転換点を確認したい株式相場と、節目を上抜けて見せたドル円相場

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントを毎週水曜日と土曜日に配信している週間株為替予想です

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ニューヨークダウの予想と注意ポイント

5月19日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月17日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は30,600ドルから32,000ドルです

予想値幅下限は5月20日の安値の価格を、上限は9月2日の高値の価格を目処に設定、下値模索を続ける展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日は経済減速でもインフレ対策のため積極的に利上げするとしたFRBの方針への懸念から売りが出て下落、火曜日はニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁のタカ派発言を受け下落、水曜日はクリーブランド連銀のメスター総裁が早期に政策金利を4%超に引き上げ必要で来年の利下げも無いだろうと発言したことで下落、木曜日は前週新規失業保険申請件数が減少し低水準に改善、FRBの利上げ積極化懸念から下落しますが、金曜日からの大幅下落に対する持ち高調整の買いが優勢となり上昇、金曜日は8月の雇用統計で労働市場が緩み始めている可能性が示されたことで上昇して始まりますが、再開見通しだったロシアからヨーロッパへのガス供給が再度延期されたことを悪材料に翌営業日が休場であることも加わり売りが強まり下落して週の取引を終えました

雇用統計の内容は市場に好感されたものの、ロシアのガス供給が相変わらず再開されないという材料から一気に相場が反転、ただこの動きは月曜日のレイバー・デーを考慮して持ち高を減らす動きと重なった可能性もあり、ちょっと行き過ぎだったのではという印象もあります

これから1週間の主なイベントですが、月曜日はレイバー・デーで休場となります

月曜
 休場
火曜
 8月サービス部門・総合購買担当者景気指数・改定値
 8月ISM非製造業景況指数
水曜
 7月貿易収支
 地区連銀経済報告(ベージュブック)
木曜
 パウエルFRB議長発言
金曜
 シカゴ連銀エバンス総裁討論会


9月10日の土曜日からブラックアウト期間へ

水曜日には地区連銀経済報告いわゆるベージュブックがあります

20日から開始されるFOMCでの金融政策を左右する12地区連銀の経済状況報告が行われますので、この内容にも注意が必要だと思います

今のところインフレに対して積極的な金融引き締めを行うという姿勢は変わりないものと考えられますので、恐らく株式市場には下押し圧力となりやすいイベントになるのではと考えています

木曜日にあるパウエルFRB議長の発言と金曜日のシカゴ連銀エバンス総裁の討論会に関しても同様で、今までの発言を考えても急にハト派になるとは考えにくく、積極的な金融引き締めの姿勢を再度示すことで相場の下押し要因になる可能性がありそうです

20日から21日に開催されるFOMCでは75bpの利上げが有力ではと考えられていますが、それ以外にも注意したい点があります

以前まで行われていた量的金融緩和であるQEに対して、量的金融引き締めであるQTが行われている点です

金融緩和を積極的に行っている際に、FRBは政策金利の引き下げを行うとともに金融資産の買い入れを行っていました

現在ではすでに政策金利の引き上げはかなり進んでいますが、これを追いかける形で量的緩和の引き締めへと向かいます

以前のQTと比較して見ると、2008年のリーマンショック時に行った金融緩和では、2014年10月にQEを終了、15年12月に利上げを開始して17年10月にQTが開始されています

今回は利上げが開始されたのは22年3月16日、そしてQTが開始されたのが6月1日ですので、かなりペースが速いことになります

それだけFRBのインフレに対しての警戒感が強いことがうかがえます

そのためFRB関係者からは引き続きかなり強いインフレ懸念に対する発言が相次ぐ可能性が高いと考えられます

QTでFRBが具体的に行う事は、償還期限の到来した国債と住宅ローン担保証券MBSの払い戻しに対して、再投資を行わないという手法になると考えられます

強引に債券などを現金化するわけでは無く、償還期限を迎えた金融資産をそのまま現金として回収する形にはなるわけですが、今までであれば新たな期日の商品を購入していたわけですので、この買い手がいなくなります

そのため米金利と住宅ローン金利の上昇が起こる可能性があり、これはアメリカ経済にとっては大きな下押し圧力となる可能性があります

今後実際にどの程度の影響が出てくるのかは、住宅関連の経済指標などで確認して見ないとわからないところはありますが、引き続き注意しなければならないポイントとなりそうです

それ以外にも注意したいのがMBSの直接的な売却です

今のところ償還期限が到来したものの払戻金を再投資しないという手法を取る見通しですが、さらに強いバランスシートの縮小を目指す場合、MBSを直接売却するという方法を取ってくることも考えられ、この場合住宅ローン金利の上昇はさらに高まる可能性が出てきますので、パウエルFRB議長からそのような発言が無いかにも注意が必要だと考えています

また9月10日の土曜日からはFRB関係者が金融政策などに対して発言ができなくなるブラックアウト期間に入りますので、これから1週間のFRB関係者の発言が9月FOMC前最後の直接的な発言となる点にも注意が必要だと思います

