【23/1/30~】FOMCに最も注目も、それ以外にも重要イベント多数

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円の予想を毎週土曜日に更新している週間株為替予想です

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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は上昇、予想値幅は33,600ドルから35,500ドルです

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は2022年3月と4月にあった高値の価格を目処に設定、上昇推移を継続する展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日はFRBが近く利上げ停止を検討するとの観測が強まり買いが入り上昇、火曜日は取引開始直後に多数の銘柄で取引が一時停止する混乱はあったものの、景気減速懸念の後退を受けた買いが入り小幅上昇、水曜日はマイクロソフトの決算による下落を受けハイテク株の一部に売りが出ますが、売り一巡後は主力銘柄の一部に買い戻しが入り下げ幅縮小し小幅安、木曜日は発表されたGDPが市場予想を上回り景気減速懸念が後退、テスラの好決算を材料にハイテク株に買いが広がり上昇、金曜日は発表された個人消費支出が市場予想と一致、上昇率の減速が確認されたことでFRBの年前半の利上げ停止が意識され買い材料となりますが、FOMCを控えた週末ということもあり終盤にかけて利益確定売りに下押される形で小幅上昇して週の取引を終えました

企業決算によって日中の値動きがボラタイルな展開になることはありましたが、相場の方向感としては一貫して上昇を継続している印象です

これから1週間の主なイベントですが、FRBの今後の利上げ姿勢がどうなるのか、この辺りに直接的に影響を及ぼすものが多数ありますし、アメリカ経済がどの程度底堅いものなのかを確認するものもあります

ニューヨークダウのイベント

まずFRB自身が今後の金融政策と方向性に関して発表するのが水曜日のFOMCとその後に行われるパウエルFRB議長の定例記者会見です

利上げ幅の予想は25bp、今後の利上げがどうなるかに関してもある程度言及が行われる可能性があります

すでにカナダの中央銀行が政策金利を発表後に、今後の利上げを停止する旨の発表を行っています

12月時点のFOMCの内容を考えると、2月1日のFOMCで利上げを停止する可能性は低いとは思いますが、どのような内容が出てくるのかを予想することは難しいです

FRBが強い利上げを継続すると判断された場合は米長期金利が上昇、株式市場の中でも特にハイテクやグロース株には強めの下落バイアスがかかる可能性があり、逆に利上げ停止や2023年中の利下げが意識された場合には米長期金利が低下し株式市場には上昇バイアスがかかると考えています

それ以外にも週末の雇用統計では、強い内容の場合は利上げ継続懸念で下落材料に、弱い内容であれば利上げ懸念後退で上昇材料になる可能性があります

米経済の直接的な強弱でいうと、火曜日に発表されるケース・シラー住宅価格指数やシカゴ購買部協会景気指数そしてコンファレンスボード、水曜日のISM製造業景気指数、金曜日のISM非製造業景況指数も要注意です

あまりに強すぎるとFRBの強い利上げ継続懸念から下落材料になりかねない側面がありますが、一方であまりに弱いと景気後退懸念にもつながりかねません

市場予想から気持ち上振れる程度が最も理想的ですが、それ以外にも50や100を境目にした強弱の分かれ目に対してどの程度の数字が出るのかに関しても注意が必要だと思います

またアメリカでは企業決算が相次いでいます

ニューヨーク市場の主な決算予定

特にFOMC通過後には強く材料視される可能性がありますので注意が必要だと思います

それとここには記載していませんが、木曜日にはBOEとECBの政策金利発表がありますので、このイベントも一応気を付けておいた方がいいかもしれません

チャートのテクニカルでは、1月20日から始まった上昇は週を通して継続、水曜日こそ前日比で小幅安となりましたが日中の値動きとしては寄付き後に上昇して連続陽線となっています

上昇幅こそ大きなものとはなっていませんが、6営業日連続陽線というのはかなり強い値動きです

以前の高値34,342ドルや34,589ドルが近づいていて上値が重たくなる可能性はありますが、金曜日の十字線気味の値動きは高値を付ける可能性を弱く示唆するチャート形状ではありますが、それ以外に反落するような兆候は特に見られません

ボリンジャーバンド、エンベロープの両中央線の上を推移していて相場観としては強い状態が維持されていますし、一目均衡表の雲の上を推移しているのも好材料だと思います

相場の大きな推移としてはピッチフォーク中央2段の中を上昇推移している状態だと考えています

インジケーターではADXは13台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

ADXはここまで下落推移を継続していましたが金曜日になって頭をもたげ始めています

まだトレンドが発生するには日数が必要だと思いますが、今後の動向には注意した方がいいだろうと考えています

RSIは58台を上昇推移、1月19日までの下落で50を下回るところまで下落していましたが、そこから60手前まで一気に上昇してきました

過熱感としては少しありますが、一旦下落したところからの反発で10程度の上昇であれば、このまま上昇を継続する可能性は十分にある水準だと考えています

反落を警戒するなら15くらいの上昇幅が出てから、今回であれば65辺りから警戒したらいいのではと考えています

MACDは上昇推移を開始、MACDシグナルの上抜けを見せています

MACDとMACDシグナルが推移しているのは強弱感の分岐点である0の上の水準で、相場が強い展開を維持していることがうかがえます

特にここから相場が反落してしまいそうなシグナルなどは無さそうです

ニューヨークダウは昨年11月に高値をとってから、大きな相場の反落を伴うこともなく、高値圏で底堅い値動きを継続しています

企業決算には強弱入り混じる内容のものがありますが、アメリカ経済が本格的にリセッションに入ると考えられるようなものは無く、ニューヨークダウの強い反落を警戒させるほどのものもない印象です

