過熱感高まる株式市場と、急落するドル円相場

週間株為替予想

こんにちはシーカーズです

ニューヨークダウ・ナスダック・日経平均・ドル円相場の予想と、予想外の動きをした時の注意ポイントを毎週水曜日と土曜日に配信している週間株為替予想です

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また投資の結果はあくまで自己責任となりますのでご了承ください

ニューヨークダウの予想と注意ポイント

5月19日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月17日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ニューヨークダウのチャート

これから1週間のニューヨークダウの予想は下落、予想値幅は32,400ドルから33,300ドルです

予想値幅下限は8月5日のピッチフォーク中央線の価格を、上限は5月末から6月上旬に高値を形成した価格を目処に設定、33,300ドル周辺を頂点に反落する展開を予想します

ここ1週間のニューヨークダウの値動きですが、月曜日はFOMCを控えて買い控えられますが景気敏感株には買いが入り上昇、火曜日は7月消費者信頼感指数が市場予想を下回り、ウォルマートの決算が悪かったこともあり景気敏感株が売られ下落、水曜日はFOMC後のパウエルFRB議長の定例記者会見での発言で利上げに慎重と取られる発言をしたと受け取られ利上げによる景気悪化懸念が後退して上昇、木曜日は4~6月期四半期GDPが市場予想を下回り2四半期連続でマイナスとなり、景気減速懸念から利上げ観測が後退し株式市場には買いが入り上昇、金曜日は発表された決算を嫌気してインテルとP&Gは売られるもののアップルとアマゾンは好感され上昇、相場全体に買戻しが入り上昇して週を終えました

特にFOMCを通過後の3営業日の上昇は強く、景気悪化懸念後退からの買戻しが強く入っている印象です

これから1週間の主なイベントですが、全体的に先行き見通しが悪いものが多い印象です

月曜
 7月ISM製造業景況指数
水曜
 7月ISM非製造業景況指数 
 6月製造業新規受注
金曜
 7月雇用統計

景気の先行指標となるISM製造業景況指数とISM非製造業景況指数はどちらも好不況の分かれ目となる50は割り込まない見込みではあるものの悪化予想、6月の内容とはなるものの同じように景気先行指標となる製造業新規受注も悪化予想、週末の雇用統計では非農業部門の雇用者数が12万人減少する見通しです

失業率や平均時給は横ばい見通しですが、全体的にそこまで景気は良好ではないことを意識させられる内容となるのではと考えています

チャートのテクニカルではFOMC終了後のニューヨークダウは3連続の陽線を出して上昇を開始、かなり強い値動きに入っています

33,300ドル周辺には5月末から6月上旬に高値でもみ合った価格帯がありますので、上昇はいったんここで止まるのではと考えています

33,300ドルの水準は1月5日の高値と6月17日の安値の半値基準にもなっていて、この価格帯は今年の相場全体の中間点に当たります

仮に上昇力が強く上振れが発生しても、2月の下落時に3月初旬に反発して見せた34,000ドルあたりまでが良い所ではと考えています

金曜日の時点で34,000ドル付近には200日単純移動平均線もありますので、この辺りも上ブレが起こったとしても34,000ドルあたりまでがいいところだろうという根拠になっています

相場の上昇力がかなり強くなっていますので、前回の戻り高値や相場の大きな半値基準を目処に33,300ドル周辺を予想値幅上限に設定してはいますが、上振れには注意するべきだろうと思います

インジケーターではADXは14台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ニューヨークダウのインジケーター

RSIは65台を上昇推移、一旦はRSIシグナルと接近して下抜けるかと思われましたが、再度強い上昇へと切り替わっています

ここ最近では見られなかった強い上昇に入っていますが、RSIの高値目処にはすでに達していますし、かなり強い上昇であっても70を超えてしまうと一旦は頂点を付けると考えられますので、高値はもう近いという判断は継続しています

MACDは強い上昇を維持、MACDシグナルとの乖離幅を再度広げていてMACDオシレーターは上昇しています

7月22日ごろから信頼度はそこまで高くは無いもののレンジ相場時の転換点のシグナルになるMACDオシレーターの減少が見られていましたが、これが覆される形となってしまいました