週全体を通して考えると、下押し圧力がかかりやすいと考えた方が良さそうです

チャートのテクニカルでは、月曜日に直近高安の半値基準の水準を割り込んだニューヨークダウは、ボリンジャーバンド下限からは微妙に距離を広げながら下落推移を継続、木曜日には一旦エンベロープ下限を少し下抜けた後に反発して見せました

ですが金曜日は再下落を開始、まだ底に至ったと判断するには時期が早い印象です

エンベロープ下限への接触を行っていることからそろそろ下げ止まってもおかしくないタイミングではありますが、明確な反発は今のところ見られていない状態です

火曜日の下落時に75日単純移動平均線の下抜けを見せていて、すでにこの下に下値支持となる移動平均線は無いと考えられることから、以前の戻り高値や安値が目安になると考えられますが、そう考えると5月20日の安値付近である30,600ドルまでの下落は覚悟しておいた方が良いかもしれません

まずは最低でも1営業日の陽線での反発を確認したいところです

現在の水準は以前の高安の半値基準、そして6月と7月にあった反発局面での戻り高値の水準近くではありますが、これらを根拠に金曜日が底だと考えるのは楽観的過ぎると考えています

インジケーターではADXは23台を下落推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは34台を下落推移、そろそろ底値が近いタイミングになっています

ニューヨークダウは概ね30への接触か下抜けが大底になりやすい傾向がありますので、もう1段の下落を見せた後に底打ちする可能性が高そうです

MACDは下落推移を継続、木曜日に一旦MACDシグナルとの乖離幅を縮小し、MACDオシレーターの減少傾向に歯止めがかかったかに思えましたが、金曜日に再拡大しています

RSIの30接触と共にMACDオシレーターの減少が反転するタイミングが近々訪れると考えられますが、今のところはまだそのサインはありません

もう少し下押しされる覚悟をした方が良い状況だと判断しています

DMIでは+DIが20の上抜けを開始、これは相場の転換が起こる前触れになる可能性はありますが、RSIやMACDオシレーターの動向に比べるとあまり確度の高いものでは無いと考えていますので、これをもって相場が底打ちをしたと判断するのは難しいと考えられます

FRBの積極的な金融引き締め局面で9月のFOMCを控えている中、どのタイミングで材料を消化して一旦の底を打つのか、相場の反転タイミングを見極めるのは難しい状況となっています

週内のイベントを考えると下押し圧力がかかると考えられる内容の物が多く、あく抜けできそうなものがありません

バイデン大統領から今回の雇用統計の内容を見て、インフレ緩和の可能性を示す兆候が見られると言った内容の発言があった模様ですが、これは11月に行われる米中間選挙に向けて何かしらの政府による経済下支えを行う際の材料とする意図がある可能性もあり、FRBとの連携が取れているものとは考えにくいでしょう

9月の次に開催されるFOMCは11月の1日から2日ですが、これは11月8日に行われる中間選挙の直前となっています

そのことから今回のバイデン大統領の発言が11月のFOMCに影響を及ぼすことはあるかもしれませんが、9月のFOMCに関して楽観視するとちょっと危険だと思います

9月13日に発表されるCPIの内容がインフレ懸念の後退につながるようなものにならない限り、今のところはタカ派の状態で突き進むと考えた方が良いと思います

テクニカル的には確かに底が近いと感じられますが、ファンダメンタルズで考えるとかなり厳しい状況です

もちろん株式相場の底打ちはファンダメンタルズが悪い状況で起こることが多いのは確かですが、予想としてはまだ反発を考えるのは厳しい状況だと考えています

ただ1つ気を付けたいのは、今までのニューヨークダウのようにRSIの30接触や強い下髭の日足が出た場合、そこが今回の下落の底になる可能性は十分にありますので気を付けた方が良いとも考えています

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、下値模索を続ける展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は32,000ドルの終値基準での上抜けです

可能性としては、この値動きには特に注意が必要だと考えています

現在のニューヨークダウはテクニカル的には明らかに安値圏に接近している状態でいつ反発を起こしてもおかしくないと考えています

また一目均衡表の雲のねじれもすぐそばにあり、多少時期がずれることはありますが、これも相場の転換点になることが多々あるタイミングです

金曜日の値動きは雇用統計の内容を好感した上昇に対して、ヨーロッパへのロシアのガス供給再開延期を悪材料とした下落が起こったわけですが、アメリカ株の下落材料としてはここまでの反応は過剰だという印象があります

そう考えると月曜日の休場前にポジションを手仕舞う動きが出た可能性は、楽観論ではありますが考えられます

仮にこのパターンであれば、火曜日から反発が始まって、水曜日までには32,000ドルの上抜けを見せてくると思います

この場合の一旦の上値目処は、金曜日の安値を基準とした場合、高安の半値基準である32,700ドル周辺、ちょうど5月17日の戻り高値辺りがターゲットになるかと思います

