【22/12/12~】年末相場の運命を決めるFOMC

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想を毎週土曜日に配信している週間株為替予想です

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【日経平均の予想】下落の種類で下げ幅が変わる日経平均【週間日経平均予想】
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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は31,600ドルから34,000ドルです

予想値幅下限は直近高安の半値基準の価格を、上限はボリンジャーバンド中央線の価格を目処に設定、週前半は横ばい気味に推移しますが、FOMC前後をきっかけに強く下落する展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日は発表されたISM非製造業景況指数が市場予想と前月を上回る強い内容となり、さらにFRBの政策金利引き上げ報道もあり米長期金利が上昇し株式市場には売りが出て下落、火曜日は引き続きFRBの利上げや景気後退懸念を背景に売りが出て下落、水曜日は前日までの大幅下落の買戻しが入るもFRBの利上げが米景気冷やすとの見方から上値が重く小幅上昇、木曜日はここまでの相場の下落に対する押し目買いと発表された前週分新規失業保険申請件数が市場予想通りの小幅悪化し買い材料になりますが、卸売物価指数や消費者物価指数の発表を控えて積極的な買いは見送られ上値が重くなる形で上昇、金曜日は発表された11月卸売物価指数が市場予想を上回る上昇となり、FRBの金融引き締め長期化観測から米長期債利回りが上昇、ニューヨークダウは下落して週の取引を終えました

12月のFOMCに向けて注目していた12月2日の雇用統計と12月9日の卸売物価指数は市場予想を上回る強い結果となっていて、特に雇用統計の強さは目立っていました

卸売物価指数も総合の前年同月比こそ市場予想を上回りながらも前月より大きく低下しましたが、総合・コアのどちらも前月比では上昇と相変わらず高止まりしている状況です

これから1週間の主なイベントですが、大きく注目されるものは火曜日の11月消費者物価指数、水曜日のFOMC終了後の政策金利発表とパウエルFRB議長の定例記者会見、この2つだろうと考えています

ニューヨークダウの主なイベント

まず火曜日の11月消費者物価指数ですが、全体的に高止まりした状態を維持しそうです

それでも10月消費者物価指数の発表時に大きく減少した前年同月比の状態を維持する見通しで、これ自体はFRBの利上げ幅縮小観測にプラスの材料となる可能性があります

難しいのが本当に市場予想通りの結果となるかどうかです

普段の相場予想を行う際には、イベントの内容に対しての評価は基本的に市場予想に沿って行うべきだと考えていますが、今回に関してはそのままでは少し危険な気がしています

大きな理由は直近の雇用統計と卸売物価指数の市場予想からのずれがある点です。

雇用統計に関しては市場予想から多少ずれることは許容してもいいだろうとは考えていたのですが、卸売物価指数の市場予想からの上振れは不安材料です

12月1日に発表された11月ISM製造業景況指数こそ市場予想から下ぶれた上に好不況の分かれ目となる50を下回っていますが、12月5日に発表された11月購買担当者景気指数・11月ISM非製造業景況指数・10月製造業新規受注は上振れていますし、9日に発表された11月卸売物価指数も総合・コアの全項目で、そして12月ミシガン大学消費者態度指数も市場予想を上振れる結果となっています

このことからも12月13日に発表される11月消費者物価指数の内容に関しても、少し警戒度を引き上げておいた方がいいのではと考えています

12月14日に行われるFOMC終了後の政策金利の見通しは50bpの利上げで、恐らくこれに関しては、前日の消費者物価指数がよほど上振れない限り、多少の強弱程度では変化しないだろうと見込んでいます

問題になると考えているのがFOMC後に発表される四半期ごとのドットチャートと、パウエルFRB議長の定例記者会見の内容です

まずドットチャートに関してですが、これは米連邦公開市場委員会、いわゆるFOMCのメンバーがアメリカの政策金利が今後どうなっていくかを予想した内容を示したもので、毎年3・6・9・12月の4回発表される政策金利の見通しです

この内容でFOMCのメンバーが政策金利の動向をどう考えているのか、はっきりと結果が出てきます

あくまで予想であって誘導目標を明確に考えているわけではない点には注意が必要ですが、FOMCメンバーの政策金利の予想を見ることができる貴重な発表です

このドットチャートの分布状況によって、政策金利の引き上げのピークが来るのが2023年なのか、それとも2024年までずれ込むことを予想しているのか、そして政策金利の誘導目標のピーク、ニュースなどではターミナルレートと呼ばれていますが、そのターミナルレートの目処がある程度つくことになります

どの年に政策金利のピークがあり、ターミナルレートがどの程度だと考えられているのかということから、次回1月31日と2月1日に開催されるFOMC以降の利上げ幅がどの程度になる見込みなのか、そして期間はどの程度行われるのかのおおよその予想ができるだろうと考えています