今のところADXは低い状態ですのでRSIの出すシグナルの方が信頼度は高いとはいえ、想定していた中でもかなり強い値動きに入っていると言った印象です

この後のインジケーターの動向で注意したいのはRSIのRSIシグナル下抜けがどこで起こるかだと考えています

RSIの数値はかなり高くなっていますので、ここからRSIシグナルの下抜けを起こした場合、相場はここまでの強い上昇から少なからず調整に入るはずです

今のところその調整が横ばい気味の下落になるのか、それとも急落になるのかはインジケーターからは判断できていません

今回の予想で大切になると考えているのは、上値が抑えられた後反落した場合に、どこまで下落するかだと考えています

もっとも有力だと考えられるのは直近高安の半値基準31,460ドル付近までの反落ですが、ニューヨークダウが横方向のレンジ相場から抜けだす場合はそこまでは下落しないかもしれません

ピッチフォークの下2段で上下しつつ推移して下値を切り上げてきたニューヨークダウは、ピッチフォーク中央線を上抜けてもう1段上のレンジに移動していきましたので、仮にこのまま年末に向けて順調な上昇を続ける場合、反落したとしてもピッチフォーク下から2番目の線周辺までしか下落しない可能性があります

ニューヨークダウが順調な上昇に入ったのか、それともいまだに横方向レンジ相場にいるのか、どちらと判断するのかはまだ難しいタイミングですが、それを判断できるポイントが33,300ドル周辺での挙動と、その後に起こると考えられる反落が起こった際のその深さではと考えています

以上のことからこれから1週間のニューヨークダウは、33,300ドル周辺を頂点に反落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は34,000ドルの上抜けです

週内の値動きというだけでは無く、ここから反落をせずに34,000ドルを上抜ける値動きを開始した場合、ニューヨークダウの値動きは私が全く想定していなかったものになっています

この上には35,300ドルの周辺に3月末から4月にダブルトップを形成した高値が存在していますが、ここも上値目処として機能するのか怪しくなってくるような強い値動きだと思います

ピッチフォークの角度を大きく上回るような強い上昇ですので、私自身この値動きに入ってしまった場合にどのように相場に乗ればいいのか今のところ答えが出ていません

下落方向は32,400ドルの下抜けです

想定されるのは月曜日からの反落か、高値からの急激な反落が起こった場合です

この値動きに入った場合に注目したい点はいくつかあります

まず1つ目がピッチフォーク下から2番目の線周辺までの下落で収まるかどうかです

ここで下落が止まった場合、ピッチフォーク中央2段のライン内での上下をしながら上昇していく相場へと入って行くと考えられます

2つ目が31,460ドルあたりまで下落した場合、この場合は31,400ドルから33,300ドルの範囲での横方向レンジ相場へと入って行く可能性があります

1つ目と2つ目のパターンは、今週中だと価格が近いため判断が難しいですが、現状の予想では8月半ばから9月にかけてこの辺りを試す値動きになるのではと考えていますので、まずは分けて考えておきたいと思います

3つ目がピッチフォーク一番下の線を割り込むかどうかです

ここを維持できればニューヨークダウは強めの横方向レンジ相場か、下値切り上のレンジ相場に入っていると考えていいと思います

4つ目が直近安値までの下落、この場合は未だにニューヨークダウの値動きはそこまで強気では無く、横方向レンジ相場が想定されるパターンです

最後が29,600ドルを下抜ける場合で、このパターンに入るとリセッション懸念での下落に再度入る値動きになります

今回の予想は下落ではありますが、まずは33,300ドル周辺まで上昇、そこで上値を試すような値動きをした後に反落する値動きを想定、その下落スピードもあまり急激なものにはならないだろうと見込んでいます

この場合想定しているパターンは1つ目と2つ目です

予想に反して月曜日から反落を開始してしまった場合でも3つ目のパターンで下落は止まると考えてはいますが、想定より下値が切り下がってしまうかもしれない点に注意した方が良いと思います

ナスダックの予想と注意ポイント

5月24日の終値を中心に6月2日の終値を高値、6月16日の終値を安値として基準線を引いています

ピッチフォークです

そしてボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ナスダックのチャート

これから1週間のナスダックの予想は下落、予想値幅は11,800ポイントから12,600ポイントです

予想値幅下限は8月5日のピッチフォーク下から2番目の線の価格を、上限は3月29日の高値と6月16日の安値の半値基準の価格を目処に設定、週内に高値形成して反落する展開を予想します