この辺りには7月の上昇でもみ合った価格帯もありますので、恐らくこの辺りが一旦の戻り高値になるかと思います

その後の展開に関してはFOMCなどの材料を通過して見ないと判断が難しいですが、少なくとも相場の方向感は上昇方向へと傾いている状態だと考えられますので、反落しても今回の安値までは達しないものと考えられます

下落方向は30,600ドルの終値基準での下抜けです

ニューヨークダウは底値を確認する際に、オーバーシュートするように下髭を伸ばすことが良くあります

その場合30,600ドルの下抜けが起こってしまう可能性はあるかもしれません

ただ終値基準で下回ってしまうとちょっと話が変わってきます

その後に想定される値動きは直近安値の29,500ドルへのトライだと考えられますが、恐らくそこでは持ちこたえられずさらに下落してしまうだろうと考えています

年初に始まった下落は6月に大底を付けて反発を始めたと考えているニューヨークダウですが、その相場のとらえ方が誤りである可能性が高まる値動きですので、年末に向けての投資スタンス自体をかなり弱気に変更しなければならなくなる、そのくらい危険な値動きが発生する可能性が高まるポイントだと考えていただければと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

5月24日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月16日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は11,400ポイントから11,900ポイントです

予想値幅下限は6月2日の高値と6月16日の安値の半値基準の価格を、上限は直近高安の半値基準の価格を目処に設定、底値を固めるような値動きをする展開を予想します

ここ1週間のナスダックの値動きですが、月曜日はFRBの利上げ積極化懸念から下落、火曜日はニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁のタカ派発言を受け下落、水曜日はクリーブランド連銀のメスター総裁のタカ派発言で下落、木曜日は経済指標の好調な内容でFRBの利上げ積極化懸念で売られますが金曜日からの大幅下落に対する持ち高調整の買戻しが入り小幅下落、金曜日は発表された雇用統計の内容を好感し上昇しますが、ヨーロッパへのガス供給不安を材料に月曜日の休場前の持ち高調整も加わり下落して週の取引を終えました

金曜日の値動きはニューヨークダウ同様に底値を付けたサインが出るかと思われましたが、残念ながら大陰線となってしまいました

これから1週間の主なイベントですが、やはり注意すべきなのはFRBの動向だと考えています

月曜
 休場
火曜
 8月サービス部門・総合購買担当者景気指数・改定値
 8月ISM非製造業景況指数
水曜
 7月貿易収支
 地区連銀経済報告(ベージュブック)
木曜
 パウエルFRB議長発言
金曜
 シカゴ連銀エバンス総裁討論会


9月10日の土曜日からブラックアウト期間へ

ナスダックを構成するハイテクやグロース株にとって、金利の上昇は企業成長の向かい風になってしまいますので、材料としてはネガティブです

週内に関しては特にFRB関係者の発言がクローズアップされやすい環境になると考えられますので、水曜日のベージュブックや木曜日のパウエルFRB議長の発言には要注意だと思います

チャートのテクニカルでは、火曜日の下落辺りから直近高安の半値基準を試すような展開が続いていましたが木曜日に下抜け、エンベロープからも距離を取りました

金曜日の反発で一旦エンベロープ内に戻るかと思われましたが、そのまま直近高安の半値基準も再度下抜けて、終値基準では続落している形となっています

ピッチフォーク下限に達していることからも、そろそろ底値になってもおかしくないタイミングであることは確かだと思います

また11,850ポイント付近には75日単純移動平均線もあり、ここは値動きの節目になりやすい水準ですので、これも底値を付けるタイミングが近いと判断する材料となりそうです

ただ反発のサイン自体は出ていないと言った感じで、最低でも1営業日の強い陽線を確認しないと底値に到達したと判断するのは難しい状態です

インジケーターではADXは23台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは34台を下落推移、通常の下落であればもうそろそろ底を打ってもおかしくない水準まで下落してきています

RSIの切り返しやRSIシグナルの上抜けを確認するまでは反転したと判断するのは少し早いタイミングではありますが、底値が近づいているのは確かだろうと考えています

MACDは下落推移を継続、MACDシグナルとの乖離幅は広がらなくはなってきていますが、縮小するほどでもありません

MACDの面からも、底に達したと判断するには一度しっかりとした反発を挟まないと判断しにくいと言った感じです

ハッキリとした反発シグナルが出ていない以上、予想としては反発を最も可能性の高い値動きとして取り上げるのは難しいと考えています

それは少し客観性に欠けると思います

また週内のイベントを考えてもそこまで強気になれる材料があるとも思えず、相場への下押し圧力がかかりやすい状況に変化も無いと考えられます

バイデン大統領の発言は確かに相場にポジティブな材料ではありますが、それをもって金曜日の下落が底であると判断するのは危険だと考えています

一方でインジケーターには底値が近いと考えていい状況が揃いつつあることも確かで、いつ反発が起こってもおかしくありません

そのため予想としては最も確率が高いと思われる底値固めの値動きをメインに考えていますが、上昇方向の注意ポイントがいつ起こるかわからない状況だとも考えていますので、こちらにもご注意ください

