【23/2/6~】底堅く推移するアメリカ株、日本株は円安推移を援護に上昇へ、ドル円相場はいったん円安もレンジへ変化予想

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想を毎週土曜日に配信している週間株為替予想です

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また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください

日々の相場の振り返りは月曜日から木曜日まで、夜にライブ配信を行っておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は横ばい、予想値幅は32,900ドルから34,700ドルです

予想値幅下限は1月20日の安値の価格を、上限は12月13日の高値の価格を目処に設定、下値を試すように下落する場面はあるものの、全体としては方向感なく横ばい推移する展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日は重要イベントを前に短期的な利益確定や持ち高調整の売りが優勢となり下落、火曜日は発表された米雇用コストが市場予想を下回り、FRBのインフレ対策が効果を示しているとの見方が広がり上昇、水曜日はFOMCで発表された利上げ幅は市場予想通りの25bp、パウエルFRB議長のこの後の複数回の利上げ示唆から下げ幅拡大、ただディスインフレが始まったと明言したことで利上げ停止が近いとの見方が強まり買い戻しが入り小幅上昇、木曜日はメタの市場予想を上回る決算を受けディフェンシブ株からハイテク株に資金を移す傾向が強まり小幅下落、金曜日は発表された米雇用統計の内容が市場予想を上回り労働市場の需給ひっ迫が確認されFRBの早期利上げ停止観測が後退、ただ同日発表されたISM非製造業景況指数は市場予想を上回り好不況の分かれ目である50も上回ったことで下げ幅は限定的となり小幅下落して週の取引を終えました

金曜日に発表された米雇用統計の内容は非常に強い内容となっていて、非農業部門雇用者数変化の数もですが、失業率の低さは53年ぶりというもので、労働市場がひっ迫している状態が継続していることが確認されました

大手テック企業の大幅なリストラというニュースはありましたが、アメリカ全体の労働市場という視点から考えると、まだまだ過熱感は残っている状態だと考えたほうがいいかもしれません

またISM製造業景況指数は市場予想や好不況の分かれ目である50を下回った結果となりましたが、ISM非製造業景況指数は市場予想と50のどちらも上回る結果となっていて、製造業での落ち込みはあるもののサービス業などに関しては好調な状態が継続している模様です

これから1週間の主なイベントですが、毎週発表される前週分新規失業保険申請件数の内容には注意が必要だと思いますが、全体的に普段の週内に比べ重要な経済指標の発表がありません

ニューヨークダウの主なイベント

そのため経済指標の発表から相場が大きく動くという可能性は低いのではと考えています

(火曜日にパウエルFRB議長の発言が予定されていますのでご注意ください)

また主要企業決算も相場に大きな影響を与えると考えられるものはおおむね通過していますので、これから先に関しては決算発表に対してはそこまで神経質にならなくていいのではと思っていて、ここまで出てきた企業決算や、これから出てくる経済指標から、新たに相場の大きな方向性が出てこないかに注意していったほうがいいタイミングではと考えています

ニューヨークダウの主な企業の決算スケジュール

チャートのテクニカルでは、週を通して横ばい気味に推移、日中のボラティリティが高まる場面はあったもの終値基準ではかなり値幅が狭い展開となりました

今のところ終値基準でエンベロープやボリンジャーバンドの中央線を下回ることは無く、相場環境としてはそこまで弱い状態にはなっていません

また昨年12月を頂点した値動きでは、32,800ドルを少し下回ったところから34,400ドルを下回った水準で横方向のレンジ相場に入っていて、下方向に調整する際にはエンベロープやボリンジャーバンドの中央線を下回ることもあるため、ここが単純に相場の転換点と考えられるタイミングではなくなってしまっていると考えています

一目均衡表の雲も下抜けることがあることから、この辺りも強い下値支持とは考えにくそうです

今のところ12月と1月の安値が切りあがるような形となっていますので、下値切り上げタイプの三角持ち合いに入っている可能性はありますので、今後下落した際にこの下値支持線が機能するのかには注目してもいいかもしれません

仮に下値切り上げの三角持ち合いであった場合は、値動きが煮詰まった後は上放れする傾向がありますので、その点にも注意が必要だと思います

また仮に強めの調整が入った場合でも、現在のエンベロープ下限である32,300ドル付近には100・200日単純移動平均線がありますので、この辺りを強く下抜けない限りは相場展開としてはそれでも底堅く上昇する可能性を考慮して臨むべきだろうと今のところは考えています

ニューヨークダウは高値で粘っている状態で、反落を起こしても相場展開としてはニュートラル気味に変化するのみで、そこから一気に値を崩すと考えていいかは今のところでは疑わしい状態と言った印象です

インジケーターではADXは15台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは54台を下落推移、RSIシグナルを下抜けています

短期的には下落しやすい環境で、下落する場合は強弱の分岐点である50を少し下抜ける水準まで達する可能性がありそうです

仮にですが45辺りまで下落した場合は、そこから反発する値動きが発生するのではと予想しています

12月半ばまでの強めの下落からは横ばい気味に上下していて、相場がレンジ気味に推移している状態であると考えられそうです

1月に底値を付けたところから上昇する場面では、そのままRSIシグナルを下支えにするように強い上昇を再度見せてくるのではと考えていましたが、FOMCや米雇用統計を消化して、あまり新しい材料が無い状態のこれからの1週間ではそこまで強い値動きが起こるとは考えづらく、通常考えられるように下向きになったら一旦は下落というパターンに入ると考えたほうがいいのではと判断しています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、ただ乖離幅は縮小傾向です

強弱の分岐点である0を上回って推移を継続しているのは相場の底堅さを感じさせるものではありますが、MACDの推移から相場の方向感をつかむのは難しい環境になっているものと判断しています