ここ1週間のナスダックの値動きですが、月曜日はFOMC控えて買い控えが起き、特にハイテク株が売られ下落しその流れは火曜日まで継続、水曜日は発表されたアルファベットとマイクロソフトの決算内容を好感しハイテク株に買戻しが入り上昇、木曜日は4~6月期四半期GDPの結果が悪かったことから利上げ観測が後退しハイテク株にも買いが入り上昇、金曜日はインテルの決算内容は悪かったものの、アップルとアマゾンの好決算を材料にハイテク株には強い買いが入り、ナスダックは強い上昇を見せて週を終えました

週初は反落したものの、FOMCを通過後は一転して強い上昇へと切り替わっています

これから1週間の主なイベントですが、気を付けるポイントはニューヨークダウと同様です

月曜
 7月ISM製造業景況指数
水曜
 7月ISM非製造業景況指数 
 6月製造業新規受注
金曜
 7月雇用統計

景気先行指標として注目されている経済指標の発表内容が、市場予想では前月比マイナスになる見通しですので、景気悪化懸念の高まりから相場が強い下落を起こさないかどうかには注意しなければならないだろうと思います

ここまでの1週間に関しては景気悪化懸念の高まりはむしろFRBの利上げが弱まる材料として好感されていましたが、個人的にはこの動きがこのまま継続するとは思っていません

チャートのテクニカルではFOMC通過後に強い上昇を見せたナスダックは、エンベロープ上限を上抜ける強い値動きを見せ、6月の戻り高値であった12,300ポイント周辺も上抜けてきました

ナスダックは強い値動きに入ると、エンベロープ上限を突破することがありますが、その後はたいていの場合反落します

テクニカル的には金曜日のような強い展開が起こった場合は、むしろ反落に注意するべきタイミングだろうと判断しています

エンベロープ上限をバンドウォークしつつ押し広げるように上昇を維持、途中で少し上昇力を弱めながら離れる場合ならまだしも、一気に上抜ける値動きはさすがに強すぎると思います

直近の戻り高値は上抜けたものの、そのすぐ上には12,600ポイントに3月29日の高値と6月16日の安値の半値基準があり、このまま上昇してもこの辺りが頂点になるのではと考えています

6月16日の安値からピッチフォーク下2段を推移するように上昇して来たところから1段上に推移が移ったとしても、さすがに今週中に上から2番目の線まで上抜けたりはできないのではと言った感じです

75日や100日単純移動平均線を一気に上抜ける強さを見せている点は今回の予想にとっては不安材料となりますが、エンベロープ上限を上抜けてそのまま強い上昇を維持できるとは考えにくいと思います

以前の値動きでエンベロープ上限を無視して上昇を継続していたのは2020年3月のコロナショックによる大きな下落の後の反発局面くらいです

今がそこまで強い相場だとは思えませんので、反落タイミングが近いと考えた方が自然だと思います

インジケーターではADXは14台を上昇推移、現在はレンジ相場だと判断しています

ナスダックのインジケーター

RSIは65台を上昇推移、強い相場でも70を上抜けると高値になると思いますので、もういつ反落し始めてもおかしくないタイミングに入っていると判断しています

MACDは角度を強めて上昇推移、一旦はシグナルとの乖離幅を縮小して高値を示唆するような動きを見せていましたが、再度乖離幅の拡大を見せています

今のところ相場が反落するような兆候は見られません

現在がレンジ相場だと考えられる点を重視すると、RSIはすでに高値に達していますので、後は反落のタイミングを待つのみと言った感じです

ここまでの弱気相場からは脱したと考えていますので、相場が反落した場合、RSIは50周辺までの下落を見せてくるのではと考えていて、再度30に接触するような強い下落にはならないだろうと見込んでいます

懸念されていたFOMCと、ナスダックへの指数寄与度の大きな企業の決算を通過し、大きな材料を一旦折り込んだと考えられるナスダックですが、強い値動きはすでに過熱感を持っている状況だと判断しています

この3営業日の上昇はさすがにやり過ぎである感が否めません

一方で相場全体は最低でも横方向レンジ相場へ変化しているという見通しは維持していますし、むしろピッチフォークを支えとした上昇方向への推移へと切り替わった可能性を考慮しつつ相場を見ていった方が良いだろうとさえ思っています