以上のことからこれから1週間のナスダックは、底値を固めるような値動きをする展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,000ポイントの終値基準での上抜けです

仮に月曜日の休場明けの火曜日から反発が始まり、終値基準で12,000ポイントを上抜けてくると、そこから木曜日を最安値として考えた場合の直近高安の半値基準、12,360ポイント周辺までは上昇推移を見せてくることが考えられます

ここは6月2日の戻り高値とほぼ同じ価格で、恐らく今回もここで一旦は頭を押さえられるでしょう

ただピッチフォークの上昇角度を維持しているのであれば、今回の安値までの下落をすることは無く、反落はあってもそのまま上昇推移は継続していくだろうと考えています

この値動きに入るとかなり堅調な相場展開が出てくる可能性も高まると考えていますので、反転上昇のきっかけを確認した場合には仕掛けてみるタイミングなのではと考えています

下落方向は11,000ポイントの終値基準での下抜けです

今回の予想値幅下限11,400ポイントは、ここからはもう大きな下落が起こらないことを想定して、かなりタイトに値幅を絞って設定しています

そのためボラティリティの高まりがあった場合、一旦下抜ける可能性はあります

ただその後も下落を続けてしまい、5月に一旦底を付けた価格帯を下抜けてしまうと、その後は最安値へのトライが始まってしまいます

最も恐ろしいのが、ナスダックはここから下落を強めて最安値を下抜けると、そこからしばらく強い下値支持が無くなってしまいます

その場合6月からの上昇をそのままひっくり返した水準、8,000ポイント周辺までの下落が起こる可能性も出てきてしまいます

さすがにその手前には9,000ポイント台にも下値抵抗となりそうな場所はありますので一気に下落することは無いかとは思いますが、そのくらい危険な下抜けであるという事自体は想定しておいた方が良いと思います

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は27,200円から28,000円です

予想値幅下限は25日と100日の単純移動平均線の価格を、上限は7月の上昇で一度もみ合った価格を目処に設定、下値模索する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日は金曜日のアメリカ株の大幅下落を受け日本株も大幅下落、火曜日は自律反発狙いの買いが優勢で上昇、水曜日は米金融引き締めの長期化懸念で下落しますが岸田首相の入国者上限引き上げ表明を材料に買戻しが入り小幅安、木曜日はアメリカの利上げ・欧州の高インフレ・米中対立懸念と悪材料が多いことが意識されリスク回避の売りで下落、金曜日は前日の大幅安の自律反発狙いの買いが入るものの戻り売りに押される形で小幅下落して週の取引を終えました

日本独自の材料としては水曜日の入国者上限の引き上げが相場にとってポジティブな材料とはなりましたが、金曜日には米雇用統計を控えていることもあり、週を通してアメリカの金融引き締め積極化懸念による下押し圧力がかかり続ける展開となりました

これから1週間の主なイベントですが、4-6月期四半期GDPは多少改善見通しで、これは相場にとってポジティブなニュースになりそうです

木曜
 4-6月期四半期GDP・改定値
 7月国際収支・貿易収支
金曜
 メジャーSQ

一方で7月国際収支・貿易収支に関しては相変わらず輸入超過の状態が続いていると言った結果が出てくる見通しです

ロックダウンや消費減退によって輸出が減少する一方、資源やエネルギー価格上昇が円安によって大きくなっている状態が継続していますので、今後の日本の先行き見通しにはネガティブな結果となります

相場の反応は今までより今後を重視する傾向がありますので、木曜日に予定されている両経済イベントの内容を考えると、総合的には下押し圧力になる可能性があるのではと警戒しています

また今週は9月第2週ですのでメジャーSQとなります

週半ばから金曜日にかけて、SQに関わる思惑で値動きが激しくなる可能性がありますので、その点には注意した方が良いと思います

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロで特徴的だったのはPUT27,500円の売り建玉の多さでした

ABNアムロとJPモルガンのオプション動向

週末の建玉残では売り越しになっているもののそこまで多くなく、買いポジションから売りポジションに入れ替わったと言った感じで、勢いを増したというものではなさそうです

一方のCALLで取引が活発だったのは28,250円での買い向かいですが、こちらの建玉残は未だに売り越しで、買戻しを行ったと言った印象です

損益分岐点は28,250円で、下落するほど利益が拡大するポジションを取っているのですが、この辺りにはCALLとPUTの売りが多くある状態で、特にPUTに関しては28,000円から28,375円まで売り建玉が固まっています

今のところ損益分岐点より安い価格帯にいますので利益が出ている状態ですが、相場が上昇した場合は28,250円のCALL買戻しが多く出てこないかには注意が必要かもしれません