同様に今後のFRBの金融引き締めがどのような見通しで進んでいくのか、その材料として注目度が高いのがパウエルFRB議長の定例記者会見での発言内容です

数字からだけでは読み取れない市場へのメッセージが出てくると思いますので注目しています

大きなイベントであるFOMCをどのように通過するかによって注目度が変化しそうなのが、木曜日以降のイベントです

12月ニューヨーク連銀製造業景気指数や12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数の弱い市場予想、そして同日発表される11月小売売上高も同様に弱い市場予想、この2つの内容はFRBの金融引き締めが弱くなるととらえられるか、アメリカ経済のリセッション懸念が高まるととらえられるのか、判断が非常に難しいと考えています

FOMCの内容は市場の反応が予想とは異なり非常に穏やかだった場合、これらのイベントは相場への影響度が強くなる可能性がありますが、FOMC後に相場が強く動いている場合には影響度が低下する可能性が高まります

今回は後者、影響度が低下する可能性が高いと考えていますが油断はできません

金曜日の12月購買担当者景気指数は、これから1週間に予定されているイベントの中ではニューヨーク連銀製造業景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数同様12月の指標ですので速報性の高い大切な指標ではありますが、今回に関しては注目度が低くなり相場に与える影響は大きくないだろうと考えています

チャートのテクニカルでは、週初から大きく下落を開始して、ボリンジャーバンドとエンベロープの両中央線を下抜けて行きました

水曜日以降は横ばい気味に少し値を戻していますが、エンベロープ中央線に頭を押さえられる形での推移となっていて、強い展開ではありません

10月半ばを底にして上昇を開始してから、11月半ばから少し上昇力が鈍っていたことから、多少であればエンベロープ中央線の下抜けをしても相場が下方向に崩れずに横ばい推移できるのではと考えていましたが、水曜日以降の日足がすべて上髭になっていて、相場の方向感は明らかに弱気です

11月の上昇時に頭を押さえられた価格帯での推移になっていて、下落する前の一旦の綾戻しではと考えています

現在のところ25日単純移動平均線に下支えされるように推移していますが、ここを下抜けてしまうと強く崩れ始めてしまう危険性が高まると考えていますが、金曜日はこの価格を下抜けて引けてしまいました

まずは200日単純移動平均線がある32,500ドル周辺まで強く下抜ける可能性を考慮しておくべきだと思います

その下には75・100日の2つの単純移動平均線と直近高安の半値基準がありますので、これらの抵抗線が下落の勢いを弱める形で機能してくれるのではと考えています

インジケーターではADXは25台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは54台を下落推移、70の少し下から下落していましたので、60の少し下でいったん下げ止まるかなと考えていましたが、予想より少し強めの調整になっている印象です

今のところ強弱の分かれ目である50の水準を上回って推移していてそこまで弱気になるタイミングではないと考えていますが、相場の方向感を強く示す材料は特にない状態だと考えています

ここから再度下落して50を下抜けて来た場合には、40付近までの下落を考えておいた方がいいだろうと考えています

またRSIシグナルに頭を押さえらえるように推移した場合、下落方向のレンジ相場に入る可能性があると思いますので注意が必要だと考えています

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、乖離幅の拡大ペースは減少し始めていますが、今のところMACDオシレーターに0方向への収束は見られていません

相場の方向感としては下向き気味と判断していいと思いますが、強い下落を伴うかの判断まではできない状況だと考えています

インジケーターは相場の方向感がどちらに出るかの分岐点という印象はあるものの、今の段階ではっきりとした兆候は無いと判断しています

ただここまでの上昇トレンドは終わっていて、ここから相場は横ばい気味もしくは下落方向のレンジ相場へと入っていく可能性が高そうだなと考えています

これから1週間の値動きを考えるうえで、最も重要なイベントはやはりFOMCでしょう

FOMCの結果次第で年末相場の方向感もはっきりすると思いますし、2023年の1月相場の雰囲気もある程度予測できる可能性もあります

前回FOMCまではインフレを抑えるためには強い利上げも辞さないという姿勢でしたが、最近のFRB関係者の発言には景気動向に配慮するような内容がみられるようになっています

そのためFOMCで75bpの利上げが行われるということはさすがにないだろうとは考えていますが、一気にハト派に変化することも望み薄でしょう

12月FOMCでの利上げ幅こそおおむね予想できるものの、2月FOMCの利上げ幅やターミナルレートの予想は困難で、FOMCを通過して見なければどうなるかわかりません

これから1種間に関しては弱気の予想をしていますが、実際のところはFOMC通過後の相場の値動きに適時対応していくしかないかなと考えています

ただ相場のFOMCを前にした値動きを考えると弱気に構えておいた方がいいなと判断して予想をしました

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、週前半は横ばい気味に推移しますが、FOMC前後をきっかけに強く下落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,400ドルの上抜けです

