【23/1/16~】アメリカ市場とシーソーのように推移するドル円相場と日経平均

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想を毎週土曜日に配信している週間株為替予想です

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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は上昇、予想値幅は33,500ドルから35,400ドルです

予想値幅下限は12月7日の安値の価格を、上限は2022年3月と4月に高値を付けた価格を目処に設定、上昇推移を継続する展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日は先週金曜日に発表された12月雇用統計を受け利上げ長期化懸念後退で買い先行も利益確定の売りなどに押され下落、火曜日はタカ派発言が警戒されたパウエルFRB議長の発言内容が金融政策に踏み込んだ内容ではなかったことから安心感が広がり上昇、水曜日は翌日発表される米消費者物価指数で一段のインフレ減速が示されるのではとの期待から買いが先行し上昇、木曜日は発表された12月米消費者物価指数が前月比で小幅に下落、前年同月比の上昇率の伸び率も縮小したことでFRBの利上げペースが緩やかになるとの観測からら米長期金利が低下し上昇、金曜日は発表された主要銀行の経済先行き見通しが慎重であったことから景気減速懸念からいったん売られますが、FRBの利上げ減速観測は根強く買い戻しが入り上昇して週の取引を終えました

FRB関係者からは次回FOMCでの25bp利上げ見通しというハト派発言や、年内の高い政策金利の維持見通しというタカ派発言が入り乱れる中、株式相場は良い材料に着目する形で上昇するタイミングに入っている印象があります

これから1週間の主なイベントですが、これから発表される予定の経済指標の内容は、全体的に弱い内容が多そうな印象です

ニューヨークダウの主なイベント

まず前週に発表された米消費者物価指数と同様に利上げペースが減速するという観測が強まりそうなのが水曜日に発表される12月卸売物価指数です

市場予想では前月比で低下傾向となっていますので、上昇方向へのバイアスがかかるだろうと予想しています

反対に下落方向のバイアスがかかる心配があるのが水曜日にあるベージュブックです

FRBの関係者は今のところ年内の利下げには否定的で、基本的にタカ派である印象があります

今回のベージュブックでもその姿勢に大きな変更があるとは考えづらいですので、市場が考えているよりタカ派の発言が出てきた場合は株式市場に対して下押し圧力がかかる可能性を考慮しておいてもいいかもしれません

今のところ相場全体の方向性は利上げペース鈍化を織り込むような値動きに終始していますので、それを大きく修正するような内容が出てくるとも考えてはいませんが、週内に予定されているイベントで下落方向のバイアスがかかる可能性があるとすると、それはベージュブックになるのではと考えています

ただ卸売物価指数が上昇バイアスとなる可能性に比べると、ベージュブックが下落バイアスになる可能性は低いだろうと考えていますので、水曜日全体としては上昇材料が多いのではと予想しています

出てくる数字がどうなるのかまだ予想がつかないもので気を付けたいのは木曜日の前週分新規失業保険申請件数です

毎週のことではありますが、直近の労働市場の強弱感を確認できるイベントですので、強すぎる場合には下落、弱い場合には上昇方向への材料となると思いますので、しっかりと確認しておきたいと経済指標だと考えています

チャートのテクニカルでは、4営業日の連続陽線で上昇をしていて、かなり強い相場展開へと入っています

昨年12月19日や20日あたりに200日単純移動平均線へ接近、底値を形成する形で上昇相場へと入っていて、エンベロープ中央線を1月6日に上抜けた後は一気に2022年8月16日の戻り高値と同じ水準まで上値を伸ばしています

ピッチフォークの上昇角度を維持していて、相場展開はかなりしっかりしている状態です

以前まで頭を押さえられ続けていた価格帯に差し掛かっていることから、上値が重たくなる不安はありますが、底打ちした水準がかなり高い価格帯となっていますので、今回の上昇では恐らく34,700ドルの水準も上抜けて行けるのではと予想しています

ニューヨークダウのここまでの値動きに対して、下落が起こるような不安要素は以前の高値が接近している以外は無く、強い推移が続くと考えて問題ないだろうと考えています

インジケーターではADXは15台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは62台を上昇推移、少し過熱感が高まっています

再上昇する際の起点となっているのが昨年12月あたりに横ばいした水準で、数値としては50前後となっています

そのため30付近から一気に上昇してきた場合と比べて、仮にこのまま70付近まで上昇を継続してもそこまで過熱感が極端に高まるタイミングではないと判断しています

ただここまで強く上昇してきましたので、確率的にはそろそろ一旦下押しが発生してもおかしくないと思います

その際には60を少し下抜ける推移を見せてくるかと思いますが、その後は再上昇に転じると考えていいと思います

RSIが高値にあることから反落の心配はあるものの、相場の方向感が下落へと転換するような兆候は今のところ見られません

RSIシグナルも再上昇していますし、RSIが反落したとしてもRSIシグナルが下支えする形で推移するだろうと予想しています

MACDは0の上で上昇推移を継続、相場の展開としては強い状態となっています

MACDシグナルも再上昇を開始していて、0を上回る水準で推移しています

レンジ相場であることからMACDが強いシグナルを示しているわけではないと判断していますが、相場の状況としては強気で考えていいタイミングだと思います

今後ニューヨークダウが強い上昇を継続していった場合、相場は上昇トレンド相場へと切り替わるかと思います

その際にはMACDの横ばい気味の推移やMACDシグナルの下抜けなどで、相場の上昇がいったん終わるタイミングを確認できるかと思いますが、現段階では相場の方向感が転換するようなシグナルは特に出ていないと判断しています

