受け下げて始まりますが為替の円安推移を材料に上昇、木曜日は米ハイテク株高や為替の円安推移を受け買いが入りますが、買い一巡後は利益確定売りが出て上値を抑えられる形で上昇、金曜日は発表された日銀金融政策決定会合の結果は金融緩和を継続するというものでしたが、前日のアメリカ株の下落と時間外先物での下落継続を受け米雇用統計の発表を控えリスク回避の売りが強まり下落して週の取引を終えました

前回予想では週後半に下落、ただ3月3日の金曜日の水準からは週末の引け値は高い可能性があるとお話ししていましたが、おおむねその内容の値動きになったかと思います

一方で上値目処として考えていた28,500円の上抜けを見せていて、これは上昇方向の注意ポイントにあたる価格帯の上抜けで、この場合29,200円から29,400円まで上昇する可能性が出てくるとお話ししていましたが、その点は予想から外れたポイントだと思います

今回の高値の予想ですが、これに関してはかなり難しかったと思います

以前の高値からも上抜けていますし、反落するポイントとしての目処も特にない水準だったかと思います

ライブ配信内では水曜日と木曜日の時点ですでに高値圏にあり、ここから反落するとの見通しは継続してはいましたが、予想動画を公開した土曜日の時点での見通しではこの辺りは甘かったと思います

ただ残念ですがこの頂点の予想に関しては、何かを改善して対応できるものではないと考えています

予想値幅を引き上げて対応することはできたかもしれませんが、それは上昇方向に踏まれた際には危険な行為だと思います

そのため今回の予想からずれた上昇に関しては、今後の予想の修正に生かしていくのは難しい値動きだったのではと今のところ考えています

これから1週間の主なイベントですが、水曜日の機械受注は製造業の強弱感を確認できますので、どのような内容が出てくるのかを確認しておきたいイベントです

日本市場の主なイベント

前月比では少し後退する見通しですが、そこまで強い悪化ではなさそうです

日銀金融政策決定会合議事要旨は注意したいイベントではありますが、黒田さんが総裁である最後の金融政策決定会合では政策の変更がありませんでしたので、今回は特に材料視されないだろうと考えています

同日発表の貿易統計ですが、前の週では国際収支・貿易収支が大幅赤字だったことからドル円相場へいったん円安方向へのバイアスがかかった模様ですので、今回発表される貿易統計に関しても発表される結果が市場予想より大きくマイナス方向へ振れた場合は円安推移が起こり、セクターによって強弱が分かれるとは思いますが影響が出る可能性がありますので注意が必要かもしれません

アメリカでは火曜日に消費者物価指数、水曜日に小売売上高と卸売物価指数、木曜日に住宅着工件数や建設許可件数と前週分新規失業保険申請件数、金曜日にはミシガン大学消費者態度指数と注目度の高いイベントが相次ぎます

ただ3月22日のFOMCでの利上げ幅は50bpとなる可能性が最も高いのではと予想されていますが、その流れを変えられるほどの影響を与えられる経済指標は無いと思いますが、利上げの継続期間の見通しには影響を与える可能性がありますので、強すぎる内容が出てこないかには注意が必要だと考えています

