【23/2/20~】FRBの金融引き締め観測を相場がやり過ごせたかが勝負、ただしドル円相場はやり過ごせず

週間株為替予想

こんにちはしーさんです

ニューヨークダウ・ナスダック・S&P500・日経平均・ドル円相場の予想を毎週土曜日に配信している週間株為替予想です

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また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください

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【ダウ・ナスダック・S&P500の予想】今後出てくる経済指標は市場予想では強いものが多そうで下落バイアスになりそう【週間アメリカ株予想】
FRBの利上げ継続観測が強まる中でも上昇を見せていたアメリカの株式市場ですが、木曜日には下落が始まりました。現在のところディフェンシブ株には買いが入っている模様ですが、グロース株は売られ始めています。この流れがどこまで続くか次第のところはあ...
【日経平均の予想】単独のテクニカルでは危険な下抜けが起こる寸前【週間日経平均予想】
日経平均はここまで底堅い推移を見せています。ですがインジケーターは下落のシグナルを出していて、反落する可能性が高まっています。特に危険なのが27,200円の下抜けで、日経平均単独のテクニカルで考えると、窓埋めの下落をしかねない水準です。その...
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アメリカ市場の1週間の振り返りと今週の予定

ここ1週間の値動きですが、月曜日は翌日に発表を控えた米消費者物価指数の伸び率が縮小しインフレ鈍化が示されるとの期待感からハイテク株中心に買いが入り上昇、火曜日は発表された1月の米消費者物価指数の結果を受けてFRBの金融引き締め継続が意識され一旦売りが出ますが押し目買いが入る形で下げ幅縮小、ナスダックにはテスラ・nVidia・AMDに買いも入り、ダウは下落、SP500は小幅安、ナスダックは上昇、水曜日は発表された1月小売売上高が市場予想を上回りFRBの利上げ継続懸念が高まり一旦売りが出ますが、景気が堅調なことを評価した買いが入りダウとSP500は小幅上昇しナスダックは上昇、木曜日は発表された卸売物価指数が市場予想を上回りFRBの利上げ継続観測が強まり下落、金曜日はここまでに発表された経済指標の内容が強かったことからFRBの利上げ継続観測が強まりハイテク株中心に売り先行もディフェンシブ株には買いが入りダウは小幅上昇、ナスダックは下落、SP500は小幅下落して週の取引を終えました

3指数ともに下落予想をしましたが、ダウは42ドル下落、ナスダックは69ポイント上昇、SP500は11ポイントの下落となり、内容としては横ばい気味の推移となりました

月曜日の堅調な値動き自体は想定からそこまでずれが無かったものの、火曜日以降に予想した下落が起こらず、週末には下げたものの週を通してみると予想していたような下落とはなりませんでした

ただ株式市場がFRBの金融引き締めを意識していること自体は確かだろうと思いますし、その流れが変わったとは判断していません

ライブ配信時にマックガレージさんから情報をいただいたのですが、火曜日と水曜日にあった強い値動きは、FRBのリバースレポの放出が行われたことで株式市場に買いが入った可能性がある模様です

情報提供に感謝です

その前提で考えると、発表された経済指標の内容が強かったことでFRBの利上げ継続観測が高まり米長期金利は上昇、はっきりと利上げ懸念が出ていてもナスダックが上昇できた理由と整合性が取れるのではと考えています

木曜日に入ってから改めて材料を織り込むように下落をしていることを考えても、FRBの金融引き締め継続観測があっても上昇できるという相場の値動きは一時的なものであると考えて対応したほうがいいかなと判断しています

今回の予想に関しても、前回の予想同様にFRBの金融引き締めが継続することにはネガティブに相場が反応するという前提で考えていきたいと思います

これから1週間の主なイベントですが、週内に予定されている経済指標の発表内容は、市場予想通りであれば堅調もしくは強いものになりそうです

アメリカ市場の主なイベント

月曜日は休場、開けた火曜日は景気の強弱感を示す購買担当者景気指数と、住宅指標の中でも最もボリュームのある中古住宅販売件数が発表されますが、どちらも強い内容となりそうでFRBの金融引き締め長期化懸念から下押し要因になる可能性がありそうです

水曜日のFOMC議事要旨は利上げの軟化が確認されることは無いと考えられますのでこちらも下落バイアスです

木曜日のGDPは改定値ですので、前回発表や市場予想から大きな乖離が無ければニュートラル、ただ同日発表の前週分新規失業保険申請件数は上振れてくると市場への下押し圧力になりかねません

金曜日の個人所得は強い見通しでこちらもネガティブ、個人消費支出は前月比では上昇も前年同月比では下落とまちまち、新築住宅販売件数も同様に強弱入り交じり、ミシガン大学消費者態度指数は確報値ですので、速報値から大きな乖離が無ければ材料としてはニュートラルだろうと考えています

全体的に注意したいのは景気動向が底堅い内容が発表される可能性が示唆されている点で、これはFRBの金融引き締め長期化を意識させる材料となり、下落バイアスがかかる可能性があることです

特に市場予想より景気が堅調である方向に強く上振れた場合、株式市場には強い下押し圧力がかかるかもしれない点には気を付けたほうがいいだろうと考えています

景気動向に過熱感があった場合に必ず相場が下押されるわけではない点には注意が必要だとは思いますが、傾向としては下押しの可能性の方が高いだろうと考えて予想を考えています

