株式市場の一旦の反発は綾戻し、ドル円相場の反落は次の上昇への一休みの可能性

週間株為替予想

こんにちはしーさんです

ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500・日経平均・ドル円の予想を毎週土曜日に配信している週間株とドル円予想です

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アメリカ市場の1週間の振り返りと今週の予定

【ダウ・ナスダック・S&P500の予想】反発しても綾戻し?ブルトラップに注意【週間アメリカ株予想】
ダウ・ナスダック・SP500と、3指数ともそろって強めの下落を開始しました。どこまで下げるのか底値をうかがうことは難しいですが、下落初期に注目するならエンベロープ中央線かなと考えています。そのため3指数とも、予想する際の着眼点はかなり似通っ...

ここ1週間の値動きですが、月曜日はプレジデントデーで休場、火曜日はホーム・デポとウォルマートの決算内容が市場予想を下回り景気敏感株に売りが波及、発表された購買担当者景気指数は市場予想を上回りFRBの利上げ継続懸念から売りが出て大幅下落、水曜日はFOMC議事要旨の発表を控えて方向感なく推移、発表されたFOMC議事要旨の内容は市場予想通りのものでしたがFRBの金融引き締め長期化懸念から下押されダウとSP500は小幅下落しナスダックは小幅上昇、木曜日は米長期金利の低下を材料に自律反発狙いの買いも入りますが、FRBの利上げ長期化懸念が重荷となりドルは小幅上昇、ナスダックとSP500は上昇、金曜日は発表された個人消費支出が市場予想を上回り、FRBの利上げ継続が懸念され下落して週の取引を終えました

ナスダックとSP500の予想に関してはほぼ想定通りでしたが、ニューヨークダウが予想以上に強い下落を見せてきました

火曜日に発表されたホーム・デポとウィルマートの悪い決算がダウの大きな下げ幅へとつながっていると考えていて、小売りの企業業績は下向きになる可能性が高まっている点に注意が必要だと考えています

直近の値動きでいえばFRBの金融引き締め継続観測による下げ幅はナスダックやSP500の方が大きい傾向が続くとは思いますが、本格的にリセッション懸念へとつながる材料が出てきた場合には、ニューヨークダウも大きな値幅で下落する可能性を秘めている点には注意しなければと改めて考えさせられました

今後の予想でもハイテクやグロースへの売りが強まる傾向は続くと想定して予想を継続しますが、今回の小売企業の決算内容によるダウの下落は、今後相場全体で下落が起こる兆候かもしれませんので、そのあたりの切り替わりタイミングがいつになるのかに注意して予想していきたいと思います

これから1週間の主なイベントですが、強すぎる内容が出てきた場合にはFRBの金融引き締め長期化観測につながって下押される可能性がある点に注意して見ていきたいと考えています

アメリカ市場の主なイベント

市場予想が出ている月曜日の耐久財受注は、総合では弱いものの輸送用機器を除くと強く材料としてはニュートラル、火曜日のコンファレンス・ボードは強い内容となりそうでネガティブ、水曜日のISM製造業景況指数は強い内容が出そうですが強弱の分かれ目である50は下回った状態が続きそうで若干ネガティブ、金曜日のISM非製造業景況指数は前回より弱い内容となるものの強弱の分かれ目である50を上回る結果となりそうで若干ネガティブと判断しています

水曜日と金曜日のISM製造業・非製造業景況指数はニュートラル気味でもいいかもしれませんが、市場の反応を少しネガティブに見積もって予想しようと考えています

それ以外にも火曜日のケース・シラー住宅価格指数やシカゴ景気指数やリッチモンド製造業指数、毎週木曜日の前週分新規失業保険申請件数と注目しておきたいものがいくつかあります

全体的に強い内容が出てきたときには下押し材料となる可能性が高いと考えていますので注意して結果を確認しておきたいイベントだと考えています

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は31,700ドルから33,400ドルです

予想値幅下限は直近高安の半値基準の価格を、上限は12月19日・1月5日・1月19日の終値付近を結んだ線の月曜日の価格を目処に設定、週初にいったん反発する可能性はあるものの、下落推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、休場明けの火曜日から強い下落を開始、一気に三角保ち合いの下値抵抗になると考えていた線を下抜けます

一目均衡表の雲も下抜け、一気に弱気方向へと値動きが傾きました

木曜日は少し持ち直しますが金曜日も続落、一気に直近安値の32,580ドル付近を下抜けようかという勢いを見せています

32,900ドル付近には100日単純移動平均線があり、水曜日と木曜には支えられるようになっていましたが、これも金曜日には一気に下抜けています

この下には32,340ドル付近に200日単純移動平均線があり、ここが下支えになる可能性はあるものの、比較的危険な下落に入っているという印象を持っています

昨年12月に同様の水準で下げ止まったことがあることから、今回もここで下げ止まる可能性はあるものの、このまま12月安値を下抜けるのであれば、一気にエンベロープ下限へ接触するまで下落幅を拡大すると考えて対応するべきタイミングだろうと考えています

その場合にはおそらく200日単純移動平均線は下値支持としては機能しないだろうと思います

インジケーターではADXは17台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは36台を下落推移、RSIシグナルへの反発を見せることも無く下落推移を継続してしまっています