カナダの中央銀行からの発表では1足先に利上げの打ち止めが表明されていて、物価上昇が同じような傾向にあるアメリカでもそろそろ利上げが停止される可能性が高いのではとの観測が強まるものと考えられます

アメリカで発表されている経済指標の内容は景気減速を感じさせ、FRBのここまでの金融政策が景気減速による物価上昇の抑制という目的を果たしていると思われますし、ここでハト派に強く転換する必要は無いとは思いますが、これ以上極端に景気を冷やす必要性もないのではとも考えられます

前年の消費者物価指数の推移は上昇を見せるタイミングに入っていて、2023年の消費者物価指数が現在の水準を横ばいした場合、3月から4月にかけて前年同月比の数値はかなり低下するはずです

消費者物価指数の前月比での推移が強い上昇を見せない限り、FRBが考えるインフレ目標に近い数字に落ち着いてくると考えられます

2022年の消費者物価指数の推移

この辺りもFRBが2月1日のFOMCであまりタカ派である必要が無い材料だと考えています

予想としてはこう考えていますが、各イベントでどのような材料が出てくるかは実際のところはわかりません

特に週内に出てくる経済指標やFOMCの結果はサプライズがあることが往々にしてありますので、企業決算の発表内容とともに警戒感は高めておいた方がいいとは思います

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は35,500ドルの上抜けです

今回の予想はFOMCである程度FRBがハト派傾向であった場合を想定して考えています

この値動きはそれをさらに上回るものですので、FRBからかなり強いハト派のアナウンスがあった場合か、今後発表される企業決算によほど強い材料が出るなど、かなり相場にポジティブな材料が出た場合だと思います

この場合のニューヨークダウの推移は、日数をかけてそのまま最高値37,000ドルをうかがうような値動きに発展する可能性もあります

37,000ドルまでの上昇は値幅としてはかなり大きなものではありますが、昨年6月の底値から上下にレンジした際には5,000ドル以上の値幅を伴っていますので、1月20日の安値が上昇の起点と考えれば起こりえない値動きではありません

予想としてはこのような一方的に強い上昇に発展できるほど相場環境は楽観的ではないとは考えていますが、FOMCという材料は相場の強い転換を引き起こす可能性はありますので注意が必要だと思います

下落方向は32,400ドルの下抜けです

エンベロープ中央線と12月の安値を強く下抜ける値動きで、そのままさらに強い反落を引き起こす可能性が高まると考えています

昨年12月にも同様の値動きはありましたが、その際には32,600ドル周辺を底値に反発して底堅い推移を見せていました

今年に入ってもエンベロープ中央線を下抜けたもののすぐに反発、エンベロープ中央線の下抜けがすぐに相場の暗転を意味するものではないということを示しています

特に11月に高値をとってからのニューヨークダウはレンジ気味に推移していて、エンベロープ中央線は下値支持というより上下に推移する際の中央線という意味合いの方が強くなりつつある印象すらあります

ただイベント的に考えると、FOMCを転換点として強い下落が発生した場合、1営業日で織り込めばいいのですが、そこから継続的な下落が発生した場合、強い下落相場が発生する可能性に備えたほうがいいのではと警戒しています

特にFOMCでFRBがタカ派発言を行った場合は要注意だと思います

またFOMCで出てきた発言が予想通り弱いハト派気味の内容だったとしても、相場がすでにそれを織り込んでいて、材料出尽くしとなり反落する可能性もあります

この場合も相場の方向感が強く下方向へ転換して、継続的な下落が発生するものと考えられます

悪い企業決算に関してもそうですが、基本的に1営業日で悪材料を織り込めるのか、それとも2営業日以上同じ材料で影響が出続けるのか、この辺りで相場の方向感に変化が起こっているかを見極められるのではと考えています

今回の予想値幅下限はかなり厳しめに設定しています

悪い企業決算やFOMCでの一旦の悪材料出尽くしであれば下抜ける可能性は十分に考えられます

そのため注意ポイントは予想値幅下限からは1,200ドルも下の水準とかなり値幅がありますが、はっきりと相場の転換が確認できるであろうと考えられる32,400ドルまで引き下げておきたいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は上昇、予想値幅は11,400ポイントから12,300ポイントです

予想値幅下限はエンベロープ上限の価格を、上限はここまでの週内の上昇幅と6月2日と9月12日の高値の価格を目処に設定、上昇推移を継続する展開を予想します

ここ一週間のナスダックの値動きですが、月曜日はFRBの利上げ停止観測が強まりSOX指数が強く上昇したことを材料にテクノロジー株の比率が高いナスダックは大幅上昇、火曜日はここまで強く上昇していたことからハイテク大手の決算発表前に利益確定の売りが出て小幅下落、水曜日はマイクロソフトの決算通過による下落を受けハイテク株の一部に売りが出て強く下落しますが、売り一巡後は主力銘柄の一部に買い戻しが入り下げ幅縮小し小幅安、木曜日は発表されたGDPとテスラの好決算を材料にしたハイテク株への買いで、下落していたマイクロソフトも反発し大幅上昇、金曜日は発表された個人消費支出が市場予想と一致、FRBの年内利上げ停止が意識され強く上昇しますが、FOMCを控えた週末ということから終盤にかけ利益確定の売りが出る形で上げ幅を縮小しますがしっかりと上昇して週の取引を終えました