ただ今年に入ってからの推移は0を上回る水準を維持していて、相場がわずかながらも上を向いて推移を継続する底堅い展開であることが確認できていると考えています

ニューヨークダウの推移している価格帯は非常に高い場所で、反落が起こる危険性は考慮するべきタイミングではあります

一方で昨年12月あたりからの推移を振り返ってみると、底値を切り上げるような三角持ち合いとも考えられる推移を見せていて、強かった週末の雇用統計の結果による米長期金利の強い上昇も吸収できています

FRBの利上げ継続によるデメリットに対して、利上げ継続を考えなければならないほど経済が底堅いという材料が存在している状態だと考えられるのではと判断していますので、この2つのバランスを大きく崩す、例えばですがあまりに強い経済指標の発表によるインフレの再燃や、あまりに弱い経済指標の発表による強い景気後退懸念などが台頭しない限りは、現在の微妙なバランスを維持しながらどこかのきっかけで上昇、その後にまた横ばい推移をしてしばらく日柄を消化するという展開が続くのではと予想しています

急激な上昇を見せる可能性は低下しているとは思いますが、思っている以上に底堅く緩やかな上昇は継続していく可能性があるのではといった感じです

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、下値を試すように下落する場面はあるものの、全体としては方向感なく横ばい推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,700ドルの上抜けです

週内に予定されているイベントや、金曜日に発表された米雇用統計の結果を受けた米長期金利の動向などを考慮すると、そこまで強い値動きが出るとは考えづらいのですが、仮にですが週内に34,700ドルの上抜けを起こした場合は35,500ドルまでの上昇にまずは備えるべきだと思います

ただこの値動きが何か危険な値動きかといわれると、そこまで注意するべきものではないと思います

よほど急激な強い上昇を起こさない限りそこからの反落の危険性はあまり高くないと考えられますし、ニューヨークダウを売りで入っている場合はそのままじわじわ踏み上げられる可能性があるので、その場合だけは注意した方がいいかなといった感じで考えています

下落方向は33,100ドルの終値基準での下抜けです

この水準はあくまで大体の目安として、12月19日・1月5日・1月19日の終値を基準として下値抵抗線を引いたものですが、この辺りを下抜ける場合は下値切り上げの三角持ち合いが崩れます

相場展開として次に注目したいのは、基準とした安値の下抜けが起こるかどうかです

特に12月19日の安値を終値基準で下抜けて来た場合は、楽観的に見ているニューヨークダウの今後の推移は思っている以上に危険な状態で、少なくとも下値目処となる100・200日単純移動平均線のある現在のエンベロープ下限付近まで、場合によってはそこを下抜けて31,200ドルまでは下落する可能性を考慮するべきだろうと考えています

上昇方向の注意ポイントに比べて下落方向の注意ポイントはボラティリティが一気に高まる可能性がありますので要注意だと考えています

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は横ばい、予想値幅は11,600ポイントから12,600ポイントです

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は8月25日の高値の価格を目処に設定、週前半はいったん下値を試しに行く可能性がありますが、その後上昇推移を再開する展開を予想します

ここ一週間のナスダックの値動きですが、月曜日は重要イベントを前に短期的な利益確定や持ち高調整の売りがハイテク銘柄に大きめに出て大幅下落、火曜日は発表された米雇用コストが市場予想を下回り、FRBのインフレ対策が効果を示しているとの見方が広がり上昇、水曜日はFOMCでは市場予想通りの25bpの利上げ幅でパウエルFRB議長が継続的な利上げを示唆したことでいったん下げ幅を拡大しますが、ディスインフレが始まったと明言したことから利上げ停止が近いとの見方から強く買い戻しが入り大幅上昇、木曜日はメタの市場予想を上回る決算を受け、決算前のテック企業への先回り買いで、ディフェンシブ株からハイテク株へ資金を移す傾向が強まり大幅上昇、金曜日は発表された米雇用統計の内容が市場予想を上回り労働市場の需給ひっ迫が確認されたことでFRBの早期利上げ停止観測が後退、決算で高い利益率を示したアップルは買われますが、ここまで買い戻しが入っていたハイテク株が売られ下落して週の取引を終えました

ここまでFRBの利上げ早期停止と、場合によっては年内の利下げ開始を織り込むかのような強い上昇を見せていたナスダックでしたが、金曜日の米雇用統計の結果はFRBの利上げ継続を強く意識させるものとなり、高値から一気に下押される形となっています

これから1週間の主なイベントですが、引き続き毎週発表される前週分新規失業保険申請件数には注意が必要ですが、ナスダックに関しても特に強く注目する必要がある経済指標の発表は無さそうです

ナスダックの主なイベント

予定されている企業決算に関してもかなり限られている印象で、ここまでのGAFAMの決算ほど大きな影響を与えるものは無さそうです

(火曜日にパウエルFRB議長の発言が予定されていますのでご注意ください)

ナスダックの主な企業の決算スケジュール

チャートのテクニカルでは、水曜日からの強い上昇でボリンジャーバンド上限を押し広げるバンドウォークを開始、金曜日も同じ傾向の値動きを見せていましたが米雇用統計の強い結果を受けて一気に反落しました

今のところエンベロープ上限を上抜けた水準を維持していることから、テクニカル的にはまだ弱気相場へ入るタイミングと判断するのは難しい段階だと考えています

ただ水曜日から木曜日の上昇時に窓を開けるような推移を見せていて、金曜日には木曜日の安値を下回って推移していることから、この窓を埋めに行くように下落する可能性は考慮するべきだろうと考えています

またエンベロープ上限を上抜けて強い上昇を維持する場合でも、エンベロープ上限に下支えしてもらうようにいったん反落す場面はありますので、今回も同様に少し反落する可能性は考えておいた方がいいと思います