2023年の最初の相場展開は、経済指標の発表内容などからもっと悪い展開を想定していましたが、実際にはインフレ速度の鈍化を好感し、株式市場には買いが入っています

これから1週間で発表される経済指標の内容も、おおむねインフレの減速を確認できるものとなりそうですので、これまでの上昇推移を転換させるようなインパクトのあるものは無さそうです

予想外のイベントとしてFRB関係者からのタカ派発言が出てくることが懸念材料としてはありますが、これは正直なところ出てこないとわかりません

これから1週間でのFRB関係者からの発言、そしてその次の週のブラックアウト期間中の報道機関やFEDウォッチャーからの発言には警戒は必要だと思いますが、相場の方向感としてはこのまま上昇する可能性が最も高いのではと判断しました

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は35,400ドルの上抜けです

価格帯的にはこの辺りでいいと思いますが、イメージとして重視したいのは日足のエンベロープ上限の上抜けです

今のところニューヨークダウはこのまま順調な上昇を継続していくのではと考えていますが、エンベロープ上限を強く上抜ける上昇はさすがにオーバーシュートと考えるべきだと思います

極端な下落局面からの急反発でもない限りめったに見られない値動きではありますが、エンベロープ上限を上抜ける強い上昇が見られた場合、そこから一気にエンベロープ中央線までの下落が発生する危険性が高まりますので、あまりに強い上昇が発生した場合には反落に備えるべきだと思います

下落方向は33,300ドルの下抜けです

基準として考えているのはエンベロープ中央線の価格です

エンベロープ中央線が下支えになる形で再上昇する可能性が高いだろと今のところ見込んでいますが、相場環境が変化していてリスクオフに傾いている場合、エンベロープ中央線の下抜けをきっかけに、一気に強い調整相場が出てきてしまう可能性はあります

そこまで強い調整に入るタイミングがあるとすればFOMCくらいだろうとは思うのですが、週内にFRB関係者から予想外のタカ派発言が相次ぐ可能性もありますので、起こらないとは思いますが下落方向の注意ポイントとして想定しておきたいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は上昇、予想値幅は10,700ポイントから11,600ポイントです

予想値幅下限は金曜日の25日単純移動平均線の価格を、上限は金曜日の200日単純移動平均線の価格を目処に設定、いったん下押される場面はあるものの上昇推移を継続する展開を予想します

ここ一週間のナスダックの値動きですが、月曜日は先週金曜日に発表された12月雇用統計を受け利上げ長期化懸念後退で買い先行、後場は利益確定売りなどに下押されるも上昇、火曜日はタカ派発言が警戒されたパウエルFRB議長の発言内容が金融政策に踏み込んだ内容ではなかったことから安心感が広がり上昇、水曜日は翌日発表される米消費者物価指数で一段のインフレ減速が示されるのではとの期待から特に大型ハイテク株に買いが先行し上昇、木曜日は発表された12月米消費者物価指数が前月比で小幅に下落、前年同月比の上昇率の伸び率も縮小したことでFRBの利上げペースが緩やかになるとの観測から米長期金利が低下し上昇、金曜日は発表された主要銀行の経済先行き見通しが慎重であったことから景気減速懸念からいったん売られますが、FRBの利上げ減速観測は根強く買い戻しが入り上昇して週の取引を終えました

金曜日には米10年債利回りが底打ちするように反発しましたが、それでもナスダックの上昇は堅調なものとなりました

米10年債利回りのチャート

これから1週間の主なイベントですが、特に注意したいのはニューヨークダウと同じですが、水曜日の卸売物価指数とベージュブックの2つです

ナスダックの主なイベント

この2つの経済イベントの内容は米長期金利の動向に強く影響を及ぼすと考えられますので、注意したほうがいいイベントだと考えています

水曜日の経済イベントでは米長期金利は低下傾向になる可能性が高いだろうと考えていますので、上昇バイアスがかかると予想していますが、米長期金利の動向に対する株価指数の反応はニューヨークダウより大きなものになる可能性が高いだろうと考えていますので、その点には注意しておいた方がいいだろうと思います

また米長期金利への影響という面では、これから1週間がFRBのブラックアウト期間に入る前の最後の週となることから、FRB関係者からの発言が各所で行われるものと考えられます

その際にはタカ派発言が出ることで米長期債利回りが上昇、ナスダックには下押し圧力がかかる可能性がある点には注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、金曜日の強い上昇で100日単純移動平均線への接触を見せてきました

これまでのナスダックの上昇時の推移を考えると、昨年11月から12月にあった3つの頂点は、すべてこの水準で頭を押さえらえるような推移を見せています

そのため、今回も一旦は下押しが発生するタイミングに入っていると考えたほうがいいかもしれません

反落する際の特徴として、十字線や陰線が発生することが多くなっていますので、金曜日の日足形状からはまだ反落すると考えるのはタイミングが少し早い可能性はありますが、日足で陰線や十字線が出た場合はいったん反落への備えをした方がいいタイミングだと思います

