米消費者物価指数の鈍化で噴火逆流する相場への圧力

週間株為替予想

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【日経平均・ダウ・ナスダックの予想】上昇率低下が反落合図かどうかの見極めがポイント【週間株価指数予想】
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【ドル円相場の予想】野生の勘なら絶対ロング!だけれど反発サインが出ていない!!【週間ドル円予想】
ここまでの非常に強い円高推移は、オーバーシュートなのではと疑いたくなる値動きです。以前から予想していた下限にタッチ、ここは反発タイミングになる価格帯のはずです。大きな利益を狙うのであれば、このチャンスを逃すわけにはいきません!個別株が忙しく...

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は上昇、予想値幅は32,800ドルから34,500ドルです

予想値幅下限は金曜日のボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は8月16日の高値の価格を目処に設定、週前半は少し軟調気味に推移し、週後半にかけて再上昇する展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日は米中間選挙で政権と上下院にねじれが発生し株式市場に逆風と考えられる富裕層への増税の法案成立などが見送られるとの見方から先回りの買いが入り上昇、火曜日は引き続き政権と議会のねじれが株買いを促すとの見方から買いが入り上昇、水曜日は中間選挙での与党民主党の善戦と、翌日に消費者物価指数を控えていることもあり売り優勢、さらに米10年債入札が低調で利回りが上昇し下げ幅を拡大し下落、木曜日は発表された10月消費者物価指数が市場予想を下回ったことでFRBの利上げ減速期待がたかまり大幅上昇、金曜日はここまで強く上昇したこともあり利益確定の売りに押されますが、引き続き景気敏感株やハイテク株に買いが入り小幅上昇して週の取引を終えました

今年に入ってから消費者物価指数の発表を機に相場の展開が一変することは何度かありましたが、今までの急落とは反対の急騰の動きがついに出てきました

これから1週間の主なイベントですが、10日の強い上昇は弱い消費者物価指数の内容を好感して起こりましたが、火曜日に発表される卸売物価指数は市場予想では前月比が少し強く出てきそうですので、これが11月に発表される消費者物価指数の高止まり観測につながらないかに注意したいと考えています

15日(火)	11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
		10月卸売物価指数
16日(水)	MBA住宅ローン申請指数
		10月小売売上高
		10月鉱工業生産
		11月NAHB住宅市場指数
17日(木)	前週分失業保険申請件数・継続受給者数
		10月住宅着工件数
		10月建設許可件数
		11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
18日(金)	10月中古住宅販売件数
		10月景気先行指標総合指数

水曜日に発表される小売売上高は市場予想では前月比でかなり強い数字が出てきそうです

消費が堅調な状態であると判断される可能性があり、これは物価上昇懸念が高まる可能性があるイベントで、下落要因になる可能性があります

消費関連が比較的堅調に推移すると予想される中で、木曜日に発表される10月住宅着工件数と10月建築許可件数、金曜日の10月中古住宅販売件数は鈍化見通しで、これはインフレ鈍化が意識されることで株式市場には上昇要因となる可能性がありそうです

週を通してみると、火曜日と水曜日は少し株式市場にネガティブな材料がありますが、後半は上昇方向への材料があると判断しています

注意したいのは10日に発表された消費者物価指数もそうでしたが、市場予想から発表される数字が大きく乖離することがある点です

経済指標に強い数字が出てきた場合、再度FRBの利上げ姿勢が強まるとの観測から株式市場が反落しかねませんので、その点には注意したほうがいいと思います

ただ消費者物価指数ほどダイレクトに影響がある経済指標は無いと判断していますので、10日ほどの大きなボラティリティを伴った値動きが発生するとは考えていません

チャートのテクニカルでは、水曜日に大きく反落する場面はありましたが、その際にはボリンジャーバンド中央線を下支えにするように下落を止めており、相場の方向感としては強い状態を維持しているものと判断しています

金曜日の取引は陰線となっていることから一旦下落する可能性はあるものの、1営業日の値動きだけで頂点に達したと判断するのは危険な状況だと判断しています

ここから上の水準には主な単純移動平均線がなく、上値抵抗が以前に高値や安値を形成した価格帯のみになると考えられます

時期で考えると昨年の5月から今年の2月に横ばい気味に推移した場所となります

金曜日の終値付近から8月16日の戻り高値34,300ドル付近までが、ちょうどそのころの下値付近になっていますので、現在ちょうど上値抵抗がある価格帯に突入したところなのではと考えています

そのため上昇推移を維持するとしても、そろそろ一旦もみ合ってもおかしくない価格帯に差し掛かっているのではと少し警戒しています

大雑把にではありますが、34,300ドルの上抜けの後に、35,000ドルから35,600ドル、36,400ドルから37,000ドルあたりに2つの上値抵抗となる価格帯があると考えています

この辺りは今後予想をしていく中でもう少し細かく考えていく必要があるとは思いますが、34,300ドルの上抜けをできた場合、同じように上値がいったん重くなる価格帯になるのではと考えています

インジケーターではADXは33台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

MACDは上昇推移を継続、ここまでMACDシグナルとの乖離幅を縮小することで上昇相場の頂点が近い可能性がありましたが、MACDシグナルの下抜けをする前に再反発に入ってきました

