FRBは本当にハト派に変化しているでしょうか?

週間株為替予想

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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

6月17日の終値を中心に8月16日の終値を高値、9月30日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想はいったん下落し上昇、予想値幅は31,500ドルから34,300ドルです

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は8月16日の高値の価格を目処に設定、週前半は反落か横ばいしますが、FOMC通過後に上昇推移へと切り替わる展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日は金曜日に引き続きFRBが利上げペースを年内にも緩めるとの見方から買いが入り上昇、火曜日は軟調な経済指標が発表されFRBの金融引き締めの効果が現れているとの見方から米長期金利が下落し上昇、水曜日は米長期金利低下を好感した買い先行も決算内容が市場予想に届かなかった銘柄に売りが強まり上げ幅縮小し小幅上昇、木曜日はキャタピラーが市場予想を上回る決算を発表し相場を支え小幅上昇、金曜日はアップルの決算が市場予想を上回り大幅高した流れでほかのハイテク株にも買いが広がり大幅上昇して週の取引を終えました

FRBの利上げ姿勢軟化を材料に米長期金利が低下、これを好感した買いが集まる中で上昇推移を継続、個別企業決算に反応して相場全体が大きく上昇を続けた一週間となりました

特に金曜日は米長期金利がいったん反発を見せていましたので、アップルが好調な決算を出してきたのはいいタイミングでした

これから1週間の主なイベントですが、最も重要なのは水曜日のFOMCでしょう

31日(月)	    10月シカゴ購買部協会景気指数
1日(火)		FOMC1日目
			10月製造業購買担当者景気指数・改定値
			10月ISM製造業景況指数
2日(水)		10月ADP雇用統計
			FOMC終了後政策金利発表
			パウエルFRB議長定例記者会見
3日(木)		9月貿易統計
			前週分新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者
			10月サービス・総合購買担当者景気指数
			10月ISM非製造業景況指数
			9月製造業新規受注
4日(金)		10月雇用統計

ブラックアウト期間の直前あたりから、11月のFOMCでは75bpの利上げ幅が見込まれるものの、12月FOMCではそれを下回る水準の利上げしか行われないのではないかという、いわゆる利上げ幅の鈍化が起こるのではとの観測が出始め、株式市場には追い風となっていました

今回のFOMC後の定例記者会見でのパウエルFRB議長の発言が、実際に12月以降のFOMCでの利上げ幅縮小を示唆するような内容になるのかが注目だと考えています

これ以外にも週内には気になる経済指標の発表が多いです

月曜日のシカゴ購買部協会景気指数、火曜日のISM製造業景況指数、水曜日のADP雇用統計、木曜日のISM非製造業景況指数、金曜日の雇用統計と、ここまで並べたものはすべて市場予想が前月から悪化見込みです

ニューヨークダウが好調な企業決算を材料に強い値動きを維持している状態とはいえ、これだけ景気悪化懸念につながりかねない内容が多くなってくると、今後は景気悪化がFRBの利上げ減速期待につながるのではなく、シンプルにリセッション懸念へとつながる可能性がありますので、注意が必要だと思います

ここまでの1週間に発表された経済指標の強弱感に対して相場がどのような反応を示すのか非常に注目していたのですが、個別企業の決算内容に大きく相場の方向感が振らされてしまっていて、今のところ予想を立てるのが難しい状況となっています

FOMCも控えていますので、経済指標の内容が大きく材料視されるのは木曜日に発表されるISM非製造業景況指数以降になるのではと考えていますが、悪い内容に対してどう反応するのか今の時点では正直なところ分かりません

チャートのテクニカルでは、月曜日から強い値動きを続けたニューヨークダウはエンベロープ上限を大きめに上抜け、水曜日には陽線の塔婆を、そして木曜日には陰線の塔婆を作りました

これまでの強い上昇と過熱感からさすがにもう頂点をつけるだろうと考えていたところから、前回予想の予想値幅上限を上抜け32,800ドルを超えるところまで上昇幅を広げました

32,600ドル周辺には200日単純移動平均線があり、ここも上抜けた形です

注意したいのは強い上昇をしている際でも、200日単純移動平均線はいったんの反落ポイントとなることが多い点です

5月下旬から6月上旬にかけて高値を付けた水準も近いことから、このあたりの価格帯まではもう少し上値を伸ばす可能性はありそうですが、それでもそろそろ反落が起こると考えて対応するべきタイミングだと考えています

一方で相場の方向感としては好調で、8月16日の高値と10月13日の安値の半値基準を一気に上抜けていて、下落方向からの転換を起こしている可能性があると考えています

ここから反落を起こすものと考えられますが、ここまで相場の勢いが強いのであれば、下落してもボリンジャーバンドやエンベロープの中央線周辺までだろうと判断しています

価格帯としてはよほど急角度で下落しない限り30,400ドル周辺までだろうと思います

反落している間に、ボリンジャーバンドとエンベロープの2つの中央線は日足に近づく形で上昇してきますので、下落角度が緩やかであるほど、下値は切りあがるだろうと考えています