週内にFEDウォッチャーからの新たな情報が出てくるのではとかなり警戒していましたが、過ぎてみると特に新しい材料もなく、FRBからの材料という面では特にバイアスがかかることが無かった印象です

またネガティブな決算を警戒していたテスラですが、ふたを開けてみれば利益率こそ減少したものの市場予想を上回る売り上げを記録、好調な決算結果となりました

マイクロソフトの決算を嫌気して下押される場面はあったものの、総じて好調な相場展開だったと言えると思います

これから1週間の主なイベントですが、最も警戒しているのはFOMC通過後のパウエルFRB議長の定例記者会見の内容です

ナスダックの主なイベント

ニューヨークダウ以上にFRBの金融政策の行方が指数の方向感に影響を与えますので、ここでタカ派とハト派のどちら気味の内容が出てくるのかには注目しています

場合によってはここまでの上昇相場からの転換が起こる可能性も排除できませんので、要警戒のイベントです

それ以外に関してもニューヨークダウでお話しした内容と同様に注意した方がいいと考えています

またナスダックに関しても企業決算が続きます

ナスダック市場の主な決算予定

強弱入り混じる決算が続いていますが、これから1週間も大きい企業の決算が続きます

これらの企業決算はどれも注意して見ていかなければならないとは思いますが、特に2月1日以降に発表されるものには警戒しています

各個別企業の決算が相場全体の方向感を変化させるほどの影響は無いだろうという考え自体は変わりませんが、テスラが好決算を発表した際には強い値動きを伴って上昇を見せていましたので、発表直後の値動きという意味では強い影響を受けると考えられますので気を付けてみていったほうがいいと思います

またマイクロソフトの決算後の値動きのパターンが非常に印象的でしたが、場が引けた後に発表された決算を材料に上昇し高値で張り付いた後に反落、翌日の寄付きでは下落から始まり、さらに翌営業日には反発するという値動きも見られています

マイクロソフトが発表した決算は市場予想を上回り好調でしたが、売上高の頭打ちや同日にサービスに障害が起こるなどの悪材料もあったとは言え一旦は売られ、最終的には市場予想を上回る決算を好感して買われるというパターンですが、一旦は下落して悲観の方に傾くことはあっても、すぐにそれを上回る上昇を見せることも間々ありますので、個別企業の決算に関しては内容をしっかり見極めることも大切かもしれません

チャートのテクニカルでは、ここまで上昇と下落を繰り返しながらも6営業日連続陽線と非常に強い上昇を見せていて、金曜日の上昇ではボリンジャーバンド上限を押し広げるバンドウォークに入ろうかという値動きを見せています

木曜日に頭を押さえられるかと思われた200日単純移動平均線を金曜日に上抜けていて、これもナスダックがこれまで頭を押さえられてきていたすべての移動平均線を上抜ける強い上昇で、2021年の年末から始まった強い調整局面が転換点を迎えた可能性を示唆するものだと考えています

以前の大きな高安の半値基準である11,600ポイントも上抜けていますし、11月から12月にあった直近の3つの高値も一気に上抜けていて、チャート形状からはナスダックの値動きに不安感はありません

過熱感が高まるか、相場の転換点が来るまでは、上昇推移が継続されると考えていい値動きだと判断しています

インジケーターではADXは25台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ナスダックのインジケータ

MACDは上昇推移を継続、MACDシグナルとの乖離幅を拡大しています

週内の値動きとしては水曜日に一度乖離幅の縮小が見られていますが、木曜日以降は再拡大しています

MACDとMACDシグナルの値動きで注目しているのは、ここまでの乖離幅の推移です

強い上昇をして一気にピークを付ける値動きを見せる場合、MACDとMACDシグナルの乖離幅は一方的に広がり続けて、過熱感が高まるようにして一気に反落するパターンが見られることがあると認識しています

今回のナスダックの上昇局面でのMACDとMACDシグナルの推移はそれらに比べると、上昇初期の段階では確かに一方的に乖離幅は拡大しますがその時点ではレンジ相場、いったん下押して落ち着いたところから再上昇を開始して上昇トレンド相場へと判断を変えています

ADXが20を超えた時点で判断を変更しようかかなり悩んだのを覚えていますが、その後のMACDの上昇角度は強い過熱感を覚えるようなものではありません

そのためMACDの推移からはある程度の期間続く上昇相場が発生する可能性が高まっている状態ではないかと判断しています

どのタイミングで反落が来るのかを予想することは難しいですが、この強い上昇相場が終了するのはMACDがMACDシグナルの下抜けを起こすタイミングの少し手前になるかと思いますが、このMACDのMACDシグナル下抜けが起こるまでは上昇相場が続く可能性を重視するべきだろうと考えています

FOCMというFRBの金融政策を考えるうえで重要なイベントを前に、ナスダックは非常に強い値動きを継続しています

予想としてはFRBがタカ派に強く傾くことはなく、今回のFOMCでは出てこない可能性が高いものの、利上げ打ち止めの時期は近いと考えています

ナスダックの強い値動きも、このようなFRBの金融政策を織り込みに行っている可能性が高く、また発表される企業決算には好調なものもあることから、ここまでの非常に悲観的だった相場からの逆回転が起こっているものと考えています

それだけにFRBの金融政策が今回のFOMCで予想以上にタカ派であった際の反落は、ニューヨークダウ以上に強いものになる可能性は捨てきれず、その点には警戒感を持って臨んだほうがいいのではとは思います