ただ反落をしたとしても、25日単純移動平均線までで、そこからさらに下落を続けるほど相場観は弱くないとは考えています

インジケーターではADXは16台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは59台を上昇推移、一旦の高値圏に達しています

40辺りから一気に上昇していることからも、短期的な過熱感が高まっている状態だと考えています

ここからいったんは50付近までの下落を見せてきてもおかしくないタイミングだと思います

MACDは上昇推移を継続、もう少しで強弱の分かれ目である0を上抜けるといったところまで回復してきています

MACDシグナルも上向きとなっていて相場の方向感が改善していることを確認できる状態となっています

現在はレンジ相場だと判断していますので相場の方向感を強く示すようなシグナルは出ていないと判断していますが、推移としてはポジティブな印象です

米10年債利回りが上昇した金曜日には、ナスダックは下落してもおかしくないところだったと思いますが、それでも強い上昇を見せてきています

一旦は今までの上値目処となっていた移動平均線に接触していてRSIも今まで反落を起こしていたタイミングに達していることから反落する可能性が高まっているとは考えていますが、相場の方向感が悪化するような反落になるとは考えていません

週内に予定されているイベントは相場にポジティブな内容のものが多いと思いますし、そこまで悲観的になる必要性は無いと思います

懸念材料があるとすればブラックアウト期間前の最後の1週間に、FRB関係者からどのような発言が出てくるかです

ただこれに関しては予想することが難しく、また仮にタカ派発言が出てきても相場が無視する可能性もありますので、予想に織り込むのは難しいかと思います

いったん下押したところは、下押しの際の材料によりけりですが押し目買いのチャンスになるのではと考えているといった感じです

以上のことからこれから1週間のナスダックは、いったん下押される場面はあるものの上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は11,600ポイントの強い上抜けです

ナスダックはテクニカル的に単純移動平均線が高確率で上値抵抗として機能してくると考えています

金曜日の終値が100日単純移動平均線に接触していますので、この後の展開から移動平均線への接触や接近がどの程度上値や下値の目処として機能するのか実際に確認できるかと思いますが、その上にある200日単純移動平均線も同様に上値目処として機能してきている水準です

2022年の下落局面での反発時に、3月はかなり接近、2月と8月には2%前後の値幅はあるもののやはり接近したところで上値を抑えられています

ナスダックにとって100日と200日の単純移動平均線は、上昇や下落時の節目としてしっかり意識しておいた方がいい移動平均線だと思いますが、上昇方向へと強く推移し始めた際に一気に上抜けた場合、そこから相場の方向感はかなり強気に転換する可能性もあると思います

週内でいえばその価格が11,600ポイント周辺になりますので、この価格帯の強い上抜けを上昇方向の注意ポイントに設定したいと思います

下落方向は10,700ポイントの強い下抜けです

こちらは昨年11月から12月に上値を抜けられなかった際に、それでも下値も堅かった際に下支えとなった25日単純移動平均線が金曜日の時点である価格帯です

その下には10,600ポイント当たりにエンベロープ中央線はあるものの、この辺りも一緒に下抜けてしまうと、ナスダックはまだ反発局面には入っていない可能性が高いと判断するべきだと思います

この場合想定される値動きは10,000ポイントから11,600ポイントの間での横方向のレンジ相場で、もうしばらくこの値動きへ移行していってしまうかもしれません

ただその場合でも10,000ポイントを割り込んでそのまま下落していってしまうほど弱い展開にはならないだろうと予想しています

日経平均の予想と注意ポイント

9月30日の終値を中心に11月24日の終値を高値、1月4日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は25,600円から26,500円です

予想値幅下限は2022年10月3日の安値の価格を、上限は1月12日の高値の価格を目処に設定、月曜日は下押されるものの週半ばにかけて上昇、木曜日に再度下落推移する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は成人の日で休場、火曜日は米雇用統計の結果から賃金インフレ鈍化が示され米金融引き締め長期化懸念が後退したことからハイテク株などに買いが入り上昇、水曜日は前日のアメリカ株の上昇を受け景気敏感株や大型グロース株中心に幅広く買いが入り上昇、木曜日はアメリカ株の上昇を受け主力株に買いが入ったものの、日銀の金融政策修正に関しての報道が重荷となり小幅上昇、金曜日はアメリカのインフレ減速や日銀の金融政策変更の思惑から日米金利差が縮小し為替市場では円高が進んだことから投資家心理が悪化、前日に四半期決算を発表したファーストリテーリングが1銘柄で日経平均を200円以上下押したこともあり下落して週の取引を終えました

アメリカ市場がFRBの金融引き締めペース鈍化観測から上昇する中で米長期金利が低下、日本では日銀が金融引き締めに動くのではとの観測から日本の10年債利回りは上昇、これによって日米金利差の縮小が起こり為替市場では円高推移が発生することで、本来であればアメリカ株の上昇がポジティブに働くところをなかなかうまく取り込めない展開が続いています