今回発生している上昇トレンドはかなり強いものだと判断していますので、今後相場の上昇が終わったと判断できるのはMACDのMACDシグナル下抜けが起こったタイミングになると考えています

仮に反落する場合があったとしても、はっきりとMACDが下向きに動き始めたと判断できる前に売り向かうのは、非常に危険なタイミングに入っていると思います

RSIは67台を上昇推移、金曜日は横ばい気味に推移しています

非常に高い水準を維持していて過熱感は高まっていますので、反落が発生する場合は強いものになる可能性が高い状態ではあると思います

ただ現在は強い上昇トレンドが発生しているタイミングであると考えていますので、RSIはこのまま高止まりを維持したまま上昇相場が続いていく可能性が高いと考えています

ニューヨークダウにはFRBの利上げ幅縮小観測が好材料となり、好調な企業決算を背景に強い買いが入り始めた10月半ばあたりからの上昇を現在も継続している状態です

株式市場は年末に向けて上昇しやすい傾向がありますが、今年に関しても同様の値動きが発生する可能性が高まっています

年末高といっても12月に入ってから悪材料で急落した相場もありますので油断は禁物ですが、明確な相場反落シグナルが出現するまでの間は、上昇方向の値動きに備えて対応したほうがいいだろうと判断しています

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、週前半は少し軟調気味に推移し、週後半にかけて再上昇する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,400ドルの上抜けです

この水準を簡単に上抜けて反落が起こらない場合、次に注目したい価格帯は35,000ドルから35,600ドルになります

まずはこの辺りまで順調に上昇を継続するものと考えられます

順調すぎる上昇推移となりますので、そこからの反落には注意したほうがいい値動きだと思います

相場展開としてはさらに強い上昇を継続した場合は、36,400ドルから37,000ドルまでは上昇するだろうと見込んでいますので、強い反落と強い上昇、両方に備えなければならないボラタイルな状態になると考えられます

値動きが両極端になる可能性が高まりますので、MACDによる相場の方向感の確認を怠らないようにしなければならない状況になっているだろうと思います

下落方向は32,000ドルの下抜けです

この価格は金曜日のエンベロープ中央線の価格を目処にしています

上昇相場に入りかけのタイミングであれば、エンベロープ中央線を多少強めに下抜けることもありますが、ここまで強い値動きを継続した後にエンベロープ中央線を急角度に下抜けるとかなり危険です

この場合75日と100日の単純移動平均線がある31,600ドル周辺で一旦は反発を見せるかと思いますが、そのまま再下落して下値模索に入るものと考えられます

イメージとしては8月後半の反落時の相場展開を参考にしていただければと思います

その場合は高安の半値基準まで下落して、そこから反発できるかどうかの勝負に入ると思います

再上昇に入るかどうかに関しては、その時の相場環境や材料によって変わってくるかと思いますが、危険な値動きに入ると思いますので注意が必要だと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

6月16日の終値を中心に8月15日の終値を高値、10月14日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は上昇、予想値幅は10,800ポイントから11,700ポイントです

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は6月から7月の安値からの反発時の一旦の上値の価格を目処に設定、上昇率は低下するものの上昇推移を継続する展開を予想します

ここ一週間のナスダックの値動きですが、月曜日は米中間選挙で政権と上下院にねじれが発生し株式市場に逆風と考えられる富裕層増税の法案成立などが見送られるとの見方から先回りの買いが入り上昇、火曜日は引き続き政権と議会のねじれが株買いを促すとの見方から買いが入り上昇、水曜日は中間選挙での与党民主党の善戦と、翌日に消費者物価指数の発表を控えていることもあり売り優勢、米10年債入札が低調で利回りが上昇し下げ幅を拡大し下落、木曜日は発表された10月消費者物価指数が市場予想を下回り米長期金利も急落したことから7%を超える大幅上昇、金曜日は利益確定売りに押される場面もありましたが、米長期金利の下落も下支えとなり大幅上昇して週の取引を終えました

FRBの利上げ懸念や主力銘柄の業績先行き見通しの悪化からの従業員大量解雇などネガティブな材料が多かったことからニューヨークダウに比べると軟調な値動きに終始していたナスダックですが、10日の消費者物価指数でインフレが和らぐのではとの観測が広がり米長期債利回りも低下、一気に非常に強い反発を見せています

これから1週間の主なイベントですが、ニューヨークダウでお話しした内容と同様です

15日(火)	11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
		10月卸売物価指数
16日(水)	MBA住宅ローン申請指数
		10月小売売上高
		10月鉱工業生産
		11月NAHB住宅市場指数
17日(木)	前週分失業保険申請件数・継続受給者数
		10月住宅着工件数
		10月建設許可件数
		11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
18日(金)	10月中古住宅販売件数
		10月景気先行指標総合指数

基本的な考え方は10日に発表された消費者物価指数の内容からFRBの利上げ鈍化観測が出ることで株式市場は上昇していますし、米長期金利の低下が起こることでナスダックはかなり強い上昇を見せました

そのためFRBの利上げ姿勢が再度強まると判断され、米長期金利の強い上昇が起こるようなイベントがあった場合には、今回発生している上昇要因が否定されることになりますので、その点には注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、水曜日までは非常に軟調な推移を続けていて、場合によっては再度安値へトライしていくのではという心配もありましたが、10日の消費者物価指数通過をきっかけに窓開けをしつつ強い上昇推移を見せています