今のところ強い上昇を維持しているかどうかの判断としてボリンジャーバンド中央線の下抜けが起こるかどうかを基準に考えていますので、金曜日の時点では11,600ポイント周辺ですが、この辺りまでの下落であれば上昇推移を継続すると考えられる許容範囲と考えていいのではと判断しています

高値からの反落である事から場合によってはここから売りで仕掛けたいと考えたいポイントとも考えられますが、現状ではここで仕掛けるとその後に踏み上げられる可能性もあるのではとかなり警戒しています

短期的な下落の可能性は高いと考えられますが、まだ上昇相場の一旦の反落で終わる可能性が十分に残されている段階だと判断しているといった感じです

また強い上昇相場が現れた後、本当に強い反落に向かうかどうかの判断をするのに、ある程度決定的になると考えているのはエンベロープ中央線の下抜けなのですが、エンベロープ中央線の水準は金曜日の時点で11,250ポイントとかなり下の水準で、ここまで判断を待つのはポジション的にも厳しいと思います

そのため今の段階であれば、ボリンジャーバンド中央線の下抜けを起こすまでは、相場は強い上昇方向への推移を維持、エンベロープ中央線の下抜けを起こすまでは相場は少し弱まったものの上昇する展開を続けているという、2段階の判断に分けて考えやポジションを調整してもいいのではと考えています

インジケーターではADXは31台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

MACDはMACDシグナルの上で上昇推移を継続、乖離幅は縮小と拡大を繰り返しつつ、極端な過熱感が無い状態で強い上昇を継続しています

チャートでは今年に入ってから強い上昇相場となっていて一方的に強い展開が起こっているように見えますが、実情は上下動を繰り返すことで何度も反落を見せていて、MACDオシレーターの増減がそれを表しています

本当に一方的に上昇推移を強く見せる場合はMACDオシレーターの一方的な増加が確認できることが多くあります

それが確認できないことから、ナスダックの反落時のパターンはMACDが少し横ばい気味になってから起こるものになるのではと考えています

これは絶対のものではないのですが、今までのMACDの推移を確認していただけるとMACDオシレーターが一方的に上昇してから減少に転じる場合、MACDはMACDシグナルから大きく乖離していても一気に反落する傾向が強いと思います

それに対してMACDオシレーターが現在のように増減を繰り返している場合、MACDはある程度MACDシグナルに接近してから反落が起こるパターンが多い印象があります

今のところ反落が起こるにしてもMACDとMACDシグナルの乖離幅が大きい状態が維持されている印象がありますので、まだここから急激な反落が起こる可能性は低いのではといった判断をしています

RSIはRSIシグナルを下支えに60台から一気に70を上抜ける水準まで上昇、そこから反落をし始めています

RSIで考えた場合は明らかに過熱感が高い状態で、一旦はRSIシグナルまでの反落を考えたほうがいいタイミングだと思います

シグナルの信頼度としてはトレンド相場に入っていることから低下していると考えていいだろうと判断してはいますが、短期的な値動きとしては反落の可能性の方が上昇より高い状態だと考えていいと思います

一方でRSIが高水準であることから、相場が強い反落を起こすという考えには否定的です

木曜日の高値が最終的に頂点となり下落相場が発生する可能性はもちろんあるだろうとは思うのですが、その判断をするのはMACDのMACDシグナル下抜けが起こるかどうかが確実なシグナルで、RSIの高値からの反落を相場全体の方向感に当てはめて考えないほうがいいのではと今のところは判断しています

FOMCを通過してFRBが比較的ハト派と考えられたことから強く上昇、金曜日には米雇用統計の内容を受けFRBはタカ派になると考えられ強く下落しました

木曜日の上昇にはメタの決算を受けた強い上昇があったことも加わっているかとは思いますが、金曜日の反落は正直なところよくこれで収まったなと思っています

金曜日に発表された米雇用統計の内容は、そう考えざるを得ないほど強いものだったと考えています

ここまで強いナスダックの上昇は、トレーダーの本能的に反落を警戒するタイミングで、リスクを回避するためにはすぐに逃げるべきだと思います

ですが上昇トレンド相場へと入ったナスダックのMACDは、依然として下落するというシグナルを出していません

予想をする上で冷静に判断するなら、上昇トレンド相場が横ばいになってレンジ相場へ変化、そこからRSIが高値を付けて下落する場合や、相場が反落を開始してMACDのMACDシグナル下抜けが起こるまでは、上昇予想を維持するべきだと思います

ただ1点絶対に気を付けなければならないのは、MACDのMACDシグナル下抜けは遅行指標で反落が起こった後に発生しますし、インジケーターは総じて遅行指標である傾向があります

先行指標として用いられるのはフィボナッチやサポート・レジスタンスラインなど、数がかなり少ないです

MACDにしてもRSIにしても相場の転換点を確認できるものの、どうしても相場の値動きに対して1歩出遅れることは考慮するべきだとは思います

それらの危険性を念頭に置いて対応をしていただきたいのですが、テクニカルにある不安材料を考慮しても、現在のアメリカの景気や労働環境の底堅さ、今後の消費者物価指数の推移の予想をさらに合わせると、相場全体の方向感としては上昇予想を継続するのが妥当だろうと判断しました

以上のことからこれから1週間のナスダックは、週前半はいったん下値を試しに行く可能性がありますが、その後上昇推移を再開する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,600ポイントの上抜けです

今後のナスダックの推移はボラティリティが低下する可能性があるのではと考えていますが、それでもここまでの強い展開を考慮して上値目処はかなり高めのところに設定してあります