今後も為替相場の動向にはかなり気を配っていく必要がありそうですが、現在の状況はかなり厳しいものがあります

アメリカ株の上昇要因となる米長期金利の下落は円高要因となり日本の株式市場には強い支援材料とならないのは仕方ないのですが、アメリカ市場の下落要因となる米長期金利の上昇が起こっても日本の長期金利が上昇することで円安推移が起こりにくく、アメリカ株の下落はそれ以上に日本市場への下押し圧力となってしまう可能性が高まっている状態だと考えています

特に外需関連の銘柄に関しては、まだしばらくの間この傾向が継続する可能性があることを考慮しておかないといけないかもしれません

これから1週間の主なイベントですが、注目しているのは水曜日の日銀金融政策決定会合終了後の政策金利発表と、黒田日銀総裁の定例記者会見です

日経平均の主なイベント

12月の日銀金融政策決定会合では長期金利の変動幅の上限を0.5%に引き上げる政策変更を行っています

1月の金融政策決定会合で新たな金融引き締めを行うという情報は今のところありませんが、警戒はしておくべきだと考えています

またその後に予定されている黒田日銀総裁の定例記者会見の内容に関しても、政策金利の発表と同様に予想外の内容が出てくる可能性がありますので、注意が必要だと考えています

日銀からの発表によって起こりえる影響は、為替市場の円高推移とそれに伴う日経平均の下落です

特に為替差損が発生する可能性のあるセクターに関しては、かなり注意が必要なイベントではと考えています

金曜日に予定されている12月全国消費者物価指数は、予想をしている時点では市場予想が出ていませんが、恐らく前月同様に高い数値が出てくるものと考えられます

今のところ日銀の目線は物価上昇から賃金上昇へ移行したままだと判断していますので、強いインフレは今後の景気動向にはネガティブな材料となるのではと懸念していますが、為替の円高を伴うほどの影響は無いだろうとも考えています

そのため影響度としては多少下押される程度だと考えています

アメリカ株の動向で注意したいのは水曜日の卸売物価指数とベージュブックですが、予想では為替相場には円高バイアスが、株式市場には上昇バイアスがかかるのではと考えています

この影響が出る木曜日の日本市場は、為替の円高推移があまりに強い場合は、アメリカ株の上昇以上に下押されて下落に転じる可能性がありますので、ここにも注意したほうがいいのではと考えています

イベント的には積極的に仕掛けられる環境ではないといった印象です

海外系証券会社のオプションの動向ですが、SQを通過して2月限に変わっていますので、金曜日の建玉変化だけに注目していきたいと思います

ABNアムロはニュートラル、CALLは全体的に売り目線、26,875円には買い建玉がありますが、そこから下は売り建玉が多く、下落方向へとポジションをとっている印象です

ABNアムロのオプション動向

PUTでは25,500円に売り建玉が多く、下落した場合の下値目処がこの辺りだと考えられそうですが、26,000円あたりは積極的に売り向かっていますので、まだまだ下落余地がありそうな見通しといった感じです

JPモルガンは、CALLは売り建玉PUTは買い建玉といった感じで、完全に下目線です

JPモルガンのオプション動向

どちらの証券会社も26,125円あたりを頂点に、どの価格帯でも損失が出るポジションをとっています

オプション全体の取引では、PUT優勢で下目線、26,000円と25,500円での建玉が大きくなっています

CALLでも27,000円に多めの建玉がありますが、PUTが26,000円の1,200や25,500円の2,100の建玉であるのに対して、CALL27,000円は750程度と、PUTの建玉の集中はかなり大きくなっています

オプション全体でも下方向へ備えている印象で、その下値目処は25,500円あたりといった印象です

225mini先物では、ABNアムロは下目線な印象です

225mini先物の建玉

オプションの動向を併せて考えても、かなり下目線で取引している印象です

JPモルガンもやはり下目線で、オプションの動向と一致している印象です

ABNアムロとJPモルガンの両証券会社は、日経平均の見通しをかなり強い下目線に切り替えている印象があります

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディスイスはニュートラル、モルガンは下目線、グローバルマクロのゴールドマンは上目線、シティはニュートラル、JPモルガンは下目線な印象でした

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのクレディスイスとグローバルマクロのシティはニュートラル、CTAのモルガンとグローバルマクロのJPモルガンは下目線、グローバルマクロのゴールドマンは上目線、そしてABNアムロは下目線といった印象でした

ただ上目線と判断したゴールドマンも建玉残はマイナスですので、そこまで強気な状態ではないと判断しています

裁定取引の残高は週末にかけて売り優勢、低水準な状態から売り残高が買い残高を上抜けて推移し始めるのは2019年6月あたり以来で、一旦はある程度売りが出るまでは相場が下押される可能性があるかもしれません

裁定取引の残高推移

2019年の際には6月から9月まで売り残高が上昇、日経平均は8月末に底打ちして反転するまで下落していました

そこからは巻き戻すように上昇推移へと入りますが、今回もある程度の売りが出るまでは下落して、そこから反転するように上昇相場が発生する可能性を考慮しておいてもいいかもしれません