かなり強い勢いでの下落を継続してしまっていて、非常に危険な状態だと考えています

月曜日に反発する可能性はあるかもしれませんが、一旦は30への接触や下抜けを覚悟して対応するべきタイミングだと考えています

まだ相場が下げ止まるタイミングには早い印象が強いです

下落が開始された場所が70付近であれば30手前で下げ止まることもありますが、今年に入ってから横ばい気味に推移することでRSIは50から60の間を推移、そこからの下落ですのでまだ下げ止まるには下げ幅が足りない印象があります

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、下落速度がいったん弱まり乖離幅の拡大速度が弱まってはいますが、拡大傾向は続いています

一旦下げる速度が弱まるタイミングに入る可能性はあるものの、今のところ相場の転換が起こるようなシグナルは無い状態だと考えています

今のところ下落相場は続いている状態ですが、ADXが20を下回っていることからMACDのシグナルとしての信頼度は低下傾向であると考えています

ただここから先の相場の見通しとしては、ADXはこのまま上昇を続け下落トレンドへと突入、最終的にMACDのMACDシグナル上抜けが発生するまで相場の下落が止まったと判断するのは危険なタイミングであるという考えは持っています

今はまだその予想に入るには早いタイミングで勇み足だとは思いますが、すでにその値動きに入っていると個人的には判断している状態です

昨年12月の安値に面合わせしたことや、RSIでは一旦の反発が起こる可能性がある程度ある事、そして月曜日に予定されている経済指標の内容は市場にはニュートラルな影響となるのではと見込んでいることから、月曜日は反発する可能性があるのではと考えています

ただニューヨークダウの下落方向への値動きが転換すると考えられるシグナルは特になく、仮に反発があったとしても相場展開が上昇へと動き出せるようなイベントも特に見当たりません

相場の総合的な方向感は下向きである点には変わりが無いと判断していますので、予想内容は下落を継続する形にしたいと考えています

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、週初にいったん反発する可能性はあるものの、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は33,800ドルの終値基準での上抜けです

目処はエンベロープ中央線の終値基準での上抜けです

この値動きに入った場合、ニューヨークダウは32,800ドル周辺を底値にした横方向レンジ相場へと戻る可能性が出てきます

可能性としてはかなり低いものだとは考えていますが、何かのきっかけで相場の方向感が大きく変化した際に、方向感の転換点の目処としてエンベロープ中央線の終値基準での上抜けが起こらないかには注意しておきたいと思います

下落方向は30,900ドルの下抜けです

予想値幅下限は直近高安の半値基準を目処にしていますが、何かのきっかけで強い下落が起これば下抜ける可能性はあります

一方で30,900ドルは昨年8月の頂点から一気に下落した際に、9月に一旦下値となった価格の下の水準です

下落を開始している価格もかなり近いことから、大きな相場環境の変化がなければ同様の値動きを見せる可能性は高めだと思います

仮に30,900ドルを下抜けた場合に注意したいポイントですが、それは一気に29,600ドルを試すような展開まで進まないかどうかです

ここまで一気に強い調整をするとも考えていませんが、相場の底が抜けるような強烈な下落に発展する可能性がありますので、ここを注意ポイントに設定したいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は10,900ポイントから11,600ポイントです

予想値幅下限は昨年11月から12月に高値で形成した底値の価格を、上限は2月23日の高値の価格を目処に設定、週初にいったん反発する可能性はあるものの、下落推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、休場明けの火曜日に強く下落、一旦は200日単純移動平均線に下支えされるように横ばい気味に推移しますが、金曜日の再下落で200日単純移動平均線を微妙に下抜けてきました

まだ決定的な下抜けとはなっていませんが、あまりよくない状況です

この下には11,000ポイントの少し上に75・100日単純移動平均線があり、ここが下支えになる可能性はありますが、そのあたりまでの下落をまずは視野に入れてもいい状況ではと考えています

11,240ポイントあたりには直近高安の半値基準があり、ここも下支えになる可能性のあるポイントです

この辺りは下落速度によって変わってくるだろうと思うのですが、緩やかな下落であれば半値基準辺りでいったん下げ止まる可能性があり、金曜日のように強く下落する推移が続き、特に日中のボラティリティも伴うようなさらに強い下落を見せてくる場合、75・100日単純移動平均線やエンベロープ下限への接触まで下値を伸ばし、そこから半値基準までの反発を試すような展開になるのではと考えています

どちらにしても金曜日までの値動きでは反発を見せるようなきっかけは200日単純移動平均線への接触くらいしか材料が無く、それをもって下げ止まると考えるのは楽観的過ぎる状況ではと判断しています

インジケーターではADXは26台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ナスダックのインジケーター