木曜日の上昇時点でエンベロープとボリンジャーバンドの中央線を上抜け、金曜日には10月25日の戻り高値も上抜けてきました

ボリンジャーバンドとエンベロープの上限に接触するほどの強い上昇推移で、ナスダックもついに底打ちをしたという期待感が高まる値動きです

ナスダックが強い値動きに入った場合、エンベロープの上限接触は上値目処とならないことが多々ありますが、それでも一旦はボリンジャーバンドやエンベロープの中央線付近までの反落を警戒すべきタイミングではあると考えています

相場の方向感としては上昇方向へ強く動くものの、所々で反落の可能性はあるといった感じです

次に上値抵抗となる可能性がある価格帯は、今年の6月や7月に底打ちして反転する際に頭を押さえられた11,600ポイント周辺と、その下に存在している11,500ポイントに密集している75日と100日の単純移動平均線です

この周辺で上昇推移の上値を一旦抑えられ、先ほどお話ししたボリンジャーバンドやエンベロープの中央線付近までの下落をしたのち、そのあたりで再反発できれば再度強い上昇へと入っていけるのではと考えています

値動きとしては非常に強いもので、今後の強い年末相場への期待感が高まっていますが、ここまでの下落相場の高安の半値基準11,630ポイント周辺へのトライと、その後の継続的な上昇推移を確認するまでは、もう強い反落はしないだろうという油断だけはしないほうがいいかもしれません

インジケーターではADXは21台を横ばい気味に推移、現在は相場の方向感が失われている状態を継続していると判断しています

ナスダックのインジケーター

これは以前から継続している判断ですが、そろそろ注意が必要な段階に入っています

10日の消費者物価指数発表を契機に非常に強い値動きに入っていますので、このまま強い上昇推移が継続した場合、+DIとーDIの乖離幅がさらに拡大、ADXは上昇方向へと転じる可能性があります

ADX自体の数値はまだ低いものではなく、強い一方的な値動きが発生するとすぐに新しいトレンド相場へと突入したと判断しなければなりません

現在は上昇トレンドの発生が起こらないかには十分に注意するべきだろうと考えています

RSIは58台を上昇推移、40付近まで一旦下落したところから一気に上昇に転じていますので60付近でいったん頭打ちして反落する可能性はありそうです

これはトレンドが発生しても起こりえる反落タイミングではあると考えています

ただ先ほどADXのお話でありましたが、ここから強い上昇推移が継続した場合、勢いのある上昇トレンド相場となることでRSIの高値圏での反落シグナルの信頼感が低下するタイミングに入る可能性には注意したほうがいいだろうと考えています

MACDは木曜日の強い上昇で一気に上向きに変化、MACDシグナルの強い上抜けをしています

まだ0を下回っている状態ですので、少し相場観としては弱い場所にいる印象はあります

この辺りは高安の半値基準を回復できていない点と一致する見解かと思います

現在のところMACDの推移に対して重きを置いていませんが、今後ADXが強い上昇を見せるタイミングに入ったところで、相場の大きな反転タイミングはMACDのMACDシグナル下抜け確認になってくると思いますので、今後しっかりと注目するべきインジケーターになるだろうと考えています

横方向のレンジ相場へと入ってしまうのではと危惧していたナスダックでしたが、10月消費者物価指数で発表された内容を好材料に一気に強い上昇を見せてきました

上値抵抗となると考えていた11,200ポイントの上抜けも見せていて非常に期待感がある値動きだと考えています

まだ上値を抜けて1営業日しかたっていないため反落への油断を緩めるわけにはいきませんが、相場の方向感としては悪くないものだと思います

11,500ポイント周辺には75日と100日の単純移動平均線があり、11,630ポイント周辺は以前の戻り高値であることから一度はそのあたりで上値を抑えられそうではありますが、そこで大きく値を崩さずに再上昇に転じられるようであれば、年末に向けてまだまだ上値余地がありそうです

一方で週内に予定されているイベントで雰囲気が悪くなることも考えられますので、このままの勢いが継続するとは考えないほうがいいかもしれません

以上のことからこれから1週間のナスダックは、上昇率は低下するものの上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は11,800ポイントの上抜けです

予想値幅上限の上抜けを見せた場合、かなり強い上昇が続いているものと考えられます

その場合の次の上値目処は200日単純移動平均線のある12,200ポイント周辺から6月2日の戻り高値12,320ポイント周辺になると考えられます

おおむね12,000ポイントから12,400ポイントの間の価格帯になるのではと考えていますが、この辺りまでは一気に上昇する可能性が高まります

非常に強い展開ですので、反落する場合も勢いがつく可能性が高まる値動きです

ここで頂点を付けるかどうかは判断が難しいところなのですが、短期的には急落が発生するリスクは高まりますので注意が必要だと思います

下落方向は10,600ポイントの下抜けです

ナスダックの上昇は始まったばかりです

初期の上昇段階では強めの反落が発生した場合、エンベロープやボリンジャーバンドの中央線を下抜ける可能性が残っています

仮に下抜けが起こった場合でもそれが相場の弱さを示すものと判断できるようなタイミングでもありませんので、その時点で上昇相場が崩れたとは判断できないだろうと考えています

