アメリカの7月消費者物価指数はリスクオフの狼煙となるのか、それともこのままリスクオン相場が続くのか

週間株為替予想

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ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の、週初からの振り返りと週末までの予想を毎週水曜日と土曜日に配信している週間株為替予想です

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【日経平均・ダウ・ナスダックの予想】株式相場の分岐点となるアメリカの7月消費者物価指数と7月卸売物価指数【週間株価指数予想】
nVidiaとマイクロン・テクノロジーの決算を受けて下落するアメリカ市場と、東京エレクトロンとソフトバンクグループの決算を受けて下落する日本市場、FRBの利上げ姿勢を見極めるために重要となるCPIとPPIの発表を控える中、相場には嫌な流れが...
【ドル円相場の予想】米消費者物価指数の結果とリスクへの相場の反応【週間ドル円予想】
アメリカで水曜日に発表される7月消費者物価指数と木曜日に発表される7月卸売物価指数は、市場予想通りか上振れが起これば円安要因となり、今後も円安推移が続く材料となりそうです。問題は強すぎる結果が出た場合で、ここで金融市場がリスクオフに動き出す...

ニューヨークダウの週初からの振り返りと週末までの予想

5月19日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月17日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

今週のニューヨークダウの予想は上昇、予想値幅は32,400ドルから33,300ドルに設定しました

予想値幅下限は8月2日の安値の価格付近を、上限は5月下旬から6月上旬に高値もみ合いした際の上値と大きな高安の半値基準の価格を目処に設定、週前半は上昇も週半ばにかけ上値が重たくなり、経済イベントを消化した後に再上昇をする展開を予想しました

週末までのニューヨークダウの予想は週初の内容を継続します

月曜日は金曜日の好調な雇用統計の結果から景気悪化懸念が後退し上昇して始まりますが、nVidiaが業績下方修正を発表、ニューヨークダウの指数には直接的には関係が無いもののハイテク株全般に売りが出る形となり上げ幅縮小して小幅高、火曜日は発表されたマイクロン・テクノロジーの業績下方修正から月曜日に引き続きハイテク株全般に売りが出ますが、エネルギー株の上昇などもあり小幅下落となって取引を終えました

半導体関連の企業業績には下方修正が連続していて、これがハイテク株全体への売りに広がってしまっている状態です

これから先の週内のイベントですが、これからが本番です

水曜
 7月消費者物価指数
木曜
 7月卸売物価指数
金曜
 8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

水曜日の7月消費者物価指数と木曜日の7月卸売物価指数は市場予想では前月より少し軟化見通しで、ここでFRBの強い利上げ観測が後退すると株式市場にとってはポジティブな材料となる可能性があります

難しいのは本当に市場予想通りの数字が出てくるかどうかですが、仮に上振れがあった場合は相場にはネガティブ、下振れがあった場合はさらにポジティブと言った感じになるのではと考えています

株式市場が堅調な状態であればどのような内容であっても材料として消化してしまえばどちらにしても上昇するだろうと考えていたのですが、今週に入ってからの軟調気味な値動きを見て、考えを少し弱めに修正しています

金曜日の8月ミシガン大学消費者態度指数も注意が必要だとは思いますが、まずは水曜日のCPIで株式市場がどのような反応をするのかをしっかり見極める必要があるだろうと考えています

チャートのテクニカルでは月曜日に日足で陰線の塔婆が現れて、火曜日も下落をしていることから、短期的な頂点を付けた可能性が高いと考えられます

ここで下落すると判断するべきか悩むのが、火曜日の値動きがボリンジャーバンド中央線と5日単純移動平均線、そして100日単純移動平均線を下支えにするような小動きとなっていて、下落するのをとどまっている雰囲気がある点です

それでも方向性としては強い上昇をこれからしてくると考えるより、一旦は下落するか横ばいに変化するタイミングと考えた方が自然だと思います

インジケーターではADXは17台を横ばい気味に推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは61台を横ばい気味に推移、RSIシグナルの下抜けをしていますがその角度はかなり緩やかなもので、相場が高値圏で横ばい気味に上下しながら緩やかな上昇を続ける際に見られる推移ではあります

ADXの数値がある程度高い状態であれば横ばい推移への移行と判断していいかと思いますが、17台と低い状態であれば過熱感の方を重視するべきだと思いますので、ここから反落すると予想するのが自然でしょう