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は33,300ドルから33,900ドルです

予想値幅下限は12月19日・1月5日・1月19日の終値付近を結んだ線の週末の価格を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、下値支持線を目指して下落推移する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日に強い上昇を見せますが、2月に入ってからの上値と目される価格帯あたりで頭を押さえられる展開、その流れは火曜日以降にも引き継がれ、木曜日にはボリンジャーバンドとエンベロープの中央線を下抜け少し弱い展開へ、金曜日は切り返していますが下抜けてしまった中央線の上を回復することはできていません

ニューヨークダウに関しては昨年11月から12月の高値から反落してレンジ気味に推移、エンベロープ中央線を挟むように上下していることから、今回の両中央線下抜けはそこまでネガティブな材料ではないと判断しています

位置している価格帯自体は気持ちのいい場所ではありませんが、相場が強く弱気転換したと判断できるほどのものでも無いと考えています

12月19日・1月5日・1月19日の終値付近を結んだ線を今の相場の下値目処として考えていますが、ここを下抜けるまでは下値切り上げの三角持ち合いが続いている可能性を考慮するべきだろうと今のところは考えています

仮に下抜けが起こったとしても、12月安値付近の32,500ドルを下抜けるまでは、強い調整に入ると判断するのは難しいタイミングだと考えています

32,500ドルの下辺りには200日単純移動平均線もありますので、仮に三角持ち合いから下方向へブレイクしても、そこで下支えされる可能性も残っています

テクニカル的には、ニューヨークダウはまだ下落方向へ強く推移するとは判断できない状況で、むしろアメリカの底堅い景気動向とFRBの利上げ継続懸念に挟まれながら底堅く推移している状態だと考えています

インジケーターではADXは17台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

ADXを-DIが上抜けるのは相場の方向感を考えるうえでは弱気シグナルではありますが、極端に強いものでは無く一旦警戒したほうがいいといったたぐいのものだと考えています

RSIは50を下抜けた後に反発、ただRSIシグナルからはまだ距離がある状態です

週末に50を上抜けて終われているとさらに良かったですが、方向感としては少し弱い印象です

1月に強めの反落をした後は横ばい気味に上下していましたが、今のところその下限に達している感じです

注意したいのはここから反発できるかどうかだと考えていて、月曜日の休場を挟んだ火曜日に再度下落を継続した場合は、一旦強めの調整を覚悟したほうがいいタイミングに差し掛かっていると判断しています

状況としては、ここからはRSIシグナルに頭を押さえられながら下落推移を継続する展開が現れることを警戒したほうがいいタイミングだと考えています

MACDはMCADシグナルを下抜け下落推移を開始、ただ下落というにはまだ角度も弱く、乖離幅もかなり少ない状況です

方向感としては少し悪化傾向ではありますが、強弱の分かれ目である0を上回った推移を継続していることから、極端に弱い値動きが発生している状況でもありません

まずここまで発表されている経済指標の内容を考えると、アメリカの景気動向は堅調であることからインフレが高止まりする可能性があり、FRBの金融引き締めは今後も継続すると考えられます

ただニューヨークダウは、アメリカ経済の底堅さを反映するかのように、ディフェンシブ株に支えられるような推移を継続しています

今のところ2つの材料がバランスをとるようになっていて、強い反落の危険性を感じるほどの値動きが無い状態だと判断しています

テクニカル的にもダウの今後の値動きを悲観的に考えなければならないような悪材料は少なく、大きな反落を起こすというような予想をするべきではないだろうと考えています

他方でここから強い上昇をできるような材料もなく、相場の方向感はかなり煮詰まってきています

そのためいつ大きな値動きが発生するかもしれないようなタイミングには差し掛かっている可能性がある点にも注意は必要だと思います

特にここまで相場が下支えされていた水準や上値を抑えられていた水準から離れた場合、一気に相場の推移に勢いがつく可能性は考慮するべきだろうと思います

そして相場が上下どちらに離れる可能性が高いのかと考えると、テクニカル的には三角持ち合いの上放れと言いたいところですが、市場環境的にはハイテク株への下押し圧力が強すぎることから、相場全体の一旦の調整の方が確率的に高いと判断しています

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、下値支持線を目指して下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,400ドルの上抜けです

先週から引き続きこの水準が上昇方向の注意ポイントとなります

今の三角持ち合いが上振れすると考えられるのは、上値抵抗を抜けた後です

仮に上抜けたとしても34,700ドルあたりで頭を押さえられ反落する可能性は残されているものの、それでもまずは34,400ドルを上抜けないことには話が始まらないといった感じです

ここを上抜けない限り、ダウの強い展開は予想しづらいと思います

下落方向は33,300ドルの下抜けです

こちらも先週と同様で、三角持ち合いの抵抗線を下抜けた場合、相場が下落推移へと入る可能性が高まります

今のところ32,800ドル周辺を下値とした横方向のレンジ相場への変化も考えられますが、一旦は33,300ドルを下抜けた時点で強めの調整に備えたほうがいいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は11,200ポイントから11,900ポイントです