また週末はメジャーSQであるクアドルプル・ウィッチングとなりますので、市場での取引量が急増する傾向があります

金融相場が急激な乱高下をする可能性がありますのでご注意ください

海外系証券会社のオプションの動向ですが、3月9日木曜日までの数字は3月限のオプション動向で、今後影響がある4月限は10日のみですのでご注意ください

ABNアムロは上目線、CALL28,750・28,875円での買いが強くなっています

ABNアムロのオプション動向

ただ28,500円から下では28,375円で買いが入っているものの全体的に売り優勢です

PUTでは28,375・28,250円で買い優勢も28,125円から下は売り優勢、CALLでの売りよりも売り建玉が多い印象です

建玉残は28,750円を損益分岐点に、上昇するほど利益が増加する上目線のポジションをとっています

JPモルガンは下目線、CALL・PUTともに売り建玉が中心となっています

JPモルガンのオプション動向

傾向としてはCALLの売りが強い印象です

建玉残は全体的に損失が出ますが、27,500円から下では損失が一定値に安定するも、上昇するほど損失が拡大する下目線のポジションをとっています

オプション全体の取引では、CALLが若干優勢で28,875円や29,000円での取引が活発で、PUTに関しては27,500円での取引が多くなっていました

建玉残もCALL優勢で上目線、金曜日の時点では上目線であると判断できると思います

225mini先物では、ABNアムロは直近では下目線、ただ6月限に関しては上目線ですので注意が必要です

225mini先物の建玉

JPモルガンは直近に関してはニュートラル、ただし6月限に関しては下目線です

オプションと合わせると、ABNアムロはニュートラル、JPモルガンは下目線であると考えています

これから1か月程度表示する6月限の建玉残に関してですが、4月限が終わるまでJPXが発表する数値で確認ができませんので、あくまで暫定値である点にご注意ください

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、今回は金曜日の出来高を中心に判断したいと思います

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

特にモルガンなどで見られる週前半の大きな売買は、前月からのロールオーバーが行われていますのでご注意ください

今回の判断はかなり短期的なもので、できれば来週1週間を確認してから判断したいところです

CTAのクレディスイスは買い優勢で上目線、ただし建玉残はマイナスである点に注意が必要です

モルガンは売り優勢で下目線、ただしこちらも225ラージは大きな買い建玉残が残っています

グローバルマクロのゴールドマンとシティは下目線、JPモルガンは上目線だと考えています

ただJPモルガンに関してはオプションと225miniで下目線でしたのでニュートラルと考えておこうと思います

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディスイスは上目線でモルガンは下目線、グローバルマクロのゴールドマンとシティは下目線でJPモルガンとアービトラージのABNアムロはニュートラルだと判断しています

直近の攻防が行われそうな価格帯は27,500円から29,000円、この辺りが中心価格帯となりそうです

裁定取引の残高は買い残高が優勢、確認できる水曜日までの取引ではかなり大きく買いが膨らんでいました

裁定取引の残高推移

一方で売り残に関しては横ばい傾向、そこまで強く増加するような動きは見られませんでした

木曜日と金曜日に関してはどのような取引になっていたのか確認できていませんが、金曜日の下落が買い残高の解消に伴うものだったのか、後程確認したいところです

ただ買い残に関してもそこまで多く積みあがっているわけではありませんので、先物の買い残解消による売りであった場合、そこまで長期間の下落が発生するとは考えにくいのではと考えています

一方で売り残もかなり低水準ですので、積極的な売り仕掛けが行われないかには注意が必要かもしれません

この辺りは現段階で判断することは難しいと思いますので、SQを超えた後にどのような動向が現れるのかを確認して判断することが大切だろうと考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日は窓開けをして3営業日は強い陽線の上昇を見せますが、木曜日に再度窓を開けて上昇したところで十字線、金曜日は再度窓開けをして大陰線を作る形で下落しています

高値圏で頂点を付ける際に見られる宵の明星と言われるパターンで、代表的な反落サインとなっています

一旦は直近の高値28,500円を上抜けることで、さらに高値追いをする可能性も考えられましたが、アメリカ市場の強い下落を日本市場も受ける形となってしまっています

金曜日の下落では月曜日の上昇時に開けた窓を埋めようとするような値動きも見られていますし、このまま月曜日以降も下落を継続する可能性が高い状態だと判断しています

ここまではっきりと下落を開始したのであれば、まずはエンベロープ中央線まで一気に調整に入ると考えたほうがいいと思います

問題はその後の値動きです

エンベロープ中央線を一気に下抜けて下値を試す場合は、エンベロープ下限への接近や接触、もしくは強い節目まで一気に下げ幅を拡大する可能性がある、かなり危険な下落へと入っていく可能性が高まると考えています

エンベロープ中央線の下抜け後の下値支持で想定されるのは、直近高安の半値基準や以前の高安の半値基準、そして今回の上昇が発生した際の起点となっている2月22日の安値の価格付近である27,000円から、100日と200日の単純移動平均線がある27,350円周辺が目処になるのではと考えています

単純移動平均線に関してはここから日柄をこなすと上昇していきますので、その分下値目処が高くなる点には併せて注意が必要だと思います

ただここで下落が止まるかどうかは、今のところ判断ができません

昨年12月後半の急落局面では、同様に節目となると考えられた27,000円を一気に下抜けたこともありますので油断はできません

段階的には、エンベロープ中央線、27,000円から27,400円、そしてエンベロープ下限周辺、この3つのどこまで下落するか現段階では判断できませんが、このどこかが節目となる可能性はあるだろうといった感じです

