米消費者物価指数を先回りし動くドル円相場と米中間選挙を好感する株式市場

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

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【日経平均・ダウ・ナスダックの予想】消費者物価指数を無事通過すれば期待される年末高、ただしナスダックは蚊帳の外の可能性あり【週間株価指数予想】
ニューヨークダウの上昇が止まりません。米中間選挙を材料に軟調な値動きに入ると考えていた株価指数の動向が、政権と議会のねじれによるレイムダック化を好材料と考え、株式市場には強い買いが入り続けています。この流れを受ける形で日経平均も上昇、ドル円...
【ドル円相場の予想】エンベロープ下抜けを起こせば、見据える先は141円台【週間ドル円予想】
エンベロープ下抜けを起こせば、見据える先は141円台ここまで方向感を持って推移していた円高方向への値動きは、米中間選挙を超えても続いています。10日に発表される米消費者物価指数の市場予想を上回る強い数字が示されない限りこの値動きは続きそうで...

ニューヨークダウの週初からの振り返りと週末までの予想

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

今週のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は31,400ドルから33,200ドルに設定しました

予想値幅下限は高安の半値基準の価格を、上限は直近高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央線を目指して下落推移をする展開を予想しました

週末までのニューヨークダウの予想は上昇に変更、予想値幅上限を34,300ドルまで引き上げます

月曜日は米中間選挙で政権と上下院にねじれが発生し株式市場に逆風と考えられる富裕層増税の法案成立などが見送られるとの見方から先回りの買いが入り上昇、火曜日は米中間選挙の結果、政権と議会にねじれが発生することで株買いが発生するとの見方から、先回りの買いが引き続き優勢となり上昇しました

中間選挙の微妙な情勢から週初は横ばい気味に推移、セクター間には強弱感が入れ替わるような値動きが起こるのではと予想していましたが、政権と議会にねじれが発生してここまで民主党が主張してきた増税や規制強化がとん挫、株式市場にはそれを好感した買いが入るとは考えが及びませんでした

まだまだ勉強不足です

これから先の週内のイベントですが、注意したいのは木曜日の10月消費者物価指数です

7日(月)	9月消費者信用残高
8日(火)	米中間選挙
9日(水)	MBA住宅ローン申請指数
		9月卸売売上高
10日(木)	10月消費者物価指数
		前週分失業保険申請件数・継続受給者数
		10月月次財政収支
11日(金)	11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
		ベテランズ・デーの祝日ですが株式市場は通常通り

市場予想では総合の前月比こそ上昇予想である物の、総合の前年同月比とコア指数に関しては前月比で鈍化見通しとなっています

市場予想通りの結果が出てくる場合、インフレはそこまで鈍化していないもののピークは超えた可能性が出てきますので、FRBが現在考えている利上げ幅縮小とターミナルレート の設定見込みが正当化される可能性があり、強くポジティブな内容ではないものの株式相場を強く下押すような材料とはならないだろうと考えています

市場予想通りの結果が出た場合はそれでいいのですが、注意しなければならないと考えているのが発表される内容が本当に市場予想通りになるかどうかです

以前までの消費者物価指数の発表時には予想が裏切られ強い数字が出てくることがありましたので、今回も同じように前月に比べ強い数字が出てきてしまうと株式市場はターミナルレートのさらなる引き上げや利上げ幅縮小ペースの鈍化を意識して下落する可能性もありますので、どのような結果が出てくるかには注意が必要だと思います

利上げ継続の判断を行う上でもう1つ大切なのが雇用状況です

同日発表される前週分失業保険申請件数・継続受給者数は毎週発表される指標ではありますが、こちらも極端に雇用が強いと判断できる内容が出てくると株式市場には下押し圧力となりますので注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、月曜日から強い上昇を見せ直近戻り高値付近まで上昇、火曜日は続伸する形でその戻り高値の上抜けを見せてきました

ニューヨークダウは非常に強い値動きに入っていて、エンベロープの上限の上抜けを再度見せてきています

これは通常の上昇時よりかなり強い上昇角度になっています

このまま上昇を継続すると想定した場合、まずは以前の高値34,300ドル付近までの上昇には備えるべきだろうと思います

直近の戻り高値は200日単純移動平均線に頭を押さえられるように反落、月曜日の上昇では200日単純移動平均線の上抜けにリトライした形で、火曜日の上昇で強く上抜けました