そのため30,400ドルという目処は仮に反落が起こった際の最大値といった感じで、実際にはそこまでは下落しないでしょう

ボリンジャーバンド中央線は金曜日の時点で31,400ドルまで接近していますので、下落してもこの辺りまででしょう

インジケーターではADXは28台を上昇推移、現在はトレンド相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、乖離幅を広げ続けています

以前の予想の時は、ADXが上昇推移へと一気に切り替わったものの、これがトレンド相場かどうかを判断することを躊躇していましたが、ここまでADXが強い上昇を継続しているのであれば、一旦はトレンド相場であると判断したほうがいいと思います

そうであるならば相場が高値を付けて転換するかどうか、シグナルとして重要になるのはMACDとMACDシグナルの乖離幅の縮小が起こるかどうかだと思います

そのタイミングで小反落を開始、MACDのMACDシグナル下抜けが起こるまでは、本格的な反落へとは入らないといった感じになると思います

ここでいう本格的な反落というのは、最安値への面合わせや、最安値を更新するような値動きだと考えていただければと思います

今のところMACDに相場の下落を示唆するシグナルは出ていません

RSIは71台を上昇推移、かなり過熱感が高まっています

ADXの上昇があるためRSIのシグナルとしての信頼度は低下していると考えるべきタイミングだとは思いますが、さすがに40を下回る水準からあまりにも一方的に上昇していますし、さすがに過熱感が高すぎると感じています

RSIの状態からは近々反落が起こってもおかしくない状態だと判断するべきだと考えています

ただ反落が起こったとしても、ニューヨークダウがレンジ相場ではなくトレンド相場に入っているのであれば、強い反落にはならないはずです

予想以上に強い上昇を続けるニューヨークダウですが、ここまでの上昇はまだ想定内ではあると考えています

さすがにここまでの上昇は強すぎましたので、過熱感を冷ますために反落か横ばい推移へと値動きを変化させるタイミングだと思います

一方で相場全体の流れとしては明らかに上昇方向へと切り返していて、年末高への期待感が高まるような値動きを続けていますし、この流れが止まるようなきっかけがあるとすれば、FOMCで発表されるFRBの今後の姿勢がここまで出てきている情報と全く異なりタカ派を維持していた場合くらいだと考えられます

おそらくですが、その可能性は低いでしょう

そのため予想としては弱気とも考えられる内容とはなっていますが、相場の方向感自体は強気で考えている点も付け加えさせていただければと思います

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、週前半は反落か横ばいしますが、FOMC通過後に上昇推移へと切り替わる展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,300ドルの上抜けです

この値動きが発生する場合、おそらくですが月曜日もかなり強い値動きを継続しているものと考えられます

ニューヨークダウはここまでの強い上昇に対して、反落が起こることを予想していますし、少なくとも横ばい気味の推移にいったん変化するはずだと考えています

週内に34,300ドルを上抜ける推移を見せるほどの強い値動きが起こるとすると、おそらく予想の反落や横ばいが起こらず、そのまま上昇を継続しているものと考えられます

そこまで強い上昇が続いてしまう場合、申し訳ありませんが完全に予想が外れているものと考えられ、11月の半ばまでこの上昇が続く場合、ピッチフォーク上限への接触を見せる36,000ドル付近までは一気に上昇してくる可能性がでてきます

今のところここまでの上昇に対する過熱感からの反落などを予想していますが、それが完全に外れている値動きですので、さらに強い値動きが発生する可能性も考慮して取引に臨むべきだろうと思います

下落方向は30,500ドルの下抜けです

下落方向で考えるとエンベロープ中央線の大きな下抜けは危険な値動きだと思います

ここまでニューヨークダウはかなり堅調な上昇を見せてきていますが、FOMCなどから悪材料が出てきた場合、一気に相場が反落する可能性は残っています

今のところその可能性は低いとは思いますが、一応想定しておくべきだとは思います

相場が下方向へと崩れるかどうかの分岐点はエンベロープ中央線、ここを下支えにして再上昇できるかにかかっていると思います

これから1週間の予想値幅下限は31,500ドルと注意ポイントから1,000ドルも上の価格帯と距離が大きいですが、エンベロープ中央線の大きな下抜けはかなり危険な値動きだと考えていますので、今回の下落方向の注意ポイントはここに設定したいと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

6月16日の終値を中心に8月15日の終値を高値、10月14日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は上昇、予想値幅は10,800ポイントから11,800ポイントです

予想値幅下限はエンベロープ中央線の価格を、上限は大きな高安の半値基準の価格を目処に設定、上昇推移を継続する展開を予想します

ここ一週間のナスダックの値動きですが、月曜日は金曜日に引き続きFRBが利上げペースを年内にも緩めるとの見方から買いが入り上昇、火曜日は軟調な経済指標が発表されFRBの金融引き締めの効果が現れているとの見方から米長期金利が下落し大幅上昇、水曜日はいったん大幅に下落した後に米長期金利低下を好感し買い戻されますが、決算内容が市場予想に届かなかった銘柄に売りが強まり大幅下落、木曜日はメタの売上高見通しが市場予想を下回り2割強の下落、ハイテク株には売りが続きナスダックは大幅下落、金曜日はアップルなどが発表した決算が市場予想を上回り上昇したことからナスダックも大幅上昇して週の取引を終えました