また10月13日に安値を付けてはいるものの11月初旬にはピッチフォークを下抜ける推移を5営業日にわたって行っていて、現時点ではピッチフォークの下限下抜けが弱気転換と判断できるタイミングでもないと考えています

そのため今後もピッチフォーク下限の下抜けに対しては、大きければ300ポイント程度の余裕幅を持たせるべきだろうと考えています

金曜日のピッチフォーク下限の価格が10,750ポイント周辺、ここから300ポイントでは少し判断が遅いと思いますので、厳しめに半分の150ポイント下、その計算で10,600ポイントを下落方向の注意ポイントに設定したいと思います

この値動きが発生してしまった場合、ナスダックの年末高への期待はいったんあきらめたほうがいいかもしれません

10月消費者物価指数の発表前のように、横方向のレンジ相場の展開になる可能性が高まる値動きだと考えられますので、警戒しておいたほうがいいポイントだと思います

日経平均の予想と注意ポイント

6月20日の終値を中心に8月17日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は27,500円から28,800円です

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は9月13日の高値の価格を目処に設定、上値が重たくなり下押される場面はあるものの上昇推移を継続する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日はアメリカ株の上昇を受け買い戻しが優勢、値嵩株がけん引し上昇、火曜日はアメリカ株の上昇を受け終日堅調推移し、好決算銘柄への物色や株価指数先物への断続的な買いが入り上昇、水曜日は高値圏にある銘柄に利益確定売りが出るなどし、後場は値嵩株中心に売りが入り下落、木曜日はアメリカ市場の下落を受け日本市場も売られますが、アメリカの消費者物価指数の発表を控え方向感に乏しい値動きも下落、金曜日はアメリカ市場の強い上昇を受けハイテク株をはじめ幅広い銘柄に買いが入り大幅上昇して週の取引を終えました

10日に発表されたアメリカの10月消費者物価指数が市場予想を下回る弱い内容が出てきたことでFRBの利上げ鈍化期待が高まり強い上昇を見せた株式市場ですが、その際に米長期金利の急激な低下によるドル円相場の強い円高推移が発生しました

金曜日の日本市場にはかなり強い下押し圧力がかかる材料となるところでしたが、それでも寄付きには1.5%の、そして引けでは3%近くの上昇幅を記録、日経平均ドル換算では6%以上の強い上昇をするという非常に強い値動きを見せています

これから1週間の主なイベントですが、日本経済に対してはあまりポジティブな内容が出てこない印象があります

15日(火)	7-9月期四半期GDP・速報値
		9月鉱工業生産・確報値
		9月設備稼働率
16日(水)	9月機械受注
17日(木)	10月貿易統計
18日(金)	10月全国消費者物価指数

火曜日の7-9月期四半期GDPの速報値の市場予想は前月比で鈍化見通し、水曜日の9月機械受注は前月が大きく落ち込んでいたことで前月比はプラスも、前年同月比の伸びはかなり鈍化、一方で金曜日に発表される10月全国消費者物価指数は前月比で高い内容が出てきそうで、物価上昇には歯止めがかかっていません

国内景気の悪化傾向に加え物価上昇が止まらないという状況が継続していますので、日本の景気動向は悪化傾向であると判断されてしまう可能性があり、日本単独で考えた場合は悪い内容のものが多い印象です

海外系証券会社のオプションの動向ですが、この表には11月限と12月限が混在しています

ABNアムロとJPモルガンのオプション動向

最後の列である11月11日が12月限になりますので、今後の値動きに関係するのはこの場所ですのでご注意ください

ABNアムロは上目線、特徴的なのはPUT27,750円から28,500円まで売り建玉が多くそろっている点です

27,250円には買い建玉があり下方向にも備えてはいますが、基本的に底堅い値動きを予想している可能性がありそうです

建玉全体の損益分岐点は28,875円周辺で、上昇すると利益が拡大するポジションをとっています

JPモルガンは下目線、CALL29,000円の売り建玉が目立ち、全体的に売り建玉が多い状態です

PUTに関しては全体的に買い建玉が多くなっています

ここからは下目線といった印象です

建玉残の損益分岐点は28,750円周辺で、下落するほど利益が拡大するポジションをとっています

オプション全体の取引では、PUT優勢で下目線、28,000・27,750・27,250円の3か所の建玉が多くなっています

一方でCALLは29,000円に取引が集中している状態です

金曜日単体の取引の印象ではありますが、29,000円あたりまでの急激な値上がりに備えつつ、基本的には下目線という印象です

225mini先物では、ABNアムロは売り建玉が多く下目線である印象です

225mini先物の建玉

JPモルガンは買い建玉が多く上目線です

両証券会社ともオプションとは反対方向の取引となっていますので、両方の内容を加味するとどちらの証券会社もニュートラルであると判断しています

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのモルガンが若干下目線、グローバルマクロのシティは下目線、JPモルガンは上目線、CTAのクレディスイスとグローバルマクロのゴールドマンはニュートラルだと判断しています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

シティに関してはかなり強めに傾向が出ている印象で、ここまであった買い建玉を両先物で減少させている傾向があります

シティのこの傾向は長く続いているものです

225ラージの建玉変化を長期間で見た場合(左側黄色がソシエテジェネラル、その下の濃い青がシティ、上の薄い青がバークレイズ)