価格の基準は11月25日の高値を目処に設定しました

FOMC通過前後に相場のボラティリティが高まった場合、予想値幅上限を上抜ける可能性はあると思います

そのため上昇方向の注意ポイントは少し上に設定したいと思います

想定している値動きはFOMCの内容を好感して相場がクリスマスラリーへと入っていくものです

この場合ニューヨークダウは順調な上昇を継続して、まずは35,000ドルをうかがうような値動きをしてくるものと考えられます

次回FOMCでの金融引き締め懸念やリセッション懸念が高まるタイミングまで上昇が続く可能性が高いと思いますので、乗り遅れに注意したい値動きです

下落方向は31,000ドルの強い下抜けです

これは8月に頂点を付けた後に下落相場へと入った際に、一度反発を見せた際に底値を付けた価格帯です

ここを一気に下抜けてしまう場合、相場はクラッシュしたともいえる強い下落へと入っていっている可能性があります

今回の予想値幅下限はかなり大きくとっていますので、相場がそれを上回る下落を見せてきた場合、底値を予想することは困難だと思います

一旦はしっかりと底値を確認するまで、安易な逆張りは避けるべきタイミングだと考えています

ただこの値動きはまず起こらないだろうと考えています

ナスダックの予想と注意ポイント

6月16日の終値を中心に8月15日の終値を高値、10月14日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は10,400ポイントから11,200ポイントです

予想値幅下限は11月初旬に底値を形成した価格を、上限はエンベロープとボリンジャーバンドの両中央線の価格を目処に設定、週前半は横ばい気味に推移しますが、FOMC前後をきっかけに強く下落する展開を予想します

ここ一週間のナスダックの値動きですが、月曜日は発表されたISM非製造業景況指数が市場予想と前月を上回る強い内容となり、さらにFRBの政策金利引き上げ報道もあり米長期金利が上昇し株式市場には売りが出て下落、火曜日はEU規制当局がメタのターゲティング広告に対して厳しい判断を示したことを受けメタが大幅下落、ハイテク銘柄全般が大きく下落し大幅下落、水曜日は景気悪化懸念から米長期金利が低下しますが、FOMCが迫る中で景気悪化懸念そのものが重しとなり下落、木曜日はここまでの下落に対する自律反発と発表された前週分新規失業保険申請件数の弱い結果を材料に上昇しますが、今後のイベントを意識することで上値が重くなる形で上昇、金曜日は発表された11月卸売物価指数が市場予想を上回る上昇となり、FRBの金融引き締め長期化観測から米長期債利回りが上昇、ニューヨークダウ同様ナスダックも下落して週の取引を終えました

強い値動きを期待したナスダックですが、残念ながら下落してしまいました

FRBの金融引き締めの長期化懸念と米長期金利の上昇が下押し材料になる中、ヨーロッパでのメタに対する規制強化の動きやヨーロッパでも懸念される景気後退懸念など、逆風が非常に強くなってしまっています

これから1週間の主なイベントですが、すべてはFOMC次第といったところかと思います

ナスダックの主なイベント

経済イベントへの考え方はニューヨークダウと同様で問題ないと思います

その際に特に注意しておきたいのが米長期金利の動向です

株式市場の値動きはFOMCを前に膠着したものになっていますが、米長期金利の動向は金曜日の時点で大きく上昇へと舵を切っています

米10年債利回りのチャート

株式市場に先んじてFRBの金融引き締めの長期化を織り込みに行っている可能性もありますし、米長期金利の上昇はナスダックには特に強い下押し圧力となる可能性がありますので、金曜日こそ引けにかけてしか反応しませんでしたが、それでも注意が必要だろうと考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日の下落はボリンジャーバンド中央線に下支えされるような値動きでまだ期待感が残っていましたが、火曜日の強い下落で一気にエンベロープ中央線を下抜けてしまい、上昇方向ではなく良くても横ばい気味の推移に変化したかなといった印象になりました

11月15日と12月1日の高値で形成されたダブルトップの谷の部分にあたる価格を大きく下抜けていないことから、相場が下落方向に崩れたと考えることは時期尚早かとは思いますが、値動きとしては少し危険な方へと向きつつあると考えています

金曜日の時点では25日単純移動平均線に下支えされながら推移していますが、一方で75日単純移動平均線に頭を押さえられる形となっていて、相場が煮詰まってきている印象です

11月の強い上昇から、ナスダックは下値を10,900ポイント、上値を11,500ポイントとして、横方向のレンジ相場のような値動きを続けています

そのためこの2つの価格帯をブレイクした際には、その方向へ強く動き出す可能性があると考えられますが、金曜日の時点では下側で張り付いていますので、下抜ける危険性の方が高い状態だと思います

チャート形状からは明確にここから下落するような兆候はないものの、25日単純移動平均線の強い下抜けには注意したいタイミングといった感じです

インジケーターではADXは13台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは49台を横ばい推移、強弱感は無い状態で方向感がつかめません

RSIシグナルが下向きになり始めていますので少し弱気の状態ですが、この推移自体は今後の値動きで変化していきますので何とも言えないところです

注意したいのはRSIがRSIシグナルに頭を押さえらえるように推移しないかどうかで、この場合RSIは50を下回る推移へと入り、ナスダックは下落方向へのレンジ相場へと変化していくものと考えられます

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、現在は強弱の分かれ目である0を上回って推移していますので相場はそこまで弱い状態ではないと考えていますが、特に強いシグナルは出ていないと考えています