12月以降のFOMCでの利上げ幅縮小見通しはハイテクやグロース株にはポジティブな材料でしたが、個別の企業決算に影響される形でニューヨークダウに比べて軟調な値動きとなってしまう日もあり、思ったよりも上値を伸ばせませんでした

これから1週間の主なイベントですが、GAFAMが大きく下落していたところからアマゾンは続落しましたがほかの銘柄は週末に大幅反発と、指数寄与度の高い銘柄の値動きがかなり荒っぽくなっています

31日(月)	    10月シカゴ購買部協会景気指数
1日(火)		FOMC1日目
			10月製造業購買担当者景気指数・改定値
			10月ISM製造業景況指数
2日(水)		10月ADP雇用統計
			FOMC終了後政策金利発表
			パウエルFRB議長定例記者会見
3日(木)		9月貿易統計
			前週分新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者
			10月サービス・総合購買担当者景気指数
			10月ISM非製造業景況指数
			9月製造業新規受注
4日(金)		10月雇用統計

発表される経済指標の内容から今後の景気見通しが悪化してしまい、再度大きな下落が起こらないかは心配なところではありますが、それでもやはり一番注目が集まるのはFOMC議事要旨後のパウエルFRB議長の発言だろうと考えています

もちろん11月のFOMCの利上げ幅が50bpに軟化することがあれば大きなポジティブサプライズではありますが、さすがにそこまでは期待できないでしょう

まずはパウエルFRB議長が年内の利上げ幅縮小を見込んでいるかをしっかり確認したいところです

出てきている企業決算の内容から、ナスダックはニューヨークダウと比べると弱い展開となっていましたが、FRBの利上げ積極化姿勢が後退したと確認された後は、ナスダックのほうが上昇パフォーマンスは良くなる可能性もあると考えていますので、個人的には今回は利上げ幅よりパウエルFRB議長の発言が最も重要なのではと考えています

チャートのテクニカルでは、水曜日に陽線ながらも塔婆が出てしまい、相場が反落をする合図となってしまいました

木曜日には大きな陰線で下落、一気にエンベロープとボリンジャーバンドの中央線にのしかかるように下落幅を拡大します

ここまでは反落が起こる可能性がある範囲内でしたが、ここから金曜日に強く反発、相場が上昇方向へと向かおうとしていることが感じられます

6月に見られた底値からの反発とよく似ている値動きで、今のところ直近の安値を下回るような下落をしない限り、順調な上昇相場へと入っていきそうな値動きだと考えています

11,500ポイントから11,700ポイントの間に75日と100日の単純移動平均線があり、ここで一度上値が重くなる可能性はあるものの、相場の方向感としてはこのまま上昇を維持するのではと考えています

特に過熱感はない状態で底堅いと考えられる値動きを続けていますので、ナスダックの値動きは順調なものと判断しています

1点注意したいのは、8月16日の高値と10月13日の安値の半値基準、11,600ポイント周辺までの上昇を見せてこないと、ナスダックはまだ半値戻しを達成していない状態ですので、価格帯としてはまだ弱い状態が継続しているということです

現在のようにじっくりと上昇していく相場で、この水準まで回復してしまえば一安心といった感じになるかとは思いますが、それまでは軟調な値動きに切り替わる可能性もある点には注意が必要だとは考えています

インジケーターではADXは26台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ナスダックのインジケーター

ニューヨークダウとは異なりそこまで強い値動きを見せていませんので、+DIと-DIは距離を縮めた状態で推移を継続しています

この値動きであれば、ADXは今後も低下傾向で推移を続けると考えられます

RSIは52台を上昇推移、売られすぎの水準から中央値まで戻してきました

RSIシグナルもあと少しで50に達しそうで、ここまで冷え切っていた相場が少し温まってきたなといった感じです

特に過熱感が高まっているわけではなく、反落を起こすようなシグナルもない状態です

MACDはMACDシグナルの上を上昇推移、MACDシグナルとの乖離幅を再度広げ始めました

一度オシレーターが反転して少し不安材料となっていましたが、ADXが下落を継続している状態ですので、現在はシグナルとしての信頼度は低い状態だと考えています

6月の底値から8月の頂点までの推移でも同じような値動きが見られたかと思いますが、現在もこれと似た状況だろうと判断しています

安定した上昇へとは切り替わっていないものの、ここからのナスダックにある明確な不安材料は、リセッション懸念くらいだろうと考えています

12月以降のFOMCでFRBの利上げ姿勢が本当に軟化するのかに関してはFOMC後のパウエルFRB議長の定例記者会見を確認しないとはっきりしませんが、21日あたりから出始めている情報からは軟化見通しと考えるべきだろうと思います

FOMCでの強い利上げ継続などの材料でも出ない限り、ナスダックはここから年末に向けて上昇相場へと入る公算が高いのではと考えています

以上のことからこれから1週間のナスダックは、上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は11,800ポイントの上抜けです

