株式市場に訪れるかもしれない買いタイミングと、ドル円相場に訪れるかもしれない介入タイミング

週間株為替予想

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【日経平均・ダウ・ナスダックの予想】底堅い推移を見せるのなら今年最後の買い場になるかも?【週間株価指数予想】
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【ドル円相場の予想】FRBの強い利上げ姿勢継続観測で起こる米長期金利の強い上昇と円安圧力【週間ドル円予想】
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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

5月19日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月17日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は27,900ドルから30,000ドルです

予想値幅下限はこのまま下落をしたと想定した場合の週末のエンベロープ下限の価格を、上限は金曜日の下落の窓埋めをしたと想定した場合の上側の節目の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日は英トラス政権が最高所得減税の引き下げを撤回、発表された9月ISM製造業景況指数や8月建築支出が市場予想を下回り、FRBの利上げ加速懸念が後退し米長期金利が低下し大幅上昇、火曜日はオーストラリア準備銀行が市場予想の50bpに対して25bpの利上げを行ったことで欧米の主要中銀の利上げ減速化期待が高まり株式市場に買いが入り大幅上昇、水曜日は発表された9月ADP雇用統計と9月ISM非製造業景況指数が市場予想を上回り利上げ減速観測が後退し売られますが値ごろ感から買戻しが入り小幅下落、木曜日は発表された前週分新規失業保険申請件数などは市場予想より悪化し一旦は上昇しますが、翌日に雇用統計を控える中でシカゴ連銀エバンス総裁のタカ派発言もあり下落、金曜日は発表された米雇用統計の内容が市場予想を上回る結果となり米長期金利が上昇、ニューヨーク連銀ウィルアムズ総裁のタカ派発言も加わり大幅下落して週の取引を終えました

FRBの強い利上げ姿勢が継続される中、イギリスの政策転換やオーストラリア準備銀行の利上げペース鈍化を材料に上昇を見せていたニューヨークダウでしたが、週末の雇用統計の結果はこれまでの希望的観測をひっくり返すものになってしまいました

これから1週間の主なイベントですが、月曜日は株式市場に関しては取引が行われていますが、債券市場が休場となっていますので、市場参加者が少なくなると考えられますので、通常であれば値動きは限定的になるところですが、雇用統計での値動きを受けて偏った値動きになる可能性もあり注意が必要だと思います

10日(月)	債券市場休場
12日(水)	9月卸売物価指数
		FOMC議事要旨
13日(木)	9月消費者物価指数
		前週分新規失業保険申請件数・継続受給者数
14日(金)	9月小売売上高
		10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

水曜日の9月卸売物価指数は消費者物価指数の先行指標ですが、前月比では堅調な数字が出てくる見通しで、これに関しては利上げ観測の高まりで株式市場には下押し圧力になる可能性があると考えています

同日に発表されるFOMC議事要旨に関しても、FRBの強い金融引き締めの姿勢を再確認することとなり、下押し要因になるのではと見込んでいます

木曜日の9月消費者物価指数はインフレ指標として注目される経済指標ですが、前月比はやはり少し強い内容が出てきそうで、株式市場へは下押し圧力になるだろうと見込んでいます

卸売物価指数と消費者物価指数に関しては前月比で少し強い内容ですが、コアに関しては逆に少し弱い内容になる見通しですので、どちらが重視されるのかはちょっと判断が難しい所です

同じく木曜日に発表される前週分新規失業保険申請件数などは市場予想では悪化見通しで、こちらは株式市場にはポジティブな材料となるかも知れません

金曜日の9月小売売上高は前月比で少し弱い結果に、ただ自動車を除くと減少幅は縮小していて改善傾向で、こちらも株式市場には下押し圧力になりそうです

最後に10月のミシガン大学消費者態度指数の速報値は消費者信頼感指数の先行指標ですが、こちらも市場予想では堅調な内容となりそうで、株式市場には下押し圧力になりそうです

全体的にアメリカ経済の底堅さを示す内容が出てくる見通しとなっていますが、今の市場環境では強い経済指標の内容はFRBの利上げ積極化懸念へとつながり、株式市場にはネガティブな材料となってしまう可能性が高いと考えていますので、週を通してこれらの経済指標の発表が下押し圧力となってしまう可能性があり、非常に危険な週になるのではと考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日から非常に堅調な値動きに入り短期的な反発局面に入った印象がありました

火曜日には窓開けをして上昇しますが、金曜日に同じように窓開けをして下落、小島を作るように下落してしまいました

またエンベロープ中央線に頭を押さえられる水準で下落を始めてしまいました

更に金曜日の取引が大陰線になってしまいました

この3つはチャート形状としてはネガティブです

一旦の強めの調整を覚悟した方が良い状態で、目処としてはエンベロープ下限への接触までは下値を試しに行く可能性が高まっていると考えています

インジケーターではADXは27台を下落推移、現在は方向感が失われている状態だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは38台を下落推移、一旦は50付近まで上昇していましたがRSIシグナルへの接触直前まで下落しています