ADXの推移に関してですが、今のところ+DIと-DIは接近こそしているものの、まだ位置関係を反転させてはいません

ここから下落の勢いが強い場合は一気に反転が発生、ADXは近いうちに再上昇を開始する可能性が高まり、この場合は下落トレンドへと入っていきます

一方で下落速度が緩やかで+DIと-DIの乖離が大きく起こらない場合、相場はレンジ気味に推移する可能性が高まると考えられます

前者の場合はMACD、後者の場合はRSIが重視されるインジケーターとなると思いますので、今後のDIがどのような値動きをするのかには併せて注意が必要だと思います

現在は方向感が失われている状態だと判断していますので、まずはRSIを重視して考えていきたいと思います

RSIは下落推移を継続、木曜日にいったん反発して50を上回る場面はありましたが金曜日の再下落で再度50を下抜けています

強弱の分かれ目である中間点を下抜け弱気相場へと入っている状態で、今のところ下げ止まる兆候がありません

仮に強い下落が続いたとしても、70を上抜ける水準からの一貫した下落が続いていますので、30接触前の40を下抜けたところ辺りでいったん下落が止まるとは思います

ただまだRSIは45台ですので、あと10は下げてもおかしくなく、まだまだ下落が続く可能性の方が高そうだと考えています

MACDはMACDシグナルの下で下落推移を継続、乖離幅も拡大し続けています

今のところ相場が反転するようなシグナルも特になく、下落推移が継続していることを示しているのみだと判断しています

200日単純移動平均線への接触や月曜日に予定されている経済イベントの内容を考慮すると、自律反発を起こしてもおかしくないタイミングと考えられなくもありません

ただ一旦の底値目処として考えるにはまだ下落幅が足りない状況で、もう少し下値を試してもいい状況だとも考えられます

少なくともここまでの下落推移から再上昇するような相場の転換を予想できるような材料は無く、このまま下落推移が続くと考える方が自然であると判断しています

以上のことからこれから1週間のナスダックは、週初にいったん反発する可能性はあるものの、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は11,800ポイントの終値基準での上抜けです

ここはエンベロープ中央線がある価格です

考え方はダウと基本的に同様で、エンベロープ中央線の上抜けを終値基準で見せられない限り、仮にある程度強い反発を見せる場面があるとしても、上値を抑えられるように下落推移を継続する展開に入ると考えられます

そのため最低でもエンベロープ中央線の終値基準での上抜けが起こらない限り、今のタイミングでは相場の転換が起こったと考えることは難しいと判断しています

逆にこの値動きが起こった場合、相場が再上昇へ戻れる可能性が高まると思いますので、注意しておきたいポイントだと考えています

下落方向は10,800ポイントの下抜けです

今年の上昇時の1月19日に反落した際の安値当たりの価格ですが、ここを下抜けるほど強い下落が発生すると、そのまま一気に直近最安値、10,200ポイントを試すような強い下落が発生する可能性が出てきます

怖いのはそこから先に考えられる値動きで、昨年10月からここまで相場の底値のように機能していた10,000ポイントを一気に下抜ける可能性が高まると考えています

この場合相場は大きな再下落へと突入してしまうと考えられますので注意が必要だと考えています

S&P500の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

S&P500のチャート

これから1週間のS&P500の予想は下落、予想値幅は3,800ポイントから4,050ポイントです

予想値幅下限は1月の底値付近の価格を、上限は2月21日の高値の価格を目処に設定、週初にいったん反発する可能性はあるものの、下落推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、休場明けの火曜日に強く下落、木曜日は75日単純移動平均線に下支えされるようにいったん反発を見せますが、金曜日に再度強い下落を見せています

金曜日の安値は200日単純移動平均線に下支えられるような形になっていて、いったん下げ止まるにはいいような価格帯ではあります

直近高安の半値基準も下抜けて、ある程度の下落に対する達成感も出てくる可能性がある価格帯でもあります

ここまでの下落が一旦小休止に入る可能性が高まるポイントに達しているとは考えられますが、長い目で見たときに下落相場が終わるタイミングと判断するには少し早いかなといった印象です

インジケーターではADXは18台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

S&P500のインジケーター

RSIは46台を下落推移、RSIシグナルへの反発を強く見せないまま下落推移を継続しています

70付近からの下落推移を継続していることから、このまま下落を継続したとしても30接触の前の40下抜け辺りで下落が止まるのではという印象があります

まだ下げ幅の余力としては10ほど残っている状態だとは思いますが、いったん下げ止まってもおかしくないタイミングが近い印象があります

ただこちらもここまでの下落相場が終わるわけではなく、あくまで短期的には下落がいったん収まる可能性があるという感じで考えています

MACDはMACDシグナルの下で下落推移を継続、乖離幅の拡大は続いています

今のところ下げ止まるような兆候は無い状態が続いています

下落相場が継続していることを示していて、強弱の分かれ目である0を下抜ける弱気なポジションへと入ろうとしている手前といった印象ですが、それ以外には強いシグナルは出していない状態だと判断しています

下落がいったん収まる可能性がある水準にまで達しているとは思いますが、相場の方向感を大きく変化させるようなシグナルは今のところ確認できていません

状況としてはダウやナスダックと同じで、短期的な自律反発の可能性は考慮しなければならないタイミングではありますが、相場の方向感は引き続き下落と考えたほうがいいだろうと判断しました

以上のことからこれから1週間のS&P500は、週初にいったん反発する可能性はあるものの、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は4,090ポイントの終値基準での上抜けです