そのため予想通りの反落が起こったとしても、それは相場が再度悪化するものでは無く、押し目のチャンスになる値動きになるだろうと見込んでいます

ナスダックはボラティリティが高い状態が続いていますので、ピッチフォーク一番下の線までの下落を覚悟する必要はあるかもしれませんが、ここまでの下値を切り下げるような相場は終わった可能性が高いことを再確認している状態だと考えていますので、下落予想はここから最安値を更新するような下落につながるようなものではない点にもご注意いただければと思います

以上のことからこれから1週間のナスダックは、週内に高値形成して反落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は12,600ポイントの上抜けです

大きな高安の半値基準をこのまま週内に上抜けてしまった場合、予想は完全に外れて想定外の強い値動きに入って行く可能性が高まります

イメージとしては、先ほどお話ししたコロナショックからの反発時と同様の値動きです

上値目処が役に立たない状態で一方的な上昇を開始、そのまま最高値を目指すような強い値動きが発生する可能性が高まります

反落のタイミングにおびえながらも買い向かわなければならないかなり難しい相場展開になると思います

この値動きに入ってしまうと、上値目処の予想はかなり難しいと思います

下落方向は11,500ポイントの下抜けです

7月26日の安値の価格付近になりますが、一旦強めの下落が起こる可能性に気を付けたいいポイントになる価格だと思います

今のところナスダックは横方向レンジ相場かピッチフォークの角度に沿った上昇を維持する可能性が高まっていると考えています

横方向レンジ相場の場合の下値目処は11,400ポイント周辺、ピッチフォークに沿った上昇の場合であれば下落目処はピッチフォーク1番下の線までの下落です

11,500ポイントを下抜けるとこの2つの下値目処を試しに行く展開になりますので、予想外に下落方向に推移しないか気を付けた方が良いポイントになると考えています

この2つの下値目処で下落が止まるのであれば、そこは押し目買いのチャンスになるタイミングだと思います

日経平均の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

日経平均のチャート

これから1週間の日経平均の予想は下落、予想値幅は27,000円から28,400円です

予想値幅下限は直近高安の半値基準の価格を、上限は大きなレンジの高値の価格を目処に設定、28,400円を目指して上昇する場面はあるものの、28,000円付近で頭を押さえられ反落する展開を予想します

ここ1週間の日経平均の値動きですが、月曜日はアメリカ株の下落とドル円相場の円高が進んだことで輸出関連株中心に売りが出て下落、火曜日は世界景気減速懸念で下落もFOMCを控え方向感ない値動き、水曜日は米時間外先物の上昇で日本株も上昇、木曜日はFOMCを通過したアメリカ株が上昇したことで上昇しますがドル円相場で円高が進行していたことを材料に上げ幅縮小、金曜日は木曜日同様にアメリカ株の上昇を材料に日本株も上げて始まりますが、日中に進んだドル円相場の円高推移の影響で後場は軟調な値動きとなり下落して週の取引を終えました

木曜日と金曜日の2営業日とも、28,000円を上抜けるかどうかの水準まで上昇していますが、そこで跳ね返されてしまい反落してしまいました

これから1週間の主なイベントですが、日本市場では特に重要視されているイベントはありません

火曜
 7月マネタリーベース
金曜
 6月全世帯家計調査 
 6月毎月勤労統計調査

では日本に株価を左右する材料が無いのかというと、8月第1週には主要企業の決算が集中しています

特に気を付けたいのが8月4日木曜日のトヨタ自動車の決算です

輸出企業の想定為替レートがどうなっているのかという点でも注目なのですが、ここまで大きな企業でありながら場中に決算を発表します

後場の決算発表後に急に値動きが起こるのは毎回のことではありますが、今回は急激な円高も重なっていますので少し警戒して決算を見ていきたいなと思っています

海外系証券会社のオプションの動向ですが、ABNアムロの8月限の建玉残に関しては下方向な印象です

損益は全体的にマイナス、株価が上昇するほど損失が増加します

225mini先物の1週間の取引を見ても、8月限がマイナス方向、9月限がプラス方向に振られているのが特徴的です

225mini先物の建玉

オプションの9月限がどのような状況になっているのかわかりませんので細かい判断は難しいですが、得られる情報から考えると8月のSQまではマイナス傾向、9月まではプラス傾向と見ているのではと考えています