金曜日の下落が一時的なものであれば、RSIはRSIシグナルを下支えにして再上昇する可能性もありますが、RSIシグナルの下抜けを見せた場合は再度30を下回るかどうかの水準まで下落を継続する可能性が高まると考えた方が良い局面だと思います

MACDはMACDシグナルの上を下落方向へ推移、MACDシグナルとの乖離幅を縮小し始めました

水曜日にMACDのMACDシグナル上抜けが発生していますので、8月半ばから始まった強い下落トレンド相場はいったん終了していると判断しています

短期的にもう1段の調整を見せる可能性が無いとは言えませんが、ここから再度8月中旬からの下落相場が出てくると考えるのは、テクニカル的には稀なパターンだと考えています

起こるとすれば相場がクラッシュするような強い下落が発生した時だと思います

金曜日にアメリカで発表された雇用統計によってかなり強い下落が発生、ここまでの反発に入るのではと思われた値動きから反転したような状態になっています

ただ直近安値の下抜けをしたわけではありませんし、インジケーターの状態からはここまでの強い下落トレンド相場が一旦終わったと判断していいと考えていますので、そこまで悲観する状態では無いと判断しています

下値目処としてはエンベロープ下限への接触か、そこから少し下抜けるあたりまでの下落が想定されますが、そこからバンドウォークを見せるような下落には発展しないだろうと考えています

週内に関しては予定されている経済イベントの内容が株式相場にネガティブに働く可能性がありちょっと辛い時期に入るかもしれませんが、ここで底堅い値動きを見せられるかどうかが勝負だと考えています

今回下落を起こした材料は、労働市場が強くFRBの利上げ減速観測が後退したものと考えられますが、同様の現象を起こす可能性が高いのが、13日に発表されるアメリカの消費者物価指数です

ここでもう1度強い下落をする可能性はありますが、そこがあく抜けのポイントになるのではと考えています

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は30,400ドルの上抜けです

金曜日の下落から反発を見せて推移を開始、エンベロープ中央線を上抜ける強い値動きです

13日にCPIの発表があり、週初から強い値動きを見せてきた場合はそのタイミングでの再反落が警戒されるタイミングではありますが、CPIをきっかけにこの値動きを見せた場合は、再上昇を開始すると考えられます

金曜日の下落は確かに危険な値動きではありますが、直近安値を下回るまでにはまだ少し値幅に余裕があり、週内に安値更新をしなければまだリバウンド期待は残っている状態です

特に最安値の再更新を見せずに反発をした場合には、強い展開が早いタイミングで訪れる可能性が高まると考えていますので注意が必要だと思います

下落方向は27,500ドルの下抜けです

価格の想定としては2020年8月20日の安値の下抜けを基準に考えましたが、値動きの特徴としてはエンベロープ下限への接触後にそのまま下落を続けてしまうパターンです

丁度9月のCPIからの反落がわかりやすいと思いますが、1営業日の反発があってもまだ底値では無く、翌営業日から再下落し始めます

このパターンに入ってしまうと、もう1度本格的な調整相場に入ってしまう可能性が高まると思います

もう1つ気になるのが、10月に入るまでの下落局面で相場がまだまだ総悲観にならなかった可能性がある点です

今回の下落で一旦相場への希望を失わせるような急激な下落が発生する可能性はまだ残っていますので、その点には注意した方が良いかもしれません

ナスダックの予想と注意ポイント

5月24日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月16日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は10,000ポイントから10,900ポイントです

予想値幅下限は2020年6月下旬にもみ合った価格帯を、上限は金曜日の最高値の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想します

ここ一週間のナスダックの値動きですが 、月曜日は英政権の税制転換や発表された経済指標が市場予想を下回ったことで大幅上昇、火曜日はオーストラリア準備銀行の利上げ幅が市場予想を下回り他の中央銀行の利上げ減速期待から大幅上昇、水曜日は発表された経済指標の強さから売られますが買戻しが入り小幅下落、木曜日は翌日に雇用統計を控える中でエバンス総裁のタカ派発言があり下落、金曜日は発表された雇用統計の内容が市場予想を上回り米長期金利が上昇、ウィリアムズ総裁のタカ派発言も加わり大幅下落して週を終えました

米長期金利の動向はFRBの今後の利上げペースなど金融引き締めがどの程度の強さになるのかに左右される傾向があるだけに、悲観論に傾くと一気に長期金利は上昇、ハイテク株の指数寄与度が高いナスダックはニューヨークダウに比べると強い下押し圧力にさらされてしまう事となってしまいました