ここまで200日単純移動近辺には頭を押さえられる形で推移していましたが、上抜けすることで主な単純移動平均線をすべて上抜けましたので、ここから先は上昇に勢いがつく可能性があるのではと警戒しています

インジケーターではADXは上昇推移を開始、新しいトレンド相場へ入ろうとしています

ニューヨークダウのインジケーター

上昇方向の推移でここまで高いADXを維持するのは久しぶりで、2016年や2017年の年末以来だと思います

MACDはシグナルとの乖離幅を再拡大、上昇方向へと再度動き始めています

年末に向けて強い値動きが起こると想定して以前に同様の値動きが起こった場面を参考にすると、MACDがMACDシグナルに緩やかに接触して調整をする場合は再度上昇方向へ、強く下抜けを起こした場合は大きめの調整に入るタイミングだと判断したほうがいい場面だと思います

今のところ反落が起こると考えられるような前兆はありませんが、相場の方向感が転換して下落する場合は急落になる可能性を考慮するべきだろうと思います

RSIは68台を上昇推移、明らかに過熱感が高まっています

これも以前の年末高の値動きを考慮すると80付近までは上昇する可能性があります

かなり過熱感の高まる水準まで上昇する可能性がありますが、そこから急落するかどうかはわかりません

緩やかに過熱感をとるような下落が発生する可能性もありますので、MACDのMACDシグナル下抜けが急激なものなのか、それとも緩やかなものなのか、そこから相場の方向感を読み取るようにしたほうがいいと思います

今はADXの上昇推移が始まる転換点といったところで、実際にそこまで強い上昇が表れるかどうかは判断に悩むところではあります

仮に水曜日に材料出尽くしで下落、木曜日に消費者物価指数がきっかけで下落などの形でここまでの強い値動きからの反落が発生した場合は、まだRSIのシグナルが機能する可能性も残っているタイミングです

ただこの2つの反落ポイントをクリアして上昇を維持した場合、ニューヨークダウはかなり強い年末高への上昇へと入っていると判断したほうがいいだろうと思います

200日単純移動平均線の上抜けは、その兆候かもしれません

ナスダックの週初からの振り返りと週末までの予想

6月16日の終値を中心に8月15日の終値を高値、10月14日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

今週のナスダックの予想は横ばい、予想値幅は10,000ポイントから11,000ポイントに設定しました

予想値幅下限は直近安値の価格を、上限は10月18日の戻り高値の価格を目処に設定、エンベロープ中央線に絡むように横ばい推移をする展開を予想しました

週末までのナスダックの予想は週初の内容を継続します

月曜日は米中間選挙で政権と上下院にねじれが発生し株式市場に逆風と考えられる富裕層増税の法案成立などが見送られるとの見方から先回りの買いが入り上昇、火曜日も同様の状況が続き小幅上昇しました

ニューヨークダウが予想外に強い値動きをしているのに対して、ナスダックはそこまで強い値動きには発展していません

相場環境としては景気敏感株への買いが入りやすいタイミングなのだろうと考えています

これから先の週内のイベントですが、注意すべきは消費者物価指数の結果だと考えています

7日(月)	9月消費者信用残高
8日(火)	米中間選挙
9日(水)	MBA住宅ローン申請指数
		9月卸売売上高
10日(木)	10月消費者物価指数
		前週分失業保険申請件数・継続受給者数
		10月月次財政収支
11日(金)	11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
		ベテランズ・デーの祝日ですが株式市場は通常通り

市場予想通りの結果であれば相場にはポジティブな内容が出てきそうですが、以前までのように市場予想より強い数字が出てきた場合には、ナスダックには強い下押し圧力が発生する可能性がありますので注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、月曜日の上昇に引き続き火曜日も続伸、底値からの反発を見せています