予想値幅下限は直近高安の半値基準の価格を、上限はボリンジャーバンド中央線の価格を目処に設定、一旦反発してボリンジャーバンド中央線への接触を試みる可能性はありますが、基本的に下落推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日からの強い上昇で火曜と水曜はボリンジャーバンド中央線を上抜けこのまま強い上昇相場へと戻るのかと思われましたが木曜日に反落してボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せ、金曜日には終値基準では上回ったものの一旦エンベロープ中央線も下抜けてきました

2月10日の安値を下回っていないことからテクニカル的には下落が決定的になったとは判断していませんが、予想としてはこのまま下落推移を継続する可能性がかなり濃厚だと考えています

今のところ下落する先は直近高安の半値基準、11,200ポイント周辺までは覚悟しておいた方がいいだろうと考えています

11,400ポイント周辺には200日単純移動平均線がありますので、ここがいったんは下支えになる可能性はありますが、ここでいったん下げ止まるかどうかは今後の下落の勢い次第だと考えています

インジケーターではADXは33台を緩やかに下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは下落推移を継続、週内にいったん反発を見せましたがRSIシグナルに頭を押さえられるように反落しています

下落推移をする際に特徴的な推移で、RSIはこのまま50付近まで下落するものと考えられます

その後もRSIシグナルに頭を押さえられる展開が継続してしまえば、さらに下値を探る展開へと入ってしまう推移になっています

展開としてはかなり弱気に傾いている印象です

MACDはMACDシグナルを下抜け下落推移、MACDとMACDシグナルの乖離幅が拡大し始めていて、MACDオシレーターがマイナス方向へと増加し始めています

ここまでの上昇トレンド相場が終了して、相場が転換したことがある程度はっきりと確認できるかと思います

上昇トレンド時のMACDオシレーターの増加傾向が緩やかだったことから反落が起こる際には最初は緩やかな変化になると考えていましたが、MACDとMACDシグナルが絡み合うように横ばい推移した後の反落になっていて、セオリー通りの値動きに入っているといった印象です

このまま一旦は反落が起こると考えるべきタイミングだと判断しています

ナスダックは下落推移を開始したと引き続き判断しています

金曜日の終値ではエンベロープ中央線に支えられるように下落を押しとどめてはいますが、明確に上値を切り下げるような値動きを続けていますので、ここから下値抵抗となっている11,600ポイントあたりを下抜けたところから強めに下落するだろうと考えています

週内に発表される経済指標の内容を考慮しても下落は続きそうですし、恐らくここからある程度の値幅での調整へと入ってしまうと考えていいと思います

また下落率はニューヨークダウよりも大きなものになるだろうと想定しています

以上のことからこれから1週間のナスダックは、一旦反発してボリンジャーバンド中央線への接触を試みる可能性はありますが、基本的に下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,200ポイントの上抜けです

恐らく15日の高値である12,000ポイントを上抜ける展開は無いかとは思いますが、ナスダックは相場のボラティリティが高まっていますので、上振れにも注意は必要だと思います

そのため直近高値の上抜けが起こったところを上昇方向の注意ポイントとしたいと考えています

ここを上抜けてくるとそのまま強い展開が続き、一気に13,100ポイントにタッチするような上昇が発生する可能性が高まります

テクニカル的には下がる可能性が高いと判断していますが、予想外に強い展開に入った場合は考えを早く切り替えないと、かなり強い上昇へ移行するかもしれません

下落方向は11,000ポイントの下抜けです

11,200ポイントの下値目処は大きく値幅を取ってあるようで、強い調整が発生してしまえばすぐに到達してしまう価格帯でもあります

また下落時にはボラティリティが高まる可能性が高く、多少の下抜けが発生する可能性は十分にあります

そのうえで11,000ポイントを下抜けると、相場の下落する最終地点が直近安値の10,000ポイント周辺まで切り下がる可能性が出てきます

今のところ11,200ポイントがとりあえずの下値目処として対応しようと考えていますが、今回の反落が想定よりかなり強いものへと変化するポイントだと考えていますので、11,000ポイントの下抜けを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

S&P500の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

S&P500のチャート

これから1週間のS&P500の予想は下落、予想値幅は3,940ポイントから4,110ポイントです

予想値幅下限は昨年12月の反落時にいったん底値を形成した価格を、上限はボリンジャーバンド中央線の価格を目処に設定、一旦反発してボリンジャーバンド中央線への接触を試みる可能性はありますが、基本的に下落推移を継続する展開を予想します

チャートのテクニカルでは、月曜日からの底堅い値動きでボリンジャーバンドの中央線を上抜け反発の機運が高まりましたが、木曜日の反落で一気にボリンジャーバンド中央線を下抜け、金曜日にはエンベロープ中央線も下抜けてしまいました

日足の状態からだけではこのまま下落を継続していくのか、それとも一旦は反発して見せて上値を試すのかは判断が難しいところですが、金曜日の終値は2月10日の終値を下回っていますし、安値も更新していることから、下落する可能性がかなり高い推移に入っていると判断していいだろうと思います

インジケーターではADXは23台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

S&P500のインジケーター

RSIはRSIシグナルに頭を押さえられるように反落していて、60付近から53辺りまで下落しています

このまま50を下抜けるあたりまでは下落が継続してもおかしくない状態だと考えています

RSIシグナルの下落角度がそこまで急激ではないことから、一気に直近の安値を試しに行くような反落を起こすとは考えにくいのかなといった印象がありますが、それでも最終的には40付近までの下落には備えるべきタイミングだと考えています