これから1週間の主なイベントですが、かなり気を付けたいのは米長期金利の動向に直接的に影響のある3つのイベントです

10日(月)	債券市場休場
12日(水)	9月卸売物価指数
		FOMC議事要旨
13日(木)	9月消費者物価指数
		前週分新規失業保険申請件数・継続受給者数
14日(金)	9月小売売上高
		10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

水曜日の9月卸売物価指数と木曜日の9月消費者物価指数は、インフレの強弱感に直接的に影響をしてくると考えられますので、市場予想より強い内容が出てこないかには要注意だと思います

そして水曜日のFOMC議事要旨ですが、こちらはタカ派の内容を再確認することとなってしまうと考えられますので、恐らく下押し圧力となってしまう事は避けられないと思います

他の経済指標に関しても強い内容が出てきそうですが、ナスダックの場合は特に米長期金利の上昇がダイレクトにハイテク株への売りにつながる傾向がありますので、9月卸売物価指数・FOMC議事要旨・9月消費者物価指数の3か所には特に注意していきたいと考えています

チャートのテクニカルでは、月曜日に強い陽線で底値を付けたナスダックは火曜日に窓開けをしながら強く上昇、木曜日にエンベロープ中央線に接触後に頭を押さえられる形で金曜日に窓開けの下落をしてしまいました

金曜日の陰線は場中でじっくりと下値を切り下げたもので、状態としてはCPIショック後の下落時と似ています

一旦はエンベロープ下限への接触直前まで下落していますが、ナスダックの場合強い下落時にはエンベロープ下限を下抜けることがありますので、もう少し下落する可能性が高いだろうと考えています

今のところダブルボトムを形成した可能性のある6月16日と9月30日の安値を割り込んでいないのは、ナスダックにとっては好材料です

ここからの下落で直近安値の下抜けをすることはあるかと思いますが、ここまでの強い下落相場は一旦終わっている可能性がある点には注意が必要だと思います

インジケーターではADXは上昇推移を開始、ただ少し横ばい気味であることから今のところそこまで強い方向感を示している状態では無いと判断しています

ナスダックのインジケーター

普段の方向感を失っているという表現とは違いがありますが、ナスダックの現在のADXの状態はそれよりは少し方向感が残っている可能性を考慮して表現を変えています

RSIは36台を下落推移、RSIシグナルの下抜けを見せています

50手前までの上昇を見せていましたが少し早めに反落を開始、再度下落方向への推移へと入ってしまいました

このまま30付近までの下落が再度起こる可能性が高まっている状態だと判断しています

MACDは下落を再開、MACDシグナルとの距離を縮め始めています

ここまで下落トレンド相場を継続していましたが、MACDのMACDシグナル上抜けが見られたことで、ここまでの強かった下落トレンドはいったん終了していると判断しています

強い下落相場の場合短期的なMACDのMACDシグナル上抜けが騙しになることがありますのでその点には注意が必要だと思いますが、今回に関しては騙しではないだろうと判断しています

ただ再度MACDのMACDシグナル下抜けは起こる可能性が高く、そこから強い下落が発生しなおさないかには注意は必要だとは思います

金曜日の雇用統計の結果からショックを受けるように下落しているナスダックですが、このまま月曜日以降も下落が続くのか不透明な状態です

週内に予定されている経済イベントも下押し圧力が継続しそうなものがあります

ただインジケーターでは一旦強い下落トレンドが終わったと判断できる内容もありますし、ここからもう1段の強い下落が発生する可能性は、そこまで高くはないのではと判断しています

MACDのMACDシグナル上抜けによる下落トレンドの終了判断に関しては賛否が分かれるところかと思いますが、この判断に関しては今年の下落局面の日数も参考にしています

1月4日から3月14日、4月5日から6月15日と、以前の下落局面では概ね2か月程度で底値を付けて反発に入っています

今回は8月19日から下落を開始していますので、日柄的に考えると10月下旬には底値を付ける可能性が高いと考えています

もう少し下値を探る展開が続く可能性は高まっていますが、そこは底値を拾えるチャンスになる可能性もあるのではと考えています

ただ週内の値動きだけを考えると、まだ少しの間厳しい展開は続くかもしれませんので、その覚悟は持った方が良いかも知れません

以上のことからこれから1週間のナスダックは、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は11,250ポイントの上抜けです

木曜日の上値をエンベロープ中央線に抑え込まれるように反落をしているナスダックですが、11,250ポイントの上抜けを行う場合、この中央線を上抜ける強い値動きとなります