これからの売り残高の推移にもよりますが、長ければ3月あたりまでの下落に備えたほうがいいかもしれません

チャートのテクニカルでは、木曜日までは順調に上昇しましたが、エンベロープ中央線に頭を押さえられるように金曜日に反落、ボリンジャーバンド中央線に下支えされるように下げ止まりました

ここまでの推移であればまだ良かったのですが、土曜日朝の時間外先物の推移ではすでに25,800円台まで下落していて、ボリンジャーバンド中央線を下抜け月曜日と火曜日に開けた窓を埋めるように反落してくる予定です

アメリカ株の強い展開に比べ、ドル円相場の円高推移がかなり強い下押し圧力となってしまっていて、日経平均はアメリカ株の堅調な推移を享受できない状況が続いています

今のところ下支えになるそうな単純移動平均線はすべて金曜日の終値の上に位置していますので、下値支持として機能しそうなのは、以前の安値やピッチフォーク下限位となっています

今回ピッチフォークを新たに引き直していますが、これが機能するのかどうかも注目していきたい点の1つではあります

今のところ25,600円を終値基準で下抜けるような弱い展開に入らない限り、弱い相場展開ではありますがこのまま下落を継続してしまうような推移にはならないのではと少し楽観視しています

ただこれも、ピッチフォーク下限や以前の安値を下抜けてしまわないか次第ですので、今後の推移を注意して見守らなければならないとは思います

インジケーターではADXは22台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは38台を下落推移、一旦は45付近まで上昇したところから反落しています

このままRSIシグナルへの接触を見せるあたりまでは下落すると考えたほうがいいと思います

ただRSIがRSIシグナルへ接触した後は安値圏である40を下回った水準に突入しますので、反発する可能性が高まると思います

特に安値を積極的に追っていくような株価推移でない限り、再度30を下回る水準まで下落する可能性は低く、恐らくRSIシグナル接触辺りまでの下落がいいところだと思います

その後は50付近までの上昇が見られるのではと予想しています

MACDはMACDシグナルを上抜けて上昇を開始、ここまでの下落相場が転換を見せた可能性があります

ドル円相場の円高推移があることから積極的に仕掛けることが難しい環境下ではありますが、一旦は強い下落局面が終わるタイミングに差し掛かっている可能性を考慮してもいいかもしれません

月曜日が下落することはほぼ間違いないと思いますので、火曜日以降の値動きで上昇推移へと転換できるかどうかが勝負になりそうです

そこで再度MACDオシレーターがプラス方向へ上昇できるようであれば、本格的に底打ちした可能性を考慮してもいいのではと思います

ただ現在は相場の方向感が失われている状態だと判断していますので、MACDのシグナルとしての信頼度はそこまで高いものではないと考えています

ドル円相場が大きく円高方向へと推移したことで、小幅とはいえ上昇したアメリカ市場に比べ、時間外の日経平均先物は1%以上の大きな下落を見せています

週初は26,000を下回った水準での攻防が行われるものと考えていますが、インジケーターの状態から考えてもそろそろ底打ちしてもおかしくないタイミングだと考えられます

ただドル円相場の今後の中期予想では、まだまだ円高推移が継続するものと考えています

これをひっくり返せるほどの強い上昇がアメリカ市場に起こるのかは難しいところで、日経平均独自の上昇要因が無い限り強い展開が出てくると考えるのも難しいところかもしれません

1月末から2月14日あたりまでに多くの企業決算が集中していますので、この辺りで為替の円高推移をある程度織り込んだ業績見通しが出てくるまでは、少し厳しめに相場展開を見ておいてもいいかもしれません

一方でアメリカ市場が堅調であれば、2022年の最安値24,681円を下抜けて下落するとも考えづらいところがあります

5.5%程度の下落余地はあるものの、どこまでも底抜け下落してしまうほど弱い企業業績だとも考えられませんので、中期的には5%前後の下落を許容できる範囲内で底値と考えて仕掛けるのもありかもしれないなと、個人的には考えています

以上のことからこれから1週間の日経平均は、月曜日は下押されるものの週半ばにかけて上昇、木曜日に再度下落推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は26,500円の上抜けです