MACDはMACDシグナルを下抜け横ばい気味に推移していましたが、木曜日の下落から乖離幅を拡大し始めています

上昇トレンド相場が終わった判断自体はしていましたが、ある程度はっきりと反落に入り始めるタイミングになったといった印象があります

少なくとも相場の方向感としては下落方向に向かうことは間違いないだろうと判断しています

S&P500は下値支持となる目処であったエンベロープ中央線を明確に下抜けてきました

ダウとナスダックの値動きだけで判断した場合、もう1営業日くらいの下落を見てからはっきりと下落相場に入ったと判断するところですが、S&P500の下落傾向はそれらに比べてもわかりやすいものとなっていると思います

大きな相場の流れとしては上昇しては下落して、底値を固めたら再上昇という展開に変化があったわけではありませんが、短期的には調整の反落へと入っていくと判断するべきだろうと考えています

ディフェンシブ株への買いが入ることもあるタイミングであることから、ダウよりも高く、ナスダックよりは低い下落率を想定して予想しています

ただディフェンシブ株に関しても、相対的に割高と考えられる水準までグロース株の下落が進んでしまうと、そこからはディフェンシブ株への下落の波及が起こることも想定されますので、その点には注意して相場を見ていったほうがいいだろうとも考えています

以上のことからこれから1週間のS&P500は、一旦反発してボリンジャーバンド中央線への接触を試みる可能性はありますが、基本的に下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は4,195ポイントの終値基準での上抜けです

S&P500もナスダック同様にボラティリティが高くなっているため、上昇方向の注意ポイントは多少高めに設定しておきたいと思います

4,160ポイントを上抜けた時点で再上昇への疑いをかけるべきだとは思いますが、少し用心して設定しておこうと思います

この値動きに入ると、そのまま4,325ポイントを目指す上昇に入る可能性があり、その勢いも強くなる可能性があると考えています

売りでつかまったり乗り遅れたりしないように注意が必要だと思います

下落方向は3,940ポイントの下抜けです

ここは12月の反落時の底値であるとともに、200日単純移動平均線のある価格帯でもあります

ここで粘れた場合は、そこから再上昇して上値を目指す展開が期待できますが、下抜けてしまった場合には直近安値3,760ポイントをうかがうような下落推移に入る可能性が高まります

強い下落相場へと入る可能性が高まるポイントですので、注意しなければならないと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

9月30日の終値を中心に11月24日の終値を高値、1月4日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は26,500円から27,750円です

予想値幅下限は週末のピッチフォーク下限の価格を、上限は2月に入ってからの高値の価格を目処に設定、週を通して下落推移を継続する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は金曜日の米長期金利上昇に伴う半導体関連銘柄の下落を引き継ぎハイテク株中心に売り優勢、後場は方向感無く横ばい推移し下落、火曜日は前日の米ハイテク株高を受け半導体関連銘柄中心に買いが入り、買い一巡後は米消費者物価指数の発表を控え上げ幅縮小し上昇、水曜日は前日発表された米消費者物価指数は市場予想を上回ったもののアメリカ株は底堅く推移しドル円相場も円安推移していたことから上昇して寄り付きますが、FRBの金融引き締め長期化観測が高まったことを嫌気した売りに押され小幅に下落、木曜日は前日のアメリカ株上昇とドル円相場の円安推移を受け幅広い銘柄に買いが入り上昇、金曜日は前日のアメリカ株の下落やアジア株の軟調推移を材料に売り優勢、為替の円安推移を材料に押し目買いも入りますが下落して週の取引を終えました

下落予想をしていましたが下落幅は160円ほどとあまり大きくなく、特に下落のタイミングが予想とは異なりました

週初は堅調推移としていましたが月曜日に最も大きな下げを記録、そこからは比較的底堅い展開となり、金曜日の下落でも月曜日の終値より高い水準で引けています

アメリカで火曜日に発表された米消費者物価指数と翌日の小売売上高は予想通り比較的強い結果となり株式市場は下押されると考えていましたが堅調推移、木曜日に卸売物価指数が強い内容であったことからそこで下落を開始、日本市場には金曜日の1営業日しか影響がありませんでした

火曜日と水曜日のアメリカ株の堅調な推移に関しては、FRBがリバースレポを放出したことで、資金が株式市場に向かったのではとの観測もあるようで、今回のFRBの利上げ継続が意識される中での株式市場の堅調な推移はイレギュラーなものだったのではと判断しています

そのため今回の予想でも、アメリカでの強い経済指標の内容はFRBの利上げ長期化懸念につながることで、株式市場には下落バイアスとなるという前提で考えをまとめています

これから1週間の主なイベントですが、まずは木曜日が休場となりますのでご注意ください

日経平均の主なイベント

日本での経済イベントで重要なものは金曜日に集中しています

まず全国消費者物価指数ですが、こちらは市場予想では高い数字が発表される見通しで、少なからず日銀の金融引き締めへの転換を意識させる可能性があるかもしれないと警戒しています

