FRBの強い利上げ姿勢とイギリスの金融不安

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想を毎週水曜日と土曜日に配信している週間株為替予想です

最新情報をチェックするためにチャンネル登録をしていただき、コメントやグッドボタンで反応をしていただけると励みになりますので、お時間がございましたらよろしくお願いいたします

また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください

【日経平均・ダウ・ナスダックの予想】明暗が分かれるセクター、半導体への売りとディフェンシブへの買い【週間株価指数予想】
FRBの利上げ積極化懸念が高まる中でハイテク銘柄には売り圧力がかかり続けていましたが、バイデン大統領の対中半導体輸出規制強化がさらに足を引っ張ります。ナスダックの下落率はニューヨークダウに比べても大きく、直近の安値も割り込んでしまいました。...
【ドル円相場の予想】FRBの強い利上げ姿勢とイギリスの金融不安を背景に進む円安推移【週間ドル円予想】
アメリカではFRBの強い利上げ姿勢が警戒される中で米長期金利が上昇、日米金利差に着目したドル買い円売りが進んでいます。イギリスからは14日までとされていた債券買い入れ期限の延長は行わないとイングランド銀行が表明、このままではもう1度金融不安...

ニューヨークダウの週初からの振り返りと週末までの予想

5月19日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月17日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

今週のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は27,900ドルから30,000ドルに設定しました

予想値幅下限はこのまま下落をしたと想定した場合の週末のエンベロープ下限の価格を、上限は金曜日の下落の窓埋めをしたと想定した場合の上側の節目の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想しました

週末までのニューヨークダウの予想は、週初の内容を継続します

月曜日は先週に引き続きFRBの積極的な金融引き締め継続への警戒感から売りが出て小幅下落、火曜日は短期的な買戻しが入りますが、卸売物価指数や消費者物価指数の発表を控える中でクリープランド連銀のメスター総裁がタカ派発言を行うなどFRBの強い利上げ姿勢の継続が意識され、上げ幅を縮小して小幅高となっています

週が始まってから消費者物価指数という大きいイベントを前に相場の方向感がつかみにくく、日中のボラティリティは高いものの終わってみれば値動きは小幅という状態が続いています

嵐の前の静けさと言った感じでしょうか

これから先の週内のイベントですが、ここからが本番です

10日(月)	債券市場休場
12日(水)	9月卸売物価指数
		FOMC議事要旨
13日(木)	9月消費者物価指数
		前週分新規失業保険申請件数・継続受給者数
14日(金)	9月小売売上高
		10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

水曜日には9月卸売物価指数とFOMC議事要旨、木曜日には9月消費者物価指数、金曜日には9月小売売上高と、かなり注目度の高いイベントが控えています

特に卸売物価指数と消費者物価指数はダイレクトにFRBの利上げ姿勢の判断に結びついてきますので、市場予想からの上振れが起こらないかには警戒が必要だと考えています

発表された結果が市場予想から上振れした場合、株式市場には強めの下落が発生する可能性が高いだろうと考えていますので要注意です

チャートのテクニカルでは、月曜日は先週の下落を引き継ぐように下落、ですが下落幅は小さく買い向かう動きが見られています

火曜日の日中の値動きに関しては米長期金利の動向に左右されていて、FRBの利上げ積極化姿勢が重荷になっている印象です

今週に入ってからボリンジャーバンド中央線が上値抵抗になっていますので、まずはこの中央線の上抜けを見せてこないと相場の短期的な転換が確認できない状態です

このチャートでは表示できていませんが、月曜日と火曜日の下値はボリンジャーバンドの1σに支えられるような形になっていて、底堅い値動きを維持しています

9月30日の直近安値を下回っていないのもニューヨークダウには支援材料です

一方でテクニカル的に不安材料があるとすると、ニューヨークダウの現在の水準はコロナショックによる下落が起こる直前の高値と面合わせしている点です

ここからさらに下落すると2020年11月に開けた窓がありますし、心理的にも弱気に傾く可能性があります

そのため下落方向に相場が動き始めた場合は、少し大きめの下落幅が発生する可能性が高い点には注意した方が良いだろうと考えています

インジケーターではADXは27台を横ばい気味に推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは38台を横ばい気味に推移、RSIシグナルとの接触を見せながら下落を思いとどまっています