こちらも先の2つの指数同様、エンベロープ中央線の上抜けを考えています

多少強い反発があったとしても、明確にエンベロープ中央線の上抜けを見せるまでは、下落推移は続いている確率がかなり高いと考えるべきだろうと判断しています

そのため相場の方向感が変化するかもしれない注意ポイントとしてエンベロープ中央線の上抜けを設定しておきたいと思います

下落方向は3,760ポイントの下抜けです

ここを下抜けてくるとさらに下げ幅を拡大する可能性が高まります

通常であればここまで強い下落をすればいったん反発するものだと思いますが、一旦は3,650ポイント周辺までの下落を覚悟したほうがいいと思います

その手前の3,700ポイントにも下げ止まりそうなところはありますが、このあたりは価格帯が近くどこで止まるかかなり微妙です

そこから一度は反発するとは思いますが、相場展開としては反発後にもう1度底値を探りに行く展開になりやすいと思いますので、注意したいポイントとして考えておきたいと思います

日経平均の予想と注意ポイント

9月30日の終値を中心に11月24日の終値を高値、1月4日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は26,500円から27,800円です

予想値幅下限は1月20日の高値の価格を、上限は直近高値の価格を目処に設定、週初に強めの推移を見せる可能性はありますが、週末にかけて下落する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は米長期金利が高止まりしていることからハイテク関連株が下落する一方金融・鉄鋼株に買いが入り小幅上昇、火曜日は前日のアメリカ市場が休場だったことから方向感なく推移し小幅安、水曜日は前日のアメリカ株安を受け売られる中バリュー株やディフェンシブ株の一角に買い入るも下落、木曜日は天皇誕生日で休場、金曜日は前日のアメリカ株の上昇を材料に買い先行、植田次期日銀総裁の衆院での発言が伝わると金融緩和が当面続くとの見方から一段高となり上昇して週の取引を終えました

週を通して下落予想をしていましたが、金曜日に関しては前日のアメリカ株の反発と植田次期日銀総裁の発言を材料に予想外の反発を見せてきました

上昇幅としてはちょうど半々の割合だった模様で、最初の反発だけであれば強い下落に対する自律反発と割り切っていいと思いますが、もう半分の植田次期日銀総裁の発言を材料とした上昇は予想外でした

発言内容としては今までの日銀の金融政策を踏襲するような内容で思っていたよりハト派ではありましたが、この発言はドル円相場へは円高バイアスになると考えていましたが短期的なボラティリティの高まりにとどまり、為替市場の値動きは株式市場には強い材料とはなりませんでした

植田さんの発言は金曜日に強い材料として相場を押し上げたとは思いますが、今までの日銀の金融政策から大きな変化があるわけではない模様ですので、今後に関しては相場への影響はニュートラルになっていくだろうと考えていて、今回の反応は一瞬のもので継続的なものではないだろうと判断しています

それ以外はおおむね予想通りの方向に市場は動いていると考えていて、今後の株式市場の方向感はアメリカでの金融引き締めが継続されるとの観測から起こる下押し圧力にさらされる環境が続くのではと予想しています

これから1週間の主なイベントですが、月曜日には参院で植田次期日銀総裁の所信聴取と質疑応答、火曜日には内田・氷見野次期副総裁に関しても同様に行われます

日本市場の主なイベント

この材料に関しては24日の衆院での内容と同様になると考えられますので、材料としてはニュートラルと考えています

火曜日の鉱工業生産は弱い内容となりそうでネガティブ、金曜日の東京都区部消費者物価指数は弱い内容が予想されていますが、植田次期日銀総裁の発言内容に現在の物価上昇は輸入物価の上昇によるものでこれは金融政策で対応するものではなく、年央にはインフレ率は2%を下回るだろうとの見解を述べていらっしゃいますので、今回は材料視されない可能性が高いのではと考えています

同日発表の失業率と有効求人倍率は市場予想ではほぼ横ばいとなっていますので、材料としてはニュートラルになるだろうと考えています

アメリカ市場の今週の主なイベントですが、注意したいのはISM製造業・非製造業景況指数です

この2つの経済指標は相場に大きな影響を与えることがありますので、発表内容には注意しておいた方がいいだろうと考えています

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロはCALL28,000円から上の売り建玉が多く、特に28,000円では売り建玉残も大きく積みあがっています

ABNアムロのオプション動向

一方で27,750円では買い建玉が多く上目線です

PUTでは27,750円や27,500円では売り建玉が多く、27,500円に関しては建玉残も売りが多くこちらは上目線、27,250円からいったん買い優勢で下目線になりますが27,000円で再度売りが多くなっていて、27,000円では建玉残が大きく売り優勢となっています

建玉残は27,625円を損益分岐点に上昇するほど利益が拡大するポジションをとっていて、27,500円や27,000円を下値目処に28,000を上値目処として考えているのかなといった印象で、週内の取引もその流れは変わっていない模様です

JPモルガンはCALL27,875円から上の買い建玉が多く、建玉残も強弱はあるものの全体的に買い残がある状態です

JPモルガンのオプション動向

PUTは27,125・27,000円での買い建玉が多かったですが、27,125円に関してはそこまで買いの建玉残は多くなっておらず、27,000円から下に買い建玉残が多い状態です