材料としては為替には円高バイアスを、株式市場には下落バイアスをかけるのではと考えています

普段であれば日銀の金融緩和が継続するとの見通しからそこまで材料視させるものではないだろうと考えているのですが、今回に関しては環境が異なります

金曜日の午前中に植田次期総裁、午後には氷見野・内田両次期副総裁の所信聴取が行われる予定です

特に午前中に行われる植田次期総裁の発言にはかなり警戒が必要だと考えていて、金融引き締め観測が高まった場合、ドル円相場の円高推移と株式市場の下落が起こる可能性があるのではと強めに警戒しています

日本に関してはこの金曜日のイベントがここ最近でも最も重要なものになるのではといった感じです

日本株に大きな影響を与えるアメリカ市場の週内の主なイベントですが、こちらは市場予想では全体的に強い内容が出てくる見通しです

そのため週を通して下落バイアスがかかりやすい環境になるのではと考えています

また月曜日のアメリカ市場は休場ですのでご注意ください

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロはどちらかというと下目線である印象です

ABNアムロのオプション動向

CALL28,000円での売りが非常に強くなっていてここが上値目処、PUT27,250円での売りが多くこちらは下値目処といった印象です

PUTに関しては断続的に強く売りを入れている価格帯があり、下値が比較的硬いと考えている可能性はあります

建玉残は28,125円を損益分岐点に下落すると損失が大きくなっていくポジションをとっています

CALL28,000円、PUT27,500・27,000円での売り建玉が非常に多くなっているのが特徴的です

値幅が狭い印象はあるものの、方向感はつかみにくい印象です

JPモルガンはCALL28,000円では木曜日に買い建玉があったものの金曜日にはそれを解消しどちらかというと売り優勢で上値目処に、PUTでは27,500・27,000円での売りが強かったものの26,750円まで行くと買い優勢ですので、27,500円から27,000円を一旦の下値と考えていた節はありますが、さらに強い下落にも備えているといった印象です

JPモルガンのオプション動向

建玉残は最も利益が縮小するのが27,500円付近で上下どちらに推移しても利益が拡大するポジションをとっています

CALL27,500円の買い残とPUT27,500円の売り残が多く、一方でPUT27,000・26,875・26,625円の買い残が多いことから、この2つの価格帯から上下どちらかに大きく値動きをすると考えているのではといった印象ですが、方向感を読み取ることは難しい状態だと考えています

オプション全体の取引では、週全体でみるとまちまちな印象でしたが、週末金曜日は27,500円の終値から考えると、CALL・PUTともに離れた価格帯での出来高が多くなっていて、ここからの急激な値動きに備えている可能性が感じられます

建玉残は全体的にCALL優勢ですが、強弱のバランスはそこまで極端なものではない印象です

225mini先物では、ABNアムロはニュートラル、週初は上目線でしたが週末に向けて下向きに変化した感じで若干下目線かもしれません

225mini先物の建玉

JPモルガンは若干下目線、ただこちらも週内で強弱を繰り返した感じで、強い方向感は無い状態だと考えています

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディスイスは若干上目線、モルガンは若干下目線、グローバルマクロのゴールドマンとJPモルガンは下目線、シティは上目線だった印象です

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

証券会社によってまちまちの方向感で、大きく流れが傾いているといった印象はありません

前回予想からCTAは強い方向感が出ておらず、グローバルマクロに関しても強い方向感が感じられない印象があります

唯一比較的強く方向感が出ているのはグローバルマクロのJPモルガンの下目線くらいかなといった印象です

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディスイスは若干上目線、モルガンは若干下目線、グローバルマクロのゴールドマンは下目線、シティは上目線、JPモルガンはオプションと合わせて下目線、アービトラージのABNアムロはニュートラルな印象です

前回予想に引き続き、全体的に方向感がわかりにくい状態だと判断しています

裁定取引の残高は売り残が急激に減少、かなり極端なバランスになっています

裁定取引の残高推移

先物買いと現物売りが減少している状態ですので、先々の買い圧力が非常に低くなっている状態だと考えられます

買い残も少なくなってはいますが、売り残が極端に減少していますので、直近の値動きで底が抜けるような強い下落が起こらないかには引き続き注意しておいた方がいいだろうと考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日に大きな下落をした際にボリンジャーバンド中央線を下抜けることでいったん弱気方向へと大きく傾きましたが、下値はエンベロープ中央線に支えられる形となっていて、さらにそこから反発していることから相場が大きく崩れている状態ではないと判断しています

一方で戻った先の火曜日以降の高値は以前の高値までは達しておらず、反転して強い上昇をする値動きかどうかも判断が難しいところです

木曜日までの値動きであれば上昇推移の可能性を残していると考えていましたが、金曜日に再度下落してボリンジャーバンド中央線を下抜けたのはネガティブです

ただこれに関してもエンベロープ中央線が下支えとなっていて、未だに弱い相場へと入ると判断することが難しい環境でもあります

金曜日までの値動きであれば、ここから再反発する可能性もあり、相場の方向感を判断するのは難しいと思います

推移している価格帯としては非常に狭い範囲となっていて、以前の高値を再度上抜ければ上昇方向へ、エンベロープ中央線を下抜ければ下落方向へ、そう考えていい場所に位置していると考えていいだろうと判断しています

特に危険なのがボリンジャーバンドの上下の幅が窮屈な状態が継続している点です

どのタイミングでも急激な動き出しというものには注意が必要ではありますが、特にボリンジャーバンドの幅が狭まり相場が煮詰まった後は、窓を開けるような強い値動きが一気に発生する可能性が高いタイミングだと考えていいと思いますので、一気に強い値動きが起こる可能性には備えておいた方がいいだろうと考えています