かなり強い上昇に入る値動きですが、この値動きに入った場合の次の上値目処はおそらく200日単純移動平均線への接触付近になると考えています

価格帯でいうと金曜日の時点で12,395ポイント、この辺りが目処です

そこまでは上値を伸ばす可能性が出てくると思いますので、注意したほうがいいと考えています

ただここまで上昇した場合、一旦は値動きが重くなると思いますので、利益確定のポイントを意識したほうがいいタイミングに入ると思います

下落方向は10,800ポイントの下抜けです

エンベロープ中央線の価格ですが、これは木曜日と金曜日の安値付近でもあります

金曜日にあれだけ強く上昇したにもかかわらず、再度下値を試すように下落を開始、しかもエンベロープ中央線を下抜ける値動きを見せた場合、今年の最安値10,000ポイント周辺への下落を再度起こす可能性が高まると考えています

この値動きが高安の半値基準11,600ポイントへの回復前に起こってしまった場合、大幅下落への値動きが起こる確率が上がると思います

この辺りは直近のナスダックの値動きでは下値目処になる価格帯だと思いますので、注意しておきたいと考えています

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は上昇、予想値幅は27,100円から28,400円です

予想値幅下限は直近高安の半値基準の価格を、上限は6月9日に付けた戻り高値の価格をめどに設定、上昇推移を継続する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は金曜日のアメリカ株の上昇を受けて高く寄り付きますが、香港市場の急落を受け上げ幅を縮小して小幅上昇、火曜日はアメリカ市場の上昇や中国・香港のハイテク株高を好感し上昇、水曜日はアメリカ株の上昇を受けグロース株中心に買いが入り、香港市場の上昇も追い風となり上げ幅を拡大しますが、後場からは米時間外先物が軟調推移していたことから上げ幅を縮小して上昇、木曜日はアメリカのハイテク株安や円安が一服したことを背景に売り優勢、ただグロース株への買い意欲は強く相場を下支えして小幅下落、金曜日はアメリカのハイテク株安や香港株安を受け投資家心理が悪化し売られますが、200日単純移動平均線を下回った水準では押し目や売り方の買戻しが下支え、下落して週の取引を終えました

週前半はアメリカ株と香港株の動向に左右されながらも堅調に推移しましたが、週後半に入るとナスダックの強い下落と、日本国内で発表された個別銘柄の市場予想を下回る企業決算もあり、軟調な値動きとなってしまいました

これから1週間の主なイベントですが、まず確認しておきたいのが月曜日に発表される外国為替平衡操作の実施状況です

31日(月)   	9月小売業販売額
			9月百貨店・スーパー販売額
			10月消費者態度指数・一般世帯
			9月新築住宅着工戸数
			外国為替平衡操作の実施状況
2日(水)		日銀金融政策決定会合議事要旨
			10月マネタリーベース)
3日(木)		休場(文化の日)

特にサプライズが出るようなものではなく、あくまでここまでの為替介入の規模を一度確認しておきたいといった感じです

かなり規模も回数も思い切った介入を行っていましたので、10月の介入実績が9月28日までの約2兆8千億円と比べどの程度で、余力がどの程度ありそうなのかを推測できるかと思います

ちなみにですが、積極的に為替介入をできるのは最大で外貨準備の10%程度、8月末の時点から考えると日本円にして約7兆円程度だと見込んでいます

これは以前為替介入が行われた際、10%程度が閾値だという発言を榊原さんが発言されていましたので、それを参考にしています

ただこれは上限値ではなく、これ以上でも介入を行う可能性はあるとは思います

めどとして、この付近までであれば思い切った介入を行う余力があると考えるべきだろうという、一旦のめどとして意識しているといった感じです

発表される経済指標の内容としては、月曜日の新築住宅着工戸数は減少傾向で、相場にはネガティブな材料となりそうです

イベントとして最も気を付けたいのは木曜日の休場です

水曜日の夜にアメリカでFOMCの結果が発表され、パウエルFRB議長の定例記者会見が開かれます

そこからアメリカ市場は上下どちらかへの方向感を持った値動きを開始する可能性があるのですが、その後の日本での1日目が休場となってしまいます

また開けた金曜日の夜には、相場の波乱材料となりやすい米雇用統計が控えていて、積極的なトレードを行うことが難しい環境が続いてしまいます

この動きは水曜日あたりから意識しておいたほうがいいのではと考えています

ただ祝日でも先物の取引ができるようにはなりましたので、そこでリスクヘッジをすることは可能かもしれません

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロはCALL27,000・27,250・27,625・28,000円での売り建玉が多かったですが、この中で売り建玉残が大きくなっていたのは27,000円と27,625円の2か所でしたが、建玉残の状態を見るとその前後にはそれ以上に大きな買い建玉残が存在していて、そこまで弱気な取引といった感じではないだろうと判断しています