インジケーターではADXは19台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは59台を下落推移、RSIシグナルの下抜けを見せています

木曜日の上昇で一旦RSIシグナルは 70を上抜け高値圏へ突入、そこから一気に下落しています

表示しているトレーディングビューではRSIシグナルに下支えされるような推移を見せていますが、HyperSBI2ではRSIシグナルの下抜けを見せていますので、下抜けをしているという形でお話をさせていただいています

RSIシグナルの下抜けを見せていることから、このまま50から60の間付近まではもう1段下落が続くと考えていいと思います

RSIシグナルもここまで上向きだったところから下向きになりそうで、これも少し悪い材料です

今のところRSIは50を上回った水準を維持していますので、そこまで弱い状態とも言えないですが、金曜日の下落角度がかなり急でしたので、この角度を維持した下落が続いてしまわないかには注意が必要だと思います

MACDはMACDシグナルの上で推移していますが下落を開始、MACDシグナルとの乖離幅を縮小し始めています

現在はレンジ相場であると判断していることから強いシグナルを出しているとは判断できない状況だと思いますので、方向感としては弱い向きになり始めていることと、今はまだ直近の値動きの中では価格が高めの位置にいることを確認できるといった感じで、相場の方向感を強く示すようなシグナルは出ていないものと判断しています

オプション動向などから考えると、価格帯としては27,500円を下値にいったんは底堅い展開が見られる可能性もありますが、この辺りはアメリカ市場がどのような推移をするか次第というところがあるかと思います

また金融市場全体がリスクオフの方向へと動いていて、米10年債利回りが低下傾向となっており、ドル円相場では円高推移が発生する可能性があります

これは日経平均には下押し圧力となる可能性があり、場合によっては予想値幅よりも大きな下落幅を見せてくる可能性もあるかもしれません

インジケーターでは弱いシグナルがそこまで極端に出ている状態ではないとは考えていますが、アメリカ市場の値動きを考えると日経平均単独で強い動きに行くことは難しいものと考えています

また裁定取引では売り残高が少ない状態が続いていますので、今回の調整方向への値動きに合わせるように売り仕掛けが起こらないかにも注意が必要だと思います

以上のことからこれから1週間の日経平均は、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,400円の上抜けです

再度ここまで強い動きを見せてこられるのであれば、ここから再度高値をうかがうような推移に入る可能性はあるかもしれません

ただそのためにはアメリカ市場でかなりポジティブな値動きが起こらないと難しいと思いますし、そこまで強い値動きが発生するようなイベントがあるともなかなか考えづらい状況です

そのためまず起こらないだろうとは思いますが、改めて28,400円の上抜けが起こった場合には強い値動きが発生するかもしれない点には一応注意しておきたいと思います

下落方向は27,000円の下抜けです

27,000円周辺は下値支持として比較的強固な価格帯だと考えています

その代わりここを下抜けてしまった場合には、一気に直近安値25,600円周辺まで下値を広げる可能性があります

発生した場合には思わぬほど急激な下落を起こす可能性があるポイントだと思いますので、注意して見て行きたい価格帯だと考えています

ドル円相場の予想と注意ポイント

【ドル円の予想】ボラティリティの高まりに警戒【週間ドル円予想】
テクニカル的に円高方向への調整を行うと考えていたところで、シリコンバレーバンク破綻というニュースが強い下落を発生させました。アメリカの長期債利回りの下落ははっきりとリスクオフの流れを示していて、ドル円相場にもこの流れが波及しています。この下...