ここまでのナスダックの値動きは強い上昇を伴うものではなかったことから、ボリンジャーバンドやエンベロープの中央線、そしてピッチフォークの下限を多少下抜けたとしても、相場が大きく弱気に傾いたと考えなくてもいいだろうと考えていました

一方で11月に強く上昇した後のナスダックは、上下の価格を定められたように横方向のレンジ相場へと入ってしまっています

一旦下落方向にだましのように抜けて見せて、その後に逆方向に上昇するという値動きが発生する可能性はあり得ますし、下落後の上昇方向への値動きを想定した場合でもピッチフォークの多少の下抜けをするくらいの値動きは許容してもいいのかもしれませんが、今後のイベントの内容を考えるとFOMCを通過後に下落方向への推移を継続した場合には危険な状態なのではと考えています

そのため今までの考え方からは少し弱気に修正する形となりますが、これから1週間に関しては10,900ポイント周辺の下抜けが起こらないかどうかには注意したほうがいいのではと考えています

また予想としては米長期金利が先んじて上昇していることもあり、ナスダックは下落方向への推移を始める可能性の方が高いのではと判断しています

以上のことからこれから1週間のナスダックは、週前半は横ばい気味に推移しますが、FOMC前後をきっかけに強く下落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は11,200ポイントの上抜けです

この上抜けに関しては条件としてFOMC通過後の値動きでという内容を付け加えさせていただきたいと思います

イメージとしては、FOMCの内容を市場が好感して上昇が起こった場合と解釈していただければと思います

その場合ナスダックに想定されるのは11,500ポイントの上抜けです

ここまでの横方向レンジ相場から、一気に強い上昇相場へと入っていく可能性が高まりますので、タイミングによっては11,500ポイントの上抜けを合図にしてもいいかもしれません

この場合12,200ポイントを上抜ける水準までは上昇するものと考えられますので、そこから乗っても利幅はそれなりに確保できるのではと考えています

下落方向は10,400ポイントの下抜けです

この値動きに入ってしまった場合、勝負になるのが10,000ポイントの下抜けが起こらないかどうかです

ここを下抜けてしまった場合、恐らくですがナスダックは9,000ポイントを下抜ける水準まで下落してしまいます

かなり強い下落となりますので特に10,000ポイントの節目を下抜けてしまわないかには細心の注意を払うべきだろうと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

6月20日の終値を中心に8月17日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は27,000円から28,000円です

予想値幅下限は直近高安の半値基準の価格を、上限は金曜日の最高値とエンベロープ中央線の価格を目処に設定、週前半は上値が重く横ばい気味に下落推移、アメリカのFOMC通過前後から強めの下落推移に入る展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は金曜日の下落からの自律反発狙いの買いと中国株の上昇が好材料も、引き続き自動車関連株に売りが出て小幅上昇、火曜日はアメリカ株の下落を受け安く始まりますが、ドル円相場の円安推移や中国でのコロナ対策緩和を手掛かりに買い優勢となり小幅上昇、水曜日はアメリカ株の下落、特にSOX指数が2%超下落していたことから半導体関連銘柄中心に売りが出て下落、木曜日は利上げ継続によるアメリカの景気減速が意識され主力株中心に売り優勢、午後は中国のコロナ対策のさらなる緩和期待で香港株が大幅上昇したことが心理的支えとなり下げ幅縮小も下落、金曜日はアメリカの上昇を手掛かりに買いが入り、香港株や台湾株の上昇も下支えとなり上昇して週の取引を終えました

金曜日の日経平均がSQ値27,576円37銭を上回って推移していたことは、今後の相場の先行きにポジティブな材料ですが、アメリカで控えているイベントを考えると相場の先行きを楽観視はできそうにもありません

これから1週間の主なイベントですが、水曜日の日銀短観では製造業は弱い傾向ですが、非製造業は底堅い結果となる見通しです

日経平均の主なイベント

コロナ対策の緩和によって、サービス業には追い風が吹いている状況だと考えられます

強弱入り混じっていますので、セクターに強弱が出る可能性はありますが、日経平均という視点ではニュートラルと判断しています

機械受注に関しては市場予想が出ていないため何とも言えませんが、改善がみられるかどうか注目しています

普段であればこの2つの内容は大事だと思うのですが、今回はアメリカでFOMCが予定されていることから、その結果に左右される形で相場は大きく上下に動くのではと考えています