ABNアムロとJPモルガンのオプション動向

PUTでは27,250円の買い建玉が多く、こちらは下方向に見えるところですが、建玉残はマイナスを保っている状態で、こちらもそこまで下目線ではありません

26,875円も同様です

26,750円から下に関しては状況が異なり、ここからは買い建玉が多くなっています

建玉残の損益分岐点は27,000円の少し上で、上昇するほど利益が拡大するポジションを維持しています

そのため特に弱気な状態ではないだろうと考えています

JPモルガンはここのところそこまで積極的にオプションを取引している印象がありません

前回予想に引き続きそこまで大きく方向感を感じるほどの取引はない状態だと考えています

建玉残の損益分岐点はどこでもマイナスですが、損失が最も減るのが28,000円近辺です

放物線を描くように上下に離れるほど損失が広がるポジションになっていると思います

方向感がつかみにくい状態です

オプション全体の取引では、週末にかけてPUT優勢になっていましたが、建玉残もどちらかというとPUT優勢で下目線です

CALLの27,500円に取引が集中していて、やはりここが相場の方向感が上下どちらに傾くのかの転換点になりそうです

PUTは27,250円と26,250円での取引が活発で、下落し始めるとちょっと底が深くなるかもしれないなと警戒しています

225mini先物では、ABNアムロは11月限に関しては上目線も12月限と1月限は下目線、全体も下目線な印象があります

225ミニ先物の建玉

ただ気になるのは11月限に関しても月曜日に建玉残を増やしたものの、週末にかけて減少傾向にあったことです

オプション取引との相互関係も11月限に限ってみても週前半はあったものの後半になると崩れ始め、どちらかというと225mini単体での値動きを重視してもいいかもしれないと考えています

その場合は11月限に関しては上目線気味である物の、12月限から先は下目線という判断になると思います

JPモルガンの11月限はやはりオプション同様に小商いで、いまいち方向感がつかみにくい状態です

12月限に関してはここまでの1週間に限れば上目線、建玉残のマイナスをかなり解消してきました

ただ短期的に11月限の方向感を考えると、ちょっと判断しにくい状態だと思います

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのモルガンは少し上目線である感じがしますが、そこまで強い方向感を示しているとは考えにくい状態です

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

グローバルマクロの3社では、ゴールドマンは上目線、シティとJPモルガンは若干下目線、ゴールドマンは週末に向けて強気になってきていると考えていますが、ほかの2社はどちらかというと、といった感じでそこまではっきりと方向感が出ているとは判断していません

海外系証券会社の動向をまとめると、グローバルマクロのゴールドマンこそ多少上目線に変化しているものの建玉残のマイナスを解消する動きですし、他の証券会社には強い方向感が感じられません

そのため全体的に膠着感のある相場展開を想定しているのではと考えています

これから取引が始まると、FOMCや雇用統計、そして週が明けると米中間選挙がスケジュールとして控えていますので、一気に強い方向感が出てくるタイミングがないか注意してみていったほうがいいなと感じています

チャートのテクニカルでは、水曜日の上昇でここまでの戻り高値を上抜け、100日や200日の単純移動平均線を上抜けられたところまでは良かったのですが、その上に控えていた75日単純移動平均線に押し戻されるように反落しました

ただ金曜日の反落した先は以前の安値からは距離がありますし、エンベロープの中央線の上に位置していることからも、弱気に転じるにはまだ早いタイミングだと判断しています

金曜日のアメリカ市場が終わった時点で時間外の先物は27,500円付近まで上昇していますので、月曜日に関しても27,500円付近を上抜けられるかどうかの攻防を行うのではと考えています

直近の日経平均は27,300円周辺を上側にして、下値を切り上げる三角持ち合いの状態となっていて、この値動きを見せた場合多くのパターンでは上抜けをして上昇へと舵を切ります

上値抵抗が強くなかなか堅調な上昇相場へと移行しにくい状態は続いていますが、確率としては上昇方向へと舵を切ることが多いパターンの中にいることも確かだと思います

また直近の高安の半値基準付近で下落を押しとどまっているのも相場の方向感を判断するにはポジティブな材料だと考えています

インジケーターではADXは14台を下落推移、現在はレンジ相場だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは49台を下落推移、特に過熱感もなく反落の兆候はありません

RSIシグナルも順調に上昇をしてきていて、51台まで回復していることから特に相場の方向感が悪くなっているという感じでもありません

MACDは横ばい気味に推移、MACDシグナルとの乖離幅を縮小しています

現在はADXが下落基調ですので、MACDオシレーターの反転が相場の反落へのシグナルとして機能する可能性は低いと考えていますので、特に悪材料になることはないだろうと判断しています

一方でMACDは-13.85と、そろそろ強弱の分かれ目である0を上抜けてきそうで、この点は相場にはポジティブな材料だと考えています

アメリカ市場に比べると日中のボラティリティは低く、方向感に欠けるような値動きをしている印象がある日経平均ですが、この値動きは27,500円を上抜けるまで続く可能性があるのではと危惧しています

月曜日こそギャップアップで始まると思いますが、寄り付きの価格はちょうど節目だと以前から考えていた27,500円の水準で、ここをそのまま上抜けられるかどうかが勝負になりそうだなと考えています

チャート形状から考えても下値を切り上げる三角持ち合いの状態で、これから上昇方向への推移を開始する確率のほうが下落確率より高いと考えていいと思いますし、オシレーターにも過熱感はありません