JPモルガンはPUT27,500円で売りを多く入れていました

ここには買い建玉残が残っていますので、買い建玉を少なくしたと言った感じです

一方でCALL28,500円では売りが多かった印象ですが、こちらは多くの買い建玉残がある状態の模様です

影響度ではPUTの建玉減少の方が印象的で、下方向への推移が少し弱まりそうな見通しなのかもしれません

建玉残の損益分岐点は28,250円で上昇するほど利益が拡大、先週と大きな変化はない印象です

オプション全体の建玉は木曜と金曜はPUT優勢、27,750・27,500・27,250・27,000円の4か所での取引が活発でした

どこかの節目を抜けると一気に下落が早まると言った印象は無さそうです

CALLは28,000円から上の水準での取引が活発でしたので、価格を戻す場合はこの辺りまでは簡単に戻してくるかもしれません

プットコールレシオはPUT優勢で下目線、市場全体としては弱気に傾いている印象があります

225mini先物では、ABNアムロは9月限では建玉残を減らしていますが10月限にロールオーバーをし始めているような動きを見せていて、トータルで見ると上目線、JPモルガンは9月限の建玉を一気に減少させていて下目線です

225mini先物の建玉

オプションでの動向を加味すると、ABNアムロはニュートラルな状態を維持、JPモルガンは少し弱気に傾いている印象があります

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、CTAのクレディスイスとグローバルマクロのJPモルガンが建玉残を減少、もしくはマイナス方向へさらに増加させています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

水曜日の動画内でSQが近いのでロールオーバーの動きに注意していただきたいというお話をさせていただいていましたが、この2社に関しても木曜日あたりから同様の動きが見られ始めています

弱気に見える2社に関してもロールオーバーは基本的にプラス建玉方向ですので、12月に向けては今のところポジティブなポジションを取っている印象ではありますが、これから1週間でロールオーバーが本格化しますので、今後の動きには注意が必要だと思います

ただJPモルガンに関しては、12月限の増加以上に9月限の減少が多くなっている印象が強いですので、オプションや225miniの動向と合わせても、弱気になっている可能性がありそうです

チャートのテクニカルでは、アメリカ株に比べると下げ止まる場面が見られた日経平均は、7月の上昇時に一旦もみ合った価格帯まで下落、木曜と金曜の値動きはほぼ同じ価格帯で終えています

節目としては下落幅が少し中途半端な印象で、本来であれば直近高安の半値基準である27,370円あたりに1度タッチしても良いのではないかと思えます

以前の節目としては、昨年の10月や12月の下落時の底値や、2月や4月の戻り高値、そして先ほどもお話しした7月の上昇でもみ合った際の下値近辺がありますので、一応下げ止まってもおかしくない水準ではあります

ただ一旦はエンベロープ中央線を下抜けしていますので、エンベロープ下限へもう少し接近しても良いのではと思える値動きでもあります

金曜日のアメリカ市場が下落したことからも月曜日の日経平均は下落して始まることが想定されますが、時間外の先物では27,500円の少し上まで下落してきていますので、週内には直近高安の半値基準までは下げ幅を広げてくるかも知れません

特に注意したいのが水曜日以降の値動きです

火曜日まではアメリカ市場が休場の状態で取引が続きますので、そこまで大きな上下は見せない可能性がありますが、火曜夜のアメリカ市場が上下のどちらかに強い値動きを開始すると、日本市場も水曜日以降はそれに連動するように値動きを強く開始する可能性があります

そこにメジャーSQがぶつかってきますので、ボラティリティが一気に高まる可能性もあります

この辺りは気を付けなければならないポイントになるだろうと思っています

インジケーターではADXは21台を横ばい推移、現在は相場の方向感が失われている状態だと判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは43台を横ばい推移、今までの下落傾向から考えても、もう少し下値余地がありそうな水準です

40へ接触するくらいまでは下落するのではと考えられます

仮にここから強めの下落が発生した場合は、30接触までの下落があり得ると考えられますので注意が必要だと思います

ただ強い下落が発生した場合のパターンは下落方向の注意ポイントに入った場合と考えていいかと思いますので、今回の下落では恐らく40近辺で下落が止まるだろうと見込んでいます

MACDは下落推移を継続中でシグナルとの乖離幅も拡大中で、MACDオシレーターには特に反発の兆候は見られません

まだ下値に達していない可能性が高そうです

アメリカで発表された雇用統計の内容は好感された雰囲気があったものの、ニューヨークダウとナスダックは終わってみれば下落して週を終えてしまいました

日経平均はアメリカ市場の月曜休場を挟んだ2営業日、とりあえずは下落方向へ値動きを試しに行く展開になるのではと考えられます

SQが絡むことから日中のボラティリティが高まる可能性はあるものの、ドル円相場の円安推移も手伝って大きな下落に発展するとも考えづらいことから、週内の値動きも値幅がそこまで大きくならず、底値を模索する展開が続くのではと考えています

ただアメリカ市場はいつ底を打って反発してもおかしくないタイミングに入っていますので、仮にニューヨークダウやナスダックが反発を始めた場合、日経平均も連れ高する可能性が高いですので、その点には注意が必要だと思います

以上のことからこれから1週間の日経平均は、下値模索する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,000円の終値基準での上抜けです