気になるのは火曜日の上昇が少し弱いことで、エンベロープやボリンジャーバンド中央線に頭を押さえられるように上げ幅を縮小してしまいました

この辺りには25日単純移動平均線もあり、上値抵抗が集中している価格帯となっています

先週大きく反落していることからも、ナスダックは強く動意づいて上昇するというより、ある一定の値幅でレンジ相場に入っている印象が強くなっています

レンジ相場の値幅は上が11,200ポイント、下が10,000ポイントといった感じです

上値か下値の抵抗線を抜けるまでは、上下にレンジする可能性が高そうだなと今のところ見込んでいます

そのレンジの中でも今は中段付近にいますので、相場に対する多少の強弱の材料であればレンジ内の値動きに収めておける位置にいるといった印象です

注意したいのは火曜日の時点で11,500ポイント周辺に75日と100日の単純移動平均線が位置していて、緩やかに下落推移を続けている点です

このままレンジ相場を続けてしまうと上蓋をするようにこれらの移動平均線が下りてきてしまい、ナスダックの値動きが軟調なものとなってしまいかねませんので、早めに上値抵抗を抜けてしまいたいところです

インジケーターではADXは22台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは46台を上昇推移、現在は過熱感もなく方向感がつかみにくくなっています

上下どちらに動きだしてもおかしくない局面です

気になるのはRSIがRSIシグナルに頭を押さえられるように推移している点で、ここから再度下落方向へ動き始めると、RSIが30接触手前あたりを目指して下落する可能性が高まる点です

その場合には最安値トライが起こる可能性があり、警戒が必要だと考えています

MACDはMACDシグナルの下を横ばい推移、こちらも方向感が乏しい状態が続いています

MACDの数値はー125台と強弱の分かれ目となる0を下回る推移を継続しています

ナスダックはいまだに弱い水準で推移を継続していて、相場の大きな流れはいまだに若干弱い状態を維持していると判断しています

ニューヨークダウに比べると、ナスダックの値動きは本当に弱くなってしまいました

ここから先も米長期金利の上昇はしばらくの間継続することから、ナスダックの強い上昇もしばらくは見られない可能性があります

消費者物価指数でインフレ鈍化が確認できなかった場合などを除けば、強い急落を見せるような値動きではありませんが、それでも以前のような強い上昇を見せられるタイミングでもなさそうです

発表されている企業決算や従業員解雇のニュース、売上高減少やドル高による利益の目減りなど、ここのところアメリカのハイテク株にはネガティブな材料が多すぎます

どこまで続くのか見通しが難しいのですが、しばらくの間ナスダックは耐える時期に入ったのではといった印象が強く、年末に向けてニューヨークダウが強い上昇を見せても、ナスダックに関しては軟調な値動きに終始してしまう可能性に備えたほうがいいかもしれません

私自身の予想も今後はそのように修正を加えていこうと考えています

日経平均の週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

今週の日経平均の予想は横ばい、予想値幅は26,200円から27,700円に設定しました

予想値幅下限は10月13日の安値の価格を、上限は11月2日の高値の価格を目処に設定、月曜日に強く上昇後は週を通して下落推移する展開を予想しました

週末までの日経平均の予想は上昇に変更、予想値幅上限を28,500円まで引き上げます

月曜日はアメリカ株の上昇を受け買い戻しが優勢、値嵩株がけん引し上昇、火曜日はアメリカ株の上昇を受け終日堅調、好決算銘柄への物色や株価指数先物への断続的な買いが入り上昇しました

アメリカの中間選挙が相場の重荷となって値動きが重くなるのではと考えていたのですが、実際には現政権である民主党が苦戦することでレイムダック化が起こり、増税などの法案が通らないことで株式市場には追い風との判断からか、好調な上昇を見せていました

その間にも米長期金利の上昇傾向は続いていましたが、ドル円相場は円高傾向が続き、こちらは日本市場には下押し圧力になるのではと心配していたのですが、日経平均の上昇力は為替の円高推移にも打ち勝つ強いものとなっています

これから先の週内のイベントですが、水曜日の国際収支・貿易収支は円安要因になる可能性があり株式市場にはポジティブ、金曜日の国内企業物価指数は市場予想では前月比で低下傾向、こちらも株式市場にはポジティブな材料となりそうです