海外系証券会社の先物などの状態を見ても、ここから強く下方向に構えているところはありません

日経平均に不安材料があるとすれば、やはりドル円相場の円高推移でしょう

アメリカ市場が強い上昇をしても、為替が円高方向へと触れ始めると、その分だけ上昇力をそがれてしまいます

FOMCでの利上げ軟化が株式市場にポジティブな材料である反面、為替市場では円高方向への推移が起こる材料となってしまい、日本市場にはネガティブな面もあります

ここ最近の上値が重い展開は、このドル円相場の推移が関係しているのではと考えていますが、この作用はFOMC通過後に米長期金利の値動きがある程度治まるまでは続く可能性もあるのではと考えています

これを打開するには、ここから本格化する日本国内の個別の企業決算で良い材料が出ることで、27,500円の壁を上抜けてしまうことが必要なのではないかと考えています

そしてFOMC前の水曜日の値動きは、前日に発表されるトヨタ・ソニー・三菱重工・三井物産・住友化学・TDK・花王などの多くのセクターの大手企業の決算内容次第だろうと思います

予想としてはそこまで軟調な企業決算は出てこないだろうと見込んでいますので上昇予想となっていますが、予想外に悪い決算が出てこないかには要注意だと思います

特にトヨタの決算をかなり警戒しています

以上のことからこれから1週間の日経平均は、上昇推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,400円の上抜けです

ここまで上下どちらにも窮屈な値動きを続けてきた日経平均ですが、その流れが一変するかもしれない強い値動きが出てくる可能性が高まるポイントだと思います

ここから先の週内のイベントを考えると、ここまで強い値動きが出てくるきっかけがあるとすれば、よほど強いアメリカ株の上昇か、日本企業の予想を大きく上回る決算が連続して発表されている場合だと考えられます

10月に底値を付けた日経平均のここまでの値動きは、価格帯に少しずれはあるものの6月20日の底を付けてからの値動きと非常に類似点が多い値動きを続けています

違いがあるとするともみ合っている価格帯が上にずれていることですが、今後の値動きのイメージを考える上では非常に参考になる値動きだと思います

このずれを考慮すると27,500円周辺でもたついている日経平均がその水準を強く上抜けた場合28,400円まで上昇、一旦そこで値を少し固め再上昇し、30,000円を目指すような値動きを年末に向けて見せてくる可能性があるのではと考えています

日柄的に考えても7月に急上昇したタイミングが日本市場の11月4日あたりに該当しますし、イベントスケジュールを考えても十分に可能性があると思います

高値目処は場合によっては30,000円の水準を目指す可能性もありますので、注意しておきたいポイントだと考えています

下落方向は26,900円の下抜けです

この価格は金曜日の安値を下回ってしまうということと、エンベロープ中央線を下抜けてしまうという2つの意味があります

強い上昇をする際でも、上昇の最初の場面ではエンベロープ中央線を下抜ける推移をすることは見られます

そのためこの場面で下抜けてもそこまで驚きではないかもしません

一方で金曜日の安値を下回ってもそこまで弱い値動きではなく、相場の方向感を悲観的に考える必要があるとも考えられません

そのためこの価格帯を下抜けたからと言って、日経平均が25,600円を下抜けるような推移へと向かうとは考えていません

ただここで景気がリセッションを起こす際に見られる、米長期金利の上昇と円高推移の発生が合わさっている場合には要注意です

米長期金利の低下と円高推移によって日経平均の値動きが軟調となった場合や、今後のFOMCでの利上げが引き続き強いという材料が出てきて米長期金利が上昇し円安推移が進んだ場合に下落した場合であれば、仮に強く下落しても25,600円で止まって横方向のレンジ相場気味に推移すると思います

ですがそこに材料としてリセッションが加わると安値模索に入る可能性があり危険ですので、一応注意ポイントとして設定しておきたいと思います

ただこのような状況になる確率は、今のところかなり低いと思いますので、そこまで気にしなくていいと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円高、予想値幅は144円80銭から148円20銭です

予想値幅下限はエンベロープ下限の価格を、上限はエンベロープ上限と中央線の中央の価格を目処に設定、週初はエンベロープ中央線付近を横ばい気味に推移し、FOMC通過前後から円高推移を開始する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日は急激な円高推移に日本政府が24日に引き続き為替介入を行ったとの観測が広がりますが、日米の金利差拡大基調に変化はないとの見方から反落し円安、火曜日はFRBが年内に利上げペースを緩めるとの見方に加え、発表された経済指標が景気減速を示したことで米長期金利が大幅に低下し円高、水曜日は引き続きFRBが年内に金融引き締めを緩めるとの観測から米長期金利が低下し円高、木曜日は7-9月期のアメリカ実質国内総生産はプラスに転じるも個人消費が鈍化、景気先行き不安から米国債が買われ米長期金利が低下し円高、金曜日は日銀金融政策決定会合で金融緩和維持の方針を決定、黒田総裁も発言で早期の利上げは考えていないと発言、米長期金利も上昇していたことから日米金利差の拡大を見込んだドル買いが優勢となり円安推移して週の取引を終えました

月曜日に強い為替介入があり非常に驚きましたが、そこからは米長期金利の値動きに追従するように上下した印象でした

米長期金利はFOMCを控えて下落基調ではありますが、このまま本当に下落を継続していくのかは不透明で、仮に強い上昇があれば円もドルに対して安い状態になると考えられますので、まだ一方的な円高推移が発生すると断言できる市場環境にはなっていないといった感じです