安値を付けもう1度底値を試しに行く際によく見られる値動きで、考えられるのは2パターンです

1つはこのままRSIシグナルを下支えに耐えて再上昇、もう1つはRSIシグナルが30接触までもう1度下値模索に入る値動きです

1つ目であれば恐らくこれ以上の大きな下落は無く底堅い値動きに、2つ目であれば直近安値を下回るもののそこから反発に入るパターンです

1つ目のパターンは非常にオーソドックスで、RSIの値動きと日足の値動きはリンクしています

普段の値動きでもよく見られますので特に悩ましい値動きでは無いと思います

2つ目のパターンの場合もポジティブで、RSIは以前ほど低い場所には下落しません

そのため日足では安値を更新、RSIでは底値を切り上げと言うコンバージェンスが見られるはずです

この仮定では大きな下落が発生しないという前提条件は必要ですが、テクニカル的にはこの2つのどちらかに入りやすいタイミングだろと考えています

MACDはMACDシグナルの上を横ばい推移、MACDシグナルとの乖離幅が縮小しています

今のところ強い下落トレンドからの転換をした後は方向感が無くなっていることがうかがえる状態ですが、形状としては決して悪いものではありません

再度強い下落に入ってしまうと形状としては良くないなと思っていましたが、現在の所落ち着いている印象で、経済イベントを順調にこなせれば再上昇に入るタイミングではありそうです

水曜日の夜には卸売物価指数とFOMC議事要旨の公表、木曜日の夜には消費者物価指数と、最近の相場には大きな影響を与えているイベントがあります

ここで急落を起こす可能性は十分にあり警戒する必要はあるとは思います

一方でここまで発表されているCPIの数値は、前年比を5月から並べてみると、8.3・8.6・9.1%と7月までは上昇傾向、8月からは8.5・8.3%と下落傾向に変化しています

9月に発表されたCPIは市場予想の8.1%を上回りインフレ鈍化ペースが思っていたより遅かったことで市場はネガティブな反応を示しましたが、下落基調であることは確かだと思います

ニューヨークダウのテクニカル的な環境を考えても、今回のCPIで下落してもそこがあく抜けに、仮に下落が起こらなければここから年末に向けての上昇が起こるタイミングではと考えています

ナスダックの週初からの振り返りと週末までの予想

5月24日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月16日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

今週のナスダックの予想は下落、予想値幅は10,000ポイントから10,900ポイントに設定しました

予想値幅下限は2020年6月下旬にもみ合った価格帯を、上限は金曜日の最高値の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想しました

週末までのナスダックの予想は、週初の内容を継続します

月曜日はFRBの金融引き締め懸念と共にバイデン大統領の対中半導体輸出規制強化が嫌気され半導体株に売りが出て下落、火曜日はここまでの下落に対する短期的な買戻しが入りますが、ニューヨークダウ同様再度売られてしまい下落してしまいました

米長期金利の上下に振り回される中でバイデン大統領の発言にも振り回され、ナスダックの値動きは踏んだり蹴ったりの状態です

特にSOX指数に見られるように、半導体関連銘柄への売りは非常に強い状態となってしまっています

これから先の週内のイベントに関しては、気を付けたいのはニューヨークダウと同じですが、危機感としてはナスダックの方がかなり強いです

10日(月)	債券市場休場
12日(水)	9月卸売物価指数
		FOMC議事要旨
13日(木)	9月消費者物価指数
		前週分新規失業保険申請件数・継続受給者数
14日(金)	9月小売売上高
		10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

FRBの利上げ積極化懸念からの相場への下押し圧力は、ニューヨークに比べナスダックの方が大きなものになる可能性が高いですので、ニューヨークダウ以上に注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、月曜日の下落では9月30日の安値を少し下回ったものの比較的底堅い値動きをしていましたが、火曜日には今年の最安値を更新、エンベロープ下限の下抜けも見せてきました

ナスダックは強い下落をし始めるとエンベロープ下限の下抜けを見せることは多いので、今回も通常通りの値動きと言った感じです

ここから下の価格帯の支持になるのは2020年の際の上昇相場であった値動きによる節目になると考えられますが、ナスダックの2020年時の上昇は堅調なもので、ある程度細かい値幅で下値支持が存在していると考えられますので、ニューヨークダウの底値の下抜けに比べるとそこまで危機感は高くない状態だと判断しています

ここから先の直近の下値目処から考えると、もう1段の下落があった場合10,200ポイント程度までは下押される可能性があるかもしれないと考えていますので、ニューヨークダウに比べると下落率が大きくなるかもしれない点には注意が必要だと考えています