オプション単体で考えると26,000円近辺まで下落すると最も損失の少ない価格帯に入りますが、ここまでの下落を想定しているかは現在の株価を考えると無いのではとも思います

JPモルガンはオプションの建玉残は上目線を継続、ただし225mini先物では8月限の買い建玉を減少させています

一旦の高値付近に達したと判断している可能性があり注意が必要かもしれません

8月限のオプション建玉残でも28,000円の水準にCALLの売りが大きめに入っていますので、この辺りが上値目処になっている可能性があります

2つの海外系証券会社の動向からは、8月のSQまでであればこの辺りが上値目処になるのではと言った感じです

9月限に関してはまだ細かくはわかりませんが、225mini先物の動向からは、もう少し上昇方向への期待感がありそうな雰囲気です

この辺りは今後も気を付けて動向をチェックしていくべきだろうと考えています

オプション全体の傾向は週を通してCALL優勢で上目線、相場全体としては強気です

取引高が多かったのはCALL28,000円と28,500円の2か所、PUTに関しては全体的に分散している印象です

上昇時の節目としては28,000円と28,500円の2か所が意識されそうです

海外系証券会社の225ラージとTOPIX先物ですが、JPモルガンの225ラージ9月限に関しては買い姿勢に変化はなかったものの、TOPIX9月限に関しては週末の2営業日にマイナスになっています

225ラージ先物の建玉
TOPIX先物の建玉

この2営業日は28,000円の水準で頭を押さえられていたタイミングの取引ですので、ここでTOPIXの位置取りを変更している可能性があります

CTAとグローバルマクロの5社全体でみると方向感はニュートラルと言った印象で、建玉の変化が少ないか、もしくは225ラージとTOPIXで反対方向に動いている傾向があります

全体的に方向感がつかみにくいと言った印象です

チャートのテクニカルでは、高値を付けた後に下落したものの週末にかけて再上昇していますが、28,000円の水準で頭を押さえられるような展開が続いています

本来であればこの水準から力強く上昇しても良いタイミングでしたが、ドル円相場の急激な円高推移が相場の重荷になっています

早々に28,000円の水準を上抜けられないと、このまま反落に入る可能性が高まっていると考えています

200日単純移動平均線を上抜けて、そこを割り込まないまま横ばい気味に推移しているのは好材料ではありますが、下からはボリンジャーバンド中央線が迫っていて、仮にですがボリンジャーバンド中央線を下抜けるような値動きを開始した場合は、同時に200日単純移動平均線の下抜けも起こし、そのままある程度の勢いのある反落に入ってしまう危険性があります

下落を開始した場合に週内に目指すとすると直近高安の半値基準、エンベロープ中央線、一目均衡表の雲上限、そして25・75・100日単純移動平均線と、かなり多くの要素が集中している27,000円付近になるのではと考えています

ここが下支えになるのか、それとも勢いよく下抜けてしまうのか、テクニカルで考えるとこれだけ色々な要素が集中していると一旦は下落が止まると考えた方が自然かとは思いますが、実際のところはその時のアメリカ株の動向にも影響を受けますので、今の段階では何とも言えないところです

ただこの辺りまでは下落してもおかしくないと考えるべきだと思います

また仮に28,000円の水準を上抜けることができたとしても、一旦の上値目処は28,400円あたりになるだろうと考えられますので、上値余地が少ない可能性がある点にも注意が必要だと思います

インジケーターではADXは18台まで上昇、現在はレンジ相場だと判断していますが、このまま強い上昇が続いた場合は上昇トレンド相場へと切り替わる可能性が出てきています

日経平均のインジケーター

-DIを上抜ける直前まで上昇していて、上抜けが起こると強気相場へのシグナルが一つ点灯したと判断していいタイミングだと思います

とは言え、6月には一度似た状況になった後に、反対方向に相場が動いていったことがありますので、まだ油断は禁物だとは思います

RSIは62台をわずかに下落推移、RSIシグナルは61台まで上昇してきていますので、ここで反落が起こった場合は早々にRSIシグナルの下抜けが発生して相場は下落方向へ推移する可能性が高まります

3月や6月と比較するとRSIは高値圏で非常に緩やかな推移を見せていますので、仮に反落しても40を大きく下回るような急激な下落には発展しないのではと今のところは判断しています