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は130円00銭から136円20銭です

予想値幅下限は12月20日と1月3日の安値の価格を、上限はボリンジャーバンド中央線の価格を目処に設定、週初にいったん反発する可能性はあるものの円高推移を継続する展開を予想します

最初にお断りしたいのですが、今回の予想では金曜日にアメリカで発生したテック関連のスタートアップ融資を行っていた米中堅金融SVBの傘下にあったシリコンバレーバンクの経営破綻が、どこまで実体経済に影響を与える可能性があるのかを把握しきれていませんので、その点にご注意ください

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はパウエルFRB議長が議会発言でタカ派姿勢示すのではとの観測から米長期金利が上昇も、日米で週内に重要イベントを控えていることから上値は重くなる形で円安、火曜日はパウエルFRB議長が議会証言で利上げペースの加速や利上げ長期化の可能性を示唆したことで金融引き締めが長期化するとの観測から円安、水曜日はアメリカの利上げ長期化観測でいったん円安推移しますが週末の米雇用統計を控える中で利上げ長期化が景気冷やすとの見方から米長期債が買われ金利が下落し円高推移も、その後米長期金利が再上昇し最終的には円安、木曜日はアメリカで発表された新規失業保険申請件数が市場予想を上回って悪化したことから米長期金利が下落し円高、金曜日は発表された米雇用統計は市場予想より悪化、FOMCでの利上げ幅の見通しが25bp優勢となりいったん円安推移しますが、SVBFG傘下のシリコンバレーバンクが経営破綻、リスク回避姿勢が強まることで米長期金利が低下し円高推移して週の取引を終えました

前回予想ではエンベロープ中央線を目指す円高推移を予想していましたが、予想値幅上限は突破しています

上昇方向の注意ポイントにこそ入らなかったものの、ボラティリティが高い状態となっています

金曜日の強すぎる下落はイレギュラーだと考えていますが、おおむね予想通りの値動きだったのかなといった印象です

これから1週間の主なイベントですが、火曜日にアメリカで発表される消費者物価指数は、市場予想では前月より低い数字が出てきそうですが、前月比の内容は+0.4%と決して低いものではないと考えています

ドル円相場の主なイベント

市場予想通りであれば金融引き締め長期化懸念から円安バイアスがかかるのではと警戒しています

水曜日にはアメリカで小売売上高と卸売物価指数が発表されますが、市場予想では前月より低下見通しで、利上げ長期化懸念後退からの長期金利低下、または景気後退懸念から米長期債へ買いが入ることで米長期金利が低下し、円高バイアスがかかる可能性があるのではと考えています

木曜日に日本で発表される貿易統計では、前週に発表された国際収支・貿易収支が市場予想よりマイナスだったことからいったん円安バイアスがかかった模様ですので、今回発表される貿易統計に関しても発表される内容には注意が必要だと考えています

同日アメリカで発表される住宅着工件数は強い見通しで利上げ長期化懸念から円安バイアス、ただ同日発表される前週分新規失業保険申請件数の内容によってはそちらが大きな影響を及ぼす可能性がありますので注意が必要だと思います

その後にはECBが政策金利を発表、ラガルドECB総裁の定例記者会見が予定されています

強い利上げが継続される場合ユーロがドルに対して強くなることで、円にも相対的に円高バイアスがかかる可能性がある点には注意が必要だと思います

金曜日のミシガン大学消費者態度指数の速報値は強い内容となりそうで、こちらは利上げ継続懸念で円安バイアスがかかるのではと考えています

水曜日と木曜日にいったん円高に下押される可能性がありそうですが、その前後では円安バイアスがかかりそうかなと見込んでいます

また週末はメジャーSQであるクアドルプル・ウィッチングとなりますので、市場での取引量が急増する傾向があります

金融相場が急激な乱高下をする可能性がありますのでご注意ください

チャートのテクニカルでは、週半ばにかけてボリンジャーバンド中央線を下支えにするように再上昇、エンベロープ上限の上抜けを見せていたことから円安推移を再開する危険性を考えていました

ただ上昇は水曜日までで、200日単純移動平均線とボリンジャーバンド上限に押し下げられるように木曜日には反落、ボリンジャーバンド中央線を下抜け100日単純移動平均線に下支えされる水準まで反落しいったん調整に入ろうとしました

ただこれが金曜日に入ると再上昇を見せるも、そこから一気にエンベロープ中央線を大きく下抜けるほどの下落を見せています

テクニカル的に考えるとかなり弱気に傾いている状態ですが、今回の下落は外部要因があまりに大きいため、どこまでテクニカルで処理していいのかは難しいところです

外部要因を考えずにテクニカルだけで考えた場合、一旦エンベロープ中央線を強く下抜けたことから、これから起こる値動きには2つのパターンが考えられます

1つは下落してくるボリンジャーバンド中央線を目指していったん反発、そこから反落してエンベロープ下限を下抜ける強い下落をするパターン、もう1つはこのまま下落推移を継続して、そのままエンベロープ下限を下抜ける強い下落をするパターンです