水曜日の7月消費者物価指数、そして木曜日の卸売物価指数と、FRBの利上げ見通しの修正に影響してくると考えられる大きなイベントが控える中で、ニューヨークダウの方向感は失われつつあります

5月末から6月初旬に高値を付けた水準に接近して横ばいしてしまっていることから一旦の高値を付けた可能性も高まっています

今のところ確実に反落に入るとは判断できないものの、上値と判断できるような材料が多くそろっています

土曜日の時点で考えていた値動きに近い推移をしてはいるものの、かなり危険な状態ではあると言った感じです

またニューヨークダウの週内の予想値幅下限は32,400ドルとしていますが、当面の下値目処は32,000ドルあたりをターゲットにしたいと考えています

仮に予想が外れて調整に入った場合、25・75日単純移動平均線と、エンベロープ中央線、この3か所が下値支持になるポイントではと考えていますので、この辺りの価格帯を下抜けてしまわないかにも注意が必要だと思います

危険なシグナルも出ていてかなり相場が不安定な状態ではありますが、予想としては土曜日の内容を継続、CPI通過後に反発に入ると考えています

ナスダックの週初からの振り返りと週末までの予想

5月24日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月16日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

今週のナスダックの予想は上昇、予想値幅12,300ポイントから13,000ポイントに設定しました

予想値幅下限は6月2日の高値の価格を、上限は5月4日の高値の価格を目処に設定、水曜日と木曜日に下押しが発生する可能性はあるものの上昇推移を継続する展開を予想しました

週末までのナスダックの予想は週初の内容を継続します

月曜日は寄り付き後に強い上昇を見せますが、nVidiaの業績下方修正が悪材料となることで反落、前日の終値とほぼ変わらない水準まで下落して小幅安、火曜日はマイクロン・テクノロジーの業績下方修正を受けてハイテク株全般に売りが広がり月曜日と同じパターンでの下落をしてしまいました

重要な経済イベントを目前に個別企業の決算からハイテクセクター全体、特に半導体関連銘柄への売りが広がってしまい、ハイテク銘柄の指数寄与度が高いナスダックにとってはかなり厳しい状態となっています

これから先の週内のイベントに関しては、やはり水曜日の7月消費者物価指数と木曜日の7月卸売物価指数が最も重要だと考えています

水曜
 7月消費者物価指数
木曜
 7月卸売物価指数
金曜
 8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

現在のインフレがこのまま高まっていくのか、それとも少し落ち着きを取り戻しつつあるのか、その判断をFRBが行う際に重要視する指標と考えられていますので、この2つの結果が市場予想通り少し落ち着いたものとなるのか、それとも相変わらず過熱感の高いものとなるのか、この結果によって市場の方向感はかなり変化すると考えられます

チャートのテクニカルでは、月曜日に陰線の塔婆が発生、火曜日には反落を見せています

火曜日の終値はボリンジャーバンド中央線を下支えにしているような状態にはなっていますが、はっきりと5日単純移動平均を下抜けていて相場が調整に入ろうとしていることが感じられます

8月の初旬に横ばいを見せた水準である12,300ポイント周辺には100日単純移動平均線がありますが、この辺りまでは調整に入る可能性が高いと思います

インジケーターではADXは23台を横ばい気味に推移、トレンド相場に入っていると判断していますが、現在はADXの推移が横ばいに変化していることから方向感が失われている状態に入っていると判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは61台を下落推移、RSIシグナルの下抜けを見せていてこれから下落するタイミングに入っていると考えられます

ADXが20を超えてトレンド相場へ入っていると判断しているため、相場が崩れるような急落をするとは判断していませんが、少なからず調整の下落はすると考えるべきだと思います

MACDはシグナルの上を横ばい気味に推移、8月4日を頂点にMACDシグナルとの乖離幅を縮小していて、MACDオシレーターには減少傾向が見て取れます

この場合一旦の上値を付けた可能性があり、このままMACDがMACDシグナルの下抜けを見せた場合、特にある程度の角度を付けながら下抜けを見せた場合は、相場は強めの調整へと入る可能性が高まります

一旦はエンベロープ上限を上回るような強さを見せていて、今回の上昇には明らかに過熱感がありました

日足の形状で考えても月曜日の陰線の塔婆は高値圏で現れるシグナルで、反落への備えをする合図となります

火曜日の終値は先週の金曜日の最安値を下回っていますし、ボリンジャーバンド中央線に関しても割り込んでいます

ボリンジャーバンド中央線の下抜けはここまでの強い上昇にとってはかなりネガティブな材料だと考えていましたので、火曜日の終値はここから下落すると考えるのかの本当にギリギリの水準となっています