これは皆さんに普段お見せするためにまとめているデータではないためかなり見にくくて申し訳ないのですが、225ラージのロールオーバーが本格化した後、そこから大きかった建玉残が徐々に減少傾向であったことがわかるかと思います

この傾向はバークレイズとソシエテジェネラルにも見られるのですが、10月の初旬の底値からの反発時にも縮小傾向は継続していますので、相場の方向感をそこまで敏感に反映したものではない可能性がある点には注意が必要かもしれないなと思っています

海外系証券会社の動向をまとめると、CTAのモルガンが若干下目線、グローバルマクロのJPモルガンは若干上目線、他の証券会社はニュートラルだと判断しています

日経平均には強い値動きが発生していますが、それでも各証券会社の先物には強い上方向への値動きが積極的にみられているわけではない点から、上値は重くなるかもしれない点には注意が必要かもしれません

この辺りの動向に今後変化がないかには要注意だと考えています

チャートのテクニカルでは、火曜日の窓開けでの上昇と木曜日の窓開けでの下落でアイランドリバーサルになっていたチャート形状を、金曜日の強い上昇で一気に埋めてきました

窓開けを連続で見せていて、相場が非常にボラタイルな状態となっています

木曜日の下落では一旦は75日単純移動平均線を下抜け100日単純移動平均線へタッチ、アメリカで発表される消費者物価指数の内容次第というところはあったものの、テクニカル的にはかなり不安が高まるような値動きとなっていました

これを金曜日の非常に強い上昇で再度50日単純移動平均線の上抜けを見せ、火曜日の戻り高値も更新しています

28,000円付近は上値抵抗になりやすい価格帯で、ここを素早く上抜けられるかどうかが勝負になると考えていたのですが、これを1営業日で達成してしまいました

アメリカ市場の非常に強い上昇があったとはいえ、それと同時にドル円相場には3%を超える円高推移が発生していますので、これは日経平均にはかなりネガティブな材料だったはずです

それでもこれだけ強い値動きを見せてこられたのは、今後の相場展開に期待感が高まるものだと考えています

ボリンジャーバンド上限を押し広げるような強い値動きをしているものの、エンベロープ上限まではまだ値幅があり、上昇余地を残している状態だと考えていいと思います

6月の戻り高値と同じ水準まで上昇してきているのですが、6月の際にはエンベロープ上限へボリンジャーバンド上限が接触し日足との値幅もかなり縮小していましたので、今回の上昇と比べると過熱感が高まっていたものと考えています

そのため今回は同価格帯で上値を抑えられる可能性は低いのではと判断しています

インジケーターではADXは12台を弱く上昇推移を開始、ただ20を下回っていることからレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは61台を上昇推移、少し過熱感が意識される水準に近付きつつあります

反落を警戒する必要があるというほどではありませんが、60を超えたところでは一旦上値を抑えられる傾向があり、その後に上昇推移を継続しても70前後で上値を抑えられる傾向がありますので、そろそろ注意が必要かもしれません

MACDは上昇推移を継続、金曜日の強い上昇で再度MACDシグナルとの乖離幅を拡大し始めています

現在のところMACDとMACDシグナルの乖離幅の拡大と縮小は入れ替わるように推移していて、MACDオシレーターには強い傾向が出ていません

一方的に乖離墓拡大が続く傾向が現れた場合は、短期的な相場の頂点を示すシグナルが出る可能性はありますが、今の時点では相場の方向感を示すシグナルは特に出していないと判断しています

オプションの情報は金曜日単体のもので、建玉残の内容に関しても月曜日のJPXの発表で大きく修正が入る可能性があります

そのことを考慮するとあまり値幅の判断を行う際に重きを置きすぎるのは危険かもしれません

一方で以前の高値目処などと考え合わせると整合性があるところもあり判断に悩みました

週内の経済イベントはそこまで強いものではなく、アメリカ市場もこのまま強い展開を維持し続けるのはこれから1週間に関しては厳しそうな雰囲気があります

仮にアメリカ市場が好調な場合米長期金利の低下を伴うと考えられ、これはドル円相場には明らかに円高バイアスがかかるものとなり、日経平均にもアメリカ市場と比較すると下押し圧力になると考えられます

順調に上昇推移を継続するという考え自体は継続していいと思いますが、一方でそこまで強い値動きが発生するとも考えづらい相場環境なのではと判断しました

以上のことからこれから1週間の日経平均は、上値が重たくなり下押される場面はあるものの上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,750円の上抜けです

この値動きが発生した場合、一気に29,200円から29,400円を目指す強い上昇相場へと入っていくと考えられます

さすがに高値からの反落を起こしてもいいタイミングだと考えているのでそこで反落が発生する可能性はありますが、そこから先の上値目処は30,000円を上回ってきます

年末の30,000円トライへの期待感が高まる値動きですので、要注意だと思います

一方で8月17日には同水準で頂点を付けてから一気に相場観が変化、強い下落推移へと転じてしまったことがありました

特にエンベロープ中央線を下抜けるような値動きに発展するとかなり危険なタイミングではありますので、その点には注意したほうがいいだろうと考えています

下落方向は27,500円の下抜けです

これは上昇方向の注意ポイントでも最終的に気を付けなければならないポイントとして挙げた、エンベロープ中央線の下抜けです

日経平均は安定的な非常に力強い上昇相場へと入っていると現在のところ判断しています

このタイプの値動きに入った場合、注意したいのが反落して相場の方向感が転換するタイミングを見逃さないようにすることです

多くの場合上昇トレンドに入っていればMACDなどのインジケーターからのシグナルを頼りにタイミングを計りますが、それと同時にエンベロープ中央線の下抜けが起こった場合は危険度が増していると判断したほうがいいだろうと考えています