どちらにしてもテクニカル的には、最終的にエンベロープ下限を下抜ける強い下落を見せる可能性が高まっていると考えて対応したほうがいいタイミングだと判断しています

通常の下落であれば直近高安の半値基準と考えられる133円周辺で下げ止まる可能性がありますが、初動の下落速度が強めですので、仮に下げ止まったとしてもそこで調整が終わったと判断していいのかは難しいところです

今回発生しているSVBの破綻がどこまで影響するのか見通せない状況であるため、警戒度はできるだけ高めておいた方がいい状況だと思います

インジケーターではADXは31台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル相場のインジケーター

RSIは50台を下落推移、RSIシグナルの強い下抜けを見せて、一気に強弱の分かれ目まで達しています

かなり強い値動きが発生していて、短期的にはこのまま上下を繰り返しながらも、30接触まで一旦は下落すると考えるべきタイミングに入っていると判断しています

ここからRSIシグナルがRSIに追従する形で下落を開始すると思いますが、RSIがRSIシグナルに接触できるほど反発できるかわからない状況です

MACDはMACDシグナルを下抜ける下落を見せています

ADXが下落することで相場の方向感が失われている状態だと判断していますが、ここまでは上昇していたことでトレンドが発生、今回のMACDのMACDシグナル下抜けはここまで続いていた上昇トレンドがいったん終了したことを示していると判断しています

ここからは相場が横ばい気味に推移するか、反落するタイミングに入ったと考えるべきだろうと思っています

昨年9月のように横ばい推移して再上昇する値動きに入るのかはMACDの動きからだけでは判断できませんが、少なくとも継続的な円安推移はいったん終了したと考えていいと思います

イベント的に考えると週の半ばは円高気味にバイアスがかかる可能性があるものの、その前後では円安バイアスがかかる可能性がありそうです

ただアメリカの10年債利回りの値動きを見ると非常にわかりやすいのですが、シリコンバレーバンクの破綻がどこまで経済に影響を与えるのかは不透明ながらも、市場は一旦大きなリスク回避の動きに入っていることが確認できます

アメリカの雇用環境を考えるとリセッションに入ったと判断することができる状況ではないと考えていますが、シリコンバレーバンクの破綻が金融市場にはすでに織り込まれ、これ以上影響が起こらないと判断するのは楽観的過ぎるかもしれません

またテクニカル的にも一旦は円高推移が発生してもいいところで、リスク回避を行わなければならない要因が発生していますので、テクニカル的な判断に加えリスクの高まりを加味して、強い調整に備えたほうがいいタイミングだと考えました

また週末にはSQがあり流動性が高まる可能性がありますので、下値目処はかなり広めにとるべきだろうと考えて予想しました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週初にいったん反発する可能性はあるものの円高推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は138円00銭の終値基準での上抜けです

テクニカル的に円安推移へ再度切り返す可能性のあるポイントだと考えていますので、ここを上昇方向の注意ポイントとしたいと思います

気を付けたいのはテクニカル的に重要な転換点だと考えていることから上昇方向の注意ポイントとしてはいますが、今回に関してはそのまま円安推移に入ると考えるのは楽観的過ぎるかもしれない点です

そのため一応気を付けたい節目と考えつつ、それでも反落の可能性には備えるべきだと思います

この値動きが起こる際に、シリコンバレーバンクの経営破綻が経済に大きな影響を与えない見通しが立っているのであれば、そのまま円安推移を継続する可能性を考慮してもいいかもしれません

下落方向は128円00銭の下抜けです

下落の仕方にもよりますが、リスク回避の円高が発生する場合130円あたりまでは一気に調整に入る可能性はあるのではと考えていますが、それでも直近安値の128円を下抜ける値動きが発生してしまうと、テクニカル的にも強い下落へ入ってしまう覚悟をするべきだろうと考えています

この場合は下落の過程で上下は繰り返すものの、最終的には114円前後までは調整する可能性が高まります

通常の値動きであれば考えられないほど大きな下落で、発生する可能性はかなり低いとは思います

ただ128円の下抜けが起こるとそこから10円は円高に推移する可能性が高まる点は念頭に置いてトレードを行うべきだと思います

あとがき

アメリカ市場に関して

3指数の予想内容を見比べると注意したい点は共通していて、まずはエンベロープ中央線の上抜けが見られるかどうかで、相場が強い下落展開から転換するかの判断ができると思います