次に判断が行われるのは12,300ポイントの下抜けになるだろうと考えられますが、ここは6月の戻り高値で8月に横ばいした100日単純移動平均線のある固めの下値支持になる価格帯だと考えられます

ここまでの下落であれば上昇トレンド相場を維持して再度上方向への推移を続ける可能性が残りますが、この水準を割り込むと相場は方向感を失うように下落、エンベロープ中央線を目指す展開から、相場の雰囲気が悪ければエンベロープ下限までの下落を見せてくると考えられます

その状態からナスダックがさらに下値を模索するような展開へ入るとは考えてはいませんが、比較的大きめの調整に入る可能性が高まるタイミングではあると思いますので、水曜日のイベント通過後に12,300ポイントを下抜けるのか、それとも反発を見せてこられるのか、ここがナスダックの方向感の当面の分岐点になるのではと考えています

現在のところは上昇トレンド相場に入っていると判断していますので、相場が完全に下向きになるかどうかに関してはMACDのMACDシグナル下抜けが起こるまで判断を慎重にするべきタイミングだと判断しています

そのため予想としては土曜日の内容を継続したいと思います

日経平均の週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

今週の日経平均の予想は上昇、予想値幅は27,500円から29,400円に設定しました

予想値幅下限は8月2日の安値の価格を、上限は1月5日の高値の価格を目処に設定、上昇推移をするものの週末にかけて上値が重くなる展開を予想しました

週末までの日経平均の予想は週初の内容を継続、予想値幅上限は28,600円まで引き下げます

月曜日は下げて寄り付いた日経平均はアメリカの雇用統計を消化したことで好決算銘柄と決算先回りの買いが入りますが、米CPIの発表を水曜日に控えていることもあり上値は重く小幅高、火曜日はソフトバンクグループと東京エレクトロンの決算を嫌気した売りが出ることで日経平均はこの2銘柄だけで228円押し下げられ下落して終えました

月曜日のアメリカ株と火曜日の日本株、連続して業績発表に悪い内容が出てくるという材料で、相場には強い下押し圧力がかかってしまいました

そしてアメリカ市場で火曜日に再度マイクロン・テクノロジーの業績下方修正が出たことで、水曜日の日本株でも半導体関連銘柄はもう1度売られるかもしれませんので、注意が必要だと思います

今週の日本で予定されているイベントで気になるのは木曜日の休場のタイミングです

月曜
 6月国際収支・貿易収支
 7月景気ウォッチャー調査
木曜
 休場

SQ週

アメリカでは水曜日にCPI、そして木曜日にはPPIが発表されます

この2つの大きなイベントを通過する間は身動きが取れませんので、水曜日の取引に関しては引けかけて売られる傾向があるかもしれない点には注意が必要だと思います

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロがかなりポジションを変えてきています

ABNアムロとJPモルガンのオプションの動向

顕著なのはPUT27,500円の売りです

ここまでの建玉の損益に関しても今までより上昇すると損益が改善するようなポジションへと変化していて、ここに来て下目線から巻き戻しに入っていると言った印象があります

ただ今週末にはポジションが解消されてしまいますので、これはSQに向けた調整の可能性もあります

JPモルガンに関しては小動きで、あまり気になる取引はありませんでした

オプション全体としては月曜日からCALL優勢、28,500円を中心とした価格帯で活発な取引が行われています

PUTに関しても28,000円から下で活発な取引が行われている状態で、当面はこのレンジ内で取引が行われていくのかなと考えていました

ただ水曜日には28,000円を下回って寄り付く見通しですので、今週の下値目処は27,500円あたりになりそうかなと言った印象です

225mini先物に関しては、ABNアムロが金曜日に売りに出るような動きを見せていましたが持ち直すような動きを見せていて、JPモルガンは少しプラス建玉を減らすような動きを見せています

225mini先物の建玉

9月限のオプションの動向が今のところわかりませんのでちょっと判断が難しい所ではありますが、特に下落を警戒しなければならないような動きはないかなと言った印象です

225ラージとTOPIX先物では、CTAのクレディ・スイスの売り姿勢はいったん止まったかも知れないような兆候が見られますが、ゴールドマンに関しては相変わらず弱気目線が続いているように感じられます