米10年債利回りのチャート

これから1週間の主なイベントですが、最も緊張感を持って見守りたいと考えているのが、水曜日に予定されているFOMC終了後のパウエルFRB議長の定例記者会見です

31日(月)  	欧10月消費者物価指数
			日外国為替平衡操作の実施状況
			米10月シカゴ購買部協会景気指数
1日(火)		米FOMC1日目
			豪準備銀行政策金利発表
			米10月製造業購買担当者景気指数・改定値
			米10月ISM製造業景況指数
2日(水)		日銀金融政策決定会合議事要旨
			日10月マネタリーベース
			米10月ADP雇用統計
			米FOMC終了後政策金利発表
			パウエルFRB議長定例記者会見
3日(木)		ラガルドECB総裁発言
			英イングランド銀行政策金利
			英中銀金融政策委員会議事要旨
			米9月貿易統計
			米前週分新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者
			米10月サービス・総合購買担当者景気指数
			米10月ISM非製造業景況指数
			米9月製造業新規受注
4日(金)		ラガルドECB総裁発言
			欧9月卸売物価指数
			米10月雇用統計

ここまでの1週間でドル円相場が円高方向へと推移する傾向があった強い要因は、FRBの強い利上げ姿勢の後退から米長期金利が下落したことではと考えています

この傾向が今後も継続するかどうかは、アメリカが今後の利上げペースをどうコントロールしていくつもりなのかにかかっているところが大きいと思いますので、パウエルFRB議長がはっきりと今年中に利上げペースを軟化させると表明するのか、それとも市場予想に反して強い利上げ姿勢の継続を発表してしまうのか、ここはしっかり確認しておきたいところだと考えています

仮にですが、パウエルFRB議長がはっきりとした内容を発表しなかった場合、その後に2回控えているラガルド総裁の発言と、イングランド銀行の利上げペースが材料になる可能性があります

水曜日の時点でFRBの利上げペースの縮小がはっきりと示されてしまえば、その後のラガルド総裁とイングランド銀行の利上げはドル円相場にとっては強い材料とはならない可能性もあるのですが、パウエルFRB議長の発言からだけでははっきりと判断できない場合は、これらのイベントにも注意が必要だと思います

日本からの材料としては、月曜日に発表される外国為替平衡操作の実施状況を確認しておきたいと考えています

ここまで日本政府と日銀は、かなり規模も回数も思い切った介入を行っていましたので、10月の介入実績が9月28日までの約2兆8千億円と比べどの程度で、余力がどの程度ありそうなのかを推測できるかと思います

ちなみにですが、積極的に為替介入をできるのは最大で外貨準備の10%程度、8月末の時点から考えると日本円にして約7兆円程度だと見込んでいます

これは以前為替介入が行われた際、10%程度が閾値だという内容を榊原さんが発言されていましたので、それを参考にしています

ただこれは上限値ではなく、これ以上でも介入を行う可能性はあるとは思います

この付近までであれば思い切った介入を行う余力があると考えるべきだろうという、一旦の目処として意識しているといった感じです

そして週末に発表されるアメリカの雇用統計は、結果のいかんにかかわらずドル円相場が急激に変動することのある非常に危険なイベントです

非農業部門雇用者数変化と失業率のどちらも市場予想では悪化見通しですので、通常であれば景気悪化懸念から債券が買われドル円相場は円高方向へと向かうはずですし、FRBの利上げ姿勢軟化が意識されれば債券が売られ円安方向へと向かうはずです

ただ結果の内容にかかわらず、急激な値動きをする可能性のあるイベントの上に、どちらの値動きが発生するのか不透明ですので、イベント通過時の高いボラティリティを伴った値動きには要注意だと考えています

チャートのテクニカルでは、木曜日までの下落でいったんはエンベロープ中央線を下抜け金曜日に一気に中央線上まで回復、日中のボラティリティが高い状態が継続しています

この値動き自体はエンベロープ内に日足が戻ったところから起こるだろうと考えていた値動きですので、特に驚くものではないと考えています

ここからは以前の値動きと同様の推移が起こるのであれば、上値が重いような値動きで横ばい気味に推移、落ち着いたところで再度下落方向へと切り返すパターンが多くみられています

今回も相場の転換タイミングとして週内にFOMCや雇用統計が控えていますので、この辺りが転換点になるのではと考えています

現在のところ米長期金利に大きな影響を及ぼす可能性のある2日目のFOMCとパウエルFRB議長の定例記者会見がある水曜日が転換点になるのではと予想しています

その後はまずはエンベロープ下限への接触を見せるまで下落、そこからそのまま一目均衡表の雲を目指して下落が続くものと考えています

インジケーターではADXは25台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは55台を上昇推移、かなり過熱感が高かった水準からいったん50にタッチする直前まで調整して、現在は小反発しています