週内にここも強く上抜ける展開が発生した場合は、相場は予想以上に強い展開に入っているのだと思います

恐らくそのまま13,180ポイントに面合わせする水準まで上昇してしまうと思います

今回上値目処にした8月25日の高値の水準ですが、ここは昨年2月や3月に安値を付けた価格帯でもあり、一旦は上値抵抗になりそうなポイントだろうと見込んでいます

逆にここを上抜けてしまうとそのまま13,200ポイント周辺までは上値抵抗がなくなってしまいますので、強い上昇を起こしやすくなるだろうと考えています

ただそこまで上昇してしまうと、今度は反落の可能性を考慮しなければならないタイミングに入ってしまう可能性が高まると考えられる点にも注意が必要だと思います

下落方向は11,600ポイントの下抜けです

下落方向のお話に関しては予想の段階で掘り下げましたので、繰り返しになる部分がありますので、その点ご容赦ください

現在の上昇相場はボリンジャーバンド中央線を下支えに継続されています

ここを下抜けるまでは上昇相場が続いていると考えたほうがいいと思います

下抜けが起こった場合はまずはエンベロープ中央線までの下落を想定したほうがいいと思います

また強い上昇相場が反転する場合、エンベロープ中央線の下抜けが確認されたところで強い反落に入る可能性を考慮したほうがいいだろうと考えています

ただエンベロープ中央線はかなり下ですので、相場が弱気転換したと判断できるのは、金曜日の終値からではかなり下落してからの話となってしまいます

そのためまずはボリンジャーバンド中央線の下抜けが起こったところを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

繰り返しになりますが、その場合でもエンベロープ中央線を下抜けない場合は、強い相場展開は継続していると考えていますので、その点だけはご注意ください

日経平均の予想と注意ポイント

9月30日の終値を中心に11月24日の終値を高値、1月4日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は27,150円から28,500円です

予想値幅下限は1月24日の安値の価格を、上限は11月24日の高値の価格を目処に設定、上下に推移をするものと考えられますが週全体としては上昇推移を継続する展開を予想します

予想値幅の設定は前回予想と同じものとなっています

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は前週のアメリカ株上昇や春節明けの中国上海市場の上昇を好感し買われますが、短期的な過熱感もあり上値は重く小幅上昇、火曜日はドル円相場の円安推移を材料に前場は前日変わらずの水準を挟んで上下しますが、後場は売り優勢となり小幅下落、水曜日はアメリカ株高を受け上昇も、FOMCを控え戻り待ちの売りが増え上げ幅縮小し小幅上昇、木曜日はFOMCを通過して米ハイテク株が大きく上昇したことから、半導体やグロース株に買いが入りますが、ドル円相場が円高推移したことで自動車など輸出関連銘柄に売りが出て小幅上昇、金曜日は米ハイテク株の上昇を引き引継ぎ電気・精密機器などの値嵩株に買いが入りますが、ナスダック100が時間外先物で反落していることから上げ幅は限られ小幅上昇して週の取引を終えました

金曜日にアメリカ時間に発表された米雇用統計は市場予想を上回る強い内容となりアメリカ株は下落しましたが、同時に米長期金利の上昇によるドル相場の円安推移が発生していて、時間外のドル換算日経平均は大きく下落しているものの、日経平均先物としては上昇している状態です

月曜日に関しては、為替が円安に推移することが有利不利のどちらに働くのかによって、セクターによって上下のどちらに推移するのかが分かれるかもしれない点には注意が必要かもしれません

これから1週間の主なイベントですが、水曜日の12月国際収支・貿易収支がマイナス予定ですので、この結果が多少なりとも円安バイアスになって日経平均にはポジティブに働く可能性はありますが、そこまで期待しないほうがいいかもしれません

日経平均の主なイベント

それ以外にも経済指標の発表はあるものの、そこまで重視して見ていく必要がありそうなものは無い印象です

この傾向はアメリカでも同様で、木曜日の前週分新規失業保険申請件数は毎週チェックするべき内容だろうとは思いますが、それ以外には大きなものは無さそうです

一方で企業業績が山場を越えたアメリカ市場とは異なり、日本では週内に1,298社が企業業績を発表する予定で、その中には主要企業がかなりの数含まれています

日本市場の主な企業の決算スケジュール

この流れは2月14日まで続きますので、しばらくの間は個別企業決算の内容や各セクターの強弱がどうなっているのかの情報収集は必要だと思います

経済イベントなどとは異なりますが週末はマイナーSQとなっていますので、オプションや225mini先物のポジションをお持ちの方はお気を付けいただければと思います

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロは週前半ではかなり強く上目線だった印象がありましたが、木曜日から下目線気味に変化している印象です

ABNアムロのオプション動向

CALLでは27,750・28,000・28,250円で売り建玉が多くなっていて下目線です

CALL27,500円では買い建玉が多くなっていて、ここは上目線になっています

この辺りの建玉残はすべてマイナスで、27,500円のマイナス建玉を多少解消したものの、下目線は継続している印象です

PUTでは27,500・27,000・26,875・26,750円での買い建玉が多くなっていて下目線、26,625・26,500円では売り建玉が多くなっていて上目線です