また木曜日の最高値も上回りますので、強い値動きに再度入ったと判断できるタイミングになると思います

週初で強い値動きが出てくるとCPIの結果によって再度下押される心配は残りますが、それでも下値模索に入るような弱い相場展開にはならない可能性が高まると思いますので、反発の勢いに乗り遅れないように注意しなければならないポイントになると考えています

下落方向は9,600ポイントの下抜けです

10,000ポイントの下値設定から多少下抜ける値動きを見せる可能性はあると思っていますが、そこからさらに9,600ポイントを下抜けるような強い下落に発展した場合はちょっと注意した方が良いだろうと考えています

ナスダックには2020年のコロナショックの後に順調に上下しながら上昇し続けた相場がありますので、9,600ポイントの下抜けをしても、その下にも多くの下値支持になりえる価格帯が控えています

そのためここを下抜けたら一気に下落幅を広げる可能性があるという水準は、ほとんど存在していないと考えています

ただここまで強い下落に入ってしまうと、インジケーターが再度下落トレンドを示すようなシグナルを出してくる可能性がありますので、その点には注意した方が良いと思います

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は25,600円から27,400円です

予想値幅下限は10月3日の安値の価格を、上限は10月6日の高値の価格を目処に設定、下落推移を継続する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日はアメリカ株の下落を受け安く始まりますが、短期のリバウンド期待の買いが入り上昇、火曜日はアメリカのインフレ懸念後退による上昇を受け日本株にも買いが入り大幅上昇、水曜日は引き続きアメリカ株の上昇を受け買いが入りますが、買い一巡後は利益確定売りに押され小幅上昇、木曜日はアメリカのSOX指数の3日続伸を材料に半導体関連株に買いが波及、CTAの先物買いも継続しますが引けにかけ利益確定売りに押される形で上昇、金曜日は米長期金利上昇によるハイテク株安を受け売られますが、売り一巡後は主力株中心に買いが入り下げ幅を縮小する形で下落して週の取引を終えました

アメリカ市場を一歩先取りするような形で反発を始めた日経平均ですが、思い起こされるのは3月や6月の強い下落の後の反発です

特にFRBの強い金融引き締めへの姿勢がある中での強い値動きは、6月の反発時からの底堅い推移を思い出させるようなものでした

これから1週間の主なイベントですが、月曜日はスポーツの日で休場となります

10日(月)	休場・スポーツの日
11日(火)	8月国際収支・貿易収支
		9月景気ウォッチャー調査
12日(水)	8月機械受注
13日(木)	9月国内企業物価指数
14日(金)	9月マネーストックM2

火曜日の8月国際収支・貿易収支はマイナス幅が拡大見通しで円安要因になる可能性があり、株式市場に取ってはポジティブな材料になる可能性があります

同日発表予定の9月景気ウォッチャー調査に関しても市場予想は強い見通しで、こちらも相場にはポジティブな材料となる見込みです

水曜日の8月機械受注は前月比で悪化見通し、こちらは株式市場へは下押し圧力となりそうです

木曜日の9月国内企業物価指数と金曜日の9月マネーストックM2は市場予想では横ばい見通しとなっていて、予想から大きな乖離が無ければ株式市場への影響はあまりないだろうと見込んでいます

日本での材料としては8月機械受注の悪化が心配ですが、それと共にアメリカ市場での経済イベントでアメリカ株式市場が週を通して下落してしまう可能性がある点にも注意が必要だと思います

どちらかというと、国内要因よりアメリカ市場からの影響の方が大きいかもしれません

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロは全体的に上目線での取引を続けていました

ABNアムロとJPモルガンのオプション動向

特徴的だったのがPUTでの売りの多さです

建玉残にはPUT26,000円には買いが多くありますが、そこから下には売りが多くなっているのが印象的です

特に売りが多かったのは26,500・26,750・26,875円の3か所ですが、全て買い建玉が残っている状態で、下方向のPUTの買い建玉を解消する動きとなっています

今まで下落方向への値動きでは損失は横ばい気味に変化する傾向がありましたが、この1週間の取引で27,500円を頂点に上下どちらに推移して損失が広がりますが、特に下落方向への推移での損失が大きくなるバランスへと変化しています