8日(火)	9月全世帯家計調査
		9月毎月勤労統計調査
9日(水)	9月国際収支・経常収支
		9月国際収支・貿易収支
		10月景気ウオッチャー調査
10日(木)	10月マネーストックM2
11日(金)	10月国内企業物価指数

相場の方向感を大きく変えてしまう可能性がありそうなのは、どちらかというとアメリカの消費者物価指数のほうかもしれません

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロは下目線、CALLで多くの売り建玉を積み増しています

ABNアムロとJPモルガンのオプション動向

27,875円から上で多くの売り建玉があります

28,500円では買いが多くなっていますが、こちらも建玉残はマイナスです

一方でPUTに関しても27,750円から下で多くの売り建玉があります

27,125円こそ買い向かっていますが、こちらは売り建玉残が多く残っています

一方で27,000円の売り建玉に対して、建玉残は2,000以上とかなり大きくなっている状態です

建玉残は26,625円を損益分岐点に上昇するほど利益が拡大しますが、28,250円を頂点にそれ以上上昇すると利益幅は縮小していきます

上方向で28,000円周辺に上限があるような印象で、下方向では27,750円あたりから底堅い見通しかなと考えています

JPモルガンはニュートラル、CALL28,000・28,500の売り建玉が目立ちます

こちらは建玉残も売り優勢となっていますので、上値目処としてはこの2つの価格帯が目処となりそうだと判断しているものと考えています

PUTでは27,250円の買いと27,375円の売りが多い印象でした

この2つの価格帯の建玉残は大きめに売りに傾いている状態を維持していて、大きく買い建玉残があるのは26,750円になります

ただ27,250円の売り建玉残を解消する動きに出ていますので、この辺りを一旦の下値目処と考えてもいいのではと判断しています

建玉残は26,000円あたりを損益分岐点に上昇するほど利益が拡大するポジションで、上目線な印象です

下値余地は広めにとっていますが、上値余地は28,000円から28,500円あたりかなといった印象です

オプション全体の取引では、月曜日は拮抗も火曜日はCALL優勢で上目線、CALL28,000円での取引がかなり集中していて、ここが直近の上値抵抗になりそうです

PUTは27,750円での建玉が多いものの、全体的にまばらに分布しています

上値抵抗のほうに強く意識が傾いている印象で、仮に28,000円を上抜けても28,250・28,500円にも壁がありそうです

建玉残はCALL優勢、11月限に関しては全体的には上目線な印象ですが、上値も28,000円あたりと上昇余地はあまりない印象です

225mini先物では、ABNアムロは下目線、こちらは直近のオプションと同じ動きで、今週に入ってからの動向は総合的にも下目線である印象です

225mini先物の建玉

JPモルガンは11月限に関してはニュートラル、12月限は上目線といった印象です

オプションもニュートラル気味でしたので、総合でもニュートラルな印象です

225ラージとTOPIX先物では、強めの傾向が出ているのはグローバルマクロのシティの下目線とJPモルガンの上目線です

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

この2社の傾向は先週から続いていて、意見が割れている印象です

海外系証券会社の総合的な方向感は、CTAの2社はニュートラル、グローバルマクロのゴールドマンはニュートラル、シティ下目線、JPモルガンはオプションや225miniはニュートラルも225ラージとTOPIX先物は上目線、ABNアムロは下目線と判断しています

オプションの動向から上値目処は推測しやすい状態かなと思いますが、先物に関しては方向感がつかみにくい状態だと判断しています

チャートのテクニカルでは、月曜日の陽線は先週の戻り高値の手前でそこまで強い値動きには見えませんでしたが、火曜日にはその水準を窓開けしながら突破、一気に上方向へと強い値動きを見せ始めました

この上には28,000円周辺に7月にもみ合った価格帯が控えていて、ここが上値抵抗になる可能性はあるものの、一旦27,000円あたりまで下落調整してからの上昇ですので、一気に上抜けてしまう可能性もある微妙な値動きになっています

火曜日の値動きは27,600円あたりにあった75日単純移動平均線も一気に上抜けていて、ここから上値抵抗となる移動平均線がない状態となっています

この面でも火曜日の強い上抜けは、今後の上昇を予感させる値動きなのではと感じています

インジケーターではADXは12台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは58台を上昇推移、少し過熱感はありますが、先週の下落でいったん50まで下落したところからの上昇推移ですので、60接触までは上昇するだろうと考えられますし、場合によっては70接触手前まで上昇推移を維持する可能性があります