下落してきているRSIシグナルへの接触を見せる程度までは反発をする可能性はあるものの、特に方向感を感じ取れる位置ではないと思います

あえてどちらかと判断するのであれば多少過熱感は残っていますので、下落方向へと動く可能性のほうが高そうだといった程度だと判断しています

MACDは下落推移を継続していますが少し下落速度が低下、MACDシグナルとの乖離幅が縮小傾向になりました

大きな変化ではありませんし現在は相場の方向感が失われている状態だと判断していますので信頼度が高いシグナルではありませんが、継続的にMACDオシレーターが0に向かって収束を続けていかないかどうかには注意が必要だと思います

仮にMACDオシレーターが収束を継続した場合、木曜日の円高水準が当面の下値となる可能性もあります

ただこれに関しては、今のところ可能性は低いだろうとは考えています

ボラティリティが高い状態が続いているドル円相場ですが、値動きの基本は以前までの調整局面とよく似たものとなっています

インジケーターにはそこまでの過熱感はなく方向感を読み取ることは難しい状況ではありますが、予定されているイベントやその内容を考えても米長期金利は低下傾向になる可能性もあり、ドル円相場には円安バイアスがかかる可能性のほうが高いだろうと考えています

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週初はエンベロープ中央線付近を横ばい気味に推移し、FOMC通過前後から円高推移を開始する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は149円30銭の上抜けです

ここはエンベロープ上限の価格帯ですが、ここを上抜けてくる場合、ドル円相場は再度円安方向へと推移を開始する可能性が高まると考えています

この値動きが起こる際には、おそらく米長期金利の上昇を伴ったものになっていると思います

想定されるのはFOMC後のパウエルFRB議長の定例記者会見で、12月以降のFRBの利上げ幅縮小見通しが確認できず、相変わらずタカ派を維持していると判断された場合だろうと思います

その際には米長期金利が一気に上昇、ドル円相場もかなり高いボラティリティを伴いながら円安推移を開始するものと考えられます

可能性としては低いとは思いますが、ありえないことではありませんので注意したほうがいいとは思います

この値動きをした際にもう1つ気を付けたいのが日本政府と日銀の動向です

そこまで強い円安推移が発生した場合、どこかのタイミングで為替介入を行ってくることが想定されます

強い米長期金利の上昇を伴っている場合は介入があっても相場の方向感が変化することはないかと思いますが、一旦は一気に数円の値幅で円高方向に振れる可能性がありますので注意が必要だと思います

下落方向は144円80銭の下抜けです

想定しているよりスピードの早い円高推移です

FOMCでFRBの姿勢がかなりハト派に傾いた場合に起こりえる値動きです

この場合ドル円相場は想定しているより速いスピードで円高推移を継続、エンベロープ下限を下抜けた後は高いボラティリティを伴いながら、一目均衡表の雲を目指して一気に下落する可能性があります

イメージとしては今年7月下旬にあったような急激な円高推移です

このタイプの調整が起こりえますので、ロングポジションを持っている場合には注意したほうがいい値動きだと考えています

あとがき

株式市場に関して

アメリカで発表される企業決算は強弱入り混じり、いったん売られた銘柄に買い戻しが入るなど、FOMCの今後の利上げペース減速を織り込むような値動きが見られています

その値動きは日本市場にも影響を及ぼしているものの、為替の推移が株式市場の推移と逆行することで、日経平均は上げ幅も下げ幅も比較的マイルドなものになっていると思います

ただここからは日本市場にも個別企業の決算が材料として入ってきますので、日経平均独自の値動きを見せてくる可能性は大いにあります

特にこれから1週間と11月第2週までは企業決算が続きますので、その傾向は強まるものと考えられます

一方で無視できないのがアメリカで開催されるFOMCの結果と米中間選挙です

FOMCの結果で気を付けなければならないのは、市場予想通り11月の利上げ幅が75bpであり、12月のFOMCから利上げ幅が縮小されていくのかどうか、この2点だと思います

特にFOMC後のパウエルFRB議長の定例記者会見には要注意で、ここで変な文言が出てくると相場が急落しかねません

ここまでの相場でもCPIの度に期待感から相場が上がり反落するということを繰り返していますが、今回はそれが起こらないことを祈るばかりです

私自身はパソコンが壊れるというトラブルからいったん相場から完全に手を引いてしまっている状態ですので、ここはFOMCをしっかりと通過するまで様子見をするつもりですが、その後に上昇が続くようであれば再エントリーをしっかり狙わねばと考えています

ドル円市場に関して

ドル円相場にとって11月2日のFOMC後の政策金利発表とパウエルFRB議長の定例記者会見は、今後の相場の方向感を考えるうえで非常に重要なイベントになると考えています

ここでFRBがタカ派を維持、今後も強い利上げ姿勢を堅持した場合は、米長期金利は再上昇を開始してドル円相場には円安バイアスが、FRBがハト派に変化した場合は、今後の利上げ姿勢が軟化して米長期金利が下落、ドル円相場には円高バイアスがかかるものと考えられます

今のところ市場の見通しではFRBはハト派に傾くとの観測が主流で、米長期金利もどちらかというと低下傾向です

このまま無事にFOMCを乗り越えてくれるといいのですが、今年は何度も楽観的な見通しに裏切られることがありましたので、ちょっとトラウマになっています

今回のFOMCが今年最後のトラウマ、なんてことにならないといいなと思っているのですが、通過してみるまではわからないというのが正直なところです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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