MACDはMACDシグナルの上を横ばい気味に推移、シグナルとの乖離幅を縮小し続けています

今のところここまでの上昇で上値が重たくなり、そろそろ反落するのではと考えられるような値動きになっています

7月22日を境にMACDオシレーターの減少が続いていますが、これは相場が弱気であるという明確なサインというわけでは無いとは思いますが、それでも材料としてはネガティブで、相場がこのまま横ばい気味に推移したとしても下落し始めるリスクの方が高いと判断しています

今まで相場が上昇した場面での上値が28,400円であったことから、ここからもう少し上昇する余地がある可能性は残されているものの、全体的に下落方向へと動き始めるのではと警戒した方が良いと思われる材料が多い印象です

その一方で仮に反落したとしても27,000円付近には強い下値抵抗が存在する可能性もありますので、そこまで大崩れするとも考えにくい状況と言った感じです

また現在はドル円相場の円高推移が強く発生していますので、ドル円相場の動向にも注意を払っておくべきだと思いますが、現在のところは下落推移を継続していますので、日経平均にはネガティブな材料となりそうです

アメリカの株式市場はFRBの強い利上げ懸念が後退したことで強い上昇推移を見せていますが、日経平均には円高推移が加わることで上値が重たくなっています

ここまでの軟調なアメリカ株の動きと比べると堅調とも思われる値動きをしていた日経平均を下支えした円安推移が、今度は反対に作用している形です

これもアメリカ市場が上昇しても日経平均の上値が重たくなる要因としてしばらく作用してきそうです

以上のことからこれから1週間の日経平均は、28,400円を目指して上昇する場面はあるものの、28,000円付近で頭を押さえられ反落する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は28,400円の上抜けです

横方向レンジ相場の形で2度頭を押さえられている価格帯ですが、ここを上抜けてくるとかなり相場の雰囲気が変わると思います

そのまま強い上昇相場へと切り替わり次の上値目処29,400円を目指すことになると思います

ただ難しいのがアメリカの株式市場の上昇によるサポートはあったものの、円高推移が下押し材料となり、日本市場の上方向への動きを相殺してしまっています

その中でここまで強い値動きが出るとすると、よほど良い企業決算が連続するか、再度円安推移が発生するかだと思います

ただ次に円安推移が発生するパターンを想定すると、それはFRBの強い利上げが再度意識された場合だと考えられます

そうなるとアメリカの株式市場は下落へ転じ、日本市場も引きずられるはずです

なかなか強い上昇を想定しにくいのでこの注意ポイントが起こる可能性は低いとは思いますが、起きてしまった場合にはさらに1,000円程度の上値余地が発生する点には注意が必要だと思います

下落方向は27,000円の下抜けです

直近高安の半値基準ですが、ここを下抜けてしまうと次の下値目処は25,500円周辺まで引き下げられてしまいます

日経平均が横方向レンジ相場である限り、25,500円から28,400円の間でのボックス相場を継続すると考えられます

そのためあまり驚くような値動きでは無いとは思っていますし、私自身は反落した場合はそのような値動きをするだろうとも思っています

27,000円の下抜けが起こるとそのような下値模索に入ることが想定されますので、ご注意いただければと思います

ドル円相場の予想と注意ポイント

チャートではボリンジャーバンドとエンベロープと一目均衡表を表示しています

ドル円相場のチャート

これから1週間のドル円相場の予想は横ばい、予想値幅は131円50銭から135円00銭です

予想値幅下限は直近安値の価格を、上限は金曜日のエンベロープ下限の価格を目処に設定、週を通してボラティリティは低下し横ばい気味に推移する展開を予想します

ここ1週間のドル円相場の値動きですが、月曜日はFOMCを前に持ち高調整のドル買いと米長期金利の上昇があり円安、火曜日は米7月消費者信頼感指数が市場予想を下回り一度円高推移しますが、その後ヨーロッパでの天然ガス消費量削減の合意が発表され景気悪化懸念が警戒されユーロ安ドル高になる流れで円も売られ円安、水曜日はパウエルFRB議長の定例記者会見で利上げペースが緩むとの見方から米長期金利が低下して円高、木曜日は発表された米4~6月期四半期GDPが2四半期連続でマイナスとなり景気悪化懸念から利上げ観測が後退し米長期金利が低下することで円の買戻しが進み円高、金曜日はアメリカの景気減速懸念や利上げペースの後退観測から円高推移、ただ発表された6月個人消費支出の内容が高かったことからインフレ圧力が意識されドルに買戻しが入り下げ幅を縮小して週を終えました