予想としてはFRBの金融政策はどちらかといえばハト派になるだろうと考えていますし、ここまでの値動きを考えてもテクニカル的に反落が起こるようなシグナルは出ていません

そのため予想としては上昇すると考えていますが、相場は高転びしたときほど下落幅が大きくなる傾向がありますので、その点には警戒感は持っていた方がいいだろうとは考えています

以上のことからこれから1週間のナスダックは、上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,300ポイントの上抜けです

ナスダックは今のところ非常に強い上昇に入っているという判断ができるのみです

このまま強い反落を起こさないのであれば、13,200ポイントを目指す強い上昇が起こる可能性が十分にあり得ます

今のナスダックは予想としてはどこまで上昇すると考えてもおかしくない、そのくらい強い展開に入っていると考えています

もちろんEPSもしくはPERなどの面から、ある程度の上昇で上値が抑えられることは想定されます

ですが週内の値動きに関してはどのような上昇に入ってもおかしくありませんし、12,300ポイントを上抜ける可能性もあると思います

今の段階では12,300ポイントで一度反落する値動きに入ると考えて予想値幅上限をここに設定していますが、最終的には13,200ポイントまでは上昇してくると考えています

ただ12,300ポイントで反落が起こらなかった場合は、その値動きは予想よりかなり早いタイミングで訪れるかもしれませんので、ここを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は11,000ポイントの下抜けです

こちらもニューヨークダウ同様、予想値幅下限からかなり下目に設定しています

今のところナスダックには不安材料は無く、堅調な上昇を継続していることからかなり強気見通しで予想をしています

ですがここまでのマイクロソフトの決算でもそうでしたが、個別企業決算の悪材料でボラタイルな展開となり、一旦は下値を試す展開は考えられます

その際にはボリンジャーバンド中央線の11,200ポイントあたりまでの下落が発生する可能性がある点には注意が必要だと思います

この辺りまでの下落であれば、企業決算でもFOMCでの材料出尽くしによる一旦の反落でも、その後に強い上昇相場へと戻る可能性が高いと考えて、上昇予想を継続していいだろうと思います

ただあまりに強い下落によって、上昇局面で下支えになると考えられるエンベロープ中央線を下抜けて来た場合、相場が下落方向へと崩れる可能性を真剣に検討するべきタイミングに入ると思います

今のところそのような不安材料は見当たりませんが、念のため備えておいた方がいいのではと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

9月30日の終値を中心に11月24日の終値を高値、1月4日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は27,150円から28,500円です

予想値幅下限は1月24日の安値の価格を、上限は11月24日の高値の価格を目処に設定、上昇推移を継続する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は金曜日のアメリカ市場でのハイテク株高やドル円相場の円安推移が支えとなり上昇、火曜日はアメリカの利上げペース鈍化期待からアメリカ市場が上昇したことから、日本でもハイテク株中心に買いが入り上昇、水曜日は朝に利益確定売りが出て下押されますが、後場に株価指数先物に買い戻しが入り小幅上昇、木曜日は寄付き後に上昇しますが利益確定売りに下押され反落、ただ香港株の上昇などを材料に下げ渋り小幅下落、金曜日はアメリカ株の上昇を受け上昇しますが、国内主要企業の決算を前に積極的な買いは控えられ上げ幅縮小し小幅上昇して週の取引を終えました

高値圏に達していたことからそろそろ反落してもおかしくないのではと警戒していましたが、1週間を通して堅調な値動きに終始しました

ニューヨークダウやナスダックが堅調な値動きを見せていたこともありますが、ドル円相場のここまでの円高推移がいったん止まったことも好感されたものと考えています

これから1週間の主なイベントですが、日本で気を付けたいと考えているのは、火曜日に発表される失業率と鉱工業生産です

日経平均の主なイベント

ここのところ発表されている日本の経済指標では、物価上昇が進む中で機械受注などには弱い数字が出てきています

企業の人材採用に減速感が出てこないか、そして生産活動に極端な減速が現れてこないかには注意が必要だと考えています

またアメリカでは重要なイベントが多くあります

特にFOMCとパウエルFRB議長の定例記者会見には注意が必要ですが、それ以外にも週末には雇用統計などもあります

相場の方向感を変えてしまうかもしれないイベントですので、警戒が必要だと思います

アメリカでは主要企業の決算が多く行われていますが、日本の企業決算もこれから本格化します

日本市場の主な決算予定

週内には700社以上、2月第2週には1,200社以上、第3週には790社以上と、ここから一気に本格化します

2月14日までは企業決算が相次ぎますので、相場の方向感を変えるようなことはないかと思いますが、日中の指数の値動きがボラタイルな展開になる可能性がありますので、特に指数寄与度の高い企業の決算発表には要注意だと思います

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロは下目線、CALLでの売り建玉が多くなっています

ABNアムロのオプション動向

28,375円こそ買い優勢ですが、そこから下は27,500円まで売り建玉が多くなっています

PUTに関しては27,500円で売り建玉が多くなっているものの、そこから下は買い優勢、26,500円までは下目線な印象です

建玉残は全体的に利益が出る状態ですが、損益は27,000円周辺を頂点に上下に値動きがあると縮小する傾向、特に上昇すると急速に利益が縮小するポジションをとっています

CALLで大きく買い優勢となっているのは26,250円と27,250円、ただしそれ以外の価格帯では大きくマイナスになっているところが多く、26,750・27,000円、そして27,500円から上での水準も28,000円あたりまで多くの売り建玉残が残っています