またMACDのMACDシグナル上抜けも重要なシグナルだと考えていて、これらを確認できるまでは、下落推移が継続している可能性を考慮して対応するべきだろうと考えています

前回予想からその傾向がありましたが、今は3つの指数の値動きの予想がほぼ一致していて、強弱感に多少の違いはあるものの、アメリカ市場全体が同じ方向へと動く傾向が出ています

そのような中で出てきたシリコンバレーバンクの経営破綻のニュースですが、これがどこまで実体経済に影響を及ぼすのか、今のところ目処が立っていません

小型テック企業の資金のショートによる倒産や、金融市場からのリスク資産の引き上げ、他の銀行への影響など、実際に何が起こるかわからないことが多い状況となっていると思います

私自身もナスダック100の投資信託を続けていますが、買い入れは継続しつつも今までの分はいったん現金化したほうが無難なのではと思い始めています

終末に出てきたシリコンバレーバンクの影響がどの程度であると見込まれるのか、これからさらに調べてみて、自分のポジションをどうするべきかよく考えてみたいと思います

日経平均に関して

木曜日に発生した宵の明星は、反落する際によく見られるシグナルです

そして金曜日の下落は非常に急激でしたので、ここから強い下落が発生すると考えていいと思います

一方で日経平均が最安値を伺うような下落に入るのかというと、現在位置している価格帯は非常に高い水準で、仮に調整を行ったとしても半値基準あたりまでで済むのではないかという見方もできるかもしれません

ただアメリカ市場で起こっている下落は、テクニカル的な反落タイミングに、シリコンバレーバンクの経営破綻が拍車をかける形となっていて、その影響もどこまで広がるのか今のところわからないところがあります

仮にこの後大きな影響が出てしまい、株式市場が本格的な調整に入ってしまうのであれば、日本市場も大きな影響を受けることは避けられないでしょう

リスク回避の売りが出る場合に気をつけなければならないとよくお話をしていた、ドル円相場の円高推移が発生しているのも不安な材料です

米10年債利回りにはリスク回避と思われる買いが入っていて、これからFOMCでの利上げが行われるという見通しであるにもかかわらず、金利低下は強い勢いになっています

米10年債利回りのチャート

この流れでドル円相場の円高推移が継続するのであれば、日経平均にはおのずと下落方向のバイアスがかかるはずです

私自身のポジションをどうするべきか今のところまだ決定はしていないのですが、危なそうなら個別銘柄や投資信託のポジションを一旦すべて現金にしてしまおうかなと考えています

ドル円相場に関して

今回のような状況の陥った場合、相反することに気を付けなければならないと思います

1つは楽観的になってリスク回避を行わずにいることです

今回のような銀行の経営破綻が発生した場合、その影響がどこまで広がるのかを初動で判断することはかなり難しいです

そのため為替の値動きだけを見て判断すると、金曜日の推移でいったんリスクを織り込んだと考えることもできてしまいますが、リスクヘッジを行わないままでいるのは楽観的過ぎて危険だと思います

しばらくの間はどの程度の影響度があるのか、見極める時間的余裕を設ける必要性があると思います

2つ目は悲観的になりすぎてしまうことです

大きすぎて全容が掴めないリスクに対して、ヘッジを行うことは正しい行動だと思います

一方で相場を極端に悲観的にとらえて大きく下落方向へ勝負をすると、思わぬほど短期間で今回のリスクを織り込み、その反発が起こる可能性もあります

この2つは相反するものの、同時に警戒して対応しなければならない大事なことだと思います

各トレーダーの手法によっては、今回のシリコンバレーバンクの破綻は相場を大きく動かす材料となっていますので、ここは大きな利益を出すチャンスなのかもしれません

投資の結果が自己責任である限り、どのようなトレードを行うことが正解なのかを私が皆さんにお話しすることは難しいかと思います

ただ本当に気を付けてください

シリコンバレーバンクの破綻がもう去った危機のか、それともこれから来る危機なのか、実際のところ判断できる人はほとんどいないと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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