アメリカ市場のイベントを考えてみると、火曜日には消費者物価指数、水曜日にはFOMCがあります

日本には水曜日と木曜日に影響が出ますので注意しておいた方がいいと思います

海外系証券会社のオプションの動向ですが、12月9日から1月限に切り替わっていますので、見るべきは12月9日からの内容となります

ABNアムロは上目線、CALLは買いが多く、PUTは売りが多い状態です

ABNアムロのオプション動向

CALLは28,750円に売り建玉があるものの28,500円から上方向に構えている印象で、28,000円から28,250円の間では強弱感が入り混じっています

27,875円では売り建玉がありますがこれに関してはPUTでも売り建玉があります

PUTは全体的に売り建玉が多く、上目線の印象です

建玉残は28,400円あたりを損益分岐点に上昇すると利益が拡大するポジションをとっています

JPモルガンは下目線、PUTの買いが目立っています

JPモルガンのオプション動向

27,000円こそ多めに売り建玉がありますが、基本は買い建玉です

建玉残は28,750円あたりを損益分岐点に下落すると利益が拡大するポジションをとっています

オプション全体の取引では、CALL優勢で上目線ですが、取引ボリュームはかなり少なくなっています

CALLで建玉が多かったのは28,000円、PUTでは27,500円でしたので、週初はこの辺りの価格帯で推移しそうかなと考えています

225mini先物では、ABNアムロは売り建玉が多く、JPモルガンは買い建玉が多かったですので、両証券会社ともにオプションとは反対方向の取引を行っている印象です

225mini先物の建玉

そのためオプションと合わせるとどちらの証券会社も方向感はニュートラルだと判断しています

注意したいのは22miniを見る際の限月です

取引の中心は3月限に変化していますので、今後動向を見るうえで注目されるのは3月限だと思います

一方で週末までの建玉残の発表は2月限までしか行われませんので、3月限に関しては日々発表される取引の累計数でしか把握できません

実際の建玉残とは乖離が起こっている可能性が高いと思いますので、次のSQまで注意して見ていただければと思います

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、12月限からのロールオーバーがあったため、方向感を判断するのは難しいと考えています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

そのため来週以降にどのような取引が行われるのかを確認して判断したいと考えています

金曜日の取引だけで考えると、CTAのクレディスイスは下目線、モルガンは上目線、グローバルマクロのゴールドマンは上目線、シティは上目線、JPモルガンは若干上目線です

海外系証券会社の動向をまとめると、225ラージとTOPIX先物の動向は不明、225miniとオプションの動向からABNアムロとJPモルガンはニュートラルと判断しています

裁定取引の残高は月曜日から水曜日までは買い残高が減少傾向で売り残高が増加傾向、値動きとしては将来の買い要因が増加傾向となっています

今のところ売り残の株数は買い残高の3分の1程度しかないのですが、買い残高も1億7603万枚とそこまで多くはありません

今のところポジションが少ない状態で横ばいしていますので、どちらに推移を始めてもおかしくない状態です

チャートのテクニカルでは、火曜日にいったん上昇する場面はあったものの基本的に下落方向への推移をしていましたが、金曜日に一気に強い反発を見せてきました

金曜日の上値はボリンジャーバンド中央線と25日単純移動平均線に頭を押さえられるような形となっていて、上昇しにくい価格帯に差し掛かっている印象です

火曜日の上昇を上回る強い値動きではありますがまだ不安感が残ります

28,000円の上抜けをはっきりと見せてくると、25日単純移動平均線やエンベロープの中央線を上抜けてきますので、上昇方向に動き始めるにはこの水準の上抜けが必要だと思います

木曜日の下落時にはピッチフォーク下限が下支えになりましたが、ここも今後下抜けてしまわないかには注意が必要だと思います

仮に下抜けてしまった場合は、その下にある200日単純移動平均線まで下落すると考えられますので、27,200円あたりまでの下落は覚悟しておいた方がいいかもしれません

27,500円を下抜けた後は27,200円まですぐに下落するのではといった感じです

インジケーターではADXは10台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは51台を上昇推移、シグナルとの接触を見せてきています

トレーディングビューのRSIではRSIシグナルとの接触は見られませんが、HyperSBI2ではすでに上抜けがみられます

RSIの数値としては強弱があまりないニュートラルな場所なのですが、12月に入ってから下落推移を開始していて、RSIシグナルに頭を押さえられるような推移を続けています

今回も同様の値動きだと想定すると、一旦は下落方向へと推移していきそうです

恐らくですが、RSIが40手前の水準になるまで1度下落しそうだなといった感じです

MACDは金曜日に入って横ばい気味に推移、MACDシグナルとの乖離幅が拡大から縮小に切り替わりました

シグナルとしての信頼度はそこまで高くないものの、レンジ相場時であれば一旦上昇方向へ動き始めてもおかしくないシグナルとなっています

MACDには弱いながらも反発する可能性を示唆するシグナルが出ている状況ですが、RSIはここまでのところRSIシグナルに頭を抑え込まれながら上下していますので、どちらかというと下落する公算が高いのではと判断しています