今回の予想をする上で、日経平均単体であればまだ上昇する可能性は低めの状態だと判断しています

ただアメリカ株の動向を加えると、いつ反発をし始めてもおかしくありません

今のところ日経平均には反発の兆候は見られないわけですが、高値からの下落でも底堅い値動きを継続していますし、相場が弱くなっている印象はありません

少なくとも火曜日までは底値模索の値動きが継続するとは思いますが、水曜日以降は上昇方向の注意ポイントに関しては要注意だと思います

28,000円の上抜けを起こした際に想定される値動きは再度28,400円を試す水準までの上昇です

今のところオプションの動向から考えても、ABNアムロやJPモルガンの損益分岐点は28,250円周辺にあり、この辺りの思惑で今週の金曜日はこの辺りに来る可能性がありそうです

ただ仮に上昇方向の注意ポイントの値動きに入ったとしても、そこまで上値を追う事も難しいかもしれません

仮にアメリカ市場が火曜日から早々に反発を開始したと想定しても、日本市場でその値動きに連れ高できるのは3営業日、火曜日の時点で27,500円近辺に位置していると考えると、28,250円までの値動きでも約2.73%の上昇率となります

仮に予想値幅下限の27,200円まで下落したとすると直近高安の半値基準も28,200円周辺になりますので、恐らくここまでの戻しが良い所だと思います

ただこれは今週の中での値動きであって、上昇方向の注意ポイントの値動きに入った場合、その後もそのまま堅調な値動きを継続すると予想していますので、決してそこから弱い値動きを考えているわけではない点にもご注意いただければと思います

下落方向は27,000円の強い下抜けです

今のところ相場が強い展開を維持するのか、それともさらに強い調整に入るのかの分岐点になりそうだと考えている場所は、直近高安の半値基準27,370円の水準です

この下には7月の上昇時に窓開けをした場所があり、27,370円の下抜けを起こすとここを埋めてくる可能性が高まります

この場合27,000円にタッチする可能性はありますが、ここを強く下抜けてくると相場の方向感に変化が出てくるかもしれません

相場観が強い場合、直近高安の半値基準を下値に再反発を開始、そのまま堅調な値動きに入って行くことは上昇局面で比較的よく見られる値動きかと思います

相場環境によってもう少し下押しする場合ももちろんありますが、今の環境下でここから下押しがさらにある程度入るのであれば、アメリカ市場もそれなりに下落を開始している可能性が高いと思います

その場合はかなり強めの調整に入る可能性が高く、日経平均に関してもその値動きに逆らうことは難しいでしょう

この場合、一旦は25,500円周辺までの下落を覚悟する必要が出てきてしまうかもしれませんので、27,000円の強い下抜けには注意が必要だと考えています

特にドル円相場の円高方向への推移とこの値動きが重なった場合、さらに下落幅を拡大する可能性がありますので、為替の値動きにも十分にご注意いただければと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は円安、予想値幅は139円00銭から143円00銭です

予想値幅下限は9月1日の安値の価格を、上限は金曜日の終値から3円上の価格を目処に設定、週前半は方向感を欠く値動きをするものの、週末にかけて上昇し始める展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はFRBが物価安定を優先し積極的な金融引き締めを続けるとの見方からドル買いが進み円安、火曜日は発表された米7月雇用動態調査で非農業部門の求人件数が増加、ニューヨーク連銀ウィルアムズ総裁の金融引き締め長期化をうかがわせる発言もあり円安、水曜日はFRBの金融引き締め長期化観測で円安、木曜日は米新規失業保険申請件数が3週連続減少し堅調な結果となり、FRBの金融引き締め長期化観測が改めて強まり米長期金利が上昇し円安、金曜日はアメリカで発表された米雇用統計の内容から労働市場のひっ迫が和らぎつつあるとの見方が広がり小幅に円高推移して週の取引を終えました

週後半にかけて反落すると考えていたドル円相場ですが、予想が外れて上値抵抗になると考えていた7月の戻り高値の139円38銭付近を上抜けた後は上昇が加速、一気に140円台に乗せてきてしまいました

これから1週間の主なイベントですが、以前の予想内容までではあまり大きなイベントが無い週になると考えていました

月曜
 欧・独・仏8月サービス部門購買担当者景気指数
 欧7月小売売上高
火曜
 米8月ISM非製造業景況指数
水曜
 米7月貿易収支
 加カナダ銀行政策金利
 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
木曜
 日4-6月期四半期GDP・改定値
 欧ECB政策金利
 欧ラガルドECB総裁定例記者会見
 米パウエルFRB議長発言
金曜
 加8月雇用統計
 シカゴ連銀エバンス総裁討論会

9月10日の土曜日からブラックアウト期間へ

ですが改めて週内のイベントを見てみるといくつか注目した方が良いものがあります

もっとも重要だと考えられるが木曜日のパウエルFRB議長の発言です

ここで改めて金融引き締めに関しての発言があるものと思われますので、FOMCでの利上げ見通しと共に今後の量的金融緩和の引き締め、いわゆるQTに関して、改めて何かしらの具体的な発言が出てくるのか注目しておいた方が良さそうです