大まかに26,500円から27,500円が想定値幅、ただし26,750円や27,000円の水準では下目線であるといった印象です

JPモルガンは上目線、CALL28,000円での買い建玉が多かったですが、27,375円から下は売り建玉が多くなっています

JPモルガンのオプション動向

一方でPUTは全体的に売り建玉が多く、27,250円はCALLの分を相殺できるほどではありませんが、そこから下の水準は売り建玉が多く全体的に上目線といった印象です

建玉残は26,375円を損益分岐点に、上昇するほど利益が拡大するポジションをとっています

前回予想より損益分岐点が上にシフトしていて、損益のバランスがはっきりしてきています

オプション全体の取引では、週前半はCALL優勢も後半でPUT優勢に、最後の金曜日はCALL優勢もある程度拮抗している状態です

CALLでは27,500・28,000・28,250円まで建玉が多い価格帯が分布、PUTでは27,250・27,000・26,500円での建玉が多くなっています

CALLが金曜日の終値27,382円から遠い2か所に集中しているのに対して、PUTは近い場所に2か所集中、金曜日の時点では底堅い値動きが想定されている可能性がありそうです

225mini先物では、ABNアムロは買い優勢、どの限月でも建玉残がプラス方向へと動いています

225mini先物の建玉

オプションでは下目線のポジションをとっている模様ですので、両方の状態から方向感としてはニュートラルと考えてもいいのではと判断しています

JPモルガンは買い優勢、上目線だと判断しています

ただ直近の2月限に関しては比較的強く売りが入っていることから、直近の値動きは少し弱く見込んでいる可能性がある点には注意が必要だと思います

オプションでは上目線のポジションをとっている模様ですので、3月限まで含めれば上目線、2月限までの判断であれば若干上目線程度に修正したいと思います

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディスイスとモルガンは買い優勢で上目線、ここまであまり動きがありませんでしたが、明確に買い方向に動き始めた印象があります

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

グローバルマクロのゴールドマンは買い優勢で上目線、シティは少しニュートラル気味、JPモルガンはゴールドマンほどではありませんが買い優勢で上目線だと考えています

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディスイスとモルガンは上目線に変化、グローバルマクロのゴールドマンは上目線を継続、シティは少しニュートラル気味に変化、JPモルガンはオプション等も含めて上目線、そしてABNアムロはニュートラルと判断しています

大きな変化はCTAの2社が揃って買い向かい始めている点です

3月のSQに向けて安定的な上昇相場が出てくるのではという期待感が高まる動きだと思います

裁定取引の残高は売り残と買い残のボリュームが接近、1月25日の時点で逆転している模様です

裁定取引の残高

表示しているグラフは1月20日までの推移を金額ベースで表示していますが、枚数換算では水曜日の時点で買い残が売り残を上回り逆転しています

前回予想ではこのまま売り残が増加することをかなり警戒していましたが、買い残が上回る形となることで、ここからの急落リスクが軽減していると考えています

相場の値動きとして上下することはもちろんあるのですが、ショック的な急落が起こるリスクは低下傾向にあると考えていいのではと判断しています

チャートのテクニカルでは、月曜日と火曜日に強く上昇しエンベロープ中央線から大きく上放れ、以前の高値付近に接近することで上値が重くなり反落するかに見えました

火曜日あたりから反落に備えていたのですが、木・金と2営業日にわたって陰線は出したものの、未だに高値を維持しています

金曜日のところでは一目均衡表の雲のねじれがあり、この辺りで強い相場転換が起こる可能性に備えていましたが、金曜日の時点ではまだ反落は起こしていません

今までの日経平均の推移では、27,000円から27,500円には強めの上値抵抗があり、今回もここで引っかかる可能性がありました

またここを強く上抜けられない場合は、多くの場合反落を見せています

すぐ下の27,200円周辺には5・75・100・200日の単純移動平均線が密集、特に5日単純移動平均線以外の移動平均線は上値抵抗や下値支持になることが多いですので、ここを再度下抜けてしまわないかには注意が必要だと思います

むしろ火曜日の時点で75・100・200日単純移動平均線を1回のチャレンジで上抜けることができたのは大きな驚きで、ここまでの値動きが非常に強いものだったと考えられます

この辺りは通常であればここまでくればいったん下押してもおかしくない水準であることと、通常であれば一旦上値を抑えられるはずの単純移動平均線を一気に上抜ける相場の強さがあるという、相反する材料が出てきてしまっていますので、判断が難しいところだと思います

インジケーターではADXは20台を上昇気味に推移、微妙なところですがレンジ相場だと判断して考えていきたいと思います

日経平均のインジケーター

RSIは50台を横ばい推移、50を下回ったところからいっぺんに上昇、そこから継続的な上昇はできずに上値が抑えられていることから、一旦はRSIシグナルへ接触するように調整に入る可能性が高いだろうと考えています

RSIのポジション自体は50を上回っていることから相場の方向感は強気だと判断しています

MACDは上昇推移を継続、MACDシグナルとの乖離幅は金曜日までの横ばい気味の推移で縮小し始めています

RSI同様にMACDも強弱の転換点である0を上回っていることから、相場の方向感は強気だと判断しています

チャートで考えると上昇してきている価格帯は反落が起こってもおかしくないものの、上昇力が強いために下落するとは一概に判断しにくい状況です

一方でインジケーターでは過熱感があり、反落する可能性が高い状況だと判断していますが、オプションの動向や裁定取引の状態、先物の売買動向を考えてもそこまで弱気に構える必要性は無い気がします