少し過熱感はあるものの、反落を起こすと判断するほど高いものではない状況です

MACDは上昇推移を継続、MACDシグナルも中間点の0を上抜ける強い値動きを見せています

MACDとMACDシグナルの乖離幅を示すMACDオシレーターはいったん減少傾向ではありましたが、火曜日の上昇で再度拡大へと転じています

今のところ強い値動きを継続していて、反落の兆候はないと判断しています

上値抵抗の関係から考えると、日経平均には28,000円付近で上昇を阻まれる可能性は高そうだと考えています

一方で一度は上昇したところから反落して27,000円台へ下落、そこから再度強い上昇を見せていることから、上昇力は強めになっている可能性があります

勢いがついてしまえば28,000円の上値抵抗を抜けて、そのまま上昇を継続する可能性も考慮しておいたほうがいいだろうと考えています

オプションの動向からも28,000円あたりは上値が重いとは思うのですが、週末にはSQが控えていますし警戒はしておいたほうがいいだろうと思います

日本株に悪材料があるとすれば、ここのところ続いているドル円相場の円高推移だと思います

ニューヨークダウの強い上昇につれ高をする形で日経平均も上昇する傾向が続いていると考えていますが、本来であればもう少し強く上昇できるところを円高推移によって勢いをそがれている印象があります

今までの日経平均がアメリカ市場と連動して値動きをするのであれば、もっと強い下落をしなければならなかったところを、強い円安が下支えしていたところがありましたので、その分の修正だと思えば仕方ないところもあります

もう1つ気を付けたいのが、個別銘柄のセクター間に強弱感が強く出ないかどうかです

日本のハイテクセクターにはアメリカのように急激に雇用を縮小するような動きはありませんし、為替相場の円安推移があったことから、アメリカのドル高の場合に見られるような海外売り上げに対する収益悪化材料は発生していません

この点はまだ日本市場にはポジティブな材料だと思います

一方でアップルのiPhone減産に見られるように、実際に製品売り上げの減速がみられる面もあり、これに関しては日本の企業にも悪材料となりかねないものだと考えられます

ここでは指数のお話を中心にしていますのでこれ以上言及しようとは思いませんが、個人的にはかなり注意を払わなければならないセクターが存在していると常々考えていますので、個別銘柄への投資をされる際にはぜひご注意いただければと思います

ドル円相場の週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

今週のドル円相場の予想は円高、予想値幅は144円00銭から148円00銭に設定しました

予想値幅下限は9月下旬にもみ合った価格帯を、上限はエンベロープ中央線の価格を目処に設定、エンベロープ下限を目指して下落推移する展開を予想しました

週末までのドル円相場の予想は週初の内容を継続します

月曜日は米中間選挙や米消費者物価指数の発表を前にドル買いの持ち高調整の動きが広がりますが、米長期金利が上昇する場面もあり横ばい、火曜日は米長期金利が低下し日米金利差縮小観測から円高推移しました

米中間選挙はそこまで大きな材料にならないだろうと考えていましたが、すでに10日に発表される消費者物価指数を警戒したドル買いの持ち高を手仕舞う動きと債券買いが優勢となっています

これから先の週内のイベントですが、注目度が高いのは木曜日の10月消費者物価指数と前週分失業保険申請件数・継続受給者数の2つです

7日(月)	ラガルドECB総裁発言
9日(水)	日9月国際収支・貿易収支
10日(木)	米10月消費者物価指数
		米前週分失業保険申請件数・継続受給者数
11日(金)	米11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

まず消費者物価指数ですが、市場予想ではインフレが多少和らぐような数字が出てきそうです

総合の前月比こそ強い内容になりそうですが、総合の前年同月比とコア指数に関しては前月より伸びが鈍化、現在のFRBが考えている利上げ幅縮小が正当化されるような内容が出てきそうです