26,500円の売りに関してはかなり建玉残が多くなっていて、ここは下値支持が強いと考えている可能性がありそうです

27,500円での上値目処は上昇方向へと修正気味ではあるもののいまだに高値目処に、下落した場合の下値目処は26,500円を考えているのではといった印象です

建玉残は25,000円を損益分岐点に上昇するほど利益が拡大するポジションですが、28,000円をピークに上昇を継続した場合は利益が縮小傾向となります

上目線ではあるものの、そこまで一方的な見通しではないといった印象です

JPモルガンは週前半では下目線も金曜日に上目線に切り替わっている模様で、ABNアムロとは反対方向気味の取引といった印象です

JPモルガンのオプション動向

CALL28,000・28,250円での買い建玉が多かったですが、27,750円から下は売り建玉が多かった印象です

28,000円から上は買い建玉残が多く、この辺りは上目線な印象です

27,500円にも売りが多かったですが、建玉残も売り優勢の状態を継続しています

PUTでは27,000円での買い建玉が多く下目線、26,750・26,500円での売り建玉が多く、この辺りは上目線です

26,500には売り建玉残が多く、CALLの買い建玉残も多いことから、この辺りは強い下値目処になっている印象です

27,500円を上抜けることは難しく下値支持は26,500円、ただし上昇方向へ強く動意づいた場合は28,000円を上抜けて行く想定かなといった印象です

建玉残は26,125円を損益分岐点に上昇するほど利益が拡大するポジションをとっていて上目線である印象です

オプション全体の取引では、週を通してCALL優勢で上目線であった印象です

PUTに関しては26,500円と27,000円の2か所に出来高が集中する傾向にありましたので、この辺りが下値目処となりそうな印象でした

ただどちらも同じような枚数の分布を見せていますので、強い下押しを警戒している状態ではないと思います

CALLに関しては27,000円と27,500円に集中していましたが、木曜日辺りから変化が見られていて、28,250・28,500円とさらに上の水準にも出来高の上昇が確認できます

この辺りからオプション全体では上方向への推移が起こることを考えているのではといった印象です

225mini先物では、ABNアムロは上目線、3月限と4月限に関しては買い建玉残を増加させていて、2月限はあまり変化がなかった印象です

225mini先物の建玉

3月限では月曜日にかなり強い下目線へと入った可能性がありましたが、週を通して解消したといった感じです

オプションで微妙に上目線であったことを考慮すると、両取引を合わせると上目線との判断でいいのではと考えています

JPモルガンは2月限と4月限は下目線でしたが、3月限はニュートラルである印象です

下目線との判断になりそうな月曜日の取引ですが、これがちょっと微妙です

どちらも2,000ほど建玉をマイナスにしていますが、3月限では結構強めに買い向かっています

若干弱めの印象は受けるものの、オプションが上目線であったことから、両取引を併せると上目線と考えてもいいのではと判断しています

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAの2社に少し嫌な動きが出てきています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

前回予想で上目線に変化が起こって日経平均への買いが入りやすくなるのではと考えていましたが、その流れに反転が起こってしまい、下目線となってしまいました

特にモルガンのTOPIXに対する売りが強い印象で、日本株の優位性は低いとの判断に再度切り替わってしまった可能性がありそうです

グローバルマクロの3社では、ゴールドマンは225ラージを買い向かうもののTOPIXをかなり売り向かう形になっていて下目線、シティはどちらも買い向かっていて上目線、JPモルガンは225ラージでは売り向かいましたがTOPIXでは強めに買い向かっていますので上目線だと判断しています

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディスイスとモルガンは下目線に再度変化、特にモルガンはTOPIXでの売りを強めている点に注意、グローバルマクロのゴールドマンは下目線なものの、シティとJPモルガンは上目線、アービトラージのABNアムロは上目線であると判断しています

全体的に弱気には変化していないものの、CTAの2社が上目線に切り替わるかと期待されたところで再度下目線になってしまったので、相場の流れ的には反落に注意したいところです

裁定取引の残高は買い残高が優勢、前回予想に引き続き買い意欲が強い状態が続いています

裁定取引の残高

現在のところそこまで買いと売りの残高には乖離が無く、買い残高は売り残高の2倍弱のところにとどまっています

極端な乖離が起こっていく場合は、その反対方向の巻き戻しによる急激な相場の値動きを警戒したほうがいいだろうと思いますが、今のところそこまで警戒感を高めなくてもいいかなと判断しています

チャートのテクニカルでは、週を通して横ばい気味に推移、方向感がつかみにくくなっています

あまりに長期間横ばい気味に推移していたため、ボリンジャーバンドの上下が急激に縮小、このタイプの推移をした後は大きく上下どちらかに値動きが起こる傾向があり注意が必要です

現在推移している場所はエンベロープやボリンジャーバンドの中央線からは上の水準で比較的強い場所を維持しながら推移していますが、これ自体が上放れを確定させるような材料と考えるのは少し危険な状態かもしれません

ただ今の日経平均に下値が堅いと考えられる材料があるとすると、この2つの中央線、そして現在の水準から下に位置している単純移動平均線が下支えになる可能性がある点です

仮に27,200円程度までの下落であれば、その水準には75・100・200日単純移動平均線が密集していますので、勢いよく下落を始めない限り、テクニカル的にはここが下値支持になる可能性は高いと思います

1月24日の安値27,150円から下には上昇時に開けた窓が存在していますので、この辺りを下抜けるかどうかが分岐点になるだろうといった感じで考えています

必ずではありませんが、一目均衡表の雲のねじれの付近で相場が新しい方向感を持った値動きを開始することがありますが、今回に関しては数営業日ずれているものの、そろそろそのような動きが出てくるのではと警戒したほうがいいタイミングに入っていると思います

インジケーターではADXは23台を上昇推移、判断としてトレンドとレンジのどちらを選択するべきか非常に悩ましいタイミングですが、トレンドを重視して考えていきたいと思います

日経平均のインジケーター

MACDはMACDシグナルの上で上昇推移を継続、ただ乖離幅は縮小傾向でMACDオシレーターは1月27日から減少を継続しています

MACDとMACDシグナルのどちらも強弱の分岐点である0を上回って推移していることから相場の方向感としては強気方向へと傾いている状態だと考えています

仮に現在が上昇方向へのトレンド相場へと切り替わっている場合、MACDのMACDシグナル下抜けが発生するまでは、現在の上昇推移が継続すると考えるべきだと思います

RSIは61台を上昇推移、一旦RSIシグナルへの接近をしたのちに再上昇を開始しています

60台であれば過熱感が高いエリアではありますが、50を少し下抜けたところから上昇後、かなり長い間横ばい推移していましたので、数字ほどの過熱感は無いものと考えています