以前まで行われていた量的金融緩和をQE、今行われている量的金融引き締めをQTと言いますが、現在のQTは以前に比べるとかなり速いペースで行われています

以前にQEが行われたのは2008年のリーマンショック時ですが、この時は2014年にQEを終了、15年12月に利上げを開始し17年10月にQTが開始されました

今回は22年3月に利上げが開始され、6月にはQTが開始されていますので、利上げからQT開始時までの期間がかなり短いことになります

それだけFRBはインフレへの警戒感を高めている状態だと考えていいのではと思います

QTでFRBが具体的に行う事は、償還期限の到来した国債と住宅ローン担保証券の払い戻しに対して再投資を行わないという手法で資金を回収するとしています

今までは次の期日に乗り換える形で金融緩和を維持していたわけですが、この買い手がいなくなることで国債と住宅ローンの金利は上昇傾向になることが考えられます

これはドル円相場にとってみると日米金利差の拡大につながりますので、少なからず円安方向へのバイアスがかかり続けるものと考えられます

ただ2017年のQTでそこまで円安が進んだのかというと、そんなこともありません

2017年から2018年に米10年債利回りは上昇を見せていますが、この間日本の10年債利回りは0%の少し上の水準を横ばい推移、ドル円に関してもトランプ大統領の下で米中対立悪化懸念が高まる中で米長期金利の急上昇もあり、アメリカの株式市場が急落することでリスク回避の円高が発生しています

2017~2018年の米10年債利回りのチャート
2017~2018年の日本10年債利回りのチャート
2017~2018年のニューヨークダウのチャート
2017~2018年のドル円相場のチャート

QTが行われること自体は米長期金利に上昇をもたらすことは明らかだろうとは考えていますが、それによってドル円相場が一方的に円安推移をするかというと、金融市場全体の方向感も見て判断しないと危険であるという点には注意が必要だという事に関しては頭の片隅に覚えておいていただければ幸いです

それ以外にも金曜日にはシカゴ連銀エバンス総裁が討論会で発言を行いますので、引き続きFRBの強い金融引き締め姿勢への言及が出てくる可能性があります

それ以外にも水曜日に発表されるカナダ中央銀行の政策金利では75bpの利上げが見込まれていますし、同日にアメリカである米地区連銀経済報告、いわゆるベージュブックでは20日から開催されるFOMCに向けて経済状況の報告などが行われ、これがFOMCでの利上げ見通しなどへの判断材料となります

これ以外にも、ドル円には間接的に影響があると考えられる木曜日のECB政策金利とラガルドECB総裁の定例記者会見では、ヨーロッパでの利上げがアメリカに比べどの程度の強さになるのかによってユーロドルの動向に影響が出ると考えられますので、その際に円もユーロと同じ方向へ引っ張られる可能性があります

また9月10日からFOMC前のブラックアウト期間に入り、FRB関係者の利上げなどに関連する発言はできないタイミングとなります

そのためこれから1週間に必要なアナウンスを出してくる可能性が高く、FOMC前で考えると議長や地区連銀総裁から直接的に市場へのメッセージが出てくる最後の週となります

この辺りには注意してイベントを消化していった方が良いだろうと思います

チャートのテクニカルでは木曜日に強い上昇を見せたドル円相場は、一気に140円台に突入、金曜日は高値で陰線の十字線で取引を終えています

日足の形状だけで考えると一旦の高値を付ける際に見られる形状ではありますが、これだけで反落が起こると考えるのはちょっと難しい状態です

この後に反落が起こって行けばここが頂点だったと後から判断はできるかと思いますが、現状ではこのまま上昇推移を継続してもおかしくない状態であると判断しています

一目均衡表の雲上側を下支えにジャンプするように上に推移し始めるのもよく見られる典型的な上昇パターンですし、まだここから上昇は続くと考えた方が良いのではと考えています

少なくともエンベロープ内に戻るまでは、強い上昇相場の中にいると判断を継続した方が良いだろうと考えています

インジケーターではADXは19台を上昇推移、もうすぐ20を上抜けます

ドル円相場のインジケーター

月曜日に大きな下落を見せてこなければまず上抜けてくるでしょう

ADXが上昇方向への推移を開始している事と20上抜けが目前であることから、現在はトレンド相場へと入ったと判断しています

MACDは上昇推移を継続、MACDシグナルとの乖離幅を拡大はせず、どちらかというと乖離幅を一定に保ちながら上昇推移していると言った感じです

8月17日のMACDオシレーターの上昇推移開始から、何度かMACDオシレーターの減少は確認できるタイミングはありましたが、特に反落のサインとはならないまま再上昇や減少を繰り返して推移しています