インジケーターではADXは32台を上昇推移、再度トレンド相場へと入る可能性が高まっている状態です

ナスダックのインジケーター

MACDは下落推移を開始、MACDシグナルの下抜けを始めています

ここまでの強い下落推移からMACDのMACDシグナル上抜けでトレンド転換と判断していましたが、ここに来て再度下落トレンドに入ってしまう可能性が高まっています

MACDシグナルが下落を始めているのも悪材料です

RSIは34台を下落推移、RSIシグナルの下抜けを見せています

安値圏であることは確かなのですが、これが反発のシグナルになるのかは判断が難しい所です

仮にですがナスダックがすでに新しい下落トレンド相場へと再突入している場合、RSIが低位であるという事自体は反発のシグナルにならない可能性がありますので、注意が必要だと思います

ここ数営業日で反発が見られるかどうかが勝負になるかもしれません

ニューヨークダウが底堅い値動きを見せていることに比べると、ナスダックの値動きは非常に不安定なものになっています

米長期金利の上昇がハイテク株にマイナスに働くこともありますが、今週に入ってからあったバイデン大統領の対中半導体輸出規制も悪材料となってしまっています

期待されていたダブルボトムの形も下抜けてしまい、相場展開としては弱いものになってしまう可能性が高まっています

CPIの通過が相場の転換点になる可能性はあるものの、あまり楽観的に考えるわけにもいかず、もう少し下値模索をする可能性を考慮しながら反発に備えると言った難しい対応を迫られている状態だと考えています

日経平均の週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

今週の日経平均の予想は下落、予想値幅は25,600円から27,400円に設定しました

予想値幅下限は10月3日の安値の価格を、上限は10月6日の高値の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想しました

週末までの日経平均の予想は、週初の内容を継続します

月曜日はスポーツの日で休場、火曜日は先週金曜日にアメリカで発表された雇用統計の強い内容からアメリカ市場が下落していたことと、バイデン大統領の対中半導体輸出規制強化が悪材料となり大幅下落しました

先週金曜日のアメリカ株の下落は非常に大きく、しかも月曜日も続落していましたので、火曜日の日本株がある程度大きく下落したのは仕方なかったかもしれません

ただ火曜日の日中の値動きはかなり弱い印象がありました

これから先の週内のイベントですが、水曜日の機械受注の内容が気になるところですが、この動画が公開されている時点で結果は発表されてしまっていると思います

10日(月)	休場・スポーツの日
11日(火)	8月国際収支・貿易収支
		9月景気ウォッチャー調査
12日(水)	8月機械受注
13日(木)	9月国内企業物価指数
14日(金)	9月マネーストックM2

市場予想では前月比でマイナスの見通しでしたが、その内容は更に下方修正されていることが気になります

火曜日に発表された9月景気ウォッチャー調査に関しても50を下回る結果となっていて、2営業日連続で景気動向の悪さを確認しなければならなくなるかもしれません

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロは下目線と判断しています

ABNアムロとJPモルガンのオプション動向

CALL26,500・27,125円の2か所で買い建玉が多いですが、26,500円の建玉残はニュートラル、27,125円はマイナスです

一方でPUT26,000円での買い建玉残を増やしていて、売りに回った26,500・26,250は買い建玉残が残っています

26,125円こそ売り建玉残となっていますが、26,000円の買い建玉残が強い印象です

その下の25,500円に関しては売り建玉残を増やしていますので、ここまでの下落は見込んでいない可能性があります

JPモルガンはCALLを買ってPUTを売っていることからも上目線だと判断しています

こちらはシンプルに上目線との判断でいいだろうと考えています

オプション全体の取引では、火曜日はPUT優勢で下目線、特にPUT26,000円の取引が活発でした

一方でCALLでは27,000円の取引が活発で、火曜日の終値からはかなり価格差があります

これに対をなすように建玉が多かったのはPUT25,500円、直近の下値目処は26,000円近辺、値動きとしてはボラティリティが高まる可能性を考慮して25,500円から27,000円をレンジとして意識しているのかなと言った感じです