現在がレンジ相場であればここから70まで上昇したのちに下落する展開に警戒すべきタイミングだと考えています

判断として難しいのが現在の日経平均はレンジ相場なのかトレンド相場なのか、どちらだと考えるかだと思います

ADXがある程度低下したのちに再上昇を開始している場合であれば、20の上抜けをしたあたりでレンジ相場からトレンド相場へと切り替わったと判断するべきだろうと考えていますが、今回は下落している途中で切り返すように再上昇を開始しています

また反発の具合も勢いがそこまで強いわけではなく、この辺りも少し微妙な値動きを見せています

そのため日経平均のインジケーター分析では、レンジとトレンドの両にらみで考えていったほうが安全だろうと考えています

日経平均は比較的長い期間横ばい推移することで、ボリンジャーバンドの上下幅が一気に縮小していて、相場展開が煮詰まっているところがあります

テクニカル的に考えると、このパターンに入ると一気に強い値動きが現れることを警戒したほうがいいタイミングとなります

一方で週内のイベントを考えると、そこまで強い値動きを発生させそうなものがありません

この傾向は日本だけではなくアメリカも同様で、材料として今あるとすれば円安推移が始まったことや、個別の企業決算の強弱ではないかと考えられます

ここまで進み続けた円高推移に一旦の反転が起こるような値動きが発生していますし、個人的には企業業績もそこまで悪いものは出てこないのではと考えています

そのため仮にボラティリティが高まって値動きを開始するとすれば上昇方向だろうと予想しています

以上のことからこれから1週間の日経平均は、上下に推移をするものと考えられますが週全体としては上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,500円の上抜けです

予想値幅が前回予想と同じですので、注意ポイントも同様です

28,500円を上抜けた場合に警戒したいのは29,200円までの上昇です

ただ今の相場環境から考えるとアメリカ株がそこまで強く上昇できるとは考えていませんし、企業の個別決算だけを材料に上昇できる値幅とも思えません

ほぼ出てこない値動きだとは思いますのでそこまで警戒しなくていいと思いますが、予想外に強い値動きが出て予想値幅上限を突破した場合は、29,200円の水準を意識しようくらいの感じで考えておけばいいと思います

下落方向は27,150円の下抜けです

こちらも前回の注意ポイントと同様です

意識しているのは1月24日の上昇で開けた窓で、27,150円を下抜けた場合窓埋めをするために下落する可能性が出てきます

環境が前回予想から変わっているのが、75・100・200日単純移動平均線が集中している価格帯で、27,200円から27,250円に集中しています

ここは予想値幅下限からは上の水準ではありますが、密集している密度が非常に高くなっていますので、強く下抜けた場合は注意が必要だと思います

その意味でも27,150円を下抜けると、これらの単純移動平均線も自動的に強く下抜けますので注意が必要だと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は129円80銭から131円80銭です

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限はエンベロープ上限の価格を目処に設定、週前半にエンベロープ上限への接触を試みる可能性はありますが、その後反落気味に推移、全体としては横ばい気味の推移になる展開を予想します

またここまでのボラタイルな展開から変化が起こる可能性がある点にも注意が必要だと考えています

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は積極的な方向感が無い中、米長期金利が上昇し日米金利差拡大を材料に円売りドル買いが優勢となり円安、火曜日は発表された米雇用コストが市場予想を下回り、FRBの利上げペースが鈍化するとの見方から米長期金利が低下し円高、水曜日はFOMCでの利上げ幅は市場予想通りの25bpでしたが継続的な利上げが適切との発言からいったん円安方向へと切り返しますが、パウエルFRB議長がディスインフレプロセスが始まったと明言し利上げ停止が近いとの見方から米長期金利が低下し円高、木曜日はパウエルFRB議長のディスインフレプロセスが始まったとの発言を受け引き続き米長期金利が低下し円高、金曜日は発表された米雇用統計の内容が市場予想を上回る結果となりFRBの早期利上げ停止観測が後退、米長期金利が上昇し円売りドル買い優勢となり大幅円安となり週の取引を終えました

金曜日に発表された米雇用統計では、非農業部門雇用者数変化が大幅増加、失業率も53年ぶりの低水準と、労働市場の需給ひっ迫がかなり強い状態であることが確認されることとなりました

これから1週間の主なイベントですが、FOMCという大きなイベントを通過して、あまり大きなイベントが無い状態となっています

ドル円相場の主なイベント

木曜日にアメリカで発表される前週分新規失業保険申請件数は毎週チェックするべき指標だとは思いますが、それ以外で注意したいのは火曜日に発表されるオーストラリア中央銀行の政策金利発表くらいだと考えています

これに関してもあまり大きなブレがあるとは考えていませんので、恐らくドル円相場にはそこまで大きな影響を与えないのではと予想しています

(火曜日にパウエルFRB議長の発言が予定されていますのでご注意ください)

チャートのテクニカルでは、週前半はエンベロープ中央線に頭を押さえられるように横ばい推移したのちに水曜日のパウエルFRB議長のディスインフレ発言で一気にエンベロープ下限付近まで下落、金曜日には雇用統計の結果を受けてエンベロープ中央線を強く上抜ける反発を見せています

ここまでの予想ではエンベロープ上限への接触を見せるまでは、継続的な円高推移の反転を考えるタイミングではないと考えていましたが、一歩早い形とはなりますがここまでの円高推移が停止した可能性を考慮するべきタイミングかもしれないと判断を変えるべきだと考えています

ドル円相場に強い影響を与えるイベントがあったとはいえ、ここまで強く反発して終値基準でエンベロープ中央線を上回るのであれば、材料としては十分なのではと考えています

ただここから円安推移が始まるのかというとそれは微妙なところです

ボリンジャーバンド中央線を下抜けないような推移を継続するのであればその可能性は強まりますが、今のところは横ばい推移への変化と考えたほうがいいのではと判断しているといった感じです