建玉残は全体的に利益が出ますが、26,875円を底に上昇するほうが利益の拡大が大きいポジションをとっています

26,750円から27,000円を底に上昇方向を考えているのかなといった印象で、週内も同様の傾向が続いているのではと判断しています

オプション全体の取引では、水曜日と金曜日はCALL優勢、CALLとPUTのどちらも離れた価格帯での出来高が多くなっていますが、特徴的だったのはCALLの28,000円や28,500円での建玉の多さで、オプション全体では上目線に変化している可能性を感じています

プットコールレシオはCALL優勢で上目線、ただ価格が離れた所に行くと一部PUT優勢の部分もありますが、全体的には上目線と考えていいと思います

225mini先物では、ABNアムロは下目線、特に3月限での週を通しての売りが多かった印象です

225mini先物の建玉

JPモルガンも傾向は同様で、建玉残こそプラスではありますが、かなり売りを出している印象があります

両証券ともに225miniは下目線で、オプションの状況を考慮するとニュートラルだと判断しています

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディスイスとモルガンは若干上目線、グローバルマクロのゴールドマンは下目線、シティは上目線、JPモルガンは若干上目線だと判断しています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディスイスとモルガンは若干上目線、グローバルマクロのゴールドマンは下目線、シティは上目線、JPモルガンはニュートラル気味の若干上目線、アービトラージのABNアムロはニュートラルと判断しています

オプションの価格帯から考えると27,000円から28,000円が中心価格、ただ方向感としては全体的にまとまりが無く、方向感に欠ける印象です

裁定取引の残高は売り残が相変わらず減少、かなり低位に位置しています

裁定残高の推移

このタイミングでここまで売り残が少なくなると、将来の買い需要が無い状態になっていて、短期的には売られる可能性もあるちょっと危険な状態だと考えています

相場の総合的な値動きから判断しないといけない面はありますが、一度下落が始まると加速度的に落ちる可能性には警戒しておいていいのではと考えています

チャートのテクニカルでは、火曜日からエンベロープ中央線を下抜け水曜日には窓を開けて強く下落、以前の高安の半値基準や一目均衡表の雲を試す展開へと入りました

1営業日の休場を挟んだ金曜日は強めの反発、ただこの上昇幅の半分は植田次期日銀総裁の発言をポジティブな材料として上昇した分ですので、少し下駄をはいている状態である可能性がありますので、その点には気を付けておきたいと考えています

一旦水曜日に開けた窓を埋めてはいますが、相変わらずエンベロープ中央線の下を推移していて、今のところ相場の方向感としては弱い状況が続いていると判断しています

特に水曜日の下落で1月24日の安値を下回っていますので、その下の窓を埋めに行く可能性が高まっている状態だと考えています

ただ窓埋めに関しては確実に起こるものではない点には注意が必要だと思います

例えば昨年12月15日からの下落時に窓を開けて下落した場面がありますが、今回の上昇ではその最初の窓を埋められていません

そのためあくまでその方向に動きやすいという感覚で考えておいた方がいい点を付け加えておきたいと思います

またエンベロープ中央線を下抜けて強めの下落を開始した場合は、一旦エンベロープ中央線を上抜ける強い反発を見せることはあっても、その後に改めて再度強い下落をすることがパターンとしては多いと考えています

そのため仮にエンベロープ中央線を上抜ける反発を一時的に見せてきたとしても、直近高値である27,750円付近を上抜けるような強い上昇を見せない限り、下落推移を継続する可能性の方が高いと考えたほうがいいだろうと判断しています

インジケーターではADXは17台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは50を下抜けたところから反発、RSIシグナルに向かって上昇しています

相場の強弱としてはニュートラル気味な場所に位置していますが、RSIシグナルの下を推移していますので少し弱気な状態だと判断しています

今後RSIシグナルに頭を押さえられるように反落する可能性が高いと考えていて、実際にそのような値動きが出てしまわないかには注意が必要だと考えています

また短期的な反発をする際に、ボラティリティが高まり強い上昇が現れた場合、RSIがRSIシグナルを上抜けることがあるかもしれませんが、その際にはRSIシグナルが上向きになるまでは下落時の一旦の反発なのか、それとも再上昇への第一歩なのか、その判断は保留したほうがいいだろうと考えています

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、金曜日の強い反発で下落角度が弱まり、一旦MACDオシレーターが0方向へと収束しました

上昇トレンドが終わったことは確かですが、現在の状態から相場の方向感が弱い方向へ進もうとしていること以外は特に強いシグナルは出ていないと判断しています

日経平均の位置している価格帯は弱気な場所であるとは思いますが、非常に底堅い推移をしていることも確かです

オプションの動向を見ていても上方向へ向かいたい雰囲気がうかがえます

価格帯は27,000円から28,000円で煮詰まっているような展開で、上下どちらかにブレイクすると強い値動きが出そうな雰囲気はあります

また日経平均には下押し圧力となる円高推移は、植田次期日銀総裁が現在の日銀の金融政策を急転換しないと思われる発言から起こりにくく、これもポジティブな材料だと思います