225mini先物では、ABNアムロは少し上目のニュートラル、ただ10月限から12月限に大きくロールオーバーを開始しています

トータルではちょっとプラスと言った感じですが、12月限が大きくマイナスになっていましたので買戻しが入ったのは好材料です

ただ12月限の建玉残は週末の発表が無く、公表されている以外の取引があった場合は大きく建玉残が修正される可能性がありますので、注意が必要だと思います

12月限の建玉残はあくまで参考と考える程度が良いと思います

JPモルガンは下目線、特に12月限の売りが強く、オプションとは反対方向に動いている状態です

225ラージとTOPIX先物では、CTAのモルガンはちょっと上目線、グローバルマクロの3社は下目線でした

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

1営業日のみの値動きですのではっきりとした方向感を読み取ることは難しいですが、短期的には下方向への警戒感が高まっている印象があります

海外系証券会社の総合的な方向感は、ABNアムロは比較的下目線、CTAのクレディスイスはニュートラルでモルガンは上目線、グローバルマクロのゴールドマン・シティは下目線、JPモルガンはニュートラルと言った感じです

225ラージとTOPIXの両先物の建玉残を見てもまちまちと言った感じで、方向感がつかみにくい状態です

チャートのテクニカルでは、月曜日の休場明けの火曜日は窓開けをしながら大きく下落、日中の値動きでも下値模索をするように下げ幅を拡大しました

ボリンジャーバンド中央線を一気に下抜けていて、相場の方向感としては悪化している印象があります

底値を付けるように反発した場合でも、一旦下押されるとボリンジャーバンドの1σまでは下押されるパターンが散見されますので、今回もこのままの値動きで行くと26,160円を下抜ける水準までは下落が継続するかもしれない点には注意が必要だと思います

火曜日単体の下落は大きなものでかなり印象が悪いですが、推移している価格帯としてはそこまで悲観的になる必要もないかなと思われる水準です

25,500円の下抜けを見せるまでは、通常のレンジ相場を継続している印象が強い状態です

インジケーターではADXは24台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは40台を下落推移、RSIシグナルの下抜け直前です

ここから下落が継続した場合でも、強い勢いの下落でなければ、RSIの30接触前後で下落は止まる可能性が高いだろうと判断しています

一旦は50まで上昇したことを考えると、過熱感を取る値動きとしては通常みられるもので、特に不自然だとは感じられません

MACDは下落を開始、MACDシグナルとの乖離幅を縮小しています

一旦は相場の下落トレンド突入を防ぐように上昇していましたが、再下落を開始してしまいました

今のところそこまで悪い形状でもないのですが、ここから強い下落が継続してしまうと、再度ADXが上昇を開始して下落トレンド相場へと突入してしまう危険性があることも確かではあります

この点には十分に注意した方が良いだろうとは考えていますが、今のところそこまで悲観的には考えていません

今年に入ってから底堅い値動きを継続している日経平均ですが、相変わらず下値は堅そうな印象があります

半導体銘柄には弱い所が見られ始めている一方で、コロナによる入国規制がかなり緩和されることでインバウンド銘柄に買いが入るなど、セクターによっては強弱感が見られ始めています

日経平均全体としてはそれらの強弱感を折り込みながら、比較的堅調な値動きを継続していくのではと言った印象があります

ドル円相場の週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

今週のドル円相場の予想は円安、予想値幅は144円50銭から147円00銭に設定しました

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は緩やかな上昇を継続した場合に想定されるエンベロープ上限の週末の価格を目処に設定、緩やかな円安推移を続ける展開を予想しました

週末までのドル円相場の予想は週初の内容を継続します

月曜日は10日にブレイナードFRB副議長がタカ派発言、7日に発表された米雇用統計の結果が市場予想より改善傾向だったこともあり米長期金利が引き続き上昇、日米金利差の拡大を見込んだ円売りドル買いが優勢となり円安、火曜日は水曜日にアメリカで発表される卸売物価指数や木曜日に発表される消費者物価指数を控えて、FRBの利上げ継続が意識され米長期金利が高止まりして円安推移しています

米10年債利回りのチャート

イギリスでの債券市場の混乱に伴うイングランド銀行の債券買い入れが14日まで予定されていますが、これに関しては期限の延長を行う予定は無いとの発言が出ています

再度イギリスから金融不安が広がる可能性もあり、イギリス政府の対応次第というところもありますが、今後の為替相場への不確定要素として意識しておかなければならない厄介な要因の1つとなってしまっています

火曜日の円安推移にはポンドがユーロやドルに対して下落したことで、ドル円相場でも相対的にドルが買われる動きにつながっていて、今後も同様の値動きが起こらないかには警戒が必要だと思います