インジケーターではADXは15台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは51台を上昇推移、強弱の中間点にいる状態です

40台への下落をした後の反発ですので、そこまで過熱感は高くなく上昇余力は残している状態だと考えています

ここまで45付近で頭を押さえられて反落する展開を継続していましたが、アメリカで発表された雇用統計を材料にRSIシグナルを下支えとした反発を見せてきました

これは今まで続いていた円高推移からの明確な変化だと考えています

相場の方向感が一方的な円高推移から新しい展開へと変化したと考えたほうがいいだろうと判断しています

この辺りもここまでの円高推移がいったん終わった可能性を考慮するべきだと考えている要因になります

MACDは上昇推移を継続、MACDシグナルとの乖離幅を再拡大し始めました

MACDには以前からお話しさせていただいていた、ドル円相場が安値を更新する中でMACDが底値を切り上げるコンバージェンスの発生がありましたが、このタイミングでそのシグナルが機能した状態になっています

ただどのタイミングで反転が起こるのかを見極めることは難しいシグナルですので、あくまでここで機能したなといった確認程度、もしくは相場の方向感にそろそろ変化が起こる兆候があると考えていたものがついに起こったといった感じでの認識でいいと思います

相場自体はレンジ相場だと判断していますので、これ以外にMACDから強いシグナルは出ていないと考えていますが、併せて以前からお話しさせていただいていたMACDやMACDシグナルのー1あたりへの上昇が見られていますが、この辺りまでの上昇を見せると相場の下落が収まる可能性があると考えていましたが、偶然と考えてはいますがちょうどそのタイミングに来たなと感じています

インジケーターから、特にRSIからは明確に今までの相場展開からの変化を感じ取れる状態で、今後は一方的な円高推移を継続する相場展開からの転換が起こると考えて臨んだほうが無難ではと判断しました

ここまで継続的に発生していた円高推移は、FRBの利上げがそろそろ終わり、場合によっては利下げに転じるのではとの観測が強くあったものと考えています

そのような中で発表された水曜日のパウエルFRB議長のディスインフレ発言はハト派と考えられる内容だと受け止められましたが、金曜日に発表された米雇用統計の内容はFRBの金融引き締めが着実にインフレを抑え込んでいる中で、労働市場はいまだに底堅い状態であることを再認識させるもので、引き続き金融引き締めは継続され、さらに2023年中に利下げが行われるという観測を後退させるものだったと考えています

発表された雇用統計の内容を重視するのであれば、今後5月までの利上げが継続される可能性は非常に高くなっていると考えられます

一方で消費者物価指数の前年同月比の伸び率は、昨年の年初から強く上昇したタイミングに入り、今後低下傾向になることはほぼ間違いないと考えられますので、それ以上の強い利上げが行われる可能性も低いだろうと予想しています

2022年の消費者物価指数の変化

現在のアメリカのFFレートは4.50~4.75%、25bpの利上げを2度行った場合5.00~5.25%と、12月のFOMCで示されていた2023年末の政策金利見通しと同じような水準まで上昇します

2022年12月にFRBから発表されたドットチャート

今回発表された雇用統計の内容を信じるのであれば、FRBの金融政策はインフレを抑え込みつつもアメリカ経済を極端に悪化させることを回避できている可能性があり、このことから利下げが行われる可能性は低下している可能性があります

この仮定で考えると、5月までは利上げが行われ、2023年末まではその水準が維持される展開が考えられると思います

利下げが行われるのは2024年に入ってから、そのことを織り込むにしても半年前の今年6月以降になり、それまでは5月までの利上げやその後の金利横ばいを意識する展開になるのではと予想しました

ただ予想としているボラタイルな展開が収まるかに関しては微妙なところですので、1つの可能性として考えていただけるとありがたいです

現在のところはっきりとボラティリティの低下が起こる可能性を示唆するような値動きは確認されておらず、あくまでここまでお話しした仮定で考えた場合、相場は方向感が横ばい気味に変化、以前までのようにエンベロープ内に収まる推移へと変化すると考え、そうであるならばボラティリティは低下傾向になるだろうと考えて追加した項目です

そのためボラティリティの低下に関してはそこまで根拠の強いものではありません

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週前半にエンベロープ上限への接触を試みる可能性はありますが、その後反落気味に推移、全体としては横ばい気味の推移になる展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は132円00銭の上抜けです

基準と考えているのはエンベロープ上限の価格です

金曜日の値動きはかなり大きな値幅を伴う推移でしたので、このまま月曜日も勢いが継続する可能性はあります

その場合は多少上抜けるかもしれませんので、132円の上抜けが即注意ポイントになるかはちょっと微妙なところです

ただこの辺りの価格を強く上抜け始めた場合は警戒感を高める必要があると思いますので、今回の予想では132円の上抜けを注意ポイントに設定しておきたいと考えています

考えている予想外の値動きのイメージは、継続的な円安推移の発生です

値動きのイメージとしては昨年5月や8月に見られたもので、エンベロープ上限を突破後にそのまま上昇推移を継続、強い円安推移へと入ります

予想としてはこの値動きに入る要因があるとは考えていませんが、予想が外れた際の値動きとして想定しておくべきだと思います

傾向としてあるのはエンベロープ上限を上抜けた後は、ボリンジャーバンド中央線を下回ることなく推移、エンベロープ上限まで下落しても多少の下抜けは見せますが、基本的にエンベロープ上限のさらに上で上昇推移を継続します

ここからはエンベロープ上限を上値、エンベロープ下限を下値としたバンド推移への変化が起こる可能性が高いと考えていて、本来であればエンベロープ上限への接触辺りはショートするタイミングだと思います