インジケーターではADXは20台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIはRSIシグナルを下抜けた後に一度反発を見せますが、RSIシグナルに頭を押さえられるように反落しています

このパターンの推移は相場が下落する際によくみられるもので、特に高値に差し掛かった際にこの形状が出た際には、ある程度の調整に入ることを考慮してトレードを行うべきだろうと考えています

60辺りで頭を押さえられて反落したことから、45から50までは下落が継続すると考えて対応したほうが無難だと思います

MACDはMACDシグナルを下抜け緩やかながらも下落推移を継続しています

相場の方向感が失われている状態であることからRSIシグナルを重視して判断していますが、その前のタイミングまでは上昇トレンド相場が発生している可能性がありました

そのため現在起こっているMACDのMACDシグナル下抜けは意味のないシグナルではなく、ここまでの上昇トレンドが終了し調整へと入るシグナルが出ている状態だと考えています

金曜日の時点でのチャート形状では、エンベロープ中央線に下支えされている値動きとなっていて、明確に弱気方向へと転換したと判断できるわけではなく、むしろここから反発する可能性すらあると思います

一方でインジケーターには一足先に相場が弱気転換するシグナルが出ていて、本格的な下落に備えるべきタイミングだと考えられます

ここまで円安推移に下支えされるような展開となっていましたが、ここにきてドル円相場はいったん調整の反落に入る可能性があり、その際には日経平均も下押される可能性が高いのではと考えられます

月曜日はアメリカ市場が休場であることから日本独自の材料で火曜日までの値動きが続く可能性があり、その際に為替の動向が注目される可能性があることは考慮しておくべきだろうと思います

水曜日以降は火曜日のアメリカ市場の値動き次第のところもありますが、アメリカ市場が一旦反発できれば日経平均にも反発のチャンスはありますし、そのころには再度ドル円相場は円安方向へと動き出している可能性があります

ただアメリカ市場の見通し、特にグロース株に関しては、週内の下落を予想しています

そのため日本市場にもそれなりに下押し圧力がかかる可能性を考慮するべきだろうと思います

以上のことからこれから1週間の日経平均は、週を通して下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は27,800円の上抜けです

2月に入ってからの高値を上抜ける値動きを想定しています

この場合予想が外れて一気に強い値動きへと入っていく可能性が高まります

条件として必要なのはアメリカ株の強い上昇だと考えられますので、アメリカ株と同時に強い上昇が発生した際には特に注意が必要だと考えています

目指す先は28,500円、ここまでは一気に上昇する可能性を考慮したほうがいいだろうと考えています

下落方向は27,200円の下抜けです

予想値幅下限が26,500円としていることから、この水準を下抜けるのはすでに想定内です

気を付けたいのは下落スピードです

27,200円の下抜けに関しては前回までも何度もお話ししていますが、1月後半の上昇時に開けた2つの窓があり、ここを一気に埋める可能性が高まります

さすがに強い円高推移やアメリカ市場の急落が伴わないと難しいとは思いますが、日経平均単体のテクニカルで考えると強い下落が起こりやすいタイミングに入りますので注意が必要だと考えています

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は133円00銭から137円00銭です

予想値幅下限はエンベロープ上限の価格を、上限は昨年12月にもみ合った価格を目処に設定、週初はいったん下落し半ばにかけて上昇、週末にかけて再度下押される展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は日銀の4月以降の新体制での金融引き締め観測が後退し上昇、アメリカ時間では翌日に発表される米消費者物価指数の伸び率縮小観測から上げ幅縮小も円安、火曜日はアメリカで発表された1月消費者物価指数が市場予想を上回りFRBの金融引き締め継続観測が強まり米長期金利は上昇、日米金利差が拡大し円売りドル買いが強まり円安、水曜日はアメリカで発表された1月小売売上高が市場予想を上回りFRBの利上げが継続するのと観測から米長期金利が上昇し円安、木曜日はアメリカで発表された卸売物価指数が市場予想を上回りFRBの利上げ継続観測が強まり一旦円安推移しますが、円売り一巡後は持ち高調整の買い戻しが入り円高、金曜日はFRB関係者のタカ派発言を受け一旦は上昇しますが、その後には逆にハト派発言が出てきて上げ幅を縮小、強弱入り混じる発言が相次ぐ中で一旦の上昇に対して利益確定や持ち高調整が出る形の円安推移で週の取引を終えました

前回予想で想定した値動きとなっていますが、ドル円相場の予想をしている中でもここまで予想通りの値動きが出ることは珍しいです

場合によっては2度とここまでの精度では予想できないかもしれません

前回予想で気を付けたFRBの利上げ継続に対する警戒感の高まりを考慮したことが良かったのだろうと考えています

これから1週間に関しても予定されているイベントは金融引き締めを意識させる強いものとなりそうですので、引き続きFRBの金融引き締め懸念による円安バイアスを考慮しながら予想したいと考えています