急激な上昇の場合エンベロープ中央線と値幅が大きく開いてしまうことがありますが、この場合はその手前にあるボリンジャーバンド中央線を目処にしておいて、エンベロープ中央線の下抜けが発生したら本格的な下落へ転じたと判断してもいいかもしれません

ただボリンジャーバンド中央線の下抜けの場合、高値での横方向のもみ合いに入っている可能性がありますので、注意ポイントとしてはエンベロープ中央線を取り上げておきたいと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は132円00銭から143円00銭です

予想値幅下限は200日単純移動平均線の価格を、上限は金曜日の高値の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想します

ただこれは今回の下落がかなり危険なものであると考え、最も危険な値動きを想定しているものだと考えていただければと思います

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は米中間選挙や米消費者物価指数の発表を前にドル買いの持ち高調整の動きが広がりますが、米長期金利が上昇する場面もあり横ばい、火曜日は米長期金利が低下し日米金利差縮小観測から円高、水曜日は米10年債入札が低調で利回りが上昇、翌日発表される消費者物価指数が高止まりするとの見方もありドルが買われ円安、木曜日は10月米消費者物価指数が市場予想を下回りインフレの減速を示したことから、FRBが利上げを緩めるとの見方から幅広い通貨に対してドル売りが優勢となり円安、金曜日は木曜日に引き続き消費者物価指数の鈍化を材料にFRBの利上げペース鈍化を見込んだポジションの巻き戻しと考えられるドル売りが継続、米長期金利の低下も材料に円高推移して週の取引を終えました

木曜日の円高方向への下落幅は非常に大きく、日中の高安の値幅は約6円40銭と、今までの取引でもここまでボラティリティの高まったトレードを思い出すことは困難なくらいイレギュラーな値動きとなっています

金曜日の値動きもその流れは続いていて、ここまでの積みあがったドル買いポジションの解消を伴う値動きと考えられますので、反転が起こるタイミングを予想することが非常に難しくなっていると感じています

これから1週間の主なイベントですが、10日の強い円高推移からの1週間となりますので、アメリカ発の経済指標の結果を重点的に警戒したほうがいいだろうと考えていて、発表される強い経済指標の内容は円安要因、弱い経済指標の内容は円高要因になると予想しています

15日(火)	欧7-9月期四半期GDP・改定値
		米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
		米10月卸売物価指数
16日(水)	英10月消費者物価指数
		米10月小売売上高
		米10月鉱工業生産
		ラガルドECB総裁発言
17日(木)	欧10月消費者物価指数
		米前週分失業保険申請件数・継続受給者数
		米10月住宅着工件数
		米10月建設許可件数
		米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
18日(金)	ラガルドECB総裁発言
		米10月中古住宅販売件数
		米10月景気先行指標総合指数

火曜日に発表される11月ニューヨーク連銀製造業景気指数は前月よりは改善見通しですが相変わらずマイナス予想と弱いですが、10月卸売物価指数に関しては前月比で少し強め、前年同月比は横ばいか少し鈍化といった内容で、少し強い印象があります

水曜日の10月小売売上高に関しても堅調な数字が出てきそうで、卸売物価指数と小売売上高はインフレ高止まり懸念へとつながる可能性を持っている経済イベントだと考えています

市場予想通りの内容、もしくは市場予想を上回る強い内容が出てきた場合、FRBの利上げ積極化懸念から米長期金利が上昇、ドル円相場は円安方向へ推移する可能性があるため注意が必要だと考えています

木曜日以降に発表が予定されている住宅関連の経済指標、住宅着工件数・建築許可件数・中古住宅販売件数に関しては市場予想では軟調な数字が出てきそうですので、予定通りであればFRBの利上げ幅鈍化観測につながることで、円高方向への材料となりそうです

発表される経済指標に関して1つ注意しておきたいと考えているのが、市場予想通りの内容が本当に出てくるのかという点です

10日に発表されている米消費者物価指数はこのところ市場予想から乖離することが多く、その強弱によってボラタイルな相場が発生することが多くなっています

今後ほかの経済指標に関しても市場予想から上下に乖離する可能性もあり、これは予想することが困難なのですが、現在発表されている経済指標は市場予想からの乖離が起こりやすいリスクが高い時期である点には注意が必要だと考えています

チャートのテクニカルでは、10日の米消費者物価指数発表を契機に一気に強い円高推移が発生、1営業日の高安が6円を上回りという非常に強烈な値動きとなっています

一旦は高安の半値基準である141円付近で下げ止まるかと思われたものの、金曜日の続落ではそのままさらに下げ幅を拡大、こちらも高安で4円という非常に高いボラティリティを維持した値動きを継続しています

ここ数年をさかのぼっても、ここまで日中の値幅を伴った一方的な値動きは珍しく、それが2営業日も続いてしまっていて、どのように材料として消化していくのか本当に判断が難しいところだと思います