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

それ以外に関しては特に大きな変動はない印象ですが、水曜日にアメリカで発表されるCPIから潮目が変わらないかには警戒しておいた方が良いと思います

チャートのテクニカルでは月曜日は続伸したものの火曜日はそれを打ち消すような強い陰線が発生、高値圏での反落時に見られる初動だと考えることもできます

水曜日の寄付きではボリンジャーバンド中央線の下抜けを見せてきそうで、5日単純移動平均線の下抜けもしますので、これに関しても方向感としてはネガティブです

ここから反落すると考えるのが自然なチャート形状ではありますが、難しいのはどこまで調整するかです

今のところ27,500円周辺には7月下旬から8月上旬にもみ合った下値抵抗になりそうな価格帯がありますし、ここには200日単純移動平均線もあります

そのため仮に反落したとしても27,500円周辺で収まる可能性が高いのではと考えられます

またここにはちょうどエンベロープ中央線も上昇してきていますので、相場が下方向に崩れるかどうかの判断をするタイミングとしては27,500円を下抜けるような下落が起こるかどうかが大きな分岐点になるのではないかと考えています

インジケーターではADXは22台を横ばい推移、トレンド相場へと入ったと判断していますが一旦は方向感が失われようとしているタイミングに入っていると判断しています

日経平均のインジケーター

RSIは59台を下落推移、RSIシグナルの下抜けを見せてきています

過熱感があり、レンジ相場であれば一旦は50あたりまでの下落を見せてきてもおかしくないタイミングだと思います

MACDはMACDシグナルの上を横ばい気味に推移、MACDシグナルの下抜けをするかどうかの直前まで迫っています

ここから下抜けが起こる様であれば、一旦の調整を覚悟した方が良いタイミングだと思います

日経平均は高値圏にあり、過熱感も高まっています

仮に相場が一旦下落方向へと動き始めた場合、少なくとも27,000円までの調整は視野に入るのではと考えられます

今までとは異なりADXが上昇傾向でありトレンド相場へと入った可能性を考慮するとそこまで強い反落は起こらないものとは考えられますが、それでも反落の危険性は高まっていると考えた方が無難だと思います

それでも値動きとしては土曜日の予想時に考えていた範囲内には収まっている状態ですので、相場の方向感としては予想を継続したいと思います

ただ予想していた中でも強いタイプの物ではありませんでしたので、予想値幅上限は土曜日の動画内でお話しさせていただいていた、妥当な範囲内である28,600円まで引き下げたいと思います

ドル円相場の週初からの振り返りと週末までの予想

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

今週のドル円相場の予想は円安、予想値幅は134円00銭から140円00銭に設定しました

予想値幅下限はエンベロープ下限と一目均衡表の雲上限の価格を、上限は直近高値の少し上の節目の価格を目処に設定、月曜日は円安が進むものの一旦直近高安の半値基準周辺で値動き、水曜日の米7月消費者物価指数発表をきっかけに再度強い円安推移を見せる展開を予想しました

週末までのドル円相場の予想は週初の内容を維持します

月曜日は水曜日に控えた米7月消費者物価指数の発表を控えて様子見姿勢が強まり横ばい、火曜日はアメリカで発表された4~6月期四半期単位労働コストの内容が市場予想を上回り、賃金上昇が価格転嫁されることでインフレが高止まりするとの見方から米長期金利が上昇、円安方向に少し動いて取引を終えています

これから週内に予定されているイベントですが、注目なのはアメリカで予定されている水曜日の7月消費者物価指数と、木曜日の7月卸売物価指数だと考えています

月曜
 日6月国際収支・貿易収支
水曜
 米7月消費者物価指数
木曜
 米7月卸売物価指数
金曜
 米8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

どちらもFRBの今後の利上げ姿勢がどうなっていくのかを予測するために大切な経済指標ですので要注目です

仮に市場予想通りの内容が出てきた場合、CPIの数値は前月比では下落見通しではありますが、コアに関しては微減と言ったところですので、インフレ懸念を払しょくできるような内容では無いと考えられます

そのため、市場予想通りの内容が出てきた場合でも円安方向へと動くのではと考えています

市場予想を上回った場合は円安要因、大きく下回った場合円高要因となるだろうと考えていますが、一つ気を付けたいのはリセッション懸念が高まる様な予想を大きく上回る内容が出てきてしまった場合です