この場合利上げペースの減速が意識されることで米長期金利の上昇は鈍り、ドル円相場には円高方向へのバイアスがかかるものと考えられます

ただ鈍化ペースは緩やかであることから、ターミナルレートの引き上げも正当化されることで、引き続き米長期金利は緩やかながらも上昇傾向が続くと見込まれている点には注意が必要だと思います

失業保険関連に関しては雇用環境の悪化が確認できた場合、消費者物価指数が伸び鈍化を確認できた場合と同じで、円高方向へのバイアスがかかりそうです

どちらの経済指標発表に関しても、短期的には円高方向へのバイアスがかかる経済イベントになるだろうと判断しています

ただ消費者物価指数に関してはちょっと注意が必要だと考えていて、以前の発表でもインフレ鈍化が期待されている中で市場予想を裏切る形で強い数字が出ることで、インフレの高止まりを確認する形になってしまったことがありました

この際には瞬間的に強い円安推移が発生した場面がありましたので、その点には注意したほうがいいかもしれません

チャートのテクニカルでは、月曜日も引き続き円高推移を継続、火曜日に関しても続落しています

日中のボラティリティは相変わらず高い状態を維持していて、強い巻き戻しが発生している場面だろうと判断しています

先週金曜日や月曜日の下落で25日単純移動平均線を下回っていて、これも相場が続落していく材料となりそうです

値動きで特徴的なのはエンベロープ上限を上抜けてエンベロープ内に戻った場合、一旦エンベロープ中央線に値動きが集まった後再下落してエンベロープ下限を目指すという鉄板のパターンに入っている点です

注意したいのはこのパターンに入ってエンベロープ下限に接触した場合、そこから再度円安推移に入るのか、それともそのまま下落を続けるのかの見極めだと思います

テクニカル的には判断が難しいのですが、発表される経済指標の内容などから考えると下押しされる可能性のほうが高そうですので、今は円高方向への推移に備えるべきだろうと考えています

下落した際の下値目処に関しては、ここから下には75日と100日の単純移動平均線が140円半ばから141円後半にかけてありますので、この辺りの接触を見せるまでは下落する可能性があります

この辺りは直近の大きめの高安の半値基準や一目均衡表の雲も存在していますので、ちょうど下値目処として機能しやすい価格帯だと思いますので、一旦は141円台までの円高推移には備えたほうがいいと思います

特にこのままの勢いでエンベロープの下抜けを見せた場合にはその可能性がかなり高まると思いますので、注意したほうがいいと思います

インジケーターではADXは22台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは44台を下落推移、過熱感は取れていますが下落が止まる水準でもありません

以前のRSI低下時にいったん50へ接触後に60まで反発、RSIシグナルに頭を押さえられる形で再下落に入る弱い展開になっていますので、この後はまずは40接触までは下落が継続すると考えていいと思います

MACDはMACDシグナルの下を下落推移継続、MACDシグナルとの乖離幅を拡大することでMACDオシレーターはマイナス方向への拡大を続けています

下落方向の相場展開からの転換を示唆するようなシグナルは出ておらず、まだ下落相場が続きそうです

ここまで上昇傾向だった米10年債利回りには、頂点を付けて一旦下落方向へと調整を行おうという値動きがみられます

米10年債利回りのチャート

これはドル円相場には円高方向へのバイアスがかかる材料となりそうです

また経済指標の内容が本当に市場予想通りに出てくるのかに関しては不透明なところがありますが、現在得られる材料の中で判断するのであれば、ここから円安推移が発生する材料はあまりなさそうです

テクニカル的にもまだ円高方向へ推移が続く材料は多く、円安方向へと切り返すきっかけはエンベロープ下限への接触がありますが、これも強い円高推移が続く場合早晩下抜けが起こってしまうかもしれません

エンベロープの下限下抜けが起こった場合には、少し強目の円高推移に備えたほうが無難だと思います

一方で長期的には円安推移が終わったわけではなく、ここまでの強すぎた円安推移からの調整が終わった後は緩やかに円安方向へと推移を開始するものと考えられます

その切り替わりタイミングがどこになるのかは今のところ判断しかねるのですが、ここから130円を下抜けるような一方的な円高推移が発生するとも考えづらい点には合わせて注意したほうがいいかなと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

水曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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