木曜日の下落時にいったん下げ止まった水準が高安の半値基準であったことから、テクニカルが全く効かない状況ではないと思います

そう考えると次の下値目処は一目均衡表の雲下側になると考えられます

問題はここで下げ止まれるのかどうかですが、少なくとも金曜日の値動きからその兆候をうかがうことはできません

私は以前から反落するのであれば直近高安の半値基準周辺や一目均衡表の雲周辺までは円高が進む可能性があるとお話しさせていただいていましたが、さすがにここまでの勢いのある下落は予想していませんでした

そのため以前までの目処として考えていた水準が本当に下値目処として機能するのか、この状況を見てしまうと判断ができません

このまま下落が継続してしまった場合は、テクニカル的には200日単純移動平均線がある132円台後半、そして直近安値付近まで値動きが広がってしまう可能性が出てきてしまっています

インジケーターではADXは28台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

MACDは下落推移を継続、MACDシグナルとの乖離幅を大きく拡大しています

強弱の分かれ目となる0を強く下抜けていてい、下落方向への強い値動きが発生していることが確認できます

ここまで勢いの良い下落が発生した場合、MACDとMACDシグナルの乖離幅を示すMACDオシレーターに底打ちサインがはっきりと出る可能性があります

MACDのMACDシグナル上抜けが起こるまで下落トレンドの転換が起こったと判断するのは危険だとは思いますが、一旦の底値目処としてはMACDオシレーターの0方向への収束はシグナルとして重要になってくると考えています

今のところそれらは見られず、金曜日の時点で底値のタイミングはうかがえていません

RSIは27台を下落推移、すでに安値基準の30を下抜けています

上昇推移の際には強い方向感を持った推移が現れた際にRSIが高値に張り付くという現象がみられましたが、今回はこれが下落推移で発生する可能性が出てきています

現在のところRSIは底値のシグナルとしては信頼度が低下している可能性がある点を考慮すべきタイミングだと判断しています

現在のドル円相場には、今年の3月から大きく積みあがっている強いドル買いの巻き戻しが発生しているものだと考えています

以前の予想の際にも一旦投機的な円安推移の巻き戻しが終了するまでは円高方向への調整は続くのではとお話しさせていただいていましたが、10日に発表された米消費者物価指数をきっかけにその動きが想定よりさらに強いものとなってしまっています

日中の値幅も非常に大きく、このボラタイルな状態がある程度治まらない限り、今後も円高推移が継続する可能性を考慮してトレードに臨んだほうが安全だろうと考えています

一方で直近高安の半値基準や一目均衡表の雲は、今回円高推移が発生した場合の下値目処として設定していた水準で、今まさにそこに差し掛かっています

個人的な感覚でいえば、このタイミングで底値を形成して円安方向へと反発上昇してもおかしくないはずです

私がFXでのトレードをするのであれば、アメリカ時間で前日終値を上回る切り返しを見せ、米10年債利回りの低下が止まったと判断できた場合には、速やかにロングするタイミングだと思います

そして予想が外れた場合には速やかに撤退するべきでしょう

一方でドル円相場の値動きを客観的に予想するべきと考えるならば、金曜日の値動きまでであれば、下落トレンドに突入している可能性があり、最低でもMACDオシレーターの0方向への収束を1度確認したいタイミングです

そのため予想の内容としては下落とすることが正しいと判断しています

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は143円00銭の上抜けです

注意ポイントには予想値幅上限価格の上抜けを設定しますが、大切なのはしっかりと切り返しが確認できるかどうかと、その後の日中のボラティリティ低下です

前提条件として再度FRBの利上げ幅拡大が観測として出てこない場合になりますが、ここから円安方向へ上昇する場合、想定される値動きはボラティリティが今までよりも低下したものになるだろうと考えています

一旦の反発時こそボラタイルになると思いますが、その後は落ち着きを取り戻すだろうと想定している感じです

基本的にアメリカの利上げはまだ終了しておらず、ターミナルレートの予想からも来年半ばまでは利上げが継続する見通しに変化はありません

利上げ幅が縮小することでこれまでのような投機的な円安推移こそ収まると思いますが、ドル円相場の円安方向への推移自体を円高方向へと変えるという性質のものではないだろうと考えています

下落してきている価格帯も当初想定していた下値目処に接近していて、いつ切り返しが発生してもおかしくないタイミングには入っていると考えています

この上昇方向の注意ポイントに関しては、個人的な感覚としてはかなり警戒したほうがいいものだと思います

1つ注意しておきたいと考えているのが、前提条件のところです

仮にですが再度インフレ懸念が強まりFRBの強い利上げ姿勢観測が高まった場合、一気に巻き戻すように円安方向への推移が発生する可能性は残されていますので、その点にも注意はしておいたほうがいいとは思います

下落方向は132円00銭の下抜けです

これはドル円相場の大きな転換点が現れたと解釈しなければならない値動きだと思います

FRBの利上げ姿勢と米長期金利の上昇、そして日米金利差の拡大に着目したドル買い円売りという構図が終わり、トレードが新しいフェーズへと変化したと考えたほうがいいと思います

今のところ私の予想ではアメリカのインフレは高止まりしていることに変わりはなく、FRBの利上げ姿勢も継続されると考えていますし、それに伴う円安推移も緩やかではあっても発生するものと考えています