株式市場ではnVidiaやマイクロン・テクノロジーと言った半導体関連の会社に業績見通しの下方修正があったことで売りが出始めていますので、CPIやPPIをきっかけに強いリスクオフの動きが出てしまった場合、一旦はFRBの利上げが意識されて円安方向へと動き出すかと思いますが、その後に債券が買われて米長期金利が低下、ドル円相場はリスクオフの円高方向へと動き出してしまうかもしれません

これはかなり強い数字が出てきて、金融市場がリセッション懸念からリスクオフに強く傾いてしまった場合の想定ですので今のところ起こる確率はかなり低いとは考えていますが、週初とは異なり月曜日から市場に不安感を与えるような材料が出てきている点には注意が必要だと思います

チャートのテクニカルでは月曜日は方向感がわかりにくい横ばい気味の推移をして、予想通り直近高安の半値基準付近を横ばい気味に推移しました

もう少し円高方向に一旦は振れるかなとも思いましたが、その値動きは出ませんでした

火曜日には特に注目していなかった四半期単位労働コストを材料に円安推移、相場の方向感としては円安への動き出し待ちと言った雰囲気になっています

一目均衡表の雲上側を推移して上昇していく値動きも、ドル円相場にはよく見られるものですので、このまま雲上限を超えていくように円安推移が継続していく可能性が高いのではと考えています

この少し上には136円付近にエンベロープ中央線と25日単純移動平均線がありますので、ここを勢いよく抜けてしまった場合には、そのままエンベロープ上側の線を目指すように強い円安推移が発生する可能性が高まる点には注意が必要だと思います

インジケーターではADXは25台を下落気味に推移、現在は方向感が無くなっている状態だと判断しています

ドル円相場のインジケーター

RSIは50台を横ばい推移、ここからだと上下どちらに動いてもおかしくなく、方向感を読み取ることは難しいと思います

MACDは上昇推移を継続しながらMACDシグナルとの乖離幅を縮小、そろそろ短期的な値幅としては中間地点に近くなってきています

今のところ相場の方向感が無いと判断しているためMACDのシグナルはあまり重視していませんが、ここから強い円安推移が始まった場合、ADXは一気に上昇して再度上昇トレンド相場へと入る可能性は十分にあります

その際にはMACDのMACDシグナル上抜けが相場の転換点としてのシグナルとなる可能性はありますので、その点には注意した方が良いだろうと思います

インジケーターからは強い円安推移が発生するようなシグナルは無いものの、テクニカル的には半値戻しを達成して、これから再度円安方向への値動きを開始するのではと考えられるような位置取りとなっています

予定されているイベントを考えても円安方向へ動き出す公算が高いだろうと考えていますので、週初の予想通り水曜日以降の強い円安を予想としたいと思います

中長期のドル円相場の方向感としては、調整が入るタイミングがあったとしても基本的に円安方向であるという考え自体は変わっていません

問題になるのは、FRBが利上げを強めに行うと判断された際に、株式市場が急落を起こすようなリセッション懸念相場へと入ってしまうかどうか、この点だと考えています

FRBの利上げ姿勢自体は変化していませんので、恐らくこのまま円安傾向は続くと思います

日銀が金融緩和姿勢を転換しない限り日米金利差の拡大は続きますので、恐らくその考え方でいいだろうと思います

ただ金融市場からリセッション懸念で資金が引き上げられる事態になった場合は話が変わってくると思います

今後はリセッション懸念での金融市場からのマネーの逆流が起こらない程度での利上げ観測がどこまで続くか、それがドル円相場の円安推移が継続する条件になってくるだろうと思います

私は商品先物などに関しては知識があまりなく予想をすることは困難ですが、株式市場や商品市場などでリスクオフの急激な値動きが起こらないかどうか、あくまで私の個人的な見解ではありますが、そのあたりに十分に注意してトレードに臨んだ方が良いかもしれません

あとがき

アメリカで発表されるCPIとPPI、この2つによって相場の方向感に大きな変化が起こる可能性は十分に考えられます

nVidiaとマイクロン・テクノロジーの業績下方修正が折り込まれた後に反発すれば良いのですが、相場が悲観方向に走り出したら一大事です

そんな中で日本市場は木曜日が休場、私自身もポジションをどうしたものか頭を悩ませています

この動画を作っている時点では7割近い資金が株式となっていますが、夜のライブ配信の時に変化しているのか、それとも持ち越すのか、動画を作った後に必死に考えたいと思います

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

水曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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