インジケーターの過熱感以外に不安材料があるとすれば、アメリカで重要なイベントが連続して発生することと、ドル円相場を円高推移予想していることですが、円高推移を想定して日経平均の上昇率はアメリカ市場より弱めに設定してあります

実際のところはFOMCなどを通過してみないとどうなるのかわからないところなのですが、今の段階で与えられた材料で判断するのであれば、上昇を継続すると考えていいのではと判断しました

以上のことからこれから1週間の日経平均は、上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,500円の上抜けです

想定より相場の上昇が力強い場合の値動きですが、そこから目指す上値は29,200円あたりになるのではと考えています

FOMCを前に月曜日から強い値動きが出てくるとは考えにくいのですが、ここまで強い値動きが出てくるとすれば火曜日までには強い値動きが発生しているのではと推測できます

金曜日の水準から水曜日から3営業日で強く上昇しても、さすがにここまでは上昇できないと思います

そのため上昇方向の注意ポイントは、火曜日までに強い値動きが発生しなければ起こりえないとは思いますが、これまでの上昇相場での節目の価格帯ですので、今後も上抜けが起こるまでの間は注目しておいた方がいい価格帯だと思います

下落方向は27,150円の下抜けです

意識しているのは1月24日の上昇で開けた窓で、27,150円を下抜けた場合窓埋めをするために下落する可能性が出てきます

また27,150円の上の水準には75・100・200日単純移動平均線が集中していますので、これを下抜けるのも相場の方向感を考えるうえではネガティブな材料となりえます

この辺りを下抜けると強い下落に入る可能性が高まる点に注意が必要だと思います

下落すると考える場合、もう1つ問題になってくるのがどこまで下値を切り下げるかです

これまでの日経平均の推移を考えると、比較的安い水準、今の場合ですと26,000円付近ですが、この水準から一気に上昇して27,000円を上抜けた場合、そこから比較的強めの反落をするパターンが多くありました

反落した場合にまず下支えになるのがボリンジャーバンド中央線で、26,900円周辺、そこからさらに強く下落をしてきた場合でもエンベロープ中央線が下支えになると考えていますので、26,500円周辺までの下落で収まるのではと予想しています

ただ26,500円のエンベロープ中央線を下抜けた場合、相場展開は上昇相場から横ばいか下落へと転換する可能性がありますので要注意だと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は125円00銭から131円20銭です

予想値幅下限は1月12日の下落幅が金曜日のエンベロープ中央線から起こった場合の価格を、上限はボリンジャーバンド上限の価格を目処に設定、下落推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はアメリカでの国債入札や社債発行を控えて需給面での警戒感が高まる中で米国債に持ち高調整の売りが出たことで米長期金利が上昇し円安、火曜日はFRBの金融引き締めが緩むとの見方や、2年国債の入札が好調で米長期金利が低下し円高、水曜日はFRBが利上げペースを減速し日米金利差が縮小するとの観測から円買いドル売り優勢となり円高、木曜日はアメリカで発表されたGDPは市場予想より強く、前週分新規失業保険申請件数は市場予想より弱かったことから米景気減速懸念が後退、米長期金利が上昇し日米金利差に着目した円売りドル買いが進み円安、金曜日はアメリカで発表された個人消費支出が市場予想と一致、上昇率の減速が確認されことでFRBの年前半での利上げ停止可能性が意識され米長期金利が低下、円買いドル売りが進み円高推移して週の取引を終えました

木曜日の値動きは非常に予想外のものでした

ライブ配信時にもGDPの発表は株式市場に影響はあっても為替にはさほど影響は無いだろうとお話ししていましたが、最終的に1円の円安推移が発生しています

今回のGDP発表は前週分新規失業保険申請件数ほど重視されないだろうと考えていたのですが、この予想が大きく外れることとなりました

今回発表されたGDPでもそうでしたが、強い経済指標の発表がFRBの利上げ継続懸念へとつながり米長期金利が上昇、円安推移が発生するというプロセス自体は今までと同じ流れで続いているものと考えています

これから1週間の主なイベントですが、週内にはかなり注目のイベントが集中します

ドル円相場の主なイベント

水曜日のFOMCに関しては、市場で織り込まれている25bpの利上げが行われ材料視されないものの、パウエルFRB議長の定例記者会見で何か材料が出てくる可能性があると考えています

カナダの中央銀行の発表を考慮すると、今のところここからタカ派になる事より、年内の利上げ打ち止めに関しての言及がある可能性を考慮したほうがいいのではとは思います

これは今後の利下げへの布石になる可能性をさらに織り込みに行く可能性があり、その際には米長期金利の低下に伴う円高推移が発生する可能性があるのではと考えています

ただこれはFRBからタカ派とハト派どちらの発言が出てきそうかと考えた場合という話であって、今のタイミングで再度物価上昇を起こしてしまうかもしれないようなハト派の発言をわざわざするかどうかは何とも言えないところだと思います

翌木曜日にはBOEとECBの政策金利発表があり、これも為替市場には強い影響が出る可能性があるイベントで、注意が必要だと考えています

両中央銀行の利上げ幅の見通しは50bpと、北米に比べるといまだに強いインフレに苦しんでいる状況がうかがえます

欧州に関してはまだ利上げ幅の縮小がいつになるのかが焦点であるとは考えていますが、今回の政策金利発表やその後の記者会見などに関しても変化がないかには要注意だと思います