一方で注意しなければならないのが、日本から新たに加わる日銀総裁という材料です

特に24日の次期総裁と次期副総裁に行われる所信聴取に関しては要注意で、予想とは異なるほどのインパクトが出てくる可能性もあるかもしれません

この辺りは予想が大きく外れる要因として意識しておいた方がいいなと考えています

これから1週間の主なイベントですが、月曜日はアメリカ市場が休場ですので、材料として影響がありそうなのはヨーロッパで発表される2月消費者信頼感指数ですが、こちらは前月より改善見通しも弱い結果となりそうでニュートラルです

ドル円相場の主なイベント

火曜日に入るとヨーロッパとアメリカで購買担当者景気指数の発表が行われ、市場予想では好調な結果が発表されそうで、ヨーロッパ時間で一度ドル安方向に振れるタイミングがあった後、再度アメリカ時間でドル高へ推移する可能性があり、翌水曜日のFOMC議事要旨もドル高要因になる可能性がありますので要警戒だと思います

木曜日は日本が休場となり、アメリカで発表される経済指標の材料はニュートラルである印象ですが、前週分の新規失業保険申請件数が市場予想から大きくぶれないかには注意が必要だと思います

金曜日に入ると日本から日銀次期総裁や次期副総裁の所信聴取が材料として加わりますが、こちらは瞬間的に強い円高バイアスになる可能性があり要注意だと考えていますし、発表される全国消費者物価指数も強い内容が出てきそうで円高要因となりそうです

夜に入ってアメリカで発表される経済指標は、個人消費支出の前年同月比こそそこまで強くない見通しですが、個人所得と合わせて前月からの伸びが強まりそうですので、この辺りはドル高要因にならないか注意が必要だと考えています

市場予想と同様の内容であっても円安ドル高材料が多いですが、市場予想から大きく上振れや下振れをした際にはさらに影響が大きくなると考えられますので、今週も警戒を怠ることができない1週間となりそうです

日本から24日に出てくる次期総裁の金融政策に関する材料に関しては、日銀の金融緩和がどこかのタイミングで転換すること自体はすでに織り込まれていると考えていますので、よほど強い内容が出てこなければ、材料が出た瞬間のボラティリティの高まりはあるものの、ドル円相場全体の流れを大きく変えるものではないと考えて予想をしていきたいと思っています

チャートのテクニカルでは、2月10日のエンベロープ中央線に接触後の反発を起点に上昇を開始、木曜日に勢いが弱まり金曜日も上値を試しますが押し返されています

月曜日の終値でエンベロープ上限を上抜けた後は週を通して上抜けを維持、今のところ強い展開が維持されています

最も上昇した価格はちょうど上値目処としていた135円あたりで、ここが節目となって反落しているといった感じです

金曜日の日足が陽線とは言え塔婆の形となっていますので、強い値動き自体は維持している状態ですので強い反落が起こると考えるタイミングでは今のところないと判断していますが、一時的な反落の可能性には備えたほうが無難だろうと考えています

インジケーターではADXは17台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは61台を横ばい気味に推移、50付近から上昇して少し上値が重くなっている印象です

上昇する勢いが弱まっていることから、一旦はRSIシグナルへの接触をするまで調整する可能性を考慮してもいいのではと考えています

ただRSIシグナルは緩やかな上昇で強弱の分かれ目である50を上抜けて来たところで、方向感としては強めの値動きをしてきそうだなといった印象があります

今のところ底打ちした後の上昇が下落へ転換するような兆候は無いと考えています

MACDは上昇推移を継続、MACDシグナルも強弱の分かれ目である0を上抜けてきました

MACDとMACDシグナルの乖離幅は極端に開くことなく推移していて、強い過熱感は感じられません

パターンとしては急激な上昇からの反落を起こすものではなく、底堅く一定の方向に推移をしていく場合に多く見られるMACDオシレーター形状だといった感じです

反落の兆候もなく、どちらかというと今後も上昇が継続していくのではと感じられます

ADXが上昇推移を継続していることから、今後MACDの上昇と合わせて上昇トレンド相場へと変化していく可能性がある点には注意が必要だろうと考えています

月曜日にアメリカ市場が休場であることを考えると、週末に控えた植田次期日銀総裁の所信聴取を意識して一旦は調整の反落に入る可能性はありそうです

またドル円相場の方向感を左右する米長期金利の動向、私は普段から特に米10年債利回りに注目していますが、こちらの上昇にも一服感があるような値動きが見られます

そのため一旦は下押しが発生する可能性は考慮するべきだろうと考えています

ただ週内にアメリカで予定されている経済イベントは強い結果が示されるものが多そうですし、全体的には底堅いアメリカ経済の状況と、それに伴うFRBの金融引き締め継続を意識させられる1週間になるのではと予想しています

ドル円相場のテクニカルを考えても一旦は下押しが起こってもおかしくないタイミングですが、相場が下落方向へと傾くと判断できる材料は無い状態です

そのためここまでの上昇に対する調整の反落を考慮するべきだろうとは思いますが、相場の方向感が転換すると考える材料は無いことから、このまま上昇相場が継続すると予想するべきだろうと判断しました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週初はいったん下落し半ばにかけて上昇、週末にかけて再度下押される展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は138円00銭の上抜けです