JPモルガンは週を通してまちまちな方向で、極端に上下どちらかにポジションを傾けたという印象はありませんでした

CALL27,250円の売り建玉が多くなっていて、建玉残も売り方向へと傾いています

ただ全体的な損益のバランスは、27,000円あたりを底にして、上下どちらでも利益拡大する状態となっています

週末の10月限のSQでは、27,500円あたりで日経平均を落ち着かせようとする値動きがあるかもしれない点には注意が必要だと考えています

ただあまりに大きな相場の方向感を持った値動きが発生した場合は、この価格に関してはそこまでの強制力はないだろうとも考えています

今のところ近くの価格帯でSQまでの間に取引が行われた場合、そのあたりに収束しやすくなるのではと言った感じです

特に米雇用統計の結果、株式市場には強い下落圧力がかかっていますし、今のところ時間外先物は26,700円付近の価格となっています

月曜日が休場であることから、その間にアメリカ市場が切り返した場合は機能するかもしれない値動きと考えていただければと思います

オプション全体の取引では、月曜と火曜に関してはCALL優勢で上目線でしたが、それ以降は拮抗していました

CALLで建玉が集中していたのは27,500円と28,000円で、ABNアムロの損益分岐点27,500円と絡んでいることからも、27,500円周辺での値動きには注意しておこうと考えています

PUTでは26,500円へ集中している印象があります

そのため下方向への強い値動きを起こした場合、ここが一旦の下値目処になるのではと考えています

アメリカで週末に予定されていた雇用統計を控えていましたので、オプション全体としての方向感が出にくかったのは仕方がなかったかなと言った印象です

225mini先物では、ABNアムロは大きく下目線へと傾いています

225mini先物の建玉

オプションでは上目線での取引をしていましたが、これに相対するような取引をしています

オプションでは下落方向への推移で損失が広がるようなポジションへと変更をしていましたが、225miniでは下方向へ大きく備えています

直近の10月限に関しては建玉残の状態はまだプラスを保っていますが、12月限が非常に極端なポジションへと変化しています

ここまで極端に振ってくるのも珍しい印象で、ABNアムロは12月あたりまでの見通しは下目線に変更している可能性があり、注意が必要かもしれません

11月限や12月限のオプションに切り替わって建玉残の状態が分かったところで再度判断を修正したいとは思いますが、今得られる材料だけで考えると、かなり相場の先行きをネガティブに考えている可能性があります

JPモルガンは上目線、特に12月限は建玉残をプラス方向へと変更しました

オプションの週内の取引はまちまちで建玉残は上下どちらでも利益が出るポジションであることを考慮すると、方向感はABNアムロほど強くは無いものの上目線かなと言った印象があります

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、ニュースではCTAによる買いが続いたという報道もあったのですが、そこまで大きな取引があったという印象はありません

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

建玉残の状態もモルガンはむしろ弱気とも感じられますし、クレディスイスはニュートラルな印象です

グローバルマクロの3社は、ゴールドマンはどちらの先物もマイナス建玉を減らしていて上目線、シティはTOPIX先物だけ建玉残を減少させて下目線、JPモルガンはTOPIX先物の建玉残を増やしていて上目線です

海外系証券会社の動向は全体的に同じ方向に向いているわけでは無く、ABNアムロが強めの下目線、シティが下目線、JPモルガンとゴールドマンは上目線、そしてCTAの2社はニュートラル気味と言った感じです

ABNアムロの極端な動きが印象的でした

チャートのテクニカルでは、月曜日の強い陽線から火曜日には窓開けをして上昇、木曜日にはエンベロープ中央線を上抜ける強い値動きを見せました

この周辺には25日から200日までの代表的な単純移動平均線が集中していて、上値として意識される水準でした

金曜日にはアメリカ市場の若干弱い展開やアメリカで発表される雇用統計が控えていることもあり反落する形となっていて、テクニカルと経済イベントのタイミングがきれいに合致しました

一旦かなり強い上値抵抗線に頭を押さえられましたので、直近安値まで達するかは不透明ですが、強めの反落を意識しておいた方が良い状況だと思います

月曜日は休場のため月曜夜のアメリカ市場での値動きが更に追加される形で日本市場には火曜日から値動きが始まるわけですが、一旦は4日の火曜日の上昇時に月曜日の日足との間にできた窓を埋めに行く展開を意識しておいても良いかもしれません

インジケーターではADXは24台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは48台を下落推移、ちょうど50を上抜けた辺りで反落に入っています

まずは40程度までは下押しが発生すると思いますが、強い下落の際でも相場がクラッシュしていなければ30までの下落で収まる可能性が高そうだと判断しています

MACDはMACDシグナルを上抜け上昇推移、相場に発生しそうだった下落トレンドが一旦転換したことを示していると判断しています

中長期で考えるとADXが強い上昇を再開して新しい下落トレンド相場へと入って行く可能性が無いとは言えませんが、少なくともここから1週間から2週間程度であれば、よほど強い相場の変化が起こるようなきっかけがない限り、そこまでの強い下落が起こるとは考えなくていいのではと判断しています