ただそこから強すぎる展開が出てしまった場合には、早いタイミングで横方向への推移という考えを一旦保留してもいいかなと考えています

下落方向は127円45銭の下抜けです

エンベロープ下限に近い水準でもありますが、重視しているのは直近安値の価格である点です

週内の値動きで安値を下回る推移を見せてきた場合、金曜日の強い円安推移がだましであった可能性が出てきます

今のところ発表された経済指標の内容や今後のFRBの利上げスケジュールを考えても、今回の値動きはだましではなく相場の転換サインだと判断してはいますが油断は禁物です

ただこの価格帯への注目は、今のところ週内の話に限った話だと考えています

仮にですがここからエンベロープ内での推移を継続、ただしあまり円安推移を強く起こさなかった場合、エンベロープは下落傾向をもうしばらく維持した推移を見せてきます

その間にボラタイルな展開が終了していても、エンベロープ内で上下する中で最安値を更新する可能性はあります

ただこの場合の値動きはエンベロープ内のレンジで上下する過程での下抜けであって、そこまで警戒感を強めなくてもいい範囲内の事象になるだろうと考えています

一方で週内に同様の値動きが発生してしまった場合は、まだタイミングとして早いと思います

この場合は以前までと同様の円高推移が継続する可能性を考慮しておいた方が安全だと思います

あとがき

アメリカ株に関して

FRBが行っている金融政策によって、アメリカの景気動向は下押されてしまい、大きなリセッションへと入るのではと懸念されています

一方でインフレが高止まりしている状態であり、大手テック企業の大量リストラがある中、金曜日には1月時点の労働市場はひっ迫している状態であったことが確認されました

ISM製造業景況指数は弱いものとなっていますが、ISM非製造業景況指数は強いものとなっています

アメリカで発表される経済指標やFRBの観測報道には強弱が入り混じり、非常に判断が難しい状態となっています

今のところ出ている材料を考えると、FRBが行う金融引き締めは思っている以上に絶妙なバランスの中を進んでいて、もしかしたらFRB自身が思っている以上にうまくいっているのかもしれません

もちろん市場環境は急激に変化する可能性もありますし、考えてもみなかった材料が突然出てくるかもしれませんので油断はできません

そのような中でニューヨークダウは高値を維持して横ばい推移、ナスダックは上下を繰り返し金曜日には強めに反落をしたものの、方向感としては強い上昇推移とかなり強い展開となっています

FOMCを通過して消化された材料が上昇エネルギーになるのか下落エネルギーになるのか予断を許さない状態だとは思いますが、想定される値動きから逸脱した場合にはすぐに現在の考えを改めて対応する柔軟性は大切だろうなと思いながら今回の予想をお話しさせていただきました

週内の材料が極端に少ないために正直なところ油断しそうで私自身相場の急転換には気を付けたいと思いますが、これをご覧の皆さんもぜひお気を付けいただければ幸いです

日経平均に関して

アメリカでFOMCと米雇用統計を材料として消化して、FRBの利上げ姿勢がもうしばらく維持される見通しと、利下げが行われる時期が不透明になった雰囲気があります

アメリカ株が上昇できないのは日本株にとってもネガティブなのですが、継続的に発生していたドル円相場の円高推移には、一旦底打ちしたような値動きが見られ、ここからは為替の一方的な推移による企業業績への影響をあまり気にせずに対応できる可能性が出てきました

特にここのところの日経平均には、円高推移が上値を抑えているのではと思われるような横ばい推移が継続、方向感がつかみにくい状態が続いていました

節分天井彼岸底という相場格言があることから、そろそろ下落を警戒したいところではあります

上昇した相場が下落することは当然と言ってもいい値動きで、今までの横方向レンジ相場と思われる日経平均の値動きを考えると、そろそろ下落が起こってもおかしくない環境だとも思います

ですが今出てきている材料から考えるのであれば、下落が発生するのはもう少し先の話かもしれません

少なくともこれから1週間に関しては上昇予想を継続していきたいと思います

ただ下落した際の逃げるべきポイントの設定は、金曜日の終値からわずか1.31%下の水準です

かなりきわどい水準で頑張っている状態ですので、雲行きが怪しい時には早めの対応を心がけていただければと思います

私も危なそうだったら、ポジションをホールドしつつインバースを購入したいと思います

ドル円相場に関して

久しぶりに非常に強い円安推移が発生しました

パウエルFRB議長の発言はハト派だと考えていたのですが、金曜日の米雇用統計の内容を考慮すると、内容のまま素直に受け取っておいた方がいいのではと考え始めています

インフレの強い進行は終わりを告げる可能性があり、物価のコントロールは新しい局面へと入る可能性が高まっています

ですが雇用統計が示すように労働市場の環境は堅調な状態が続いていて、大手テック企業の大量解雇のニュースが目立ちましたが、全体としては労働市場がタイトな状態は継続している可能性があります

住宅指標の低下があったためインフレ低下による利下げが考えられるというタイミングもありましたが、今回のFOMCで住宅指標以外のという文言が出てきたことで、今後住宅関連の経済指標の動向は景気動向としては注目されるものの、FRBの金融政策の指標としては軽視される傾向になるものと考えられます

これらを考慮してパウエルFRB議長の定例記者会見の内容を素直に受け取るのであれば、3月から5月までは利上げを継続して、そこからは経済が弱くなりすぎないのであればそのまま金利を維持しますということでいいと思います

仮に5月の時点で過熱感が高い場合は、さらに6月での利上げも考えておいてもいいかもしれません

アメリカ側からの要因はこのような分析でいいと思いますが、4月以降でちょっとわからないのが日本の金融政策です

場合によっては3月には新しい体制になる可能性もありますが、だれが日銀総裁になり、その後にどのような金融政策が行われるのかは全く見通しがありません

アメリカからの材料が落ち着いたと思ったら、今度は日本からの材料で再度ボラタイルな展開になる可能性がある点には注意が必要ではということを最後に付け加えて今回の予想を締めさせていただきたいと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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