日経平均には強い方向感がなく、10月からの上昇相場でもレンジ相場での値動きを続けています

ここまでは上下しながらも下値と上値を切り上げる上昇方向のレンジ相場でしたが、ここからは下方向のレンジ相場へと入ってしまう懸念があります

RSIが下落傾向にあるRSIシグナルに頭を押さえられずに上昇推移できるといいのですが、頭を押さえられた場合はちょっと強めの下落が発生するかもしれません

経済イベントを考えると週内にはアメリカでFOMCが予定されていて、内容としては多少タカ派寄りではと考えています

そのためニューヨークダウやナスダックの予想は下落となっていて、その影響は日経平均にも出るものと考えられます

他方で今回株式市場に下落が起こったとしても、主な要因はFRBの金融引き締め長期化観測に起因したものだと想定しています

この場合米長期金利は上昇傾向となり、ドル円市場は円安方向へと推移すると考えられます

この値動きを加味すると、日経平均はアメリカ市場に比べ下落率が低くなる傾向があると考えられます

そのため下値目処はアメリカ市場に比べると高めに設定してあります

ただ下落をしないというところまでは難しいと思いますので、予想としては下落としたいと思います

以上のことからこれから1週間の日経平均は、週前半は上値が重く横ばい気味に下落推移、アメリカのFOMC通過前後から強めの下落推移に入る展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,250円の上抜けです

FOMCの結果がハト派で市場が好感した場合、株式市場にはかなり強い上昇推移が現れると考えられます

恐らくですが28,250円といわず28,500円あたりも一気に上抜けるような推移だと思います

この場合は年末までそのまま強い上昇が継続するものと考えられますので、これは強い上昇だと判断した時点で買いの流れに乗ったほうがいいだろうと考えています

注意したいのはどの時期までポジションを持つかですが、恐らく1月の米雇用統計までは大丈夫ではと考えています

下落方向は27,000円の強い下抜けです

予想されていたよりFRBのタカ派姿勢が強かった場合に想定される値動きです

今回のFOMCではタカ派色が出てくることで相場は下押されることを想定していますが、極端に相場が値崩れするほどの内容だとも考えていません

ここまで弱い値動きが発生する場合、よほど強い利上げ姿勢を堅持したか、新たにリセッション懸念が台頭してきたかだと思います

強い金融引き締めの場合であれば強い円安推移がセットでついてきますのでそこまで下げ幅を広げないかもしれませんが、危険なのはリセッション懸念の場合です

リセッション懸念での株式市場の下落は、債券市場の下落と円高もセットでついてきます

この場合はアメリカ市場よりさらに強い下落を見せてくる可能性が高まりますので要注意だと思います

強い下落が発生した際に日経平均が持ちこたえられるかどうかは、ドル円相場が円安に推移できるかどうかにかかっていると思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は135円00銭から140円50銭です

予想値幅下限は8月初旬に戻り高値を形成した価格を、上限はエンベロープ上限の価格を目処に設定、週前半は横ばい気味に円安推移し、FOMC通過前後でさらにはっきりと上昇し始める展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は発表されたISM非製造業景況指数が市場予想を上回る強い内容、FRBの政策金利引き上げ報道もあり米長期金利が上昇し円安、火曜日はFRBの金融引き締め長期化観測やECBの利上げ継続による景気悪化懸念でドルが買われ、米長期金利の低下が下押し圧力となり上値が重いものの円安、水曜日は世界的な景気悪化懸念から債券が買われ米長期金利が低下、日米金利差の縮小から円高、木曜日はアメリカの景気減速への警戒感から米長期金利が上昇、日米金利差拡大を受けた円売りドル買い優勢で円安、金曜日はアメリカで発表された卸売物価指数が市場予想を上回り米長期金利が上昇、一旦は持ち高調整目的とみられる円買いドル売りが優勢となりますが、取引終盤にかけて次第に円売りドル買いが進み小幅円高で週の取引を終えました

金曜日の値動きは少し違和感のあるもので、米10年債利回りは非常に強く上昇していましたが、それに比べるとドル円相場は横ばい推移となっていて、相関性が崩れるような値動きとなっていました

米10年債利回りのチャート

ただこれに関しては、水曜日に米10年債利回りの低下があった際にドル円相場は横ばい推移していましたので、米長期金利の上下の推移をドル円相場は横ばい推移で吸収した感じなのかなと解釈しています

そのため相場の方向感という意味では、米長期債利回りとドル円相場の相関性は崩れていないものと判断しています

これから1週間の主なイベントですが、火曜日から本格化します

ドル円相場の主なイベント

アメリカで11月消費者物価指数が発表されますが、この内容によって翌日のFOMCでの利上げ幅や、FRBの今後の金融引き締めの強弱感を織り込みに行く可能性があります

市場予想では前月より低下傾向で、予想通りの結果であれば米長期債利回りの低下を促すことで円高方向へのバイアスがかかるものと考えられますが、翌日にFOMC終了後の政策金利発表やパウエルFRB議長の定例記者会見を控えていることもあり、あまり反応がないまま通過する可能性が高いのではと考えています

危険なのは発表された結果が市場予想を上回った場合です

ここまで発表されているアメリカでの経済指標の内容は市場予想を上回るものが多く、消費者物価指数に関しても強い結果が出てこないかには注意するべきだと考えています

12月に入ってから発表されている経済指標の結果は、1日に発表された11月ISM製造業景況指数こそ市場予想から下ぶれ好不況の分かれ目となる50を下回っていますが、2日に発表された雇用統計、5日に発表された11月購買担当者景気指数・11月ISM非製造業景況指数・10月製造業新規受注、そして9日に発表された11月卸売物価指数と12月ミシガン大学消費者態度指数は市場予想から上振れています