アメリカでの利上げが継続している中での強い米雇用統計の結果は、株式市場にとってかなりネガティブな材料となってしまいました

これから1週間に関してもアメリカで予定されている経済指標の発表には、緊張感をもって見守らなければならないものが多数あります

日経平均のここまでの値動きは比較的底堅いものがありましたが、今後もこれが絶対に続くとは言えず油断は禁物だとは思います

一方でテクニカル的には確かにこれまでの下値支持は強いものがあり、日経平均は横方向のレンジ相場を継続しています

インジケーターでも下落トレンド相場へと入ったところから、短期間で転換をするサインを出しています

注意することは必要なのですが、それでも日本株はアメリカ市場に比べると底堅いのは確かだと思うところもあり、判断に悩むところです

それでもこれから1週間に関しては、アメリカ市場でネガティブな材料を折り込まなければならない可能性が高く、日本市場もその影響を受ける週になるだろうと考えています

以上のことからこれから1週間の日経平均は、下落推移を継続する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は27,500円の上抜けです

エンベロープ中央線や10月6日の高値を上抜ける値動きで、同時に上値抵抗となった密集した単純移動平均線もすべて上抜けます

一旦頭を押さえられる形で反落、その後に直近安値の更新をしないまま再度上抜けを試しに行ってそれが達成された場合、株価の値動きはかなり強いものに変化していくと考えられます

その後の値動きとしては28,500円から29,000円を目指す展開に入って行くと考えられますので、現在の相場環境はかなり悪い状況ではありますが、反発時には乗り遅れには注意しなければならないタイミングでもあると考えています

下落方向は25,500円の下抜けです

25,500円の下抜けが起こった場合でも、日経平均には今年の3月の安値24,680円が下値支持として存在しています

そのためそこまで悲観的になる必要はないかも知れませんが、問題は24,600円を下抜けてしまった場合です

3月の底値もよくそこで下落が止まったなと思うのですが、この辺りの価格帯には下値支持が無く、24,000円を下抜ける水準までは下落してしまう可能性が高まります

それぞれを段階的に考えると、最後の24,000円を下回る水準までの下落と24,600円を下回るまでの下落は、どちらも節目からの下落率は2~3%とあまり大きなものではない感じもします

ですが25,500円から24,000円の下抜けまでで考えると6%近くの下落幅があり、かなり危険な値動きと考えることができると思いますので、損切りポイントやリスク許容度の計算をしないままホールドしてしまうとズルズルと損失が広がる可能性のある、一番厄介な値幅での推移が起こってしまうかもしれませんので、その点には気を付けた方が良いのではと考えています

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は144円50銭から147円00銭です

予想値幅下限はボリンジャーバンド中央線の価格を、上限は緩やかな上昇を継続した場合に想定されるエンベロープ上限の週末の価格を目処に設定、緩やかな円安推移を続ける展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はアメリカで発表された9月ISM製造業景況指数の結果が市場予想を下回り、インフレ懸念の後退から米長期金利が低下、日米金利差拡大観測が後退し円高、火曜日はオーストラリア準備銀行が25bpの利上げを発表、市場予想の50bpに比べ低かったことで欧米の主要中央銀行の利上げペース鈍化期待が広がり米長期金利も低下し円高、水曜日はアメリカで発表されたADP雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を上回り、同日発表されたISM非製造業景況指数も前月より小幅低下しますが市場予想は上回ったことで、サービス業は堅調との見方から利上げが意識され米長期金利が上昇し円安、木曜日はアメリカで発表された新規失業保険申請件数などが市場予想より悪化しますが、悪化要因は9月後半のハリケーン「フィオナ」の被害による急増が一因と見られ、週末の雇用統計は堅調な内容が見込まれる中で、シカゴ連銀のエバンス総裁が2023年春までに政策金利は4.50~4.75%へと向かうだろうと発言、米長期金利は上昇し円安、金曜日はアメリカで発表された米雇用統計の結果が市場予想を上回り、FRBの利上げ積極化観測から米長期金利が上昇し円安推移して週の取引を終えました

日本政府と日銀による為替介入があって以降、ドル円相場は方向感がつかみにくい横ばい推移をしていましたが、週末にアメリカで発表された雇用統計の影響はさすがに大きく、今まで上値として意識されていた145円の壁を上抜けて推移を開始しています

これから1週間の主なイベントですが、全体的に円安方向へのバイアスがかかりやすい内容の物が多くなっています

10日(月)	米債券市場休場
11日(火)	日8月国際収支・貿易収支
		英9月雇用統計
		英ベイリーBOE総裁発言
12日(水)	米9月卸売物価指数
		米FOMC議事要旨
13日(木)	米9月消費者物価指数
		米前週分新規失業保険申請件数・継続受給者数
14日(金)	米9月小売売上高
		米10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