予想値幅上限からは1円も上昇した水準ですが、強い円安推移が発生した場合はこの辺りまでの上昇は想定しておいた方がいいかもしれません

12月にもみ合った価格帯の上限にあたる価格で、ここを上抜けるとさらに強い値動きが発生し始める可能性があります

今のところ予想でも強い値動きを想定してはいますが、そこまで極端に過熱感を伴うものになるとは考えていません

ただ上昇方向の注意ポイントに入るような値動きを見せてきた場合は、一気に上昇して下落するような荒っぽい相場展開になる可能性があり注意が必要だと思います

特にさらに上昇して138円50銭を終値基準で上抜けて来たら、かなり危険だと思います

下落方向は131円50銭の下抜けです

こちらも予想値幅下限からは1円50銭下とかなり値幅があります

週内の値動きは円安推移の継続を想定してエンベロープ上限の上抜けを維持する展開を予想していますが、仮に多少下抜けても上昇推移予想を変更しなくてもいいだろうと考えています

一方でエンベロープ中央線を明確に下抜けるような値動きが発生した場合は、相場の方向感が転換したと判断するべきだと思います

週内にそのような値動きが発生するとすれば131円50銭あたりが分岐点になると思いますので、この価格を下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

あとがき

アメリカ市場に関して

火曜日に発表された消費者物価指数や翌日に発表された小売り売上高の強い内容は、FRBの金融引き締めが意識されたことは、米10年債利回りの値動きから明らかでした

ですがそれに反するように株式市場は上昇、予想が外れたというショック以上に今後の値動きの予想が非常に難しくなり、かなり頭を悩ませました

そうこうしているうちに木曜日には下落、金曜日はダウこそ底堅かったもののグロース株へは引き続き売りが出ました

FRBのリバースレポの放出という材料が買いにつながった可能性はあるものの、一瞬の値動きにとらわれると相場の大きな値動きを見失う可能性があるといういい教訓になりました

今回に関してはテクニカル的にも下落するという考えがありましたので下落予想を維持して週内の値動きを見守ることができましたが、この動画を作っていなければ正直なところ予想を変えて自分のポジションも強気へと変更していたかもしれません

本当に紙一重です

このような不安定な相場環境は続くものと考えていますが、FRBの利上げ継続観測は相場にネガティブという基本は継続しつつ、その転換点を見極めることに腐心していければと、今のところは考えています

またここからは下落の底がどこになるのかの見極めも大切だと思いますので、一旦の綾戻しに騙されないように気を付けたいと思います

日経平均に関して

アメリカで発表された消費者物価指数の結果が市場予想を上回ったにも関わらず、アメリカの株式市場はいったん上昇を見せました

恐らく予想動画を作っていなければ、あの時点でインバースは決済していたのではとも思えるような値動きでした

今のところ現物株にカウンターを当てる形でインバースは相変わらず保有していて、予定していた通り少し長い戦いになりそうかなと身構えています

日本で予定されているイベントでは円高バイアスがかかりそうですが、相変わらずアメリカでは金融引き締め継続観測が高まっていて、これは円安バイアスになっています

日本株にとって円安推移は下支え要因になりやすいのですが、その原因となっている米長期金利の上昇はアメリカ株の下押し要因になってしまいます

アメリカ株が思ったよりも堅調で下がらないなとは思いつつも、下落は時間の問題の可能性もありますので、私は相場の方向感が上に切り替わるまでは、インバースをしっかりと握りしめておこうと思います

ただ油断してケガだけはしないようにしたいとも思っています

私のインバースの通算成績は良くないはずですので

ドル円相場に関して

アメリカで発表予定の経済指標の内容は強いものとなりそうで、恐らく円安方向へのバイアスがかかるものと考えられます

チャートのテクニカルから考えても、一旦は下押しがあったとしても上昇方向への相場展開が大きく変化するきっかけは今のところ無さそうです

不安材料があるとすれば2つ、1つは米10年債利回りの値動きがいったんピークを付けたような兆候がある点です

米長期金利の上昇がピークを付けて反落するのであれば、ドル円相場も下落することが想定されます

2つ目は日銀の次期総裁、植田さんが24日の所信聴取でどのような発言を行うのかが全く見通せないということです

予想としてはそこまで強い金融政策の転換を即時に行うというような発言は出てこないだろうと考えていますが、実際にはどのような材料が出てくるのかは全くわかりません

予想をする上で最も可能性が高いだろうと考えられる方向性で想定していますが、このイベントに関しては判断する材料があまりにも少なすぎます

この2つの要因は今後相場の上昇が止められる要因となる可能性があります

実はこれ以外に円安方向へのリスクもあります

ライブ配信時にも申し上げていましたが、私はFRBが50bpの利上げを行うことはまずないだろうと考えています

FRBが25bpを超える利上げを行うことは異常事態であり、通常の金融政策では考えられない利上げ幅です

常識的には25bp幅での利上げが一般的であると理解しています

ただ50bp幅での利上げに対してFRB関係者から発言が出てきています

仮に50bpの利上げがある場合、これは反落を伴わない強い円安推移の発生が起こる可能性を秘めています

今回予想ではこの利上げ幅への言及をそこまで重視して考えてはいませんが、今後の相場展開を考えていく上ではリスクの一つになると考えています

長い目で考えると、この材料をどう消化していくのかは今後の予想の課題になりそうです

月曜日こそ反落を伴うものの少し落ち着いた値動きになるかもしれませんが、その後はどこでボラティリティが高まってもおかしくない相場環境が続きます

特に週末に向けての値動きにはお気を付けいただければ幸いです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のしーさんの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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