一方で裁定取引では売り残が極端に少なく、将来の買い需要は少ない状況だと考えられます

日経平均のPERも高止まりしている状態で、騰落レシオもかなり上昇してきています

信用評価損益率も一般的に閾値とされる-10%を上回る水準まで改善、これも高値サインと考えられると思います

日経平均の予想を単独で行っているのであれば、私はこの局面であれば27,000円から27,800円の横ばい予想としていると思います

ここで問題になるのはアメリカ株の動向です

ダウ・ナスダック・SP500は比較的強い下落を見せていて、一旦の反発局面があったとしてもまだまだ下落していく予想をしています

アメリカ株の下落が発生する際に円安推移が同時に発生することで、日経平均の下落率は相対的に低くなってはいますが、アメリカ株があまりに強く調整に入る場合は、為替の円安推移がどこまで下支えになるのかは判断が難しいところです

ちなみにドル円相場は円安推移を予想していますので、この値動きで多少下支えされるはずではあります

例えば昨年8月半ばから10月半ばに調整した場面がありますが、ここではドル円相場に強烈な円安推移が発生していましたが、それでもアメリカ株の調整には逆らえませんでした

相対的に下落率は軽微で済む可能性があるものの、相場の方向感を異なるものにできるほどの影響力は無いものと考えています

そのため底堅い値動きを見せる可能性はあるものの、引き続き下落方向への推移を警戒するべきだろうと考えています

以上のことからこれから1週間の日経平均は、週初に強めの推移を見せる可能性はありますが、週末にかけて下落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は27,800円の終値基準での上抜けです

直近高値をはっきりと上抜けて来た場合、そこから再度上昇相場が始まる可能性が出てきます

下落予想は間違った見通しで、今回の下落はその後の強い上昇のために相場がしゃがんだ状態だったと考えられるかと思います

この場合目指す先は28,500円、この辺りまでは一気に上値を伸ばしてくる可能性があるかもしれません

今のところ可能性としては低いだろうとは思いますが、備えておいた方がいい値動きだとは思います

下落方向は26,250円の下抜けです

週内に反発も無く一気にここまで下落幅を伸ばしてくる場合、そのまま直近安値25,600円を試す可能性が高まります

今のところここから再下落を開始して一気に下落幅を広げたとしても、26,250円まではいかずに一度反発、そこから最安値へトライするかどうか考えるタイミングに入るだろうと想定しています

このまま一気に最安値まではいかないだろうというのが現在の見通しなのですが、26,250円の下抜けは考えていた以上に相場が強い調整に入ることを警戒しなければならないポイントになるのではと考えています

下落方向の注意ポイントがかなり下に設定されていることからもお分かりかと思いますが、予想としては日経平均の今後の推移は、かなり弱いものになる可能性が高いのではと考えています

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は135円00銭から139円40銭です

予想値幅下限は21日から23日に横ばい気味に推移した価格を、上限は昨年7月14日の高値の価格を目処に設定、月曜日は利益確定の売りに下押されるものの、その後は再度上昇推移に戻る展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はアメリカ市場がプレジデントデーで休場の中で取引材料も乏しく方向感を欠く展開も円安、火曜日はアメリカで発表された購買担当者景気指数が市場予想を上回りFRBの利上げ継続観測が高まったことで米長期金利が上昇し円安、水曜日はアメリカで発表されたFOMC議事要旨の内容は市場予想通りもFRBの金融引き締め長期化が意識され、利益確定の円売りドル買いは出るものの底堅く大きく反落せず円高、木曜日は米長期金利が低下し日米金利差が縮小したことを材料に円買い優勢となり円高、金曜日はアメリカで発表された個人消費支出が市場予想を上回り、FRBの利上げ長期化が意識され米長期金利は上昇、日米金利差が拡大したことから円売りドル買いが進み円安推移して週の取引を終えました

結果的に円安推移をしていて予想がうまくいっているように見えますが、実際には週初の軟調推移予想は良いものの、週半ばはむしろそのまま横ばい気味、週末にかけて下押される予想に対してむしろ一気に上昇を見せる展開となっていて、上下動のタイミングが大きく予想からずれています

週末の市場予想を上回る米個人消費支出の結果による上振れは予想することは難しいかと思いますが、週半ばのFOMC議事要旨に関してはタカ派に考えすぎました

FRBは利上げ継続姿勢を崩していないものの、極端にタカ派に変化しているわけではない点に注意しなければならないなというのが反省点です

市場から見てFRBがタカ派やハト派に傾いたと受け止められることはあっても、発表されている内容自体はある程度一貫性のあるものである印象がありますので、市場のセンチメントがタカ派に傾いているときはハト派に、逆にハト派に傾いているときにはタカ派に受け取られるような、中道ともいえるような位置にいるのかなと今のところ感じています

FOMCが開催される際には方針転換の可能性があるため注意が必要だという前提付きではありますが、利上げは継続的に行われ、利上げ幅は25bpが基本、今のところ2023年末のドットチャートは5.1%程度、ただ経済指標の内容によっては利上げ回数が増加する可能性がある、恐らくここまでの理解で考えておいて、あとは市場が悲観と楽観のどちらであるかで、FRBの見え方が変わってくるといった感じで予想内容に反映しようと今のところ考えています