ですがそういう観点でドル円相場の値動きを予想すること自体が間違っている相場に変化しているのだと思います

考えられるとすると、インフレによって景気後退に明確に入り、金融市場が全面的にリスク回避に入った場合かと思いますが、今のところ株式市場にはそのような値動きは見られません

ただ141円の下抜けにしても予想外のものでしたし、米消費者物価指数の市場予想を下回る鈍化に伴うここまでの急激な円高推移は全くの想定外でしたので、油断だけはせずにおこうと考えています

あとがき

株式市場に関して

ここまで幾度となく苦しめられたアメリカの消費者物価指数が、ついに相場にポジティブな材料をもたらすタイミングが来ました

これまでFRBの強い利上げ姿勢から上値が強く抑えられてきたナスダックの反発は激しく、相場の全体的な方向感も好転してきました

一方で注意しなければならないのが、発表されたアメリカの10月の消費者物価指数は、上昇の鈍化こそ確認されたものの、相変わらず高止まりしているという点です

これは利上げ幅の縮小観測の材料となり相場にとってポジティブな材料であるには違いありませんが、一方でターミナルレートの引き下げを考えられるような水準でもないと思います

判断自体はFRBが行うものですのではっきりと断定はできませんが、特にコア指数の前年同月比は高止まりしていると考えています

12月に発表される11月消費者物価指数のタイミングは12月13日、これはFOMCの1日目にあたります

翌12月14日にはFOMC後の政策金利の発表とパウエルFRB議長の定例記者会見、そして四半期に1度発表されるドットチャートの公開があります

その直前にはISM製造業景況指数や雇用統計、そして卸売物価指数もあります

12月に入るとFOMCを通過するまでの3週間は、非常に緊張感が高まるタイミングに再度入ると考えられます

相場環境が好転していることは間違いないとは思いますが、それが本当に年末まで続くのか、それともその前に失速してしまうのか、どちらにしても対応ができるようにしっかりと準備だけは怠らないようにしておいたほうがいいだろうと考えています

ドル円相場に関して

木曜日の値動きは高安の半値基準や75日と100日の単純移動平均線下抜けや接触と、いったん下げ止まるにはとても良いタイミングでした

ですが金曜日の続落はその期待感を打ち砕く形となっています

こうなってしまうと、下げ止まったと確認できる実際の値動きが発生するまで円高推移が継続する可能性を考慮して対応するべきだろうと判断しています

仮にですが、私自身エントリーするのであれば、木曜日の安値からの反発を確認後、ロングと判断していたと思います

現在のところ株式の取引で手一杯であるためFXでの取引をしていませんが、高確率で木曜日の時点で私はドル買いでエントリーしているはずです

実際に木曜日の時点で私は口頭でそのような発言をしていたのをよく覚えていますし、ここはチャンスだとFXでレバレッジをかけた取引を開始するべきだとも考えていました

そのくらい木曜日の値動きは期待感が高まるタイミングでしたし、金曜日の値動きは期待感を打ち砕くものだったと思います

はっきりと申し上げたいのですが、私は以前の予想でこの価格帯までの調整は予想していましたが、それは日柄をある程度かけて行われるもので、2営業日で一気に反落をするようなものではありません

今回の値動きは本当に異常事態です

テクニカルを鵜吞みにして相場の展開を楽観的に予想していいタイミングではないはずです

前回土曜日の予想内容を確認していただければわかるかと思いますが、下落方向の予想外の値動きのお話でさえ141円の下抜けはまず起こらないだろうと話していて、仮に起こってしまったら下値目処の予想もできなくなってしまうとまで言っていました

そのぐらい今回の値動きは想定から外れてしまっているものです

1トレーダーの野生の勘という話であれば、ここで買わなければいつドルを買うのか、絶対にこれはオーバーシュートで今は絶好の買い場だ、米10年債利回りの異常な低下も収まっているし絶対にここはチャンスだ、そこまで思っています

ここは絶対に買い場で、ここからの円安推移に備える絶好のタイミングです

チャレンジしないわけがありません、絶対にドルを買います

一方で冷静に状況を考えてみると、値動きは異常で明確な反転シグナルはなく、反発を予想するのは論理的ではありません

ここまで強い円高方向の推移が現れているのであれば、明確に底打ちを確認するまでは下落予想を継続するべきタイミングです

上昇予想をするにはあまりに危険です

この冷静な考えを自分のトレードに反映するためにやっているのがこの予想ですので、予想内容としては下落推移継続としたいと考えました

また下値の目処である132円に関してもかなり極端に設定されていますが、これは冷静に考えるのであればここまでは備えるべきだろうと判断して設定した価格です

今回の予想に関しては本当にフラストレーションがたまる内容となっていて、私自身のトレーダーとしての勘から全く外れてしまっています

そのため論理的ではないという前置きをしたうえで申し上げますが、私の勘ではここから週前半から下落しても136円手前までの下髭で反発、一目均衡表の雲を下支えにするように推移し、その後緩やかに円安推移する、これが私の勘で考える値動きです

最後までご覧いただいている方は、普段からよく動画をご覧いただいているか、トレードに熱心な方だと思います

そうであれば、おそらく私が自分の勘を捨てても予想内容を下落にせざるを得ない状況であるほど危険な相場環境であるとご理解いただけるとともに、この予想内容にしなければならない悔しさもわかっていただけるのではと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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