直近の戻り高値を上抜ける推移で、この場合想定されるのは27,000円までの上昇です

日経平均は底打ちして上昇を開始した場合、おおむね27,000円付近で上値を抑えられてしまう傾向が見られます

この傾向は2022年に多く見られた値動きで、2023年も継続していくものと考えています

現在も27,000円から27,500円の間には75日から200日の単純移動平均線が集中していて、これらも上値抵抗として機能しやすい移動平均線です

恐らくこの辺りを一気に上抜けることは難しいと思いますので、一旦はここで上昇が止まってしまうと思います

そこから先強い展開に入れるかどうかは判断が難しいところです

アメリカの株式市場は強い推移が見られているものの、その際に米長期債利回りの下落が伴うことで円高推移が発生してしまっています

アメリカ市場の上昇が日本市場にはポジティブな材料となりにくい状況が続いていますので、その点には注意したほうがいいとは思います

ただ26,500円を上抜けると27,000円までは上昇すると思いますので、その点には注意したほうがいいと思います

下落方向は25,600円の終値基準での下抜けです

25,600円付近の水準は2022年に下抜けを見せていることがありました

ただ終値基準ではっきりと下抜けたのは2022年の3月の1回のみで、それ以外はその周辺で反発を見せています

そのため25,600円を終値基準で下抜けてしまった場合、2022年3月の安値と同様に24,680円付近までの下落に備えるべきだと思います

難しいのはなぜそこまで日経平均が下落してしまったかです

最悪のパターンはアメリカ市場が上昇している中でドル円相場が円高推移をしたことで下落するパターンです

この場合かなり強い円高推移が発生、恐らくですが120円付近まで一気に円高推移が発生するものと考えられます

日経平均も最悪の場合2022年の安値を更新してしまうかもしれません

予想外に強い下落を日経平均が見せてきた場合、ドル円相場の円高推移がどこで収まりそうなのか、それ次第で日経平均の底値も決まってくると思います

ただドル円相場は126円50銭あたりで底打ちして反発しないと、そのまま121円50銭あたりまで下落する可能性が高まるタイミングに入っています

概ね4%程度の下落幅となりますが、日経平均が25,800円まで月曜日に下落して、そこからさらに4%下落すると24,700円あたりとなります

かなり嫌な計算が合致してきてしまうタイミングに入っていますので、予想以上に下落が強い場合は、ドル円相場の円高推移が発生していないかには注意が必要だと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は126円00銭から129円50銭です

予想値幅下限は2022年5月末の安値の価格を、上限は1月3日の安値の価格を目処に設定、下落が底打ちした後はいったん円安方向へと推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は先週金曜日の米雇用統計で平均時給の伸びが市場予想を下回ったことで賃金インフレへの警戒感が後退、FRBの金融引き締め長期化懸念が後退し米長期金利が低下、日米金利差の縮小から円高、火曜日は米消費者物価指数の発表を控え持ち高調整の債券売りで米長期金利が上昇、日米金利差拡大の見方から円売りドル買い優勢となり円安、水曜日は火曜日に引き続き米消費者物価指数の発表を控えた持ち高調整の円売りドル買いが進み円安、木曜日は発表された米消費者物価指数が前月から上昇率が低下し、FRBの利上げペースが鈍化するとの見方から米長期金利が低下し円買いドル売りとなり円高、金曜日はFRBが利上げペースを緩める一方、日銀は金融緩和を縮小するとの思惑から円買いが進み円高推移して週の取引を終えました

金曜日の取引で特に特徴的だったのが、米10年債利回りの上昇に対して、ドル円相場は円高推移を継続した点です

アメリカの金融政策の行方とともに、ここまでの強い円安推移への巻き戻しと、日銀の金融政策転換への思惑が、為替相場に大きな影響を与えていると考えるべきだと判断しています

これから1週間の主なイベントですが、注意したいイベントは日米ともにあります

まず日本で予定されているイベントですが、最も注意すべきだと考えているのは黒田日銀総裁の定例記者会見と日銀金融政策決定会合終了後の政策金利発表です

12月にあった金融政策決定会合では長期金利の変動幅の上限を0.5%に引き上げる政策変更を行っています

1月の金融政策決定会合で新たな金融引き締めを行うという情報は今のところありませんが、警戒はしておくべきだと考えています

またその後に予定されている黒田日銀総裁の定例記者会見の内容に関しても、政策金利の発表と同様に予想外の内容が出てくる可能性がありますので、注意が必要だと考えています

この2つのイベントに関しては、イレギュラーな材料が出てきた場合にかかるバイアスは円高方向です

アメリカでの指標発表で気になるのはFRBの今後の金融引き締めの見通しに影響を与える可能性のある卸売物価指数です

前週に発表された消費者物価指数では、これまでの物価上昇に比べ上昇率が低下傾向であることが確認されています

これによってFRBの利上げペースが低下、場合によっては年内に終了や利下げに転じるのではとの観測も出ています

12月消費者物価指数の数値だけを考えると年内の利下げを織り込みに行くのは行き過ぎではあるとは思いますが、これから発表される卸売物価指数にも市場予想では消費者物価指数同様に上昇率の低下が確認されるのではとされていますので、市場予想通りの結果が出てきた場合は米長期金利の低下によって円高方向へのバイアスがかかるものと考えられます

週内に予定されている日米のイベントの内容を考えると、材料視されるような内容が出てきた場合はおおむね強い円高バイアスがかかると考えて対応しておいた方がいいのではといった感じで考えています

また週内のイベントとしては記載していませんが、次回開催のFOMC前のブラックアウト期間が1月21日から始まるタイミングとなっています

これから1週間の期間はFRB関係者がある程度自由に言発言できる最後の1週間となりますので、各所でタカ派発言が出てくる可能性があります

想定されるハト派発言は次回FOMCでの25bpの利上げ見通し、想定されるタカ派発言は2023年中の利下げ可能性がかなり低いという見通しと今後も利上げが長期間続く可能性を示唆するような発言が想定されます

経済イベントの内容を考えると円高バイアスがかかり続けるものと考えていますが、FRB関係者からの発言があるたびに円安方向へ押し戻される展開が想定されますので、その点には注意してトレードに臨んだほうがいいかなと考えています