このことからも11月消費者物価指数が本当に市場予想通りの弱い内容となるのか疑わしいところがあります

ただ難しいのが、米長期金利はこの結果にリニアに反応してくるものと考えられますが、ドル円相場に関してはFOMCを控えて値動きが緩慢になる可能性があります

水曜日に関しては、通常であれば日本で予定されている日銀短観や機械受注は相場の材料になると考えても良いのですが、夜にアメリカでFOMC終了後の政策金利発表やパウエルFRB議長の定例記者会見を控えていることもあり、値動きをすることは難しいとだろうと考えています

そしてアメリカで予定されているFOMC、これが最も大きなイベントです

FOMC終了後の政策金利の見通しは50bpの利上げ幅が最有力で、恐らくこれに関しては前日に発表される11月消費者物価指数がよほど上振れない限り予想通りの内容が出てくるだろうと考えています

予想が難しいのがFOMC後に発表されるドットチャートと、パウエルFRB議長の定例記者会見の内容です

まずドットチャートに関してですが、これはFOMCのメンバーがアメリカの政策金利が今後どうなっていくかを予想した内容を示したもので、毎年3・6・9・12月の4回発表される政策金利の見通しです

この内容でFOMCのメンバーが政策金利の動向をどう考えているのか、はっきりと結果が出てきます

あくまで予想であって誘導目標を明確に示しているわけではない点には注意が必要ですが、FOMCメンバーの政策金利の予想を見ることができる貴重な発表です

このドットチャートの分布状況によって、政策金利の引き上げのピークが来るのが2023年なのか、それとも2024年までずれ込むことを予想しているのか、そして政策金利の誘導目標のピークであるターミナルレートが予想できると思います

どの年に政策金利のピークがあり、ターミナルレートがどの程度だと考えられているのかということから、次回2月1日のFOMCでの利上げ幅やその後のFOMCでの利上げ幅見通し、そして利上げを行う期間のおおよその予想ができるだろうと考えています

同様に今後のFRBの金融引き締めがどのような見通しで進んでいくのか、その材料として注目度が高いのがパウエルFRB議長の定例記者会見での発言内容です

数字からだけでは読み取れない市場へのメッセージが出てくると思いますので注目しています

木曜日以降にも連銀の景気指数や小売売上高、購買担当者景気指数と重要な経済指標の発表が控えているものの、FOMCで出てくる相場の方向感を変えるほどのインパクトはないだろうと考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日に大きく上昇した後は、エンベロープ下限とボリンジャーバンド中央線付近に頭を押さえられるように推移していて、相場の方向感が強く変わった印象はありません

月曜日の反発は200日単純移動平均線を下支えにするように起こっていて、相場が大きく下方向に崩れるのを押しとどめている印象があります

下落方向に舵を切る際に焦点となるのは、この200日単純移動平均線を下抜けてくるかどうかだと思います

金曜日の時点で135円04銭となっていて、今回の予想値幅下限周辺となっていますので、この価格帯での値動きには注意が必要だと思います

今のところエンベロープ中央線とは大きな価格差があり、相場が上昇方向へ転換したと判断するにはエンベロープ中央線の上抜けを確認したいところですが、これには日柄をかけるか大きな値幅を伴う上昇を見せる必要がありそうです

インジケーターではADXは43台を横ばい気味に下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは37台を横ばい推移、RSIシグナルの上側を横ばい推移していますし、安値圏にいることから上昇する可能性が高いと判断していいと思います

MACDは上昇推移、MACDシグナルの上抜けを見せています

10月半ばから強い下落を開始、11月には下落トレンド相場へと入っていきましたが、この下落トレンドが終わるかもしれない兆候が出てきました

気を付けてみていきたいのが、MACDの今後の推移です

ADXはまだまだ高水準にありますし、方向感も完全に下向きにはなってはいません

ここから再度強い下落があった場合、もう1度下落トレンドに入ってしまう可能性は残されています

インジケーターにはもう少しはっきりとした相場転換のサインを示してほしいところです

強い下落相場からの転換が起こってもおかしくないタイミングに入っているとは思いますが、実際に転換が起こるかどうかはFOMCの結果次第といったところがあります

FOMC後に再度FRBの金融引き締めの姿勢に軟化の兆候が表れた場合、米長期金利は再度下落基調となり、ドル円相場も円高方向へと下落していくものと考えられます

ただここまで出てきている経済指標の内容は強いものが多く、どちらかというとFRBの金融引き締めが長期化する公算の方が高いのではと考えています

実際に通過してみないと結果はわからないのですが、今ある材料から考えるとFRBの金融引き締めへの姿勢は、市場が予想しているよりもタカ派である可能性の方が高いのではと想定して今回の予想結果としたいと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週前半は横ばい気味に円安推移し、FOMC通過前後でさらにはっきりと上昇し始める展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は143円00銭の上抜けです

140円50銭の水準を強く上抜けした場合、141円あたりにある100日単純移動平均線と143円付近にある75日単純移動平均線は、上昇時には上値が重く下落時には下支えになりやすい平均線です