これ以外にも水曜日のADP雇用統計とISM製造業景況指数、そして週末の雇用統計とISM非製造業景況指数と材料に事欠きません

どのイベントが急に材料視されて強い値動きが出始めるのか予想が難しく、週内の急激なボラティリティの高まりには警戒しておいた方がいいのではと考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日にエンベロープ中央線に接近後、火曜日には上抜けを見せて反落、ここから円高推移が始まると予想して警戒していましたが、その下にあるボリンジャーバンド中央線を下支えにするように木曜日には反発、再度エンベロープ中央線まで上昇しました

金曜日には再度反落していますが、推移している価格帯は相変わらず両中央線の間辺りで、相場が煮詰まってきている印象です

今のところエンベロープ中央線に頭を押さえられるという値動き自体は継続していますが、強い下落には発展せずに推移をしています

非常に底堅い値動きで、場合によってはここから相場の展開が変わるのではという期待感が持てる値動きではあります

期待感の方向性は、ここまでの円高推移から横ばいか円安推移への変化です

今のところ予想としてはエンベロープ上限に接触、もしくは上抜けを見せるような強い円安推移が発生するまでは相場の方向感が変化したと判断するのは保留しようと考えていますので円高推移がこのまま継続すると考えていますが、これから1週間には相場の方向感を変化させる可能性のあるイベントもありますので、警戒はしたほうがいいだろうと思っています

まずは週内に1月24日の高値、131円11銭あたりを終値基準で上抜けるような値動きを見せてくるかどうかに注目しています

このような値動きが起こらない限りは、これまでの円高推移が継続しているという判断でいいのではと考えています

チャートで気になり始めているのがエンベロープ中央線の傾きです

ここまで比較的急角度で下落してきていましたが、昨年12月半ばあたりから下落角度が少し緩やかに、そこから徐々に角度が緩む傾向が続いている印象があります

もちろんここから再度強い下落が発生してしまえば、再度エンベロープ中央線は強い角度での下落へと踵を返す可能性は残っていますが、10月の高値から始まった円高推移が、日を追うごとに円高方向への強い値動きの値幅が狭まっているのではと考えています

この傾向が続くのであれば、今後強めの円高推移が起こったとしても、それ以前に起こった強い円高推移に比べると、高安の値幅は縮小傾向になっていくのではと予測しています

インジケーターではADXは19台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは43台を下落推移、週内にいったん上昇へと切り返していましたが、再度下落方向へと向かっています

この値動きは昨年11月半ばに強い下落を見せた後に継続している値動きで、30まで下落した後に反発して45付近まで上昇、そこから再度30へと下落します

ドル円相場の方向感が強く変わらないと、この推移は今後も継続してしまう可能性がありますので、円安方向へと上昇した場合でも45辺りで頭を押さえられてしまう展開が起こりやすい環境であると考えたほうがいいかもしれません

予想としてもこの傾向は継続していると考えていますので、RSIの値動きからは今後の反落が起こる可能性が高まっている状態だと判断しています

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、現在は0より下の水準で推移していますので、相場の方向感としては弱い展開が続いている状態です

MACDに関しては相変わらず低い水準での横ばい推移を継続していて、これは相場がかなり弱い状態に入っていることがうかがえる材料だと思います

ただMACDシグナルが昨年12月から比べると微妙に上昇を開始していて、少しずつではありますが強弱の分岐点である0に向かっています

0を基準に強弱感を判断するべきだとは思いますし、現在はレンジ相場であることからRSIを重視するべきだとは思いますが、MACDシグナルがある程度上昇、例えばですがー1のあたりまで上昇してきた際には、そろそろ相場が底打ちする可能性があるのではと警戒したほうがいいのではと考えています

またMACDの上下を繰り返す動きの中で注意したいのがコンバージェンスの発生です

ドル円相場は安値を切り下げる形で階段状に下落を継続していますが、その間にMACDは下値を切り上げるように上下し始めています

これ自体が即相場転換を示唆するシグナルであるわけではありませんが、相場転換が近い、今回でいえば継続的な円高推移がいったん止まるタイミングが近づいている可能性があると判断できますので、この点にも注目しておいた方がいいと思います

今のところ明確に相場転換が起こったと判断できる材料はなく、円高推移は継続すると考えたほうが自然であるとは思います

一方でいくつかの材料でここまでの継続的な円高推移に対して、相場が変化する可能性があることを示唆するシグナルが発生し始めています

予想としては明確な値動きが確認できるか、もしくはそう推測ができるような強い材料が確認できるまで、今後も円高推移が継続すると考えるべきだと判断しています

週内に予定されているイベントはFRBの利上げが今後どうなるのか、そして米長期金利に直接的に影響を与える可能性があるものが集中しています

値動きが瞬間的に非常に大きくなる可能性もあり、ボラタイルな展開にも備えるべきだと思います

ただ予想としては今までの考え方を継続したいと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は132円30銭の上抜けです

前回予想に引き続き、目処はエンベロープ上限の上抜けです

ここまで強い円安推移が発生する材料があるとすれば、FOMCでのFRBのタカ派姿勢表明か、FOMCを通過後の材料出尽くしによる相場の転換だと思います

予想としてはFRBの金融政策はどちらかといえばハト派だと考えていますが、材料出尽くしによる相場転換が出てこないかに関しては何とも言えないところで、可能性としてはあり得ます