月曜日はアメリカの債券市場が休場のため値動きは限定的になる可能性がありますが、火曜日は日本の国際収支・貿易収支ではマイナス幅が拡大見通しで円安要因、同日イギリスではベイリーBOE総裁の発言があり、こちらは金融引き締め方向だと考えられますので円高要因に、水曜日以降にアメリカで発表される9月卸売物価指数・9月消費者物価指数・10月ミシガン大学消費者態度指数の速報値と、これらはすべて市場予想では強い内容が出てくる見通しです

金曜日に発表される9月小売売上高こそ前月比で少し弱い数字が出てくる見通しではありますが、基本的に多くのイベントが米長期金利の上昇圧力となりそうで、ドル円相場には円安バイアスがかかり続ける可能性があります

チャートのテクニカルでは、水曜日に一旦25日単純移動平均線にタッチするような値動きを見せていますが、その後は円安方向への推移を開始しています

ボリンジャーバンド中央線を下支えにするような値動きで底堅さを感じさせます

通常であれば一旦強い上昇をした後に一目均衡表の雲に近づいた場合、吸い込まれるように下落推移を開始して調整することが多いのですが、今のところその兆候は見られません

水曜日からの3営業日は強い上昇を見せ始めていますので、テクニカル的にはこのまま上方向への推移へと移っていく可能性が高まっていると判断しています

金曜日の上昇でボリンジャーバンド上限に接触していますので、ここで反落するのか、それとも押し広げるようにバンドウォークへと入って行くのか、注意して見ていきたいポイントだと考えています

インジケーターではADXは下落推移を継続中で、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは上下を繰り返しながら高値圏を維持、現在はRSIシグナルの上側を推移しています

一旦は円高方向へと推移する可能性が高いタイミングだと考えられるのですが、今のところそのような動きの兆候が確認できない状態です

RSIシグナルを下抜けた後に50を目指して強めに下落し始めると、そこが円高方向への転換点になるのではと考えていますが、今のところそのような強い方向感を示すような値動きは見られません

MACDはMACDシグナルの下を下落推移、今のところ方向感がつかみにくい状態となっています

今までのドル円相場のMACDの推移を考えると、相場の方向感が無くなったところでMACDが下落推移を開始、シグナルの下抜けをして緩やかに減少した後、1度反発することでMACDがMACDシグナルを上抜け、その後に強めの調整に入るというパターンが何度か見られています

この値動きに入った場合、ドル円相場自体は高値を更新してピークを付けていても、MACDとRSIの両方に頂点の切り下げが確認できるダイバージェンスが起こる可能性が出てきます

そうなると次の反落ではちょっと強めの下落が起こるのではと考えられます

米長期金利の上昇とともに円安方向への推移を続けていたドル円相場ですが、為替介入という不確定要素があることで上値は重くなっています

日本の財務省が10月7日に発表した9月末の外貨準備は、8月末に比べ証券の減少が大きくなっています

8月の外貨準備
9月の外貨準備

当初、為替介入の資金には米国債の換金は金利上昇へつながるため外貨預金を利用するのではとの観測もありましたが、預金の項目は変化がありませんので、米債券を売却してドルを入手したうえで円を買ったと考えていいと思います

預金を使用して為替介入を行ったのであれば、その資金の上限からどの程度の為替介入の規模を維持できるのか推測することが可能だったかもしれません

ですが米財務省が日本の為替介入を容認している状態で米国債の換金によるドル円相場への介入を継続できるという前提であれば、まだかなりの余力が残っていると考えるべきでしょう

日本のみがドルへの為替介入を行っているのであれば問題もあったかもしれませんが、その動きは日本だけにはとどまりません

インドや韓国ではすでに行われていましたし、中国でもその準備が行われているという報道が出てきています

特に中国が本格的に為替介入を始めた場合の影響は、日本以上になる可能性もあります

日本の為替介入は急激な為替変動を抑える平衡操作であるのに対して、中国の為替介入は元を強くするための物になる可能性もあります

この場合介入規模は日本より大きくなることが予想されますので、恐らくアメリカは日本の為替介入を問題視している場合では無くなると考えられます

これらの状況を考慮すると、常識的に考えて日本が外貨準備の証券を全て為替介入に用いることは無いでしょうが、預金に比べるとその規模は大きく上限は無いと考えても良い状態だと思います

そのため今後も日本政府と日銀による為替介入の可能性に関しては意識し続けなければならないだろうとは考えています

一方で為替介入がないのであれば、週内に予定されている経済イベントは全体的にドル円相場には円安バイアスとなる可能性が高いと考えられ、テクニカル的にも1度は上昇していいのではと考えられる状態です

そのため為替介入を考慮しないのであれば、円安方向への推移をしてきてもおかしくないのではと考えています

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、緩やかに円安推移を続ける展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は147円00銭の上抜けです