FOMCを消化するまでは膠着した値動きに終始していましたが、通過後に一気に円高方向へと推移し始めています

これから1週間の主なイベントですが、各国中央銀行の政策金利の発表はありますので油断はできませんが、やはり気になるのはアメリカで発表される経済指標の内容だと思います

月曜
 米7月ISM製造業景況指数
火曜
 オーストラリア中銀政策金利
水曜
 米7月ISM非製造業景況指数
 米6月製造業新規受注
 ブラジル中銀政策金利
木曜
 インド中銀政策金利
 イギリス中銀政策金利
金曜
 米7月雇用統計

月曜日の7月ISM製造業景況指数、水曜日の7月ISM非製造業景況指数と6月製造業新規受注、この3つは景気先行指標となりますがどれも悪化見通しです

非常にややこしいのが、単純に景気悪化懸念であれば米長期金利の上昇が起こる可能性はあるもののリスク回避の円買いが発生して円高に、景気悪化懸念を考慮してFRBの利上げペースが緩むとの見方が強まれば米長期金利は低下して円高に、どちらにしても円高推移する可能性が高いと考えています

現在FRBの政策金利は、アメリカの中立金利と考えられる2.5%まで上昇しましたので、ここからは過度なインフレ懸念が無ければ利上げ圧力はそこまで高まらない可能性があります

問題になるのはFRBが今後のインフレ率によっては再度強い利上げを行う可能性がある点です

この見直しが意識される可能性があるとすると、次回の消費者物価指数の発表がある8月10日が最有力だと思います

これから1週間に関しては、この消費者物価指数の動向を意識しながら、円高方向へのバイアスがかかり続けるのではと考えています

また毎月恒例ではありますが、週末の雇用統計は波乱要因になりかねませんのでご注意ください

チャートのテクニカルでは強く下落し始めたドル円相場はボリンジャーバンド下限を押し広げるようにバンドウォークを開始、エンベロープ下限を一気に下抜けました

最近のドル円相場は一旦方向感が出て強い値動きが始まると、テクニカルを無視して一方的な値動きを続けることがあるため、このまま一方的な円高推移が続かないかにかなり注意しないと危ない状態です

通常であれば一目均衡表の雲への接触やエンベロープ下限の下抜けが起こったことでいったん反発する局面だと思いますが、判断がちょっと難しい状態です

金曜日に下髭を出した安値の水準は75日単純移動平均線のある価格で、さすがにいったん下げ止まるかなと言った感じはあります

インジケーターではADXは24台を上昇推移、木曜日までは下落推移していたのですが金曜日に上昇へ切り替わりましたので、タイミングとしてはレンジ相場なのかトレンド相場なのか判断が難しいです

ドル円相場のインジケーター

RSIは36台まで下落、40を下回ったことで高値からの調整の反落をそろそろ終えてもいいタイミングに入っています

MACDは下落推移を継続、MACDシグナルとの乖離幅を拡大中で今のところ相場の転換サインはありません

月曜日に底堅い値動きをした場合は反転のシグナルが出る可能性はありますが、それを確認するまでは底値を付けたと判断することはできない状況です

下値目処としては良い所まで下落していますが経済イベントを考慮すると円高要因がまだまだありそうです

テクニカル的にも一旦下値を付けてもいい水準まで下落したと考えられる点はあるものの、インジケーターには明確な反転サインは出ていません

そのためここで完全に下げ止まったと判断するのはちょっと難しい点を考慮して予想値幅を広めに設定しました

以上のことからこれから1週間のドル円相場は、週を通してボラティリティは低下し横ばい気味に推移する展開を予想します

ここからは予想外の動きをした時に注意していただきたいポイントです

上昇方向は135円40銭の上抜けです

直近高安の半値基準の価格になりますが、ここまで急激に戻してくるとそのまま円安方向へ上昇を開始してしまう可能性があります

今のところそのような値動きが発生する兆候は無く、再上昇を開始するタイミングがあるとすれば8月10日の消費者物価指数のあたりだろうと考えていますが、これ以外で強い円安方向へのバイアスを掛けるようなイベントは思いつきません