8月の反落時には下支えになりましたし、11月の綾戻しでは上値抵抗となりました

そのため仮に上昇しても、前回の戻り高値142円20銭あたりで頭を押さえられ、一旦は137円台まで押し返される可能性はあります

ですが143円の水準を上抜けてくると、これらの上値抵抗をすべて抜けてきますので、一気に強い上昇推移へと入る可能性が高まるかもしれません

金曜日の終値から6円以上上の水準とまだまだ距離がありますが、想定される値動きとして気にかけておいてもいいかもしれません

下落方向は135円00銭の強い下抜けです

200日単純移動平均線を大きく下抜ける推移です

この値動きに入った場合、下値支持となる主な単純移動平均線はなくなってしまいます

そのため下落する場合は比較的ボラティリティが高い状態で、8月2日の安値130円台まで一気に下落幅を広げる可能性が出てきます

現在の相場の環境を考えると、この値動きは出てくるとしても水曜日以降だと思います

FOMC通過後に急激な円高推移が起こり、200日単純移動平均線を強く下抜けて来た場合、強い下落を覚悟したほうがいいかもしれません

あとがき

ニューヨークダウとナスダックに関して

相場の方向感がどうなるのか、正直なところFOMCを通過してみないとわかりません

恐らくですが12月のFOMCでの利上げ幅は50bp、ターミナルレートは以前より引き上げられるでしょう

問題となるのはどの程度引き上げられるのか、そしてピークになるのは何年なのかです

これによってどのFOMCまでにどの程度の利上げ幅を維持しなければいけないのかが、大まかにではありますが予想できるかもしれません

まず焦点になるのは2月FOMCでの利上げ幅がどの程度になるかだと思います

ここが25bpの利上げ幅で収まるのか、それとも12月FOMCで予想される利上げ幅50bpと同水準になるか、前者であれば相場は好感し上昇、後者であれば下落してしまうのではと考えています

FRBの金融引き締めへの温度感を推し量るという意味では、パウエルFRB議長の定例記者会見の内容も重要です

場合によってはドットチャートに関するさらに詳しい見解が語られるかもしれませんし、今後の金融政策に関しての新しいヒントが示されるかもしれません

どちらにしてもFOMCが無風で通過することはまずないと考えられますので、上下どちらに動きだしても対応できるように備えるべきだろうと思います

私自身は弱い予想をしている中で、日本の個別銘柄に関してはいくつか買いに入っていますし、ナスダック100の投資信託は相変わらず粛々と積み立てています

一方でポジションボリュームはかなり絞っていて、普段の投資姿勢から考えるとかなり弱気です

私自身も気を付けなければならないことですが、FOMC後に急激な値動きが起こったことを想定して、上下どちらに動き出したとしても落ち着いて対応できるように、その際の自分のトレードのイメージを今のうちに想定しておくことが大事かなと考えています

日経平均に関して

今回の予想ではFOMCでの結果は比較的タカ派になるのではと考えています

ここまで出てきているアメリカの経済指標の内容は市場予想を上回るものが多く、まだ景気が強い状態だと判断される可能性があると考えています

ただ12月FOMCでの利上げ幅見通しは50bpになるだろうと考えていて、これ自体は特にサプライズになるものではありません

下押し材料になると考えているのは2023年に目指す政策金利の引き上げ、いわゆるターミナルレートの引き上げが行われることで、来年のFOMCでも50bpの利上げが行われる公算が高まってしまうのではと警戒しています

この辺りに関してはFOMC後に発表されるドットチャートや、パウエルFRB議長の定例記者会見の内容を確認してみないことには何もわからないのですが、かなり警戒しています

その内容を左右するという意味で13日に発表される11月消費者物価指数も注目で、ここで強い数字が出てくるとこの予想の現実味が増してきます

予想通りの値動きを見せるのか、それともクリスマスラリーへと上昇していくのか、正直なところFOMCを通過してみないとわかりません

ただどちらに動き出してもあまり慌ててしまわないように、心と注文の用意だけはしっかりしておいた方がいいかもしれません

ドル円相場に関して

ここまでの強い円高推移から、やっと転換するかもしれないと思われるシグナルが出てきました

ただそのシグナルは非常に弱いもので、はっきりと相場転換を感じ取れてはいません

FOMCという大きなイベントを前に相場の方向感が出にくい状態になってしまっていて、火曜日からの値動きを考えると13日の消費者物価指数か、14日のFOMCまで値動きには方向感が出にくい状態が続く可能性もあります

他方で米10年債利回りには一足先に強い陽線が出ています

FOMCでよほどハト派の結果が出ない限り、このまま再上昇へしていくのではと考えられるようなものです

米10年債利回りの値動きにならうのであれば、ドル円相場も早晩円安方向への推移を開始するものと考えられます

決めつけてポジションをとるには少し危ないタイミングではありますが、仕掛けるにも魅力的なタイミングで悩ましいのですが、週末の時間を使って自分ならどうトレードをするのか、よく考えてみたいと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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