この値動きが発生した場合、相場はここまでの円高推移から、まずはレンジ相場へと切り替わるのではと考えています

132円20銭の上抜けは、そのような相場の転換点を最初に確認できる値動きだと考えていますので、注意して見ていきたいと考えています

下落方向は128円40銭の下抜けです

エンベロープ下限の価格を目処に考えています

予想値幅下限は相場がボラタイルな展開になることを想定して設定していますが、下落方向の注意ポイントとしてはそこより上に設定、本当に125円までの下落を試す可能性が高まるポイントを設定しておきたいと思います

今までのドル円相場の値動きを考えても、急激な下落が起こるときは押しなべてエンベロープ下限を強く下抜けます

金曜日の終値の水準はエンベロープ中央線付近と、反落が強く起こる兆候は今のところありません

ここからFOMCになるのか、それとも他の経済指標になるのかはわかりませんが、何かしらの材料があれば一気に下落して来る可能性は十分にあると思います

その際に注意したいのがエンベロープ下限の下抜けです

予想値幅下限の125円は、私自身ここまで備える必要があると思って設定していますが、実際にそこまで下落するような値動きが起こるのかには懐疑的なところもあります

ただ予想を考えるうえで、今までの値動きを考慮するとここまでは設定しておくべきだと思います

だからと言って本当に起こるのかと疑問に思うのももっともだと思います

そのためエンベロープ下限の下抜けが起こったら、そこからは125円付近までの下落を覚悟するポイントだと考えて対応したほうがいいのではと考えていますので、今回の下落方向の注意ポイントは予想値幅よりは上ですが、相場が強い下落を開始する際の分岐点と考えられるエンベロープ下限の価格を設定しておきたいと思います

あとがき

アメリカ市場に関して

カナダから出てきた利上げ停止表明や、ここまで発表されているアメリカの経済指標、そして今後の米CPIの先行き見通しを考えても、FRBが強い利上げを継続すると考える材料はどんどん減少していっていると思います

FRBの強い利上げが停止すれば、次に意識されるのはインフレが本当に収まっているのかということと、景気減速が起こることでFRBが利下げに転じるという観測が強まるかどうかだと思います

インフレの高止まりや再上昇が確認された場合には、株式市場には下押し圧力がかかるものと考えられます

逆にFRBの利下げ観測が強まった場合、株式市場には上昇圧力がかかるものと考えられます

今回予定されているFOMCでは25bpの利上げが行われるというのが大筋の予想かと思いますが、わからないのが今後の利上げ見通しです

ここで打ち止めなのか、それとももう1度あるのか、ただどちらにしてもそろそろ利上げが停止されるのではという観測自体は変わりません

一方で利上げが停止され利下げ観測がなかなか出てこない場合は、金利高止まりの状態での各企業の見通しや都度発表される経済指標へと注目度が移行していく可能性もあります

政情不安にも変化はなく、未だに緊張感が高まっている状態ですし、これらのどこからブラックスワンが現れるかわかりません

上昇相場で調子がいい時ほど油断しやすいですが、高転びには警戒しておいてもいいかもしれないなと思いながら、現在の上昇予想を継続しています

日経平均に関して

日本で発表される経済指標は極端に重要だとは考えていませんが、日本企業の決算が多く出てくるシーズンへと突入しますので、日中のボラティリティの高まりなどには注意が必要だと思います

またアメリカで週内に予定されているイベントは、FRBの金融政策やアメリカの景気動向、そして日本同様に各企業の決算と、相場に影響を与えると考えられる材料が多くあります

日経平均単独の値動きを考えると、すでに高値に達したところで反落の準備をしているような値動きにも見て取れます

一方でアメリカ市場はまだまだ上昇してもおかしくなさそうです

正直なところ、ここからの相場展開はFOMC通過後の値動きがどうなるかにかかっていて、FOMCは相場にとってポジティブな材料になるだろうとは考えているのですが、実際にそうなるかは通過してみないとわからないところがあります

少なくともそのあたりで相場の値動きが一気に荒くなる可能性が高まると考えていますので、水曜日以降の値動きにはかなり警戒しています

私自身ポジションを握りながら、FOMCを前に積極的な売買は控えている状態です

どちらに動き出すのか正直判断が難しいのですが、ボラタイルな展開になった際に相場から振り落とされないようにすることだけはお気を付けいただければ幸いです

ドル円相場に関して

今回予想の125円までの下落はかなり値幅を大きくとっている予想だとは思います

ただ予想をしている時点で、仮に下落予想を継続した場合、実際に今までと同じようなショック的な円高推移が発生したことを想定した場合、備えておかなければならない値幅でもあると考えています

週内に予定されているADP雇用統計・FOMC・雇用統計は、どのイベントを考えても相場に強い値動きを発生させる可能性が十分にあります

そしてカナダの政策金利発表時に当面の利上げ停止が表明されましたが、週内にはECBやBOEの政策金利発表も予定されています

これらのイベントによって発生する方向性が上下どちらになるのかを予想して正解を導き出すことは難しいかと思いますが、ボラティリティの高まりに備えること自体はできると思います

ここまでの1週間はFOMCを前にかなり煮詰まってきていて、エンベロープ中央線とボリンジャーバンド中央線に挟まれるように推移、どちらにも動けなくなっています

為替取引をされている皆さんには釈迦に説法かもしれませんが、煮詰まった後の相場は一気に値動きを始めることが多々あります

いつそれが起こるのかをぴたりと当てることも値動きの発生する方向を予想することと同じように難しいですが、週内に予定されているイベントには、それを引き起こす可能性が十分にあります

予想通りに円高推移するか難しいところではありますが、上下どちらに動くにしてもボラタイルな展開に振り回されないようにしっかりと備えていただければ幸いです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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