チャートのテクニカルでは、水曜日までの円安推移でエンベロープ中央線近くまで上昇しますが、木曜日には一転して大きく下落、一気にエンベロープ下限を下抜けてしまいました

金曜日も下落の勢いは続いていて、今のところチャート形状からは底打ちしたような兆候は見られません

底値目処としては2022年5月に底を形成した126円50銭付近が下支えにはなりそうですが、相場の方向感を変化させられるほど強い底値とも考えにくいと思います

昨年12月からの推移を考えると強い円高推移でエンベロープ下限を下抜けた後は緩やかに円安方向へと上昇、エンベロープ中央線に頭を押さえられるように再下落という推移を繰り返していますので、日米の金融政策にある程度の転換点がはっきりと現われるまでは、今後もこの傾向は続くと考えたほうが無難かもしれません

126円50銭あたりまで下げた後はゆるやかに円安推移が発生、エンベロープ中央線に接触するあたりで再度強く円高推移が発生する展開が繰り返される可能性を考慮したほうがいい状況だと考えています

インジケーターではADXは31台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは30台まで下落、一旦底打ちをしてもいい水準まで低下しています

今までの相場展開を考えても、一旦底打ちするタイミングが近いと考えていいのではと判断できるかと思います

以前に底値を形成した126円50銭の水準が近いことと併せて考えると、数営業日以内にいったんは底打ちをして円安推移を見せてきてもおかしくないタイミングだと思います

一方でそこから強い円安推移が発生するのかというとその可能性は低そうで、ここまでと同様に45付近まで上昇した後は再下落していく展開に入るのではと考えています

この辺りは先ほども申し上げましたが、日米の金融政策の見通しがある程度落ち着くまでは、相場の方向感が変わるには条件が整っていないのではと判断しています

MACDはMACDシグナルを下抜けて下落、現在は0の下を横ばい気味の推移を継続しています

ここまで強く下押された状態を維持して横ばい推移しなければならないような下落一辺倒な相場は非常に珍しいです

MACDの推移ではっきりと認識しておかなければならいないのは、ここまで低位で張り付くように横ばい推移を長期間続けているのは異常な状態です

現在発生している円高推移が通常のドル円相場の推移であると考えるのは非常に危険だということを認識しておくべきだと思います

相場の強い円高推移が終わったと判断できるのは、恐らくMACDが0を上抜けるような展開に入ったタイミングか、そこからもう1度下押されて再度0を上回ったタイミングになるかと思います

それまではテクニカル的にはここから円安推移に転換するとは考えるべきではないと判断しています

それほどMACDの推移は異常な状態だと、はっきりと認識しておくべきだと思います

テクニカルのところではかなり強い文言で現在の円高推移が異常事態であるとお話ししましたが、以前の異常な円安推移同様、現在の円高推移は逆らってもいいことは無い状態だと考えたほうがいいと思います

日米の今後の金融政策が相場にしっかりと織り込まれるか、もしくは何かしらの転換が起こらない限り、110円台までの円高推移も想定して対応したほうがいい状況かと思います

仮にこのまま円高推移が続く場合、115円あたりまでは円高推移が継続すると想定した場合、3月から4月までは下落が継続するものと想定されます

4月になると日銀の総裁も変わり、日本の金融政策も大きな転換点を迎える可能性があります

そのあたりで相場が材料を織り込むまで、この円高推移は継続すると考えて対応すべきではというのが今年最初の予想となります

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、下落が底打ちした後はいったん円安方向へと推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は136円60銭の上抜けです

金曜日の終値からは約9円も円安の水準ですので、通常の予想外の注意ポイントとしては設定しない値幅となります

ここから先のドル円相場の上昇方向への推移としては、エンベロープ中央線まで戻す可能性は考慮するべきだと思います

週内の予想値幅上限は129円50銭ではありますが、相場展開としては132円程度までの上昇が考えられます

その際にエンベロープ中央線の強い上抜けがいったん発生する可能性も考慮すると、もう少し上昇する可能性もあるかもしれません

ですがそれ自体は相場の方向感を大きく転換できるものではなく、そこから再度下押される展開が発生するだけであると考えています

そのため予想値幅上限を上抜けたとしても、それは予想よりも相場展開がボラタイルなだけで、大筋の予想自体を変更するような事態ではないだろうと思います

先ほどMACDのところでお話ししましたが、相場の方向感が強く変わるためにはMACDが0を上抜けるほどの上昇を見せる可能性があると判断しています

それを実現するためには、まずは200日単純移動平均線まで上昇する必要があると思います

そのため相場の方向感が大きく変わるほどの予想外の値動きとして設定するのであれば、金曜日の時点での200日単純移動平均線の価格である136円60銭の上抜けが適当ではと判断しました

下落方向は126円00銭の下抜けです

これまでのドル円相場の推移やインジケーターの状態から考えても、一旦は底打ちしてエンベロープ中央線を目指す展開が起こると考えるのが、最も可能性の高い推移ではと思います