これから1週間の主なイベントですが、24日に行われた植田次期日銀総裁の発言内容は現状の日銀の金融政策から大きく乖離したものにならない印象が強かったことから、月曜日と火曜日に日本で予定されている次期総裁と次期副総裁への参院での所信聴取は今のところ材料にはならないだろうと予想しています

ドル円相場の主なイベント

またアメリカで今後発表される経済指標に関しては、強い景気動向が示唆されるような内容となれば円安方向へ、景気停滞が観測された場合は円高方向へとバイアスがかかるのではと考えています

月曜日の米耐久財受注は強弱入り混じりニュートラル、火曜日のコンファレンス・ボードは強い内容が出そうで円安バイアス、水曜日の米ISM製造業景況指数は強い内容となりそうですが、強弱の分かれ目である50を引き続き下回りそうでニュートラル、金曜日の米ISM非製造業景況指数は前月より弱い見通しですが、50は上回りそうでニュートラルと判断しています

ただISM製造業・非製造業景気指数の内容に関しては、どちらも少し円安方向へバイアスがかかる可能性もありそうですので、ちょっと注意した方がいいと思います

これ以外にも気を付けたいのが水曜日のオーストラリアの四半期GDPと消費者物価指数、同日発表されるドイツの消費者物価指数、木曜日のヨーロッパの消費者物価指数とECB理事会議事要旨、毎週アメリカで発表される前週分新規失業保険申請件数、この辺りには注意しておいた方がいいと思います

金曜日に日本で発表される東京都区部消費者物価指数に関しては、24日の植田次期日銀総裁の発言からも輸入物価上昇に起因する物価上昇は金融政策で対応するものではなく、2023年半ばには物価上昇率は2%を下回るとの見通しを持っているようですので、現段階では材料視されないだろうと考えています

全体的に気を付けたいのは消費者物価指数の高止まりによって金融引き締め継続懸念が高まるかどうかと、アメリカでの強い景気動向がFRBの金融引き締め長期化懸念へと結びつかないかどうかだと思います

チャートのテクニカルでは、月曜日から木曜日までは比較的安定した円安方向への推移を継続するように上下しながら推移していましたが、金曜日に一気にボリンジャーバンド上限を押し広げるような強い上昇を見せています

金曜日の値幅は高安の値幅が2円以上と広くなっていて、ここから強い上昇を見せる第一歩なのか、それとも一旦の高値を付けるタイミングなのか、判断が難しい値動きだと考えています

このパターンに入った後の値動きで予想できるのは3種類あると考えていて、金曜日のような強い陽線を伴う上昇を月曜日も続け数営業日後に天井を付け一旦の上昇が天井に達するパターン、月曜日の上昇は非常に弱く以前のような低ボラティリティの値動きに落ち着いて上昇を継続するパターン、月曜日に天井の合図のような陰線を出して反落するパターン、この3つです

金曜日の値動きの時点ではどのパターンに入るのかを判断することは難しいと考えていますので、今後の値動きを見る際にボリンジャーバンド中央線と日足の関係を見ながら、3つのうちどれに入るのかを判断していきたいと考えています

ボリンジャーバンド中央線から乖離幅を保った推移であれば上昇維持、タッチしに行ったらいったん上昇が止まり横ばい推移へ変化、下抜けを起こしてエンベロープ上限も下抜けた場合は一旦エンベロープ中央線までの調整が起こる、と考えて対応したらいいだろうといった感じです

チャート形状からだけではこの中のどの値動きに入るのかを予想するのは難しいタイミングに入っていると思います

上昇の勢い的には、上値の節目と考えられる139円40銭付近を目指す上昇を見せてくる可能性が高いとは思いますが、予断を許さない状況だと判断しています

インジケーターではADXは23台を上昇推移、現在は上昇トレンド相場だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

MACDはMACDシグナルの上で上昇推移を継続、乖離幅の増減を繰り返しながらあまり強い過熱感のないまま推移しています

今のところ相場の転換点を示すようなシグナルは無く、上昇推移を継続する可能性が高い状態が続いています

RSIは69台まで上昇、もう少しで高値目処の70を上抜けます

今は上昇トレンド相場であると判断していることから、RSIの高値上抜けが即反落のシグナルとなるとは考えていませんが、過熱感が高まっていることは事実だと思います

一旦の反落が近い可能性が高いとは思いますが、今のところMACDはMACDシグナルの下抜けを見せていないことから、相場全体の方向感を下落へと転じさせるようなシグナルとは考えないほうがいいだろうと考えています

金曜日の強い上昇はドル円相場の一旦の高値になる可能性が高まる大きな値幅を伴うものだったと思います

RSIも高まっていることから、一旦の反落が起こる可能性が高まっている状態だという点には注意が必要だと思います

経済指標の発表内容を考えると、27日の値動きとして考えられるものは、利益確定による小反落になるのではと思いますので、チャートのテクニカルのところでお話しした3つのパターンであれば、弱い横ばいを見せて一旦小休止した後に再度上昇に転じる値動きに入る可能性が一番高いのではと考えています