既に上昇トレンド相場へと移行していて、MACDのMACDシグナル下抜けが起こるまではこの上昇推移が継続すると判断した方が良いのではと考えています

RSIは69台まで上昇、高値であるためレンジ相場であれば反落してもおかしくないタイミングです

ただここからは上昇トレンド相場へと切り替わると予想していますので、RSIシグナルの高値サインはシグナルとしての信頼度が一気に低下するものと考えられます

週内のイベントに関しては米長期金利の上昇を促すものが多そうな印象で、その中でドル円相場も上昇トレンドへと入って行くのであれば、ここからしばらくは上昇が続いていくと判断した方が良いのではと考えています

また140円台に乗せてきたことから、緩やかな上昇が続く限りまだしばらく先の話になるだろうとは思いますが、最終的な目指す高値は148円近辺である事も意識しておいた方が良いのではと考えています

ただ週前半はアメリカからの材料がありませんので、日本時間火曜日の夜のアメリカ時間が開くまでの間は、ちょっと方向感を欠くような値動きが発生する可能性は考慮しておいても良いかもしれないと思います

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週前半は方向感を欠く値動きをするものの、週末にかけて上昇し始める展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は143円00銭の上抜けです

想定しているよりも強い円安推移が発生していますので、このまま一気に148円近辺まで上昇を継続してしまう可能性が出てくると思います

かなり強い一方的な円安推移となりますので、十分に気を付けておきたい値動きです

この値動きが起こる兆候ですが、恐らくボリンジャーバンド上限を押し広げるバンドウォークを開始すると考えられます

もし週内に木曜日までのような上昇方向のバンドウォークが発生した場合は、143円の上抜け前であっても警戒した方が良いかもしれません

下落方向は138円00銭の終値基準での下抜けです

エンベロープ上限を下抜けるとしたら恐らくこの辺りの価格帯になるかと思います

イメージとしては金曜日辺りを高値に反落、そのままエンベロープ内に戻っていく値動きです

この場合再度エンベロープ中央、もしくはエンベロープ下限までの調整に入る可能性が出てきますし、これから入ろうとしていた上昇トレンド相場が崩れることになります

そこからはしばらくの間、横方向のボックス相場か、もしくはレンジ相場の中で上下しながら少しずつ上値を切り上げる展開に入って行くものと考えられます

今回予想している値動きよりもっと弱いものとなりますので、エンベロープ上限を下抜けてエンベロープ内に日足が戻った場合は、今回の予想よりもっと緩やかな値動きへ予想を変更するべきだろうと考えています

今回の下落方向の注意ポイントは、金融市場に強いリスクオフの動きが出ていない限り、強い円安推移へ移る兆候だとは考えていませんのでその点も付け加えさせていただければと思います

あとがき

アメリカ市場の底値が近いと先回りするつもりで、金曜日の寄付きで投資資産の8割まで株式の買いに回しました

結果寄り付き後に下落、そして雇用統計をライブ配信で確認してアメリカ市場が上昇したところまでは良かったのですが、朝起きてみれば案の定下落しているという何とも寂しい展開となっています

私のポジションからお察しいただけるかと思いますが、私自身は今回の株式市場の底値はもうすぐそこであると判断していますし、それなりの確率で反発が起こるだろうと考えています

ただ予想をする際にはいつも考えを一旦フラットにするようにしていますので、今回の予想では下落予想が本命となっています

ファンダメンタルズはあまり良くない状態で、プラス材料があるとすれば雇用統計の内容が少し緩めで、バイデン大統領がインフレの緩和兆候があるかもと発言したくらいです

インジケーターにはいまだにはっきりとした反発は確認できず、もう少し底値を探ってもおかしくない状態です

ただ指数の予想は私の意思とは関係なく、客観的に結果が出てしまっています

日曜日にもう1度、自分のポジションの許容できる下げ幅と、今回の予想で下がるかもしれない下げ幅を比較して、無理そうなら撤退する銘柄も決めなければならないなと思いっています

ドル円相場では金曜日の雇用統計は強い金融引き締めを警戒させるものとはならず、いったん落ち着きを取り戻したかのような値動きを見せました

その一方でインジケーターは上昇トレンド相場へと切り替わるタイミング直前と言った感じで、ここからの継続的な円安推移が発生する前兆があります

FRBの政策金利引き上げは米長期金利の上昇要因となりますが、それ以外にも今後さらに進むQTによる米国債の新たな買い入れが無くなるという要因が、米長期金利をさらに押し上げる可能性が高まっています

QTに関してパウエルFRB議長からどの程度の発言が出てくるのか今のところはわかりませんが、仮にさらに強い姿勢を示してくると米長期金利はもう1段上昇してくると考えられます

その際に金融市場に強いリスクオフが発生して急落しない限りドル円相場にも円安バイアスがかかり続けるものと考えられますので、今後も基本的なドル円相場の目指す先は円安方向と考えて対応した方が良いのではと、中長期での見通しでも考えています

9月第3週には米消費者物価指数、そして第4週にはFOMCと、まだまだ大きなイベントが控えていますので、私自身も緊張感をもって相場に臨んでいこうと考えています

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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