一方であまりに強い円高推移が発生して底値支持の価格を下抜けてしまった場合、そのまま強い下落を続けてしまう可能性も考慮するべきだとは思います

その際に下値目処となると考えられるのは、2022年3月に底値を形成した121円50銭付近です

この辺りまでは一気に下抜ける可能性が出てきますので、2022年5月に形成した底値の価格付近で下げ渋れるのかには注意したほうがいいと考えています

あとがき

アメリカ市場に関して

堅調な値動きへと入っているニューヨークダウに比べ、ナスダックはまだ軟調気味な展開に終始している印象が強い状態です

特に週内の値動きで注意したいのは移動平均線に対してナスダックがどのような値動きを見せるかです

100日単純移動平均線をまずは上抜けて見せることができるのか、仮に反落したとしても25日単純移動平均線やエンベロープ中央線を下支えとして再度100日単純移動平均線の上抜けにトライできるかです

ニューヨークダウが今後更に強い展開に入れるかどうかの期待感が高まっている状態であるのに対して、ナスダックはまだまだ下落・横ばい・上昇のどの展開に変化していってもおかしくない微妙な位置取りとなっています

その中でブラックアウト期間前のFRB関係者が発言できる最後の1週間となりますので、どこから米長期金利の上昇を促すようなタカ派発言が出てくるかわかりませんし、ブラックアウト期間に入った場合でもFEDウォッチャーからの発言が起爆剤となり米長期債利回りの上昇が起こることもあり得ます

その際に大きく下押されるのはやはりナスダックでしょうし、余裕をもって相場展開を見ていられるニューヨークダウに比べて、ナスダックはまだまだ緊張感をもって対応していかなければならない苦しい時間が続く可能性があります

特にこれから1週間のナスダックの値動きは、これから1か月のナスダックの値動きを占う大事な期間になると思いますので、日々の値動きをしっかりチェックしておいた方がいいかもしれません

日経平均に関して

アメリカ市場が堅調な上昇を見せている中で、日経平均には円高推移という下押し材料が発生することで上値が重たくなっています

特に時間外の日経平均の推移は円高推移がダイレクトに効く形でかなり強く下押されてしまっています

ただ日経平均の推移は直近安値付近に接近している中で、各企業が為替差損を吸収できるのであれば安値圏に達しているのではと考えられるような価格帯まで下落してきていると考えています

そのためここからアメリカ市場に置いて行かれる形で下落推移を継続していくとも考えにくい状況です

仮に強い下落が発生するとすれば、アメリカ市場が開いている間に強い円高推移が発生、翌日の日本市場で強い下落が発生するというパターンを繰り返した場合ではと考えています

この値動きは1月末から2月半ばに予定されている企業決算での円高推移の織り込みが行われるまでは継続してしまう可能性があり、今後の日経平均の値動きを考えるうえでは無視できない大切な材料になることは確かだと思います

まだ自分の個別銘柄の分析をはっきりと終えていないと前置きをさせていただきたいですが、それでも個人的にはここまで買いタイミングを計っていた銘柄に関しては、ここはチャンスになるタイミングかもしれないと考えています

ある程度の下落に巻き込まれる可能性はありますし、年内にまた下落をするタイミングはあるかもしれません

ですがこの安値は2023年の1番最初の買いタイミングかもしれません

アメリカから帰ってくるたびに下押され、最大で5%の下落が発生する可能性はあるものの、それを考慮しても買いタイミングであると判断できるのであれば、ここはチャンスかもしれません

ドル円相場に関して

強い円安推移が発生した後は、その修正が起こるように強い円高推移が発生するのは今までのドル円相場でも見られる値動きでした

2021年の円高水準である104円付近から2年間で152円付近まで上昇、現在はちょうどその半値基準である128円付近まで下落してきています

大きな値動きとしては上昇した分の半値を戻した形となっていて、一旦は落ち着いてもいいような価格帯ではあります

一方で日米の金融政策の見通しは不安定な状況が続いていて、ここからドル円相場の推移が落ち着いて来ると考えるのはなかなか難しいタイミングとなっています

日本が再度ゼロ金利政策に戻るとは考えづらく、アメリカの金融政策も2023年中にずっと利上げを続けるとは考えづらい環境だと思います

そのためドル円相場が強い円安推移をするとは考えにくく、まだ円高推移が続くと想定して対応するべきタイミングだと思います

日本の貿易統計の状態を考えると超長期的には円安推移が発生する可能性はあるものの、日米の金融政策の転換というインパクトは短期的にはあまりにも強い影響が出ています

どこかのタイミングで日米の中央銀行の政策金利の話があまり注目されないタイミングが来るかと思います

そこからは貿易統計の内容が相場に効いてくる可能性はありますが、少なくとも今のようにFRBや日銀に注目が集まっている間は、そちらの材料を重視して相場の予想を行うべきだろうと思います

2023年の相場展開としては、まずは最低でも120円を下抜けるかどうかの展開に入るまでは円高推移が継続、そこで相場が落ち着かなければさらに円高推移して114円あたりまでは円高が進むものと考えています

実際にそのような推移になるのかどうかはわかりませんが、少なくとも今の強い円高推移に逆らうトレードをするのは、以前の円安推移でのショートと同じような危険性があると思いますので、私自身視点をショート中心にしてデモトレードのタイミングを探っていこうと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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