これから先の週内のイベントですが、米長期金利の動向に大きな影響を与えそうなイベントに注目しています

10日(月)	米債券市場休場
11日(火)	日8月国際収支・貿易収支
		英9月雇用統計
		英ベイリーBOE総裁発言
12日(水)	米9月卸売物価指数
		米FOMC議事要旨
13日(木)	米9月消費者物価指数
		米前週分新規失業保険申請件数・継続受給者数
14日(金)	米9月小売売上高
		米10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

水曜日の9月卸売物価指数、そしてFOMC議事要旨、まずはこの2つのイベントがあります

次に来る木曜日の9月消費者物価指数、こちらが本命です

市場予想より強い結果が出てきた場合は、FRBの強い利上げ姿勢継続が意識され米長期金利が強く上昇する可能性がありますので、その際には円安推移に注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは、先週末から上昇を開始していましたが、その勢いが止まりません

介入が行われる以前のドル円相場であれば、更に勢いを増して上昇を継続してもおかしくない局面です

上値抵抗として存在しているのは、為替介入のあった9月22日の高値である145円89銭ですが、上抜けを起こすのも時間の問題だと思います

テクニカルではざっくりした上値目処を考えることはできるものの、細かな価格帯での上値目処を考えるのが難しい状態です

インジケーターではADXは23台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは66台を上昇推移、割高である水準を維持してしまっています

なかなか過熱感が取れない状況が続いてしまっています

もう少し下落をしてもおかしくない状況なのですが、もう1度70への接触を見せるなど、もう少し過熱感が高まらないと再下落には入りにくい状況なのかもしれません

MACDはMACDシグナルの下を下落推移していたところから横ばい気味に変化、MACDシグナルとの乖離幅を縮小し続けています

6月から8月にも見られた値動きと似てきていますが、この時の再現が行われるのであれば一旦はMACDがMACDシグナルを上抜けて、そこから再下落が発生するものと考えられます

RSIに関してもイメージとしては同様です

ドル円相場に過熱感があることは確かですし、強い上昇トレンドはいったん終了していると判断できるインジケーターの推移も確認できます

それでもドル円相場の円安推移が止まる兆候が見られません

一方で強すぎる円安推移は日本政府の為替介入を誘発する可能性があり、そのタイミングを見極めるのは至難の業です

円安方向への上昇が継続する中で、いつ行われるかわからない為替介入への対応も求められてしまう非常に難しい相場環境だと言えます

ただここで注意したいのは、今年3月から始まった強い円安推移の中でも、2回大きめの円高調整がありました

特に6月からの相場がわかりやすいのですが、現在のドル円相場は円高方向への強めの調整に入る可能性が高まっているようなインジケーターの形状になっています

外部環境的に考えても、今年中に関しては更に日米金利差の拡大が起こる可能性はありますが、来年にかけてはその勢いは緩やかになるはずです

ここからさらに円安推移が起こったとしてもその上値は限定的で、以前までのようなどこまでも円安推移が発生するかもしれないと警戒していた時期とは環境が変わっている可能性が高いと思います

ドル円相場への円安バイアスが年末にかけて徐々に弱まっていく可能性が高いと思いますので、この辺りの相場の変化を敏感に感じ取っていかないと、どこかではしごを外されるように急に円安方向から円高に切り替わるタイミングがあるかもしれませんので、そろそろ一方的な円安見通しから中長期の予想を切り替える必要があるのではと考えています

あとがき

木曜日にアメリカで発表されるCPIの結果によって、相場は上下のどちらに動き始めても不思議ではない環境になっています

日経平均に関しては底堅い印象があるものの、ニューヨークダウは底が抜けると急落リスクはありますし、ナスダックは現在でも下落基調が継続してしまっています

相場展開としては弱い状況の中、果たしてCPIをきっかけにあく抜けできるのかどうか、結果は過ぎてみなければわからないところもあります

あまり恐れていては投資チャンスを失う反面、無理な投資をすると痛手を負う可能性もあり、私自身もかなり悩んでいます

チャンスであることは確かだと思いますので狙った銘柄の買い入れは行いたいとは思いますが、反落した際に損失を負う覚悟と、思わぬほど下落した際の損切りはしっかりできるようにしなければと思いつつ、トレードに臨みたいと考えています

私の場合は考え過ぎて、火曜日の買いで日和ってしまいました

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

水曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

コメント

タイトルとURLをコピーしました