またドル円相場の値動きを大きく左右する米10年債利回りの推移ですが、こちらは天井を作るように4%を手前に上昇を足踏みしています

米10年債のチャート

難しいのは金曜日の値動きは改めて上値を抑えられたと解釈するべきか、それともエンベロープ上限を下値支持に再反発に入る一歩目と考えるかです

どちらともとれる難しい値動きだと思います

この状況では、出てくる経済指標の内容が相場の方向感に強い影響を与える可能性があるかもしれません

今のところ月曜日はニュートラルですので動きにくいか利益確定の反落、火曜日のコンファレンス・ボードが少し強い可能性があり上昇方向へ、その後はISM製造業・非製造業の両経済指標が市場予想からどちらにずれるのか次第といった感じになりそうかなと考えています

一方で利下げ観測につながるような材料は無く、金融引き締め長期化観測が高まることはあっても、その反対は無いかなと考えています

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、月曜日は利益確定の売りに下押されるものの、その後は再度上昇推移に戻る展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は140円00銭の上抜けです

以前の高値を上抜けた場合に注意したいのは、値幅を伴ったオーバーシュート気味の上昇の発生です

上昇する上値目処は144円から145円あたりまで、週内にはそこまで届かないと思いますが、最終的にはその価格帯を目指すような強い上昇が発生すると思います

かなりボラティリティが高まり荒っぽい相場展開になると考えられますので、高値目処だけではなく日中の値幅の拡大にも注意が必要だと思います

下落方向は134円00銭の終値基準での下抜けです

注意して見ていきたいのはエンベロープ上限とボリンジャーバンド中央線の下抜けです

この2つは現在の上昇相場の下値支持線になっていると考えていますが、この2つを下抜けた場合にはいったん強めの調整が入る可能性を考慮するべきだと思います

最初の下値目処はエンベロープ中央線、そしておそらくここは多少下抜けます

相場環境によってはそこから下落相場へと転換する可能性もある値動きですので、注意しておきたいポイントだと考えています

あとがき

アメリカ市場に関して

今回のアメリカ株の予想で特徴的なのは、下落の強さに多少の違いはありますが、エンベロープ中央線を基準にして相場がこのまま下落推移を継続するのかを判断している点です

予想通り下落推移に入ってはいますが、ここまで下落すると反発も比較的強いものになることが間々あります

一方でその反発が相場の底を付けたものなのか判断するのはなかなか難しいかと思いますが、下落初期でしかもある程度値幅を伴って下落した後であれば、エンベロープ中央線はわかりやすい相場転換のめどになると思います

もちろんだましで1営業日だけ上抜け、翌営業日には再下落ということもあり得るのですが、一旦の上値目処としてはわかりやすく判断が明確な場所かなと考えています

週内に予定されているイベントはインパクトの強いものもあり、油断はできない状況だと思います

引き続きFRBの金融引き締め長期化懸念による相場下押し圧力の強まりには注意しながら相場に臨むべきタイミングかなと個人的には考えています

日経平均に関して

金曜日の日経平均の上昇は、考えていた以上に強いものとなりました

私の握っていたインバースは一気に利益幅が縮小、正直なところ少しビビっています

日経平均はもう少し上値を試す可能性もあると考えていて、その間はインバースに苦しめられることになると思います

ただアメリカ株の動向を考えると、日経平均がこのまま調整をせずに上昇を継続できるとは思えません

ドル円相場の円安推移が下支えになってはいますが、円安推移はアメリカ株と比較したときに、相対的に下落幅を緩和する効果はあっても、下落そのものを止める効果は無いだろうと考えています

これは先ほどもお話ししましたが昨年8月半ばからの相場をご覧いただければわかりやすいかと思います

金曜日の上昇に関しても半分は植田次期日銀総裁の発言絡みと考えられ、これも継続的な材料ではなく一過性のものなのではと考えています

そう考えてインバースを握っているわけですが、これが壮大なポジショントークでないことを祈るばかりです

ちなみに握っている現物は利益が増えているので、なんだか複雑な心境です

ドル円相場に関して

ドル円相場には強い上昇が発生していますので、一旦は反落が起こってもおかしくない状態だと思います

月曜日の経済指標の発表も強い円安推移を誘発するとは想定していませんので、恐らく月曜日は反落してくるとは思います

週内のイベントで考えるとISM製造業・非製造業景況指数は大きなイベントで、ここが市場予想からどちらにぶれるのかで相場の方向感に影響を与えかねないとも考えています

ただこれらの要因を市場予想通りにこなせるのであれば、ドル円相場はまだまだ円安推移を継続しそうなテクニカルな状況ではあると思います

そのため139円への接近や上抜けの覚悟は、ある程度しておいた方がいいだろうと思います

一方で米10年債利回りの値動きは微妙で、高値でもみ合っているようにも、エンベロープ上限を下支えに再上昇に入ったようにも見えます

今のところ方向感としてはまだまだ円安推移が継続するとは考えていますが、一旦の達成感が出てこないかには警戒が必要だと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間株とドル円予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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