難しいのがどのように147円を上抜けてくるかです

本当に緩やかに日中のボラティリティを押さえながらズルズルと上昇した場合、そのまま上抜けていってしまう可能性もあります

一方で勢いよく上抜けようとした場合には、恐らく日本政府と日銀の為替介入が行われるとだろうと考えています

どの程度の値動きが為替平衡操作の基準になるのかは不明なのですが、特に一方的な勢いのある値動きには注意が必要だと思います

例えばですが、5月末や8月中旬の様な勢いのある上昇に入りそうになったら、為替介入に注意した方が良いと思います

そのため上昇方向の注意ポイントの値動きが起こったとしても、そこから強い円安推移が発生するのではなく、注意すべきは為替介入だろうと考えています

為替介入があった際には2~3円程度は下押されると思いますので、かなり注意した方が良いと思います

下落方向は144円00銭の下抜けです

ここはエンベロープ中央線の価格ですが、ここを下抜けてきた場合はテクニカル的に考えるとそのままエンベロープ下段まで下落が進む可能性が出てきます

通常であればエンベロープ下限への接触で下落が止まると考えられますが、7月のような強い下落に入った場合は一気に下抜けて、一目均衡表の雲まで落ちることもありますので、想定より円高推移が進む可能性がある点には注意が必要だと思います

週内のイベントを考えても起こりにくい値動きではありますが、一応注意が必要だと思います

下落方向のポイントが発生した場合でも、例外的なパターンが一つだけあります

それは為替介入が早いタイミングであった場合です

この場合は介入時にボラティリティが一気に高まりますが、その後は前回の介入時と同じように一旦方向感なく横ばい推移する時期に入ると思います

あとがき

株式市場に関して

あまりに楽観的ではと思っていた株式市場の上昇は、アメリカの雇用統計の強い結果で反落しました

これが1営業日だけの強い下落なのか、それともFRBの強い利上げ姿勢を再度認識させられて少し長めの調整に入るのか、今は判断が難しい所ではあります

ドイツからはECBでの強い利上げが必要との発言も聞こえていますし、強い利上げ姿勢を維持しなければならないのはアメリカだけではないのではという懸念もあります

世界経済に下押し圧力となっている利上げと長期金利の上昇ですが、そもそもの原因であるインフレにも明らかに転換したと考えられるものは無く、まだ高止まりしている状態です

インフレの高止まりがアメリカで発表される消費者物価指数の内容などで下落傾向への転換が確認できると希望が出てくるのですが、アメリカの地区連銀総裁の発言を聞いていると、まだまだ難しそうです

11月1日から2日にはFOMCが開催され11月8日にはアメリカの中間選挙があります

これらのイベントに向けて株式市場は上昇することが多い印象があるのですが、果たして今年はどうなるのやら、判断が難しくなってきました

ただこのタイミングで強い悲観が出て相場が強い下落をすると、もしかしたらそこが夜明け前の一番暗い時間帯になるのではと、株式市場の先行きにはちょっと希望を持っているところもあります

ドル円相場に関して

為替介入があってからある程度落ち着きを取り戻していたドル円相場でしたが、ここに来て米長期金利の上昇につられるように円安推移を開始しました

こうなってしまうと一旦は高値更新、146円00銭を上抜ける水準までは円安推移が続くと考えて対応した方が良いだろうと思います

日本政府と日銀の為替介入が無かったらもっと強く上抜けそうなところを、何とか常識的な範囲内での値動きで収まっていると言った印象があり、いつ相場が暴れ始めるかわからない不安定な状態に入ってきていると考えています

アメリカで週末に発表された雇用統計は強い結果となり、米長期金利には上昇圧力がかかっています

米10年債利回りのチャート

ここまでは落ち着いた値動きを見せていたドル円相場も、さすがにここまではっきりと金利が上方向に推移してしまうと、横ばい推移して無視するというわけにもいかないでしょう

これから1週間のイベントでは円安材料が多そうですし、テクニカル的にももう1度は円安方向へ上昇して頂点を付ける値動きをしてきそうなタイミングです

そこから自然に円高方向へと切り返すのか、それとも為替介入で強制的に切り替えさせられるのか、どちらになるのか今はわかりませんが、上値をうかがいながらもいつ叩き落されるかもしれないという難しい上昇相場へと入る可能性が高いと思いますので、どうリスクヘッジをするべきか悩ましい所ですが、強い円高方向への切り返しへの準備もしていただきつつトレードに臨んでいただければと思います

もし対策として取っている手法で話しても大丈夫なものがありましたら、コメント欄で教えていただけると幸いです

私にはここで手を出すイメージが全くできません

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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