可能性があるとするとパウエルFRB議長から金融政策に関しての発言が行われた場合です

金融市場はFRBの強い利上げ懸念を急激に後退させていますが、次回のFOMCでは大幅な利上げが見込まれていますし、今後の利上げペースはデータ次第という発言もあります

そのような中で改めて強い利上げを意識させるような発言が出てくれば、ここまでの円高推移は一気に巻き戻され、再度円安推移へとドル円相場は踵を返すと思います

今のところそのような予定は把握していませんが、イベントが発生した場合には注意が必要だと思います

下落方向は131円50銭の下抜けです

今回の予想値幅下限ですが、ここを下抜けると一目均衡表の雲も一緒に強く下抜けてしまう事になります

この場合懸念されるのは、もう1段の強い円高推移です

米10年債利回りの動向を見てみると、6月半ばから強い下落を見せていて、現在の水準は2.65%まで下落しています

米10年債利回りのチャート

FRBの政策金利は2.25~2.50%、年末には3.00~3.50%まで上昇する予定です

その中で今の米10年債利回りはちょっと低すぎる印象があります

そのため米長期金利のこれ以上の強い下落による円高推移は起こりにくいのではと考えています

仮にこの値動きが起こるとすると、景気悪化懸念から起こるリスクオフの円高、もしくはここまでの強い円安方向へのポジションを大きく調整するための円買戻しの円高です

前者の場合はおそらく126円50銭から127円00銭までの下落とまだある程度値動きの予想はつくと思いますが、後者の場合は下値目処の見当がつかなくなる危険な下落に発展する可能性がありますので注意が必要だと思います

予想外に強い円高推移が起こった場合、その要因がどのようなものなのか、その分析内容によって下値目処をどう考えるのか切り替えて考える必要があると言った感じです

あとがき

押し目待ちに押し目なしという相場格言があります

上昇時に押し目を待っていてもいつまでも下落してこず、高値掴みして損をするという内容なのですが、相場がこのまま強い上昇を継続した場合は、株式相場はまさにその状況になりかねないような強い値動きに入っています

私個人の予想としては今の相場はFRBの利上げ見通しを楽観視しすぎていて、恐らく反落するだろうと思っていますし、その反落時に買いを入れたらいいだろうと考えています

まさに押し目待ちです

この考えが正しいかどうかは週末には結果が出ているかと思いますが、私自身このタイミングで本当に買わなくていいのか日々真剣に悩んでいます

一方でドル円相場は、FOMCの結果を受けて金融市場が持っていた強い利上げ懸念が後退、相場は一気にリスクオンの状態となっています

リスクオンであれば債権は売られ米長期金利は上昇するはずですが、そもそもの利上げ見通しが引き下げられることによって米長期金利は低下傾向、ドル円相場も円高推移が進んでいます

とはいえ米長期金利の下落に比べるとドル円相場の下落の勢いは激しく、ここまでの円安へかけていたポジションの巻き戻しを感じさせます

巻き戻しであればある程度のところで下落は止まるとは思いますが、今のところチャートに明確なシグナルは無く見極めが難しいタイミングです

私自身が自分に言い聞かせていることですが、予想が外れても予想通りでも、自分が後悔するようなトレードだけは絶対にしない、とにかくこれを心がけねばと思っています

日曜日に再度個別銘柄の分析をしっかり行いたいと思いますが、果たして買いに入るべきなのかそれとも待つべきなのか、今の日経平均の自分の予想を参考にしつつしっかり考えていきたいと思います

皆さんもどうか後悔の無い様にトレードに臨んでいただければ幸いです

それでは今週もご覧いただきありがとうございました

土曜日のシーカーズの週間株為替予想は以上です

【インジケーターの基本設定(変更する場合もありますのであくまで参考です)】
・単純移動平均線
 5・25・75・200日
・一目均衡表
 転換9・基準線26・先行スパン(1)26(2)52・遅行スパン26
・ボリンジャーバンド
 期間9・乗数(1)2(2)1
・エンベロープ
 期間20・乗数5(ドル円は乗数1.5)
・MACD
 期間12・長期26・シグナル9
・DMI
 DI14・ADX14・ADXR14
・RSI
 期間14・シグナル9

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